こんにちは、受付の大平です。
先生が心理の記事への反応が薄いと書いた記事をみなさん覚えていますか?
あれで先生は心理・カウンセリングキャンペーンを終わらせるつもりだったみたいですが・・・・
終わりません!終わらせません!!!!
私が書いた『ファンファーレ』の記事の中に心理士から個別に返事はしないと書いてしまったことで、
記事に対する疑問があったり、言いたい事があったりしても、
反応しづらかったんではないかな?と個人的に思うところがありました。
もし、そうならこのまま心理・カウンセリングキャンペーンが終わるのはよろしくないので、
心理4人の記事を読んで思ったこと、聞きたかったことを言うため直接インタビューへ行ってきました。
私1人ではキレが足りないので栗原さん( ´∞`)という強い助っ人の手も借りました。
みなさんの聞きたかったことや言いたかったことが少しでも書けていたらな〜と思うし、
先生を納得させるまとめ記事?を心理のメンバーと受付で書き上げることができればいいのですが、それは難しいかな?
━─━─━─[つきなみトーク 原さん編]━─━─━─━
火曜日・木曜日担当の原さん。
急なインタビューの申しでも快く引き受け、
栗原さんと私をあのカウンセリングルームへ招いてくれました。
大平:私的には原さんの記事に対して、親しみやすく難しくない記事で、一番近寄りやすいといったイメージを持ちました。
柔らかいというか・・・堅苦しくないという感じでした。
栗原:ほう( ´∞`)
大平:身近な事を織りまぜて記事にして下さっているから、
この人はこんな人なのかな?と原さんのイメージが想像しやすかったです。
原:このブログはカウンセリングや心理療法について説明して、理解してもらう事が目的なんだけれども、
説明と言うよりは私の体験談を通して人柄が出てる・・・みたいな事ですか?
大平:そうですね。私は原さんの記事を読んで、特にこれといった相談がない人でもカウンセリングに行ってもいいのかな?
行きやすいな、と思いました。
栗原:ほう( ´∞`)
原:それが伝わるといいなと思っていました。遅刻をしたりとか、忘れ物をしたりとか、
ちょっとした日常生活の困りごとで、カウンセリングに来て欲しいなと思っていて、
川原先生もフダン着で来てください、フダン着で待っています。といったかたちなので
私達心理士もカウンセリングを受けるにあたってのハードルを下げたいというのはあります。
カウンセリングはとても重たい悩みがあるとか、心折れた人が来ると思っている感じがあるので、勝手な印象ですが・・・
大平:あるある。
栗原:うん、うん、そういうイメージありますね(´・∀・`)
原:だからちょっとしたことでもいいから来てもらえたら良いなって。
栗原:スマートフォンとか身近な物で説明して下さっているので、より行ってもいいのかなって思いました。
あと、無意識の水準が・・・(゚△゚)
原:あー
大平:私、無意識がよくわからなくって・・・
原:無意識の水準か・・・
大平:徳田さんの記事にも出て来た精神分析は無意識の心の活動を探ると出てきたんですけど、
私、その無意識がよくわからないと思って・・・
原:うん、うん、なるほどね
大平:好き、とか嫌いは意識してるじゃないですか、だから無意識って探れるのっていうのが不思議で、
カウンセリングの中では無意識を探るそれはどういうこと?っと思って
原:見えてないもの、意識してないものがあるんだってことですよね。
あるってことだって無意識だから本当はわからないですよね。
大平・栗原:はい( ´∞`)
原:精神分析とか、精神分析的心理療法は無意識があるってことを前提にしてるんです。
だから好きとか嫌いのその下に何かあるということを想定していて、そこにその人の困っている事や
その人の気になっていることが何か関係しているものがあると仮定している。
だから学校に行けないとか、人間関係が苦手とか仕事がつらいとか、色々な悩みがあるとして
それって意識しているものもあるけど、本当は見えてない、
意識していないものからきているんではないかと想定しているんですよね。
大平:じゃあ、そこをカウンセリングの中では探るんですか?
原:そうですね。ただ、一緒に探りましょうってことなんですね。
1人で探っていると大体がネガティブな事になってしまったり・・・
栗原:思い返すとと逆につらくなってしまうことってありますもんね(;´-`)
原:それってつらい作業だと思うんですよ、無意識を掘り出すというか
栗原:無意識にさせてるのかもしれないですもんね(;´-`)
原:そうなんです。それは心理学の言葉で抑圧しているというんですよ。
私達は抑圧をうまく使ってうまく生きているというか、嫌なこととかは無意識に抑圧していて
でもそれがないと生きていけないし、嫌なことは置いといて他のことに集中しなきゃいけないとか
私も抑圧ってことをバリバリやっているんですよ。、
たぶん社会に適応していくってことはある意味抑圧とかをして、この人苦手だけど仕事だからやるとか
学校で合わない人いるけど卒業したら付き合うわけでもないから我慢するとか。
意識してる事もあるし無意識にしている事もある、その抑圧をゆるめて安心してふたを開けるのがこの部屋で、
『今だけ』『ここだけ』って感じなんです
大平・栗原:そうなんですね( ´∞`)
原:無意識って難しいですよね。例えば大切な人の誕生日とかを忘れたりするじゃないですか?
