診察とカウンセリングのちがい、ふたたび

最近は、臨床心理士による「カウンセリング」が大盛況で、ウエイティングの方もいますね。
よく「川原先生の診察と、心理士さんのカウンセリングのちがいは何ですか?」と質問をうけます。

以前に、「診察とカウンセリングのちがい」を書いたことがあります。
しかし、これは読み物としては面白いと言ってくれる人もいましたが、
質問の答えになってない、という意見も多かったです。

それで色々と考えました。
皆さんにも色々と答えてみましたが、1番しっくり来る答えが、

診察は「保険内」の費用で、カウンセリングは自費。
診察は、その日の混み具合で待ち時間や「持ち時間」が変わる。混んでると、長くて10-15分くらいが相場。
それに対して、カウンセリングは決まった時間に始まり「50分」という時間が約束されてます。
日常生活で「自分のことだけ」をテーマに50分も話題にするなんてことは、まずありえません。
それを毎週やるのです。
たまにこちらの都合で(人気殺到のため)隔週や、月1になってしまう場合もありますが、基本は週1がおすすめです。
カウンセリングでは何を話しても良いのですが、それを継続することにより、「自分のテーマ」について掘り下げられるのです。
今はお金の使い方も皆さん考えてるようで、消費するのではなく、自分に投資する使い方をする人も増えています。

過去にも心理部門の紹介をしたキャンペーンがありました。
せっかくの機会なので、紹介しますね。

まずは、「カワクリ下克上コンテスト」。大平さんの「ファンファーレ」から順次、飛べるようにしました。

次いで、「つきなみトーク」。これも同様です。

大平さんとうかいさんの合作、「大平とうかいの、きっと浮かない」は心理テストの紹介です。

ほとんど、過去の記事の引用になってしまいましたね。
しかし、心理部門の記事なのに、こうやってみると受付はよく頑張ってくれてますね。

BGM. 小倉優子「ビタミンLOVE」


6 Replies to “診察とカウンセリングのちがい、ふたたび”

  1. この文章、受付の誰かが書いてるのかと思いましたが、最後まで読んだら先生が書いていたんですね。

    そうですカワクリシスターズは頑張っているのです!

    今度みんなをBBQに連れて行ってあげて下さい!

    1. sinさん、こんばんは。

      そう言えば、ある受付は「顎が外れるくらい生肉を食べたい!」と言ってましたから、BBQは喜ぶかもしれないです。

  2. こんにちは。 いつも拝読している読者です。

    私はカウンセリングを受け初めて8ヶ月になります。
    最初の4ヶ月くらいは毎回毎回、カウンセリング時の話題を考えて通院していました。
    そんなカウンセリング後の診察時には。 不思議と肩の力が抜けて、『今日は こんなことも話して来ました』のような、後日談チックなお話を、ほんの一部ですが していました。

    私は他者に対して ざっくばらんに話が出来たり、反対に出来にくくなったりもします。
    この冬以降の4ヶ月は、そんな風に後者な感じでした。
    以前までのように、話したい(話すべき)話題を持ち合わせての、通院が出来ません。

    ある時に先生が言いました。 (いっぱい いらっしゃる中での、たまたま私の先生ですね)
    『事前には何も考えずに、その時の感情(感覚)で お話されるのも、良いと思いますよ。』

    50分のワクですが。
    私の口先から言葉の出ない時間は、幸いにも今のところ殆どありません。
    多分、ある意味(ある都合)で、自分本位な時間の過ごし方を【約束】されているから(?)なのでしょう。  ・・・か。

    少なくとも私には他に無いんです。 そんな時間。
    そうした時間を過ごせることが、私にとってどう(好ましい)導きとなるのか・・・までは ワカリマセン。
    もう少し続けてみるつもりです。

  3. 僕はこれを読んでいて何かに似ていると思いました。
    それはアメリカ(がいいとは言わないけど)は医療保険は任意だから、病気に対しての意識が高く、結果としてスポーツジムが安くて、サプリメントが山ほど売っているということ、これに似ているなと思いました。
    僕は海外に行ったことがないのですが、向こうのドラマ見ていると、ごく自然にカウンセリングやセラピーを受けている印象があるので、日本でもっと気軽に受けることができるようになれば、大儲けができるのではないかと思うので、できることなら海外に視察に行きたいです。
    ひそねとまそたんがはじまるので、それではまた。

    1. プロテイン至上主義さん、こんばんは。

      明日はクリニックの「定例会」です。
      このコメント、きっと心理部門は喜ぶと思うので、話題になると思いますよ。
      機会があったら、海外にリサーチに行って教えて下さい。

      ひそねとまそたん、って何か知りませんでしたが、調べたら、いきなりアニメが始りました。
      ではまた~

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