行き暮れて雪

6/Ⅱ.(火)2024 雨 全力脱力タイムズに臨時アナウンサー役で小倉優子が出演しこりん星キャラを披露するも、下手になってた。

 

書こうが書くまいか迷った。記事にするべきか。名誉棄損で相手が「5億5千万」くらいの賠償金を求めて来てもやだし。それよか「ブーメラン」もありうるし。かと言って精神科救急のあまりのひどい現実を「専門家たち」が分かってなかったり、医者のプライドがなくなり「タイムカードで働くサラリーマン化した」弊害で医者のアイデンティティーである「責任と覚悟」が風化して、迷惑するのは患者で、それも「錯乱」してる者への一定の対応はあれど、問題は実は自殺する患者の多くは「錯乱」してるものではなく、smilling depression(微笑みうつ病)という「顔で笑って心で泣いてる」「現実検討力をギリギリ有す」タイプで同居してる家族だって気付けない。IPPONグランプリみて笑ってたかと思うと部屋に帰ってODする。

その状態ではおそらく僕がみても診断出来ない。プレコックス・ゲフュールのような「匂い」もしないし。唯一、当人だけが「病識」があって、本人が信頼できる人だと合格した人にだけ伝えてくれる「SOS」。それをどうすくえるか。それをフォローする社会的システムがない。自分の患者は自分ところでみろ。あとは知らねぇよ、という救急体制に対する問題定義だ。なんとか白書で「自殺者何万人」って言ったてまずはこういう患者の救出だろうが。

 

しかし書いてるうちに特定の医療者への悪口になる。期待してた分、腹が立つ。「みそこなったぞ」。それで怒りのペンを握ろうと決意。土曜日は腹が立ち過ぎて酒も呑まずに知り合いや同門の医者に、その病院の文句を吹聴してた訳だが反応はイマイチ。「ひどいですねぇ」と上っ面だけ同情してくれるのは良い方で、「どうせ酔ってんでしょう?」「酒が覚めたら聞くよ」「●●は大学病院より高水準だよ」など、ひどいのは「サラリーマンを馬鹿にするな」だと。ま、そりゃそうだが、前後の文脈みりゃ何を言いたいかわかるだろうに。切り取りするな。あ~、いわゆるこれが「セカンドレイプ」って奴だな。それで土曜はふて寝。

日曜は昼の3時くらいに目が覚める。すぐ呑みたい。しかし、コロナ以降、「通し」でやってる店がない。2時でランチが終り夜は5時から。前にどっかの店で「その時間を開けると質の悪い客がダラダラ居座って、5時に来る上客が入れないからやらないんです」だって。なるほどね。でも今日の俺は5時まで待てない。そこで足で探した。町のすみに小さな蕎麦屋をみつけた。

芋焼酎を頼む。そば湯割り。

つまみは、もつ煮とシウマイ。

シウマイはウマいから毎週食いたいのだ、はバカボンのパパの名言。僕は崎陽軒シウマイが1番好き。

芋焼酎お代わり。

こんなメニューになっています。

だから、シウマイと芋焼酎をお代わり。

〆はチキンカレーライス。それと芋焼酎。

チキンが、新宿中村屋のインドカリーみたいです。

と、全く蕎麦屋の暖簾を無視したオーダーでした。確かにこりゃ「質の悪い客」だ。でも、開いててくれてありがとう。帰りは5時過ぎてた。

 

翌日(月)はメインテナンス・デー。怒りとストレスで歯痛が再発。歯医者に電話したら「すぐ来ていい」と。出かける準備をしてると僕の地下室にも聞こえる外の雨音。扉を開けたら雪だった。2・26事件や忠臣蔵を思い出す。

 

歯医者では相変わらず原因不明だが、舌が荒れてるからレーザーで焼いてもらいアフタッチを処方された。懐かしい名前。

北口薬局に処方箋を持って行ったら「うちには在庫がないから近所から買って来ますのでしばしお待ちを」と、雪の中を薬局の人が着替えて近所の薬局までアフタッチ6個をわざわざ取りに行ってくれた。お会計で「出張代は?」と聞いたら「いいです」と笑ってる。親切だ。

