精気を養え!

19(木)/Ⅵ. 2014 晴れ、予報では夕方から雷雨と言ってたが、降らず
先日、深夜に一人焼肉をしていたら、隣のテーブルに3人の客。
1人は和服姿のクラブのママで、1人は飲食店を経営している中年の男、もう1人は水商売の若い女。
大声で喋ってるから、素性が判る。話の内容が聞きたくなくても、聞こえてくるんだもの。
3人は、リンゴサワーを注文する時に、リンゴを握り潰してジュースに出来るか、という話題をして(大声だから聞こえてくる)
中年の男と若い女の2人が、「ボブ・サップなら、出来るでしょう」と盛り上がると、和服のママ(見た目、60歳以上)が、
「昔、いたでしょ?もっと握力のすごい人」と発言したが、ちょっと考える間があったが、結局、思い浮ばず、話はスルーされた。
聞きたくて聞いてる訳ではなかったのだが、これは聞き捨てならない。
思わず僕は、横から、<鉄の爪、フリッツ・フォン・エリック!>と答えてしまった。
すると、和服のママは、「そうそう!それ!」と喜んでくれた。不覚にも良いことをした。
しかし、昔の怪奇レスラーは迫力があり、インパクトがあり、恐ろしかったものだ。
鉄の爪、フリッツ・フォン・エリックの得意技は「アイアン・クロー」。
グローブのような大きな手を広げて5本の指で相手の頭蓋骨を強力な握力で締め上げて失神or出血させるのだ。
こう書くとマンガチックだが、当時は圧倒的な存在感とリアリティーがあったものだ。
それを裏付けるパフォーマンスが、記者会見での、リンゴを素手で握り潰すもので、和服のママはそのことを言っていたのだ。
「アイアン・クロー」、まさに、鉄の爪。
さて、そんな前振りは、僕のネイルがボロボロに剥がれて、ほぼ「くまモン」になったからで、言ってみれば、「熊の爪」。↓。

熊つながりで、昨日のお花、「ミニクルクマ」。↓。

カワクリでは機械に支配されないように、受付が植物係として、生気の象徴として、生花を飾るようにしているのです。
今日のお花は、ダリア、デカいですよ。↓。

もう1つは、ガーベラ。左に並んでるのは、エヴァの「鈴原」の妹で大きくなった、鈴原サクラ。↓。

お花を飾るのは、機械が支配する世の中は人の心もギスギスするからで、せめてもの抵抗。
まぁ、昭和のプロレスは良かった、って言うのと同じ文脈です。
平成のプロレスはダメ。世の中もダメ、メカだし。パソコン、壊れるし。まだ、買い換えてないし。直し方、判んないし。
そんなことを言いながらも、現実は、毎日、パソコンのことで、夜更かしで。
今日、午前の人に、「センセー、疲れてません?」と言われた。
我々の仕事では、そんなことを患者さんに思わせたら、アウト!、なのに。
なぜなら、患者さんが気を遣って、言いたいことを言えなくなってはいけないからで、いつもニュートラルでいないとね。
いつも笑顔で、顔で笑って腹で泣く、男はつらいよ、の世界観みたいだ。
でも、待てよ、それじゃ、マシーンみたいじゃないか。人間味がないな。
生花を飾ると枯れる間際に立ち会う人もいる。それが嫌なら、造花を使えばいい。でも、それじゃ、意味がない。
やっぱり、生気がないと。枯れようとも、生花を飾ろう!
だから、疲れてる時は、疲れてても良いことにした。人間だもの。I’m O.K.。皆さん、テキトーに気を遣って下さい。
お昼は、珍しく早く終わったので、受付の後藤さんと心理の斉藤さんを誘って、精をつけよう!と、東工大の「精養軒」に行く。
スペシャル・ランチ・メニューを注文する。
まずは、ゴボウのスープ。↓。

サラダ。↓。

肉と魚。↓。

僕は、パンにした。↓。女子はライス。

これに飲み物がつく。僕は、ホット紅茶を飲み、女子はアイス・ティーを飲んだ。
支払の時、レジのマネジャーが「川原クリニックさん、ですよね」と僕に声をかけてきた。
そうだけど…。面が割れてるんだ…。しかし、今日の僕のTシャツは「けいおん」の唯ちゃん、だぞ。
アニメのTシャツを着た変な医者がいるって、陰で噂されてるのかな。まずいぞ。ここらじゃ、悪いこと出来ないな。
そのTシャツの絵柄は、アニメ「けいおん」の名シーンの再現Tシャツ・シリーズ、唯ちゃんヴァージョンです。↓。

「部活やってないだけでニート!?」とは、唯ちゃんがまだ「軽音部」に入部する前に幼馴染の真鍋和(まなべ・のどか)に言われた一言に対するリアクションです。のどかちゃんは、しっかり者の委員長風ですが、結構、天然にストレートだったりします。
のどか、って感じです。
下は、東工大の精養軒の窓から見晴らした、大岡山駅前の、いつもの見慣れた風景ですが、少しだけ、ゆったり見えました。
のどか、って感じです。↓。

さぁ、これで精気も養ったので、次回から、予告ブログ、の残りに行きます。
「生きること死ぬこと」「バリ島」「爬虫類を飼うこと」「ベルハー」「志らく」など。
それに新しく加えた「語が苦」という僕が英語が苦手な訳。テキトーに休み休み、ブログ更新して行きます。
BGM. 涼宮ハルヒの憂鬱BGM「いつもの風景」


カワクリの6月の生誕祭

17(火)/Ⅵ. 2014 晴れ
BABYMETALが、レディーガガの米公演の前座に、ガガ本人からの直接指名で大抜擢される、というニュースが流れる。
アイドルに詳しくない、このブログの読者の皆様は、「ベビメタ」と「ベルハー」の区別がつかないかもしれないですね。
「ベビメタ」はBABYMETLで、「ベルハー」はBELLRING(ベルリン)少女ハートです。
診察室の入口の額装したポスターがベルハーで、その上の「コルセット」はBABYMETALの武道館公演の時のです。↓。

