つきなみトーク 第4弾

こんにちは、受付の大平です。
カワクリのマンガコーナーに《 the answers book for your future 》という本があります。
この本は開いたページにあなたの答えがあるという占いのようなものです。
この本を昨日クリニックが終わって片付けをしている時にぱっと開きました。
そこには『今は不安でいっぱいかもしれません。でも、まもなく夜は明けます。』と書いてあり、私は思いました。
”みんなの反応は気になるけど明日ブログが書き終わるではないか、これは当たってるじゃないか”と。
その話を栗原さんに話すと『夜が明けますね( ´∞`)』とボソッと優しく言われました。
私たちのインタビュー記事もこれで最後です。
━─━─━─[つきなみトーク 徳田さん編]━─━─━─━
金曜担当の徳田さん。
先生からインタビューの事を聞いたのか
徳田さんからの問いかけからインタビューが始まりました。
徳田:どう思いました?
大平:徳田さんの記事は1番、心理士ですっという感じで・・・
徳田:そうでしたかね。
大平:文章をとばすわけにはいかないみたいな、全部読まなければわからないというか
徳田:さーっとは読めない?
大平:そうです。私は徳田さんの記事を一番最初に読んだんですが、
    まず無意識の心の活動がわからないと思って・・・
徳田:無意識って日常生活でも使ったりますよね。文章で出てきたら何だ?ってなるかもしれないですけど。
    そういった意味でもピンとこないということだったんでしょうかね?
大平:無意識って言葉はわかるけど使ってるという感じもないし、あまり考えた事もなかったから・・・
   カウンセリングはそういうことを考える時間になるんだと記事を読んで知っって。
徳田:それって読み進めていく中で疑問のままだったんでしょうか?
大平:無意識は疑問のままでしたね。でも診察とカウンセリングの文章のところで、
    カウンセリングはそういう無意識を考えることで症状とかを
    理解できるのかなってっていうことは記事を読んでわかりました。
    そこは一般的な説明よりは前に書いてある文章のほうが私にはわかりやすかったです。
徳田:あぁ~、例えば、からの文章のほうが?
大平:はい、そこのほうがわかりやすかったです。一般的な説明の文章は難しくて・・・
徳田:何回読んでもわからずみたいな?
大平:はい。辞書で調べなきゃみたいな・・・
徳田:言葉が辞書的な感じしますもんね。
大平:そのあとの、文章は何で『しゅ・は・りゅ』で例えたんですか?
徳田:『守・破・離』ですけどね(笑)
栗原:ちゃんと録れてますよ~( ´∞`)
大平:なんでカウンセリングをこの言葉で例えたんですか?
徳田:たまたまこれをテレビで聞いていて似てる所があるなと思ったんですよ。
    何事も何かを習得するときってまずマネをするというか、型を守るていうところがあって、
    いきなり自分のオリジナルができるっていうよりはそれを知る事によって、
    それを習得したらそれを自分なりにどう崩そうってところを試して
    やっと自分のものになっていくっていうのは、日本の武道の世界とか岡ちゃんの言ってたサッカー界にも
    そういうメソッドがあるって知って、カウンセリングにもそういうところがあるのかなって。
    なんで例えようかと思ったというよりは繋がるなと思ったというか・・・
栗原:原さんの記事は身近な事を入れて新しい人にも気軽に来て下さいねみたいな
    入口を広げるような記事だったと思ったんですけど、
    徳田さんの記事は心理士さんてどういう人かも説明してくれてるし、
    これから来ようかなって思ってる人が理由もなく行ってみようかなっていうんではなく、
    自分もこうする為に心理士さんと頑張ってみようかなと思うんじゃないかなと(´A`)
徳田:そう思ってもらえると嬉しいですよね。
栗原:そんな悩みはないけど行ってみようかなという人よりは、自分はこういう風にしたいけど
    ちょっといきづまってるなみたいな、意識の高い人が来てくれそう( ´∞`)
徳田:なるほど、それってハードルが上がるってことですか?
栗原:どうなんですかね( ´∞`)
徳田:そういうわけじゃなくて?読んでる感じで親しみやすさが足りない?
    悩みがなくちゃ行っちゃいけないみたいな?
栗原:ちょっとどうしようかと思ってる方だったらこういう記事のほうが来やすいかも(´A`)
徳田:何も知らない人がどう思うかって感覚がだいぶ違うというか、
    麻痺してるから、自分が書いたものってどんな風に
    伝わってるかなっていうのは心配なところかなって。
大平:心理士4人の記事それぞれ違うから来てくれる層が違うかも。
    例えば徳田さんの記事は少しカウンセリングの事を考えた事がある人向けの記事だったのかな?
    私みたいなテキトーであまり考えない人よりはもっと考えが深い人向け?の記事のように感じました。
徳田:そっか~。意識高い人向け?
栗原:でもそういう人じゃないとブログ読まないですよね~( ´∞`)
徳田・大平:そうですよね~
徳田:凄く親しみは込めたんだけどそんなに親しくはなかったかなあ?
