大岡山で昭和歌謡を味わおうデート。

22/Ⅰ.(月)2024 はれ 大谷翔平の小学校への寄贈グラブがまさかの「転売騒動」

貴方はもう忘れたかしら?、東京オリンピック2020のキャッチコピー、「ライバルは、1964年」。かぐや姫の「神田川」の歌い出しのように初めて見ました。ACのCMで実に活き活きと活躍してるのが、我らが植木等です。

実は大岡山北口商店街のロケは前回の記事以前にもしていて、それが植木等のフィギュア。↓。

 

元受付の鈴木さん(元うかいさん)に開封からポージング、写真撮影までをお願いしました。↓。

日本一のゴマスリ男。後で伏線回収するから覚えといてね。↓。

ハッスルコーラが付属品としてついてるのが嬉しい。ハッスルコーラとは、このコーラさえ飲めば誰でもハッスルしてしまう清涼飲料水だ。
クレージーの映画、くたばれ無責任、に登場する。ハッスルコーラは試作段階で、会社で一番無気力な男に飲ませてみようと選ばれたのが、植木等。この映画では、植木等は、うだつのあがらないサラリーマン役。それが、ハッスルコーラを飲むと、いきなり目を見開き、高笑いして、階段をこぶしをふりあげながら歌い踊る。♪ハッスル・ハッスル・ハッスル・ホイなんだか知らぬが天下取った気分だよ~ワッハッハ♪この瞬間、今まで白黒だった画面が総天然色になるのである。そして、おっしこをすると、コーラの成分が体外に排泄されるから、植木等は元のダメ人間に戻る。すると画面も白黒になる。もう1本、ハッスルコーラを飲むと、またまた画面はカラーになる。この手法は、ヴィム・ヴェンダース監督「ベルリン・天使の詩」(1987)に受け継がれたのではないかと思う。無味乾燥な生活を送っていた主人公の天使がサーカスの美女を見初めると、モノクロが一挙にカラーに変わる。
似てるでしょう?映画、くたばれ無責任、はハッスルコーラを飲んでバリバリ出世するサラリーマン植木等のサクセスストーリーだが、実は、ハッスルコーラには違法な興奮剤が入っていて商品には使えなかった。つまり、植木等が飲んだハッスルコーラが本当に効いていたのは最初の1ケースだけで、後はプラシーボ。植木等は、コーラのおかげと信じていたが、本当は自分の力で活躍してたというオチである。それが、くたばれ無責任、というタイトルのゆえん。↓。

ハッスルコーラを持っています。↓。

そんなお昼は有頂天。植木等人形を持って外出する。北口商店街で撮影する。カメラマンは川原。↓。

そんな川原の撮影場面を撮影。カメラマンは、元受付の鈴木さん(元うかいさん)、その1。↓。

そんな川原の撮影場面を撮影。カメラマンは、元受付の鈴木さん(元うかいさん)、その2。↓。

そんな川原の撮影場面を撮影。カメラマンは、元受付の鈴木さん(元うかいさん)、その3。↓。

そんな、元受付の鈴木さん(元うかいさん)、の撮影場面を撮影。カメラマンは、徳田。その1。↓。

そんな、元受付の鈴木さん(元うかいさん)、の撮影場面を撮影。カメラマンは、徳田。その2。↓。

そんな、元受付の鈴木さん(元うかいさん)、の撮影場面を撮影。カメラマンは、徳田。その3。↓。

そんな徳田の撮影場面を撮影。カメラマンは、遅番のスタッフ。その1。↓。

そんな徳田の撮影場面を撮影。カメラマンは、遅番のスタッフ。その2。↓。

そんな徳田の撮影場面を撮影。カメラマンは、遅番のスタッフ。その3。↓。

そして我々の行動に注目して、通りすがりのおばさんが、遅番のスタッフの撮影風景を撮って行ったそうだ。その写真、貰えばよかった。

以上、植木等の説明でした。

 

せっかくクリニックの前まで来たし、中寄って行く?カワクリはカオスだからテーマを絞って案内しましょうか。1964年というワードが出たから昭和歌謡のレコードジャケットを一緒に楽しみましょう。僕がガイドをしますよ。

と言う訳でカワクリドーナツ版博覧会開催決定。

 

