ポールも味方?~5/18問題、急展開!

17/Ⅴ.(土) 2014 晴れ
今日の診療は早目に終え、「5/18問題」の学会前日なのに、ポール・マッカートニーのライブを観に、国立競技場に向かう。
その途中、チケットをとってくれた、F.から、「コンサート中止」のメールが届く。
月曜に振り替えだって。
今日はポールのコンサートの後にクリニックにUターンして学会準備の予定のつもりで、徹夜覚悟だった。
なんか、悪いね、ポール、気を使ってくれたみたいで、サンキュー!
もう1つの「5/18問題」も、明日(5/18)はきゃりー、ポールは月曜(5/19)で同時に解決。月曜はクリニック休みだからね。
振り替えの国立行けるし。
そう言えば、年始にみた細木数子の占いでは、今年、僕はツイてるらしい。数子、当たったよ。ツイてきた。ノッて行くぞ!
BGM. 中山美穂「ツイてるねノッてるね」


魅せられて

15/Ⅴ.(木) 2014 外に出てないから天気、わからない
「5/18問題」は、まるで、停滞。残すところ、あと3日。…、時間がない。
忍ちゃんがいれば、血を吸ってもらって、本番まで、ずっと完徹で行けるのにな。
下が、そんな「忍野忍」。オイル時計で囲ってみました。↓。


夏らしいイデタチでしょ?
忍ちゃんのフィギュアは、今は、ウォーター・サーバーの上にいます。
お水を飲む時に知らない人は、普通の美少女フィギュアと思われるかもしれませんね。
そんな方のために、「忍野忍」を簡単に説明しましょう。
「化物語」および「物語シリーズ」の登場人物です。アニメが面白いですが、原作は西尾維新のラノベです。
今は幼女の姿をしてますが、実は伝説の「鉄血にして、熱血にして、冷血の吸血鬼」の成れの果てです。
真の名は、長くって、「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード」と言います。約600歳です。
彼女に血を吸われると「眷属(けんぞく)」となり、不死身に近い体になります。
つまり、徹夜の3~4日なんてへっちゃらです。↓。


なんて、アニメの話をしててもしょうがないですね。
どうも、現実がつらいと、ブログに逃げる癖がついた。
徳田さんには、「試験前は部屋の掃除的なところですね」と見透かされたようなエールをもらった。
現実的に生きよう。
僕は、もう5/18が終わるまで、記事を書きません宣言。
だから、皆さんも、暖かい目で監視していて下さい。
「5/18問題」、これから、頑張る!
昨日、夢に親戚のおばさんが出てきて、「タッちゃん、やせたじゃない」と言われた。
夢は、昼間に処理しきれない葛藤に対処してる作業の残りかす、みたいなものだと言う。
おばさん、それは「68問題」だよ!優先順位が違うよ!今は、「5/18問題」。大丈夫か?俺の無意識。
BGM. HOT BLOOD「ソウルドラキュラ」


あの娘とスキャンダル

6/Ⅴ.(火)2014 曇、少し肌寒い
GWも今日で終わり。
3日は、自由が丘の駅のロータリーのところで「スィーツ・フェス」というライブをやっていたので観覧した。
トリを地元の私立女子高のブラバンがつとめて、客席には同じ制服を来た女生徒が応援に駆けつけ掛声を掛けたりしていた。
女生徒達は声を揃えて曲の間合いに、「テキーラ!」と叫んだ。その日は天候も良く、屋外ステージは和やかな空気だった。
僕はその後、いつもの美容院でネイルをする。↓。


