宗教

19/Ⅵ.(金)2020 雨。手越、ジャニーズ事務所と契約終了。

アンジャッシュの渡部から得た教訓は、お金をケチってはいけない、ということだった。
受付A.は、「友人が言ってましたが、ホテルを使わないんだからホテル代を上乗せして渡すべきですよ」だって。なるほど。
あくまでも、イメージだが、昔の芸能人やたけしなんかは相手の女性にたくさんのお金を渡してたイメージだ。
なんなら生活費まで。それもマンションの一室なんてケチなことを言わず、粋な黒塀に見越しの松の一軒家を買い与える。
そう言えば、田中角栄の人心掌握術も、相手が何かやってくれた時に、相手が想像してる以上の報酬を与えることだ、と何かで読んだ。
そうすることで相手がビックリして、それが忠誠心のようなものに変わるという趣旨だったと思う。
いくら人に心があり、渡世は義理人情だとは言え、経済原則で生活は出来ていて資本主義の国家だから、目に見えない真心も可視化するなら、ゼニにした方が喜ばれそうだ。

そう思ってたら、今朝のニュースだ。
河井案里参院議員の逮捕である。あまりこの手のニュースには食いつきが悪い物で詳しくは知らないのだが、回りにたくさんお金をあげたのをチクられたみたいだ。
なんでだ?
アンジャッシュと案里議員、どっちのニュースを信じればいいのか混乱しないか?と受付B.に言ったら、「全然、違いますよ。片方は、買収ですから」だって。
受付C.は、「渡部だって、いくらたくさん渡してても同じですよ。悪いことはバレます」だと。二十歳そこそこの娘に説教されてしまった。お前は、儒教か?

そういう僕は幼稚園&小学校の初期教育にキリスト教の教えを受けていた。
それは、人間はアダムとイブが林檎を食べてから罪深く、その原罪をイエス様が肩代わりしてくれた、という「性悪説」を植え付けられて、
だから、子供の頃は、人間以外のすべての生き物や時には地面とかにもお詫びしながら生きていた。
「地面さん、踏んづけてごめんね」みたいに呟きながら道を歩いたりして。

その反動か思春期以降は宗教に対する興味と疑いが織り交ぜになって、好奇心を呼んだ。
学生時代、アパート暮らしをしていた頃に、宗教の勧誘に家まで来る輩を居間まであげお茶を出し、彼らの言い分を聞いたあと論破して帰らせるということをしていた。
本当に色んな人が来た。新聞をとってくれとか、英語の教材を買えとか、カンボジアの子供に寄付する金をくれとか、親子連れで来る宗教の勧誘もあった。

宗教の幹部ならともかく、訪問に来るような人は下っ端だと思う。ことごとく論破して負けなしだった。

ただ1つ、非常に印象に残ってるのは、ヨガの修行を通して自己実現をしようというあまり営利目的ではない勧誘だった。
僕は東洋体育もそこそこ詳しかったので、彼を言い負かすのはたやすかったが、勝ち負けよりいかにヨガが素晴らしく自分には修行が必要だということを真摯に語る瞳にちょっとグラっと来た。
僕は医学部の病院実習が忙しくなる時期で物理的に時間がとれない理由で断った。
今思うとそれは、まだ犯罪集団になる前のオウム真理教だった。

さて、下は去年の暮れに発表した「聖劇」です。
三つ子の魂、百まで、ですね。子供の頃、「聖書」の時間に習った話を、今の受付たちと一緒にフォト・セッションしたものです。↓。

 

完璧版・聖劇 ファイブ・フォト・セッション~クリスマス気分にのせられ~

◆第一章 ザアカイ◆

ザーカイは、お金持ちですが高利貸で皆から嫌われていて、お友達もいませんでした。だから余計に、お金に執着したのでしょう。悪循環ですね。ザーカイの身体的特徴は、とても背の低い男でした。下が、ザーカイ。↓。

ザーカイの町に、人気絶頂の、イエス様がやってきて、たくさんのファンを魅了しました。怪獣のフィギュアが民衆で、豹柄+王冠の後姿がイエス様。↓。

ザーカイもイエス様を一目見ようと訪れましたが、人がいっぱいで後ろの方では、背の低いザーカイには、イエス様がみえません。↓。

そこでザーカイは、どうしてもイエス様を見たくて、近くにあるイチジクの木に登りました。↓。

今回の記事の中で唯一の屋外ロケです。必死に登るザーカイ役の川原先生。目測で、標高約20センチメートル。↓。

舞台を屋内に戻します。そんなザーカイをイエス様は、「ザーカイ、降りてここに来なさい」と認知してくれました。↓。

イエス様には何もかもお見通しです。「ザーカイ、悪いことはダメですよ」。ザーカイは、たくさんのファンの中から自分だけにリプくれたと喜ぶオタクのように、嬉しくて、反省ザルのように素直になりました。↓。