あれって思い出したときに『何で忘れてたのかな』と思う。
栗原:あ~( ´△`)
原:『もしかして私、この人のこと本当は大切に思っていないんじゃないか』って言った時点で意識にあがっていて
そうじゃない何かがあるって考えるのが無意識かな。
大平:そういうのが、無意識かぁ~
原:私のブログは難しいことは書いてないし、親しみやすいということはいい事に聞こえるけど・・・
大平:私のように何も知らない人にとっては親しみやすい文章のほうがいいけど、
もっとこういうことを勉強していたり、知識がある人にとってはカチッと堅い文章の人の方が
信頼できるんじゃないかとかはあるかもしれないですね。
原:なんとなくわたしも書き終わって振り返ったときに、足りなかったかな~とか思うところはあって
『無意識とは』とか教科書的にある程度わかる人には信頼のおける説明をした方がよかったかな~というところはある。
けど、間口を広げて気軽にカウンセリングに来てくれたらいいなと思う気持ちが先立ってしまって。
栗原:まずお話してみたいなと思わないとここに来ないわけですからね( ´∞`)
原:そうなんですよね。
栗原:心理士さんが4人いる中でみんながかっちりした文章を書いても魅力的じゃないですしね。
栗原:ちょっとした行動でも昔あったこととか全部繋がっているんだろうなと感じます( ´△`)
原:そうなんですよね~。
栗原:すごいです。なんか私はこの部屋が初めて来た時窓はあるけど閉鎖的だなというか
狭いし、距離も近いじゃないですか話しにくいんじゃないかと思っていたんですけど
そういう話をしてくれるんだったら逆にこういう部屋の方がいいんじゃないかと思いましたね(´・∀・`)
原:どうだろうね、せまいとかキュウクツとか感じる人もいるかな
大平:こうやって話したことなかったから原さんてすごく話しやすいんだと思いました
原さんのカウンセリングはこんな雰囲気でやってるんだとか
栗原:受けてみたいと思いました(*゚ェ゚*)
大平:私も
原:入口はそこで、受けてみたいと思ってもらうところからなので、とりあえず一歩カウンセリングをしてもらえたらな。
━─━─━─[時間が来てしまい終了]━─━─━─━
初めてのインタビューはこんな感じに終わりました。
さて次は誰のインタビューでしょうかね?
つづきます( ´∞`)
もう1つの、「12歳。」
20/Ⅴ.(金)2016 はれ
昔から、小説やマンガや歌のタイトルに使われやすい年令というのがあると思う。
代表的なのは、17才、か。
南沙織の「17才」や桜田淳子の「十七の夏」。下が、シングル・ジャケット。↓。
次は、14才。楳図かずおの「14歳」や、エヴァのパイロットも14才だ。
僕は髪が伸びたので、今日はマリの「インターフェイス・ヘッドセット」型のカチューシャをしてました。
どうせだから、腕白な感じを出そうと、ファッションで左目の下や鼻の頭にバンドエイドを貼っていたら、
皆から、「怪我ですか?」と心配されましたが、全然違います。14才の雰囲気を演出してただけです。
下が、エヴァのパイロット達。↓。
振り返ると自分でも、中2(14才)と高2(17才)の時の僕と来たら、繊細かつアナーキー、だったと思う。
中3(15才)や高3(18才)になると、わずか1年でうんと丸くなり保守的になっていた。
学校の校医相談の時に、14才と17才には反射的に構えてしまうのは、自分の実体験の投影でもあるのだろう。
しかし!だ。
今期のアニメで注目なのは、「12歳。」だ。
これは、ちゃお、にリアル思春期れんさい中のマンガのアニメ化だ。
ちゃお、5月号には、「12歳。」のポスターがついているので購入し、ラミネートまでした。
ところが、これをクリニックに貼る際には少し揉めた。
受付のKさんが、ボソ部らしく、印刷されている文字をワンセンテンスづつ音読した。
・12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~。
・オトナでもないコドモでもないJSのピュアななやみと初恋。
・JS、女子小学生。
これには、一瞬、空気が「………」となったが、そこを大平さんが「いいです!大丈夫です!貼りましょう!」と
獅子座の守護の勢いで思い切って貼ってくれた経緯がある。
下が、「12歳。」コーナー。↓。カメラマンも大平さん。
もっとも、今や人気者のBABYMETALだって、初めてカワクリに登場した時は待合室が少しザワザワした。
若い男性患者さんに、「あれ、大丈夫ですか?犯罪じゃないですか?」と言われた思い出がある。
だから、アニメ「12歳。」も、じきにマヒして慣れるだろう。
下が、その時分の曰くつきの、さくら学院・重音部、BABYMETALのポスター。↓。カメラマン、大平さん。
そう言えば、BABYMETALに詳しい人に聞いたのだが、彼女らがあまりにもワールドワイドな人気になったため、
遠い存在に感じ、その母体である、さくら学院、に走るファンも多いらしい。
僕もその傾向があるので、そこまではわかる。
いつの世も目利きのする人はいるもので、青田買い、というのだろうか、ちゃおガール、を追いかけてる人もいるらしい。
ちゃおガール、とは、「12歳。」の連載されている、ちゃお、の専属モデルのようで、主に小2~小5、くらいだそうだ。
さくら学院の多くは、この「ちゃおガール」出身のメンバーが多いらしいのだ。
言われてみると、アニメ「12歳。」の途中で流れるCMに出てきて、ちゃお、の告知をする、ちゃおガール、の手の振り方が、
さくら学院のメンバーの手の振り方とよく似ていた。
「12歳。」だが、これは多分、JSが将来、自分達が12歳になった時用に予習しておく恋愛マニュアルみたいな番組だ。
今さら僕がみて、どうしようというものでもないのだが、なかなか参考になる。
過去の自分の歴史と照らし合わせ、<あぁ、あの時はこんな風に言っておけば良かったのかぁ>とか、
<そうか、あの時はこうしておけば、傷つけずに済んだのかぁ>と、12歳の「高尾くん」をお手本にみてる。
出来損ないのパズルのピースが埋められて完成してゆくような快感だ。
それが今さら必要ないのに、毎週、見逃さずにみてるゆえんだ。
昔、バブルの頃にはやった、デート指南書「ホットドッグ・プレス」より格段、実用的な気がする。
さすが、JSのバイブル!