    そんなに意識高いつもりもなくて、ただ一番長くいるから
    そういうことについても触れておかなきゃな~っていうところはあって
栗原:まとめの記事的な( ´∞`)
大平:なんだか最後の説明のおかげで川原クリニックのカウンセリング、
    全てに共通する料金や時間の説明もあったのであぁ~そういうことだったんだとわかりましたしね。
徳田:それだけ、わからないってことですよね、ここの空間が何だろうって。
大平:はい、カウンセリング受けるってなった人には診察で説明があるだろうけど、
    何も知らない人には何だろうってきっと謎だらけですよ。
徳田:そうですよね。わからなかったその部分がちょっとでも伝わったならよかったです。
    みんなわからないもんだと思いますし、わからないから来てるんだよってところもあるから、
    でも何かをしてもらうとか、アドバイスをもらえるとかそういうところではないのかなって。
    カウンセリングは自分の心の動きはどんな意味があるかを一緒に体験していく空間だと思うから、
    そういう意味じゃこうしなさい、あぁしなさいじゃないし、そういうのを言われるわけではないと思うんです。
大平:4人のブログを読むまではそういうこともわからなかったですよ。
    自分の悩みが何かを一緒に考えてくれて、それをどう解決していくかを
    探っているっていう時間なんだって知りました。
徳田:そうなんですね。
大平:そんな事も素人にはわからないから・・・
栗原:話しは変わるんですが・・・(゚д゚)
    これは別に書かなくてもいいんですが、私皆さんのブログを読んで悲しくなったんですよ(;´-`)
徳田:悲しくなった?!
栗原:無意識のっていうのがみなさんのにけっこう出て来てちょっとした行動でも
    自分が思っていなくても表面化で起こった事が関係するんだ~っと思ったら抗えないと思って。
    自分のちょっとした行動にも昔の色々あったことが影響して来ちゃうんだと思って、
    自分は忘れたつもりでも・・・なんか悲しいし、
    それを掘り起こすってすごく悲しい作業だし大変だなと思って・・・なんですかね(;´-`)
    それで糸口を見つけてそうだったんだと思って前に進めるって言う考え方ですよね(;´-`)
徳田:そうですね。だけど抵抗っていうのは当然起こってくるし、
    無意識って普段意識しないように抑圧って効かせられないとけっこう大変ですからね。
    それを掘り起そうっていうのはコワいなとかあると思うんですよね。
    カウンセリングとか精神分析とか無意識って聞くとやっぱりコワいって感覚だったりと
    思われやすかったりするところがあるんですよね。
栗原:でも小森さんにそう不安に思って
    カウンセリング来たらいいじゃんみたいなこと言われて確かにとは思ったんですけど(゚Д゚三゚Д゚)
徳田:4人全部のに思ったんですか?
栗原:そうですね、一番最初の記事でとくに思って( ´-`)
大平:徳田さんと原さんの記事は無意識がありましたもんね。
栗原:わかんないですけど、それを読んでから他の方のを読んだからかも(゚△゚)
徳田:でも、そう考えたらコワくもなりますよね。
    関係ないと思っていた事も全部関係してるじゃんみたいな感じで。
    全部が全部そう考えたら大変ですし、ただ例えばよくよくふり返ると同じようなことをしてしまったりするときに、
    あれっと思って考えてみるってなるんですよね。全ての行動を自分の無意識だって思うと辛くなるから。
栗原:辛くなっちゃう(;´Д`)
大平:これ読んだら栗原さんと同じような事を考えてた人がカウンセリングに来ますね。
栗原:きっと来ますよ(゚△゚)
徳田:それって意識したときに自分てこういうところあるから
    もしかしてとかさらに自分への理解が広がったりだとか
    それを受け入れられたらまた対処法が変わったりとかあると思うから。
    あまりネガティブに考えると暗くなるからね。
大平:ネガティブには振り返らないんですか?
徳田:そこは難しいところでネガティブな記憶をどう書き換えていくか。
栗原:大変ですね(;´Д`)
徳田:わざわざなんでこんな事をってことだし、たぶん相当困らないとやろうって気にならないかも。
    時間もお金もかけてやろうって。
栗原・大平:そうですね~( ´∞`)
━─━─━─[時間が来てしまい終了]━─━─━─━
※対談をおえて徳田さんから
”無意識”というコトバに含まれる日常語と専門用語とのニュアンスの違いが生じたまま、
微妙にすれ違って展開している部分が対話の中にあると思います。
そのあたりをご理解いただけるとありがたいです。
━─━─━─[最後に受付にて・・・]━─━─━─━
大平:今回のインタビューはどうでしたか?
栗原:よかったです( ´∞`)
大平:小森さんは読んでみてどうでしたか?
小森:よかったよ。インタビューって今までなかったからね。
大平:じゃあ、インタビューも終わったことですし、最後にカウンセリングルームの秘密を教えましょうか?
小森:なに?なに?
栗原:(゚д゚)
大平:小森さんは知ってるかも~・・・カウンセリングルームに飾ってある絵を見て来て下さい。

