あんた誰?

29/Ⅰ.(土)2022 佳子さま’’私も愛に生きる‘‘宣言。

少し前の話だが、木曜日に仕事を終えて駅まで歩く道すがら、飲食店を覗いて帰るのだがどこもすし詰め状態。餃子の王将、なんて行列。何かと思った。翌日、同じ時間にクリニックを出たら「ココイチ」の電気が消えていて、まるでゴーストタウン。何ごと?…そうです。金曜日から、「マンボー」だったのです。だから木曜日は「飲める最後の日だ~」と言った群集心理が働いたのでしょう。しかし、よく飼いならされた国民ですね。いつ軍国主義に舞い戻ってもおかしくない、と末恐ろしくなります。

良いも悪いもこういう同調圧力が「ファクターX」の正体だとしたら、共通テストで「成績が悪いから絶望して」受験生を切りつける「モンスター」を生む土壌も同じ根っこなのかもしれぬ。「自己責任」という意識は皆が持つべきなのは前提として、それとは別座標で人間は社会的動物であるから「政治が腐敗すると少年犯罪が増える」ように、その準拠集団で1番「敏感」かつ「弱者」が「集合的表現」としてアクションを起こすことは、家庭内暴力と同じメカニズム。川が汚染されるとメダカが消え、川が浄化されるとメダカが姿をみせるようなこと。自然破壊のメルクマールに、メダカ、がなるように、子どもたちを世の中の荒廃のメルクマール=「加害者」にしないようにするのも大人の責任だ。

うちの心理の松井さんは「加害者研究」をしていて簡単に教えてもらったら、どの事件にも共通するのは、「誰かが気づけなかったのか?」という「声」の後出しジャンケン感で、つまり事件が起きてからそう言うのは簡単だが、現実にはなかなか難しかろう。うすうす気づいててもどうしていいやらわからぬし。

そこで我々の仕事である。教育現場や家庭で「あれ?何かおかしいぞ」と思う子がいる。「それが何かはわからないが」教師や親の勘である。名探偵の「あやしい。何か匂うぞ」という嗅覚に近いのかもしれない。「骨相学」という人相学のようなもののように、「顔つきの異常」かもしれぬ。とりあえず受診しろ、とやってくる子供と会う。

そんな子たちの中に「自分もジョーカーみたいになると思う」と未来を予見するものは少なくない。凶悪事件が起きると「自分も人を殺すのではないか?」と騒ぐ子がいる。ほとんどの子はそんなことはせず、ただ単に深層心理にある集合無意識としての反社会性のスイッチが押されて、強迫観念が発動してるだけなのだが、でも何%かは本当にそうなる。誰がいつ犯罪者になってもおかしくない、ロシアンルーレットみたいな時代は、まるでいつ誰がコロナに感染してもおかしくないというオミクロンの猛威とシンクロしてる。

そんな「狭義の精神疾患」ではない人のメンタルヘルスを担当するのがうちの3人のカウンセラーで精鋭部隊です。まだカウンセリングを受けてない人はいいが、もう何回か受けてる人へ。うちの心理士は名札をしてないから名前が見えないですね。最初に自己紹介や契約書を渡していますが、忘れたり放っぽっている人も多いでしょう。でも、今さら名前を聴くのは失礼ですね。そんなあなたに、今回は心理士の名前をあらためて紹介しました。僕がチラシを書き、クリニックの玄関に貼っておいたのでもうこれで安心ですね。固有名詞って単なる識別記号だから覚えづらいですものね。「風呂桶のアカを舐める妖怪だから、あかなめ」とか「蟻を捕食する動物だから、アリクイ」みたいに意味があれば覚えられますが、「愛知県出身、鈴木イチローです」なんて言われても丸暗記するしかないから、まるで学校の「勉強」と同じで頭の良さと関係なくないですか?ちなみに僕の好きな名前を扱った題材は、「シベールの日曜日」という映画です。フランソワーズ(本名はシベール)という少女が美少女です。

BGM. ゴダイゴ「ビューティフルネーム」


心の護美箱(49)~自分から行く

25/Ⅰ.(火)2022 からかい上手の高木さん三期は実験的!評価は真っ二つ。

今を生きるのだ、という人がいる。それは「未来」のことばかりを考えてる人は「不安」ばかりで取り越し苦労の一人相撲。一方、「過去」のことばかり「あの時にああしとけば良かった」「あの時にああしなけりゃ良かった」とウジウジしてる人間を「うつ」と呼ぶ。ハンフリーボガードではないが、「昨日は何をしてたの?そんな昔のことは覚えてない」「今夜はどうするの?そんな先のことはわからない」、などと言って、トレンチコート着て、ウヰスキーの小瓶をポケットに入れて、カサブランカダンディみたいに決めるのが僕のキザの理想。しかし実際はそうもいかないのが現実で過去を振り返ると後悔ばかりだ。人生は航海である、いや、人生は後悔である。この歳になって思うのは、もっと積極的に行けば良かったなと思う事。特に恋愛についてはそんな思い出ばかり。どこかで振られるのが怖かったり、断られた時に傷つかない「保険」をかけてしまったせいで消極的になってしまったのだと思う。