12歳。のポスターに関わった受付の二人は、これも何かの縁だと、飛ばし飛ばし(笑)、みてくれたそうで、
「高尾くんみたいな男子に会ったことはない」との感想だった。
そのくらいスマートでロマンティックなツボを抑えて来ますよ、高尾優斗、12歳。40才くらい年下なのに、もうくぎ付けです。
12歳と言えば、僕が思い出すのは、楳図かずおの「わたしは真悟」です。
僕はウメズ作品では1番好きで、クリニックに置くかどうかをずーっと迷っているのです。
みんなにみて欲しいのだけれど、つまらない、と言われたくないから…。
そんな現在迷い中の「わたしは真悟」を簡単に紹介しましょう。
小学6年生(12歳)の「さとる」と「まりん」は違う学校に通っていた。
偶然、町工場の産業用ロボット見学の日が同じで、2人は出逢い、恋におちる。
ロボットの名前は「モンロー」。
「さとる」と「まりん」は放課後に、工場に行き、「モンロー」に文字や自分達の情報を教えていく。
「まりん」の父親は外交官で身分が違い、2人の仲は引き裂かれる。
「さとる」と「まりん」は、2人は将来どうなるか?、と尋ねると、「モンロー」は、シアワセニナル、と答えた。
しかし、「まりん」の家はイギリスに引越し。
「さとる」と「まりん」は2人の愛を守るために、子供を作ろうと決意した。
どちらも子供の作り方を知らないから、「モンロー」に尋ねると、その答えが、
「333ノテッペンカラトビウツレ」
333、とは東京タワーのことだった。
2人は、東京タワーのてっぺんまで登って行くのだが、高くて怖かったり、強風が吹いて来たり、夜になって眠りそうになったりして、
読んでいるこちらはハラハラさせられる。
それでも、なんとかてっぺんまで行くが、東京は地盤沈下で30センチ、東京タワーが低いことがわかる。
そのうち大人たちも気付いて、ヘリコプターが救援に行く。
「さとる」と「まりん」は、東京タワーのてっぺんにランドセルを乗せ、ランドセルの高さが丁度30センチで、二人は
333からヘリコプターに飛び移る。↓。
先に紹介した、ちゃお、のアニメ化「12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~」には明るい未来がある。
ちょっとおませな小学生と言えなくもない。
しかし、「わたしは真悟」の12歳「まりん」は、頑なに大人になることを拒否する。
そして、今じゃないと、もうこどもの私たちじゃ会えないのよ、と必死で「さとる」に訴え、「さとる」もそれに応える。
その切迫感は、アニメ「12歳。~ちっちゃなムネのトキメキ~」にはない。
「まりん」が何故、それほど、こどもの終わりを拒むのかの明確な説明はないが、饒舌でない分、説得力を感じる。
ここから先は、ネタバレ。
333のてっぺんから飛び移った瞬間に出来た子供とは、それはロボット「モンロー」に意識や意志や感情が芽生えること。
離れ離れにされた2人は、結局、ラストまで再会することはない。
それどころか、「モンロー」に意識が芽生えたことや、2人の子供だということも、ついに最後まで知らないまま話は終わる。
奇跡が起きた、ことを読者以外は、誰も知らないのである。
「さとる」は悲嘆にくれ、自分の思いを「モンロー」に打ち込む。
「マリン、ボクハイマモキミヲアイシテイマス サトル」
「モンロー」はこの言葉がとても大事だと思い、イギリスの「まりん」に伝えようと海を渡る。
「さとる」も「まりん」もそれぞれ境遇は違えど、散々な不幸な生活をしている。
前に、2人がシアワセニナル、なんて言っといて嘘ばっかりである。
まるで、その責任をとるかのような「モンロー」の行動だ。
結局、「モンロー」は「まりん」に会えず、代わりに、「まりん」から「さとる」へのメッセージを届ける為日本に帰る。
それは、「サトル ワタシハ イマモ アナタガ スキデス マリン」というもの。
なぜ、「モンロー」は「まりん」に会ってないのに、そんなメッセージを持っていたのか。
それは、「モンロー」が、ロボットなのに、機械なのに、嘘をついたからだった。
「モンロー」は、色んな事があって、人間になったのだ。だから、嘘もつくし、そのことに葛藤もする。
さらに色んな事があって、ついに「モンロー」は神になるが、次第にエネルギーと記憶を失って行く。
「まりん」から「さとる」へのメッセージさえ、自分がついた嘘だということも忘れている。
メッセージは部分的に欠落して行く。
「サトル」とか「ワタシハ」とか「スキデス」とか「マリン」が抜け落ちて、「イマモ」と「アナタガ」だけになる。
さらに文章は崩壊して、「マモ」と「ナタガ」も抜け落ちて、「イ」と「ア」しか残らない。
そしてラストシーンで、残骸みたいになった「モンロー」は「さとる」に再会し、この2文字だけを残す。
すると、「さとる」がそれを、「アイ?」と読む。
この「アイ」が何を意味しているのかの説明もない。
「愛」なのか?
