上半期、最後の頁(ページ)~マグカップをこわしちゃった

30/Ⅵ.(金)2017 くもり時々雨
最近は、豊田真由子議員のニュースで持ちきりだが、暴言はともかく、あの秘書もすごいな。
宛名を間違えて郵便出すんでしょ?
紹介状を別の病院に送られたら、俺でも怒るなぁ。
ハゲ、とは言わないけど。ハゲ、いないし。
でも、秘書は本当にハゲてたのかな?
ハゲてたら許しがたい差別発言だが、もしハゲてなかったら、ハゲって単語を、例えば、タコ、とか、カス、とか、ボケナス、
と同じように罵倒のボキャブラリーの一つとしてラインナップしていたことになる。
豊田真由子議員、どてらい奴だ。気が合うかも。嘘です。
そんなことより、コラムを頼まれた。
医学雑誌だ。
参考に前号を送ってくれたが、僕が依頼されたコーナーの医者の記事は、立派で学術的で専門的な、僕にはとても真似出来ない、面白くもなんともない文章だ。
参考文献とかも付いていた。
まだ何を書くかすら決めていないが、断言出来るのは、僕には参考にする文献がない。
無理矢理、「談志の遺言」とか、「川原綾子遺歌集」とか、「佳子さま流、生き方・恋・魅力」とかを引用してみるか。
怒られるかな?
「このハゲー!」って。
大人になって怒られるのは嫌だな。頭フサフサなのに。
コラムのテーマは、患者さんとの関わり、みたいなことなのだが、昔、病院勤めしてた頃、
点滴をする患者さんの点滴パックにマジックで絵を描いてあげたらとても好評だった。
小児科病棟では、日常的にナースがやってることと同じことをしただけ。
無味乾燥な点滴パックのビニールが、点滴を受けなくちゃいけない憐れな神経を逆なでするから、
そこにアンパンマンやら、ドラえもんやら、ピカチュウを描いてあげる思いやりが、重い槍、のように力強くささくれた心を癒す手立てになる。
手当てになる。
これは子供に限らず、大人も同じだ。
僕はおととい、お気に入りのイソべやん、のマグカップを割ってしまった。
診察の合間に水を飲む時に使う必需品だ。
自分のせいとは言え、ショックだ。
ウォーターサーバー横の紙コップを代用したのだが、受付が親切で、紙コップに「デデデデ」のイラストを描いてくれた。
おんたんのお兄さん。↓。

イソベやん。↓。

アベカワ。↓。

おんたん。↓。

まるで小児科のナースみたいだ。
と、こんな感じで、「川原達二の十中八九NG」の要領で、コラムを執筆しようと思う。
俺に頼んだ方が悪い。
BGM. 山口百恵「最後の頁(ページ)」


うかいの私が憧れた女たち

いまだにあるらしいですね、クラスカースト。
ジャニーズとか、ディズニーとか、韓流あたりが上位でしょうか?
アニメもラブライブ以降、市民権を持ったような印象ですが、
でもまだまだアニメ、マンガ、特撮あたりが趣味の人は肩身の狭い想いをしてるのでしょう。
僕は自分の好きな物は好きだと堂々と胸を張れる世の中が早く来ればいいと思っています。
そう思って、クリニック開院当初(10年前)は、アニメやアイドルやプロレスのポスターなどを貼って、
<俺に続け!>と無言のメッセージを送っていました。
BABYMETALは今やメジャーですが、当時は「何ですかコレ?犯罪じゃないですか?」と言われたものです。
でんぱ組は、オタクや元ひきこもりの集まりでアイドルユニットを組み、そういう方面の人に勇気を与えています。
リーダーのリサが、素人の可愛い子ちゃんが何人か出てる番組にゲストで出てて、司会者に、
「この中で、でんぱ組に入れそうな子はいますか?」と聞かれると、
<でんぱ組、は顔で選んでませんから>
と、静に、キリっとした目で答えてて、シビレました。
その目力は、誰が何と言おうと譲れないものがある、という信念を持つものに共通したもので、シンパシーを感じました。
受付の鵜飼さんの採用面接をした時、僕は<でんぱ組のリサ、と似た目をしてるなぁ>と思って合格にしました。
そうしたら、やっぱりオタクでした。
そんな鵜飼さんに、スクールカーストの底辺で自己表現を出来ずにモヤモヤしている人達に対して、
自分の好きなキャラや作品を発信してもらうことにしました。
もしかしたら同じ趣味で盛り上がるかもしれないし、
「こういう偏愛の仕方は信用出来るから、私も(僕も)趣味の話をしてみよう」
とコミュニケーションが広がるかもしれないからです。
でも本当はBSでやってる「でんぱの神々」という番組で、「メンバーの愛した男たち」という企画がとても面白くて、
初恋から結婚相手まで自分の成長と合わせて歴代のアニメキャラを紹介していくもので、
一時期、ネットでは、タイトルだけ聞いて勘違いした人が、「でんぱ組、そこまで言っちゃうの??」とザワつきましたが、
あくまで二次元の話。
その第2弾の企画の、「メンバーが憧れた女たち」も、えいたそ、の回がとても面白くて、
ただ、それのマネしたかっただけなんです、本当は。
でも、きっと誰かのためになる。
行け!鵜飼!!
 
