発病までの記録

1/Ⅻ.(金)2023 はれ、寒い 吉田拓郎 一夜限りの復活。「‥とかに曲を書いたり」。

 

古い日記をみつけた。1987-1988年のもの。昭和62-63年。昭和64年は1月だけで平成元年になる年です。

タイトルが仰々しいですね。自分がいつか狂うんじゃないか?と思っているから、「遺書的」に残したものでしょう。勿論自殺するつもりではなく、「正常」な時期の記録を残しておこう、的な意味の遺書。その頃は、「正常」と「異常」に明確な区別があると思っていたし、思われていた時代なのがうかがわれますね。島崎藤村の「夜明け前」を意識してたのかもしれません。中身をみていきましょう。

「フリーバーズ」とは僕が作った「総合芸術秘密結社」のことで全国展開を狙っていたが「東京フリーバーズ」の3人のみで終わる。いわば「詩を書かない詩人」の集まり。

同年代の男子がどんどん「大人」になって行くのに焦っていますね。

海に出かけたりして。

あっちゃんとのりちゃんは従妹です。「来日する」とは外タレみたいですね。

アイスクリームとは僕の好きなクラスメート。学級委員みたいに真面目で地味なクセに気が強く「川原君!」と僕には厳しかったが、たまにノートを貸してくれたりするから、「甘くて冷たい」ので「アイスクリーム・ベイビー」と僕が名付けました。この辺は彼女の誕生日だったのでしょう。

タロット占いにすがってますね。下がその時の描写。現代なら写メですね。

物的証拠。

牛久保は、ベッドサイドを回る班の一緒の女子。アイスクリームの傷を埋めてくれてた。

プラカンとは、実際の症例に学ぶプラクティカント、の略。

2内とは、第2内科。当時は「臓器別(消化器・循環器・呼吸器など)」ではなく、そういう言い方をしてた。

牛久保が他の男子と仲良いことを知り、かつ旧友が「大人」になって焦る。

臨床実習ではワイシャツにネクタイで行かねばなりませんでした。ECGは、心電図のこと。

最後のフレーズは遠藤賢司の「不滅の男」の歌詞ですね。

荒れてますね。

さらに荒れる。

ゲシュタルト崩壊。

心を表現するのに「言葉」や「文字」は不要ですね。

「三番目に大事なもの」とは初期のRCサクセションの屈折した名曲のタイトルです。

2外とは第2外科のこと。

日本シリーズ第6戦の9回表、西武の日本一決定目前の場面でファーストの清原が突然涙を流し、それをセカンドの辻がなだめた。巨人に入れると思ってたのに、巨人がドラフト1位に指名したのは、PL学園高校の同期・桑田だったから感無量だったのでしょう。KKコンビがプロ入り2年目の年。俺は何をやってるんだ?

マニックディフェンスしてます。「ええじゃないか」の気分です。

クンちゃん?誰?

アントニオ猪木は雨が嫌いで子供の頃は雨だと学校を休んでたそうです。

新日の暴動とは、たけしプロレス軍団が乱入した時のことです。

ティファニー?そんなところ行ったのか??覚えてない。

占いに行ったりして。

広瀬隆は「東京に原発を!」や「危険な話」の著者。

このランキング、覚えてる人6人、思い出せない人5人。今も付き合いある人1人です。病食もぎりベイビーって誰だ?

斉藤は親友だったけど今は音沙汰なし。消息不明。もう死んでるかも。

東横は、溝の口の東横病院。

なんでしょう、これは。ラブレターかしら?ポエムかしら?それとも作詞?

まぁ、よく医者になれたものです。

BGM. 植木等「そうだそうですその通り」


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