診察室の僕の背中、皆さんの正面にある額装ポスターは、BABYMETALです。↓。

しかし、レディーガガと来られた日にゃ、随分と、水を空けられてしまいました。がんばれ、ベルハー!
マイ・ペースで行こう!
6/21(土)は、ナースの塚田さんの誕生日だから、洗面所から処置室にかけて、HAPPY BIRTHDAY、の生誕祭仕立てに。
処置室は、塚田さんの面接の部屋だからね。富田さんに飾りつけのアレンジをしてもらう。こんな感じになりました。↓。

塚田さんの誕生日は、6/21(土)ですが、「バルテュス展」は6/22(日)までですね。
最終日は混むんだろうなぁ、東京都美術館。
今、クリニックの入口の自動ドアに貼ってるのが、「バルテュス展」のチラシです。↓。

こっちの絵柄の方が、印象的ですかね。↓。

さっき、パソコンにメールくれてる人、返信がなんとか出来そうです、と言いましたが、またダメそうです。
早急に買い換えます。
休みの日に買いに行くつもりですが、「バルテュス展」にも行かなきゃなので、そこのところ、よろしくお願いします。
パソコン、買い換えたら、お知らせしますね。
BGM. BABYMETAL「ギミチョコ!!」


学校医とネイルサロンと教授の行きつけ

16(月)/Ⅵ. 2014 晴れ
未だブログやメール用に使ってるクリニックのパソコンの不具合が直ってなくて、今回も使い慣れない、
相談室のパソコンに、USB(?)でデータを移してもらい、(後藤さんにやってもらった)、何とか書いてます。
パソコンにメールくれてる人、返信がなんとか出来そうです。
でも、人によっては、ブロックされて帰って来てしまいます。
理由は判りません。なので、そこのところ、よろしくお願いします。そういう訳です。
パソコン、買い換えたら、お知らせしますね。
今日は、都立高の仕事。今年から、精神科も「学校医」の制度が導入された。
僕は、これまでも「都立学校における専門医派遣事業」という仕事の協力医をしていた。
だから、その延長線みたいなつもりだったが、「学校医」は、厳密には、「縄張り」、が違うらしい。
今までのは、「東京都教育委員会」からの依頼だったが、「学校医」は東京都医師会の人選らしい。
ところが、僕は、一匹狼を気取って、医師会に加入していないから、「学校医」になれないみたい。
そこで少しもめた。だから、一発目が6月にズレ込んだ。
僕は、まるで偏見で、役所の人は、型どおりの仕事しかしないものだと決め付けていた。
すみませんでした。
しかし、この事業に関わっている方は、とても熱心で、学校側と僕の意見を聞いて、調整をしてくれた。
学校も今まで通り、僕に来て欲しいと言ってくれ、僕もそのつもりだったから。
調整がどのように行われたのかは知らない。どれだけ大変だったかを明かさないから。
きっと、医師会とかに掛け合ったのだろう。面倒くさい仕事だったんじゃないかな。
そうして、そんな縁の下の力持ちのお陰で、僕は、医師会に所属していない身ながら、「学校医」になった。
今日は、その1回目。江戸川区の学校へ行く。
そもそも僕がこの仕事に関わるきっかけは、僕が以前に勤めていた病院の精神科部長の推薦だった。
僕が開業する以前のことで、もう8年以上やっている。
僕を推薦してくれた先生は学校メンタルヘルスの第1人者で、現在「くじらホスピタル管理者」の岡田謙先生だ。
岡田謙先生は、最近、「事例でわかる教師のストレス対処法」という本を金子書房から出版された。
先日、その本を送って来てくれ、添えられた手紙に、「この本の宣伝をよろしく」と冗談めかして書いてあった。
すぐ読みました。
本は3部構成で、1部が事例をあげ(勿論、プライバシーが特定できないように配慮され)、
個々の事例の考察とアドバイス。
2部ではストレスを総論的各論の視点から、
3部では教師が知っておくと役立つ知識を医学的な立場から書かれている。
読みやすくて実践的な本です。
僕はこの本の宣伝を頼まれたので、早速、今日の学校で数人の先生に紹介してきました。
せっかくだから、ここでも紹介しておきましょう。皆さんも興味があったら買って下さい。
値段は、お求めやすい価格2千円+税です。
岡田先生、ここまでやれば、十分、宣伝したことになるでしょう?。↓。

学校の仕事が終ってから、ネイルがはがれてるので、ネイルサロンに寄ろうと思った。
いつもの美容院は予約でいっぱいだったから錦糸町や渋谷や自由が丘のネイルサロンを探すも当日は予約でいっぱい。
大岡山のネイルサロンも当日はダメだった。
意外と世の中にネイリスト、少ないのかな?
需要も少ないのかな?
仕方がないので、気分を変えて、僕の出身大学の精神科教授が行きつけの寿司屋に寄ってみる。
予想通り、教授がボトル・キープをしていたから、無断で呑んでやった。教授が知ったらビックリすることだろう。
俺は、ボトルに白いマジックで、<カワハラだ~、勝手に呑んだぜ~>と書いておいた。ワイルドだろう?
そんな寿司屋のおつまみをグルメ・リポートします。
まずは、鯛の刺身を混布で食べます。↓。

次は、アジのピリ辛。↓。

さざえのつぼ焼きは、周りの貝も熱くて、火傷に注意です。↓。

金目の煮付け。↓。

にぎりに行きます。まずは、まぐろの赤身から。↓。

次いで、コハダ。↓。

まぐろ中トロ。↓。

白身のにぎり。↓。

まぐろの、かわぎし、を軍艦で、ニンニク醤油で。↓。

川原3大好物の1つ、穴子のにぎり。↓。

そして、大トロの炙り。↓。

最後は、ちょっとおつまみが欲しいので、まぐろとシマアジの漬け。
シマアジは身と血合いの部分を。
店主が、「血合いは鉄分が豊富と女性が喜ぶ!」、と口説きのテクニック(?)を伝授してくれる。
要るか?、俺、その情報。↓。

