文化部通信~その弐拾参~

こんにちは、文化部通信23弾。文化部長スーです。

さぁ、今月は”11”月!ということで、”11”をクリニック中探しましたが、何も見つかりません。

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…のみです。
”11”はイレブンなので、サッカー関係も探しましたが何もなしです。
カワクリ内には野球や相撲やプロレスやスケボーやカーリングや空手はあっても、サッカーだけありません。
先生は「人間が猿から進化した1番のあかしは、手を使えることだ」と言ってサッカーを嫌っています。サッカーに恨みでもあるんでしょうか?もしかして若かりし頃、好きな彼女をサッカー部の男子にとられたのかもしれませんね。

そういう訳で、川原クリニックではサッカーに詳しい方がいるので、”11”に関連したサッカーの記事を書いてもらうことにしました。
心理のとくださん、お願いします。

こんにちは、サッカー担当とくだです。
最近は、サッカーの試合、日本代表戦もアウェー戦だとDAZNに入ってないと観られません。。。加入しないと観られないとなるとハードル高くなってしまいますよね。

ただ、今日本代表は10月、11月(11/11と16)、大切な時期なんです!(慈英さん風)
2022年W杯アジア最終予選、真っ只中です。ホームアンドアウェーで10戦あるうち4戦終わって、勝ち点6。森保ジャパンは、ギリギリ首の皮一枚で繋がっているようなハラハラする展開になっています。
あと地上波で観られる、高校サッカー選手権も第100回大会、年末に恒例の開幕です。こちらも控えていて、これもまた楽しみです。

私なりのサッカーの楽しみ方としては、
1、観戦する(生の試合をなるべく観たい)!
テレビやスタジアムでJリーグの観戦。旅行でもサッカースタジアムに行きます。たくさんは行ったことないのですが、ご当地グルメも含めて楽しめますしね。

2、かっこいいプレーに注目する!
個々の選手のプレースキルの高さはやっぱりかっこいいですね。トラップの仕方とか、よくそんなにきれいに止まるな!!とか、あとはゲームメイクできる選手にはどうしても目がいきます。そんな展開!と視野の広さなどを感じるとワクワクしてきます。フリーキックやコーナーキックからのセットプレー、攻撃だったらキックのスキルはもちろんですが、こぼれたボールによく詰めていた!とか、そういうのもワクワクします。セットプレーで守る時は、壁の作り方も注目ポイントですね。そうやってコースを絞って蹴らせるのか、と。この前のオーストラリア戦でも権田選手が細かく設定していましたね。

3、注目選手を追う!
高校サッカー選手権を見続けて、もう結構な年数経ってきましたが、高校生だったあの選手がこんな活躍を・・・と。時には同年代、は言い過ぎか、まぁ現実の年齢と心の中での年齢って違ったりもしますけど(笑)、とにかく時には、選手に近い気持ちで勇気をもらいながら、
だんだん選手よりさすがに年上になってきて、最近ではなんだか選手の成長を見守る親戚のような気持ち?で勝手に感動してます。

一昔前よりも、海外でプレーする選手も今は大分増えました。そして、海外で一通り活躍して、最近はJリーグに帰ってきてくれたり、解説者として活躍されていたりする選手も多いです。
海外から帰ってきた選手たちの話で、よく聞くし気になるのは、『欧州のサッカーと日本のサッカーの違い』です。別物、らしいんですよね。何が別物なんだろうと思っていたのですが、最近見聞きした話を考えると、ボールへの距離感というか、対人的な距離感というのか、それがまず大きく違うようです。
私も素人でよくわかってないのですが、どうも欧州のサッカーは、攻撃していく時に、相手のセンターバックにもどんどん当たりにいく、肉弾戦もいとわず正面から向かっていく感じのようなんです。ボールが奪われてもプレッシャーのかけ方が速い。一対一の当たりが強いのかな。一方、日本のサッカーは、距離感がもう少し保たれている、この辺りをどう説明したらいいのか難しいのですが(汗)センターバックに当たることも厭わずというよりは、サイドに流し、肉体的に当たりが強くなる可能性もある中央突破をするよりも、そうではなくて、ボールの位置をサイドにずらし、なるべくパスコースの選択肢を消すことを念頭におくようです。
ちょっとした前提の違いですが、こういうところ一つとっても、おそらく全体のゲーム運びが変わってくるんだろうと思います。

