13/Ⅶ.(水)2011 暑い!!
クリニックには、僕の好きなものを貼ったり飾ったりしてるので、スタッフはおおよそ僕の好みを知っているはず。
なのに…。
つい、こないだ徳田さんが、「吉田さんって、ショコタンに似てませんか?」と問題発言をぶちかました。
絶句するオレに、徳田さんは、「いやっ、ちょっとした表情とか、…仕草とかが…。ね…。(汗)。」ってとりつくろった。
一方の吉田さんには以前、「徳田さんとショコタンって似てると思うんですけどぉ」とすえ恐ろしいことを言われたこともある。
まるで、2人で「ショコタン」をなすりつけ合ってるみたいだ。何じゃ、ソリャ?。
下は、今週のお花。↓。ひまわり同士が、「あなたの方が似てるわよ」と譲り合ってるように見えるのは、
猛暑のせいか?。
昨年末の「中川翔子バスツアー」、まさかの寝坊で不参加のショック以来、
ファンクラブ「ギザぴんく!」の会費を滞納していたため、
ファンクラブからお知らせが来なくなり、ライブのチケットもとれなくなった。
ちょっと前に、そう岡田さんにこぼしたら、「先生は、もうショコタンのことを好きではないんですよ!」と、
まるでFBI心理分析官のような鋭いまなざしと口調で断定されてしまった。
何じゃ、ソリャ?。
下は、クリニックのトイレ脇のショコタン・コーナー。
「綺麗ア・ラ・モード」と「恋活遊園地」のポスター。↓。
そんな中、「ギザぴんく!」に電話して事情を説明したら、新規入会し直してくれと言われた。
方法は、ネットかローソンの店頭にある「ロッピ」という機械でやるらしい。
またもや、ローソン!
「けいおん」の次は、「ショコタン」か。
ローソンの株でも買うかな。
株なんて、人生ゲームでしか買った事ないぞ。
BGM. 伊藤咲子「ひまわり娘」
※ショコタン関連記事:良かったらみて下さい。
・2010年5月、「中川翔子のコンサートに行く。」
・2010年12月、「しょこたんバスツアー」
花を撮る。
26/Ⅲ.(土)2011
お花の写真撮影は、僕より徳田さんの腕前の方が断然うまいので、今後は彼女に一任することにした。
下は、心理室のお花。チョイス+撮影by徳田さん。↓。
お花の解説文も書いたら?、と提案したらそれは断られた。
その理由は、自分の書いたブログ記事を親類に、「主張がない!」と酷評されたからだそうだ。
カウンセリングは、患者さんが対話する中で色々と気づくことが大切で、カウンセラーは「鏡」のような役割である側面もある。だから、あまり独自色を出すことを控える習性のようなものがあるのだ。それも踏まえての投稿だから。主張控えめ。
ガンジーが「非暴力」をもって「暴力」を制したように、「無主張」という「主張」を貫くのもアリじゃないか。むしろ、新鮮。
BGM. 中川翔子「乙女のポリシー」
お水の話。
25/Ⅲ.(金)2011 はれ
地震の影響で、都心でもトイレットペーパーやお水のペットボトルが売ってませんね。
地震直後の外来で、避難中の女の子が帰り際、
「もしもの時に」とペットボトルのお水2本と携帯カイロを1袋くれようとした。
<あなたが大変そうだから、こっちはいいよ>と断ると、「先生にじゃなく、もし患者さんが困ったら」と置いていった。
わざわざ返すのも何なので、診察室の「スモーク君」という引き出しにしまっておく。
一昨日の昼過ぎ、「乳児には水道水を飲ませないで」とニュースが言ったら、あっという間に、
水が売り切れてなくなった。
夕方に来たある患者さんに、<「そういえば赤ちゃん、いなかった?>と聞くと、
まだ数ヶ月だが、どこにも水がなくて困ってるって。
僕は、あの女の子が言ってたことを思い出し、その事を説明してペットボトルの水2本をあげた。
その人はとても喜んで、1本だけ受け取って、1本を返してきた。
僕は、<1本じゃ、足りないでしょう?>とそれも渡そうとすると、
「いえ、他にも困ってる方がいられるでしょうから」とやんわり言われた。
僕は、この人も先の女の子も、2人ともすごいなぁと感心した。
それに比べて、自分は何も考えてなくて恥ずかしいなと思った。
BGM. 忌野清志郎&ニーサンズ「空がまた暗くなる」