お腹がいっぱいになった頃、店主は、「サッカー観た?」と話しかけて来た。
そうか、世の中は、ワールド・カップか。
俺くらいだ、ネイルのことでクヨクヨしている男は。
ちなみに、僕のおすすめの寿司屋は、大岡山北口商店街と並行して走る北本商店街の「たちばな」です。
お昼は、2時までランチをやっています。
千円以下で旬の魚の丼が食べれます。オススメです。
でも、本当は夜に行くともっと良いんですよ。
BGM. RCサクセション「僕の好きな先生」


6月2週目の日記~グルメとオブジェとお花とネイル、時々、志らく

10(火)~15(日)/Ⅵ. 2014 割と晴れてた
未だ、ブログやメール用に使ってるクリニックのパソコンの不具合が直ってなくて、今回も使い慣れない、相談室のパソコンに、
USB(?)でデータを移してもらい、(後藤さんにやってもらった)、何とか書いてます。
なので、パソコンにメールくれてる人、返信が出来なくて、すみません。今まで来てた返信が急に来ないと不安になりますね。
そういう訳です。シカトじゃないからね。
まずは、「68問題」も無事、終わりました。6/8はベルハーのセカンド・ワンマンでした。下が、記念Tシャツ、日付入り。↓。

ベルハーは公式にファンクラブが出来上がりました。下は、当日、会場で売っていた生写真の一部。↓。

ベルハーの新曲のEPジャケットを喫煙所の入り口の窓ガラスの右側に貼りました。「燃えよドラゴン」ですね(笑)。↓。

左側は、下から、「あの花」「シド・ビシャス」「クラウス・ノミ」です。↓。

ベルハーのセカンド・ワンマンも終わったので、洗面所の扉のチラシは、ベルハー・コーナーに移動しました。
代わりに、キヨシを貼りました。1996年の東京デジタルフォンのパンフです。「今年はやると決めています」のキャッチ・コピー。
これで、女子代表が、しずかちゃん、男子代表が、キヨシ、になりました。↓。

10(火)、受付の黄色いバラ。↓。

診察室の赤いカーネーション。↓。

別角度から。こけしが3つ並んで見えますね。↓。

診察室で皆さんが椅子に座ると、自然と、このこけしは目に入りますよね。
でも、じっくり見たことはないかもしれないので、ここに紹介します。
このこけしは、自由が丘の「カタカナ」という雑貨屋で売っています。
こけしを3つ並べて撮影してみました。↓。

見えない所もちゃんとデザインされています。後姿。↓。

こけし、ドラえもん&ドラミちゃん。↓。

こけし、ウナギイヌは「天才バカボン」が出典です。↓。

大岡山グルメ・リポートその1。北口商店街の「大和田」の鰻重です。ウナギイヌつながりで。↓。

「大和田」では、鰻のタレで焼き鳥もあります。お酒を呑みたくなりますね。↓。

11(水)、アジサイと浜ナデシコ。↓。

ナデシコと言えば、「化物語」の千石撫子(せんごく・なでこ)が連想されます。
撫子と言えば、スクール水着ですね。
これは、秋葉原で買った、「すくみず」。スクール水着とミネラルウォーター(水)を文字った、いかにもオタクっぽい逸品です。
撫子のスクール水着フィギュアと一緒に撮影してみました。夏っぽいですね。↓。

「スモーク君」(診察室の奥にあるロボットのような収納ボックス)の上に飾ったピンクのカーネーション。↓。

北口商店街の老舗蕎麦屋「さか本」の合鴨ロースの胡椒風味。お酒を呑みたくなりますね。↓。

メイン・ディッシュは、「にしんそば」にしてみました。↓。

12(木)、竹島ユリと浜ナデシコ。↓。

背後から撮影してみました。竹島ユリと浜ナデシコ。↓。

北口商店街をクリニックの先にまっすぐ行くと、中華料理屋があります。キックボクシングのジムの上です。
そこでは、ランチの時、前菜(?)が無料でバイキング・サービスになりました。↓。

僕は夏らしく、冷やし中華・柚子風味。↓。

そして、ランチセットの麻婆豆腐丼(小)。↓。

下は、Wさんが育てた「かしわばアジサイ」。受付から待合室を、スタッフ目線で撮ってみました。↓。

「かしわばアジサイ」を診察室に飾りました。手前のマーブルチョコ模様はペン立てです。↓。

そのペン立てのハサミに「けいおん」の唯ちゃんのストラップがついています。↓。

同じくWさんから貰ったラベンダーは逆さにつるしてドライフラワーにします。
ラベンダーと言えば、「時かけ」を連想させるので、歪んだ時空間を表現したダリ風の時計の横に並べました。↓。

13(金)、「今日は、13日の金曜日だね」という挨拶を交わす人は周囲にはいなくなりました。大人になったからでしょうか。
下は、「さか本」のランチのセット、カレー丼膳。「加齢」と「カレー」を駄洒落風にかけてみました。↓。

夜に、パソコンの故障を見に、大学時代の友人と、その頃、女子高生だった子が夜の10時にわざわざ来てくれました。
色々、不具合を確かめてくれて、なんだかんだで、深夜の2時までやっててくれました。
僕は、隣で作業をみながら、訳の判らない説明を聞きながら、昔話や各々の「その後の暮らし」を聞いてました。
男は、仕事が成功していますが、それはそれで、成功したものじゃないと判らない苦労もあるようでした。よく判らないけど。
彼は、もうじき、ブラジルに行くと言ってました。なんでも、サッカーを観に行くそうです。
女は、当時、ピクニックに行った時の写真を持参して、そこには僕も写っているのですが、僕は誰が誰だか覚えていませんでした。
僕は、いつもそうです。きっと、毎日、一生懸命に生きてるから、昔のことなど覚えていられないのだと考察してみました。
身勝手な言い訳ですね。
14(土)、今日は混んでいましたね。下は、昼下り、スタッフだけしか入れないバックヤードに差し込む、お昼の陽射し。↓。