しかし、この連休は「しょこたんの熱愛発覚」から「隠し子騒動」そして「破局」という急展開で予定が狂った。
しょこたんの誕生日は5月5日のこどもの日で、4日&5日のバースディーライブ~昼夜2公演、全4公演~に行く予定だった。
しかし、直前にそんなゴシップがマスコミに出て、<これ、宣伝?>とか一瞬、思ったが、しょこたんはそういう戦略はしない。
マジか?
なんか一気に興醒めした。トーンダウン。
せっかく、しょこたんのバースディーライブで弾みをつけて、「5/18問題」学会準備に気持ちを切り替えようと思っていたのに。
ライブは、お昼から舞浜で行われる。だから、11時くらいに起きる予定。
なんだか、ライブに行く気がうせた僕は、ヤケ酒みたいに深酒をして、初日は起きたら、夕方だった。
半分意識的&半分無意識的な、意思表示。ストライキ、ボイコット、サボタージュ。
徳田さんがフォローで、「ファンの立場は複雑でしょうね」とメールで、「こんな時こそファンの声が救いになるのでは??」と
ライブに行くことを勧めた。
家族も心配し、何度か、代わる代わる、「行かなくていいの~?」と声を掛けに来る。
<わかってるよ!>と俺は、頭から布団をかぶったまま答え、前の日の酒で、体も重く、気も重い。
4日はサボたったが、5日が本当の誕生日だ。応援に行くか。徳田さんも、そう言ってたし。家族もうるさいし。
でも、よく考えてみよう。
確かに、ここ1年くらいのしょこたんは「子作り宣言」など、それらしき何かをファンに伝えてきてはいた。フェアである。
中川翔子のファンなら、それらをすべて肯定して見守るべきなのか?
本来、アイドルは擬似恋愛の対象だから、昔のアイドルは「恋人がいる」なんて絶対言わなかった。
言った時点で、アイドル廃業。
今でも、AKBとかジャニーズとか、そういう掟があるんじゃないのかな。
つまり、何を言いたいかと言うと、そもそもは「しょこたんの熱愛発覚」である。これを許して良いのか?
しょこたんには幸せになって欲しいし、そう思わせる魅力のあるタレントだが、このポイントを許したら、
アイドルでなくなってしまわないか?
中川翔子というタレントの解釈も難しく、王道のアイドルではないからこそ、好きになった、という経緯もあるし。
微妙。
アイドルも人間だ。だから、いつか結婚したり、引退したりする。
こちらが良い気分で夢を見てるのに、無理矢理起こす。
僕は石野真子小倉優子の時にものすごくショックを受けたので、もう芸能人を好きになるのをやめた。
そこに「アニメ」のブームが来た。2次元のヒロインは、いつまでもバーチャルで現実を突きつけて来ないから安心だ。
だけどアニメばかり見てると、現実社会や生身の人間に興味がなくなる恐れがある。元々、そういう素地はあるし。
そんな折、発見したのが、中川翔子だった。
中川翔子は、現実とバーチャルの接点に住んでるような人で、比較的安心し、面白い子だったのでファンになった。
しょこたんは僕にとって、リハビリのような存在で、彼女を通じて、アニメのヒロイン以外の現実のアイドルも好きになれた。
きゃりーちゃんとかBABYMETALとかベルハーとか。
今や、アニメよりベルハーですから。
僕は、中川翔子を見てて、<この人は現実での幸福を放棄している>と思っていた。
彼女がライブの最後に叫ぶ、「お前ら~、みんな、俺の嫁だ~!」は、本気だと思っていた。
そんな彼女に何があったか知らないが、猫好きで朝まで一緒にゲームが出来る相手が現実に出来たのは嬉しかったと思う。
だから今回の事件の顛末は~誕生日の直前、マスコミ報道で知る~はショックだったろう。
しょこたんはプロ意識が強いから、それでも、つよがってライブを成功させるのだろう。
ファンにとってしょこたんは庇護の対象でもあるから、きっと、会場が一体感となった良いライブになったのだと思う。
だけど、僕はそこには居たくなかった。
もし逆の立場で、僕が傷心して、それを皆が心配して、「大丈夫?」なんて集まって来られたら、たまらないから。
しらんぷり、しておいて欲しいからね。俺はね。そっとしておいて欲しい。
自分の意見が正しくない、ということは「この件に限らず」判ってるつもりだけど。どうしても、そう思ってしまう。
そういう訳で、しょこたんのバースデーライブには行きませんでした。
WOWOWの生放送が録画されてるので、少し、落ち着いたら、観てみます。
今日は明日からの仕事に備えて、Dr.ストレッチに行って来て体のメンテナンスをしてきました。万端です。
さっき、ブログ記事を書きに、クリニックに寄ったら、ポストに中川翔子ファンクラブ「ギザぴんく!」からの葉書が。
貪欲会11、日帰りバスツアーのお知らせだ。
だから~、6月8日は、ベルハーのセカンド・ワンマンだって、言ったじゃん。↓。


BGM. 郷ひろみ「ハリウッド・スキャンダル」


「68問題」。

22/Ⅳ.(火)2014 雨
「5/18問題」が片付かないまま、新たに「68問題」が勃発した。
これも、深刻だ。
順を追って、お知らせしよう。
そもそもは、先月に人間ドッグを受けたところに遡る。
おかげさまで結果は今の所、概ね異常なし、だ。胃カメラもn.p.
「概ね」とはどうゆうことかと言うと、ちょっと引っかかるものがあって。
中性脂肪や悪玉コレステロールの数値が高いらしく、BMIや腹囲も基準を上まってるらしい。
つまり、「メタボリック・シンドローム」を指摘されたのだ。
僕の口から出た感想は、<メタボリック・シンドロームというのは、どこか遠くの小さな村で起きている騒動なのでは?>だった。
まさか自分が「メタボリック・シンドローム」になるなどと想像もしていなかったし。医学は万能ではないし。
<機械のエラーでは?>などと聞いてみた。医者は嫌な顔をしていた。
看護師は、「BMI」や「腹囲」の数値を上げるが、どちらも小学校の時には測定しなかった馴染みのない名前だし。
どうもピンと来ない。
僕も医者も看護師も、頭を悩ませた。
しかし、意外にも、シンプルな数値が説得力を持っていた。
それは、体重だった。
小学校の頃から、身長と体重は、毎年計っていたから、<ここで止まったな>という自分のイメージがある。自分像みたいな。
僕は、自分の体重を「55kg」と認識していた。でも、良く考えたら、それは大学1年くらいの頃の話だ。
それから、あまり体重を意識したことはなかった。勝手に「55」だと思っていた。
でも、「止まる」のは、実は身長だけで、体重は「増える」ものだった。
そして、今回の人間ドッグでは、体重が「68kg」だった。
これには、ビックリした。つまりそれが、本タイトルの「68問題」の幕開けです。
医療関係者は、「お酒が原因だ」と断言する。しかし、酒なら昔から呑んでるぞ。
タモリも、「酒じゃ太らない。食ってるんだよ」と良く言う。
そうだ、僕の生活の悪習慣は、酒のつまみに、プリンやらアイスやらエクレアやシュークリームを大量に食べることだ。
外で呑んで、家で呑み治そうとコンビニによって、ワインと一緒に買うのだ。噛まなくていいからね、スイーツは、つまみに最高。
これをここ数年続けていたからだ。
原因がわかった。
だから、無理にダイエットしたり、運動を負荷したりしない。
酒のつまみのスイーツを止めれば良いだけだ。
もう1ヶ月くらいそれだけしたら、5kgくらい減った。
「センセー、最近、やせました?」って言われた時、ついムキになって、<太ったよ!>と怒ってしまった人、すみません。
該当者がいたら、申し訳ない。実は、そういう訳です。
しかし、「68」という数字は、どこかで見覚えがあるな、と思ったら、ベルハーのセカンド・ワンマンの日付と同じだ。↓。