そして悪い事して余計に儲けた金品やお宝をイエス様に渡し、寄付しました。↓。

ザーカイが寄付したお宝たち。長門有希のガレキ。スペース長門。↓。

涼宮ハルヒのご当地チャーム。その1。↓。

涼宮ハルヒのご当地チャーム。その2。↓。

ひぐらしのなく頃に、のDVD全巻購入特典の、知恵留美子先生のカレー、↓。

ひぐらしのなく頃に、のDVD全巻購入特典の、知恵留美子先生のカレーの器に入れて、ふるまい、↓。

ひぐらしのなく頃に、のDVD全巻購入特典の、麻雀牌で一緒に遊び、↓。

それ以来、ザーカイの評判は鰻の滝登り。友達も出来て、お金より大事なものを知り、幸せに暮らしたとさ。

 

 

◆第二章 マグダラのマリア◆

マグダラのマリアは、娼婦です。セックスワーカーともいいます。これは性風俗に関する偏見に対して、これも立派な仕事だと支援する時に使う言葉だそうです。そう言えば、人類でもっとも古い職業は「売春」だと中学の授業で習ったことがあります。セックスワーカー、覚えておきたい単語ですね。下は、マグダラのマリアの根城、ピンクのカーテンで仕切られています。美保純、元気かな?。↓。

これが、マグダラのマリア。花瓶でスカートの奥を華麗に隠しています。↓。

これは、けいおん、のうちわを何枚も重ねて持つことで、フラメンコ風の(あるいはジュリアナ風の)扇子を模擬しています。小道具の少なさを知恵で補っています。アイデアは、うかい&杉山。↓。

セックスワークは、どんな相手が来るかわかりません。蒲田君のようなシャイな子は優しく包みます。↓。

時には権力者の相手もします。ピンクのフラミンゴは、ウイリアム・テルが住む村の村長です。(柿と、クマと、ウィリアム・テル参照)。↓。

時には娼婦は看護師のようにお客さんの体調も気遣います。下は、ペンライトで瞳孔をチェックしてるところです。中国製のピカチュウの目が変てこだからです。↓。

そんなマグダラのマリアの生涯を変える一大事がおきました。イエス様と偶然、バッタリ出会ったよ。でも、これは偶然ではなく、必然だったのだと思います。↓。

それ以来、マグダラのマリアは、イエス様に帯同し、身の回りの世話をします。雪が降る日は傘をそっと差し出します。まるで、高倉健に対する池部 良の立ち位置です。↓。

↓こんな感じ↓

夏の暑い日には、汗をお拭きします。ボクシングのセコンドみたいですね。↓。

さぁ、急展開だ~!そこに、イエス様をよく思わない権力者が、イエス様を悪人扱いし、ひっ捕らえに来ました。盾と槍をもった憲兵です。頭にかぶったヘルメットは、コンビニのレジ袋を使用。小道具の少なさを知恵で補っています。アイデアは、川原。↓。

憲兵は、おそろしい形相と逞しい肉体美でイエス様を追い詰めます。↓。

憲兵の1人が、ついにイエス様を捕らえました。死刑、確定です。↓。

磔(はりつけ)です。昔、漫画「タイガーマスク」の覆面ワールドリーグ戦に、ゴルゴタ・クロス、というレスラーが出てきました。タイガーマスクは「虎の穴」からすれば裏切り者です。裏切り者といえば、ユダ、なのでしょうが、そこは梶原一騎の腕の見せ所、タイガーマスクを十字架にかけることによって、実はタイガーは裏切り者じゃなく、救世主なのだと読者にメッセージを送ったのです。ちなみに、ゴルゴタとは、イエス様が十字架にかけられた丘の名前です。そう考えるとすごいリングネームですね、ゴルゴタ・クロス。↓。

