旧友再会フォーエヴァーヤング

21/Ⅱ.(火)2023 はれ まさかの成田先生大炎上。「老人集団切腹」発言に波紋、なんで今更??

 

ニッポン放送では今、オールナイトニッポンの55周年記念で特番づくし。まだラジコで聞けると思いますが、中でも「小泉今日子のオールナイトニッポン」が面白かったです。キョンキョンのアイドルオタクぶりが炸裂。電話で視聴者のクリス松村ならぬデブリ松村(松村邦洋)とアイドル談義をしますが、松村が言ったあまり有名でないアイドルの曲をそらでフルコーラス歌えました。松村もビックリ。番組でかける80年代アイドルの曲のチョイスがシブイです。三田寛子の「夏の雫」とか、高橋美枝の「ひとりぽっちは嫌い」など。名曲ですがメガヒットはしていません。

そして次いでキョンキョンの口から出てきた仲良しは芳本美代子で妹みたいに可愛がってたそうでここで曲紹介、普通みっちょんなら「白いバスケットシューズ」か「プライベートレッスン」で来るはずが、サザンの曲をカバーした「海」をチョイス。これにはビックリ。まさかみっちょんがサザンをやってるとは知らなかった。結構、うまかったし。下が、みっちょん。

 

そんなラジオが熱い今ですが、今日こんなものが届きました。

通販です。さて中身は何だと思いますか?

正解は、パワーちゃんのTシャツです。

早速クリニックに吊るして飾ってもらいました。

背面はこうなっています。

 

そんな僕は土曜日に医局の仲間(先輩や後輩)と飲みました。久しぶりです。昔、うつ病の大家の先生から習ったのは「うつ病の回復期に避けるべきなのは、冠婚葬祭・同窓会・昔の友人との集まり」だそうで「共通点は、頼まれもしないのに昔の元気だった頃の自分を演じてしまう」からで二日間寝込むそうです。僕は幸い大丈夫でした。久しぶりにあった友人の一人は僕の青春時代に一緒に遊んでたやつで、彼は「吉田拓郎」が好きでした。今回のオールナイトニッポンも拓郎は担当してますが、いまいち評判がよくないですが、もう引退した人ですから、出てくれただけで感謝です。

 

そういう訳で今週のレコードは「吉田拓郎」です。今回は絞り切れず、8枚になりました。下が、先週の7枚。

 

吉田拓郎特集です。まずはこれ。

右は「広島フォーク村」のレコードで長ったらしいタイトルは「イメージの詩」の一節です。左の「唄の市」では拓郎が一曲だけ「ハイライト」という歌を歌っています。ハイライト、は長らくこのLPでしか聞けませんでしたが、僕がライブに行った時、拓郎が「ハイライト」を歌ってくれ歌い終わってからボソッと「今はマイルドセブンを吸っています」と言ったから、僕は翌日から自分の好みのタバコの銘柄を「ハイライト」から「マイルドセブン」に代えました。

続いてエレックレコード時代の2枚。

青春の詩、は日活映画「女子学園ヤバい卒業」の挿入歌として本編とは関係なく拓郎が登場して歌っているから面白いですよ。エレキバージョンなのでこのLPに収録されてるのではなくシングルバージョンですね。左の「ともだち」は初期のフォークっぽく拓郎のおしゃべりが面白いです。一方で硬派の「イメージの詩」の盛り上がりが異常です。このLPでは六文銭の及川恒平の「面影橋」もカバーしてますが、これがもう拓郎の歌になっちゃってるのがすごいです。録音では「今度は岡林にも挑戦してみようかと思っています」という挑発的な宣言も聞かれ背筋がぞくっとする迫力でした。もう勝負はついてましたが。