これも、何かの縁だ。
6月8日までに体重を「55kg」までに落とそうと思っている。
周囲は「それは無茶だ」と言う。僕は、大丈夫だと思うけど。毎日、行き帰り、歩くし。Dr.ストレッチ、行ってるし。
ま、「68→55」は欲張り過ぎなので、切りの良いところで、「10kg」減らすことにして、6月8日までに「58kg」にしよう。
そんな感じで、「68問題」を乗り越えた!、と思っていた。
しかし、それはまだ序章だった。
「68問題」の本当の衝撃は、年に1度のお楽しみ、しょこたんのファンクラブ会員限定の日帰りバスツアーの日程だ。
なんと、それが、6月8日で丸かぶりだ。
通称、「貪欲会」は歌あり食事あり2shot撮影あり、の会で、僕は過去に3回申し込み、2回寝坊で不参加の1勝2敗。
寝坊のたびに、旧・受付の岡田さんから、「センセーは、もうしょこたんのことを、好きじゃないんですよ」と指摘されていた。
今年こそ、早起きして、リベンジして、戦績を2勝2敗のイーブンにして、2shot写真を岡田さんに送りつけようと思っていた。
しかし、まさかの、ベルハー・セカンドワンマンとの、同日開催。
背に腹はかえられぬ、ベルハーのセカンドワンマンに行かない訳にはゆかぬから。
無念じゃが、今年はバスツアーは不参加じゃ。
その代り、しょこたん、5/4&5/5の舞浜のバースディライブは4公演全部行くから。(wowowでも5/5夜、生放送します)
それでも、遠くから、岡田さんの笑顔のマボロシが、「センセーは、もうしょこたんのことを、好きじゃないんですよ」と囁く。
それが今年の「68問題」。
BGM. 郷ひろみ「Wブッキング-LA CHICA DE CUBA-」


4月の新刊~2014

14/Ⅳ.(月)2014 はれ
今日は、「体のメインテナンス・デー」。ストレッチと、その上にある歯医者に行く。
歯医者さんは、美人でやさしく腕が良く、気も利く。
必ず、予約を取る時、「ストレッチの終わる時間は?」と聞いてくれる。歯医者さん、変えて良かった。
ストレッチのトレーナーさんからは、「VIVI」に、セーラームーンのポーチが付いていると教えてもらう。
帰りに本屋で購入。ローラもセーラームーンになっていた。下が、セーラームーンポーチ。↓。

ついでに、「ショート&ボブ最新ヘアbook」と「ネイルアップ!」も買う。これで春のおしゃれはバッチリだ。↓。

4月のアニメは良いですね。ノイタミナで「ピンポン」が始まりました。
それを機に全5巻を一気に2巻で読み通せる大判サイズが出ました。↓。

東京MXで始まった「彼女がフラグをおられたら」も面白いです。
元はラノベみたいですが、コミックスも7巻まで出ています。↓。

写真は、僕の寝室でお人形が抱っこして紹介していますが、本はクリニックの待合室に置いておきます。
4月の新刊は、その他にも、2014「マンガ大賞」2位の「僕だけがいない街」。↓。

そして、「進撃の巨人」は13巻です。↓。

顧問から、ブログにお人形が登場する時の僕は「スランプ」だ、とつっこみが入りました。
さすが、顧問!お見通しだ。
BGM. サイモンとガーファンクル「四月になれば彼女は」


今日はQUATTRO~髭vsベルハー

3/Ⅲ.(月)2014 雨ではなかった
3月は1日から3日まで、3日連続でライブに行きました。
ここでも、前の2回の記事で、BABYMETALの武道館2Daysの模様をお届けしました。
そして、今日が3日目、ベルハーです。※ベルハー、とは、Bellring少女ハート、の略(愛)称です。
ベルハーは今、僕がこの宇宙で一番気になってるもので、2014年1月2日の新宿タワレコのインストア・ライブも含めると、
僕がベルハーのライブに行くのは、2014年になってまだ3ヶ月しか経っていませんが、4度目です。
BABYMETALの武道館2Daysの翌日に、ベルハーは渋谷QUATTROで、「髭」というバンドと対バンです。
ちょっと、水を空けられた感は否めませんが、他人は他人、マイペースでやって行こう、と考えました。
何、目線だ、俺?
この日の、ライブの企画は、ロックイベント「QUATTRO MIRAGE」とアイドルイベントに定評がある「@JAM」がタッグを組み、
「ROCK vs IDOL」をテーマに、今までに見られない組み合わせで、化学反応を起こそうと企画されたイベントです。
渋谷CLUB QUATTROにて、計8日間にわたって実施されて、今日は、その後半戦の第1弾、「髭vsベルハー」。↓。