あとは発想の違い、ということもあるのではないかという面白い考察を、元アントラーズの岩政さんが解説されていました。欧州は、逆算型で達成したい目的をまず先に考える。ゴールに向かう、そのためにどんなパスが必要か、ということかな。日本の考え方は積み重ねていく、積み上げ型、っていっていたと思うんですが、まずは止める、蹴る、といったことからでしょうか。そういった一つ一つが積み上げられてゴールに至ると考える。そういう違いもやはり、ゲーム運びの違いとなっていくんでしょうね。

こうやって考えると、欧州の当たり前と、日本の当たり前、前提が違うところがたくさんあるんだなぁと実感します。心理(特に精神分析)の世界でも、欧州からの輸入文化で、日本に入ってきた時に、色々と先人の抵抗も大きかったのか、独自の発展の仕方をしている。そのあたりはどう考えていけばいいのか、今、私たちが向き合っていけるとより日本の心理臨床も深みが増すのではないかとは思います。ただ、実際向き合おうとするとなかなか難しいです。興味深いポイントなんですが。1人で考えすぎるとこれは悶々とするので、ディスカッションをしながら、臨床に携わる私たちが考えていきたい課題の一つだなと感じています。

さて、少しそれましたが、ありがとうございました。
では、話を戻して、11、といえば、ですね。スーさん、お返しします!

とくださん、ありがとうございました!勝ち負けだけじゃなく、色んな楽しみ方があるんですね。日本と欧州の違いってスポーツの世界でもこうも違うんだとびっくりしました。どっちもかっこいいですが、やっぱり私は日本型なんだなぁ・・と。。
サッカー見る時はとくださんの解説ありで見てみたいです!笑

では、11月生まれの10人?のイラストです。どうぞ。

1「亀井静香 11/1」

2「いかりや長介 11/1」

3「手塚治虫 11/3」

4「明治天皇 11/3」

5「野口英世 11/9」

6「忠犬ハチ公 11/10」

7「田中邦衛 11/23」

8「フワちゃん 11/26」

9「ブルース・リー 11/27」

10「バカリズム 11/28」

9人+1匹でした。
先生に教えてもらったんですが、手塚治虫さんって医師免許持ってるんですね。
あんなに面白いマンガをかけて頭までよろしいんですか…すごい…。
ブラックジャックがあんなにリアルで面白いのも納得です!
また久しぶりに読みたくなっちゃいました。

 


10 Replies to “文化部通信~その弐拾参~”

  1. 昔、「赤き血のイレブン」っていうサッカー物のアニメがありましたが、主題曲の歌詞の中に「男が目指す敵ゴール」ってのがあって。時代を感じさせますね。
    とくだ先生詳しい。未だに私は「アウェー」という言葉の意味を知りません笑。カズとパープルサンガの出てきたころを知ってる世代です。ブルース・リーのあの名セリフは、出世作の「燃えよドラゴン」に出てきます。最近、私は、B級クンフー映画に凝ってますが、オタク話になるので、アウト。
    荒川静香さんは、大学の頃、流行ってました。キム・ヨナ選手もいいですが、私は、イナバウアーを取りますね。

    1. papaさん、こんにちは。スーです。
      昭和の熱血漢という感じなかなか良いですね~!
      私はサッカーのルールについて1mmも分かりませんが、そんな私でもサッカー見てみようかなとひかれる文章でした!さすがとくださん。
      「アウェー」についてもいつか教えてもらいましょう。。
      B級映画に手を出すと抜け出せなくなりますね、どのジャンルも。イナバウアー1度はやりましたよね。今やると腰をやられそうで怖くて出来ません。
      コメントありがとうございました。

  2. スーさん、お久しぶりです。
    相変わらず、スーさんの癒し系なほんわかなイラストには和みます、ありがとうございます。

    愛犬ハチ公に、物語を思い出して、涙ぐんでいます。
    いじらしい…

    今回は特にフワちゃんが似ている気がします。
    フワちゃんは破天荒だけど、愛されキャラですよね。
    羨ましいです笑

    1. 佐保さん、お久しぶりです。スーです。
      ゆるーく書いてます。ありがとうございます。
      ハチ公物語泣けますよね。虹の向こうでは飼い主と再会してまた楽しく過ごしてることを祈ってます。

      フワちゃんのまわりを巻き込んで楽しませてくれるあの力強さが好きです♪
      あの元気さ、羨ましいです~。

  3. 杉山さん、こんにちは。

    まさかの徳田さんの登場に、11は少なくても、内容が濃くて、今回も楽しく読みました♫ 私は、サッカーや野球を観る事は全然無くて、ルールもよく知りません。なので、楽しいと思った事もありません。でも、よく考えたら、こうやって、『サーカーの楽しい見方』みたいな事を誰からも教えてもらわなかったからかも。こうやって、楽しい見方を教えてもらう事って中々無いですよね!サッカー。ちょっと、楽しそうだなと思いました。