これもエレック時代の2枚。

「人間なんて」はライブの終わりに延々と何十分もやる定番ですがLPでは生ギターつで静かに「人間なんてララ~ラ、ラララ~ラ」と歌う短いバージョンです。「結婚しようよ」も実はここに収録されてて、シングルで大ヒットしたのはCBSソニーに移ってからですから、引っかけ問題になりますね。右の「たくろうオンステージ2」はCD化されてません。これは拓郎に無許可でエレックがレコード発売したからだそうで、後にフォーライフからエレック時代のアルバムが再発された時もこれだけは該当しませんでした。僕らの世代で唯一正規のルートで買えたのは、ミュージックカセットだけで僕はそれを聴いてました。後に所ジョージが自分の曲を全部あげるからこの曲と交換してとおねだりして拓郎から譲り受けた「恋の歌」も最初に音源されたのはここです。

CBSソニーから2枚を。

明石家さんまが「踊るさんま御殿」で「せんこ~う花火が欲しいんです」って自分の顔のついた棒をギターに見立てて「せんこう花火」を歌ってたことがあってビックリしました。ひな壇にいる誰もそれを拓郎の曲だとわかってる様子がなく誰も突っ込まなかったから。さんまのすごさってこういう時に、一人で強引に進行できちゃうところで、「すごいなぁ」と感心したのを覚えてます。「せんこう花火」は左の「元気です」のA面の2曲目です。ちなみに「元気です」という曲はここには入っていません。

右の「人生を語らず」はレコード大賞曲(森進一歌唱)の「襟裳岬」も入ってるなど話題性もメッセージ性も強い、もはやロック?てな出来栄えの名盤なのですが、A面1曲目の「ペニーレインでバーボンを」が音源化されません。一度、「人生を語らず-1」という復刻版が出ましたが、その-1が「ペニーレイン」です。この曲に差別用語「つんぼ桟敷」が使われてるからと言われてますが、ジャックスの「からっぽの世界」が許されてるのに府に落ちません。

そもそも「ペニーレイン」とは原宿のキディランドの手前の道を右に折れたところにあるバーでした。僕らは高校生の頃、よくペニーレインに行きました。店もよく入れてくれましたね。時代ですね(笑)、ペニーレインは自分が呑むために拓郎が作った店で、ビートルズの曲から命名しました。僕はそこの店のトレーナーを持っていましたが、さすがにもう捨ててしまいました。

3-4年前ですが、急にペニーレインのトレーナーが欲しくなりウロウロしてたら、もうとっくにペニーレインはつぶれてます。でもひたすら原宿を歩いていたら「ペニーレイン」というバーを違う場所にみつけ、開店準備中でしたが入って、「トレーナーないですか?」と聞いたらキョトンとされて。拓郎のペニーレインの説明をしましたが、そのバイト君はやはりキョトンだったから、そういう店の営利につながるようではと思い発売を許可しないのでは?と邪推したものです。それからしばらくしてコロナだから、その店がどうなってるのかも僕はしりません。

BGM. 山本山田「旧友再会フォーエバーヤング」


31 Replies to “旧友再会フォーエヴァーヤング”

  1. 川原先生、問題が無ければ、公開でよろしくお願い致します。

    高校生でBarに行っていたなんて、川原先生はリア充だったんですね笑

    わたしが女子高生だったころは、援助交際全盛期で、渋谷のクリニックに通っていた時に、サラリーマンから「1回いくら?」と訊かれた時が、初めて他人に殺意を覚えた瞬間でした。

    同窓会、羨ましいです。
    わたしは高校も大学も中退しちゃったから、同窓会にはご縁がありません。

    ところで、わたし、川原先生の宝物ボックスからいただいた、イエス・キリスト像を、
    クリニックからの帰り道で落としてしまいました。
    本当にごめんなさい。
    遺失物届けを出してあるので、見つかるといいのですが…