僕は当日まで、「髭」というバンドを知りませんでした。ちなみに、ひげ、と読みます。
対バンでは、出演者が交代すると、客が前方のスペースを譲り合って移動するから判るのだが、髭にも相当数のファンがいた。
僕がベルハーのことばかり言うように、髭のファンは「やっと髭来たね」「まだ髭知らない人いるのね」などと言うのかもしれない。
少なくとも確実にそういう空間が渋谷にはあった。
参考までに僕の昔の仕事仲間の知り合いの女子2名は、「髭」を知っていたが、「ベルハー」を知らなかった。
何を言いたいのかと言うと、日本のサブカルチャーの裾野は広いってことと、自分だけの基準がすべてではない、ってことか。
司会は、スベリーマーキュリーというQueenのフレディーマーキュリーのモノマネをする人だった。
そこに本来なら先攻後攻を決めるため、双方から代表が出て、ジャンケンをして決めるのがこれまでの習わしだったらしい。
しかし、ベルハーの「みずほ」は付け髭とサングラスにオモチャの拳銃を持って登場。
ジャンケンでなくロシアンルーレットで決めようと提案し受諾された。
弾は12発入りのため、「みずほ」は11発をスベリーに向けて撃った。
リアクションがちゃんとしてたから、スベリーさんはお笑い芸人さんなんだろうな、って勝手に決めてみてました。
しかし、ロシアンルーレットですから、どっちから撃つかを決めなければいけません。
その順番は、ジャンケンで決めてました。(結局、ジャンケンかよ)って突っ込みどころもご愛橋。
髭の代表の人が、「これ、結構、怖い!」と遠ざけながら撃ってたのに対し、「みずほ」はちゃんとコメカミに当てて撃ってました。
今度、あらためてベルハーについては書きますが、この「みずほ」って子、すごいですよ。気をつけた方がいい。
演奏順は、ロシアンルーレットで「みずほ」が当り、ベルハーの先攻に。
舞台にセットされていたドラムセットやアンプの類いは、「髭」用のものなので、撤収となった。これがガチンコ勝負。
ベルハーは気合い入ってましたよ!
1曲目の「サーカス」では、往年の海老一染之助・染太郎を彷彿とさせるがごとく、いつもの何倍も腕や頭を振り回しております。
畳み掛けるように、「アイスクリーム」「ダーリン」と先攻ならではの攻め曲を投下。曲間に「負けね」というセリフも聞かれた。
ステージ狭しとばかり、バーカウンターやフロアの中も疾走してました。
僕も熱くなり、ジェルネイルの爪を3枚剥がしました。
ベルハーのセトリや異色なコラボが産み出した化学反応の模様は、「もえちのブログ」に1番詳しく書かれています。
Bellring少女ハートのホープページのトップにメンバー紹介があり、宇佐美 萌、の所からみれます。
興味がある人はどうぞ。その日の写真がふんだんだから、雰囲気が味わえますよ。
そして、そんなベルハーの後を受けて、「髭」が登場です。
髭は、ベルハーの熱気でステージ上がやばい、みたいなことを言ってました。
髭も良かったですよ。
ベルハーのファンは基本的に対バン相手の曲もちゃんと聴くし、盛り上がるので、会場が優しい空気になります。
髭の「スドウさん」というヴォーカルの人がMCで、「君達、あきらかに俺達のファンじゃないよね。見て、わかるもん。
なのに、こんなに盛り上がってくれて、ありがとう。俺、君達と気が合うかも。俺、ベルハーのファン、好きになったよ」と言った。
髭の「スドウさん」は、こんなにファンが素晴らしいのはベルハーが素晴らしいからだ、と何度も誉めていた。
そして、今日の企画をしてくれたスタッフに感謝を述べ、本来なら知り合わなかったかもしれない、髭とベルハーファン、
髭ファンとベルハーがいるこの時間にぴったりな曲と言って、「せってん」という歌を歌った。接点、の意味だ。
良い曲だった。こんなやりとりをしながらライブは進む。
髭の「スドウさん」は、「前から気になってたんだけど、セイヤー!セイヤー!って、あれ、何って言ってるの?」と質問。
するとベルハーファンが、それはセイヤーではない、と訂正し、正解を実演してみせた。
「タイガー、ファイヤー、サイバー、ファイバー、ダイバー、バイバー、ジャージャー」と、それの何とか語バージョンも披露した。
しかし、皆さん、驚きますよ、オタクの掛け声はどんな歌にもバッチリはまるんですから。
髭の演奏に、「タイガー!ファイヤー!~」と掛け声が入り、独特の「フゥ~フゥ~」という合いの手とかもしっくりとはまる。
髭、のファン(大人の女性が多い)も思わず吹き出しながら、ファン歴が長いのかな、暖かい眼差しを向けて楽しんでましたよ。
髭のファン、とベルハーのファン、は一目で違いが判る程、違いましたが、両者の接点となるライブでもありました。
企画した人の狙い以上に盛り上がったのではないかな?やっぱり音楽って、書いて字の如く、楽しむものですね。
ベルハーはここQUATTROで6月8日にセカンドワンマンをやります。髭のファンも来てくれれば良いな。↓。

ベルハーのお得情報。ベルハーの会場で売ってるTシャツは、希望すれば、メンバーがサインやメッセージを書いてくれます。
ベルハーのライブもファンが増えてきたので、当日、どうしてもTシャツを持って帰りたい人には難しいかもです。
次回のライブの時に渡してくれます。メンバーがこっちを見つけると、渡しに来てくれるから、嬉しいですよ。
BGM. 髭「せってん 」


今日も武道館~BABYMETAL「黒い夜、召喚の儀」

2/Ⅲ.(日)2014 雨
今回はBABYMETALの武道館2Daysの二日目、「黒い夜、召喚の儀」のライブ・レビューをお届けします。↓。


BABYMETALをまったく知らない人は、いきなりこれを読んでもきっとチンプンカンプンでしょう。
そんな人のために、前々回、BABYMETALの基礎知識を紹介しておきました。
なので、前々回→前回→今回の順に記事を読んでくれると判りやすいでしょう。
昨日のゆいメタルの落下事故の後遺症を心配しながらまさに父兄参観の気分で九段下駅に着く。
雨は昨日よりも本降りだ。そんな中、つばさFly、というアイドルグループのメンバーが無料CDを配っていた。
3月29日に初ワンマンライブをやるから、その宣伝みたいだ。
昨日買えなかったグッズを買おうと少し早目に会場に着いたが、もうほぼ売り切れだった。残念。
その代わりと言っては何だが、路上には非オフィシャルなバッタモン屋みたいな屋台がいくつも出ていた。
昨日のステージの生写真も早速、売っていた。
まぁ、これらは本来アーティストの収益にならないから、ファンなら買うべきではないという意見も聞く。
でもね、上手に撮れてるから、ついつい買っちゃった。下敷とかラミネート・ポスターとかも。
クリニックの今まで「あまちゃん」コーナーだったところにこれらを貼りました。
喫煙所の正面の壁です。下が、今までの「あまちゃん」コーナー。↓。


