25/Ⅷ.(火)2020 はれ ナイツ、9月からラジオお昼の顔に。
日テレの夏の風物詩・24時間テレビが終わりましたね。皆さんはご覧になりましたか?視聴率は27・6%だったそうですが、本日カワクリ出勤の5名は誰も観てませんでした。佐々木希が「生」で笑点の座布団くばりをしてたそうですね。「アンジャッシュのアの字」も出なかったそうです。
視聴率と言えば、半沢直樹、が絶好調ですね。毎週25%とか聞きます。制作サイドは自信満々でしょうが、よく考えたら国民の75%(4分の3)は観てない勘定になります。僕もその過半数だったのですが、さすがにこないだの回は観ましたよ。ゲストは声優・宮野真守。セリフは「はい」のみだったが、悪役の手下として登場して半沢直樹をにらみつける普段はみせない(声優だから)悪い顔もネットでは大評判。
そんな暑さも一段落した、特別な夏ですが、僕は診察室を模様替えしました。↓。
待合室にある、談志の色紙「半分あればいいや」と交換します。↓。
交換トレードだから、待合室にミニサイズの「人生成り行き」が飾られます。これは、談志の座右の銘。↓。
診察室の色紙のサイズが大きくなるから、「おしぶどう」のタペストリーを外し、待合室のテレビ側の奥に隠れる様に貼ってもらいました。↓。
アニメ「かくしごと」は、父子の物語、お父さん役(後藤可久士=ごとうかくし、英語読みすると、カクシゴト、になる)が、化物語の阿良々木暦の中の人で、娘役(後藤姫=同様に、ヒメゴト、になる)が「からかい上手の高木さん」の高木さんの中の人です。12才の姫ちゃんと、18才の姫ちゃんの世界が交錯しながら進行します。12才はコミカル(なぞかけ)で、18才はシリアス(なぞとき)です。各々の姫ちゃんのキャンパスを受付のカウンターの下に立て掛けてありますが、皆さん、気付いていましたか?。↓。
そして新しくなった診察室の模様替えがこんな感じです。色紙のサイズが大きくなるから、「おしぶどう」を外し、「かくしごと」のキャンパスを貼りました。この場面は、18才になった姫ちゃんが鎌倉の家を訪れ、お父さんの「かくしごと=隠し事」は「描く仕事=人気漫画家」だったと知る場面です。原稿用紙が効果的に宙に舞っていますね。↓。
このアニメを初めて観た時は、ぶっ飛びました。ED曲が、大瀧 詠一の「君は天然色」だったからです。見事な仕掛けだと思いました。
これは1981年に作られた歌で、大瀧 詠一は、
「どうしても売れる歌を作りたい」と、盟友の松本隆に作詞を依頼しました。
発売日も7月と決まっていました。
ところが、松本隆の妹さんがその直前に亡くなってしまうのです。
松本隆は、「とてもじゃないが、詞などかけない」状態になり、そう伝えると、
大瀧 詠一は、「待つよ」と言って、発売日を遅らせたのです。
3ヶ月くらいして、やっと、松本隆が立ち直って、書いた詞が「君は天然色」なのです。
♪思い出はモノクローム、色をつけてくれ♪
♪机の端のポラロイド写真に話しかけてたら♪など、
この歌は何も知らないと明るい恋を歌ってるようですが、妹さんのエピソードを聞くと、味わいが深くなりますね。それがアニメ「かくしごと」にも隠し味になっているのです。
BGM. かくしごとEDテーマ