GWはライブ三昧~今日は新宿LOFT

29/Ⅳ.(水)2015 はれ
今年のGWは旅行には行かずライブ三昧にしているので、ブログはそのレビュー記事が続いている。
その途中で何ですが、今日、訃報が届きました。
僕の大学院の時の指導教授のアイザワ先生が、4月20日に亡くなられたそうです。
80才だって。
アイザワ先生は、去年の9月の記事「教訓Ⅰ~追悼、中西先生」に登場します。
良かったらみて下さい。
ちなみに、中西先生はついこないだの記事「男達のホワイト・デー」に登場してます。
良かったらみて下さい。
で、僕は今さっき、A病院の院長をしている「T」に連絡をしました。
僕と「T」は、アイザワ先生を呑みに連れ出そうと画策して未遂のままだったから。
しかし、「T」は今、三重県にいて、あいつは日本中を講演会で飛び回っていて、だから訃報も知らなかった。
アイザワ先生の葬儀は、遺言により、家族だけで済ませたとのことだった。
僕と「T」は、アイザワ先生に直接指導を受けた言ってみれば、指導教官と言えば親も同然の間柄。
家族だけで済ませた、って俺達が呼ばれないのはおかしくないか?、って話合って。
葉書には、余計な気遣いはしてくれるな、という趣旨が書かれていたが、さてどうしたものか。
おいおい、「T]と考えて行くつもりです。
そういう訳で、今日のブログ記事は、アイザワ先生の訃報を受けた直後のものです。
あえて、追悼記事にはしませんが、アイザワ先生に届くようなふさわしい記事にしたいと思います。
4月29日(水)は、「あくび」~BELLRING少女ハート&川本真琴withゴロニャンず~のツーマンライブを観に行く。
新宿ロフトは、最近出来たゴジラのホテル(元・コマ劇場)の先にあります。下が、ゴジラのホテル。↓。

ベルハー(BELLRING少女ハートの略)は、こないだ大幅なメンバー・チェンジを行っていて、
新体制を観るのは今日が初めてだ。
一方の、川本真琴は何か最近、すごく売れてないか?
去年の夏に、フジテレビでやった「僕らのGiRL POP」という番組がきっかけのような気がする。
その番組は、GiRL POPを音楽の1ジャンルとして扱って、90年代の誕生から現代に至るまで、
日本を代表するアーティストを一同に介して、ガールズ・トークに花を咲かそうという企画だった。
話を判りやすく皆さんに伝えたいので、自分の家でブルーレイに録画した番組を一時停止して、写メを撮りました。
あくまで記事を判りやすくしたいのが目的で、それで利潤を得ようとか、誰かを中傷しよう、などという意図は皆無です。
なので、こういうのって、厳密に言うと、著作権(?)とかに触れそうですが、大目に見て下さい。
もし、この記事をこれから皆さんがご覧になって、番組の写真がなかったら、削除されたということになります。
そのことも見越して、先に謝っておきますね。すみませんでした。
さて、今日は、アイザワ先生の追悼の意味もあるので、攻めて行きますよ。
話をGiRL POPの番組に戻しますね。
出演は、森高千里・渡瀬マキ・谷村有美・加藤いづみ・川本真琴・中川翔子・きゃりーぱみゅぱみゅの7名でした。
ひな壇の前列に90年代、後列にしょこたんときゃりーちゃん、そして何故か川本真琴も(新)を意味する後列に。
まぁ、単純に人数の問題でだと思っていた。番組を見終わるまでは。↓。

GiRL POPは、1992年に創刊された同タイトルの雑誌から一般的な名称になったとされていた。
番組の前半は、主に前列の人達で、当時の思い出話になり、ここで川本が後列にいた意味は大きいと思う。
GiRL POPの先駆者は、アイドルとして通用するルックスなのに発信もしている森高千里だ、という話に落ち着いた。
下が、森高千里。↓。