「I」=「わたし」なのか?「さとる」がロボット見学の作文に使った一人称は「わたし」であり、クラスの笑いものになった。
「わたしは真悟」の「わたし」だから?
「eye」なのか?産業用ロボットの「モンロー」が持っていた能力は部品を識別する目だった。
また、「さとる」と「まりん」は一目惚れ、だったから?
「逢い」なのか?「さとる」と「まりん」はロボット見学で偶然、逢って、放課後に逢っていたから?
「会い」なのか?「モンロー」は自分の母である「まりん」や、父である「さとる」に会いに行く話しであるから?
「アイ」なのか?「さとる」が「モンロー」に最初に教えたのは、カタカナ、だった。
だから、最初に覚えたのが「アイ」。それに色んな意味を付与して、「さとる」に伝えるメッセージとして残したのか?
などと色々と考えられるが、何でも説明しようとする所が「まりん」が最も嫌う大人の条件なのかもしれない。
だから、もう終わりにしよう。
そうそう、言い忘れてました。
タイトルの「わたしは真悟」の「真悟」とは、「モンロー」が自分で自分につけた「人間になった時の名前」です。
「まりん」のフルネームが「山本真鈴」で、「さとる」のフルネームが「近藤悟」だから、2人から一文字づつもらって、
「真悟」にしたそうです。
僕が友達にお気に入りのマンガを勧めると、
「みたけど、君から聴いた話と、ストーリーや物語のテーマが全然、違うんだよ。
困った事に、君から聴いた話の方が面白いから、マンガを読んで損した気分になるんだよ」
と、よく言われるので、そこのところは、ご用心!
BGM. ZELDA「東京タワー」
チェキなベイベー
16/Ⅴ.(月)2016 はれ 学校医のあと、クリニックに戻って受付の採用面接
5月5日はしょこたんの誕生日だが、今年はチケットがとれなくて、バースデー・ライブに行けず。
代わりに、「目黒爆弾娘」という鹿鳴館のベルハーのライブに行った。
「目黒爆弾娘」は、前日に開始時間が発表されて、まるでゲリラ・ライブのようだ。
現在、ベルハーは、あーやんが体調不良で、しばらくは4人体制でライブをやるらしい。
これは応援に行くしかあるまい。
ライブは異様な迫力があり、客も少なかったから、彼女らのハートが直接、届いた良いライブだった。
ライブの後は、物販コーナー、という名のチェキ撮影会がある。
システムは、チェキ1枚500円で、それにメンバーのコメントを書いてもらうとプラス500円、つまり千円になる。
ファンは列を作り、自分の番になると、ステージに上がり、推しのメンバーの前に行く。
すると、そこにはチェキを持ったスタッフがカメラマンとして待機してて、「1枚?2枚?」と聞かれる。
これは、ツーショット写真を1枚とるか、推しのメンバーだけのチェキにするか、それともその両方か、という意味。
僕は、<2枚、両方ともコメント入り>、と言う。合計2千円。
ちなみに僕の推しメンは、みずほ。
以前の記事でも書いたが、みずほ、はさすがで「あ~、かわはらさん」と名前を覚えてた。
「久しぶり。いつ以来?」と言われるくらい久々のチェキなのに。
僕は、おそ松のパーカーを着て、十四松のリスト・バンドをしていた。
みずほは「知ってるよ、それおそ松さんでしょ?じゅりに名前全員覚えさせられたから。もう忘れちゃったけど(笑)」
みずほはずっとニコニコして、コメントを書きながら、僕の方をみて、「ニッ」って笑ったりしていた。
僕は、<不自然なくらい機嫌がいいなぁ。心労なのかな?>と心配したりして。
時間が来たら、みずほは、ハイタッチまでしてくれて、ニコニコと手を振っている。
帰り道、ポケットに手を入れたら、千円札が2枚、入っていた。
しまった!
みずほに、チェキ代を渡すのを忘れてた!
あぁ、そうかぁ、みずほはそれでずっとニコニコしてたのかぁ。
言ってくれれば良いのに。みずほって言わないんだぁ、えらいなぁ。
でも、地下アイドルはチェキ会の収入で生計を立ててる面もあるだろうから、悪い事したなぁ。
2千円、現金書留で送ろう。
しかし、チェキを見れば見るほど、思うのは、僕の写りの悪さである。
真を写す、と書いて写真だし。
可愛い子の隣にいるから、引き立て役になる、という意味だけではない深刻な問題がある。
アイドルが可愛くなくなることを「劣化」などと言うが、僕の場合は、「劣化」ではなく、あきらかに「老化」だ。ショック!
第二次・オイル(老いる)ショック!!
急に自分が醜く思えてきた。自分の外見が嫌になった。
思考は極端な方向に歪む。
もうネイルも美容院もやめよう。外見だけ、いじってもどうしようもない。
服だって、おしゃれしてもしょうがない。たま、みたいに白のランニングでいいや。
でも、これからもツーショットはとろう。
そしてメンバー1人の写真だけを飾り、ツーショットは誰にも見せず、自分への戒めにする。
自分が他人からは醜く見えてることを忘れないために。
そう思いながら、帰り道、最寄り駅の鏡をのぞいたら、そこに映るのは全然良い男。
あれ、俺、そんなに外見、悪くないじゃん!