    イラストは、どれも似ていて、選ぶのが難しいですが、あえて挙げると、田中邦衛とバカリズムが好きです。今月も文化部通信ありがとうございました。

    1. いずみさん、こんにちは。スーです。
      とくださんに助けてもらった11月号でした!
      サッカーと野球って、「知ってて当たり前」っていう雰囲気があるので今さら聞きにくいですよね。
      私も、優しい解説をしてくれる人と見てみたいです。

      いつもコメントありがとうございます。意外なイラストを気に入っていただけて嬉しいです♪

  4. こんばんは。

    少し知って欲しい事があって。
    「精神科女医のたわごと」というWEBメディアがあるのですが、俗悪すぎます…。

    私が思ったのは、小室圭さんをサイコパス扱いしたり、「精神分析」を使って人を不幸にしているのが本当に腹立たしかったです。そもそもで小室さんは親御さんの一件であんなにバッシングを受けて、本人には何の非もないのに、未だにバッシングされていますよね。私はずっと眞子さんを気にしていたのですが、とうとう精神科医までもバッシングするなんて…。

    私の職場の不適応とは、話が違いすぎます。
    私の場合は、私に不備があり、このような状況に置かれています。他の人から見れば、同じように見えても、根本的に商売道具を誹謗中傷に使うなんて、本当に医療従事者なのか?と思います。

    私は、こんな世の中おかしいと思います。
    彼女が精神分析していいのは、契約を結んだクライアントだけだと、私は思うのですが…。

    私はずっと眞子さんたちを応援しています。

    先生ならわかってくれるかなぁ…とおもって、
    書き残しました。先生の記事じゃなくて、ごめんなさい。

    だけど、先生は色々悟ってるから、
    許しちゃうのかぁ。

    私はあまりこういう行為には賛成できません。
    眞子さんを何年かずっと応援してきた身として、
    断じて許す事が出来ずにいます…。
    二人が幸せでありますように…

    1. 名前なんてなくていいさん、こんばんは。川原です。

      僕は眞子さん(ま)の応援をしてるのが我・佳子さまだけと知り、また「名古屋のメダル噛みおじさん」以来の国民の敵となった小室圭さんを判官びいきで応援したくなり、小室さんがちょんまげを切るタイミングで坊主にした二人の数少ない味方です。「しあわせ」って最近よく分からないのだけれど、相対的で良いから「しあわせ」になって欲しいものです。

      僕は前々からワイドショーやマスメディアで喋る精神科医や臨床心理士はなんでみんな、あんなにバカなんだろう?あれは悪意を持ってそういう人選をして、専門家の地位を故意に貶めてる営業妨害だとずっと思っています。きっとまたその類ですね。…やれやれ。

      1. そうですね。

        「しあわせ」の意味も人生の意味と同様に分かりませんよね。私もその一人です。でも、最近はひとつずつ分かる様になりました。今度、お話ししますね。どうぞ聴いて下さい。

        先生の児童からの診察の検討もワクワクしました。結局、私は先生が頑張ってるお姿をとても愛おしく思います。それは、自分の憧れだからなんだと思います。私は先生のようなセンスも技術もないけれど、ひたすら忍耐で頑張ってきました。

        社会的入院も、徐々にクローズアップされ始めて、私も研究しなくても良い時代が来るかもしれませんね。やるべき事を粛々とこなしたいだけです。

        今日もお仕事頑張ってね!
        私も頑張ります!!

        1. 名前なんてなくていいさん、こんばんは。

          「しあわせ」についてまたお話ししてくれると嬉しいです。
          児童の領域、模索中です。必要なマンパワーや時間配分などを考え中です。
          社会的入院の研究、応援してます。

          僕の欲しいドラえもんのひみつ道具ベスト3は、「にくめないん」「ジ~ンマイク」「流行性ネコシャクシビールス」です。
          どんなことを言っても態度をとっても相手からは「憎めない」と思われ、ここぞと言う時に感動をする言葉を吐き啓蒙し、その考えを広く伝えることで「正義」を振りかざします。
          まるで支配者にでもなれそうで、ちょっと怖いくらいの組み合わせですね。ただし、一日くらいしか効果ないですけどね(笑)ではまた~

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