まずは、診察室のクレージーキャッツ。あなたは知ってることしか知らないかもしれないから言うけど、植木等がヴォーカルです。さっきフィギュアで見せたゴマスリ男の主題歌「ゴマスリ行進曲」が真ん中にあります。伏線回収終了。

これもクレージー。植木等は本当は超真面目人間でジャズシンガーになりたかったのが、「スーダラ節」を貰った時に悩んだという。こんな歌を歌ったら駄目じゃないか、と。そして僧侶であり戦時中、若者に「戦争に行くな」と説法して捕まった尊敬する父に相談したら、「わかっちゃいるけどやめられない、というのは親鸞の教えだ。この歌詞を書いた青島君(青島幸男、のちの東京都知事)は素晴らしい」と予想外の答えに、振り切った植木等。根が真面目なだけにタガを外すと絶大な爆発力。そうして、1960年代のまだ敗戦国でありながら高度経済成長期に差しかかかるサラリーマンの苦悩を、無責任男として豪快に笑い飛ばしたのです。

無責任一代男は名曲です。エノケンの「洒落男」のオマージュ。

ギターを抱えてる人たちコーナー。市川染五郎は松本白鸚 (2代目)、松本幸四郎 (10代目)&松たか子のお父さん。中山千夏は「ひょっこりひょうたん島」の博士役や虫プロの劇場用アニメ「クレオパトラ」の主人公のクレオパトラ役、そして「じゃりン子チエ」の竹本チエ役の声を担当。何故かのちに、ウーマンリブ運動して政治家になってた。わけわからん。

夏目雅子の出世作・クッキーフェイス。「水虫の唄」のズートルビーは、実はザ・フォーク・クルセダース。笑点の座布団運び・山田隆夫がいた「ずうとるび」とは別物。

フィンガー5の個人授業は大人気でしたが、ジャケットのマンガを描いてるのは「ドカベン」の水島新司。たくろうの「青春の詩」はLP版と違いシングルはエレキバージョンです。夏純子主演の「女子学園ヤバい卒業」に唐突に出て来ますが、その音源がシングル盤、つまりこれです。

左卜全の「老人と子供のポルカ」は寺山修司の実験映画「トマトケチャップ皇帝」で効果的に挿入されます。ズビズバー。

とんねるずの「雨の西麻布」で歌われる「双子のリリーズ」とは、右上の子たちです。「純潔」の南沙織は篠山紀信の奥さん。

天皇陛下は柏原芳恵のファンを公言してます。ちなみにデビュー当時は下の名前は平仮名表記。水谷麻里は超人気絶頂期に江口寿史と結婚引退。真夏でも長袖しか着ない不思議なファッションセンスの子でした。バブリーダンスでリバイバルした「ダンシングヒーロー」の荻野目ちゃんのデビュー曲はおとなしめ。まだ荻野目慶子の妹というイメージでした。

時間ですよ、のマドンナのオーディションに落ちた子を森光子が「もったいない」とプロデューサーに直訴して、堺正章が恋する隣のマリちゃんとしてデビューさせたのが、元祖アイドル・天地真理。森光子あなどれない。

キョンキョン、最近変な発言するからヒヤヒヤ。志らくも反応するなよ。元々そういう子じゃん。マッチのハイティーンブギは山下達郎の楽曲提供。当時、小坂忠の「しらけちまうぜ」の世界観に近いとアンチ・ジャニーズも黙らせた。尾崎亜美のマイピュアレディは資生堂のCMソング。中3の頃、ピュアというよりアンニュイで大人っぽかった衝撃。

西城秀樹のブルースカイブルーはどう考えても不倫(ヒデキが人妻に求愛する)の歌だが、当時の男性アイドルはそういうのが多かった。郷ひろみの「バイバイベイビー」は郷が結婚してる設定。当時の郷ひろみは「新御三家」独身の男性アイドル。

浅香唯は宮崎出身。デビュー時のキャッチフレーズは、「フェニックスから来た少女」。工藤夕貴は衝撃の「お湯をかける少女」(原田知世の「時をかける少女」のパロディ)というカップ麺のCMでデビュー。さらに井沢八郎の娘と聞いて2度衝撃。キャンディーズのランちゃんは、「年上の男の人」=水谷豊と結婚。シャレで並べてみた。