そこから、自身の好きな曲を選ぶというコーナーで、きゃりーちゃんがガチな答えをして、番組の空気を壊した。↓。

それを聞いた前列のおばさん達は(失礼か)「しっかりしてるわね~」と、おばさんみたいな反応をした。↓。

きゃりーちゃんが、トークを音楽の志向性に持って行こうとしたのを、番組は強引に、今だから言えるみたいな、
聞かれて困る事~「恋愛の事」~という下世話なトークに引き戻した。
加藤いづみは「私は妄想の話をして逃げる」と言い、きゃりーちゃんに話を振った。
そこでも、きゃりーちゃんは、
「私は恋愛をしていても大丈夫な立ち位置なので。男性ファンが悲しむとかないと思うので。
結構、リアルに好きなタイプとか喋っています」
と番組を浄化した。↓。

もし、番組の製作者の狙いが、ゆるいガールズ・トークで盛り上げよう、だったのなら、
きゃりーちゃんは、ミスキャストだったな。
しかし、本題はここからです。
さっきも言いましたが、何故か、川本真琴の席順が、前列に90年代の4人が座って、
後列にしょこたんときゃりーちゃんが座るのだが、その2人の真ん中、後列中央に座っているのが、
川本真琴にとって、画面的に成功だったと思う。「今」っぽくて。
そして、恋愛の話は、川本真琴にも振られて、川本真琴は、「今、言うんですか?」と固まって。↓。

両手で顔を隠してはにかんで、隣のきゃりーちゃんにまで伝染して同じポーズで恥ずかしがって。↓。

恋愛に奥手=音楽一途、みたいなプラスのイメージを呼んで。
しかし、深刻な問題は、しょこたんだ。
この番組が放送された当時、しょこたんは恋愛スキャンダルが発覚して、僕はそのショックのせいでバースディ・ライブに
行けなかったくらいの爪痕を世間に残していた真っ最中の頃で。
果たして、番組の流れは、しょこたんをどう扱うつもりなのか?
するとテレビは、しょこたんにはテーマを変えて、オタク趣味の話題を振った。
しょこたんは、絵やゲームや猫やヌンチャクの話を独特の早口で喋るのだが、
それが全て「恋愛以外の話をしてる」としか聞こえなくて、それがかえって痛々しかった。↓。

以前に、僕が勤めていた病院で「セクハラ対策委員会」みたいなものが発足され、医局会でセクハラについて、
真面目な啓蒙があった。
当時は、まだその辺りの意識の低い時代だったのだ。
しかし、朝っぱらから、仕事の前に、セクハラについて説明を受ける医局会の空気は悪くなった。
その時、ある女医さんが機転を利かせた。
彼女は、僕の大学の先輩で、僕とその女医さんは仲良しだった。
彼女は肝っ玉母さんみたいに面倒見が良くて、後輩の僕に良くしてくれていた。
彼女は風格も肝っ玉母さんみたいで、マツコ・デラックスを女にしたような体格をしていた。
僕らはよく2人で掛け合い漫才のような事をしていて、医局の皆は、それを好もしく思っていた。
「川原先生、女性に3サイズを聞くのもセクハラですからね!気をつけて下さいよ!」
と僕を名指しで注意して、皆の笑いを誘い、医局の空気は見事に和んだ。
「笑い」とは緊張の緩和だ、と言ったのは、ベルグソンだっけ?
ま、そんな感じでした。
僕の失敗はそこで止めときゃ良いのに、サービス精神旺盛で、一言余計で、先輩の心意気に応えようと、
<先生にだけ、3サイズを聞かないのは、セクハラですか?>
とジョークで答えた。
すると、しばしの沈黙の後、医局の空気は凍りついた。マツコ・デラックス先生も黙っちゃって。
つまり、しょこたんに「恋愛の話」を振らないのは、先輩に、<1人だけ3サイズを聞かない>と同じような、
別物のハラスメントなんじゃないかと、思ったということでした。
番組の最後のテーマは、「カラオケに行くか」という話題になって、
しょこたんは生まれて初めて買ったCDが川本真琴の「1/2」だと言い、しょこたんは実際、カヴァーもしてて、
「夢はいつか一緒にコラボレーション出来たら」とラブコールを送った。↓。