それが、「BABYMETAL」コーナーに変わりました。↓。


受付窓口の真上の天井にも、ラミネート・ポスターを貼りました。3人がコルセットを巻いてる絵柄です。↓。


話しをライブに戻しましょう。
皆さんも心配してくれていましたが、結果から言うと、ゆいメタルは元気でした!
ステージの舞台装置は昨日と同じでしたが、安全面を考慮して、走る通路には柵が設置されていました。
今日の進行は、画面と音声でナビゲーションがあり、曲を紹介して行きます。
たとえば、「ゆいメタル」と「もあメタル」の2人が「電脳タウン」で「ブドウマン」(←葡萄みたいな姿)
の映画を観て感激して、気が付いたら、タマネギの形をしたドームに辿り着いていて、(ここで客席から、笑い、あり)、
そこで本物の「ブドウマン」に、「葡萄をあげるから、お前らのレゲエを聞かせろ!」と言われたから、
今から歌う、という風にナビ。
この2人のユニットは、「ブラック・ベイビー・メタル」と呼ばれ、ちょっと悪い子です。
歌も「おねだり大作戦」と言う、パパをおだてて欲しい物を買わせる、なんて言う詞です。
「さくら学院」は良い子のイメージだから、「ブラック」は異色だ。良いアイデアだと思う。
すうメタルのソロ・パートでは、「すうメタルは気付いていた…」と意味深なナレーションから、
おごそかな雰囲気を作りながら、「止まない雨はない。
絶望の世界に希望の光を込めて歌う」と曲紹介の後、「紅月」などスローな曲を2曲披露した。
すうメタル、この子は歌がうまい。
こう書くと我ながら文章が下手に見える。
しかし、これ以外に表現のしようがないのだ。
語彙の問題とかじゃない。
グルメ・レポートの例ではないが、本当にうまい物を食べた時の感想というのは、「うまい!」しかないだろう。
皆さんはおたくのライブ・パフォーマンスで何を思い出しますか?
おそらく、その1つに、両手を自分の胸から、気持ちを相手に送るように、大きな角度で広げる仕草がないだろうか。
すうメタルの曲を聞いてると自然にそういうのが出来るのである。
<わずかですが、こんな想いも、あなたのエネルギーに使ってもらえれば嬉しいです>みたいな感じ。
ライブは2日連続で行われ、構成はまったく異なるが、楽曲はほぼ同じなので、2日目ともなると慣れたものです。
「ダメ・ジャンプ!」とか「キツネ・ジャンプ!」とか普通に出来る。
「~で、Oh、~で、Oh!」という歌の掛け声では、
最初の「~で、Oh!」で右手、次の「~で、Oh!」で左手と交互に腕を振り上げる、のが自然に出来る。
BABYMETAL武道館2Daysの初日「巨大コルセット祭り」は、
鹿鳴館の伝説のライブを再現するというコンセプトだった。
では、2日目の今日、「黒い夜、召喚の儀」はどうだったのか。
僕が理解した範囲で翻訳すると、今日の意味は「メタル・レジスタンスとは何かの解答と今後について」であったと思う。
それは僕が考えていたより、大層な世界観だった。
世界はアイドルという悪魔に、マスコミや経済や政治までもが支配され、
アイドル・ソング以外は売れない世の中になった。それは、メタルも同然だった。
それをうれいたメタル・ファンが、メタルの神様(=キツネ様、らしい)にお願いしたところ、
アイドルとメタルを融合した「BABYMETAL」が召喚された。それが、メタル・レジスタンスの始まり。
そして会場の大スクリーンには「666」の数字が映し出され、
ヨハネの黙示録やオーメンを想起させ、それがひっくり返って、
「999」になり、「1」が足され、「1999」になる。
これは、ゆいメタルと、もあメタルの誕生年である。
つまり、いくらメタルを布教しろ、と言われても、原体験のないBABYMETALにとって、
それは過酷で、キツネ様は様々な試練をBABYMETALに与え、
それを1つ1つ乗り越えて来た最終章が今日のステージという訳だ。
「イジメ、ダメ、ゼッタイ」を歌い終り、舞台は暗転し、アンコール。
会場はグルーブしている。
アンコールに応えて、「終りがあるから、始まりがある」のアナウンスが流れ、
デビュー曲「ド・キ・ド・キ☆モーニング」。
そしてラストは、「ヘドバンギャー!!」。
昨日の事故があったから、会場の最大公約数は「心配」だった。
大盛り上がりの中、曲が終ると、第1章が終ったと告げる。
BABYMETALは本来の目標に到達したという。
それは、メタルがマスコミにも浸透し、
日本のトップ・アイドルもメタルの象徴であるキツネ・サインをテレビでするくらいになったからだという。
ここで会場は、ドッと沸く。
それは、先日の「Mステ」にBABYMETALが出演した際、
共演したAKB48がキツネ・サインで応援してくれた事を指すのだろう。
(司会のタモリも、ニンマリして、キツネ・サインをしてたし)
いつしかメンバーは銀色のマントと冠をかぶり、
舞台中央にそびえ立つように置かれた真紅の棺に1人1人、
納められて行き、「これから次のステージに召喚される」と予告される。
BABYMETALの演出が凝っているな、と思うのは、ここでアナウンスが一切、なくなり、
スクリーンの文字だけが情報となる。
会場はおのずと集中する。
良く出来る教員が使う学級経営の手口に似てると思った。
たとえば、教室が騒がしい時に「静かに!」などと怒鳴らず、黒板に「静かに!」と書いて、無言で指をさす。
若い子は聴覚情報より、視覚情報の方が入りやすいのかしら?
話題を会場のスクリーンの文字に戻す。
そこに映ったのは、BABYMETALの次なるステージとは、
「ゆいメタルと、もあメタルの生誕祭を行う」ということ。
ちなみに生誕祭は、せいたんさい、と読み、最近のアイドルはバースディパーティーを生誕祭と呼ぶ事が多い。
調べたら、ゆいメタルが6月20日で、もあメタルが7月4日だ。割とすぐだ。2人とも15歳になる。
そこで僕らは考えさせられる。<どこでやるのだ?>と。
武道館の次なるステージだ。まさか、東京ドームか?あるいは国立競技場か?などと空想する。
しかし、次に出て来た文字情報に会場は騒然となる。なんと、それは…、
「in Europe」
だった。なんとBABYMETAL、海外進出。しかし、全米じゃなく、ヨーロッパってところがうまいな。
今日の公演を観る限り、ヨーロッパでも成功しそうだ。
なんてね、ヨーロッパ人に知り合い、いないんだけどね。
ただ、プロレスなんかだと日本のプロレスってアメリカよりヨーロッパの方が親和性があると思う。
ハーリー・レイスやリック・フレアーよりも、
カール・ゴッチ(ドイツ)やビル・ロビンソン(イギリス)の方が有難がられるから。
僕は判らないことがあると、プロレスの尺度で物を考える癖があって。
皆さんにも、そういうところないですか?
と言う訳で、BABYMETAL武道館2Daysでした。
今度は、BABYMETALを産み出した「さくら学院」のライブに潜入してみようと思います。
すうメタルはもう卒業していませんが、ゆいメタルともあメタルは在籍してるはずです。
それも、かなり上級生!
まだまだ逸材がいるかもしれませんし、普通のアイドルとは違う化学反応を生む土壌があるのかもしれません。
興味ある人のみ、報告を待て!
BGM. BABYMETAL「メギツネ」