ソフトクリームは好きでした。βビデオに録画してたのを兄が上から、しょうもない洋画を録画して消したのがいまだに許せない。今、これを書いてても腹が立って来た。

このブログのタイトル「十中八九N・G」はジューシーフルーツから頂きました。近田晴夫のプロデュース。

せんだみつお「高原の二人」はどう考えても当時再ブームが来てた加山雄三をおちょくった歌です。加山雄三はサザンオールスターズ以前の茅ケ崎のスター。茅ケ崎のメインストリートは僕が子供の頃は東海岸通りと言ってたが、加山雄三の再ブームで「加山雄三通り」に。最近は同じ道路を「サザンストリート」と呼んでるらしい。加山雄三の立場は?だから嫌い。茅ケ崎。

H2Oの「想い出がいっぱい」はあだち充「みゆき」のアニメ化の主題歌でした。渡辺満里奈はネプチューン名倉潤の奥さん。

およげたいやきくんは中1の時、国鉄ストで学校が休みでした。郷ひろみの「よろしく哀愁」は「逢えない時間が愛を育てるのさ」という対象恒常性を歌っています。ワケアリの恋愛(純愛)への応援歌です。

角川映画コーナー。薬師丸ひろ子・原田知世・渡辺典子が角川三姉妹。

僕が中1で茅ケ崎から東京に出て来た時に、太田裕美の「木綿のハンカチーフ」がはやったから松本隆は僕のことを歌ってるのか?と思ったものです。これは、ヒット曲の鉄則ですね。ま、僕は自分の歴史から茅ケ崎時代を削除したので、母・母の親と三代東京にいるから、東京に三代いれば「江戸っ子」と名乗って良いそうなので僕は江戸っ子です。ちなみに、「ハマッコ」は一代横浜に住めば名乗れるそうです。

 

さて、一方的に話してしまいました。ついてこれました?ごめんね、好きなものなのだと夢中に喋って。

お寿司屋さんを予約しときました。行きましょう?

日本酒で良いですか?獺祭で。

メインは高級なウニです。

東市03というのが、三番目にセリにあつた、という証拠。ドラフトと同じで良い順にセリに掛かります。お皿にとって。

味変用に、ウニに合うイクラやホタテを。

幻の海老、ブドウエビ。

蛤焼き。

なめたがれいの煮付け。

ラストは握りの代わりに、ちょと早いが恵方巻を。僕は恵方巻を食べる習慣がないので、信仰心がないから(笑)カットしてもらいました。具は、本マグロの中トロ、・本マグロの赤身・活〆のコチ・茹でたて活〆車エビ・帆立・天然の氷見(ひみ)のブリ・白いか・いくら・ウニ・トビ子・三つ葉。あなたがキュウリを食べれるなら、三つ葉をキュウリにすると良いらしいよ。

どうでしたか?ちょっとマニアックなデートでしたね。相手のことを考えずに自分の好きなことを夢中で布教するのはオタクの悪いところ。そろそろ直さなきゃ。そう言えば、はじめてのデートで、女の子を、目黒の寄生虫館、に連れてったら、意外にも彼女がガチでハマってた例もあるから、楽しんでくれたらいいな。

どこに行くかじゃなくて誰と行くかということで。BGMは、クレージーキャッツで。僕の一番好きな歌で、人生の本質を歌ってると思います。死にたくなったら聞いてみて下さい。「あっ、そうか。人生ってそんなもんか」と思いますよ。良ければまたデート・シリーズで。