何年かたてば、恥も外聞もなくなる。だから今、恋で迷ってる人がいれば、素直に自分から行くのがいいと思う。

心の護美箱(48がいっぱいになったので、(49)を作りました。心の護美箱がなんだかわからない人はバックナンバーを見て下さい。ま、簡単にいうと愚痴を書き込めるページです。「非公開」希望の人はそう書いてくれば内容はアップしません。

 

上岡龍太郎はテレビのレギュラーを何本も持っていて人気絶頂期に廃業した珍しい芸能人だ。上岡は横山ノックらと「漫画トリオ」という関西で人気のお笑いトリオを組んでいたが、僕の世代にはいまいち馴染みが浅く、晩年に鶴瓶とやってた「パペポテレビ」や日テレの「EXTV」がしっくり来る。

昔は西と東の笑いには溝があったと思う。昭和40年代、人気者の立川談志が大阪に行った時、漫画トリオを訪れ、「僕はあなたたちのファンです。お友達になりましょう」と握手を求められ上岡龍太郎はビックリしたそうだが、それから付き合いがはじまって、後には立川流Bコースに入り談志の「弟子」になった(高座名・立川右太衛門)。横山ノックが大阪市長選挙でハ二―トラップに引っ掛かってマスコミから総攻撃受けた時など、談志は激高し、「ノックさんなんて元々そういう人なんだ。それを知ってて選んだんだろう。それを今さらなんだ。大阪芸人よ立ち上がれ」と言った。僕は客席でそれを聴いていたのだが、良い友情だなぁと羨ましく思った。そして良い関係を作りたければ自分から行かなきゃダメだと思った。

BGM. 南野陽子「話しかけたかった」


恋愛至上主義的堕落論

13/Ⅰ.(木)2022 ロネッツのロニー・スペクター(ヴェロニカ)死ぬ。癌。78才。

ナンシー(仮名)はソラナックスを10粒だけもらいに来て、半年くらいはそれでしのげる。必要な時にだけ飲むのだが、最近は、恋人が出来たらしく、「デートの前に飲む」らしい。「いつになったらやめれますか?」と言うから、「慣れだよ」といい加減な答えをしておいた。実際そうだし。

「処女は非処女になりたがり、非処女は処女になりたがる」ということわざがあるが、今はうぶでドキドキしてるうちが華で、そのうち常態化すると今のときめきを懐かしく思うのだろう。

人間は本能が壊れた動物だから「何か生きて行く目的」がないと生きて行けない。種の保存を淡々と発情期に従って自殺も考えず生を全うする他の動物たちとの違いは、難儀なものだ。まだこれが軍国主義だ、一神教だと縛りがあれば盲目的に生きれるのだが、なまじ価値が多様化されると自分で生きる目的を見つけないといけない。そんなものは実は「ない」のだから、いかに上手に自分をだませるかの勝負になる。そしてその目的がある程度の人数に共有されている必要もある。無難なのは、「家族愛」「学歴」「お金」「権力」「宗教」「国家」「天皇制」「共産主義」「世界平和」「民主主義」「自由」「権利」「恋愛」などであろうか。頭のいい人ほど、こういうものに疑いを持ち、これらを「共同幻想」だと見破る。しかし、幻想がないと生きて行く意味がみつからないから、廃人になるか狂人になるか犯罪者になるか自殺するしかない。上手に騙されるのも生きる知恵だ。「生き甲斐=アイドル」や「譲れないもの=ロックスピリッツ」でもいいと思うから何かを見つけましょう。

僕はロマンチストなので断然、「恋愛」至上主義者です。これは一夫一妻制の世の中では生きづらいですね。それはともかく僕の好む「恋愛」は、たけしの映画「Dolls」に出てくる「つながり乞食」のような運命共同体で「共依存」どころか「心中」するような「二人組精神病」のような一体感です。幸い、これまでの僕の人生では僕と均質な恋愛観をもつ人と出会えてないので、狂わず、かつ社会生活を送れています、心中もせずに。

