12/Ⅴ.(水)2021 はれ 東京五輪・ボランティア医師200人募集したら280人の応募!
友人の院長がカンカン。スタッフが挨拶をしないのだという。「九官鳥やインコでも、おはよう、くらい言うぞ」と上手いことを言う。僕は「もう世代も違うし、相手も大人なんだから人格や品格やポリシーの問題なのだから、そういう人間なのだとあきらめるしかない」と諭すが、友人はそれでも納得いかず、仕方ないからしばらく愚痴を聞く。うちのクリニックに時々、子供が来るが親に促され「挨拶しなさい」と言われても親の後ろに隠れる子がいる。何されるかわからないから、そりゃそうなるだろう。でも帰る時には親に「挨拶しなさい」と言われると、「バイバイ、バイバイ」と何度も言う。やっと帰れるからの呪文や儀式のように何度も言う。そんな話を友人にしてやると、「それとまったく同じだ!朝の、おはようございます、がなく、帰る時だけ、お先に失礼します、だって。そうかぁ、あいつら子供と同じか」と納得したよう。そんな話を聞きながら松村邦洋の名言「あいさつにスランプなし」を思い出す。今こそ松村の言葉を道徳の時間で教えたらどうか。あれ?ってことはオレ、「学校って社会に出て必要なものを教えるところだ」と思ってたのか??
ま、みんな色々とストレスを抱えて生きてる訳ですが、僕はうちの心理スタッフと「グループLINE」を勝手に立ち上げました。この記事の表題は、グループLINEの名称。以下は、川原発信のメッセージの一部を特別に紹介。
・〇月×日。
MXの田村淳の番組で「コロナうつ」の特集でゲストに出てた専門家。何故か、右指に包帯がグルグル巻き。こんなに目立つのに司会の田村淳もレギュラーの鈴木奈々も何も言わないから、かえって気になる。
・〇月×日
これ今みてる。
正解わかりますか?
狩野英孝だけ違う答え。
全員、不正解。
京大出の宇治原も分からず。
・〇月×日
山菜(しだ)を並べてみました。
オーメン。
・〇月×日
イギリスでやった実験だって。ロックダウン中に陰性者を集めて、どのくらい感染者が出るか、だって。
いやん、バカン。
・〇月×日
アイデンティテイがないと言う人がいますね。「生まれてからずっとアイデンティティがなかった」というのがアイデンティティという逆説。これを、ナイデンティテイと名付けてみました。アイデンティティと言えば、エリック・エリクソン(えりっく・えりくそん)だから、「ナイデンティテイの時代」と言う本のペンネームを、エソック・エソクソソ(えそっく・えそくそそ)という名前にして、オッチョコチョイが「エリクソンの新刊?」と飛びつくのを狙う詐欺商法です。「天才バカボン」で贋作専門の小説家がいて、「宝島」ではなく「宝鳥」、「乞食王子」ではなく「乞食玉子」など、読者が間違えて買うのを狙うキャラクターが出てきますが、それと同じ戦略です。
・〇月×日
イカとタコの違いを知ってますか?両方とも墨を吐きますが、どっちかが煙幕にして目くらまししてそのすきに逃げる。もう片方は、墨をおとりにして相手にそれを食べさせる。どっちがどっちでしょう?正解は、煙幕がタコで、食べさせるのがイカ。そう言えば、イカ墨って美味しいですものね。話をしてて誤魔化す人っていますね。その場しのぎに話題を変える人を「タコ派」、面白そうな話でこっちの気をそっちに移させる人を「イカ派」と呼んで区別したい。肝心な話を話したがらない人を「イカ」と「タコ」で区別してみる学説を学会に発表するのをどう思いますか?
…ってな感じです。グループLINEだと誰かが返信すればいいから、もらった人も負担が少なくていいでしょう?僕はなんて気遣いが出来るのでしょう。友人の院長と大違い。次回は「精神療法について」。
何日か前の「ラジオ深夜便」で、ディランの特集をしてましたが、ワタシ、ディランだめです(笑)詩はすごいと思いますが、あのくせの強いボーカルがどうもダメ。だから持ってるのも、「追憶のハイウェイ61」と、「プラネット・ウェイブス」と「血の轍」だけ。この3枚は何とか。
東京都庁に勤めたことがある、ある女の子は「あいさつしたって知らんぷり、お茶持ってきても、お礼もなし。病気ですよ、あの人たち」って言ってましたね。
挨拶する時は、「おつかれさま」「お先に失礼します」と「おはよう」で充分ですね。ドンキは、入口と店内の爆音でこりて、1回でやめました。
papaさん、OHA!