小森:茅ヶ崎の海だっけ?
栗原:( ´∞`)
大平:この本見てください。

小森:先生のお母さんだっけ?
栗原:純一君、達二君・・・( ´∞`)
大平:カウンセリングルームの絵は先生のお母さんの本の表紙になった絵だったんですよ!


10 Replies to “つきなみトーク 第4弾”

  1. 大平さん、こんばんは。
    意識高い人って自分に自信がある人ですよね。
    そういう人は見ていて気持ちがいいです。
    そんな風な人のマネをしたらいいのでしょうかね。
    何事もマネからって本当にそうだと思うのですがなかなか実践出来ないんですよね。
    マネすら難しいです。
    こういうことをカウンセリングで話せばいいのかなと思いました。
    最後に小森さんが出てきて安心しました。
    受付の3人のトークもいい感じでした。
    大平さん、インタビュー記事お疲れ様でした。
    面白かったです。

    1. mayuさん、受付の大平です。
      意識高い人のマネってどうすればいいんですかね?
      難しいですよね。
      私たちがインタビューをしているとき小森さんが1人で受付をしてくれていたので
      小森さんの協力があったからこそできた「つきなみトーク」です。
      なので最後はやはり小森さんに登場してもらいました。
      コメントありがとうございます。

  2. みなさま、こんにちは。
    大平さん、栗原さん、インタビュー完遂、お疲れ様でした!
    録音して文章におこしてらしたのですね。凄いです。この作業ってとても大変なんですよね。(ほんの少しやったことがあります。)
    このインタビューの後半、栗原さんの「悲しくなった」発言以降が特に印象的でした。
    そして、最後のカウンセリングルームの秘密の話も、ありがとうございました。
    私は最初の頃2回くらい入っただけですが、お母様の絵に見守られていたのですね。
    話題が変わりますが、先生!
    志らくの個展、6月4日(土)で終わります。もしまだでしたら、是非!
    日曜は休廊なので、いらっしゃるなら30日(月)ですね。(その日は17時からレセプションやってます。)
    色紙に絵と短い文が入ったものが30点くらい展示されているのですが、落語の演目の絵が特におもしろくて、私は声に出して笑いながら何周も見て回りました。他にお客さんいながったので。下北沢の芝居が終わると、お客さん増えるだろうと画廊の人が言ってました。
    会場の吉井画廊は新橋と有楽町の間です。10:00〜19:00です。
    そして、画廊ですから当然買えます。額付きで35,000円。大きいサイズは5万円台でした。

