立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

3/Ⅵ.(金)2011 はれ
下のお花は、昨日、受付の子が買って来て診察室に飾ってくれた、芍薬(しゃくやく)です。
「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」の芍薬です。せっかくだから、立って撮影してみました。↓。

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花、というのは女性を美人だとおだてる時に使う文句だが、今はあまり耳にしない。
美人とお花といえば、子供の頃、母が観てたので一緒に見てた、「花ははなよめ」というドラマを思い出す。主題歌が、メロディーに乗っけてただただ花の名前を並べるだけで、途中に「いよー」とか「よーい」とかお座敷っぽい合いの手が入る。
それは、主演の吉永小百合が芸者なんだけど、3人の子連れの花屋にお嫁に行くという設定だったからだろう。
僕がよく覚えてるのは、吉永小百合が「母親」であることに悩んで、自分のお母さん(この人も芸者)の淡島千景に相談に帰ると、淡島が吉永小百合に「ただの子供好き」と「母親」の違いをたとえ話で言って聞かせるシーンだ。
それによると、子供がご飯を食べながらボロボロこぼしてたら、「ただの子供好き」はこぼすたびに「まぁ、こんなにこぼして」と一々、拭いて面倒をみるのだが、「母親」は笑ってそれを眺めていて子供が食べ終わったら黙って拭いてあげるのだという。吉永小百合は何かを悟り花屋に走って帰り、それを淡島が優しく見送るのである。名シーンだ。
数日後、茅ヶ崎の北口にある西友というスーパーで僕は母と買い物をして、その帰りに上のレストランで何かを食べた。僕と母は対面に座り、僕が何かをこぼしたら、母が「あら、こぼしてる」と手を出そうとしたので、僕は母に上に書いた「花ははなよめ」の淡島千景のセリフを言ってやった。母は、即、ダマった。
母は負け惜しみで、「嫌な子ね…」というから、僕は負けじと、「親の顔がみたい?」と言い返した。圧勝で終わった。
BGM. ポール・サイモン「母と子の絆」


7 Replies to “立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花”

  1. 「立てば芍薬、、、、、」って、先生私のこと?最近言われなくなって寂しいなぁ~と思っていたけど。
    先生、ホントお上手。で、芍薬良い感じで写真撮れてますよ~。良く咲いている。
    芍薬って、花屋で水上げするの大変なんですよね。花屋が適当に水上げしていると、つぼみのまま咲かずに終わっちゃうから、、。
    それから、「ただの子供好き」か「母親」と言うと私はどちらになるんでしょうかね?
    先生はご両親を早くに亡くされたみたいだけど、先生とかかわって一年になるけど、私は二つの理由があって
    仏さまにあの世に連れて行かれたのではないかと思うようなった。それは、先生がどの立場から見ても「思いやり」と
    「優しさ」を備えていなければいけない精神科医であるために。そして、早くからお母様から愛情たっぷりに育てていただいて、その分自立心やアイディティーが確立するのが早かったからだと思う。

    1. かつらこさん
      いつもコメントありがとうございます。さすが、お花の知識はすごいですね。
      母は、割と長生きしたんですよ。僕がクリニックをしてるのは、知りませんが。

  2. 漢方に当帰芍薬散というのがありますが、色白で体が薄っぺたくてサリーちゃん足の女性に効くそうです。
    貧血症、むくみ、冷えなどに効果があり、名医は一目で「この人芍薬系」とわかるようです。
    竹中夢二の美人画みたいな人かな。
    ちなみに私は美人画には合致しませんが、症状は芍薬系なので服用しています。

    1. とかげのしっぽさん
      いつもコメントありがとうございます。本当だ、漢方で「芍薬」って名のつくの多いですね。あれ?葛根湯にも入っていなかったかな?違ったら、すみません。

  3. その通り入ってます!
    芍薬には筋肉の緊張を緩和し、血行をよくする作用があり鎮痛作用もあるそうです。
    私は肩こりや筋肉痛の時に葛根湯を飲んでいます。
    余談ですが週末の激疲れに八味地黄丸を飲んでます。生薬が八種入っているので八味です。
    倦怠感、眠気があっても八味を飲むと復活します。

  4. >> とかげのしっぽさん
    それなら不安・緊張のときに、例えばデパスの補助薬として使えるんじゃ・・・と、不覚にも思ってしまいました。

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