 
こんにちは、受付の鵜飼です。
先生考案の企画に飛び込ませていただきました。
自分の趣味を惜しげもなく披露するのは、嬉しくもあり恥ずかしくもあります。
それも今回は
「私が憧れた女たち」
ということで、ただ単に好きなアニメを紹介するのではなく
作品関係なくわたしの好きな“女”キャラを紹介するのですから
色々誤解を招く恐れがありまして。。
でも、誰かの為になるのであれば!と思い
今回ブログを書かせていただきました。
長くなるとおもいますが、お付き合いいただけると嬉しいです。
 
 
私の初恋は、忍たま乱太郎の土井先生でした。
その後すぐにドラゴンボールのピッコロ(ネイル)を好きになり
ピッコロと結婚をする予定でしたが
彼は口から卵を産むので女は必要ないと知り断念しました。
幼い私は、兄の影響で少年向けのアニメばかり観ていました。が、
当時流行っていたセーラームーンに影響され
女の子向けの作品を観るようになったのがはじまりです。
 
 
(※これから紹介するのは「キャラ」であり「アニメ」ではありません。
好きなキャラ=好きな作品のキャラ
ではありません。)
 
 
*秋月茗子*

ママレード・ボーイに出てくる主人公の親友です。
私は20歳くらいまでずっと髪が短くて、セーラームーンごっこの時もタキシード仮面役しかやったことがなかったくらいボーイッシュでした。
茶色のふんわりしたロングヘアーと、秘密の恋愛をしている大人びた茗子に
はじめての、何とも言えぬトキメキを感じたのです。
私はとうに彼女の年齢を越えていますが、茗子は永遠の“お姉さん”なのです。
 
*浅倉南*

タッチに出てくる主人公の幼馴染です。
言わずと知れた名ヒロインですね。
顔よし、スタイルよし、性格よし、頭がよくて、運動神経もよくて、家事も完璧。
作中では男女ともに人気のある設定ですが、実は現実で女子受けが非常に悪い。
天然のあざとさや、わざとらしくないぶりっこが実に清々しくないのでしょう。
私は逆に、私のなりたい女性像であり、絶対になれないであろう女性像である南ちゃんが大好きなのです。
「南ちゃんとラムちゃん、どっちが好き?」
という質問に対し、私の周りは圧倒的にラムちゃん派が多いです。
皆さんはどうですか?
 
*雛苺*

ローゼンメイデンの第6ドールです。
当時まだ学生でしたが、今振り返ってみると雛苺のおかげで所謂「ロリ」に目覚めてしまったのではないかと思います。
とっても子供っぽく(というか子供?)上二つとは真逆のキャラですね。
ローゼンメイデンには他にもたくさんのドールがいますが
公式の人気キャラランキングというものは存在しません。
雛苺が好き!という同志にはまだ出会っていないのですが、もしいましたら一言お声かけくださいね。
 
*ホロ*

狼と香辛料のヒロインです。
私はケモナーではないのですがホロを見てから獣耳キャラのイラストばかりを集めていました。
けものにハマったのはピカチュウ以来です。
ホロは見た目ももちろんですが、話し方が素敵なんです!
独特な方言というか、「わっち」や「ありんす」など花魁言葉に近い話し方をします。
それを私は「ホロ語」と呼んでいます。
可憐な見た目と言葉遣いに惑わされた人は私だけじゃないと思います。
 