今日は武道館~BABYMETAL「赤い夜、巨大コルセット祭り」

1/Ⅲ.(土)2014 小雨の中、武道館へ
今回から2回はBABYMETALの武道館2Daysのライブ・レビューをお届けします。
前回、まったくBABYMETALを知らない人のために簡単な基礎知識を紹介しておきました。
良かったら参照して下さい。
大岡山から九段下は、30分もかからない。
九段下駅から地上に上がると可愛い女の子達がビラを配っていた。
あまりに可愛いいから、受け取ってしまったのだが、見るとベイビーレイズのライブの予告だった。
そして、そのビラを配ってたのがベイビーレイズのメンバー自身達だったのだ。可愛い訳だ。
ベイビーレイズは、「あまちゃん」関係だったっけ??
グッズ売場は会場外に設置されているが、その最後尾はいったん2階への階段を昇って、通路をUターンして、
また1階へ降りなきゃいけない程の長蛇の列。会場限定のTシャツやフェイスタオルが人気。
この日の日付が入ってるから記念になる。
おみやげにフェイスタオル(2000円)をまとめ買いしようとしたら、お一人様・1アイテムにつき4つまでの制限があった。
それでも売り切れのものがあった。明日の分は明日の分で確保してあるみたいだから、明日は少し早く行こう。
3月1日は、BABYMETAL武道館2Daysの初日「赤い夜、巨大コルセット祭り」です。↓。


BABYMETALは、2012年7月21日に目黒のライブハウス鹿鳴館で「コルセット祭り」という伝説のライブをやった、らしい。
今日のタイトル「巨大コルセット祭り」とは、その時とまったく同じメニューを場所を武道館にかえて、再現しようという試みだ。
従って、MCやアンコールは一切ない、とあらかじめ注意事項が述べられた。
これは伝説のライブを観た人は感慨ひとしおだろうし、観てない人には追体験できる、こんなに有難い企画はない。
演目は忠実に再現するのだろう。
しかし、鹿鳴館と武道館では規模が違い過ぎる。よって、今回は「巨大」が接頭語としてつく訳で。
この2DaysはDVDorBlu-ray で発売される予定で、再三、このステージは収録されるというアナウンスが流れていた。
それは、<映っちゃ困る、って後で、言わないでよ>って牽制の意味よりも、<映るんだから気合い入れてね>的な確認だった。
それはどう言うことかと言うと、「巨大コルセット祭り」だから、客全員が首にヘドバン用のコルセットを巻くのです。
入場前に、「コルセット引換所」へ行き、チケットの裏に「済」の判子を押されてコルセットを貰います。↓。


係の女の子から「入場前にはめて下さい」とコルセットを手渡され、念のため<俺も?>と聞くと、親切にも首に巻いてくれた。
下が、そのコルセットの現物。診察室の入口の、BABYMETALの額装の上にあるから、良かったら見て下さい。↓。


