ミーちゃんの大脱走

2/ⅩⅡ.(木)2010 その2
ミーちゃんは普段は家の中だけで飼ってるのだが、彼女は野生的で、時々、脱走する。

そして、どこで何をしてるのやら、気が済むと戻ってきて昼夜関係なく「みゃーみゃー」鳴いて、ドアを開けろ、とエバるのである。長くても1~2日で帰ってくるのだが、今回は1カ月近く帰ってこないから、さすがに心配だ…。
ミーちゃんがいなくなったのは、忘れもしない、11月8日、僕がK-1を観に行った日のことだ。                                                         玄関を開けた瞬間に、猫の素早さで外へ出ると玄関の前で寝転がりふさわしくないくらいに優雅に悠々と伸びをした。                                        脇に生えてる雑草の匂いを嗅いで、少し噛んで味見している。まるで、植物学者みたいだ。                                                            11月8日は、丁度、父の命日だから、父に「お願いだから、ミーちゃんを連れて行くなよ」と心で念じた。
猫は夜行性だから、家族で夜にご近所をパトロールしている。ひとつ、気になる家がある。                                                           表札の字も消えかけた一軒屋で、門のところにまでミカンの木がおおい茂って伸びきっている。                                                           ここに別の猫が出入りしているという目撃情報もある。ひょっとすると、猫のアパートになってるのかもしれない。
昼間に入ってみようかと思い、念のため、交番で尋ねると、それは「不法侵入」に該当するらしい。でも、あの家が匂う。
BGM. 工藤夕貴「野生時代」


ミーちゃんは用心棒

2/ⅩⅡ.(木)2010 お昼は森国さんと出前をとる
実は、うちの猫のミーちゃんが迷子になったまま帰ってこないのである。ミーちゃんは、もう何年前になるだろうか、相模大野の伊勢丹の前で「里親探し」をしてるボランティア団体から譲り受けた茶トラの猫だ。↓。

台風でお母さん猫と離れ離れになってしまったところを保護されたらしい。お母さんから離れるというのは‘強い’のかもしれない。
現に、ミーちゃんは仔猫時代、ベランダで日向ぼっこをしていると、そこにからかいに来たカラスに猛然と立ち向かい、撃退した武勇伝を持つ。それ以来、カラス仲間にも噂が広まったのか、一目置かれたらしく、うちの近くにカラスは姿をみせなくなった。
僕は、カラスがこわいので、ミーちゃんの存在は腕っ節のいい用心棒みたいで、心強かった。                                                         下は、カラスをおそれる僕をはげますために、昔、Rちゃんが描いてくれたイラスト。↓。

BGM. ストロベリー・バス「大烏が地球にやってきた日」


今日から12月!

1/ⅩⅡ.(水)2010 寒い
お昼ごはんの帰り道。
徳田 「もう、12月ですね」
川原 「うん。『今年もあと残すところ、365日ですね』と言ってから、11ヶ月たつね」
徳田 (スルーして)「お昼なのに、夕方みたいですね」
川原 (100円ショップの店頭に目が行き)「もう、クリスマスかぁ」
徳田 「(笑)。私、ちょっと○×に寄って行くので、先に行って下さい」
川原 「わ…わかった」
本当は僕も○×に寄って××を買いたかったんだけど、マネしてるみたいだから、明日にする。~幕~。
BGM. シャネルズ「街角トワイライト」


神様、パ…パワーをください

30/ⅩⅠ.(火)2010 寒い冬
韓国で作った水晶のオリジナル・パワー・ストーン・ブレスレットが届く。↓。

僕の大学時代の親友で「かぼちゃん」という男がいる。
その頃の彼はとてもツイてなくて、不憫に思った僕は雑誌の折込広告にある開運のブレスレットを勝手に彼名義で2個注文してあげるべくハガキに必要事項を記入した。支払いは、ご自分で。よくブレスレットをはめた途端、モテまくるとか、一万円札のお風呂に入ってる写真の奴である。すると、彼は「やめろよ!1つでいいよ!」と数量だけ変更して購入した。買うのか!?。                                                 「でも、お前はツイてないから2個買った方がいいぞ!」との僕の忠告を無視して1つだけ注文した。
驚くべきことがおきた。1週間後くらいに届いたブレスレットを、せっかくだから皆の前でお披露目しようと休み時間に開封し、                                          「かぼちゃん」が腕にはめた途端、ブレスレットの紐が切れ、石が教室中に散らばった。…その年、「かぼちゃん」は落第した。
彼は本当は落第なんかしないで済んだのだが、だらしない先輩の面倒を見てばかりで自分の勉強を二の次にしたのだ。                                      僕は何度も、「あんな人のことは放っておいて自分の勉強をした方がいい」と忠告したのだが、「まぁなぁ~」と言うだけで聞き入れなかった。
僕は彼のフェアで親切なところが好きなので、今でもたま~に遊んだりする。その時、このブレスレットの話になると、                                                 「かぼちゃん」は、「君の言う通り、2つ買っとけば良かったよ」と笑顔で答えるのである。
BGM. ジョン・レノン「パワー・トゥー・ザ・ピープル」