    1. 佐保さん、こんばんは。

      リア充というより、オタ活です。今の子が、コラボカフェに行くようなものです。
      僕が高校の時に一夏だけ泊りで行った「医学部予備校」に一個上のお姉さん(美人&あばずれ)と仲良くなったのですが、彼女は塾の生徒や先生相手に売春をしていて、誰とでも金を払ったらやる、と言い、「欲が強い奴からは、疲れる料を、弱い男からは、物足らん料、を取る」と笑ってました。
      僕は童貞だったので「僕も」と思ったら、読心術のように、「あなたはダメよ」と相手にしてくれませんでした。代わりにものすごくいやらしい周期表の覚え方を教えてくれました。今でも覚えてますが、あんなにいやらしい覚え方は他では聞いたことがないです。

      僕も昔は、同級生たちに対し、マイナーの優越感を実行し、「同じ釜の飯など食えるか!」とそういう会には出なかったですが、最近は年を取って丸くなったものです。

      イエスさま、落としちゃいましたか。どんな不届き者でも、神様系の物をパクる奴はいなさそうだから出て来ますよ、きっと。
      もしくは、厄落としみたいに、イエスさまがあなたの不運を持ち去ってくれたのかも。彼は昔から人の悪いことを背負う癖があるから。
      どっちにしてもついてますよ!

  2. ローリング・ストーンズの18年ぶりぐらいで録音される新作に、ポール・マッカートニーとリンゴ・スターが参加するそうです。全面参加なのかは分かりませんが、部分参加だったら、ポールとリンゴのプライドが許さないでしょうし、まあ、今のところはわかりません。
    「60」というストーンズのツアーが、今でも続いているかは知らないですが、もうみんな80近くか、それを超えた年齢のはずで、世界的な人というのは、並外れた生命力があるのだなあと思されるニュースです。

    1. papaさん、こんばんは。

      グッドニュースありがとう!それは贅沢ですね。楽しみです。
      さっき、「タモリ倶楽部」が3月で終わるというバッドニュースを聞いて気落ちしてたところでした。
      そういえば、親鸞も89才まで生きたって話ですね。タモリは77才、まだまだなのに。

  3. 川原先生

    腰を壊して思ったことは、この際に教会生活を充実させることと、研究をしっかりやるということでした。働くことが1番になると、休むことに終始します。それがいちばんの問題だったんだなぁって思います。

    私は、今、悩んでるのが、ブロック注射を打ちながら、痛み止めを飲んでる状況とコルセットがいいかということ。 整体に通うと、痛み止めは辞めましょうと言われますが、実質それって、痛みが増して、整体に縋り付く感じがします。いろんな人がいろんなことをいうので、混乱しています。

    これからアウトリーチが始まります。
    腰大丈夫かなぁと思いながら、椅子も座ると痛いですし、難しいですね。

    先生も頑張ってくださいね。
    私も頑張ります。

    整形外科にて問題がないって言われていて、結局、私はどうなるんだろう(笑)

    1. umiさん、こんばんは。

      書を捨て街へ出よう、と言ったのは寺山修司ですが、「頭」=書、「足」=出る、だとすると、考えと行動のバランスをとる部位は「腰」ですね。
      実際若い子で「考え」と「行動」の葛藤にある子は腰痛の訴えが多いです。

      腰によく頑張ったね、とねぎらいの声をかけ、専門家の治療を受けるといいですね。漢方も効くのありますね。
      僕も頑張っていますよ。お互い無理せずやろう。

  4. どうも。また書きます。
    山本山田って、山本コータローと山田パンダのことですよね? この曲、NHKで偶然聞きましたよ。
    知ったかぶりをすれば、「フォーエバーヤング」の語源は、92年の暮れにアメリカで公開された、メル・ギブソンの映画の題名ですね。私は未見です。やたらと泣ける映画らしくて、最近、泣ける映画が苦手になって来てるので。
    さすがに、先生の拓郎マニアぶりは徹底してますね。本当に好きなんですね。私、先生が書いてた、エレックでの発売中止になった、拓郎のレコード持ってますよ。オークションで昔、手に入れました。
    もし私が語るなら、チャーですね。ソロデビューから、今に至るまで、解説できます。そういう追いかけがいのあるヒーローがいるのは、幸せなことですね。
    みっちょんを最後に見たのは、岩井俊二が監督した「FRIED DRAGON FISH」って映画が今のところ、最後です。今、どうしてるのかな。

