17/Ⅲ.(木)2016 はれ、あたたかい 花粉飛ぶ
カワクリ心理部門で「下克上、コンテスト」というのを行った。
今のシステムでは、カウンセリング希望者は、1回診察を受けて、適応を僕が見定めて心理に依頼することになっている。
カウンセリング希望者は年々増加しているが、僕が考えている「カウンセリング」と希望されるそれは少し異なってる印象だ。
男性用カツラのCMでも、「まずは無料カウンセリングから」などと謳っているし、
こないだドラッグストアの貼り紙に「カウンセリング化粧品」などという物を見つけ、思わず、写メを撮ってしまった。↓。
そこで我々は、まずこちらが考えているカウンセリングというものを説明しようということになった。
パンフやホームページにも大々的に、打ち出して行こう!と決起した。
そのため、経験年数や年令は関係なく、ガチ勝負でアイデアを出し合う。
それを名付けて、「カワクリ心理・下克上、コンテスト」と呼んだ。
前回の記事「診察とカウンセリングのちがい」を受けて、心理の4名に皆さんのハートを掴むような記事を書いてもらいます。
そう思ったきっかけは、うちのクリニックに来てくれる人の8~9割は、ネットからです。
事前にカワクリのホームページをみてくれたり、ブログを読んで来てくれてる人が多いです。
でも、うちは川原色が強いから、たとえばカウンセリングを希望していても、あれを見たら敬遠した人もいたかもしれない。
川原色が良いと言ってくれる人と、そうじゃない人は当然、評価が分かれると思う。
それはそれで良いと思う。
一生懸命やっていれば、いつか分かってもらえると思うから。
漢字で書くと、「分かれる」と「分かる」って同じ字なのですね。
川原色のバイアスを排除して、個々のカウンセラーやそこで提唱されるカウンセリングに惹かれて訪れる人がいた方が、
裾野も広がり、クライエントもカウンセラーにも双方にとって良いと思うのだ。
ちなみに、カウンセリングを行う相談室は刺激が少ないし、防音も出来る限りしています。
心理の4人が書きやすいように、簡単に前置きを書いておきます。
カワクリのカウンセリングは、「精神分析的な心理療法」という共通認識を持ちました。
しかし、この「精神分析的な心理療法」というのがよく知られていない。
我々は「常識」のように口にするが、心理の常識は世間の非常識、という場合だってあると思う。
実際、カウンセリング(精神分析)の「常識」を知らない人は多い。
それは、こんな背景があって、どうも先進国で精神分析運動が根付いたことがない国は日本くらいだというのだ。
中国や韓国やインドでもあるらしい。
我々が掲げている精神分析的なオリエンテーションとは、まるで小学校のドッジボールのルールのように、そこでだけ通じて、
学校が変わると通じない「常識」みたいなのだ。
「何故、保険でやらないのか」とか、
「何故、キャンセル料が発生するのか」とか、
「何故、毎週同じ時間にやるのか」とか、
「何も話す事がない時は休んでも良いと思う」という意見とか、
それはカタルシスだけを目標にしているのではなく、自己探求とか自己洞察を目的にしているから、という理屈なのだが、
純粋に援助を求めてる人には、余程、説明しないと伝わらないと思う。
「お時間をとらせているから、キャンセル料をお支払いしないと」っていうのは少し違うのである。
これはとても難しいところで、たとえば精神科医の世界では、「精神分析」はマイナーもしくは異端に近い。(言い過ぎか)
同業者にさえ、「精神分析は金持ちしか相手にしないから駄目だ」とか、
「本人のやる気や必死さを何でも金に換算してやる考え方は貧しい発想だ」とか批判的な声も多いのが事実だ。
同業者の中でも理解を得ていないのに、「素人」にそれを求めるのは、どうか。
こちら発信で、我々が教科書的に習ったことを、患者さんにも真摯に伝える労力が必要なのじゃないか。
そういうことを、啓蒙、って言うんじゃないかな。
まぁ、偉い人はそういうことをやっているのだろうが、全然浸透してないのが現実で、
最近では「精神分析的な心理療法」と「精神分析」はまったく別物だ、と国際基準の精神分析にしがみつき、
まるで伝統芸能保存会みたいに、それを理解してる患者(ごく少数そういうインテリは存在する!)と、
閉じた社会でやっている人が声高に叫んでいて、「精神分析を受ける人の義務は精神分析家を食わせることだ」、
というジョーク(マジ?)もある程だ。だけど、日本の伝統芸能じゃないと思うんだけど、精神分析。
これは立川談志が27才の頃に「現代落語論」で、「このままでは落語は能と同じになる」と警鐘を鳴らしたのとよく似ている。
談志曰く、能はかつて大衆芸能のトップだったが世の中の移り変わりに対応出来ず、伝統芸能に成り下がった。
落語もそうなる運命にある。
それではいかん、と訴えて、談志は「伝統を現代に」をスローガンに、落語と大衆と戦い続けた人で、
それが今の落語ブームに続いてると言っても過言じゃないと思う。
そういうことをしていかないと、一人相撲みたいなカウンセリングは皆からそっぽを向かれる。
日本は元々、「赤ひげ幻想」があり、医療に露骨にお金が絡むのを嫌う。
「先生、今日は治療費がないので、どうかこれで…」と頭を下げて、畑でとれた大根を差し出す人に優しく微笑む、
医は仁術である、という文化だ。
そりゃぁ、精神分析は根付きにくいだろうと思う。
そういった土壌で自分達が仕事をする。
そこでどうやったら自分達のやってることを理解してもらえるか努力や工夫をすることが最優先課題だ。
日本の消費者は馬鹿じゃない。
高くても質の良い物を選ぶ。その質を見極める力もある。
そこをちゃんとアピールすることも、心理の仕事だ。
それをコンテストの課題にした。
皆さんのコメントや反響でコンテストの結果とさせていただこうと思う。
全然、話しは変わるけど、コンテストと聞いて、思い出すのは、「きりきり舞い、ダンス・コンテスト」です。
これは、近田春夫&ハルヲフォンが「電撃的東京」というLPを出したことを記念して、
当時、近田春夫がオール・ナイト・ニッポンの火曜深夜のパーソナリティーだったから、
その番組で生で行われた収録です。
「電撃的東京」は歌謡曲のカバー・アルバムだったのですが、選曲やアレンジが滅茶苦茶かっこ良かったです。
前年に吉田拓郎が「ぷらいべぇと」というカバー・アルバムを出していますが、
例えば、郷ひろみを両者がピックアップしてますが、拓郎が「よろしく哀愁」であるのに対し、
「電撃的東京」は「恋の弱味」です。このセンス、伝わるかなぁ。
その「電撃的東京」からシングルカットされたのが山本リンダの「きりきり舞い」で(ヴォーカルはベースの高木)、
その曲に合わせて、ダンスを披露して、ナンバーワンを決めようというのが、「きりきり舞い、ダンス・コンテスト」です。
近田春夫をはじめとした審査員のワルノリした嬌声が、深夜の3時から5時の間、ラジオから流れ続けていました。
聞いてるこっちは、ラジオなので誰がどんなダンスをして盛り上がってるのかが判らないし、伝えもしないから、
さっぱり意味不明な番組でした。番組の私物化と呼んでもよいくらいリスナーを無視した回でした。
これを延々、2時間、やってるのだから、馬鹿馬鹿しいと言われてもしょうがないと思いました。
そう言えば、落語の小噺で、こんなのがあったのを思い出しました。
<1番、馬鹿な奴、知ってる?>
「なんだい?」
<あいつ。釣れもしないのに、もう2時間もああやってるんだ>
「なんで、2時間もやってる、って判るんだ?」
<だって、俺、ずっと見てたもん>
「お前が1番、馬鹿だ」
なんかそれと似てますね。
そんなのを放送する方もする方だけれど、聴いてるこっちもこっちで。
でも、高校生だったから、そこはひとつ。
しかし、カワクリのコンテストはそれとは大違い!
