7/Ⅳ.(日)2013 はれ、強風
エル・グレコ展を観に、上野まで。この日は強風で京葉線や総武線は運転を取り止めていました。
僕は、京浜東北線を利用するので、支障はありませんでした。
今回のキャッチフレーズは、「一度見上げたら、忘れられない」。↓。
実際に教会の祭壇の天井の方に飾るように工夫して描かれた作品達が見物でした。
美術館は地下でしたが、公園に面した窓ガラスには、こんな広告を見上げます。↓。
僕は、ずっと行こうと思っていたのですが、先送り先送り、その結果、やっと最終日にぎりぎり観に行けました。
美術展は、最初と最後が混むと言われますが、最終日のこの日は大盛況でした。中々、良かったですよ。
と言っても、もう終っちゃていますが。
僕は、カタログとポストカードを何枚かと、クッキーやチョコを記念にお土産に買いました。
これが、クッキー。自宅にて撮影。自分用。↓。
そして、これがアーモンド・チョコ。モロゾフの代物です。同じく、自宅にて。自分用。↓。
知らない人もいるかもしれないので、書きますが、イエス様のお母さんはマリア様ですね。
マリア様のお母さんの名前は、アンナ、と言います。
下の絵は、「聖アンナのいる聖家族」です。赤ちゃんが、イエス様で、左にいるお祖母ちゃんが、アンナです。
うちの心理の徳田さんの下の名は、あんな、なので、この絵のポストカードをプレゼントしました。
徳田さんの命名が、イエス様のお母さんのマリア様のお母さんのアンナ、に由来してるかどうかは知りません。
きっと違うと思う。あげた時、なんとなくそう思った。↓。
僕が、一番、好きな絵は、「悔逡するマグダラのマリア」です。
マグダラのマリアは元々は娼婦でしたが、イエス様に癒された病人としても知られいます。
しかも、その後は、イエス様に最も近い弟子の1人として、磔刑や埋葬にも立会い、復活の第1の目撃者ともされています。
マグダラのマリアの伝記的な生涯は、新訳聖書以外の文書、特にグノーシス主義の再検討を経て画期的な見直しを受け、
「使徒中の使徒」と形容されるに至ったそうです。
下が、「悔逡するマグダラのマリア」。↓。
僕は、このポストカードをラミネート加工して、診察机の横の壁に、クリップに挟んで、飾っています。
僕は、元々、マグダラのマリアが好きなのです。↓。
娼婦の中に純粋な部分を見つけて、なんとか自分が救い出そうと思うのを、「椿姫コンプレックス」というそうです。
会社の社長さんなどが、ホステスさんに簡単に鼻毛を読まれるのは、酒とネオンとホステスさんの腕のように思えますが、
案外、こういう「椿姫コンプレックス」のような男の純情が、個人差はあれ、普遍的に男性にはあるからなのかもしれませんね。
下が、美術館の出口に記念撮影をするように設けられたゲート。↓。
僕はこういう絵を観ると、幼稚園や小学校の頃を思い出し、懐かしくなるのです。
BGM. 岩崎宏美「想い出の樹の下で」
グレコ展、楽しまれたようでなによりでした。
懐かしくなるということは、先生はクリスチャンなのでしょうか。
マグダラのマリアは魅力的ですね。結果、ずっとイエス様のそばにいられたのですね。
なんだか、本当によかったです。
花の香りさん
確かに、本当によかったですね。
昔ニューヨークのメトロポリタン美術館に行ったとき荘厳な絵の数々に魅了されました。
なかでも一枚の絵に感動して何の絵か調べたのですがついにわかりませんでした、あまり有名な絵ではなかったのかも。
英語が喋れれば美術館の人に聞けたんですがね・・・・
でも美術館で絵画を見るのはいいですね。
なんとも心が洗われるというかリフレッシュできるというか・・・・
アトリエなどにも行くとつい、色んな絵が欲しくなります。
たくさん買っても飾れないで我慢しますがたまに買います。
そして家に飾るとなんともいいんですよねぇ~。
私も今度上野行こうっと!
Sinさん
美しいものにふれると、審美眼が養われますものね、それもいいところですね。
僕は、今度、「ラファエロ展」に行ってみようと思います。それも、上野です。
スペインの画家、エル・グレコの絵はとても神聖な感じがします。
行けばよかったなぁと後悔してます。「マグダラのマリア」はいいですね。
やられメカさん
もっと早く、お知らせできれば良かったですね。
「マグダラのマリア」のポストカードが診察室にあります。それで良ければ、ご鑑賞下さい。