    1. papaさん、こんばんは。

      好きな物には詳しくなっちゃいますね。山本コータローは拓郎の評伝を書いてたし、かぐや姫の「はじめまして」も拓郎プロデュースです。
      チャーはあまり知らないです。シングル2枚持ってる程度です。あとは、キヨシとの。

  5. 先生、こんにちは。

    私は腰を壊して、人生見直しました。
    きちんと研究を学ぼうと思うようになりました。国立大で研究生をしていた頃、あーあ〜こういう人達には敵わないわと思い、実践の場に戻り、その現場が散々たるものだったりして、休職して。で、腰壊して、悩んでいたところ、何したかったんだっけ?と思ったら、研究という言葉が出てきて、びっくり。もうそろそろ人工知能が人類を越えるらしく、論文も簡単に書ける時代がやってこようとしています。私にもチャンスが巡ってきたと前向きに考えるようになりました。私の感性はすごく独特で、性に関するものが多いです。だから、精神分析にもってこいです。あーあ、もっと早く教育分析受けとけば良かった。悩むけれど、私は大きな意味でソーシャルアクションとしての研究をしたいのだと思います。研究のための研究ではなくて、当事者のための研究がしたい。もっと広い意味での当事者という意味で。夢に一歩近づいたのかもしれないと思います。

    社会的入院の国賠訴訟の口頭弁論にも出席し、私はなんだか社会が変わってきているような感じがします。すでに述べてるように、社会にはたくさんこメンタルヘルスに問題を抱えた方がたくさんおられます。社会的入院は身近なものかもしれません。だからこそ、私は地域の中で安心して幸せに暮らせる社会を目指して頑張りたいのだと思います。

    今の私は社会的に言えば、子どもとか馬鹿にされるようになりました。だけど、それは未来の当事者がそうならないための、貸しってことで。私は、排除する社会じゃなくて、本当の意味での社会的包摂を望んでいます。

    病気のレッテルを剥がして、ひととひととして向き合える社会を目指して、頑張りたいと思います。みーんなそれぞれ抱えているものがありますよね。それを安心して降ろせる社会を目指します。そこから希望が生まれるのだと思います。

    1. umiさん、こんばんは。

      あなたは一貫して頑張てるからえらいと思う。
      僕は最近小学生を少しみてます。
      同じ空の下、生きてるもの応援しあいましょうね。

  6. 「精神医療・闇の実態」25日(土)夜11時からNHK・ETV特集があります。
    これは氷山の一角です。社会の方々に見て欲しいです。精神医療がビジネス化して、行き着いた場所を見ていただきたいです。

    人間とは何かをもう一度問い直すいい機会になると思います。

    1. umiさん、OHA!

      「人間性を問い直す」で思い出したのですが、ジョンが1980年に殺され、未発表の曲をオノヨーコが「ミルク&ハニー」というタイトルでジョン&ヨーコ名義で出したのがジョンの死後4年後の1984年で当時のインタビューでヨーコは「ジョージ・オゥエルが人間性の回復を問い直した、1984年、に出せたのは何か意味がある」と言ってました。今年は2023年。
      人間性、いつまで問い直すのだ??
      精神医療の問題もさんざんやったはずなのに。まだこれですか。目の前が暗くなる。録画してみます。でも、かばう訳じゃないが、ナースたちの給料を3倍くらいにするのと、「何対何」という比率を考え直して欲しい。真面目な人から燃え尽きるから。