あっ、すみません。話をタイガーマスクから、聖劇に戻しましょう。

こうなると、イエス様の弟子たちも逃げてしまいました。憲兵の追っ手による尋問にも、ニワトリが鳴くまでの間に3回も「イエスなど、知らない」と言ったものもいます。↓。

それもそのはず、この磔はむごい死刑だから、誰だって腰を抜かして逃げ出します。こんな風に、手足を縛られ身動き出来ないのに、槍で突かれるのです。↓。

ついに、イエス様は死んでしまいます。憲兵が木魚を鳴らします。死す間際まで、自分の宗教を否定されます。↓。

息絶えたイエス様。そこを最期まで、看取ったのが、マグダラのマリアでした。↓。

悲しみに泣き疲れる、マグダラのマリア。↓。

イエス様の死体は、その後もゴルゴタの丘に、見せしめのように放置されていたのですが、3日後、マグダラのマリアがお参りに行くと、イエスの姿がありません。↓。

一体、これは何なの?イエス様の復活を予感するマグダラのマリアは周囲を見渡します。↓。

すると誰かが、ワックスをかけたばかりでピカピカの廊下に倒れていました。↓。

かけよるマグダラのマリア。「あっ、イエス様だわ。復活なさったのね」。↓。

マグダラのマリアは、娼婦時代に培った全ての才能を駆使します。まずペンライトで瞳孔反射を確認します。「生きてる。助かるわ。いいえ、私が助けるわ」。↓。

マグダラのマリアは、昔の自分の根城にイエス様を連れて行きます。憲兵に見つかるとまずいですからね。↓。

そして、ピンクのカーテンを開けます。↓。

「体温が下がってるから、温めなきゃ」。↓。

そして、鼻から魔法を吹き込むわ。「エコエコ・アザラク、エコエコ・ザメラク」。↓。

仕上げは、これよ。「さぁ、どうぞ。ここに。膝枕よ」。↓。

杉山耳かき店です。↓。

「はい、反対側も」。↓。

「生き返ったぞ~!」。イエス様の復活です。↓。

喜びのあまり、嬉しく抱きつく、マグダラのマリア。本編、クライマックスの百合シーン。サービスショットです。↓。

こうしてマグダラのマリアは、性女から聖女へとなったのです。下は、マグダラのマリアのポストカード。画家は、エル・グレコ。↓。

 

◆第三章 盗っ人女◆

罪深い女は、窃盗の常習犯です。村人も怒り、ボーリングのピンを持って、追いかけます。これで叩いてやらなければ気がすみません。↓。

「なんてすばしっこいんだ。やっと捕まえたぞ」と村人Aが言います。↓。

「盗んだものを出せ。出さないと殴るぞ」と村人A。手前の村人Bはボーリングのピンをバットに見立てて、一本足打法の構え。「かっ飛ばしてやる」という意気込みが、いつもちょっとズレたパフォーマンスになる村の陽気なおじさんです。↓。

罪深い女は、白状しました。「私が盗んだ物は、顔です。綾瀬はるかの美しい顔を盗みました」。↓。

盗んだものが顔だと知り、そのシュールな犯罪に余計怒りを抑えられない、村人AとB。↓。

そこにイエス様が降臨です。「待ちなさい。この中で、一度も他人の顔を欲しがったことのない者、その者だけが、彼女を叩く権利があります」。↓。

村人A「う~ん、そう言われると困ったな。他人を羨ましいと思ったことはあるわ」。村人B「わしゃ、チュートリアルの徳井の顔が欲しかった」とひょっとこ顔をしました。↓。

イエス様「じゃ、これからは皆で仲良く暮らすのよ。心の空虚さが埋まれば、盗みを働く必要もないでしょう。なぜなら、欲しいのは他人の顔ではなく、人の心の温もりや、もっと言えば他者からの関心だったのだから」。↓。

 

◆第四章 親子の絆◆

この子は神童と呼ばれる、ジャグリングの天才。↓。

ちなみに、神童と天才の違いは何かと言うと、「神童とは、子供のくせに大人のようなことが出来る子のこと。だから、神童もはたち過ぎればただの人」という所以です。この子は、そう言った意味では天才です。金になりますね。↓。

2人の「母親」を名乗るものが現れ、この子の取り合いです。↓。

騒ぎを聞きつけた、イエス様がやってきて、解決策を提案します。「母親は一人です。どちらも譲らないなら力ずくで決めるしかないでしょう。両側からこの子の手を引っ張り合って子供を奪いなさい」。↓。