帰り道、焼鳥屋「たかぎ」の前を通ったらランチメニュー「玉たか」の貼り紙。営業時間を30分オーバーしてるが中をのぞいたら店主がいるから、「いい?」と言って返事する前に入ったら「いいですよ」と苦笑いして、親子丼を作ってくれた。ランチビール500円とあるから、悪いから要らないけど頼んだ。

これがランチの親子丼鶏スープ付き。

これが鶏スープ。

親子丼は夜に使う(希少部位)じゃないももを使うらしい。鶏を一羽買うから要らない部分が出るそうだ。

ビールと親子丼、計1500円税込み。月・木・金のみやってます。この話を友人にしたら「ひとの温かさが身に沁みますね」というから、そんなもんかなと思う。

「寒いねと話しかければ寒いねと答える人のいるあたたかさ」by俵万智。

2時半だ。駅前のつかもと整骨院にその足で向かう。午後3時からの診療だが、雪だし、と勝手に理由をつけて顔を出すと、「どうぞ」って時間前だけど施術してもらう。どうも右半身の筋肉が調子悪いから定期的に鍼を打ってもらってる。

家に帰ってYouTubeをみながらLINE友達とLINEして、5時からエネルギー療法。

詳細は伏せて、「普段の俺なら文句言うんだけどどう思う?」と聞いた。2024年からは次元上昇だしアサーションだし、今までのやり方で事を運ぶのは宇宙的にはどうなのか。すると、「伝わらない相手に言っても、チッ、って思われるだけで、川原さんに嫌な気が来るだけだし。大きな組織を敵に回しても損ですよ」と正論を言われて驚いた。てっきり、3次元から5次元への次元上昇の前には弱者に寄り添い戦う時代です、とか、逆に、アサーションの前には分断を生むから、ここは鬼は内・福も内、と統合して行きましょう、などとどっちにしろスピリチュアルな答えを期待してたのに…。

そして、「ちょっと早いですが」と、チョコくれた。

バレンタインだって。

 

僕はすっかり戦意喪失して、家に着く前に中華料理屋に寄る。店主が「今日は誰も来ないと思ってた」と笑ってた。こんな大雪は何年ぶりらしく大雪が警報に変わったと言っていた。

まずは青島ビール。雪にビールはよく似合う。ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー。

紹興酒。

腸詰。

くらげ、キュウリ抜き。

フカヒレ姿煮。

僕の大好きな麻婆豆腐。少な目。

皆さんはどうやって食べますか?食べ方は勝手で好き好きですね。僕はこうします。

雪だから外にも出れまい。家族にお土産を買って帰る。

 

雪よ、汚ねぇこの世界を白銀に覆い隠してくれようとしてるのか。きっと人間嫌いの彼女なら大雪の日にはそんなことを妄想してそうだが、ひとびとの意識や成熟度が高くなることを心から願う。さもなきゃいっそ滅びてしまえ、人間ども。

帰り道、雪の中、雷がなった。とても珍しい現象だが今日の気分にはジャストフィット。

BGM. ジ・アニマルズ「朝日のあたる家」


2 Replies to “行き暮れて雪”

  1. わあ、くらげに、ふかひれ、麻婆豆腐…
    お、美味しそう…

    わたしったら、健気なマッチ売りの少女みたい笑
    (色々ツッコミどころ満載ですが、紳士的な川原先生はスルーしてくださるでしょう笑)

    ああ、果実酒、梅酒や杏酒を戴きながら、このメニュー、食べたあい!

    断食ダイエットのおかげで、みるみる痩せていき、わたしは昔の服が入るようになりました…
    売らないで取っておいて良かった!

    さてさて、本題。

    何だか不条理な世の中ですね。

    わたしは川原先生がご存知のように、
    「弱気を助け、強気をくじく」ロックスピリッツの持ち主ですが、さすがに「労力ばかりでやってらんないわ」となることがしばしばです。

    触らぬ神に祟りなしとはよく言ったものですね。

    とりあえず、まずは自分自身のことから!
    そして、余裕があれば、手の届く困っているひとに、手を差し伸べようかしらと思う今日このごろです。

    1. 小夜子さん、こんばんは。

      あなたのロックスピリッツはよく知ってますよ。美空ひばりとダブります。勿論、褒め言葉です!

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