コルセットを首にはめたら、入場だ。
1階アリーナは立ち見客。音楽を聴いて暴れたい人のため。ステージは見えにくそう。
僕はステージを見たいので、2階席を取った。スタンドはほぼ空席なく最上階の席までギッシリ入ってた。
超人気!!あの武道館がいっぱいだ。開演は、6時スタート。
会場の空気は異様な緊張感だ。
僕は実況レポーターを気取って、BABYMETALの布教に成功した人へ、<今、武道館death!>というメールを送った。
大きな魔法陣のような円形のステージが中央にあり、それを野球場のダイヤモンドのように、正方形の通路が囲み、
角の4つの頂点に中央の魔法陣を縮小したステージがある。
おそらく、中央と4角の計5ヶ所でパフォーマンスをして、通路は滑走するためのロードだ。
BABYMETALよ、何を見せてくれるのだ?と期待が胸を膨らませる。
BABYMETAL武道館2Daysとは、いわゆる良くある<2日やるから、どっちか来てね。1曲くらいセトリかえるから、お楽しみに>
みたいなものとは、根本的に違うのである。2日で1つのストーリーを完結させるのである。
今日は明日のための予告編であり、進化し続けるBABYMETALを大河ドラマ的に観るものだと安心してライブに参加した僕。
ところが、どっこい、「生」はそうはいかない。
ミューズという芸術の神様がもしもいるなら、ミューズはBABYMETALに降りたな。
本来、予定調和で終わるはずの、明日のための助走であるはずの今日のステージでアクシデントが起きたのだ。
実は僕は、ずっと不安を抱いて観ていたのである。
<あんなに走って転ばないかな?>とか<あんなに張り切ってスタミナ切れないかな?>とか。
「さくら学院」では、ファンのことを「父兄」と呼ぶそうだが、本当にそんな気分になった。
そして、僕の(そして会場にいた多くの人もそう思っただろう)嫌な予感が的中した。
それは、ラストから2曲目「ヘドバンギャー!!」でのこと。
ゆいメタル、が通路を滑走する最中に、勢いのあまり走路から外れて墜落してしまったのです。
2mくらいの高さはありました。
しかし、BABYMETALはプロですよ。そんな事故があったのに、本来3人でやるのを2人でやりとげました。
でも、そこでもまた、もあメタルがステージで転んだりするから、ハラハラして。何より、ゆいメタルの安否が心配で。
「ヘドバンギャー!!」が終ると、会場は暗転し、場内はザワつきます。進行はしばし、ストップ。
客席から、「大丈夫~?」というコールが聞こえ、次第に「ゆいちゃん!ゆいちゃん!」の応援エールに変わる。
一瞬、これは演出か?と思ったが、あの落ち方はマジだった。
そしてほんのちょっとの休憩の後、エンディング曲の「イジメ、ダメ、ゼッタイ」のイントロが流れる。
ステージ中央にスポットライトが当り、すうメタルの姿が浮かぶ。
そして、次いで、映ったサイドのメンバーの数は、2人だった。ゆいメタル、復活!!
すごいぞ、あの高さから落ちて、わずか数分で復活なんて。
「イジメ、ダメ、ゼッタイ」はMステでも披露された文字通り、イジメ、ダメ、ゼッタイ、と謳う世直しメタル・ソングです。
歌詞は、イジメっ子に対し「ダメ!」と警告を発し、イジメラレっ子に向けて「負けないで!」とエールを送ります。
ゆいメタル、と、もあメタルは空手の型の様な戦闘のパフォーマンスをします。
これは、イジメっ子をやっつけるという意味よりも、イジメられても強くあれ、という暗喩のようです。
実際、いくら「イジメ、ダメ、ゼッタイ」なんて言っても、人間が生きてる限り、イジメはなくなるはずはないと思う。
なのに、あえて、そんな巨大な敵と戦おうとするBABYMETAL。勝目のない試合かもしれない。
ステージでは、直前にステージから落下して、フラフラのゆいメタルが必死で格闘シーンを熱演する。
歌のテーマと、武道館という場所と、ゆいメタルの姿が見事にシンクロした。
うかつにも感動しちゃったよ。
しかし、ゆいメタルの落下事故、DVDではどうなるのだろう?
明日の演目は違うから取り直しがきかないし。あのまま売るのかな。伝説になるな。セールス、伸びそう。
帰りに、新宿のタワレコに寄る。患者さんから、BABYMETALの衣装が展示されていると聞いたから。
BABYMETALは、2月26日に1st&Bestアルバムを発表した。だから、衣装の展示をしてるのだろう。下が、それ。↓。


タワレコには、やはり武道館の帰りに寄ってる客がいっぱいいた。皆、同じ袋を持ってるから判るんだ。
「今日、来て良かった」、「明日が楽しみだ」、「泣いちゃったよ」という会話が聞こえた。
同感だった。
BGM. BABYMETAL「ヘドバンギャー!!」


3月はライブ三昧~の、前置き

3月になったと同時に、1日から3日まで、3日連続でライブに行きました。
という訳で、これから、3連発でライブのレビューをお届けします。
最初の2回でBABYMETALの武道館2Daysを、3回目にBELLRING少女ハート(以下、ベルハー)を書きます。
と言っても皆さんはBABYMETALやベルハーを良く存知あげないかもしれないから、今回はその予習というか前置きです。
クリニックに来たことのある人は、受付カウンターの喫煙所の方に貼ってある一連のクリアファイルに見覚えがあるでしょう。↓。

彼女達がBABYMETALです。
今回はまったくBABYMETALを知らない方のために簡単な基礎知識を紹介しておきましょう。
この後の、ライブのレビューが少しは読み易くなるかもしれません。
(どうですか?痒い所に手が届くでしょう?)
BABYMETAL(ベビーメタル)は、さくら学院のクラブ活動から派生した3人組のメタルダンスユニットです。
メタルなので自己紹介の時、「~です」を「~death!」と発音します。
決めポーズではメロイック・サインではなく、キツネサインをします。↓。

そもそも、さくら学院が判りませんね。
さくら学院は、学校生活とクラブ活動ををテーマとした小中学生で結成された「成長期限定」の女性アイドルグループです。
ファンのことは「父兄」と呼び、メンバーは原則として義務教育終了の中学3年生3月で卒業するという決まりがあります。
BABYMETALは、さくら学院の部活動「重音部」という位置付けでした。↓。