BGM. クレージーキャッツ「ホンダラ行進曲」


10 Replies to “大岡山で昭和歌謡を味わおうデート。”

  1. 川原先生、こんばんは。

    昭和歌謡曲でお腹いっぱいになりました。1回では追いつかず、ゆっくりじっくり2回読みました!好きなものを夢中に話すのって良いですね。私は、物語シリーズの再始動が決まってからその話題ばかり考えてしまっています。つい最近、物語シリーズの看板が池袋駅に出たという情報をXで入手し、行ったばかりです。連れて行った家族はキョトンとしていました。よろしく哀愁のフレーズ良いですね。「会えない時間にその人のこと考えたら、それは恋だよ。」って声が何処かから聞こえてきそうです。ロマンティックですね。いいフレーズといえば、「生きていればそのうち良いことあるよ」ってセリフがありますが、週末にAbemaでやっていた物語シリーズ一挙放送を見ていたら、恋物語で、神様になった撫子に、貝木泥舟が「生きていれば、そのうち良い事あるんじゃねえのかよ。」と言っているシーンがあって、なぜだか心に刺さりました。川原先生なら分かってくれると思いますが、あえて、貝木泥舟というキャラにこのセリフを言わせるっていう所が良いなと思うポイントです。
    話を戻して、「木綿のハンカチーフ」も好きです。昭和歌謡曲は、メロディーの歌詞が口ずさみ易くて、現代の歌とは違った良さがありますね。

    好きな事に浸った後に、美味しい食事をしたら幸せな気分になれますね。想像しただけで、幸せを分けてもらってる気分です。ウニは得意じゃないけど、嫌いでもなくて、でもこんな箱にキレイに入っていたら美味しそうだなぁ。食べれちゃいそう。幻のエビも、蛤も、お魚に煮付けも、美味しそう。シメの恵方巻きは、とても美味しそうな中身ですね。恵方巻きが流行り出してからしばらくは、「簡単に流行りに乗っからないぞ。」と無視していましたが、ある時に鮮魚店が作った恵方巻きを頂いて、食べてみたら美味しくて、それから毎年食べています。色んな種類の恵方巻きがありますが、やはり海鮮が美味しいですね。
    死にたくなったら、好きな事をして、美味しいものを食べて、ホンダラ行進曲を聴く。いい療法ですね。ホンダラ行進曲、聞きましたが、本当に力が抜ける曲ですね笑。

    1. いずみさん、あなたは貴重な人だ。そんなに読んでくれるなんて。
      よろしく哀愁は、吉田拓郎もお気に入りで「ぷらいべえと」というアルバムに入れてます。
      物語シリーズなら一晩でも語り明かせますね。蝋燭を100本用意して、エピソートや豆知識をひとつ言うたびに蝋燭の炎を一つ消して行き、100本目を吹き消した時に何か起こるでしょうか?
      志らくの「宮戸川」みたいな色っぽい話になっちゃいましたが、死の欲望(タナトス)に対抗しうるのはエロスだから満更変なことを言ってもいませんね??

      https://www.youtube.com/watch?v=Lt6tS35C17s

  2. デートシリーズ豊作ですね。楽しいです!
    商店街で匍匐前進スタイル、二月の道路はどんな感じでしょうか。冷たいのかな。

    今朝は朝から怒りが込み上げる出来事があったのですが、ふと「怒れるって自分って健康だな」と、しみじみしてしまいました。

    怒りのタネはどうなるかわかりませんが、節分には美味しい海苔巻き(私も恵方巻の習慣がないのでカット派)でも食べたいと思います。

    1. めろんのめさん、こんばんは。

      あなたに好評だという理由だけで続けます。僕は単純ですね。でも励みになります。

      怒りはたまるから小出しにしましょう。時々、外に出て散歩しながら空を見るといいかも。意外と東京の空って綺麗ですよ。
      上を向いて歩いてたら、同じようにして歩いてた子供とぶつかっちゃいました。空見た子とか。そらみたことか。

      旧暦では節分がお正月。だから今日はまだ「去年」です。良い年にしたいですね。節分って接吻に似てますね。ではまた~

  3. 読者の声を反映してくれて嬉しいです。
    私、一つ前のコメントで二月って書いていましたね。まだ一月がそこそこ残っていました。
    恵方巻きに引っ張られたのと、プライベートな怒りのせいか、時計の針を進めすぎてしまったみたいです…

    たまには時計もスマホもなしで、時間を意識せず気ままに一日過ごしてみたいですね。
    休日も家族のスケジュールの都合や、行きたいお店の営業時間などを考慮してしまいます。なんだか自分より時間の方が偉いみたい。