僕が小学校の頃によく耳にした歌謡曲の影響も性格形成に反映されてるかもしれません。

・大信田礼子「同棲時代」:できることならあなたを殺してあたしも死のうと思った。それが愛することだと信じよろこびにふるえた。

・西城秀樹「ジャガー」:君が死んだら俺は死ぬ。

・山口百恵「湖の決心」:いつも私あなたのためならすべてを投げ出す覚悟が出来てます。そしてそれでふたりの間が終りを告げてもいいのです。

・さくらと一郎「昭和枯れすすき」:この俺を捨てろ。なぜこんなに好きよ。死ぬ時は一緒とあの日決めたじゃないのよ。世間の風の冷たさにこみあげる涙。苦しみに耐える。二人は枯れすすき。

 

こないだクリニックのことを自身のブログに書いててくれたアイドルがいて、「アイドルやアニメや漫画や映画など色んなものあります」と。そんな折、文化部長のスーちゃんとクリニックの中を探索し、「キュンとくる」胸キュンものを探したのですが、まぁ、ないです!僕は恋愛至上主義を謳いながら、どこかそれが破滅の道に進むと思っているからかしら?

・沢田研二「時の過ぎゆくままに」:時の過ぎゆくままに、この身をまかせ男と女がただよいながら堕ちて行くのもしあわせだよと、二人つめたい体あわせる。

BGM. ロネッツ「ビー・マイ・ベイビー」


文化部通信~その弐拾伍~

あけましておめでとうございます。2022年。令和4年。。
今年の正月はお餅を何個食べれるかチャレンジ中のスーです。

今年の干支は「寅」ですね。
せっかくなので今回は院内中の”トラ”にまつわるものを探してみました。

”タイガー”マスク

絵本 おちゃのじかんにきた”とら”

フーテンの”寅”さん(渥美清)

苛”虎”(化物語で、羽川翼の回に出てくる謎の怪異)

うる星やつらのラムちゃんは”トラ”柄衣装

ウル”トラ”マン6兄弟

失恋レス”トラ”ン

大場久美子 エトセ”トラ”

ナイアガラ ”トラ”イアングル

ロックンロール・サーカスのジョン・レノン ”トラ”ンペット

石野真子の”トラ”ンプ 70年代のアイドルグッズです。可愛い!

「おちゃのじかんにきたとら」って読んだことありますか?
私は初めてこの時読んだのですが、ちょっぴり怖いけど可愛い話に感じました。
絵本って簡潔な内容だから、色々考えを膨らませることができるので、大人になった今読むのってすごく楽しいですね。
子供の時に読んでいた絵本を読み返したくなってきました。
みなさんは思い出の絵本ってありますか?

 

それでは、1月生まれの10人のイラストです。

1「Mr.マリック 1/1」

2「坂本龍馬 1/3」

3「マリリン・マンソン 1/5」

4「イモトアヤコ 1/12」

5「ベンジャミン・フランクリン 1/17」

6「片桐はいり 1/18」

7「北野武 1/18」

8「西郷隆盛 1/23」

9「きゃりーぱみゅぱみゅ 1/29」

10「ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 1/27」

先生のWOWWOWシリーズイラストがきましたね。以前のWOWWOWイラストは、9月のフレディ・マーキュリーです。覚えている方がいたらすごい!

私の今年の抱負は、「ホワイトタイガーに会いに行く」です。今年も1年よろしくお願いいたします。


オオトリ相談室だより 2021

こんにちは、とくだです。今年も残り数日です。

 

年の瀬といっても、なんだか実感がわかないでおります。

 

先日、寄せ書きを贈るという機会がありました。ただ、このご時世、なかなか寄せ書きを書くにも集まれない、そこに着目したビジネスってあるんですね。オンライン寄せ書きというものがありました。手書きにはできないけれど、オンラインでたくさんの人からのメッセージを集めることができました。

 

オンライン、というのもお馴染みになってきましたね。毎月の定例会で、私たちもオンラインの心理療法についての文献を講読したり、事例を検討した1年でした。

 

オンラインや録画、デジタルなものは繰り返し振り返ることができるなど、便利さがあります。

 

その一方で、対面は一回、その場限りの一回性、ということが際立ちます。

 

どちらにも長所、短所がありますよね。私はやはり、その場の一回、ノンバーバルな面も含めた情報量の多さ、その空間にいるというところを大切にしたいという思いがあります。

 

でも、このブログもデジタルで、こうして皆さんにお伝えする術もあるというわけですね。現代を生き抜くには二刀流でいけるといいのかな。大谷選手みたいに。今年すごかったですね、大谷選手。野球に詳しくないですが、かっこいいなーと。

 

さて、来年はどんな1年になるでしょうか。来週にはもう年明けているんですよね。

 