寝釈迦のポーズ。
16/Ⅱ.(水)2011 はれ
かねてより探していた「寝釈迦」を、先日、RAMちゃんが見つけてきてくれた。
早速、購入して貰った。それがコレ。↓。
受付のテーブルは、このポーズのものを全員集合させている。
たとえば、このカエルはバリ島の土産物だ。↓。
この小さいカエルは、と言っても拡大してるから大きさはわからないかぁ、Mさんにもらったもの。↓。
「かんなぎ」のナギ様は、このポーズでテレビをみる。↓。
しょこたんだけ、逆向き。↓。
僕がこのポーズを気に入ってるのは、
「悟り」や「反抗」や「満足」や「怠惰」や「挑発」や「お色気」を同時に発信する記号だから。
最後に、集合写真。↓。
そんなこんなです。
BGM. 小坂忠「しらけちまうぜ」
私立探偵
12/ⅩⅡ.(日)2010 二日酔いで1日、棒に振る
今週のある日のこと。
目まぐるしい外来の中で、僕はアップアップになり、「なんだか、お腹痛くなっちゃったよ」と弱音を吐いたら、受付の岡田さんが「エッ!?お腹、空いたの?」と聞き返した。その言い方が、保母さんが園児に話しかけるみたいな口ぶりで何だかおかしくなって、お腹痛いのふっ飛びました。
受付の2人は、やさしい子たちで、僕が診療後、残って作業をしていると、「お腹、空きませんか?」と、おやつをくれる。
これは、ある日、岡田さんがくれた、キットカット・ずんだ風味。↓。
おやつ、と言えば、先日、クリニックのスタッフ用冷蔵庫からコーヒーゼリーがなくなったそうだ。 受付の2人は、私立探偵のように、「犯人は、きっと(川原)先生だよ!」と決めつけていた。
断じて、ちがいます!。俺、コーヒー嫌いだし。ゼリーは、まぁまぁ好きだけど…。
BGM. 野口五郎「甘い生活」
メンバー紹介!
1/Ⅹ.(金)2010 くもり
私事ですが、我輩は毎朝起きる時間が定まっていないので、クリニックに到着する時間がマチマチで、早いと8時20分頃、遅いと9時ギリギリになる。
受付の2人は、1週交替で早番と遅番をシフトしているのだが、2人はとても真面目で決められた時間よりうんと早く来て掃除をしている。
今週は岡田さんが早番。岡田さんはものすごくビックリする体質でそこにきて朝の僕は神出鬼没、そんな2人の化学反応から、僕がクリニックに入っていくと、飛び跳ねんばかりにビックリして「キャッ」とか「ワッ」とか言うならまだしも、「やだもぉ!」とか「なんで入ってくるんですか!」と怒られたりする。ここ、オレのクリニックなんですけど…。
吉田さんは岡田さんを擁護して、自分達は掃除機がけに集中しているのに、先生が足音もなく気配を消して入ってくるからイケナイと言う。オレは、すきま風…。
今日は、精神科ナースの塚田さんが忌引きでお休み。面接の予定があった方、日程を変更させていただきご迷惑おかけいたしました。協力ありがとうございます。塚田さんには、精神科的観点から個別に患者さんの生活指導や、診察で何を話していいかわからない人のために事前に話をしてまとめる面接をしてもらっています。
思春期の若い子は特にそうだが、人間は皆、色んな人と関わって会話をすることが絶対に大事だから、うちのクリニックでは、診察やカウンセリングだけじゃなく、こうやってナースと話したりするようにすすめている。
同じ意味で受付の人も関わりを持つように接しているので皆さんも一声かけて下さい。話すきっかけがわからない人のために、クリニックのあちこちにクイズやなぞなぞのポスターを貼ってあります。その答を受付に教えてあるので、「あの問題の答えは○×ですか?」と聞いてみて下さい。正解、もしくはヒントをくれるかもしれません。似顔絵も募集中。
あとクリニックには臨床心理士がカウンセラーとしています。火(第1を除く)・水・金・土が徳田さんで、木曜日が森国さんです。臨床心理士のお仕事については、近々彼女らが直々に、ホームページ上にコーナーを設ける予定です。いいものをこしらえるには、締め切りに間に合わせるように作ってはイケナイので、秋の夜長、気長にお待ち下さい。 乞うご期待!。(ハードル、高っ↑)。