    今度気が向きましたら、時計は見ちゃダメ気ままデート編もご検討お願いします。

    1. めろんのめさん、こんばんは。

      年をとると時の経つのが早いと言いますが、あれは嘘だそうで、そもそもアインシュタインがいうように時間は3次元では測れません。
      涼宮ハルヒの憂鬱に出てくる未来人の朝比奈ミクルが言ってましたが、時間は不連続性だそうです。
      そして、ここに来てその時間断層の不連続性の速度が速くなってるらしく、つまり何を言いたいかと言うと、老いも若きも、皆、時の経つのが速い、と感じてる様で、めろんのめさんが、1月なのに2月だと間違えたのは、感覚が優れてる証です。

      今度時間を気にしないデート考えてみます。ちょっとイメージしにくいから、とりあえず、エンデの「モモ」を読み返してみます。実際のデートの時は、スピードワゴンの小沢さんが暇そうだから、頼んで時計とスマホを預かっておいてもらいましょう!オールナイトロング!

      https://www.youtube.com/watch?v=VaGUVw7DWeQ

  4. オールナイトロング、初めて聴きました。
    まさに時間感覚が無くなる曲ですね!
    歌詞のフィジカル的な所の感覚が、すっと入ってこないのが何とも悔しいです。

    1. めろんのめさん、こんばんは。

      フィジカルなものも空想や共感や妄想で補えますよ。
      僕は3か月、女子になった気持ちで暮らし、「PMS」を体感しました。軽めなタイプで助かりました。
      「カレーが嫌いなインド人」として暮らした2か月は、「バターチキンカレー」を食べるのがつらかったです。

      ヨイトマケの歌じゃないですが、母親にも父性があるように、人間は本来、両性具有的なところがあるのです。
      めろんのめさんは、両性性(中性とは全く異なります)が強いから、1か月くらい「お股に金玉がある」と思って生活したら、石野卓球の歌詞が理解出来るようになるかもしれません。

  5. 音楽も聴く気しないし、無理でなく息抜きで書いてます。
    こうして見てみると、昭和歌謡のいわゆるA級物が多いですね。中古レコード屋さんは、状態のよいB,C級物アイドル、歌謡曲のシングルを欲しがるようですが、先生のコレクションは膨大ですから、結構あるんでしょうね。植木等のシングルは、ジャケを見るだけで、楽しめますね。
    デートで食べるものですが、ワタシいくらもウニも苦手でして。
    貝ものは何とか食べられますけどね。
    「日本一」シリーズって、小林信彦は、「『日本一のショック男』で全てが終結する」、と書いてますが、カワクリにある植木の本を読むと「日本一のワルノリ男」のようなかんじになっていて。あるのかな、「ショック男」って。それこそネットで調べればいいだけの話なんですが。
    いずれにしても、クレージー関係の映画を全部見ないと、頭でっかちになるばかりですね。

    1. ぴぴさん、こんばんは。

      キヨシと教授の「い・け・な・いルージュマジック」が流行った時、紳助とさんまはメイクして「い・け・な・いお化粧マジック」というのを出して、漫才ブームからひょうきん族へ移行してたとは言え、まだ漫才師の出すシングルはそこそこ売れてたのに、元ネタがそもそもジョークみたいだから、全然売れませんでした。こないだ新宿のデイスクユニオンでみかけたら「7000円」の値がついてました。ぼんちの「恋のボンチシート」やB&Bの「恋のテイクスリー」など二束三文ですが。

      https://www.youtube.com/watch?v=23BAigM_zwQ

      小林信彦のクレージーの記載は惚れ惚れしますが、まだメジャーデビューする前のステージからみてるのがすごいですね。
      ちなみに、クレージーは海外ロケでコケて、時代劇(清水の次郎長シリーズ)を経て、「ワルノリ男」と「ショック男」は、もうドリフが台頭して、植木等と加藤茶のコンビで作られてて、興行的にも内容的にもいまいちですが、その2本があったおかげで翌年の「喜劇泥棒家族」につながるから、僕は「最高の送りバント」と評価しています。

      しかし、90年代にまた植木等のブームが来た時にはビックリというか感涙しましたね。紅白歌合戦では紅組「おどるポンポコリン」に対する白組として登場。恒例の白組メンバーが後ろで応援するシンプルな演出なのですが、植木等は健在で、後ろの大物歌手が子供のようにファンに戻っちゃってるのが良かったです。司会者が思わず漏らした「まるでフィナーレのような」は的を得てると思いました。

      https://www.youtube.com/watch?v=nQS5JEyheeU

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