2022年、心理部門としては、なるべく多くの方に心理相談も活用していただけるよう、2部屋体制を本格的に始動していく予定です。

来年も、よろしくお願いいたします。


心の護美箱(48)~きつね

18/ⅩⅡ.(土)2021 寒い。磯山さやか、2022年卓上カレンダー届く。

子供の頃に聞いた歌でアメリカの民謡だと思うのですが、「きつね」という変な歌があります。きつねのお父さんが家で待つ家族のためにガチョウを狩りに行くという滑稽な歌で、お腹を空かせた女房や子供たちのために稼ぐ男の生き様なのだと子供心にみてました。それと同じ頃、「サザエさん」で波平が酔っ払って帰る時に、お土産に家族に寿司折を持って帰ると、子どもたちが小躍りして喜ぶ様がセットで刷り込まれています。「これが男の生きる道」。

だのにうちの家族は薄情で僕が酔ってお土産を買って帰っても、「誰も食べないから買って来ないで」と言います。仕方がないので朝マックやドトールやスタバでパンや飲み物を買って受付にあげるのですが、「クリニックに来てから、●キロ太った」と言われ遠回しに遠慮されてる気がします。昔うちにいたスタッフが新人に教育してるのを小耳にはさんだことがあるのですが、「先生はご馳走するのが趣味だから断っちゃいけない」と戒めていました。これもハラスメントですか?何ハラですか?「ごちハラ?」。カワハラ?

心の護美箱(47がいっぱいになったので、(48)を作りました。心の護美箱がなんだかわからない人はバックナンバーを見て下さい。ま、簡単にいうと愚痴を書き込めるページです。「非公開」希望の人はそう書いてくれば内容はアップしません。

僕はこないだ身内のおじさんが死にまして、でもコロナだから葬儀もなく、お金や花をおくればいいのですが、ついつい先延ばし。もう年を越しそうなので、日曜日、アポなしで家に行きました。
おばさんは78才ですが、耳が遠くなかなか呼び鈴を押しても出て来なくてしつこく鳴らし続けたら出て来て、僕が挨拶すると中に入れてくれました。
僕は差し入れの「水谷隼のカレー」を5箱、渡すと、「何これ?」と怪訝な顔で箱ごと脇に放っぱりました。

お金を渡すとそののし袋をみて、「あら、やだ!たっちゃん?よく来てくれたわね~」って、これさ、僕だと分かってから家に入れた方が良くないかな?老人への「オレオレ詐欺」がなくならない訳ですね。(オレオレ詐欺と言えば、今や、Netflix「浅草キッド」の映画監督である、劇団ひとりの、小説「陰日向に咲く」を思い出す人も多いでしょう。)で、まぁ、散々色んな思い出話や苦労話を聞きました。コロナ禍だから面会も出来なかったそうです。
おばさんは僕のお見舞いをとても喜んでくれ色んなお土産をくれました。化粧品・歯磨き粉・栄養ドリンク・ビタミン剤など。そうです、おばさんは薬局をやってるのです。「シャンプー・リンスもいる?あっ、その頭ならいらないか」だって(笑)。それでもまだ何かあげれる物がないかをシャッターを閉じるギリギリまで探してて、最後に「馬油」をくれました。さすがプロですね。ネイルで着飾って目くらまししてるつもりの僕の手の甲の荒れを見逃さなかったのです。

おばさんは最寄り駅まで送ると寒い中、送ってくれました。僕はここで風邪でもひかれたら俺がコロナを伝染したと怪しまれそうなので断ったのですが、「いいから、いいから」と強引です。ちょっとの再会の時間が二人の関係性の時計が巻き戻され、おばさんは30代で僕は幼稚園生くらいに世話を焼かれる立場にタイムスリップ。おばさんは道すがら銀杏並木の歩道に黄色い葉っぱがたくさん落ちてるのを指さして「ほら、イチョウ」と教えてくれます。「知ってるよ」(笑)です。おばさんは駅の改札越しにバイバイした後もふり返るとこっちを見てて目が合うとお辞儀をするからこっちもお辞儀を返して、数歩歩いて振り向くとまだこっちを見てるからお辞儀して。そんなことを10分くらいしてました。大切な人に何かをあげたいというのは結構、人間の普遍的な心理なのかなと思いました。皆さんはどうですか?それとも「川原家」の血脈かしら?