午前の部が終わったのが、午後5時でした。午後の部スタートが、2時間遅れ。
平均の待ち時間が、4時間だったというから、申し訳ないです。最近の、カワクリの待ち時間の長さは異常ですね。すみません。
なのに「誰も怒らず、かつ、あと何時間ですか?とも、誰も聞いて来なかった」と遅番の天明さんも感激していました。
最後の人が終わったのが、夜の10時半でしたね。
差し入れのシュークリーム、ありがとうございました。
15(日)、志らくの芝居の千秋楽を観に行く。
志らくのライバルの談春は、大阪で2500人を2日間、5000人を動員したという。
志らくは、20公演やって、述べ、2500人、談春の半分だ。
志らくは、「数だけなら、AKBにかなわない。内容で勝負」と胸を張った。
公演終了後、パンフレットにサインをもらう。新宿の世界堂でラミネート加工する。
近々、クリニックに貼り出します。お楽しみに。
ネイルが何枚か剥がれてしまったので、「マツキヨ」で「くまモン」のネイル用のシールを買う。
トップコートを塗ると長持ちするらしいから、それもついでに購入。
下が、「くまモン」ネイル。↓。

今日は、父の日、らしい。夜ご飯は、「ケンタッキー・フライド・チキン」。
ケンタッキーは、1年に1度くらい、無性に食べたくなる。4ピースとフライド・フィッシュを食べた。もう当分、食べなくていい。
6月から月曜日は、都立高の校医の仕事が始まる。つづく。
BGM. 高田みづえ「花しぐれ」


6月始めの日記、2014

7(土)~10(火)/Ⅵ. 2014 雨だったり晴れたり
ブログやメール用に使ってるクリニックのパソコンに不具合が生じて、前回の記事も、使い慣れない、相談室のパソコンに、
USB(?)でデータを移してもらい、(後藤さんにやってもらった)、何とか書いた。今もそうです。
あっ、だから、パソコンにメールくれてる人、返信が遅くなります。この場を借りて、「すみません」、シカトじゃないからね。
パソコンのことで、何人かに携帯からメールする。
パソコンのことを相談したことをきっかけに、男3女1で飲み会をやることに発展した。
男3は、大学の同級生で、女1は当時、出会った時は女子高生だった。僕らの友人の知り合いの妹だった。
僕らは大学3年で、その子の通う女子校の文化祭にも、誘われて行った。
女子校は縦社会で、彼女は後輩を呼びつけ、僕らの前で、芸を披露させた。
僕は、竜宮城みたいだな、と思ったっけ。当時は、おニャン子クラブが大ブームだった頃だ。
7(土)、開業する前に務めてた病院の同窓会を医者4人で、19時ニコタマの店に待ち合わせ。
そう言った理由で、先週の土曜は最終受付を15時にさせてもらったのです。皆さん、ご迷惑をかけました。
しかし、結局、診療が終わったのが、20時過ぎ。店に到着したのが、20時45分、と1時間45分の遅刻。
やはり、診療のある日の約束は難しい。
でも、会は大いに盛り上がり、皆、上機嫌。終電もなく、それぞれタクシーで帰る。
僕は家に着いてから、録画しておいたAKB総選挙をみながら、呑み直す。
8(日)、待ちに待ったベルハー・セカンド・ワンマンin Quatro。今日は、しょこたんのバスツアーの日でもあった。
ベルハーのライブは前売りソールド・アウトの大盛況。台湾から、TIRAぴょんも戻って来て、メンバー7人!。↓。

みずほは、客席に乱入し、気がついたら僕の真後ろにいた。周囲の観客は、口々に、「ビックリした~」と言っていた。
そう言えば、この日のライブは入り口で手荷物検査もボディチェックも一切なかった。
さすが、ベルハー、AKB事件無関係か。
9(月)、Dr.ストレッチ。始まりの時間を勘違いしていて、トレーナーさんの電話で気付く。30分遅刻。
その後、新宿へ。
先週、アルタ前に「花物語」の神原駿河のパネルが4つ立っていたが、その時、携帯を持っていなかったので、写メを撮り直しに行くも、
「サッカー・ワールド・カップ」の催し物に変わっていた。残念。
「花物語」は8月16日から5週連続でMXTVで放送されます。原作ラノベは、面白かったから、乞うご期待。
その後、世界堂で、昨日、会場で買ったベルハーの生写真をラミネートする。
紀伊国屋書店で、コミックス「惡の華」の最終巻を買う。
「5/18学会シンポ」の打ち上げ(?)を中華街でやるとのお誘いのメールを受ける。
折角だが、平日なので、とてもじゃないが間に合わない。着いた頃には、終わってそうだ。
先日、学会の衣装をコーディネートしてくれたヒスの女店員さんに、お礼に「おやすみプンプン」の全巻BOXセットをあげた。
それは、その日、僕が「愛子ちゃん」のTシャツを着ていて、彼女は「プンプン」を知らなくって、みたい、と言ったからあげたのだ。
すると彼女はサマー・セールのお知らせの葉書に、「愛子ちゃん」と「プンプン」のイラストを描いて送ってきた。
絵はとりわけ上手でもなく、下手でもなかった。その分、一生懸命、描いてくれたんだろうなぁ、という気持ちが伝わってくる。↓。

新宿に来たついでだ、ルミネエストのヒスに顔を出す。しかし、彼女はお休みだった。
よく葉書を読み直したら、9(月)は休み、と書いてあった。また後日、出直そう。
タワレコに予約しておいた、爆弾ジョニーのアニメ「ピンポン」の主題歌を受け取りに行く。急にキヨシが聴きたくなりRCの旧譜を何枚か買う。
家に帰ってから、大学時代の友人(女子)から相談事を受ける。
ちょっと好きだった娘だったから親切に、専門的に対応した。感謝される。
その夜、学生時代、その娘の親友だった女の子が夢に出て来た。(何故、その娘が出演しない?)
僕らは医大生で、僕は医学部を退学する決意で、彼女にしきりと、「やめないように」と説得されて、励まされていた。
知らぬ間に、僕らの周囲を孔雀くらいの羽根を持つ大きさのカラスに取り囲まれていた。
見た所、カラスは僕らに敵意を向けていないから、そっと僕は彼女の手を握り、カラス達に気付かれないように腰をかがめて、その場から脱出する夢だった。
10(火)、良い天気。新しい週が始まる。
BGM. 忌野清志郎「世間知らず」