僕の方は、おかげさまで毎週金曜、南波先生に診てもらってるから、体調はすこぶる良ござんす。今日から、10月。
BGM. おニャン子クラブ「会員番号の唄」
終戦記念日、特集~愛と美の女神アフロディーテ
21/Ⅷ.(土)2010 はれ
ベル・エポックのように社会の構造や価値観、さらには知識の質そのものが大きく変わっていく時代にあって、
新たなメディアとして写真は、写真にしかできない新たなものを創り出さなければならなかった。
その時代のポスト・カードを集めた写真集を額装した。
下の女性は、絵画的約束に従うならば、愛と美の女神・アフロディーテである。
なぜなら彼女はその象徴である‘鳩’と戯れており、
ギリシャ風の衣装に加え髪にはこれもその象徴である‘金梅花’らしきものを飾っているからである。
ところで、この写真はポスト・カードであるが、1914年10月15日の日付が書き込まれている。
誰がどんな想いで誰に出したものだろう。1914年と言えば、同年7月に第一次世界大戦が始まった年である。
(本文より抜粋)
左右に短冊状に無関係の名言を持ってきて、あたかもつながりがあるかのように見せるのが、今のマイ・ブーム。
(右) 『「なぜお前さんの歌はそんなに短いの?」と、あるとき小鳥にたずねてみた。「もしや息が続かないのじゃないの?」
「私には歌が沢山あるのです。それをみんな歌ってしまいたいのです」』。アルフォンス・ドーデ「アルルの女」。
(左) 『一人を殺せば犯罪者だが、百万人を殺せば英雄だ』。「チャップリンの殺人狂時代」。
BGM. 田原俊彦「ベルエポックによろしく-WHAT’55-」
終戦記念日、特集~フラワー・ムーブメント
20/Ⅷ.(金)2010 くもり、暑さおさまる
ザ・ローリング・ストーンズ『フラワーズ』を聴く。
’67年頃の音楽シーンは、ビートルズの「ALL You Need is Love」とかピンク・フロイドとか、 ‘‘ヒッピー’‘フラワー’‘サイケデリック’‘ラブ’な思想がはびこっていた。
フラワー・ムーブメントには‘花の哲学’というべきものがあり、花は自然界の万物の中でもっとも自然なものであり、
つまり自由で、生きるのに水・土・空気・日光以上のものを何も必要としない。
花は平和的で美しく、その美を惜しみなく与える。それは平和・友情・愛・共有・無競争の象徴である。
この考え方から人々は自分の哲学を学びとり、生き方をそれに合わせた。
下は↓、ピストルの先に花をつめた‘冗談グッズ’。
「ぽかんと花を眺めながら、人間も、本当によいところがある、と思った。花の美しさを見つけたのは人間だし、
花を愛するのは人間だもの」。太宰治『女生徒』
お茶はいかが?
18/Ⅷ.(水)2010 はれ
クリニック内の紹介。
下の写真は、お茶コーナー。セルフ・サービス、ご自由にどうぞ。
左右に短冊状に無関係の名言を持ってきて、あたかもつながりがあるかのように見せるのが、今のマイ・ブーム。
↑(右) 『わたしの人生をわたしはコーヒー・スプーンで測ってきた』。T・S・エリオット「プルフロック」。
↑(左) 『一杯の茶のためには、世界など滅びていい』。ドストエフスキー「地下生活者の手記」。
下の写真は、同じコーナーをRAMちゃんが撮影した写メ。カメラマンで、こうも違って写るか。美しい。
BGM. 放課後ティータイム「ふわふわ時間(タイム)」
踊ろよ、ベイビー!
7/Ⅷ.(土)2010 はれ
昨日と今日、クリニックの前の、大岡山北口商店街は、夏祭りでちょうどクリニックの真下にやぐらが組まれ、
♪ドン・ドン・ドン・ガラガッタ、♪ド・ドンガドン・ガラガッタ♪とやっていて、
クリニックの中まで盆踊りの歌や笛太鼓が響き渡ってきました。
しかし、4年目ともなるとすっかり馴れたもので、そんな喧騒に左右されずに診察が出来るほど腕を上げました。
クリニック内の装飾と外部のお祭り騒ぎが相まってカオスな雰囲気を作り出し、
「ここでは日常ではためらうことでも何を言ってもいいんだ」、という治療的な異空間を産み出すことに成功しました。
ピンチをチャンスに変えるのは猪木譲りです。
BGM. デヴィッド・ボウイ「レッツ・ダンス」