BGM. ザ・フォーク・クルセダーズ「きつね」


文化部通信~その弐拾肆~

こんにちは、文化部通信24弾。文化部長スーです。
今月は12月。12月といえば・・・?そう、クリスマスですね!季節の訪れをあまり感じない川原クリニックですが、こっそりクリスマス仕様の飾りが増えています。
せっかくなので今回は、何が増えたのかを紹介していこうと思います。

まずはリース↓

サンタ達もそこかしこに隠れて?います。
上からサンタ↓

澪サンタ(中)↓

けいおんの「放課後ティータイム」サンタver↓

のどかちゃん、純ちゃん、憂ちゃんサンタ&クリスマスツリー↓

クリスマスパーティステッカー↓

エヴァンゲリヲン女子組もサンタ↓

かんなぎ3人組もサンタ↓

サンタだって寝ころぶ時もあります。↓

化物語のメンバーは、有名なセリフをクリスマスにちなんでコメントしています↓

もちろんアイドルもサンタコス↓

待合室のみならず診察室にも潜んでいますよ。
デスノートからは男子組のサンタコス↓

最後にハルヒ達のクリスマスのキャンバスイラスト↓

どうでしたか?いつも季節の飾り物は控えめなんですが、こうして1個ずつ紹介すると結構な量になりましたね。クリニック内は物が溢れているので、埋もれちゃってるんですね!

私が飾っていてワクワクしたのは、サンタが寝ころんでる写真に写っている、傷物語の忍ちゃんの下に置かれているスノードーム。
割れやすいので、触るのは怖いのですが・・・雪がふわっと舞うのを見たくてつい振ってしまいます。綺麗~♪

写真のヒントで大体の場所は分かると思いますが、ぜひクリニックにいらした際にはどこにあるか探してみてくださいね。特にフィギュア達は移動することもあるので、見つからなかったら受付に聞いてみてくださいね。

 

それでは、12月生まれの10人のイラストです。
先生と私の順です。どうぞ。

1「武田信玄 12/1」

2「長州力 12/3」

3「キダ・タロー 12/6」

4「与謝野晶子 12/7」

5「綾小路きみまろ 12/9」

6「我修院達也 12/10」

7「白鳥久美子(たんぽぽ) 12/11」

8「ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 12/16」

9「片岡鶴太郎 12/21」

10「笑福亭鶴瓶 12/23」

 

先生のイラストにも描いてある通り、笑福亭鶴瓶さんとTKO木下さん‥イラストにすると本当にどっちにも寄ってしまって難しい!私の鶴瓶師匠も木下に見えてしまいます。
まさか先生のコメントを私のイラストで実証してしまうなんてびっくり。

年末に向けて少しずつ断捨離をしているスーでした。おわり。


心の護美箱(47)~今年の11月も悲観的?

26/ⅩⅠ.(金)2021 寒いんだか暖かいんだか。 大谷翔平、国民栄誉賞に続き岩手県民栄誉賞も辞退。

私は知り合いの生き死にの多くが「11月」なので、勝手にこの季節は苦手と決めている。言霊みたいなもので、そう思うとそうなるもので、卵が先か鶏先か、わからなくなってきた。研修医の頃からお世話になって、最近は文通もしていた教授が先日亡くなった。また「11月」。11/21は談志の命日だから特番や関連書籍が続々。もう「11月」云々と言ってる場合じゃないのかもしれない。プロ野球&プロサッカー選手の「4月・5月生まれ多い説」も最近では疑われ出して、現に早生まれの選手が活躍してるらしい。阿部慎之助は3/20生まれ。

さて、そんなに季節や運気に縛られて生きるのもバカバカしいので、気分転換は形から、新しいネイルです。冬は手荒れがひどいので、手荒れの目立たないデザインにしました。ある若い子に「ハロウィン模様ですか?」と言われましたが、違います。大体、ハロウィンって終わってないか?

僕の髪型は毎回美容院で色んな髪色にカラーしてたから、こないだスキンヘッドにした時にはビックリされた方も多かったでしょう。美容院は、ブリーチと言って脱色する作業を2回して、その後に白くなったキャンパスに色を乗っける訳で長時間かけて、一回「3万2千円」くらいかかります。高いですよね。それである日、バカらしくなったのもあり、衝動的に近所の床屋で坊主にした訳です。床屋は剃刀を使えますから、頭のてっぺんから顔まで剃刀を当ててくれるので良い気分転換になります。それで「4000円」です。随分、安上がりになりますね。ところがどっこい、スキンヘッドは数日で産毛が生えて来て物凄く痒くなります。だから床屋の親父に聞くと「週に二回」で丁度らしい、です。つまり4000円×2=8000円が一週間の床屋代。ひと月は4週ですから、×4すると、一か月の散髪代は8000×4=32000円です。これじゃ、美容院と同じですね。「経済」というか「物の値段」ってうまく出来てるんですね。