透明性が高いですよ。
リレー性で行くんでしょ?
トップ・バッターは誰?
BGM. 近田春夫&ハルヲフォン「きりきり舞い」
診察とカウンセリングのちがい
16/Ⅲ.(水)2016 はれ、あたたかい
よくある質問に、「診察とカウンセリングはどう違うのですか?」というのがある。
診察は医者がして、カウンセリングは臨床心理士がする、とか、
診察は保険診療で、カウンセリングは保険が利かない、とか、
診察はその時の混み具合で時間がまちまちだけど、カウンセリングは1回50分と決まっている、とか、
こんな形式的なことは皆さんもお判りでして、聞きたいのは内容的な差なのでしょう。
たとえば医薬分業システムのように、医者は薬を出して、薬剤師が薬の説明をする、などの役割分担なら判りやすく、
精神科医は薬を出して、お話はカウンセラーが聞く、という極端なやり方もあるだろう。
でも、そもそも精神科医が話しを聞かないと処方が出来ないし、薬を出してない人も診察を受けにくるし、
カワクリではナースの塚田さんに診察前に話を聞いてもらう人もいるから、ますます、カウンセリングって何?、となる。
必然的に、そういう質問が多くなる。
違いを語る前に、まずは共通点を述べたい。
それは、診察でもカウンセリングも、治外法権だ、ということだと思う。
誤解を恐れながら言うのだが、今の季節だと、「3.11」を忘れない。
その当時の診察場面だ。
その前に、僕らの仕事の生命線は守秘義務だから、本人に無断で「学会発表」や「論文」を書いてはいけない決まりがある。
勿論、個人が特定できないように、ケースをぼやかしたり、ミックスさせたりするのだが、
それでも、本人に了解を得る、のが絶対である。
だから、僕は基本的にブログにそういうことは書かない主義だが、今回だけは特別に例外です。
これから紹介するエピソードは本人の了解をちゃんともらったので、これから書きます。
その子は、中学生で学校も家も友人関係もうまくいかなくて、毎週、クリニックに通院していて。
薬を出すような症状もないから、毎週、ちょっとの時間だが、診察で話をしていた。
彼が、その頃、なんとかしのいでいられたのは、診察もそうだったかもしれないが、「少年ジャンプ」の存在だった。
月曜日にジャンプを読んで、週末クリニックに来て、一週間づつ乗り切っていたのだ。
そこに、「3.11」である。
色んな流通とかにも影響が出て、ジャンプは1週発売を延期した。
東京に住んでいる我々の電力の多くは東北の被災地に依存していたし、東京も計画停電をしていた頃だ。
テレビの番組もあまり不謹慎な番組は自粛されていた。
実際に被害にあった方のことを思うと、ジャンプ1週間延期、なんて何てことのないことだった。
だけど、彼は毎週、ジャンプを読むことで、日々をなんとかしのいでいたから、彼にとってはジャンプがないのは痛かった。
しかし、そんな事を言える世の中でないことを彼は重々知っていた。
彼は悶々としていて、自己嫌悪にもなっていた。
僕は、<ここで喋ったことは外に漏れないし、人間はそもそも不完全で放っておけば不謹慎になるもので、
外では言ってはいけないことも、ここでは喋って良いんだよ。心は治外法権だから>と保障した。
すると、彼は小さく息を吸って、大きな声で、「ジャンプ、読みてぇ~!!」と叫んだ。
診察とカウンセリングに共通するものは、そういうところだと思う。
世間でそんなことを言ったりやったりしてはいけない考えや思いも、せめて精神科では、言葉にするだけならば良しとする。
戦争中に「はなし塚」というのがあったという。
そのご時勢にふさわしくない噺を禁演して、墓に埋めたのだという。
戦争と震災を一緒にすると怒られそうだが、伝えたい趣旨はそういうことではないので、行間を汲み取って欲しい。
立川談志によると、「落語とは人間の業の肯定」であるから、そういったことはあってはいけないのだと思うのだが。
「明烏」も「子別れ」も「居残り佐平次」も葬られた。
落語と精神科を並列には語れないが、我々の仕事の守るべき一線もそこだと思う。
前置きが長くなったが、診察とカウンセリングのちがい、についてですね。
僕は、そう質問されたら、こう答えることがあります。
浅草キッドの本に書いてあったのですが、たけしの運転手を一時期していた、ゾマホンという変な外人がいます。
ゾマホンは、アフリカのベナンという貧しい国から日本に留学して、たけしのTV番組に出て、有名になった人です。
ベナンのことわざに、
「空腹の者への正しい援助は魚を与えることではなく、
魚の捕り方を教えることだ」
みたいなことがあるのだそうです。
それで、ゾマホンは日本で稼いだギャラを本国に送金・寄付するのではなく、学校を建てる資金として援助しているそうで、
その心意気に、たけしがその番組が終わっても自分の運転手に雇っていたというエピソードがあります。
僕はこれは精神科治療にもあてはまると思うのです。
つまり、クリニックを訪れた患者さんは、「空腹」です。
ですから、とりあえず、「魚」を与えて、お腹を満たさないと、「魚を捕る方法」どころではありません。
僕の仕事は、「魚」代わりに、薬や診断書を出したり、心理教育や助言をして、当座をしのぎます。
肝心なのは、そこからで、「魚の捕り方」を教えるのは、自己理解を深めたり、ストレス対処作を身に付けることと同義でしょう。
難しいのは、「正しい魚の捕り方」が人によって違うところだと思うのです。
正解は一つではないところが、信仰や自己啓発と違うところでしょうか。
「正しい」やり方は、それぞれの人の心の中にあるのでしょう。
これまでのその人の歴史によって、方法は異なるし、失敗から学ぶ事もあるでしょう。
心の中は、森の中に似ています。
勝手が知らずに、一人で入って行くと道に迷って出て来れなくなることもあります。