*綾波レイ*

新世紀エヴァンゲリオンのメインヒロインの一人ですね。
綾波レイの魅力はなんといっても!!
なんといっても???
・・・なんでしょう?
彼女の魅力を語るのはとても難しく、しばらくパソコンとにらめっこしてしまいました。
なんというか、コトバにすると薄っぺらくなってしまうんですよね。
ですので、すみません。ここは保留にさせてください。
 
*朝比奈みくる*

涼宮ハルヒシリーズの女性キャラの一人です。
みくるちゃんは低身長に茶色のロングヘアー、そしてなんといってもボイン!
男性の目を奪う見た目と、舌足らずな喋り方。
抱きしめたくなっちゃいますね。
みくるちゃんに影響されて一万円のメイド服を購入したのはいい思い出です。
でも彼女のようにはなれませんでした。
私にはみくるちゃんが放つ、溢れ出る母性が足りなかったようです。
 
*イカ娘*

侵略!イカ娘の主人公ですね。
イカちゃんのコロコロ変わる表情を見てるだけで面白いです。
彼女は何事にも一生懸命で全力。
私はというと、努力ゼロの人生を歩んできました。
イカちゃんを見て頑張ることは素晴らしい!と思い
なにか習い事をはじめようと料理教室に一年間通いました。
包丁も持てなかった私です。
今でもイカちゃんのように口から墨を吐くことは出来ませんが、いかすみパスタは作れるようになりましたよ。
 
*ウルスラ*

魔女の宅急便に出てくる絵描きのお姉さんです。
小さい頃からこの映画が大好きで、VHSが擦り切れるくらいみたのですが(本当に擦り切れた)
キキとウルスラのシーンが好きで、特にお泊りのシーンは印象的ですよね。
飛べなくなったキキと、ウルスラが語る優しくしんみりするシーン。
ウルスラと語った時間がキキにとってとても大きな意味をもったのではないかと思います。
ウルスラは元気で明るくて気持ちのいい女の人ですが、彼女の描く絵は繊細で、
何も考えず自由に生きてきたわけではないことがわかります。
彼女のセリフは心に響くので、落ち込んだときや疲れてしまったときにこの映画を観るようにしています。
 
*セイバー*

Fateシリーズのメインヒロインです。
セイバーは剣士であり騎士の「王」なので、ひたすら真面目で、
(イカちゃんと違って)表情はあまり変わりません。凛としています。
自己犠牲の精神があり、自分というものの優先順位が低いです。
それは彼女が完璧な王として徹し、とにかく国を守ろうとするために自らに課した鎖です。
騎士としての気丈さや誇りが、女でも惚れてしまうほどかっこよく、負けず嫌いなところや大食いなところがギャップ萌えで可愛いです。
 
*吉田歩美*

名探偵コナンに出てくる、少年探偵団の一人です。
哀ちゃんはクールですが、反対に歩美ちゃんはいかにも小学生らしい女の子。
元太くんを心配したり、励ましたり、時には怒ったりする姿がとっても愛らしいです。
「お金で買えない友情」という回があるのですが
「灰原さん」のことを「哀ちゃん」と呼びたいがために奮闘する歩美ちゃんは国宝ものです。
 
*ランカ・リー*

マクロスFのヒロインの一人。
ランカちゃんは、夢に向って真っ直ぐ、好きな人にも真っ直ぐ。
努力家で純粋なところは可愛くもあり、憧れでもあります。
初々しさにドクンドクンドクンしてしまいます。
マクロスと言えば「三角関係」ですが、やはりランカちゃんにもシェリル・ノームというライバルがいますよね。
こういうのはお馴染みで、シェリル派,ランカ派,に分かれます。対極な存在ですよね。
明菜と聖子のようにライバル同士は陰と陽にうまいこと分かれていて、
私は聖子ちゃんが好きですし、ランカが好きなので“陽”に惹かれるんですかね?
世間ではシェリルのほうが人気みたいです。
 
 
 