そして今回の記事のタイトル「今年の11月も悲観的?」とも関係あるのですが、毎回、坊主にするのと、たまにモヒカン刈りにするのとどっちが良いかと考えたのです。頭の中央の頭頂部のあたりの毛だけを残してみるのです。題して、「今年の11月モヒカン的?」です。でもモヒカン刈りってもっと手入れが面倒くさそうなので、坊主にしました。クリニックの劇・「シラノ・ド・ベルジュラック」で使用した「鼻」を再利用して撮影してみました。精力絶倫男みたいでしょう。男性誌の真ん中あたりの広告に出てくる、「スッポンスープ」とか「オットセイのエキス」のモデルにスカウトされそう。断りますが。↓。

頭寒足熱とは言いますが、この頭で外へ出るとさすがに寒いです。だから外出&移動用に様々な帽子を冠ります。今日は「水兵さん」。心理の松井さんに「その帽子、似合いますね」と褒められたから、まるで「ゴーバンズの、カッコいいいダーリン」の歌詞の一節にあるように褒められたらずっとそれを冠っています。すると心理の松井さんの言う事にゃ、「学生服を着て葉っぱを咥えてるイメージです」とオーダーを頂きまして、早速、学生服がないので代わりにセーラー服に着換え、葉っぱはその辺にある植木鉢から粋の良いのを一本千切って、咥えてみました。↓。

受付にも「みてみて」と同じポーズを披露したら、「その葉っぱどうしたんですか?」と聞かれたから、入口の植木鉢…と答えたら、受付のうかいさんに「キャー、駄目です!あれは私が育ててるシクラメンなんです!」と激怒されました。下が被害にあったシクラメンのかほり。↓。

心の護美箱(46がいっぱいになったので、(47)を作りました。心の護美箱がなんだかわからない人はバックナンバーを見て下さい。ま、簡単にいうと愚痴を書き込めるページです。「非公開」希望の人はそう書いてくれば内容はアップしません。

皆さんは高校数学で「証明」というのをやったのを覚えてますか?ある「命題」があってそれを「真」と証明するには演繹法なり数学的帰納法を駆使して「すべての場合で成立する」ことを示す訳です。でも、ある「命題」が「偽」だと証明するのは「すべての場合でなく、たった一例、成立しない」ものを見っければ終わりです。これはコロンブスの卵みたいに目から鱗が落ちるようにスッキリします。

たとえば、さっきの例で言うと、「プロ野球で成功するのは4月、5月生まれである」を否定したい場合、「たった一つ、違うケース」を見つけてくればいいのです。大谷翔平=7月5日、イチロー=10月22日、江川卓=5月25日、江夏豊=5月15日、金田正一=8月1日、と微妙ですが、確かに「早生まれ」はいないですね。ここで「ビッグな早生まれ」を一人見つければ、証明が完成します。そしてみつけました、それはなんと、長嶋茂雄=2月20日です。85才。どうですか、文句ないでしょう!皆さんも自分の好きなプロ野球選手やサッカー選手の誕生日をみてみたら面白いですよ。

そもそもこの仮説(偽であったが)は、同一学年で、4月生まれと3月生まれだと約1歳の差があるからものすごく体力差があり、幼い頃の体験で「俺はうまいんだ」とか「俺はダメだ」と錯覚したまま育つので途中であきらめたり、自信を持てることの「根拠」に挙げられていた「嘘」でした。

ちなみに、2月20日はすごいですよ。アントニオ猪木もそうです。78才。さらに志村けんもそうです。享年、70才。さらにもっとびっくりすることを教えてあげましょうか?なんと石野陽子も2月20日生まれです!同じ誕生日同士のカップルってどうなんでしょうね?なんか仲良さそうですね。

BGM. 志村けんのだいじょうぶだぁ 「パイのパイの体操」


心の護美箱(46)~11月はうわの空

9/ⅩⅠ.(火)2021 冷たい雨。 日ハム・新庄ビッグボス、清宮に減量指令。

’83年、長嶋茂雄の肩書は、「ミスター」だった。ミスターは色んな地域の少年野球チームに招かれ実地指導をしていた。ミスターが来ることにカチコチに緊張したのはコーチや監督や父兄であって、少年たちにとっては「長嶋茂雄」なんて「ただのおっさん」である。長嶋は三塁ホットコーナーに自らグラブをはめ守備につきノックを受けてお手本を示す。痛烈なゴロに突っ込む「ミスター」。打球と自分の身体を衝突させるように飛び込む「ミスター」の姿をはじめは子供たちは笑ってみていた。しかし、「ダッシュだ!つっこめ!ダッシュだ!」と叫びながらゴロをさばく姿に少年たちの表情が突然に変わる。さっきまで半笑いだった顔が呆然&唖然となるのである。何故かと言うと、ミスターの一塁への送球がすべて大暴投なのである。それでも、ミスターは叫ぶ。「ダッシュだ!取ったらすぐ投げろ!暴投なんか気にするな!」。一瞬にして少年たちの心を掴んだ。これこそがミスター・長嶋茂雄の素顔である。