ディランは枚数多いですからね。
ザ・バンドの「ラストワルツ」の最後に登場するディランがかっこよくて、「これはディランのための映画だ」と言われてましたね。
マイケルジャクソンとライオネルリッチーの「ウイアーザワールド」も最後の最後にディランが登場して美味しいところを持ってゆく映像に僕には見えます。
「あいさつ」は大事ですね。現代人は「孤独」と「ひとりぼっち」を勘違いしたり、「自由」と「無作法」を混同してますが、僕も若い頃はそんなものでした。50過ぎれば気づくだろうから、若い人も50過ぎに気づけばいいと思います。問題は実は我々の世代のモラルの欠如で、年取ると性格変えるのは難しいから「恐怖」か「痛み」を与えるしか手はないと思いますが、今の日本はそんなことは許されないから、低能なオヤジたちのやりたい放題ですね。
アメリカでは、ドンキ(的な)ところでワクチン売ってるそうですね。
川原先生、こんにちは。
挨拶はコミュニケーションの基本中の基本だと思います。
幼稚園時代、お昼ごはんをいただく時、園児たちが
「いただきます」と言ってから、先生が「いただきます」、そして、園児たちが「召し上がれ」と言う流れを今でも鮮明に覚えています。
同じ幼稚園に通っていた弟と、大人になってから実家で一緒に暮らしていた時に、わたしが弟に
「おはよう」、「お帰りなさい」、「もしかして、わたしの荷物、受け取ってくれたのかしら?どうもありがとう。」
全部無視をする弟に両親は育て方を間違えたと嘆いていました笑
また、ファミリーカウンセリングを受けていた時にカウンセラーの先生に、時候の挨拶を申し上げたら、わざわざそんなことを言わなくてもいいからと跳ね除けられ、行く気を無くしました。
挨拶すら拒絶するような先生を信頼できないと両親に言い渡したら、両親だけでファミリーカウンセリングに行き、カウンセリングの最中に父から電話があり、
「先生が土下座してでも謝りたいと仰っているんだけど…」と言われましたが、わたしは結局電話には出ず、そのままです。
今にして思えば、土下座してでも謝りたいと思っている方に口も聴いてあげないのは、やっぱり大人げなかったかなと思うので、もっと色々落ち着いたら、近況報告も兼ねてお逢いしてみようかなと思います。
それが難しそうなら、お手紙を出してもいいかなとも思います。
Marionさん、こんにちは。
挨拶エピソードあれこれ、面白く読ませてもらいました。
最後の「土下座」の話は興味深いです。
感想はあなたはやさしいですね。
僕なら絶対許しません。そもそも簡単に土下座するような奴は信用できません。
どこかの学者が戦争に対する「被害者」として日本人とユダヤ人の差を、
「ユダヤ人は許すが忘れない。日本人は許さないが忘れてしまう」と言ってました。僕は典型的な日本人です。ではまた~
川原先生、こんにちは。
あいさつと言えば、私は入院中に看護師さんと消灯前に交わす「おやすみなさい。」と言う挨拶が1番好きでした。向こうから言ってくれる方もいるし、看護師さんがカーテンを閉める直前に、こちらから、「おやすみなさい」と声をかける事もありました。そうすると、ニッコリ可愛らしい声で「おやすみなさい」と言ってくれる看護師さんの優しい笑顔が見れるのです。その感じが、なんか好きでした。「おやすみなさい」って挨拶は、家族とか、恋人とか、親密な人とする事が多くて、他人と直接交わすことって中々ないなぁなんて思いました。
『いやん、バカン』面白いですね笑。
先生が次回予告を書いたように、私も次に書きたいことは決まっているのですが、書きたいのに、文章が頭に思い浮かばず、筆が進みません。書ける時はすらすらと書けるのに不思議です。
いずみさん、こんにちは。
僕は好きなアニメのLINEスタンプをいくつか買って持っています。
ポケモン、エヴァ、俺妹、物語シリーズ、おそ松さん、からかい上手の高木さん。
大抵、「おはよう」「ありがとう」「ごめんね」「おやすみ」などのスタンプがありますが、例外的に、高木さんは3種類持ってるのですが、どれにも「おやすみなさい」のスタンプがありません。
