ビートルズにチャネリング

28/Ⅰ.(土)2023 寒い 三浦瑠璃の名、朝生出演者の欄からこっそり削除。

正確に「チャネリング」というものを定義するのは難しいが、僕は困ったことがあると、自分の心の中の宇宙にいる「人物」と交信し、その人から教えを乞う。ま、「この人ならどうするかな?」って考えることと大差ないのだが、チャネリングに詳しい人に聴いたら、「それはチャネリングです」と言ってもらったからチャネリングです(笑)。誰に聞くかは時と場合によるが、主に「忌野清志郎」「野坂昭如」「アントニオ猪木」「ビートルズ」が多い。

昔紹介しましたが、こんな夢をみたことがある程です。

卒業した学校の同窓会に出た。
校長先生らしき人が挨拶のかわりにおニャン子クラブの「セーラー服を脱がさないで」の替え歌で、僕らにメッセージをフリまでつけて送ってくれた。
♪セーラー服を脱がさないで~ てめえら、いいかよく聞けよ~
♪セーラー服を脱がさないで~ 髪を伸ばしたり服装違反したりカッコよくは見えなかったけど 何かの反発だと思ったからそれはいいことだ~
♪セーラー服を脱がさないで~ そうさ、おめえらにはそれ位しか‘力’がなっかたからな、しょうがねぇ~
♪セーラー服を脱がさないで~ てめぇらも社会に出て、少しはやつらと戦うやり方がうまくはなったかい?、こんな歌だった。生徒たちはヤンヤの大歓声だ。
だけど、果たして、こいつらは本当に‘反発’なんかしているのか?「現状への不満」とはき違えてるだけじゃないのか?俄かに学生時代の記憶が蘇る。「だから集団になるとロクなことはない。個々には善良な奴だとしても、むしろそういう奴ほどロクでもない」。
急に僕は、ここにいていいのか?と不安になる。
するとその時、ビートルズの4人が特別ゲストとして登場した。4人揃うのは随分と久し振りだ。ジョンは5月なのに紺地に白の雪ダルマをあしらったマフラーをしている。
あれは僕が学生時代に持っていたのと同じマフラーだ。
ジョンは暗に自分も僕と同じ考えだ、ということを示してくれているんだ。
ジョンのいつものやり方だ。
ビートルズの4人は、近くで見るととても大きいんだ。

↑ここまでが夢。

 

さて下はこないだ紹介した今週のレコード。

来週の7枚は、そういう訳でビートルズ特集にします。ビートルズで一枚を?と聞かれたら困りますね。その日の天気や湿度や気分で変わりますからね。それは拓郎やRCやSMAPにも言えることでしょう。とりあえず、初心者入門編には「赤版」と「青版」のベスト。ビートルズの4人が時を経て、同じ場所で同じアングルで写真を撮ってるのがかっこいいですね。ビートルズの活動期間って「7年半」弱です、短いですね。山口百恵が「7年」です、短いですね。

「アーリービートルズ」は後に日本版を番号順にした時のアルバムには入っていません。でも大瀧詠一が「アーリー大瀧詠一」ってベスト盤出した時のタイトルにしたり、RCサクセションのデビューアルバムが「初期のRCサクセション」などと影響を与えています。

右の「マジカルミステリーツアー」はビートルズの4人がバスに乗って、ドキュメンタリー調に何かが起きるかを記録するという映画のサントラですが、この映画のオチは結局事件らしいものは起きなかったというもので、ヤラセがないと番組は成立しないという幻想を生んだ元凶だと思います。タモリがパロディで「ラジカル・ヒステリー・ツアー」というLPを出してます。サザンの桑田が楽曲提供した「狂い咲きフライデーナイト」が収録されるなど力の入った名盤です。

サージェントペパーズを推す人も多いですね。ジャケットに色んな人がいます。面白いところでは、ユング・フロイト・マルクス・アインシュタイン・マリリンモンロー・ボブディラン・アレスタークローリー(黒魔術師)・ルイスキャロル(不思議の国のアリスの作者)・福助人形などが見えます。探してください。

右は、僕が中学の頃、キッスやエアロスミスやクイーンやベイシティローラーズなどが流行ってる時に、ビートルズのブームが来て、新しく発掘されたライブ盤が出ました。ビートルズは楽曲を重視して中期からライブをやってないので初期のライブです。

しんがりはオールディーズ。サイケデリックなジャケットで僕は好きなのですが、CD化されてないと思います。寄せ集め的なコンセプトだったからだと聞いてます。

下は僕の今日の気分で決めた、ビートルズの1曲。みなさんの今日の気分は?