チェキ写りが悪いだけかな?
それとも、ここの駅は、うそつきかがみ、を使っているのか?
下が、うそつきかがみ。大平さんの4/15の記事「センスを磨け!」から拝借。↓。
まぁ、いいや。人は外見じゃなくて、内面だし。
しかし、オイル・ショックの他に、もう一つショックなハプニング があった。
それは、調子に乗ってモッシュに参加したらメガネを壊したこと。
しょこたんの誕生日にしょこたん以外のライブにいる、という無意識の罪悪感の自己処罰か?
下が、壊れたメガネ。↓。
三日後の5/8(日)には、幕張で「おそ松さん」のイベントがある。
新しくメガネを作る時間はないから、メガネを何とかしないといけない。
とりあえず、アロンアルファでくっつけようとしてみた。↓。
でも、これはうまくいかない。
そこで、セロテープでグルグル巻きにしてみた。↓。
肝心の結合部は、包帯を巻く要領で、ナースの塚田さんに仕上げを頼んだ。これなら、なんとかしのげそうだ。↓。
おかげで、「フェス松さん’16」には無事参加できました。
そのうちBD/DVDも発売されるかもしれないから、ネタバレになる内容は言いませんね。
六つ子、トト子、イヤミ、チビ太、ハタ坊、デカパン、ダヨーンの12人の声優が勢揃いしました。
下は、入場者特典のシール、12人がシェーをしています。↓。
シェーつながりですが、古いアルバムから見つけた写真です。
小さいサイズで、見にくいかもしれないけれど、横浜の港でシェーをしているのは幼い僕です。
白黒の「おそ松くん」がリアルタイムで放送されてた頃です。↓。
それはともかくとして、みずほ、にチェキ代を送らないと。
ベルハーのHPに事務所の住所出てないから、調べなきゃ。
下が、みずほ、のチェキ。↓。
チェキなベイベー!
BGM.The Beatles 「Twist and Shout」 ←((ジョンの第一声に注目!))
おそまつさんでした
8/Ⅴ.(日)2016 はれ 暑い
今日は幕張メッセに「フェス松さん’16」を観に行って来た。
会場は6千500人入るキャパで、昼夜2公演。僕は夜の部に行きましたが、空席はなかったですね。
さらに全国各地でライブビューイングもやってるらしく、きっと何万人の人が、母の日、におそ松に浮かれてた訳ですね。
幕張メッセは、京葉線の海浜幕張という駅が最寄りで、ライブが終わって電車に乗り込むと、おそ松ガールだらけでした。
聞こえてくるのは、エキサイトした女子たちの、さっきのイベントの感想や声優の話題。
僕はそれを聞きながら、<なるほど~、そういう見方をするのか>と勉強してたのだが、
電車が舞浜に止まり、ミッキーやミニーちゃんのカチューシャをしてディズニーのショップ袋を持った客が入り込んでくると、
おそ松ガール達は気配を消して、ネズミのように隅っこの方で小さくなってコソコソ喋っていた。
僕は、なんというのだろうか、ヒエラルキーというのか、クラス・カーストの一部を垣間見させられた気がした。
いつか判ってもらえる日が来るでしょう、頑張ろう!オタク達。
まぁ、そんなことはどうでも良いのですが、皆さん、カワクリ心理・下克上コンテスト、はいかがでしたか?
大平さんのファンファーレから始まって、4枠同時にアップしたのが、4/27です。もうじき2週間です。
ブログをこれだけの期間更新しないでいるのも珍しいのですが、そこはコンテストへかける意気込みで、
是非、皆さんにカワクリ心理部門を知って欲しかったからです。
しかし、どうも反響が薄いですね。
コメントの数がどうこうというのではなく、話題になりませんし、カウンセリング希望者も増えません。
結果なんかすぐに出る訳でもないでしょうが、せっかくのチャンスだから、ここは一気に畳み込んだ方が良いと思うのですが。
たとえば、良い感じで大平さんが「素人代表」みたいなナビゲーションをしてくれたのだから、
そこに便乗して大平さんにお願いして、「大平の、コンテストはこう読め」みたいな感想文を記事にしてもらい、
それに心理が「コメント」を返すなんて言う引っ張り方も有効だと提案したのだけれど。
さすがに僕が<そうして!>って言ったらそうなってるんだろうけれど、それじゃ業務命令だからね。
心理の自律進化の可能性を詰んでしまうし。
僕が「診察とカウンセリングのちがい」と「コンテスト」という記事を書いた時点では、
知り合いの心理の方からメールや意見をもらったのですが、心理の記事をアップした後に反応してくれたのは1人きりでした。
どうですか、皆さん、これで満足しました?
この企画、面白かったですか?