        1. 関心をもつてくれたことには感謝。

          知らないかもしれないからいうけど、貴様、って、丁寧語、ですよ。

      1. 子どもとかにの間違いですね。
        最近、子どもによく茶化されます。
        今の子は優秀だから、お茶の子さいさいでイジメが激しいです。

        地域社会で一番下にいる私にとっては、相手にしない方法でなんとか生きています。
        周りも私にはなりたくないと思っているのかもしれませんね。

        私が子どもだったら、インクルーシブな社会について考えるけれど、そういうのって、このご時世、政治テーマですよね。

        現場感は今は変わってきているみたいです。
        一応、仲間がいるから、なんとか生きてます。

        しかし、ETV特集、引きずるけれど、取り組む意義が見出せました。あれはお給料を3倍とかじゃなくて、社会システム自体が地域包括ケアシステムとして地域主体ができていないってことの、本丸なので、きちんとした労働組合なら何なりをつくりあげること等やるべきことは沢山ありますよね。3倍にしてあげたいけれど、このままではしてあげられない。総合病院にも闇はあるけれど、その比にならないくらい単科の病院よりマシな感じがします。私はどんどん変わってくるような感じがします。これを機会に社会制度自体が変わるような変更をして行かないと、第二、第三の神出病院が産まれると思います。単科の精神科病院廃止の方向性へ流れることを願います。あれは人権侵害ですよね。この辺までくると、あとは政治なので、難しいのです。
        事実上当事者参画しても、形骸化していくから、今後、当事者参画する際は、間違いなく勝ち取って欲しい。私は最後まで応援する。

        1. umiさん、OHA!

          10年以上前、大学院の頃、経済的に困窮してて、まとまった休みがあると「医者のいない」病院に泊まり込みでアルバイトしました。
          そういうところは看護婦さんでもっていて、医者には何も期待してませんでした。でも回診とかで患者と話す姿をみて、看護婦さんの僕に対する評価が変わり、「この人もみて下さい」とリクエストがあり、2週間くらい滞在してますから、うまくやれば、Zelle、から出せるのです。確かに、Ansutalt、はやばいですね。

          給料3倍の話も、大事だと思うのですが、西洋の不思議な妖精の話で、家に住み着いて掃除や家事を一生懸命してくれる妖精がいてあまりに服がボロボロだそうです。
          それで良いお洋服を買ってあげると、その家からいなくなってしまう、という伝承があります。単に給料をあげればいいということじゃないということでしょうか?

  7. 今日がETV特集の日ですね。
    私は、見ません。今までのことだけで、もう、うんざり。
    人間性うんぬんと言ったって、こういう番組が放送される分、マシかな、と思ったりはしました。封印されるよりは。

    1. papaさん、こんばんは。

      そう言えば、前にここで、テレビでは「宗教問題はNG」と言ってましたが、「統一教会」はよくあそこまで追い込みましたね。小川さゆり(仮名)さんの功績は大ですね。
      長澤まさみのドラマ「エルピス」もそうでしたが、タブーや巨大な何かに立ち向かうのには勇気や知恵やハッタリが必要ですね。バックが大きいから圧力も大きいでしょう。たとえば、原発とかも。
      そう考えると「田中角栄金脈」に切り込んだジャーナリスト・立花隆もすごいものです。命懸けでしょう。田中角栄の新潟3区から出馬した野坂昭如先生も暴漢に襲われたりして、それ以来、懐にナイフを忍ばせてることを、「朝まで生テレビ」の生放送中に腋毛女優の黒木香がバラしてたのをみたことがあります。
      立花隆は田中角栄方面で有名ですが、僕は「アメリカ性革命報告」という本を読んだことがあります。
      つまり何を言いたいかというと「言論の自由」はこの国にはなかなか根付かないものだと思います。