    1. トモトモさん、こんばんは、川原です。
      受付は心理を助けるべく、よくインタビュー記事をやったと思います。
      誉めてやって下さい。
      さて、そんなことより(…って言い方もないですね)志らくの個展です。
      迂闊でした。
      画廊だから、買えたんですね!
      このコメントに昨日(30日)気付いてたのですが、昨日は受付の採用面接で、どうしても行けなかったのですよ。
      残念!
      トモトモさんのコメントによると、かなり面白そうでしたね。
      もう少し延ばしてくれないかなぁ。
      しかし、貴重な情報をありがとうございます。
      中高生の頃は、学校に行くと自然に情報が入って来たのですが、大人になると皆無です。
      ですから、こうやって教えてもらうのは、すごく有難いし、若返った気分になります!
      ではまた~

  3. 徳田さん、大平さん、栗原さん
    インタビューお疲れ様でした。
    4人のインタビューを聞くとそれぞれ違うので読んでいて面白いですね。
    徳田さんは、特に読んだ人の捉え方を気にしてる様子が良く解りました。
    心理の謎は少し解った気がしますが、まだまだ謎?の所も多いので診察の時に先生に聞いてみますね!
    有難う御座いました!

    1. sinさん、こんばんは。受付の栗原です。
      私も楽しくインタビューさせていただいたので、
      楽しく読んでいただけたなら嬉しいです。
      私のなかでもまだまだ謎な部分は多いです・・・
      コメントありがとうございます。

  4. これからカウンセリングを受けようと思っている方に少しでも参考になればと思って、いろいろ考えましたが、うまく文章化できないのでやめますけども、「金玉医者」みたいな人がいたら、いいのになと思います。
    参考になればと言っても、例えばボランティアとか、募金とか、席を譲るというのは、人のためにやっているようにみえますけど、自分のためにやっているんですよね。

    1. 紅葉賀さん、「つきなみトーク」の2人は、「金玉医者」を知らないので、代わりに川原がコメントしますね。
      昔、新橋演舞場で談志・志の輔親子会で、志の輔目当ての和服のご婦人でいっぱいになった会場で、談志が「金玉医者」をやっていたのが印象的でした。
      「金玉医者」は、病に伏せている、若い娘さんの治療に、医者が金玉をチラチラ見せながら、おかしなことを言って、娘さんが馬鹿馬鹿しくなって笑って、
      気の病を治す、という噺です。
      談志は、金玉医者に「患者は心の中に何かあるんです。でもそいつを表現出来ないから病になる。私は、それを出す手助けをするのです」と言わせます。
      僕も、普段、頭の隅に「金玉医者」がいます。
      おかしな格好で真面目な事を言うと、そのギャップが治療者・患者関係の緊張をほぐしてくれます。
      さすがに、金玉、は見せませんけどね(笑)
      紅葉賀さんの提唱するカウンセラーって、こんな感じであってますか?

  5. 提唱するなんて言うのはとんでもない話でございまして、ちょっと「言いたかった」だけなんですね。
    今までお話ししてきたカウンセラーと、先生の何が一番違うかというとですね、「面白い」だと思います。
    診察室には今でも貼ってあるのでしょうか、「落語とは人間の業の肯定である」とありますね。
    マーク・トウェインという人は「ユーモアの源泉は、哀愁である」と言ったそうです。
    私はなんだか、似ている言い回しだなと思いました。
    笑うことが、絶対ではないのでしょうけれども、病院に行ってよかったなと思う日は、初めの話と全く違うことで、くすっと笑って帰るときだったような気がします。

    1. 紅葉賀さん、こんばんは、川原です。
      僕の小学校時代は、クラスで女子に人気があったのは、「勉強が出来る」でも、「運動神経が良い」でもなく、
      「ハンサム」でもなく、「ケンカが強い」でもなく、それは「面白い男子」でしたよ。
      僕は面白い男子だったから、モテましたよ。(過去の栄光にしがみついている?)
      面白い男子、つながりですが、「落語とは人間の業の肯定である」は談志の名言ですね。
      その手ぬぐい、の額装、まだ診察室にありますよ。
      これからの人生でも、お互いに、ユーモアを大切にして生きて行きましょうね。
      ではまた~

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