BGM. ビートルズ「Do You Want To Know A Secret」


4 Replies to “ビートルズにチャネリング”

  1. チャネリングというと、まあ平均的に言うと「バシャール」で有名になりましたが、私は自分の心の中にいる人物と、交信できず、あきらめました。自分だけで追い詰めてしまうタイプだから、出来ればいいのに、と思いますが。
    ビートルズは、思い出がありすぎます。自分が初めて聞いたポップ・ミュージックですから、色々ありますね。
    アメリカ向けに作られた「イエスタデイ・アンド・トゥデイ」や、「アーリービートルズ」は持っていません。ビートルズの2枚目のアルバムが思い出せない! 一番聞きこんだのが、2番目のジャケの「ア・ハード・デイズ・ナイト」、ビートルズの最初の映画のサントラがA面のやつですね。曲がよく出来てるんですよ。あの映画、メンバーが、ファンに追いかけられて、走っている最中に転ぶ所から始まりますね。
    あと色々、聞きましたが、今の自分は、ビートルズからもう結構、脱却して、ビーチ・ボーイズのほうに興味がいってます。ポール・マッカートニーは、ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンをリスペクトしてますね。よくわかりますよ。

    1. papaさん、OHA!

      「ヤアヤアヤア!」じゃないですか?水野晴夫が意訳した「ハードデイズナイト」を「ビートルズがやってくる!ヤアヤアヤア!」としたのは傑作だと思いますが、あまりに違い過ぎて使われなくなりましたね。村上龍は、ヤアヤアヤア、が1番好きだと言ってましたよ。
      ブライアン・ウイルソンは「ビーチボーイズ」なのに泳げない、という戦略家です。初心者は「ペットサウンズ」と「クリスマス・アルバム」を聴くといいですね。

  2. 川原先生、こんにちは。

    初めてちゃんとビートルズを聞いたのは、中学生の時でした。英語の先生が、ビートルズファンで、授業の最初に、ビートルズの曲をラジカセで1曲流して、皆んなで歌わせる。という授業スタイルでした。「イエスタデイ」とか「ヘルプ」とか流していた気がします。

    高校生の時は、友達からビートルズの曲を入れたMDをもらって、それをイヤホンで退屈な授業中にこっそり聞いていました。

    こないだ、「イエスタデイ」という映画を見たら、ビートルズの曲が沢山出てきて、またCDを借りて聞いている所です。
    月曜日のラジオビバリー昼ズで、ビートルズの話題が出てましたね!「ミスタームーンライト」という、日本におけるビートルズ史を当時の映像と各界著名人のインタビューでつづるドキュメンタリー映画が公開されているそうです。ちょっと見てみたいなと思いました。

    入り口のレコード、毎回立ち止まって見ています。良いアイデアだなと思いました。今週のビートルズ楽しみにして行きます。

    1. いずみさん、こんばんは。

      僕の中一の頃は、音楽はクラッシック音楽のレコード鑑賞が主で、その音楽を聴いた感想を書く授業でした。
      僕の隣の「きざ君(かわはら・きざのアイウエオ順の席)」は、「おれらが大人になったら音楽の教科書にはビートルズが載ってるぜ」とうそぶいてて、僕は「まさか」って笑ったのを覚えています。
      それがどうでしょう?ビートルズやサザンはおろか、もっと新しい人も載ってるんでしょう?
      すごいな、きざ君の正解!それとも文科省がたるんでるのかな。

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