そんなミスターは球界人初の文化勲章をとって、ミスター行きつけの田園調布の焼き鳥屋はお祝いの旗をかざしてます。↓。

 

心の護美箱(45がいっぱいになったので、(46)を作りました。心の護美箱がなんだかわからない人はバックナンバーを見て下さい。ま、簡単にいうと愚痴を書き込めるページです。「非公開」希望の人はそう書いてくれば内容はアップしません。

11月は僕の亡き両親の誕生日があったり、父の命日があったりで「家族」や「生死」について考えさせられる月です。だからちょっとうわの空になったりします。母は短歌を詠む人でした。下は母の遺歌集。↓。


中の写真に、自宅前とあるが、これは近藤先生というお方のお家を訪問した時に、近藤先生のお宅の玄関先で撮ったもの。それが、自宅前にて、となってるから、この本が出版された時、さぞかし近藤先生は驚いたことでしょう。この歌集の編集の一部は僕がやりました。僕のミスです。近藤先生、すみません。お家、乗っ取っちゃって。↓。


母の死後、押入れから、僕が子供の時に描いた絵が出てきた。これは近所の養鶏場で描いたもの。形見分けの時に、兄に、「持って行け」と言われたので、診察室に置いてあります。↓。


裏を見ると、絵画教室で描いた油絵みたい。↓。


小学校の何年生だったか忘れたが、夏休みの宿題が終わってなくて、一番大変だったのは、「自由研究」。母は何の変哲もない木箱を持って来て、その蓋に、僕に絵を描かせた。僕は、蕎麦屋の前の置物の、タヌキ、の絵を描いた。母は、趣味で、鎌倉彫、をやっていたから、僕のタヌキを上手に彫って、色をつけて、上にニスを塗って完成。これが優秀だと評判になり、神奈川県の賞をとり、どこかに展示された。「子供らしい視点、自然との調和と、子供らしからぬ技術の確かさ」みたいなことが評価された。母は、ニワトリの絵はとっておきながら、その鎌倉彫、は捨てていた。僕が作ったものじゃないからかな。親心って、そんなもの?

BGM. 八九寺 真宵(加藤英美里)「帰り道」


文化部通信~その弐拾参~

こんにちは、文化部通信23弾。文化部長スーです。

さぁ、今月は”11”月!ということで、”11”をクリニック中探しましたが、何も見つかりません。

デスノートDVD Vol.”11” 初回限定版フィギュア「魅上照」

…のみです。
”11”はイレブンなので、サッカー関係も探しましたが何もなしです。
カワクリ内には野球や相撲やプロレスやスケボーやカーリングや空手はあっても、サッカーだけありません。
先生は「人間が猿から進化した1番のあかしは、手を使えることだ」と言ってサッカーを嫌っています。サッカーに恨みでもあるんでしょうか?もしかして若かりし頃、好きな彼女をサッカー部の男子にとられたのかもしれませんね。

そういう訳で、川原クリニックではサッカーに詳しい方がいるので、”11”に関連したサッカーの記事を書いてもらうことにしました。
心理のとくださん、お願いします。

こんにちは、サッカー担当とくだです。
最近は、サッカーの試合、日本代表戦もアウェー戦だとDAZNに入ってないと観られません。。。加入しないと観られないとなるとハードル高くなってしまいますよね。

ただ、今日本代表は10月、11月(11/11と16)、大切な時期なんです!(慈英さん風)
2022年W杯アジア最終予選、真っ只中です。ホームアンドアウェーで10戦あるうち4戦終わって、勝ち点6。森保ジャパンは、ギリギリ首の皮一枚で繋がっているようなハラハラする展開になっています。
あと地上波で観られる、高校サッカー選手権も第100回大会、年末に恒例の開幕です。こちらも控えていて、これもまた楽しみです。

私なりのサッカーの楽しみ方としては、
1、観戦する(生の試合をなるべく観たい)!
テレビやスタジアムでJリーグの観戦。旅行でもサッカースタジアムに行きます。たくさんは行ったことないのですが、ご当地グルメも含めて楽しめますしね。