下は、少し、引き気味の、川本真琴のリアクション。↓。

例によって、しょこたんの偏愛はリスペクトを意味しているから、対象の価値を何割増しかに増幅する。
知らない人には、そう刷り込まれる。松田聖子が良い例だ。
番組の最後で、川本真琴の株が急に高騰して、その勢いに流されてか司会者は、
「さて、今夜のトークはここまでですが、最後の一言、を川本さんにお願いします」
と振った。
川本真琴は、戸惑いながら、
「皆さん、お暑いので、健康に気をつけて、楽しい夏をお過ごし下さい」
と、しどろもどろに挨拶して、それがテレビずれしてなくて、高感度アップだった。↓。

多分、この番組で1番得したのは、川本真琴だな、と僕は思ったものです。
そんな川本真琴とベルハーのツーマンです。at.新宿LOFT。↓。

つづく。
BGM. 川本真琴「愛の才能」


10 Replies to “GWはライブ三昧~今日は新宿LOFT”

  1. 先生、こんにちは。
    続きを楽しみにしています。
    川本真琴、「1/2」大好きでした。
    昨夜の上映会は、各種のBABYMETAL Tシャツの人々、必死で駆けつけたぽいサラリーマン、ツインテールのお子さん連れ、私と同世代らしき人も大勢いましたよ。
    冒頭に、この上映会向けの3人のメッセージ動画がありました。
    残念だったのは、「立ち上がって」見るのはご遠慮下さいという映画館のアナウンスのせいか、おとなし〜く黙って見ている人が多かったことです。これが日本人だなぁと思いました。
    座って、かけ声かけたり、手拍子したり、FOXサインしていたのは、2〜3割だった印象です。
    (私はもちろん、こちらです。)

    1. トモトモさん
      冒頭の、3人のメッセージ動画、うらやましいですね~!
      ライブビューイングは、そういう、しらけさせるようなことを言うんですね。
      日本人は困りますね。
      だけど、同時上映(?)映画は楽しめたのですね。良かった!
      (この勢いなら、本物のライブ会場も行けそうですね!!)

  2. 先生、こんにちは。
    ごめんなさい、私川本真琴しらないです。
    なにかメジャーな曲などあったら教えて下さい、もしかしたら知ってるかも。
    画像を見るとけっこうおばさんですよね、いくつなんだろう。

    1. sinさん、こんばんは。
      デビューからの3曲、 「愛の才能」「DNA」「1/2」、が有名ですよ。
      特に、「1/2」、は、「るろうに剣心」の主題歌で、しょこたんのアニソン・カヴァーのCDにも入っています。
      すごく早口な歌で、聞いた事あるかも。
      カワクリのBGMで「あの曲、何ですか?」の問い合わせの上位にいつもいる曲です。
      印象的ってことなのでしょうね。
      ではまた~

  3. 先生、こんにちは。
    本物のライヴ会場…ううう…行きたくなります。
    今朝の嫌な夢、Chicagoでのライヴ動画見て治りました。
    でも、行くなら覚悟決めてすぐ行動に移さないと、アッと言う間に完売しますよね…。
    『1/2』は「るろうに剣心」でしたね。
    あれをテレビアニメで見たのが先だったと思います。我が子がテレビ見てたから知った曲です。
    歌詞も良くて、でもメロディやリズムと合わせるのが難しくて、何度も練習しました。CDも持っていましたが、その後のアレヤコレヤで、ゴメンなさい捨てたか売ったかして、今はありません。

    1. トモトモさん、こんにちは。
      ライブ、行きましょう!
      …と言っても、BABYMETALのチケットは取れないですね。
      全滅です。
      一般発売に最後の望みを賭けます。
      月曜は、志らくですね~
      ではまた。