よ~し、せいのせいの。オーエス、オーエス。↓。

子供「痛いよ~。痛いよ~」。↓。

ほりゃ、あちきのモンじゃい。↓。

へへへ、やったぜ、この子は銭のなる木だ。↓。

おれのモンだ~!イエ~イ!↓。

「ちがいます」。イエス様が言いました。「子供が泣き叫ぶ姿を見て、心が痛み思わず手を離してしまった、こちらの女性が本当の母親です。親の愛とはそういうものです。」。↓。

「さぁ、あなた達、これからは幸せに暮らすのよ」。「はい」。↓。

 

 

◆第五章 三方一枚損◆

村人Xが、煙草を吸って休憩していた。↓。

そう長居もしてられない。その場を去る、村人X。↓。

「あ~腰が痛ぇな。休憩でもするか」と村人Yがやって来た。↓。

村人Yが煙草を吸う。↓。

「おや?こんな所に忘れ物がある。ベルハーのCD3枚。今となっては貴重な物だ」。↓。

「おいおい、お前さん、忘れ物だよ」。↓。

「ベルハーのCD3枚、あそこのベンチに忘れてあったぞい」。↓。

村人X「確かに、これは元はあっしのだ。しかし、一度、あっしの手から離れた物だ。拾ったお前さんの物だ」。↓。

村人Y「いやいや、あちきだって、ナザレの生まれよ。こんな物を受け取った日にゃ、村の笑いモンだ。お前に返す」。↓。

なにを~、わからずやめ~。こうなりゃ、フェンシングで決闘だ、望むところよ。↓。

やめれ、やめれ~。喧嘩はいけねぇだ~。↓。

誰か仲裁ばしてけろ~。↓。

そこに現れしは、ナザレのイエス。「どういう訳で喧嘩になったか経緯を教えてくれないか?」。↓。

「なるほど。3枚のCDを、落とした方も、拾った方もお互いに受け取らず、相手に与えようとしてる訳だな」。↓。

何か良い解決策がないものか。無駄な血を流させる訳にはいかない。↓。

ひらめいた!「ここにもう一枚、同じベルハーのCDがある。これは私の物だ」。↓。

これをさっきの3枚に加えると合計4枚になる。↓。

それを2枚づつに分けて、おのおのに分けることにしよう。↓。

村人Yは、本当なら3枚もらえるところが2枚だから、1枚の損。↓。

村人Xは本来なら3枚戻ってきていいのに、2枚しかないから、1枚の損。↓。

そして、かくいうイエスも自分のCDを与えたのだから、1枚の損。↓。

「こうして、みんな平等に、1枚づつ損をした、ということでどうだ?」「なるほど、それなら合点がいくぜ」「こりゃ、一本とられた」。

これぞ、名裁き「三方一枚損」。↓。

アホか~!どこが聖劇やねん。最後の二つは、大岡裁きじゃないか。いい加減にしろ。↓。

という訳で、おしまい。田舎のお母さん、見てる~?アーメン。

BGM.吉田拓郎「もろびとこぞりて


18 Replies to “宗教”

  1. 前も見ましたが、今回、ゆっくり再見して、ほのぼのな気持ちとなりました。
    ベルハーの元メンバーたちも、色々なところで生活防衛しているんでしょう。このCD、持ってますよ。
    聖書、たぶん旧約聖書でしょうが、神と人間が和解するために「何か」が、いけにえになるという話を聞いたことがあります。
    恐い発想というか、もうついていけないです。

    1. papaさん、OHA!

      藤子F不二雄のSF短編マンガに「いけにえ」という逸品があります。
      数年前より地球にUFOが君臨して無敵の力を誇示します。
      国連軍の核攻撃にもノー・ダメージ、エベレストの山頂を吹っ飛ばす、など。
      そしてそんな宇宙人が地球に出してきた要求は、「日本の浪人生・池仁平(いけ・にへい)を差し出せ」。
      そうしたらおとなしく宇宙に帰る。国連軍や各国首脳は日本の政府に働きかけ、池仁平をいけにえに差し出せと圧力をかける。
      一方、人権擁護団体や一部のメディアはこれに反対するが、反対意見の者は次々と闇に葬られてゆく。
      池仁平の見た目はデブでドン臭いブ男だが、可愛い女友達がいる。
      各国首脳はこの彼女に彼が、いけにえ、になることを説得させようとする。彼は、「君のためなら死ねる」と、いけにえ、になる覚悟をするが…。
      ラストは、予想外のオチ。面白い作品です。クリニックにもあります。「カンビュセスの籤」という短編集に入っています。良かったらみて下さい。