だから、心のメカニズムをよく知った専門家をガイドに一緒に探索活動をして、「ここからもうちょっと行ってみよう」とか
「ここから先はちょっとヤバイ、引き返そう」などとやることが、「魚の捕り方」を見つけることになる人もいるでしょう。
しかし、今の保険診療システムでは、精神科医はそこまでやれる時間がありません。
そこが精神科医が皆、共通して抱いているジレンマです。
そこで僕は、ある程度、「空腹」を満たした患者さんをカウンセラーに紹介します。
僕がカウンセリングに期待するのは、そこから先です。
これは僕の考えなので、心理には心理の言い分もあるでしょう。
心理は今、大きな転換期を迎えています。
心理の資格がいよいよ国家資格になるそうです。
その時、ちょっと揉めたのは、「医師の指示のもとで行う」みたいな一文だったと思います。
これは心理の自律性や自立性、専門性や主体性、ひいては心理のアイデンティティーに関わる大問題です。
まだまだ、これから詰めて行く案件だそうです。
話しはちょっと変わりますが、世の中の万物は偉大なる相似形で出来ているという数学的な考えがあって、
たとえばギザギザの海岸線の砂を拾い集めると、一つ一つが同じギザギザの形をしている、とか。
そんな理論が応用出来るなら、医師会vs心理の業界で起きてる問題が、カワクリという局所でも起きてはいないか?
医師の指示のもとでないと働けない心理士。
これでは心理士が可哀想だ。
だったら、心理から発信出来る場を作ろうと考えた。
それが「カワクリ下克上・心理コンテスト」で、そのうちパンフやホームページにも反映されるでしょう。
その叩き台として、個々の思いや考えやポリシーを皆さんに、いち早くお伝え出来るチャンスをブログに設けて、
たとえば、
「この病院は変だけど、このカウンセラーのカウンセリングを受けたい」とか
「ここの院長は引くけれど、このカウンセラーは信用出来そう」という声を拾い上げたい。
ブログのスペースだから、それは小さな場だし、目に触れる機会は少ないと思うけれど、大切なのはスローガンだから。
草の根運動的に情報が拡散するかもしれないし!
…でも、この心理への配慮って、空腹な者に魚を与えてる、ことに過ぎはしないのか???
自問自答。
BGM. RCサクセション「君が僕を知ってる」
724725~:||
10/Ⅲ.(木)2016 くもり
「普通部」の大平さんが、なぞなぞ第4弾を作りました。
僕も「ひっかけクイズ」を作りました。
カワクリのどこかに貼ってあります。
さらに、カワクリ史上初の、空間を使った宝探しのようなクイズも出来ました。
クリニックは情報量が多いので、目を引くポップもみどころです。
出来た人には、特別なプレゼントもあるようです。
それが何かは、後で大平さんから紹介してもらうとして、
今回もまた遠くの人がネットで参加出来るように、画像をアップして貰います。
大平さんの代名詞はもはや、三択の女王(=竹下景子)と肩を並べる、「10回クイズ」の女王、です。
今回も、大平さんと「10回クイズ」を実際にやってる模様をブログ上で実況中継しますね。
川原<第一問。アクション、って10回言って>
大平「アクション、アクション、アクション、アクション、アクション、
アクション、アクション、アクション、アクション、アクション」
川原<じゃぁ、風邪の時にする咳を…>
大平「ハクション!(速攻!)」
山﨑(友情出演)「まだ質問が終わってない(笑)」
小森(友情出演)「それに間違ってるし(真顔)」
大平「口が勝手に・・・」
川原<質問の続きは、マネして下さい、でした。だから、答えは、ゴホンゴホン、ね>
川原<じゃ、次ね。本気、って10回言って>
大平「本気、本気、本気、本気、本気、本気、本気、本気、本気、本気」
川原<じゃぁ、床のゴミをとるのは?>
大平「ほうき!」
山﨑(友情出演)「違うし(笑)ちりとり、だよ」
小森(友情出演)「すごいな(真顔)」
川原<そう、ゴミをとるのは、ほうきじゃなくて、ちりとり、ね>
山﨑(友情出演)「さすが、女王ですね!」
小森(友情出演)「女王ですね(真顔)」
大平「ちゃんと考えたんですけど・・・・」
川原<じゃ、次。ペンチ、って10回言って>
大平「ペンチ、ペンチ、ペンチ、ペンチ、ペンチ、ペンチ、ペンチ、ペンチ、ペンチ、ペンチ」
川原<じゃぁ、ズボンより下にはくものは?>
大平「ズボン!あっ、パンツだ」
山﨑(友情出演)「言い直しても、違うし(笑)。ズボンの下だから、靴下、でしょう?(笑)」
小森(友情出演)「本当に、すごいね(真顔)」
川原<ズボンの下にズボンって、面接、の回の十四松だよ。正解は、靴下>
大平「こんな間違って恥ずかしい」
山﨑(友情出演)「やっぱ、天才ですね!(興奮気味に乗り出す)」
小森(友情出演)「天才かぁ…(真顔)」
川原<じゃ、あしわ、って10回言って>
大平「あしわ、あしわ、あしわ、あしわ、あしわ、あしわ、あしわ、あしわ、あしわ、あしわ」
川原<じゃぁ、学校に行くのは夜じゃなくて?>
大平「昼間!」
川原<…予想外だね。本当は、あしゃって、言わせたかったんだけど、正解は、朝だよ>
山﨑(友情出演)「昼に学校だと遅刻だし(笑)。先生の10回クイズが無駄になってるし(笑)」
小森(友情出演)「………(真顔)」
大平「わたしは昼間に学校へ行ってたので…」
川原<じゃ、滑舌つながりで、滑舌クイズ、です>
大平「はい」
川原<今から僕の言う言葉の前に「お」をつけて言ってね。これは前に山﨑さんに出して、クリアされた問題です>
山﨑(友情出演)「前に、出したよね!(応援するポーズ)」
大平「はい!(自信ありげ)」
川原<豆腐>。大平「お豆腐」。
川原<勉強>。大平「お勉強」。
川原<味噌汁>。大平「お味噌汁」。