全部載せられないのが残念ですが、以上が「私が憧れた女たち」の一部です。
冒頭で先生が書かれた「スクールカースト」ですが
私は、おそらくカースト上位の人達に囲まれていたと思います。
ありがたいことに友人関係は良好でした。
でも、趣味を打ち明けられる友達は一人もいませんでした。
心の中ではいつも一人ぼっちでした。
 
当時はアニメ好き=暗いというイメージがあり(今もですか?)
それなりに楽しい毎日でしたが、何も悪い事をしていないのに後ろめたさが付きまとい、
その気持ちを癒してくれたのもアニメでした。
 
中学生のとき、佐々木さん(仮)という女子がクラスにいて
その子はいつもNARUTOのハチマキを鞄につけていて、絵を描いては小さな声で笑いあっているような大人しいグループにいました。
その子が休み時間に描いてる絵をチラッと見たら、「灰羽連盟」というアニメの主人公が描かれていました。
当時放送されていたアニメですが、知っている人は私の周りでは皆無でした。
美術部の佐々木さん(仮)が描く主人公の絵はとても美しく、私は彼女と友達になりたいなぁと思いました。
でも、結局一度も声をかけることなく卒業を迎えてしまい、今でもそれが心残りです。
 
今では恥ずかしげもなくコミケで抱き枕カバーなどを買ってしまう私です。
一緒に行く友達も出来ました。
 
コミケをよく知らない人には勘違いされるのですが
コミケは出展する側も、購入する側も、スタッフさんも、コスプレする人も、全員が「参加者」であり「お客様」は存在しないのです。
 
私が川原クリニックで働きたいと思ったのはすごく単純で、私が患者さんならここで診てもらいたいと思ったからです。
今でもそれは変わりません。
そして働き始めて「コミケの理念に近いなぁ」と感じました。
川クリという場所を皆で共有し、皆で作り上げているような感覚です(私だけかもしれませんが)。
 
学生時代、自分の趣味を隠さなければいけなかった私に
こんなところがあるよと教えてあげたいです。
 
今回紹介したキャラ達は、ほんの一部であり
実は一番好きな子は登場していません。
また書く機会を持たせてもらえたときに、続きというか第二弾として紹介できたらなぁと思います。
長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
 
 
 
佐々木さん(仮)元気だといいな。
BGM: やなぎなぎ 「クロスロード」 


6月最初のブログ

18/Ⅵ.(日)2017 晴れのち雨 笑点をみたらすぐ寝た。
最近はブログを全然書いてないので、「みずほロス」ならぬ「ブログロス」との声も。
本当は、佳子さまの記事の増補版を作ったり、大作の仕込中なのですが、確かに見かけ上、全然更新してないから、
6月最初のブログを日記風に日常的なことで書いてみます。
そもそもは自業自得なのだが、高級料理店でいいように飲み食いしたら、10万円くらいかかったことがあり、
<ちょっとどうかな?>と思って行くのをひかえてた。
今日は、昼から、ナイツと千鳥の、ツーマンの漫才を観に行って、3時くらいに終わったから、手持ち無沙汰で、
久々にその高級料理店に寄ってみた。外は雨。客足は悪い。
僕は店を貸切り状態で、懲りずに好き放題に飲み食いして、会計したら、驚くほど安かった。
昔(15年くらい前)、仲良しの女の子が、新宿二丁目に行きつけのバーがあり、よく飲みに行った。
お酒と、おつまみ(と言っても、柿の種、をレンジでチンして出すくらいで、でもこれがうまい!)と、あとはカラオケ。
それで5万円くらいだった。
もっとも、オカマはトークが上手だから、
(僕はあまり行ったことがないがキャバクラとかは男がおしゃべりとかサービスすると聞くが、それとは逆で)
技術料が含まれてるのだと納得してた。
とは言え、オカマバーは高いから、調子に乗ってホイホイ行ってると破産するから、少し間を空けて、久し振りに行くと、
「あら~、お久し振り~」って、ものすごく丁寧な手厚いサービスで、料金も1万円以下で、
<おっ、安いな>と思って続けて行くと、ボラれるというシステムだった。
なんか、そんなことを思い出した。
あの頃、カラオケで何を歌っていたのだろう。
父の日なのに、父のことなど、1秒も考えない一日でした。
BGM. RCサクセション「あの歌が思い出せない」