  8. ベルリン国際映画祭、日仏合作 オン・ジ・アダマンド金熊賞。

    フランスの精神疾患者が集うデイケアを追ったドキュメント。

    今、メンヘル映画の波が来てるのか。

    必見

  9. 今、一番、踏み込みにくいのが、原発でしょう。電力会社という、独占企業のどうしようもない巨大な後ろ盾があるし、政府関係者とも、あの感じだと、ドロドロですね。
    田原総一朗さんあたりがやりそうですが、田原さんが昔、監督した映画「原子力戦争」は、衛星でも、民放でも、放送禁止のはずです。
    立花さんも、野坂さんも、何かピシーッとしたものがあって、すさまじい精神力ですね。
    「言論の自由」は、それこそ、三島が早大全共闘と討論した50年ぐらい昔から、言われてきたことですが、やろうとすると、たいていやられちゃいますね。その意味では、小川さゆり(仮名)さんの精神力と強さは、驚異的です。
    テレビでは、圧力が来ると、スポンサーや、色々なところにも迷惑がいきますから、「火の粉をかぶらないよう」宗教ネタのクイズも、差別問題も、政治ネタもだめですね。ドラマやバラエティが特にそうです。やれるとしたら、「朝生」ほかの報道関係だけかも。

    1. papaさん、こんばんは。

      僕は個人的に「朝生」をテコ入れしようとメンバーを考えてました。
      司会は「ひろゆき」にして、大島渚・野坂先生の文化人枠に強いのを持ってきたいのですが、見当たらず。
      西部邁・くりしん枠のアカデミー畑には、成田悠輔と宮台真司で。
      あるいは、ひろゆきを自由に動けるようにパネリストにし、司会は思い切って田村淳(やりたそうだから)とかオリラジ中田でもいいかな、と考えてたくらい最近の「朝生」は見るに堪えませんでした。
      ところが先週の「朝生」はすごく良かったです。久しぶりに最後まで見ました。三浦瑠璃がいないだけでこんなに番組が良くなるとは。
      田原総一朗は耳が遠く発言の半分くらいが聞き取れないらしく一々聞き直し、その分自分の声はデカく、「聴く力」が欠如してるため人の意見をさえぎり、興奮しやすく、「違~う!」と怒鳴って机を叩いたりしてました。ここに介助役の三浦瑠璃がいないと、人間なんだかんだで自制するもので、再生可能エネルギーの話から原発に話は動くのですが、田原総一朗は東電を含めた関係者とは皆喋ったと自慢して、「言っていいの?」みたいなことを喋ってたから面白かったです。番組名を「ドキュメント・田原総一朗」にすればいいのにと思ったほどです。
      今後もどんどん、スポンサータブーに切り込んで行って欲しいものです。個人的には、進学率重視の学校と進学塾の関係など、膿を出して欲しいです。

  10. 私が香川県で働いた精神病院、酷い所で、
    チンピラみたいな看護師が、拘束中の患者さんボコボコにして殺しちゃったんですよ。
    皆で庇いあって表沙汰にはなりませんでした。

    看護師から患者さんへの暴力が常態化してて酷い所でした。
    そういう看護師を野放しにしてる経営者も馬鹿だったので、ある程度報道されたほうがいいと思います。
    精神病院、どこも一緒じゃないです。

    1. パワーさん、こんにちは。

      現役の医療従事者の、精神科医の!、意見、貴重です。
      宛先教えてくれたら、パワーちゃんのTシャツ送ります。

      もう、我々が出来ること。よりよく生きること。何をもってそうなのか?という若い頃を思い出しますね。

  11. 先生

    私は子どもを蔑視しているわけでも、今までの当事者を、そして、現場の人を否定しているわけではないです。ただ、現行のシステムに問題があるように感じているんです。

    私は義務教育にきちんと精神保健を導入するべきだと考えています。1時間とかではなくて、きちんと体系だって学べるような時間が必要だと思います。私は精神保健を学べる機会があまりに少なすぎると思います。少なくとも、日本ではリカバリーカレッジなど学べる機会は増えてきていますが、まだまだ発展段階です。それは精神保健の負の遺産だと思っています。リカバリーはプロセスで、その人が自分の人生を生きていると感じられること、そのものが重要です。それが感じられないような社会そのものが問題だと思います。