川原<あやふや>。大平「おや△%☆●……!、(言い訳するように)私、今、意識してたんですけど」。
山﨑(友情出演)「前に、私が出したら出来たじゃないの!(エキサイト気味)」
大平「そうなんです。来るな、と思って準備してたんですけど…」
小森(友情出演)「………(腕組みして、片手の拳を自分の顎に当てて、何か考えている)」
川原<じゃぁ、ラスト。「って10回言って>
大平「私の番、私の番、私の番、私の番、私の番、私の番、(私の番、私の番、私の番、私の番」
川原<わかった、じゃぁ、大平さんの番ね。後は任せた~>
山﨑(友情出演)「天才ですね!先生が、10回クイズを作るのが大変になりますね~」
川原<君たちは、天才の誕生の瞬間に立ち会えたんだよ>
小森(友情出演)「天才かぁ…(真顔)」
※ここからは、大平さんの記事。
こんにちは、
10回クイズ女王と呼ばれ、嬉しくもあり恥ずかしくもある大平です。
もう3月ですね、私がカワクリに来てから3ヶ月、なぞなぞもこれで第4弾になります。
今回のなぞなぞは少し簡単かもしれないです。
私のなぞなぞの下には先生のひっかけクイズも仲間入りしております。
そして今回はトイレのドアに新たなクイズが追加されました!
カワクリのトイレのドアにはけいおんコーナーがあるのですが、
このドアのあずニャンが遅刻中だった事は知っていましたか?
(あずニャンはアニメ『けいおん』に登場する中野梓ちゃんのことです)
この『あずニャンを探せ』クイズ?が今回新たに追加されました。
今回のクイズ?はカワクリをじっくり見て探しまわるという
今までのなぞなぞとは違うので、なぞなぞは苦手…と言う方々も楽しめると思いますよ!
そしてあずニャンを見つけてくれた方にはまかないおやつをプレゼントです!!!!!!!
(まかないおやつとは、私たち受付が少し疲れたとき、眠くなってしまったとき
お腹がぺこぺこで力がでない時にこっそり食べているあれです。)
あずニャンを探せばカワクリの色々なスポットを今まで以上に知る事ができて
発見すれば、まかないおやつがもらえるなんて皆さんが挑戦しないはずないですよね。
あっ!!!あずニャンはこの子ですよ。
しかしこの画像のあずニャンではなく
パンを食べて遅刻しているあずニャンを探して下さいね!
ということで、なぞなぞとクイズへの挑戦を受付で楽しみに待ってます!
BGM. キャンディーズ「夏が来た!」:川原選
TTS「Holler」:大平選
724725~Q
「普通部」の大平さんが、なぞなぞ第3弾を作りました。
カワクリのどこかに貼ってあります。
今回もまた遠くの人にもネットで参加出来るように、画像をアップして貰います。
大平さんは期待の大型・普通・ルーキーなのですが、今や「10回クイズ」の女王という異名を手に入れる勢いです。
今回も、大平さんと「10回クイズ」を実際にやってる模様をブログ上で実況中継します。
川原<第一問。、さかさ、って10回言って下さい>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、雨の日に着るのは?>
大平「かさ!(と自信満々に言った後、すぐに気付いて机に突っ伏す)」
川原<ブー!雨の日に着るのは、レインコートだよ!>
大平「レインコートだって頭では判ってたんですよ」
山﨑(友情出演)「引っ掛かる人は、皆、そう言うんだよなぁ(と独り言のように宙をみてつぶやく)」
川原<じゃ、次。でっかいぞー、って10回言って>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、日本でいちばん北にある県は?>
大平「え~、知らない」
山﨑(友情出演)「まさかの、北海道ではなく。青森県ですよね、1番北の県だから」
川原<そう、それが正解>
大平「東北に行ったことないからなぁ。(急に思いついて)北って上って意味ですね(と納得顔)」
川原<じゃ、いかりや、って10回言って>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、ロンドンがあるのはどこの国?>
大平「イギリス!」
川原<正解!イタリア、って答えるかと思った>
山﨑(友情出演)「ちょうすけ、しか出てこなかった」
大平「私も、ちょうすけ、って思ってました」
川原<これは前にやった問題です。今から僕が言った通りに言って下さい>
大平「はい」
川原<朝食>。大平「朝食」。
川原<昼食>。大平「昼食」。
川原<夕食>。大平「夕食」。
川原<給食>。大平「給食」。
川原<もう終わりにしようか?>。
大平「もう終わりにしようか(余裕の笑み)」。
川原<この問題、知ってた?>
大平「こないだやったから(にこ)」
川原<ブー!この問題、知ってた?、って言わなきゃだめだよ>
大平「●×▲□~(聞き取り不能)。(机に突っ伏し、額を軽くぶつける)」
川原<じゃ、ラスト。今から僕が何を言っても、大平さんは「はい」って言ったら終わりだよ。>
大平「はい、あっ(笑、吹き出す)」
川原<終わり。じゃ後、よろしくね~>
山﨑(友情出演)「大平さん、ものスゴい天才ですね」
※ここからは、大平さんの記事。
大平です。新しいなぞなぞが完成したので、
今回も恒例?になりつつある先生との10回クイズをしましたが…
なぜこんなに引っかかってしまうのでしょうか?自分でも不思議です。
ついつい口が勝手に動き出すんですよね…
そんな私のなぞなぞ第3弾は喫煙コーナーに
川原先生なぞなぞはけいおんコーナーにあります。
今回はおそ松さんバージョンです。
ちなみに先生の服は十四松です。
最後に我が妹の描いたキラキラ先生がシールになりました。
今回新しく仲間入りした漫画の裏に貼ってあります。
みてくださいね!!!!!!!