受付の仕事~「植物係」&「なぞなぞ画用紙」

5/Ⅵ.(木) 2014 昨日までは暑かったのに、いきなり梅雨!
大変、永らく、オマンタセ、いたしました。
受付の作った「なぞなぞ」をカワクリ待合室に貼り出しました。
天明さんの作品は、受付カウンターのデンデンムシの下です。
上の黄色いのが新作。旧作も、その下に残して貼ってあります。↓。

富田さんのは、受付前のテーブルの前面。
新作が黄緑。旧作の、水色も脇にずらして貼ってあります。↓。

後藤さんのは、カウンターテーブルの背中。
ピンクの横書きが斬新です。旧作の黄色は下に。まだ解けてない方は、ヒントをもらって下さいね。↓。

カワクリの受付の仕事は、この他にも、「植物係」があります。
機械に支配される世の中は、ギスギスするので、受付はお花屋さんに行き、季節のお花をチョイスして診察室に飾るのです。
「5/18問題」の渦中、徳田さんが、「相談室だより」を発信してくれましたが、その中でもお花を紹介してましたね。
今回は、それを真似て、診察室のお花をアトランダムに紹介してみようと思います。
四季折々のクリニックのオブジェも一緒に紹介します。
スタートは、去年の11/20の「クジャク草」。↓。

お花は、2箇所、パソコン脇にも置かれます。↓。

11/21の朝陽。冬の朝陽がクリニックの入り口にひだまりを作ります。診察室の後の扉を開けて、廊下から。↓。

玄関に近づいてみました。↓。

11/22、「花が咲いたよ」。↓。

連休前のバックステージのお花たち、勤労感謝の日の前夜。↓。

消灯。↓。

そして、連休明け、小鳥の窓。これは写真立てです。↓。

11/26、トイレのフリージア。フリージアには、「幼い心に戻す」という意味があるそうです。↓。

12/5、Yさんからいただいたポインセチア。↓。

スイトピーは、スウィートピー、と「ウ」を入れると知的に見えますね。↓。

知的と言うことで、思い浮かぶのは、ふくろう、ですね。診察室のオーナメントのバラに、白ふくろう、をつけてみました。↓。

こんな風に花のクリップでつけてます。↓。

ふくろうとみみずくを区別するのは日本ともう一カ国くらいだと聞いたことがあります。みみ、があるから、みみずく。
下は、クリスマスの頃、マリア(?)とみみずく。↓。

クリスマスが過ぎると、新年です。今年はうま年なので、手帳は馬色に。今年も、結局、「ほぼにち」にしました。↓。

年が変わります。ダリ風な時計は診察室、皆さんの正面の壁にあります。↓。

ここから先は、お花を色で分けて紹介します。
まずは、黄色いお花特集。その1.↓。

その2.↓。

その3.↓。

その4.↓。まんまるですね。

その5.↓。

「みんな元気になぁれ」の幸せの黄色いてるぼう。幸福とは幸福をさがすことである、の格言の下にあります。↓。

2月の菜の花と桃。↓。

別角度から。↓。

桃のアップ。↓。

4月10日のひまわり。↓。

4月26日の黄色い花。↓。

黄色から連想して、「化物語」の忍野忍コレクションを。忍野メメもいます。「傷物語」はいつやるのでしょう?。↓。

今、TVで「物語シリーズ」は、オーディオ・コメンタリー版を放映しています。
これは西尾維新がDVDorBD用の特典映像に書き下ろした脚本なので、面白いですよ。
下は、暴力陰陽師と斧乃木ちゃん。↓。

まどマギ・トランプは、「顧問」に教えてもらい、ローソンで完全コンプリートしました。↓。

黄色いお花の話から、アニメにそれてしまいましたね。軌道修正します。黄色い花。黄色いバラ。↓。

もう1つ、黄色いバラ。↓。

黄色いチューリップ。↓。

花の名前をちゃんとメモってなかったので、色で並べて紹介しています。
知ってる知識を披露します。キンギョソウは、おちついた場所が好きなんですって。キンギョソウがどれかは判らないんだけど。
それから、ポンポン菊は、落ち着かない人が落ち着くようになる、という意味があるそうです。↓。

次の色は、ピンクです。まずは、処置室のガーベラ。↓。

ピンク、1.↓。

ピンク、2.↓。

ピンク、3.↓。

ピンクのバッジ、「月に代わって、おしおきよ」、は「スカートめくりカレンダー」の上に貼ってあります。↓。

ピンク、4.↓。

ピンク、5.↓。

ピンク、6.↓。

ピンク、7.↓。

処置室の血圧計もピンク。↓。

ピンク・フラミンゴは、相談室の前にいます。↓。

ピンクのお花の話でしたね。↓。

6月最初のお花もピンク。ビジュアル系の歌は大輪の花をテーマにしたものが多いと聞きましたが、本当?。↓。

白とピンク、きゃりーちゃんのなりきりキッズメガネと一緒に。↓。

ピンクから紫へ。↓。

ウス紫、1.↓。

ウス紫、2.↓。

ウス紫、3.↓。

1月25日のスイートピー。↓。

紫、1.↓。

紫、2.↓。

オレンジ。↓。

きのこ。↓。

5/15のバラは肌色みたい。↓。

肌色→人間っぽい→ロボ→日常の「東雲なの」と思い付きました。
そこで、フィギュア・ケースから「東雲なの」のフィギュアを出して、受付カウンターにオイル時計を重ねて座らせてみました。↓。