携帯電話を買う

28/ⅩⅠ.(日)2010 夕方まで寝てた
携帯電話がずっと不調だった。メールが、3日分まとめて10通くらい一度に着たりする。おまけに今の機種は古いので、                                           「月刊ニュータイプ」から送られてくる「涼宮ハルヒの消失の着せ替え待ちうけ」が使えないので、大変ご不満だった。
だから、新しいのに買い換えた。写メでご紹介したいが、新しい携帯で新しい携帯を撮るのは無理なので残念…。                                                それよりショックなのは、新しく買ったのも「涼宮ハルヒの消失の着せ替え待ちうけ」が使えない機種だった。
てっきり、最新機種だから大丈夫だと信じ込んでしまった。やっぱり機械を信用してはイケナイな。
BGM. ライチャス・ブラザース「フラレた気持」


物々交換

27/ⅩⅠ.(土)2010 その2
Kさんに、昔のテレビ番組「Good Morning」のDVDをあげた。
この番組は、僕が大学の頃、月曜の深夜に「日本で一番早いモーニング・ショー」と銘打って放送していた、お下劣な番組だ。パントマイムの中村ゆうじが出演していて面白かったので、βビデオに録画して保管していたのをDVDに焼いた。                        番組のマスコット・ガールにオナッターズという3人組のお色気娘がいてそのうちの一人がダウンタウンの浜ちゃんの奥さんだ。
Kさんは、中村ゆうじのファンで、大変懐かしがり、お礼に平野綾のサイン・ボールをくれた。↓。なんか、得した気分♪。

平野綾は、涼宮ハルヒの声をしてる人。
BGM. ポケモンカードゲームCMソング「とりかえっこプリーズ」


父を偲ぶ

27/ⅩⅠ.(土)2010 外来こむ
今日、11月27日は、亡き父の誕生日。なんと、「けいおん」の平沢唯ちゃんも同じ誕生日だって。

おやじ…、いいなぁ。
BGM. よしだたくろう「おやじの唄」


豆腐で一人相撲

24/ⅩⅠ.(水)2010 休み明け、体調よし
お昼を食べながら、突然、徳田さんが勿体ぶった話し方をする。なんだ?。
徳田さんは、「先生…、あっ、どうしよう…」と両肘をテーブルについて頭を抱え込む。息を止めて見守る僕。
徳田さんは自分に言い聞かせるように、「でも、いつか、先生も知ってしまうことだからな…」と独り言を声に出して、                                              「言います!」と宣言した。なんだ?。
ま…まさか、「実は私と先生は血のつながった兄妹なんです!。隠しててゴメンね、お兄ちゃん!。」なんて話だったりして??。
急に心臓がドキドキしてきて、箸を持つ手が震え、冷やっこがうまく掴めず、グチャグチャにしてしまった。
そんな僕は行儀が悪く、靴を脱いで椅子の上にあぐらをかいていて、やっと掴めた豆腐のかけらを、空中でこぼしてしまい、                                       それが靴の中に♪スロン♪と入ってしまい、それをティッシュで取る羽目に。
特に、入り組んだ靴ヒモの中に潜りこんだ豆腐の破片をとるのがやっかいで、なんだかE歳してカッコ悪いし情けないしで、                                               さらに丁寧にやればいいのを雑にやるから、豆腐をペースト状に靴ヒモに塗り込んじゃった。
おまけに肝心の徳田さんの話、全然、大した事ないの!!。
BGM. ナギ(戸松遙)「ハロー大豆の歌」(アニメ「かんなぎ」劇中歌より)


韓その7~無事!

寝坊せず、無事、午前中に来日を果たす。
「けいおん!!」ブルーレイ⑤巻の引き取り期限が今日までだったので、その足で渋谷アニメイトへ。無事、受け取る。                                            お腹が空いたので、近くの長崎ちゃんぽんの店で皿うどんを食べる。半日で、ソウル→羽田→自宅→渋谷→長崎を移動する。自分がどこにいるのか…訳がわからなくなる。
家に戻り、昼寝をする。たくさん夢をみた。長門有希の相談にのったり、髪をピンクに染められたり、嫁姑の板ばさみにあったり、怪しい儀式に参加したり、と大忙し。目が醒めたら、こんなにいくつも夢をみたのに、2時間しか経ってなくて驚いた。                   浦島太郎の戸惑いだ。テレビをつけたら、北朝鮮が韓国にミサイル(?)を撃ったと言ってて、2度ビックリ。
自分のことしか考えずに言ったら、トットと帰ってきて良かった。
BGM. おニャン子クラブ「お先に失礼」


韓その6~シンさん!

明日、日本に戻る。ホテルのチェックアウトは朝の5時だ。夜にシンさんから「朝、早くて大変だから、5時45分に遅らせましょう」と電話があった。ホテルにメッセージも届いていたが、「読まないといけないから」と何度も電話をくれてたみたいだ。                    「わざわざ、どうもありがとう。シンさんのシンは、親切のシン」と言うと、「いえいえ…」と電話口で恐縮していた。
行きのバスで、シンさんは、「韓国は元々、儒教の国だが最近は様変わり~」と言っていたが、僕らの出会った韓国の人は、                                        商売だけでなく、皆、親切だった。人柄がとても良かった。日本も、海外の人にそんな風に思われる国でありたい。
BGM. 歌謡ヒット・イン・ディスコ’76「ソウル これっきりですか」