BGM. 夏木マリ 「お手やわらかに」:川原選
SHINee 「View」:大平選
724725-02
「普通部」の大平さんが、なぞなぞ第2弾を作りました。
カワクリの何箇所かに貼ってあります。
今回もまた遠くの人にもネットで参加出来るように、画像をアップして貰います。
大平さんは期待の大型・普通・ルーキーなのですが、かと言え、まだ新人さんなので一つの記事を任せるのは大変でしょうから、
肩慣らしに、恒例の(?)「10回クイズ」に行きましょう。
大平さんに実際にやってもらうのをブログ上で実況中継いたします。
川原<第一問。ミドル、って10回言って下さい>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、絵の具の赤と青を混ぜたら何色?>
大平「みどり!」
川原<ブー!緑にはならないよ。答えは、むらさき、です>
大平「自信満々に答えてしまった、恥ずかしい」
川原<じゃ、次。真昼、って10回言って下さい>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、自分の姿がみにくくて悩んでいた鳥は?>
大平「アヒル」
川原<ブー!自分をみにくいアヒルの子だと思っていたのは、白鳥だから、白鳥が正解!>
大平「あれ白鳥だったんですよね~」
川原<じゃ、ゼッケン、って10回言って下さい>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、お風呂で頭に泡をつけるのは?>
大平「シャ…シャンプー!考えちゃった」
川原<正解!石鹸、とは答えなかったですね>
大平「考えれば、私も答えられます」
川原<今から僕が言った通りに言ってね>
大平「はい」
川原<朝食>。大平「朝食」。
川原<昼食>。大平「昼食」。
川原<夕食>。大平「夕食」。
川原<給食>。大平「給食」。
川原<もう終わりにしようか?>。
大平「…」
川原<ブー!ダメだよ、もう終わりにしようか、って言わなきゃ>
大平「そうでした」
川原<今から僕が言った通りに言ってね>
大平「はい」
川原<朝食>。大平「朝食」。
川原<昼食>。大平「昼食」。
川原<夕食>。大平「夕食」。
川原<給食>。大平「給食」。
川原<あれ、これ今やったか?>。
大平「(笑)やりました」
川原<ブー!ダメだよ、あれ、これ今やったか、って言わなきゃ>
大平「あはは(笑)もうだめだ」
川原<じゃ、ラスト。あっち行って下さい、と10回言って!>
大平「はい」
大平「(その通りにする)」
川原<じゃ、あっち行きますね。後、よろしくね~>
※ここからは、大平さんの記事。
みなさんこんにちは、今回の10回クイズどうでしたか?
やる前に山崎さんに絶対にひっかかると言われていたので
今日は全問正解と意気込んでいたのですが、だめだめでしたね。
このクイズをしている時、隣に小森さんがいたんですが
小森さんにもひっかかりすぎと爆笑されました。
皆さん、このクイズ本当に先生と私のリアルなやりとりなんです。
先生も実況中継と言っていましたが、
診察と診察の合間の楽しいやりとりを本日も皆さんに
少しだけお届けいたしました!
ウォーターサーバーのなぞなぞも新しくしたのでみてくださいね!
バレンタインも終わりましたが、カワクリはひな祭りです。
これは先生のお母様がプレゼントをして下さったもののようです。
男の子に雛人形をあげるのは珍しいですね。桃も飾りました。
BGM. 榊原郁恵「あなたと夢とポップ・ロック」(『ナッキーはつむじ風』主題歌):川原選
IU「Good Day」:大平選
724725
今回は「普通部」の大平さんが、なぞなぞを作りました。
カワクリの何箇所かに貼ってあります。
また遠くの人にもネットで参加出来るように、写真に撮って、アップして貰う事にしました。
僕はメカ音痴ですが、大平さんのスマホ(?)デジカメ(?)は、ものすごくハイテクです。
ジャイアント・ロボを操るトランシーバーみたいです。
きっと画像も鮮明なのでしょう。
お楽しみ下さい。
…と言って、新人の大平さんに丸投げするのも可哀想なので、緊張をほぐすため、「10回クイズ」をやってみましょう。
その前に2人のコンビ名を考えました。
実は僕と大平さんの誕生日は1日違いの同じ獅子座です。そこで…
候補①「ザ・ライオンズ」
僕の世代は、ライオンズと言えば、福岡の野武士軍団「西鉄ライオンズ」が憧れです。
西鉄は、新人の長嶋が4番を打つ巨人相手に、日本シリーズで3連敗した後、4連勝した伝説のチームです。
稲尾・中西・豊田と超個性派の選手がいて、その中で4番を打ってた大下は、バッターボックスに入ると、
前の日の酒の匂いで、キャッチャーが気持ち悪くなる中、ホームランをかっ飛ばしてたという豪傑です。
どうでしょう?
僕と大平さんのユニット名を、ライオンズ、にすると酒飲みグループみたいなので、やめときます。
マジっぽいから。
候補②
獅子座は正確には、ライオンではなく、レオなので、「レオレオ・コンビ」はどうでしょう?
なんか、「オレオレ詐欺」みたいなので、これも却下。
候補③
獅子を発音する時、唇に人差し指を当てて、「シーシー」と内緒のポーズ。
そこで、「秘密クラブ」はどうでしょう?
…なんか、怪しいですね。
候補④
二人とも夏生まれなので、直球で「サマーズ」はどうでしょうか?