僕は今日のこの記事で、心理・カウンセリング関係のキャンペーンは終わりにしようかと思っています。
そして、新しい記事が書かれて行き、心理の記事もコンテストも下の方に押しやられて、風化して行ってしまうのでしょう。
しかし、それでは労力をかけたのにあまりにさびしいから、そしてブログを読まれる方のタイミングもあるでしょうから、
メカに強い人に、「診察とカウンセリングのちがい」というタイトルで、画面右の上にタグを作ってもらいました。
ここからは、今回の一連のムーブメントに関する記事へ飛べるようになっています。
はじめてここを開いた人にも見てもらえる様な工夫にしました。
同様に、「僕が精神科医になった訳」というのも作ってもらいました。
これもよくされる質問なので、一緒にクリニックのスローガンやポリシーに関する記事をまとめてもらいました。
初めて受診される方が、どんな医者か知りたいだろうから、その参考になればと思いました。
受付の今のメンバーは、ここ数年では1番安心感があるのですが、そうは言ってもまた一波乱あるかもしれません。
なので、増員を考えています。
求人募集をみて、「受けてみようかな」という方も、これをチェックしてみれば、僕やクリニックの印象が掴めるかもしれません。
読んでみて何か思うことがあったら何か感じてみて下さい。
何も思わなかったら、…就活、頑張って下さいね(笑)
ファンファーレ
こんにちは、受付の大平です。
最近暑くなってきましたね。もうすぐ5月だし、ゴールデンウィークも始まるし
クリニックがお休みになってしまう前に、先生が予告していた
心理の皆さんの記事が完成したそうです。
タイトルは『カワクリ下克上・心理コンテスト』
私は上の写真のカウンセリングルームでどんな事をしているのか
臨床心理士とは何をするのか、今だに謎なところが多く、
以前、先生がブログでカウンセリングと診察の違いを説明していましたが
それでも私にはよく分からず、その謎が少しでも解ければいいなと、
今回の心理の皆さんの記事を待っていたうちの1人です。
なので心理の4人がどんな記事を書くのかこれから読むのがすごく楽しみです。
カワクリのカウンセリングルームは診察室より奥にあります。
部屋の中はこんな感じです。
さて、ここで1つだけお伝えしておきたいのですが、
今回の心理の4人の記事へのコメントは大歓迎なのですが
臨床心理という職業上の理由からコメントを個別に
お返事を返すことができないのでご理解くださいね。
BGM. お好きな「ファンファーレ」を聴きながら記事をお読みください
カワクリ下克上・心理コンテスト 第1枠
心理部門のコンテスト、告知があって楽しみにしてくださっていた方々もいらっしゃる中、更新が遅れまして、すみません。
お久しぶりです。とくだです。
クリニックの開院当初からカウンセリングを担当させてもらっています。
私は学生時代に精神分析、それを実践している人たちに触れ、心理臨床家(カウンセラー)の仕事に魅力を感じ、
今自分も心理の仕事をやっています。
心理の仕事と一言にいっても幅広いのです。カウンセリングもやり方がたくさんあります。
その中でも、精神分析の理解を中心に、私はカウンセリングをしています。
精神分析では、無意識の心の活動を仮定します。
今困っていること、意識にのぼっている問題は、無意識の葛藤が影響しているかもしれません。
そういう視点を持って、今ある問題をみつめていきます。
診察とカウンセリングって何がちがうか?
例えば、こういう症状があります、といった時に、診察では、先生から診断について説明があったり、お薬が出たりしますよね。
カウンセリングでは、それをふまえた上で、どういうところから自分の症状がきているのだろうか?
その症状って自分にとってどういう意味があるんだろうか?そういったことを考えたり、感情的に体験したり。
そういうことを通して、その症状をよく理解したり、
似たようなことが起こったら対処できるようになっていく自分になったりすることを目指していくのだろうと思います。
それは再発予防になることもあると思います。
ちなみに、診察とカウンセリングの違い、一般的な説明もちょっとしてみます。
精神科医は、精神医学的な疾病論(生物学的、記述的、といった)に立ちます。
医学的な診断は、客観的な病状を中心になされます。お薬も処方ができます。
カウンセリングで臨床心理士は、臨床心理学的な理解に立ちます。
その人の心の中にある生活史や、時には心理検査という客観的な指標を使って、
心の問題を、主観的にも客観的にも理解しようとします。
お薬の処方はできず、お話をうかがいます。
治療態度も精神科医は、管理的立場でチームワークのリーダー的役割を担います。
心理士は、共感的、非指示的傾向が強く、チームワークでは調整的役割を取ることが多いとされます。
これはどちらが良いかといったことではなくて、一長一短がそれぞれの役割にあるものだろうと思います。
ところで、日本の武道や茶道、その道を究める修行においては、守・破・離(しゅはり)という考え方があるそうです。
まずは型を覚える、型を「守」る。
次にその身につけた型を「破」る。
そして、初めて型から「離」れ、自分の中にその道を修めることができる。
サッカーでもそうらしいです。
元日本代表監督の岡ちゃんこと、岡田監督が言っていましたが、
ヨーロッパの強豪チームには、そのチーム毎のメソッド(戦術)が確立しているそうです。
それをジュニアクラスから叩き込まれる。
向こうのチームは育成制度がしっかりしているので、一貫したメソッドを確立しやすいようです。
そして、プロになる頃には、そこから少しオリジナルなやり方を試しながら、型を破るわけですね。
これは、心理療法においても似ているところがあるんだろうと思います。
その基本の型があるからこそ、型を崩していくことができるという。
型がない中で、崩しているとそれはそれで自分が何をしているのか、迷ってしまう、見えなくなってしまうと思うのです。
そういう中ではカウンセラーもクライエントも迷ってしまいかねないと思うのです。
