ライク・ア・千両みかん

27/Ⅱ.(木)2020 はれ ランチのおかずのタレをご飯にかけて食べたら「作り甲斐があります」とコックに喜ばれる。

コロナの生物兵器説が盛り返して来ましたね。
東スポでは、習近平主席の敵対勢力が政府をおとしめるためにばら撒いた、と書いてあった。
誰かに聞いたのだが、日本では「老人を殺すため」に放置しているのだ、とか。
生物兵器的な姥捨て山、な発想か。
姥捨て山、と言えば、浅野いにおのマンガで、何才以上の老人は施設に入り勉強をして、
①一定点数以上取れれば「人権」をもらえ、②テストを受けなければ安楽死、③点数に満たなければ「人権」を与えられず社会に放たれる、
という怖い未来社会の短編がありました。クリニックにあるからみたい人はスタッフに聞いて下さいね。

今は色んな物が売り切れですね。
今朝のサンドラッグ。↓。

今日の、セイジョー。↓。

普通のウエットティッシュやハンドソープも品薄でしたね。
コロナは世界にパンデミックしてるらしく、ヨーロッパの老人が「パスタも売り切れだよ。こんなこと戦時中でもなかったよ」とカメラに訴える映像を流してたから、
その内、お米も買い占められたりして。かつての「タイ米騒動」を思い出しました。

そう言えば、ポーランドの「スピリタス」というウォッカのアルコール度数が97度で、薄めて消毒に使えるとネットで評判になってるそうだから調べてみたら、
500ml一本が、百四万五千円になってましたよ。多分、普段は二千円くらいですよ。高い!

横浜銀蝿一家の「ジョニー」という男が、「100万$ベイビー」という歌をヒットさせた頃、↓、

大学の友人が学校で一番可愛い子を好きになり「100万円ベイビー」と呼んでたのが懐かしい。相応の値段だ。「スピリタス」とは大違い。リーズナブル!

高い!で思い出したのですが、皆さんは、「千両みかん」という落語を知ってますか?
ある金持ちの息子が寝込んでしまい、どんな医者にみせてもわからない。
そこで主人は幼い頃から慕っている番頭さんに息子の様子を聞いてもらう。
最初は渋っていたが、そこは番頭さんとの信頼関係だ、寝込んでる理由を打ち明けた。
それは、「みかんが食べたい」。
番頭さんは、「なんだ、そんなことですか?お安い御用ですよ」と息子に言って、主人に報告して、一件落着みたいな顔をする。
すると主人から大目玉だ。
「お前さん、そんな安請け合いして、みかんはどうするんだい?」。

番頭さんは主人におどされ、江戸中を探して回るのであるが、真夏にみかんなどないのである。

途方に暮れて、やっと老舗のみかん問屋に行くと、「ある」という。
そこでは真夏にそういう客が来るんじゃないかと毎年、何箱もみかんを涼しい倉に貯蔵していたのである。
もっとも実際、真夏にみかんを買いに来たのはこの番頭さんが始めてだ。
番頭さんは腐ったみかんの中から一つだけ、「食べれる」みかんを執念でみつけた。
「お代は?」と尋ねると、「千両」だと言う。
思わず番頭さんは、「いくらなんでも足下を見過ぎてないか?」と食って掛かるが、
みかん問屋も負けていない。「これはうちの、のれんの意地です」と。

番頭さんは怒られると思いながら家に帰り主人に報告すると、あっさり「まぁ、その位するだろうね」と。
千両と言えば、今で言うといくら位だろうか?きっと宝くじが当たったような金額だ。

番頭さんが、千両払ってみかんを買って帰り息子に食べさせると、たちまち元気になった。
みかんは10房あった。1房、百両の計算。
息子は番頭に何度も何度も礼を言い、「ここに3房ある。お父さんとお母さん、それから番頭さんで1房づつ食べておくれ」と渡します。
あれほど食べたがって具合まで悪くしたみかんを心配してくれた3人に分け与えるとは優しい子です。
番頭さんは感動しながらも考えます。
「来年自分は暖簾をわけてもらい店をだしてもその時、もらえるのはせいぜい何十両。…でも、今ここに三百両ある。
おやじさん、おかみさん、申し訳ありません」と番頭さんは、みかん3房持って姿をくらました、という。
これが、千両みかん、のあらすじ。

僕はこれを激写メ・ストーリーで再現しようと思いましたが~泥棒役は渡辺さん~原作を越えられないので考えました。
たとえば、冬にスイカを食べたがる、にしようかとアマゾンでスイカの風船を300円でみつけた。
しかし、「3切れ」にするのが難しく断念。

時事風刺的に、マスクを欲しがる中国国家主席の息子、なんて設定も考えました。「千両みかん」ならぬ「千元マスク」。
中国1元は、15.4円らしいから、千元は1万5400円。今のネットの相場と同じですかね。面白いと思ったのですが、受付たちから反対されました。

さてそんなカワクリの感染対策は万全を心掛けてますが、何と言っても秘密兵器はこれです。水晶&地球の周波数の音叉。↓。

スーちゃんに持ってもらいました。↓。

これで空気を浄化します。↓。

一人診察が終るごとに浄化して行きます。まぁ、なんてスピリチュアル!

BGM. Johnny「$百萬BABY」


3 Replies to “ライク・ア・千両みかん”

  1. 今日のお昼ご飯は、鶏肉の照り焼き、みたいなもの。
    インドカレーでご飯とカレーが別に出てくるのありますね。あれは下にスパイスが沈殿しているから、ソースをスプーンですくってご飯にかけず、ドバッと最初から掛けた方がいいと聞くように、今日の料理もそう思い、ご飯に汁をかけました。
    「それ、絶対、美味しいですね」とスーちゃんも真似しました。原さんは真似しませんでした。
    コックに、「汁、ご飯にかけたの、この子もだよ」とスーちゃんを紹介すると、スーちゃんは「グッ・ジョブ」みたいに親指を立ててコックに押し出すから、コックは照れて、まるで、コックの照り焼き、がスーちゃんお手の物。

  2. 川原先生こんばんは。

    世にも奇妙な物語の「サブリミナル」って話ご存じですか?
    パラダイスガムっていうと分かる人もいるかな。
    人口が増加し続け、高齢者が増える日本で、ある時期から高齢者の自殺が相次ぐようになる。それと同時期に流れ始めた、セクシーな美女がサンバを踊りながら宣伝する”パラダイスガム”のCM。
    実は、パラダイスガムのCMの数秒に、高齢者は自殺するように。というメッセージがサブリミナル的に挿入されていて。それは政府の人口削減の陰謀だった・・。それに気づいた記者の運命やいかに。

    的な話です。冒頭の陰謀説の話を読んで、思い出しました。危機感あふれる世の中の雰囲気ですが、ここに来て、先生の記事を読むと、なんだかホッとします♬

    1. いずみさん、こんばんは。

      面白い(ファニーじゃなくて、インタレスティングな)コメント、ありがとう!
      色々、返信コメント考えたけど、どれも素材を邪魔するから、このままで~
      1日1笑い、で頑張ろうね~good luck!!

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