なんか、バカルディのパクリみたいで、モヤモヤしますね。
候補⑤
さっきも言いましたが、僕らの誕生日は1日違いなので、暗号みたいに二つを並べて、724725。
ちなみにカワクリの電話番号の下4桁は、7255、です。「何ここ?」と覚えると良いです。
さて、そういう訳で、今回のブログの記事のタイトルは、724725、にしてみました。
それでは、「10回クイズ」に行きましょう。
大平さんに実際にやってもらうのをブログ上で実況中継しますね。
川原<ゾウの子、って10回言って下さい>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、アイスクリームをしまっておくのは?>
大平「冷蔵庫」
川原<ブー!冷凍庫でした。冷蔵庫だったら、とけちゃうからね>
大平「あ、そんなこと間違えるなんて恥ずかしい」
川原<じゃ、次。チョッキン、って10回言って下さい>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、お札をしまっておく箱は?>
大平「貯金箱」
川原<ブー!答えは金庫。貯金箱にお札は入んないからね>
山﨑(友情出演)「(横から口をはさむ)お札が入る貯金箱もありますよ!」
大平「これ、難しいです」
川原<じゃ、次。シャンデリア、って10回言って下さい>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、魔法でカボチャの馬車になったのは?>
大平「シンデレ…あっ、違う」
川原<時間ぎれ。答えは、カボチャです。考えすぎだよ>
大平「これは正解したかったです」
川原<では、僕が最初は、うなぎ、って言うから、途中から何を言っても、うなぎ、って答えて下さい>
大平「はい」
川原<うなぎ>。大平「うなぎ」。
川原<うなぎ>。大平「うなぎ」。
川原<うなぎ>。大平「うなぎ」。
川原<むなげ>。大平「うなぎ」。
川原<あれ?すごいね!僕につられて、むなぎ、って言うかと思ったのに>
大平「やったー!やっと正解、嬉しい」
川原<じゃ、ラスト。今から僕が言った通りに言ってね>
大平「はい」
川原<国語>。大平「国語」。
川原<算数>。大平「算数」。
川原<理科>。大平「理科」。
川原<もう終わりにして>。大平「もう終わりにして」。
川原<わかった。大平さんがそう言うなら、もう終わりにしよう。緊張はほぐれた?後、よろしくね~>
後をまかされました大平です。
先生の10回クイズには不正解ばかりで悔しい思いをしたが、
気を取り直し、私、大平が初めてなぞなぞを作りました!
先生のリクエストで美化されたキラキラ川原先生がなぞなぞに登場するところが見所です。
この絵は私が描こうと思ったのですが.…私が描くとあまりに幸が薄そうで不健康そうな先生になってしまい
いくらなんでも先生に失礼だと思い、我が妹に描いてもらいました。
そんな感じで、なぞなぞの新作みなさんチェックしてみてくださいね!
BGM. 山口百恵「乙女座宮」(川原選)
BGM. G-DRAGON 「CRAYON」(大平選)
みるにみかねて
9/Ⅱ.(火)2016 はれ
深酒して記憶がなくて何か失言したのではと自己嫌悪。
二日酔いと金縛りとこむら返りで満身創痍。
そんな日にみる夢には、母が出てきて、
「今日の達二はちゃんとお酒と一緒にお水も飲んだし、ちゃんとお料理も食べてたし、よく頑張りましたよ。
お酒の呑み方が、歴然とよくなってますよ」
と誉める。
これは途方に暮れた僕が、深層心理から、母を呼び出して、心のバランスをとるため、そう言わせる脚本を与えた産物か。
一概に、そうとも思えない。
あの母親って、そういうことをするんだ。そういうこと、って、死んでるのに自分の意志で平気で夢に登場する、こと。
母で思い出すのは、中学1年の時の「サングラス事件」。
僕は学校にサングラスをかけて行ったら、担任にみつかって、没収&親の呼び出し。
母が茅ヶ崎から目白までやって来た。
高級な着物だった。これは母の戦闘モード。おそろしや。
担任が、「校則違反で…」と言いかけると、「学校にサングラスをかけて来てはいけない、という校則ありました?」
と上品に答える母。担任、絶句。ここまでで、勝負あり。
担任は、気を取り直し、「しかし、達二君は、サングラスをかけないと目が変性して三つ目になる奇病だ、という嘘を…」
に、母は、「先生、それは嘘ではなく、ユーモアですよ(笑)達二は昔から、トンチが効いて」と、むしろ自慢気。
大人のやりとりをみてるこっちが冷や冷やする。
母は、問題のサングラスを手にとって、「先生もかけてごらんになったら?」と無理矢理、担任にグラサンをかけさせ、
「あら、あまりお似合いになりませんね。似合ってたら、差し上げようかと思ったのですが、達二の方が似合いますね。
じゃ、これは家でかけさせます。先生、サングラス、持って帰りますね~ごきげんよう~」と、つむじ風のように帰って行った。
職員室に取り残されたのは、僕と担任だ。
担任は、真顔で、「オレ、お前の母ちゃん、苦手。川原よ、もう学校に余計な物を持って来てくれるなよ。
これは指導じゃない、お願いだ」と言った。
僕の小学校は茅ヶ崎の女子校の付属だったから、小学校時代は、バレンタインに軽トラック1台分くらいのチョコをもらった。
それが、中学に上がって、東京の男子校に入学してからは、女子と知り合うチャンスもなかった。
中2のバレンタインに、母から原宿で買ったという机一面大の板チョコをもらった。
こんな物を売る奴も考える奴もおかしいが、買ってきちゃう母も母だ。
翌日、教室で「昨日、チョコ、もらった?」と探り合いの会話があって、僕は<このくらい>と机一面の面積を両手で示した。
すると、クラスメートから、「すげー」と驚嘆されて。皆も、同様な条件で、チョコなんかもらってなかったからね。
ま、僕は嘘もついてないし。
しかし、中学生の男子なんてこんなことでクラスの階級が決まったりして、おかげで僕はその後の学園生活は随分と楽だった。
そんな訳で、カワクリもバレンタイン週間です。
ナースの塚田さんと受付の(文化部の)山﨑さんが先週、何やら打ち合わせをしてたみたい。
今週、来ると、何かくれるかも、です。↓。
BGM. 大場久美子「エトセトラ」