私たちのこころは常に動いているし、その動きをみていくには、一つの型を自分の中に持ち、
守ることは大切なことだと思っています。
川原クリニックでは開院当初はカウンセリングもまだ今のような形ではなく、
15分〜20分程、診察の前にお話をうかがうことから始まりました。
そこから少しずつ、心理面接の設定をさせてもらえるようになりました。
面接を設定できる、というところはカウンセリングにおいて大切なところです。
精神分析では治療構造という考え方があり、どのように面接を設定するかで、
その治療関係も大きく影響を受けるからです。
意識も無意識も含めて、じっくりと心の中を探求するには、まずは安心してのぞむための環境が必要です。
その素地を作っていくことを大切にしてきました。
治療構造という考え方は、外的にも内的にも構造を作り、カウンセラーとクライエント、双方がそれを守る努力をしていきます。
外的な要素には、時間や料金や頻度といったものが含まれるし、部屋の広さや座る位置や角度も含まれます。
内的な要素というのは、面接をしていく上での約束ごとや、守秘義務についてなどが含まれます。
同じ曜日、同じ時間の設定を維持していくことで心の中に一定のリズムを作るというか、
心理療法のスペースを作るというか、そういったイメージ。
そうすることで初めてそのリズムとずれてくる部分が出てきたり、
それについて検討することができたり、と意味を持ってくるのです。
診療補助であっても、その指針を自分の中に一つ持ちながらやっていました。
そういった視点をもって関係性をみていくことで、関わりを続けていくことで、
少しずつその関係性も変化していきます。
ここはこういった時間なのだ、という感覚というか体験が重なっていくことで、診察とはまた違った、
カウンセリングでの治療関係ができていきます。
関係性ができてくるに伴って、少しずつ時間の設定が変わり、
今は50分、有料といった形で設定することができるようになりました。
そして、この変遷には、やはり共にその関係性を築いてきてくれた人たちがいたことで、
心理面接のスタンダードな基準と同じようにやれるようになってきたところがあります。
じっくりと自分の心と向き合うにはやはり50分というのはちょうど良い時間のようです。
今、心理のメンバーは4人います。
相談室は一つしかないので、曜日によっている人が違います。
月に一度、心理のメンバーで顔をあわせる定例会があり、このクリニックでの心理はどういったものなのか?
案内やホームページを作成していこうとディスカッションを重ねているところです。
私たちそれぞれが考えるカウンセリングはベースの部分は共通しているとはいえ、
人が違えばもちろん大切にするところも違ってくるものです。
案内やホームページではそれぞれの色は分かりにくいかもしれないですが、
こうして各メンバーが書いたものをみるとなんとなくわかってもらえる部分もあるかもしれません。
次は、土曜の担当、谷田さんにバトンを渡そうと思います。
谷田さん、よろしくおねがいします!
カワクリ下克上・心理コンテスト 第2枠
はじめまして。
土曜日担当のやつだです。
心理のメンバー4人はそれぞれ来ている曜日は違うのですが、4人でも何を目指しているのか、話し合いながら、
書きたいことを書こう!ということにしました。
大変お待たせしました。では、ブログ上でバトンを受け取って走っていきますね。
私が思うカウンセリングについて思うことを書いてみます。
川原先生は「診察とカウンセリングの違い」というテーマの中で、「魚の獲り方」をあげていましたが、
「自転車の乗り方を身につけること」で考えてみました。
自転車に乗る練習で、初めは補助輪を付けてやっていて、次には補助輪をはずして、
でも最初は怖いから後ろでそっと支えてもらって、転んだりと繰り返す中で、だんだん一人で走ることを学んでいく。
ある日、後ろには手を添えてもらっていると思いながら実は一人ですいすいと乗れるようになった・・・
後ろにいる人が自分を支えてくれると思う関係性があるから、一つペダルを踏んで、前に行ける。
自転車に乗るスキルを教えてもらうことではなく、転んで痛かったときの気持ちをきいてもらったり、
走り出した時の感覚を言葉にしたり、テンポをお互いに合わせたり、時には合わない感じを確認しながら、進んでいく・・・
カウンセリングでも同じようなことがあるのではと思います。
「百聞は一見に如かず」ということわざがありますが、英語だと“Seeing is believing”ですけど、
逆の、“Believing is seeing”「信じることは見ること」の方がしっくりくる感じがします。
あと、もう一つ。
生きていく上でさまざまな「こころの痛み」があって、あまりにそれが重いと苦しくなって生きづらくなるのではと思います。
その人個人というよりは、環境であったり、人との出会いや死、天災や事故であったり、
人生には一人ではどうしようもないことがあります。
見たくないことはないことにして(最近の言葉で言えば、スルーして)、自分の人生から消してしまえればいいですけど、
なかなかそうはいきません。
生きることはタフなことですが、一度落ちたところから、「再び」生きようとすることの方が、パワーが必要だと思います。
そこから生まれるものは、きれいなものではないかもしれませんが、自分の手で掴んだ実感があるのではないでしょうか。
カウンセリングは、時間や曜日が決まっていたり、当日休んでも料金が発生したり・・・と約束事があるからこそ、
守られた場となると思います。日常生活から離れることで少し自由になり、パワーを溜めていけるのかもしれません。
カウンセリングには100以上のやり方があるそうです。
川原クリニックでは、その中でも精神分析の考え方を大切にやっていこうと、言っています。
心理士も曜日が違ってなかなか会えないのですが、同じような考えを共有できることも、
私の支えになっているなと感じるこの頃です。
次は高橋さんです。バトンを渡します!