何故だろう?とよく考えたら、高木さんと西片は中1なので、「夜に会わない」から「夜の挨拶がない」のだと思います。これに気が付いた時、とても心が洗われました。
PS.月火ちゃんの「プラチナディスコ」のカラオケは探してもどこにもないそうです。あの曲は人気があって、ステージで歌いたいという人は多いのに。
しかし、調べたら、唯一、「偽物語」の初回盤の「ブルーレイ」の特典にだけ入ってるそうです。もし、「プラチナディスコ」や「音頭」が必要な時のための豆知識でした。
ではまた~
ボブ・ディランは勿論元々超~~有名なミュージシャンでしたが、2016年にミュージシャンとして初めてノーベル文学賞を受賞したことで、改めて有名になりました。
1967年(昭和42年)、日本人初のノーベル文学賞受賞を三島由紀夫は逃しました。
日本人初の受賞となるのは三島由紀夫だろうと最も有力視されていたので、その時の落胆からその3年後のあの「決起」に繋がったのでは?と、まぁ当たり前の様にその一説が動機の一つとして語られていますが、林真理子氏によれば、「寿命を全うしていればいずれ確実に受賞出来た」として、やはり本当の天才の内面は理解出来ないと、改めて三島由紀夫についてYouTubeで語っていました。
エピソードとして、三島本人は次の受賞者は大江健三郎であろうと、予言していたとも言われています。
当時の三島のライバルはほぼ同世代の安部公房と言われていたのを何かで読んだ記憶がありますが、今現在の「人気」と言う点では三島由紀夫が圧倒的で、それは勿論多分にあの過激な自分の終わらせ方にあることは否定は出来ませんが(太宰 治の「人間失格」が売れ続けていた理由とほぼ同じ)、一方でそれだけではない、何か?が、昨今の若者にも通ずるモチーフ?が貫かれているからだと思うのです。
実際にはモチーフが貫かれている、と言うよりは、貫きたいモチーフを三島由紀夫の中に見ている、のだと思います。(実際、日比谷の映画館で観た時、若いカップルがいて、彼氏の方が偉く感じ入った様で、「今の時代にこんな人がいたら自分も分からない」と言っていたのを覚えています。分からない、と言うのは、恐らく盾の会に入っていた可能性がある、みたいなニュアンスだったと思います)
映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の中で、三島は若い頃のモチーフとも言うべきエロティシズムからの卒業、みたいなことを述べているのですが(この場面で大江健三郎も引き合いに出しています)、最後の代表作と言われている4部からなる「豊饒の海」の第一巻「春の雪」では、その卒業した筈のエロティシズムが、前述の林真理子氏をして、羨望しかない様な才能で展開されている、と言わしめているのを聞いて今手に取っている次第です。
前置きが随分長くなりましたが(冷や汗)、2回分はどうやら見逃した様ですが、残りの2回分の第3回となる放送(Eテレ)は録画予約しました。第4回目はまだavailableではありませんでした。
ありがとうございました。
ボクシングファンさん、こんにちは。
今回の「100分de名著」も三島の没後50年を記念しての企画のようです。
この番組は伊集院光と女性アナウンサーが司会で、作品に詳しい人を呼んで教えをこう、という番組です。
25分づつ4週でやるから、集中力も続くので見やすいです。
興味を持ったら読むきっかけに、とか読んだ気になる、知識としてインスタントに仕入れる、好きな作品をより味わいたいなど幅広いニーズがありそうです。
夏休みには「星の王子様」や「モモ」など子供向けの本もやります。読書感想文で悩む子には助かりますね。
結構長い事やってる番組ですが、「金閣寺」が取り上げられたのが「初」というのが意外ですね。
芥川賞作家がナビゲートしてくれますが、この人が作家になろうと決意したきっかけの本だそうです。
NHKのアーカイブスでみれるといいですね。
豊饒の海は読んだのですがうる覚えです。長いですよね。僕は何か勘違いしてるのか、兄と妹の近親相姦、やレズビアンをテーマにしたエロだと記憶してるのは、澁澤龍彦がこの作品を絶賛していたからで、「澁澤フィルター」のせいだとしておきます(笑)
ではまた~