個々のメンバーを紹介しましょう。まずは、真ん中の一番大きい子がVocal&Dance担当のSU-METAL 、death!。
…という具合に「death!」を使います。↓。

次いで、横の小さな子がScream&Dance担当のYUIMETAL 、death!。↓。

同じく、Scream&Dance担当のMOAMETAL 、death!。↓。

両サイドの子は小さいとは言え、そこはさすが成長期、近頃は以前ほど身長差の凸凹が目立なくなってきました。
真ん中のSU-METALは、「さくら学院」を卒業しましたが↓、BABYMETALは人気に火がついたため、活動継続しています。

そうなると「さくら学院」が気になりませんか?
ライブに潜入してレポートしようと思ってるのですが、全然チケットが取れません。
ところで、BABYMETALに話しが戻りますが、「重音部」??って思いませんか?
部活なら「軽音部」がポピュラーですよね。でも、それだとアニメ「けいおん」のイメージが強すぎるのかしら?
そこで調べてみました。
大ヒットアニメ「けいおん」の第1期が放送されたのが2009年4月からで、第2期は2010年4月からでした。
一方、BABYMETALの結成は、2010年11月28日とプロフィールにありました。
だから、BABYMETAL(=重音部)は、「けいおん」(=軽音部)のパロディー的な意味もあったのではと推測できませんか?
「けいおん」の主人公達は、「めざせ!武道館」などと口にしてますが、放課後の部室でお茶をしてお喋りしてるばかりなので、
武道館などありえません。
もしもBABYMETALが「けいおん」を意識してスタートしてたとしたら、本家を凌駕しちゃいましたね。
もっと言えば、BABYMETALがさくら学院の部活動だった事を考えると、現実ってアニメより非現実的death!。
BABYMETALの平均年齢は14・7才で、これは女性アーティストの武道館コンサートの最年少記録を塗り替えたそうdeath!。
ちなみにこれまでの記録は岩井小百合(銀蠅一家の妹分)の15才1ヶ月で、男性アーティストの記録はジャニーズJr.の
14才5ヶ月らしい。以上、武道館コンサート最年少記録・豆知識でした。
BABYMETALの動画は結構アップされています。
「ド・キ・ド・キ☆モーニング」と「メギツネ」のPVがおすすめdeath!(←ウザイ、か)。
一方のベルハーは、僕が今この宇宙の中でもっとも気に入っているものなので、別の機会にあらためて書きます。
ちなみに、ナースの塚田さんが(面接や採血や血圧測定)に使う部屋の正面の壁にベルハー・コーナーがあります。↓。

去年の10月の記事「風の噂とブログの予告」でこれから書く予定の事柄をあげました。
そこで7つ予告をしたのですが、こないだやっと②の「石野真子のしあわせのレシピ」が書けただけで滞っています。
でも、必ず書きます。思い入れが強すぎて、空回りしてるだけなので、落ち着けば大丈夫です。
ちなみに、ベルハーも「予告ブログ」に含まれています。
どうしても、ベルハーが気になるという方は、
「BELLRING少女ハートLIVE 阿佐ヶ谷国際ファンタスティックPR映画」が
おすすめです。ベルハーのインパクトが伝わります。
今の彼女達はこの頃より「上手い」です。人数も増えてるし。
でも、当時のベルハーの鮮度を失わないまま、「上手く」なってます。ここが肝心なポイントですね。
ライブは迫力満点です。そして、楽曲がとても良いです。
サイケデリック・サウンドと歌謡曲の郷愁が絶妙なバランスです。
ベルハーは、6月8日に渋谷QUATTROでセカンド・ワンマンをやります。
日曜日なので、お暇な人は一緒に観に行きましょう!

BGM. BELLRING少女ハート「月の真下でオオカミさんに尋ねました。」


2月の新刊

27/Ⅱ.(木)2014 くもり、昨日より少しまた寒くなる
「2月の新刊」と題したものの、早いものでもう2月も終わりですね。
今日は待合室の漫画の話です。
フィギュア・ケースの近くに、これまでカルテ置きに使ってた移動式の白いラックを置きました。
そこには、エヴァの百科事典と並べて、手塚治虫の「火の鳥」の大版サイズを揃えました。
手塚治虫のライフワークとも言われる「火の鳥」ですが、案外ベタ過ぎて、読んでない人が多いかも、と。
「火の鳥」は、前11巻+別巻ですが、すべて「~編」となっていて、どの巻から読んでも大丈夫です。
初心者には、④の「鳳凰編」がオススメです。
ロマンティックな人は、⑩&⑪の「太陽編」がいいかも。
立川談志は、②の「未来編」のラストの「火の鳥」のセリフを気に入っていて、よく高座で喋っていました。↓。

こないだ、クリニックの漫画は全部読み尽くした、という若き猛者がいたので、今後も続々と漫画は入れ替えます。
ちょっと変わったラインナップでは、昔、僕が読んでいたもので、最近、懐かしくなって揃えたものとかです。
それは、少年チャンピオン・コミックスの「あばしり一家・復刻版」と鴨川つばめの「マカロニほうれん荘」です。
「マカロニほうれん荘」は各回の扉の絵がロックっぽくて、かっこいいです。最後の巻の方の内容はシュールです。
「涼宮ハルヒの憂鬱」のコミックス単行本も⑳巻まで行きました。ラノベで言えば、「涼宮ハルヒの驚愕」に追いつきました。
そんな中、「2月の新刊」で一番のオススメは、「惡の華」の第⑩巻です。(発売は1月)
「惡の華」は⑦巻以降、表紙の装丁が素敵に変わりましたね。↓。

「惡の華」の第⑩巻には、なんと!、仲村さんが再登場します!今後に、乞うご期待ですね。
BGM. 南こうせつとかぐや姫「少女はいつも」