第3の女
2/Ⅱ.(火)2016 今年も残すところ11ヶ月になりまして…
最近の記事を読んでくれてる人はご承知でしょうが、
カワクリの受付は、
小森さんが「水晶浄化委員会」、
山﨑さんが「文化部」部長(部員ゼロ)、
と皆、肩書きが就いたので、新人の大平さんにも何か、と考えました。
従来の受付の仕事から、「植物係り」とか「なぞなぞ班」とか。
あるいは新たに、個性やバランスを重視して、「やさしさ担当大臣」とか。
でも、結局、考えに考えた末、「普通部」にしました。なんか、ケーオー・ボーイみたいですね。
カワクリは時々、エキセントリックに疾走するので、ついて来れない人もいるかもしれません。
そんな時に、大平さんが「普通」の立ち位置でいてくれると安心する患者さんもいるかな、と思ったからです。
「普通」の定義は難しいので、ここでは省略しますが、「多数派」、という意味ではないです。
むしろ、大多数がおかしなことを始めた時にも「普通」で居続けて欲しい、という願いです。
ヒトラーを独裁者に選んだのは、国民投票でした。
戦争になっても、魔女狩りがおこっても、世の中が集団ヒステリーみたいになって狂った時も、
「普通」でいることは大切なことです。
皆がイジメに参加した時に、イジメをしない、「普通」の人は少数派になります。
そういう意味での「普通」です。
なんとなくぼんやりと見えて来たのは、カワクリの良心ですね。
そんな大平さんも今頃、ブログ・デビュー(前にちょっと自己紹介だけしましたが)を果たすべく、
記事の準備をしているはずです。
とは言え、何を書いていいか皆目わからないというのも可哀想だから、
落語の三題噺じゃないけれど、
彼女には「10くらい」のテーマをメモで渡して、その中から3つ選んで、記事にしたら?と課題を与えました。
まぁ、それは何も書くことがなかったら、という時のヒントで、書きたいことがあればそっちで良いのですが。
はてさて、どんな出来映えになるやら。
デビュー記事なので、あたたかく見守ってあげて下さいね。
BGM. テディ・ベアーズ 「会ったとたんに一目ぼれ」
文化部発足!
29/Ⅰ.(金)2016 今日は雪にならないという
昔、都心の高級オクションに住む、エリート・ハンサム医師(奥さん女優、高級車、グルメ、おしゃれ)の家に招待され、
勝手に寝室や書斎を探索してやって、寝室はどうってことなくてつまらなかったが、なんと書斎の本棚をみたら、
「ハウ・ツー本」ばかりで、何か見てはいけないものを見てしまった気がした。
人の本棚は気になるもので、本棚をみると、ある程度、その人がどんな人物か予想が付く。
正確に言うと、「その人がどういう人かがわかる」のではなく、
「その人がどういう風に見られたがっているのかがわかる」のだと思う。
僕はその2つだったら、断然、後者に興味がある。
と言う訳で、こないだクリニックは模様替えをしたし、かねがね、本棚をみたいというリクエストがあるから、
今回は僕の本棚をサンプルとして提出して、皆さんに勝手にプロファイリングしていただこうという趣向です。
棚ごとに紹介して行きます。
1.画集ですね。↓。
2.辞典や事典。さまざまです。↓。
3.バタイユとか澁澤とか。↓。
4.夢野久作とか久生十蘭など。↓。
5.つげ義春選集、他。↓。
6.つげ義春全集、他。↓。
7.精神医学の歴史とか。↓。
8.フロイトとか読み物。↓。
9.よく使う実践的な精神科系の本。とりやすい箇所に。↓。
10.右すみがうちの父や母の歌集。↓。
11.患者さんに説明する時に使う本など。↓。
12.検定ものは流行りですが、「ウルトラ検定」なんてのもあります。↓。
13.談志独り会、他。↓。
14.談志、志ん生など落語、お笑い関連。↓。
15.シュールとかエロスとかノンセンスとか。↓。
16.サブカル関連。根本敬の「人生解毒波止場」は人生を真面目に考えている人におすすめです。↓。
17.寺山修司とか音楽のビデオなど。↓。
以上でした。
ある中学生に聞いたら、アニメやゲームやマンガの「オタク」はクラス・カーストでは最下層の位置にあり、
自分の趣味を隠して不自由な生活をしているのだという。悲しいことさ。
カワクリ内には、色々なジャンルのものが置かれたり飾られている。
さっきの本棚の様に、哲学や文学や映画やRockや落語や古典や芸能やプロレスや世紀末などを前面に打ち出している。
それらとアニメやマンガを同等に陳列することにより、「文化」として同じレベルにあるのだと視覚的にアピールすることで、
オタクのクラス内(会社内)での地位向上、及び、自己肯定感のアップに貢献しようと、この度、
「文化部」を発足しました。
文化部の部長は、山﨑さんにしました。
それは山崎さんが、一番適任だと判断したからです。ただし、部員ゼロです。
皆様に彼女からの報告が、もうじき、配達されるでしょう。
BGM. カルチャー・クラブ 「君は完璧さ」
コマーシャル
20/Ⅰ.(水)2016 曇り寒い
ずっと欲しかった「音叉(おんさ)」を買った。
それは、パワーストーンが吸い取った悪い気を浄化するもので、空間を浄化する力もあるらしい。
これはエネルギー療法の先生が持っていて、ずっと探していたけれど、どこの石屋にもなかった。
僕は家で最近、よく金縛りにあうから、幽霊でもいるのかと思っていた。
こないだのエネルギー療法でチェックして貰ったら、「かなりマイナスのエネルギーが溜まっている」と。
マイナスのエネルギーをよく調べてもらったら、「自宅」と出た。
やっぱり、そうか。
でも、そんなに悪い物でもなかったらしく、施術でとってもらうことが出来た。
そこで、ついでに「音叉」の売ってる店を聞いたら、「どこの店でもあるが、奥にしまってあるかも」とのこと。
あるけど言わないと出してくれない、というのはよくあることだ。
このエネルギー療法だって、除霊、などを全面に打ち出したりはしていない。
そうしたら、怪しいからね(笑)
でも、親しくなると、裏技を披露して貰える様になると言う訳だ。
これは寿司屋とかに似てる。
僕の行きつけの店は決まっていて、僕は常連だから、行くとメニューに載っていない裏メニューを教えてくれる。
こうなってこそ、一人前の客になった気がする。
だから、僕は店では、裏メニューしか注文しない。まるで、幽霊、みたいだ。その心は、うらめしや。