    https://www.ncnp.go.jp/nimh/chiiki/about/recovery.html

    イギリスでは国家的戦略として、リカバリーが掲げられ、リカバリーカレッジが導入されています。無償で受けられるような、そして、当事者とその家族が協働して、国家の枠組みを構成しています。日本とは正反対ですね。その中でも、差別や偏見と闘ってきた歴史があると思うんです。

    ただの愚痴になってしまったけれど、これを機会に精神保健に興味を持ち、人を救うことに興味がある方は是非、地域社会を、そして、精神保健を構成する一員になってほしいです。それは、病院だけじゃない地域社会を充実させるといったものです。現行のシステムは障害者が傍に置かれた社会です。それを克服できるような地域デザインを望みます。政治家は真面目に考えて欲しいです。そして、それは他人事ではないのは、ご本人が一番わかると思います。どこかのどこかにメンタルヘルスに問題を抱えた方いますよね?それが社会に広がっている。その人をそのままにしていていいか?と言ったら、答えはNOです。私はもう見て見ぬふりはできません。人が生きるのに、人を殺していい社会なんてないと思うんです。自分だって、メンタルに不調をきたす場合だってあるんだから。医療的なヒエラルキーを超えて、地域で活き活きと暮らす社会を目指して。それが、人だと私は思います。否定されてもいい。

    私は、先生と出会えて良かったです。あの時出会えていなければ、今の私はなかったから。

    経済的な側面もあると思います。だからこそ、私はもっとメンタルヘルスに予算をつけて、社会そのものが健康を取り戻す事が一番だと考えています。医療費にお金が取られてしまい、地域社会福祉に取られるお金があまりに少なすぎる。これでは、社会全体が病気を克服することに邁進してしまいます。そうではなく、病気がありながらも、普通に暮らせる社会を私は望みます。幼い頃は、私は病気を治さないといけないと思っていた。それは普通の事かもしれないけれど、それではなく、地域全体が障害や疾患に寛容を持ち、それだけで人生が終わってしまうのではなく、病気や障害があっても、それだけではなく、自分らしく生きる事を手放してほしくないです。それが犯罪や非行を抑止する第一歩だとも思います。特に、精神障害者が犯罪をするという意味ではないのですが、私の疾患は、特に犯罪と深く繋がりがあると社会的に認知されているので、どうしても、この事から目を離す事が出来ません。

    という、内実でした。
    お読みいただき、ありがとうございます。

    今の私は宇多丸のラジオを聴くのが楽しみです。いろんなラジオを聴いているけれど…

  12. 情報一部訂正

    イギリスの国家戦略はコ・プロダクション(共同創造)だと記憶している。リカバリーは命題なのでは?

    私はユーザーリサーチャーになりたいんだけれど、難しいかなぁと考えているところ。
    働く事が命題になっていて、研究をライフワークにするには、能力がないなぁと。もう少し頑張らないといけないのかなぁ。

    夢を夢のまま終わらせていいか、凄く悩んでる。だけど、頑張りたい。

    先生、ファイト!
    無理はしないで。
    私も頑張る。

    私達、よくここまでやってきた。
    だから、頑張ろうと思う。

    未来の子どもが、安心して暮らせるように。
    それだけが願いかなぁ。

    1. umiさん、こんばんは。

      結構、ETVは、あなたに教えてもらったおかげで周囲に反響がありました。
      海が汚くなるとサンゴ礁がやられるように、川が汚染されるとメダカが消えるように、政治が腐敗すると少年犯罪が増えるように、メルクマールになるものは、その生活圏で1番鋭敏でか弱いものが身を挺して「SOS」を出してくれるのかもしれませんね。
      海がきれいになるとサンゴ礁が生き返り、川がきれいになるとメダカが戻るように、子供らに僕らが残せる社会を考えないといけないと思います。
      それは自然環境や食の安心や国力だったりするかもしれないけれど、僕は文化とか自由とか多様性を認める世の中づくりが必要だと思います。