日常、つながりで阪本さん(黒猫)。阪本さんは捨て猫でした。その名前の由来は、はかせが拾った時のダンボールから。↓。

まぜこぜのお花シリーズ。3/12は、アネモネ。アネモネは、きりがない夢をみる、という意味があるそうです。↓。

まぜこぜ、1.↓。

まぜこぜ、2.↓。

まぜこぜ、3.↓。

まぜこぜ、4.↓。

次に紹介するのは、まぜこぜ、と言うよりアレンジですね。Wさんが育てたお花達です。
この記事を書いている日にもらったので、まるで、千里眼、この企画を見通してたようで、ナイス・タイミングですね。↓。

まぜこぜ、5.↓。

お花を色で区分けしてたら、時間軸までが、まぜこぜになってしまいました。
そう言う訳で、お花のついた帽子に、「不思議の国のアリス」の時計のバッジをつけてみました。↓。

「アリス」の作者ルイス・キャロルの作品で「シルヴィーとブルーノ」というのがあります。「ブルーノ」は「ブルーの」みたいですね。
この帽子も、「ブルーの」お花が目立ちますね。ブルーと言えば、プンプンですね。診察室の書棚に座らせました。↓。

ブルーのバッジは、セーラー・マーキュリーの決め台詞、「水でも、かぶって反省しなさい!」、洗面所の入り口に貼りました。↓。

洗面所の扉には、「Hanako」の表紙を飾ったしずかちゃんと、ベルハ―2ndワンマンのチラシ。↓。

話しを「ブルー」に戻します。このブルーのお花は、6月最初のパソコン側のお花です。↓。

さて、ここからは、カーネーション・シリーズです。4/10.↓。

母の日の頃。↓。

紅白ハーフ。↓。

このアレンジは、富田さんの仕事、曰く、「フラワーブーケっぽくしました」。僕には、スィーツに見えるよ。花より団子。↓。

この勢いに乗って、紅白・花合戦にします。
先攻は、赤組。
赤、1.↓。

赤、2.↓。

赤、3.↓。

赤と言えば、コカコーラですね。コークと呼ぼうコカコーラ。誰も、呼びませんでしたね、コーク、って。
下は、SYさんの沖縄土産、沖縄限定デザインのコカコーラ。これも、赤組。↓。

赤、4.↓。

赤、5.↓。

赤いスイートピー、6/4.↓。

深紅のバラは、2/28.↓。

続いて、白組です。白、1.↓。

白、2.↓。

白組応援団です。白と言えば、お砂糖ですね。これは色んな表情のお砂糖。ナボコフの「ロリータ」をバックに。↓。

ビートルズの「LET IT BE」とサリンジャーの「ライ麦」の間にも立たせてみました。どっちのセンスが悪趣味ですか?。↓。

これは、「クロワッサン鯛焼」のお返しに、もらった京都(?)のお土産。夢野久作全集をバックに。↓。

これらは、可愛いので食べないで飾っておこうと思ったら、「食べて下さい」と、くれた人が言った。
そうか~、よく、形に残らない物をプレゼントに選ぶ、と聞くからなぁ。食べるのが礼儀か。
僕はいつも「無糖紅茶」を飲んでるので、それに入れようかな。放課後ティータイムとかけて、「けいおん」と「午後の紅茶」。↓。

以上で、紅白・花合戦、おしまい。
プレゼントと言えば、S.さんからもらったポールの幻のライブの記念グッズ、タオル。
当日、僕は会場に行く前に中止を知ったから、会場に行ってないので、これ、欲しかったんです。↓。

ポール、つながり、喫煙所に、ポールのコンサート中止を記念(?)して、昨年のドーム・コンサートのポスターを貼りました。↓。

喫煙所は、すっかり夏模様にしました。途端に梅雨だけど(苦笑)。まずは、アラン・ドロン、「太陽がいっぱい」。↓。

「天国にいちばん近い島」、原田知世です。↓。

「けいおん」のメンバーもビーチで。まだ、あずにゃんが加入する前の4人ですね。↓。

アニメと夏シリーズ、「エヴァ」のミサトさんのビールのCM風ポスターと、「日常」の麻衣ペース告知ポスター。
よく見ると、水上麻衣ちゃんが木陰でアイスを食べてます↓。

そんな喫煙所には、たむろした皆で考える用の新作「なぞなぞ」を後藤さんが作ってくれました。協力して解いてみて下さい。↓。

「なぞなぞ」は長く使えるように、すぐ答えが解らないように、ヒントも3段階くらいで用意してるみたいです。
「ヒントをもらったら、つまらない」と思っているそこのあなた。
心配ご無用。第2ヒントまでは、正解に直結しない、みたいです。だから、安心して聞いて下さい。
以上、受付の仕事、「植物係」と「なぞなぞ画用紙」の紹介記事でした。いかがでしたか?
これで、少し、受付を身近に感じてくれれば成功です。
カワクリにお越しの際は、是非、チャレンジしてみて下さいね~。新作「なぞなぞ」は合計4つです。
BGM. 大瀧詠一「FUN×4 」


夏の扉

3/Ⅵ.(火) 2014 晴れ
太陽、燦々。ご苦労、Sun Sun.、お疲れサマー。「夏い暑」ですね、あっ、さかさまだ、「暑い夏」ですね。
と、この時期、お決まりのフレーズで始めてみました。本当は、これから梅雨が待ってるのでしょうが~。
しかし、気分は、夏ですね。太陽の赤を基調に、ネイルも夏模様にしました。
今回も、「LOVE&Peace」なのですが、皆さんから見える向きに字を書きました。
左手の人差し指から小指に「LOVE」。↓。

親指には、白いストーン(←訂正、パールですって)でハートマークを。↓。

右手は、小指から人差し指で「Peac」。↓。

親指の「e」で「Peace」が完成です。↓。

スウェーデンの友人が天気が良い日のストックホルムの絶景を送ってくれました。
綺麗な街なので、皆さんにも紹介しますね。「さすが北欧のヴェネチアです」、です。↓。

しかし、スウェーデンの友人といい、こないだロンドンから帰国した庄司君といい、今夏から何年か英国に行くという知人もいて、
皆、よく異国の地で暮らせるなぁ。言葉の壁、大丈夫なのかな。
僕の語学力はひどくて、それを良くあらわしたTシャツがあるので、紹介しますね。カメラマン、徳田さん。↓。