2、かっこいいプレーに注目する!
個々の選手のプレースキルの高さはやっぱりかっこいいですね。トラップの仕方とか、よくそんなにきれいに止まるな!!とか、あとはゲームメイクできる選手にはどうしても目がいきます。そんな展開!と視野の広さなどを感じるとワクワクしてきます。フリーキックやコーナーキックからのセットプレー、攻撃だったらキックのスキルはもちろんですが、こぼれたボールによく詰めていた!とか、そういうのもワクワクします。セットプレーで守る時は、壁の作り方も注目ポイントですね。そうやってコースを絞って蹴らせるのか、と。この前のオーストラリア戦でも権田選手が細かく設定していましたね。

3、注目選手を追う!
高校サッカー選手権を見続けて、もう結構な年数経ってきましたが、高校生だったあの選手がこんな活躍を・・・と。時には同年代、は言い過ぎか、まぁ現実の年齢と心の中での年齢って違ったりもしますけど(笑)、とにかく時には、選手に近い気持ちで勇気をもらいながら、
だんだん選手よりさすがに年上になってきて、最近ではなんだか選手の成長を見守る親戚のような気持ち?で勝手に感動してます。

一昔前よりも、海外でプレーする選手も今は大分増えました。そして、海外で一通り活躍して、最近はJリーグに帰ってきてくれたり、解説者として活躍されていたりする選手も多いです。
海外から帰ってきた選手たちの話で、よく聞くし気になるのは、『欧州のサッカーと日本のサッカーの違い』です。別物、らしいんですよね。何が別物なんだろうと思っていたのですが、最近見聞きした話を考えると、ボールへの距離感というか、対人的な距離感というのか、それがまず大きく違うようです。
私も素人でよくわかってないのですが、どうも欧州のサッカーは、攻撃していく時に、相手のセンターバックにもどんどん当たりにいく、肉弾戦もいとわず正面から向かっていく感じのようなんです。ボールが奪われてもプレッシャーのかけ方が速い。一対一の当たりが強いのかな。一方、日本のサッカーは、距離感がもう少し保たれている、この辺りをどう説明したらいいのか難しいのですが(汗)センターバックに当たることも厭わずというよりは、サイドに流し、肉体的に当たりが強くなる可能性もある中央突破をするよりも、そうではなくて、ボールの位置をサイドにずらし、なるべくパスコースの選択肢を消すことを念頭におくようです。
ちょっとした前提の違いですが、こういうところ一つとっても、おそらく全体のゲーム運びが変わってくるんだろうと思います。

あとは発想の違い、ということもあるのではないかという面白い考察を、元アントラーズの岩政さんが解説されていました。欧州は、逆算型で達成したい目的をまず先に考える。ゴールに向かう、そのためにどんなパスが必要か、ということかな。日本の考え方は積み重ねていく、積み上げ型、っていっていたと思うんですが、まずは止める、蹴る、といったことからでしょうか。そういった一つ一つが積み上げられてゴールに至ると考える。そういう違いもやはり、ゲーム運びの違いとなっていくんでしょうね。

こうやって考えると、欧州の当たり前と、日本の当たり前、前提が違うところがたくさんあるんだなぁと実感します。心理(特に精神分析)の世界でも、欧州からの輸入文化で、日本に入ってきた時に、色々と先人の抵抗も大きかったのか、独自の発展の仕方をしている。そのあたりはどう考えていけばいいのか、今、私たちが向き合っていけるとより日本の心理臨床も深みが増すのではないかとは思います。ただ、実際向き合おうとするとなかなか難しいです。興味深いポイントなんですが。1人で考えすぎるとこれは悶々とするので、ディスカッションをしながら、臨床に携わる私たちが考えていきたい課題の一つだなと感じています。

さて、少しそれましたが、ありがとうございました。
では、話を戻して、11、といえば、ですね。スーさん、お返しします!

とくださん、ありがとうございました!勝ち負けだけじゃなく、色んな楽しみ方があるんですね。日本と欧州の違いってスポーツの世界でもこうも違うんだとびっくりしました。どっちもかっこいいですが、やっぱり私は日本型なんだなぁ・・と。。
サッカー見る時はとくださんの解説ありで見てみたいです!笑

では、11月生まれの10人?のイラストです。どうぞ。

1「亀井静香 11/1」

2「いかりや長介 11/1」

3「手塚治虫 11/3」

4「明治天皇 11/3」

5「野口英世 11/9」

6「忠犬ハチ公 11/10」

7「田中邦衛 11/23」

8「フワちゃん 11/26」

9「ブルース・リー 11/27」

10「バカリズム 11/28」

9人+1匹でした。
先生に教えてもらったんですが、手塚治虫さんって医師免許持ってるんですね。
あんなに面白いマンガをかけて頭までよろしいんですか…すごい…。
ブラックジャックがあんなにリアルで面白いのも納得です!
また久しぶりに読みたくなっちゃいました。