      1. 3倍。了解です。

        とうとう、身体が動かなくなってきました。それでもいい。頑張ります。

        私は、今の子どもたちが好きです。
        意地悪してくる子もいるけれど、基本優しいです。そして、私は社会から疎まれる存在だけれど、最後まで社会的入院と闘います。教員も精神障害には、否定的な人も多かったりするから。

        基本的に関わりたくないんだと思うんですよね。だけど、私は自分も同じ立場だったと思うから、最後まで頑張ります。

        インクルーシブな社会。
        それはひとりひとりが尊重される社会。
        私はまだまだだけれど、社会を構成する存在になれるのかな。

        ご高齢な方が亡くなっている現在を、私は諦めるのではなく、最後まで応援したい。他人事じゃないんです。

        私は名もなきソーシャルワーカーです。
        だけれども、やっぱりこの事態、精神科特例の現状、医療保護入院といった強制入院、精神医療審査会の機能不全といったものを解消したいです。私、あの報道見てから、体調悪いです。だけれども、痛くても闘うって決めたんです。むやみやたらに中立をぶって、結局他人事にするよりは、本気で闘う事を決めた方が余程意味があると思う。先生はそれをしてきたんだと思う。だから、私も。

        私は、病名を告知されてから、随分と辛い思いをしてきました。だけれども、ここで私は自分の意思を決めました。強制入院は反対です。いろんな人を見てきて、常識とは何か。そう言った類のことでひとが判断される社会はもうまっぴらです。そのいっぽうで良心が必要だとも思います。その人その人の見え方を理解する。そして、それを実行するソーサャルワーカーでありたいです。そして、公認心理師として、人の心を支える存在でありたいです。まだまだだけれど、人を諦めない存在でありたいです。

        髪型GOOD!先生は人に夢を与える存在だね。いつまでも。私は全然だけれども。だから、それを目指して頑張るね。見かけではなくて、内面の中で変化が起こればいいなぁって思う。先生はいつもおしゃれだなぁって、いつも思うよ。お互いに頑張りましょう。

        先生、いつもありがとう。
        私、救われているよ。

        多様性。そのものが尊いなぁって、凄く感じてる。

        1. umiさん、こんばんは。

          僕が研修医の頃の、Ansutalt、には「本名を知らない人」がたくさんいました。
          みんな同一の入院日で名前が「〇〇太郎」「〇〇二郎」「〇〇花子」、「●●太郎」「●●二郎」「●●花子」です。
          〇〇や●●は、「保護された地域名」です。
          入院患者が少なくなると、ホームレス?とかのいる地域に行き、一斉に入院させていたみたい。古いカルテの表表紙には、入院した時のバストアップ写真がカラー写真で貼ってありました。僕は大学病院に勤務してたのでそれなりに法整備されたり近代化されてましたから、ビックリしましたよ。
          でもその患者さんたちは退院したがらなかったですね。入院生活の方がいいと言ってました。これは、病院も経営的に潤うし、町も浄化されるし、本人も喜んでるから、誰も困ってないけど、とてもおかしなことだと思ったものです。

          任意入院だと退院請求出来ることとか、医保でも通信制限かかってても人権擁護委員会には電話出来ることとか、患者さんは「知らない」ですね。入院の混乱時に「告知されても」頭に入らないですよね。
          義務教育で教えるべきことかな?そういう権利を紙に書いて貼っておかなきゃいけないとかすればいいのに。Zelle、ならその中にも。

          まだまだ三寒四温です。お互い体が資本です。風邪などひかないように、頑張りましょうね。

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