僕が、英語が苦手なのは、学校の先生の言い付けを守らなかったからで、それについては、またあらためて記事にします。
タイトルは、「語学」とかけて「語が苦」なんて、どうかしら?大学受験、共通1次の思い出です。
(これ以上、予告ブログ、を増やして、どうする?)
BGM. ソフトクリーム「 ごめんあそばせ ガンバリ娘」


アイデンティティー

24/Ⅴ.(土) 2014 晴れ
僕は仕事のアイデンティティーに悩むと、手塚治虫の「火の鳥」の「鳳凰編」を読む。
これは、遣唐使とか大仏を建てる頃の時代が舞台で、茜丸と我王、という2人の対照的な彫刻師を中心に物語が展開する。
どっちが善人で、どっちが悪人か?そもそも、善とは?悪とは?
火の鳥が下す審判は、非情だ。トータルの「行い」をポイント制にしてたら、逆の結果になっていたろうに。
僕は自分と、我王を重ね合わせてみる。
我王は、「おれにどうしろっていうんだ。おれにはなんにもできねぇ!なんにも!」「おれが礼をいわれた…このおれが…」
「このおれが!?」と戸惑うシーンに共感する。
一方、最後の最後にみせる茜丸の豹変は、いかにも人間らしい。人間とは、こんなものだと思う。茜丸は責められない。
だから、僕は茜丸を反面教師にする。自分の中にも存在する茜丸に気をつけている。気を配っている。
それが、「火の鳥」の「鳳凰編」を読む最大の理由だ。間違った道に進まないようにするための、原点回帰。
クリニックのフィギュア・ケースの脇の移動式の白いラックに、「火の鳥」は全巻あります。良かったら読んでみて下さい。↓。

昨日、「顧問」から、「最近、更新が多いので大丈夫か心配」というメールをもらった。
もしも、同様に心配をかけた人が他にもいたら、すみません。大丈夫ですよ。
昨日はあんな記事を書きましたが、今日、受付の3人から、「なぞなぞ」のポスター第2弾を渡されましたし。
前回は、出題やレイアウトに口出ししましたが、今回は僕はノー・タッチです。受付の3人が自分のアイデアだけで作りました。
良い出来栄えですよ!。新作、「なぞなぞ」ポスター、お楽しみに!↓。

この日&月の休みで、新宿の世界堂でラミネートをしてきます。
早ければ、週明けにも、待合室に貼り出します!
受付が一生懸命に作りました。
すぐ答えを教えるとつまんないので、ヒントも3段階くらい用意するはずです。長~く、使えるようにね。
この「なぞなぞ」ポスターは、折角カワクリに来たのだから、1人でも多くの生身の人とおしゃべりした方が良いという発想から、
コミュニケーションの媒介のツールとして、取り入れたものです。
なので、皆さんも、カワクリにお越しの際は、「なぞなぞ」をきっかけに、受付と雑談でもしてから帰って下さいね。
それが、カワクリのアイデンティティー。
BGM. イルカ「Follow Me」


ユートピア

23/Ⅴ.(金) 2014 晴れ、昨日との寒暖差がつらい
もうすぐクリニックの夏休みの日程を発表しないといけない時期。
僕個人の意見では、GWがそうであったように、休みが入ると、外来の規則性が乱れるので、休みなどいらないのだ。
しかし、スタッフのことを考えると、そうもいかない。
3/11の直後や大雪の日、よそのクリニックに行けず、困ってた人が来院されたことがある。
うちは、夏休みも9月にとったりするから、夏季休暇でかかりつけが休みで、薬がなくて困った人がみえることもあった。
特に、SSRIなどの薬は、急に中断してはいけないから、たまたま、うちが開いてて良かった。
だから僕は、医療機関は同じ時期に休んではいけない、と思い、わざと夏休みを9月にとったりしていた。
別に、誰に頼まれた訳でもなく、感謝もされないが、勝手にそうしていた。自己満足だが。
綺麗ごとを言うようで嫌なのだが、日本には「赤ひげ幻想」のようなものがあり、「医は仁術だ」と教えられてきた。
「医師」は職業であるが、その根底に「奉仕の精神」を医者は皆、持っていると思う。
しかし、現実は厳しい(らしい)。
特に、今回の診療報酬の引き下げは、医師の働くスタイルも変えそうな勢いだ。悪い意味でね。
総合病院では不採算部門の「小児科」が閉鎖になったとか聞いたことがあるし、行き場がなくなった患者さんも困るだろう。
精神科の病院やクリニックを経営している人たちも、生き残り作戦を考えている。
僕はあまりそういうことは大袈裟に考えてなくて、なんとかなる、と根拠のない自信がある。
診療報酬の引き下げへの経営的な対処策は、たくさん患者をみることくらいしかないらしい。
しかし、そんな粗製乱造のような診療をしていると、治療の質が下がり、患者から不満が出るだろう。
そうすれば、自然にうちに患者が流れてくる、と僕は本気で思っていて、呑気なもので、いい気なものだ。生意気なものだ。
うちの患者が増えたら、それはただ僕が朝早くから始めるとか、昼休みをなしにするとか、夜遅くまで働けば済むことだ。
こないだF.と話してたら、僕らの医局の先輩で開業医の多くは、50代で死んでいるから、注意しようと言われた。
でも、僕は、好きでやっているので、大丈夫だと思う。
とは言っても、仕事は1人では出来ないので、治療理念を理解して、サポートしてくれるスタッフが必要だ。
僕がスタッフの採用面接で重視したのは、うちのクリニックが目指してるものに共感・同調してくれるか、のみだった。
経験不問、資格も学歴も参考にしなかった。ただ、その1点のみ。
そうして、選んだスタッフが、今のカワクリ・スタッフです。
しかし、一般論だが、人って変わるものだ。初心はそうでも、実際、働いてみたら、心変わりする人がいても、おかしくない。
昼休みはクリニックを閉じて欲しい、とか、日付が変わるまで残業したくない、とか。
夏休みは、友達と旅行に行けるような日程の夏休み期間が欲しいと思うかもしれない。
僕はそういう考えは、「正常」だと思う。
でも、世間の常識はカワクリの非常識、カワクリの常識は世間の非常識だ。
もしも、スタッフが心変わりしたら、とその時のその人の人生も考えている。
ある程度、うちで経験を積んだら、大きな組織や、普通のクリニックに転職したら良いと思う。
「有給」をあげるから、その時間で採用面接とか受けて来て、働き口が決まってから、うちを辞めるので良い。
今のところ、そんな人はいなさそうだが。
この先、もしそんな変化に気が付いたら、本人に直接、言おうと思う。お互いのためだ。
ストレートにそんなことを言うのは日本的ではないが、それが親切だし、良心的だし、両親的だし、親身だと、最近思ってる。
僕がクリニックでやろうとしてることを心から賛同して仕事をするような人間は、普通に考えて、「珍しい」。
僕はそんな人と一緒に、一蓮托生、カワクリを作って行こうと考えていて、それが僕のユートピア。
立川談志が晩年、「志らく、がいてくれて助かった」と言っていた。
あの立川談志のような超カリスマでも、談志に憧れて弟子になったものでも、談志の「落語との格闘」を理解しようとしなかった。
だから、志らくは、兄弟子に対してでも怒っていた。
談志の弟子なのに、師匠の本も読まない、「イリュージョン」を判ろうとしない、と。
本気で怒っていた。
志らくは談志のDNAを継承する落語家だと言われている。そして談志が死んだ後、立川流の中で、志らくは浮いてみえる。
談志が言うのはもっともで、そりゃ志らく、みたいのが1人いたら助かるよなぁ。
あ~あ、なんだか遠い話だ、ユートピア。今年の夏休みは、お盆にするかぁ。