…って、別に面白くもないですね。
僕は、エネルギー療法の先生の言う通り、石屋に行って、<音叉ありますか?>と尋ねたら、「ありますよ」と、
一瞬、店主の目が水晶のようにキラリと光り、奥から出して来てくれた。
音叉にも何種類かあって、チャクラの調整には部位ごとに違うらしいが、僕はごく一般的な「4096」Hrzのを買った。
「4096」は地球の持つ周波数と同じらしく、瞑想や浄化に適しているらしい。
僕は「しわくろ」と覚えた。「0」は輪っかに似てるから「わ」と読ませた。
「しわくろ」の意味は「皺が黒い」とか「幸せは苦労から」などとしても良いですね。
語呂合わせが得意な人は、それぞれ考えてみて下さい。
音叉は天然水晶とセットにするとパワーがアップするそうです。
これが音叉4096HRz。↓。
この水晶の固まりとセットにします。↓。
音叉で水晶を叩くと、キーンという反響音が聞こえます。このようにします。(カメラマン・大平さん)↓。
そして、水晶をかざして、空間を浄化します。(カメラマン・大平さん)↓。
待合室は人が集まるので、時々、浄化してあげると良さそうです。
でも、あんまり浄化しすぎるのもいけないそうです。
人の気と書いて「人気」と書くから、人気がなくなっちゃうと困るから。
過ぎたるは及ばざるがごとし、ですね。
水晶で浄化をすると、今度はその水晶も浄化しないといけません。
お店の人に聞いたら、さざれ石(水晶)とお皿、をサービスでくれました。↓。
この上に水晶を置けば、お互いに浄化し合うそうです。
石屋の店主は、僕がわざわざ音叉を買いに来たことが嬉しかったらしく、
オタクの人みたいに専門的なことを矢継ぎ早に教えてくれました。
水晶の浄化の仕方など。明治神宮のお水を貰って来てそれで洗うと良い、とか、その根拠とか。
それから、新月の光りに照らすと良い、とか。
僕は、<セーラー・ムーン・クリスタルですね>、と言おうかどうか迷って、迷った末、言わなかった。
カワクリの診察は、待合室の患者さんがいっぱいになると、「そろそろ…」という合図に受付が後ろの扉を3回ノックします。
経験された方もあるでしょう?
あれは、そういう意味です。
しかし、ノックの音が結構、響いて、僕がビックリしてしまうので、今週は、テスト的に、音叉、で知らせてもらっています。
これはビックリしないし、浄化もされるし、一石二鳥です。
今回のお題の、コマーシャル、とは、この音叉のことではなく、エネルギー療法についてです。
僕がブログにたまに書くから、質問されることが多いのです。
本当は人が増えて、僕の予約がとれなくなると嫌だから教えたくないのですが、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の例もありますし、
診察で教えてくれ、というリクエストも多いので、お教えしましょう。
「ボディ・デザイン・ラボ」という名前で、検索窓に「日吉 エネルギー療法」と入れると一番上に来ます。
本当なら、メッケルちゃんみたいに、リンクで飛べるようにしてあげると良いのでしょうが、
僕のキャラは「機械に弱い」ですから、皆さん、自力で入力してたどり着いて下さい。
日吉、と入力しますが、今は移転して奥沢です。
僕にとってはクリニックから近くなって、良かったです。
僕のおすすめは、同業者の方(精神科医・臨床心理士)です。
よく質問されるのは、「先生は、毎日、患者さんの話を聞いていて大変になりませんか?」ということです。
確かに我々の仕事はちょっとエクソシストに似ていて、皆さんのフラストレーションを少し、請け負って、
楽にするという面もあります。
僕は子供の頃、お見舞いに行くと、その人の具合が少し良くなって、代わりに僕が熱を出す、ということがよくありました。
自分では憑依体質だと思っていたのですが、医学部に入ると、結構、そういう人が多くてびっくりしました。
そして僕らは、専門的な勉強と並行して、もらい過ぎない方法、とか請け負ったものを処理するテクニックを習得します。
これは心理の人も同じですね。
若い頃は、こういうのが普通に出来たのですが、最近は年令のせいか、結構、力と時間がかかるのです。
だから、僕にとってエネルギー療法は、省エネ、というのか、助かるのです。
まぁ、効果に個人差はありますけどね。
患者さんにとっても、いいかもしれません。
西洋医学は万能じゃないから、東洋医学とか民間療法とかと、車の両輪のように補完し合うと良い人もいますね。
ここの代表は、坂下さんという男の人で、ホームページに出ている人です。
僕の担当はIさんという女性で、そこは3人の人でやっています。
1つだけ注意点をあげるとすると、ここのスタッフは皆、テレビに出てもいいくらいにビジュアルが良い点です。
そのせいで気圧されして、緊張してしまうのが心配です。
もっとも、カワクリに通っている人は、ビジュアルが良い治療者には慣れているから免疫がついていて大丈夫かな。
一応、断っておきますが、ホームページを見たら、「筋肉弛緩」「内臓調整」「アレルギー除去」が3本柱のようです。
僕の記事を読んで、いきなり「除霊して下さい」とか「縁切りをお願いします」と言うと、ひかれると思います。
それに、あまりそういうのを前面に出してないですね、よく読んだら。まぁ、うさんくさい、ですもんね。
あくまで、裏メニューですね。
そうそう、大事なことを言い忘れていた。
除霊をお願いしたい人の中に、ひょっとすると「憑依妄想」という病気の症状の人がいるかもしれません。
そういう人は、お薬を使った方が確実に良くなりますし、あっちでは無理かも。
どっちへ行ったら良いかの判断が難しいですね。
沖縄には、ユタ、という人がいて、まずそこに行って、病院に行くか、ユタがみるかを決めて貰うことがあるそうです。
それと同じような仕分け作業が出来る役割の人が必要ですね。それは僕がします。
重い病気の人が向こうに行っても迷惑をかけるし、薬で治るなら経済的にも楽だしね。
だから、もしそういう人はまず僕の診察で相談して下さい。エネルギー療法の適応の有無をチェックしてあげます。
あれ?なんだ?、結局、自分のクリニックの、コマーシャル、になっちゃった。
BGM. 甲斐バンド 「ビューティフル・エネルギー」