  4. どうも、クリニック以外に通う所見つかり、前回書き込んだのと、現実違うOKoWaです!先生、自分は、音楽詳しくないので、しょこたんの話しますね!先生の言うとおり、自分も、最近、差別、差別と何かと騒いでいる中、番組の空気を守る為という目的の為に、しょこたんに話を振らなかったのは、おかしいと思います。それなら、いっそのこと呼ばなければ良い話ですし、呼んでもその話題にしないようにすればいいんです。TVなんだから。文句ばかり書き込んでも仕方ないので、笑いにもって行きます!もし、しょこたんに話を振られて、〜な人が好みってなったら、しょこたんに合わせますか?前に、川原先生自身が、しょこたんと結婚する夢を見たぐらいなので、そこらへん気になります(笑)それとも、(OKoWa的にはコッチだと思う)川原先生が、しょこたんを魅了して、結婚まで持ち込みますか?(笑)自分は、差別嫌いなので、答えて頂きますよ!

    1. OKoWaさん
      質問の答えの前に、前提としてね、「好みのタイプ」、と「実際、好きになるタイプ」、って結構、全然、違ったりしますよ。
      それは恋は、「する」ものではなくて、「落ちる」ものだからだと思います。
      恋は頭で考えてするものじゃないからでしょう。
      って所から、お答えすると、しょこたんの好みに合わせる、という作戦はとりませんね。
      好みに合わせても、彼女の想定内の魅力しか出せないからです。
      (なんだよ、結局、考えてるじゃん、ってツッコミが聞こえて来そうですが…)
      僕は、こう見えて割りと和風なので、あまりアピールする女性は好きじゃないですね。
      好みをアピールされた時点で、アウト!みたいな。
      でも、それも僕の言ってる「好みのタイプ」に過ぎないから、実際に恋に落ちるのは「押しかけ女房」みたいなタイプかもしれません(笑)
      僕が女性を魅了しようなどと思うことは、ない、ですね。
      人生の優先順位において、色恋はそんなに上じゃないから。
      もっと他の所にエネルギーを使うかな。
      恋愛ゴッコは、アイドルを追いかけてるのが、丁度、良い距離感だと思うんですよ。
      だから、OKoWa的にはコッチな「魅了して、結婚にまで持ち込む」、というディズニー的なロマンティックさも僕には幻想のように思われます。
      シンデレラ・ストーリーって、物語はハッピーエンドでも、「現実」はそこからだからね。苦労しそうじゃない?あの王子様。
      志ん生の「替わり目」という落語で、「あんた、なんであの人と、結婚したの?」、
      <だって、寒かったんだもん>って云う理由の方が好みですね。
      でも、これさえも、好みを語ってるだけなんですけどね。
      しょこたんについては、「GWはライブ三昧~」シリーズの最後に詳しく書くので、今日のところは、こんな感じで良いかしら?
      ではまた~
      そうそう、言い忘れたけど、クリニック以外に通う所見つかって良かったね!

  5. 先生、こんばんは。
    良い事や悪い事があったり、何もなくてそれが悲しかったりする日々です。
    良い事は、とうとう「証」を入手し、metalネームも2番目に希望したものになりました。
    先生が推薦なさっていた、筒井康隆の「夢の検閲官」読みました。専門用語はよくわかりませんでした。『座敷ぼっこ』という単行本に入っていました。
    悪い事は、無駄に早朝目が覚めること、等、です。
    では、おやすみなさい。

    1. トモトモさん、こんばんは。
      今、新しい記事をアップしました。
      本当はしょこたんのライブの記事のはずなのですが、これが難航していて。
      取り敢えず、待っていてくれる人もいるかと思い、何か更新しなきゃと思い、怪獣の記事にしました。
      それから、metalネームを手に入れましたか!
      いずれファンクラブ限定のライブ会場で会う日もありますね。
      早朝覚醒は、気候もありますかね?
      今度、相談しましょう。
      では、おやすみなさい。

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