      要は、宇宙人と神様の気まぐれには付き合いきれん!というお話です。

  2. 川原先生、こんにちは。

    「地面さん、踏んづけてごめんね。」で思い出したのですが、以前マツコとナイナイの矢部さんがやっているアウトデラックスという番組に、渋沢栄一のお孫さんにあたる、おばあちゃんが出ていて、その方は、「トイレさんありがとう」とか、ありとあらゆる全ての物に、へり下って、ありがとう。という気持ちを伝えるそうです。ごめんね。とありがとう。は対極ですが、確か、その方もキリスト教の教えで育ったって言っていたような…。

    今はスタバで、キングダムという漫画を読んでいます。50巻以上続いている漫画に手を出してしまいました。。しばらくは、これで気分転換出来そうです。

    「聖劇」今見ても大作ですね!

    1. いずみさん、こんにちは。

      キングダム、amazonプライムでやってますね。中国っぽい奴ですよね。

      僕は小学校6年の頃、ちょっとだけ「書道部」にいて、そこの顧問に「筆を捨てる時は筆を半紙に包み、これまでの感謝を伝えてから捨てること」と習いました。
      今でも、ボールペンを捨てる時にはそうしていますよ。
      書道の展覧会に出す漢字を自分で決めていいというから、当時、毎日聴いてたラジオに「青春ど真ん中」というニッポン放送の番組があったから、それにしました。
      顧問がお手本を書いてくれるのですが、妙にデカく「青」と書くので、「書ききれないでしょ?」と言うと、「青春、って真ん中に書くんだよ」という。
      そんなことされたら大変だ。天覧会に「青春 川原達二」なんてキザだろう。僕はそれはやめてくれというと、「もう、青、って書いちゃった」というので、
      僕は反射的に、「じゃ、青虫、にして」と言い、僕の展覧会の作品は「青虫 川原達二」でした。

      聖劇、誉めてくれてありがとう。大作、と言えば、同じ頃、テレビドラマで「どっこい大作」というのがありました。「青春ど真ん中」と同じ頃でしたよ。
      ではまた~

  3. 川原先生、こんばんは。
    宗教に入っているから駄目っていう
    訳ではないんですが、宗教の教え
    に盲信している人は「自己実現」
    をある意味でしてしまっているので
    迷いがありませんよね、だから一瞬
    自分の中のよこしまな気持ちを
    見透かされているように感じたりしますが、何故か笑い方から思考が皆一緒で
    気味が悪いのです。
    本当は「自己実現」に向けて一生をかけてもたどり着けない旅路をし続ける努力
    が大切ですよね。

    1. ネコスッキーさん、こんにちは。

      僕の好きなマンガに「おやすみプンプン」というのがあり、ヒロインの愛子ちゃんというのがちょっと病んだ子で僕は好きなのですが、
      設定では彼女のお母さんは新興宗教にはまっていて小学生の頃から母と一緒に宗教の勧誘にお家を訪問してました。
      宗教には、この愛子ちゃんのように「自分の意志で入信する」人ばかりでなく、物心ついた時から入信していた人もいます。
      「2世」というそうですね。宗派によるのですが、かなり文化的に他の子と違った制限があり、性格形成にも影響を与えるようです。
      この子らが思春期になり大人になり、宗教を自分の意志で脱会するのはかなり大変みたいです。
      そういう自己実現の方法もあるみたいです。

      1. 川原先生、こんばんは
        「2世」…環境からの影響からの影響
        は大きいですよね。
        ついつい自分中心の見方になって
        ました。ありがとうございます。

        1. ネコスッキーさん、こんばんは。

          不思議な物で、「2世」の方ってはじめからはそう名乗らないのです。
          違う相談で来てるから。
          で、何年もしてからやっと教えてくれる人が多いです。
          向こうもこちらをみてるのでしょうね。それに「合格」したら、教えてくれるのかもです。

    1. シロクマさん、こんにちは。

      自分の人生ですから後悔しないようにしたいですね。…それがまた難しいのですが。

  4. まだ続くんかい!!
    Staffさんたちの熱演に 思わず最後まで読んじまいました。
    4章5章は危うく『へぇ~ この話は聖劇が原典だったんだ』って信じるとこだった。
    僕のまぶたには今カーテンコールがしっかり映ってますよ。

    BGM:AMERICA 名前のない馬

    1. ふたらのたかねさん、こんにちは。

      喜んで(?)もらえて良かったです。
      今読むと、ものすごくパワーがありますね。他人事のようですが、やや躁状態じゃないと出来ませんね。
      BGM、いいですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です