BGM. RCサクセション 「金もうけのために生れたんじゃないぜ」


先に生まれたからってなにがえらいんですか?

22/Ⅴ.(木) 2014 午前中、雷雨。
今日の午前は大雷鳴とどしゃぶりの雨音と、空がピカピカ光ってるのが、診察室の中にいても判った。
去年のゲリラ豪雨での雨漏りの悪夢が脳裏をよぎる。
(2013年7/29「嵐を呼ぶバースディ、漂流クリニック」を良かったら参照して下さい)
雨漏りの対処はバッチリしたから、今年は大丈夫だと思うが、念のため、受付と緊急対応の確認はしておいた。
今朝、僕が家を出る時は雨など降ってなく、昨日、紹介したレイングッズは装備して来なかった。
もう雨はやんでいるから、いいのだけれど。
昨日、遅くなったから、家までタクシーに乗ったら良く喋る運転手で、「お客さんは躍りの先生ですか?」と話しかけられた。
「立派な番傘を持っていらっしゃるから」ってミラー越しに。しかし、踊りのセンセー、って言われたのは生まれて始めてだ。
マンガのセンセー、と言われたことはある。
昔、「思春期&青年期」を専門に診る病院に勤めてた頃、「マンガ同好会」を作った。
その病院は、学校みたいに毎日、授業のように、何かのプログラムがあり、患者はそれに参加するのが日課だった。
しかし、そういうのが嫌いな子もいて、そういう子を集めて、趣味の集いの場を作ったのがきっかけだ。
まだ、オタク、という言葉が今ほど市民権を持っておらず、変質者扱いで、今よりも皆、こっそりマンガやアニメを観てた時代だ。
その同好会は、5~6人のメンバーで、非公式のプログラムで、大人は僕だけだった。
それぞれが持ち寄った音楽を聞いたり、マンガを回し読みしたり、リレーマンガをして遊んでいた。
「同好会」の名前は、「メソ部」になった。今も、その時のポスターがカワクリのトイレの脇に貼ってあります。↓。

僕がアニメを観るようになったのは、この会がきっかけだ。
しかし、次第に、僕は、そこで、そのメンバー達の潜在能力の高さに気付かされた。すごいよ、オタク、は。
最終的に、メンバーは、それぞれ、ラミカや同人誌を作り、コミケにエントリーして、出店した。僕は引率をした。
コミケのスペースは、小学校で使うような2人掛けの机にイスが2つ。イスを1つ追加するのに、追加料金が必要だった。
いざ、出店したは良いが、皆、コミケ会場を見たいので、「センセー、店番、よろしく!」と言って、皆、居なくなってしまった。
僕はポツンと売れない商品の山の前に座り、時折、メンバーが帰って来ては、
「センセー、もう少し、お願いね」と言って嬉々として走り去って行く後姿を見送っていた。
会場では、レンタルでコスプレも出来て、そんなことをして楽しんでいるようだった。
すると、隣のブースの少女から話しかけられ、
「皆がセンセーって呼んでますが、マンガのセンセーですか?」と聞かれた。
まさか、病院から来てるとも言えず、僕は少女に「マンガのセンセー」と誤解されたまま、
一目置かれてしまった思い出がある。
マンガのセンセー、で思い出したのだが、平口広美の「お札の先生」というマンガが僕の書庫にあります。
平口広美は、80年代前半、蛭子さんや丸尾末広らと同時期に「ガロ」にマンガを描いていた。
下が、「お札の先生」。↓。

平口広美のマンガはエロとヴァイオレンスです。
けいせい出版から発売された「白熱」というのがすごいです。
でも、わざわざ、探してまで読まなくていいと思います。
そういうのが好きな人だけ、どうぞ。
中野ブロードウェイの「4階」の「まんだらけ」にありそう。
さて、今日は先生をテーマにお送りしてきましたが、僕はこれから、恩師のA先生に、「5/18」学会の報告の手紙を書きます。
A先生への手紙を先に書くから、「予告ブログ」ちょっと待っててね。
手紙の書き出しは、この記事のタイトルと同じにしようかな。
BGM. 榊原郁恵「私の先生」