カワクリ下克上・心理コンテスト 第3枠
心理のブログ、ずいぶんとお待たせしてしまいましたね。
私の思う心理療法について、ですね。
挑むにしては恐れ多いテーマではありますが
今考えうる限りで書いてみます。
私たちは臨床心理士という者で
こころの専門家なわけですが、
こころというのはおそらく人間に固有のものです。
(人間以外の生き物にこころがあるかという議論は置いておきます)
「生きる意味」を考えるのは人間くらいのものでしょう。
すると、人間にとって、「生きる」というのは2つの面があると思います。
身体的に生きているということと
心理的に生きているということです。
つまり、心臓が動いていて、ご飯を食べて、寝る、お風呂に入る、とか、
生きていても「生きている」ことになるかは人それぞれなのではないかと思います。
仕事をして、家庭を持って、
他人から見たらいわゆる成功した人生を送っているような人であっても
こころの中はひどくからっぽで、
なぜ自分は生きているのかと
問い続けている人も在るかもしれません。
ここはクリニックという場所ではありますが、
明確な症状がなければ心理療法は受けられない、
というものではないと私は思います。
“自分が病気かどうかを知りたい”と初診でおっしゃる方によくお会いしますが、
こころの問題では正常と異常のラインは必ずしも明確でないこともあります。
悲しいことを悲しいと感じること
嬉しいことを嬉しいと感じること
生き生きと生きることができるようになることを望むとするならば
心理療法は多くの人に開かれているのかもしれません。
とはいえ、何らかの症状に困っている人がいるのもまた事実です。
そして、何をもって「なおる」「よくなる」と言うかも
また一つの考えどころだろうと考えていたりします。
が、それはまた次の機会に譲るとして
ひとまずこれで私は終わります。
さて、ラストはいつも素敵なあの方です。
カワクリ下克上・心理コンテスト 第4枠
はじめまして。
カワクリ心理部門の原です。
待合室と、カウンセリングを行う相談室を行ったり来たりしています。
見かけたら気軽に声をかけてくださいな。
カワクリに来ている以外の日に、私は学校で講師をしています。
ある日のできごと。その日はテストでした。
私は学生たちに「テストを受けさえすれば、何とか単位をあげられるかもしれないから、
とにかくテストだけ、テストだけは受けてね」と伝えていました。
それにもかかわらず、テスト当日、ある学生が遅刻してきたのでした。
「すいません、最寄り駅まで来たんですけどー、家にスマホを忘れたんでー、取りに帰ってましたー」とペコリ。
うーーん、気持ちはわかるけど、学生課では決して納得してもらえないこの理由。
テストは受けることができませんでした。
そうか・・・。単位よりも、卒業よりも、君はスマホが大事だったんだよね。
いまや多くの人にとって日常生活に欠かせないモノ。
携帯電話やスマートフォンの人口普及率は約140%だそうです。
この数字のからくりは、ひとり2台以上の携帯端末を持つ人が増えていること。
小中学生やシニア世代にも、かなりケータイやスマホが普及していることも考えられるかな。
今後は、犬や猫などペット用にも携帯端末が普及するかもしれませんね。
ケータイやスマホはもちろんのこと、インターネットを使って私たちの生活は信じられないぐらい手軽で
便利になりました。
探しものをするときにはインターネットはとても便利ですよね。
「○○○ってどういう意味?」
「欲しかった△△、オークションで見つけたんだよね」
「次の女子会、どこのお店にする?」
「この部屋の間取り、よさそうだね」とか。
そして共有する。
友人が食べたおいしそうなランチや新しく飼い始めたペットに「いいね」。
自分と同じような意見や考えを表現している人に「いいね」。
海の向こうの悲しいニュースや遠い国で起こった痛ましい事件もインターネットで共有する。
そうそう、東日本大震災では、被災地からのツイッターを共有したことで救われた命もあったそうですね。
もはやインターネットのない生活なんて考えられない。
インターネットを全く使わない1日、なんて私はムリ、たぶんムリ。
そうそう、これを書いているブログも、インターネットを使って、より多くの人たちに、
カワクリ心理部門を知ってもらいたいから、であるわけだし。
私たちの生活は、「いつでも」「どこでも」「誰とでも」つながるインターネットなしでは、
もう考えられない時代になりつつあるのかもしれません。
思い出の「写真」も、
心に残る「音楽」も、
懐かしい「映画」も、
年末年始の「買い物」も、
新しい「仕事」も、海の向こうの「友だち」も、
まだ見ぬ「結婚相手」も。
私たちの生活に必要なものは、みんなすべてインターネットで見つかる、のかもしれない。
そんなインターネット全盛の流れとは一線を画している場所。
それがここ、カワクリのカウンセリングだと思っています。
クリックひとつで、「いつでも」「どこでも」「誰とでも」つながるインターネットから、
すこしだけ、離れてみませんか。
そう、ここは「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」の空間です。
カウンセリングは「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」の時間です。
カウンセリングには様々なやり方があります。
精神分析的な心理療法では、人の心には、表面に現れていること(意識)だけでなく、
その下に無意識の水準があると考えます。
「学校・会社に行きたくない」「人間関係が苦手」「自分が好きになれない」などの
「困りごと」をとらえるのは意識レベルですが、その原因や背景になっているものは
無意識レベルに眠っていることも多くあります。
それをたったひとりで探していくのは時には困難なこともあるでしょう。
カワクリ心理部門では、困っていることや悩みごとを単にお聴きするということだけではなく、
あなたの困りごとはどこから生じてきたことなのかを一緒に探します。
その過程で「今」「ここ」で起こってくる様々なことについても一緒に話します。
「もしかしたら、こういうことなのかな」という気づきに出会うことを期待して、
あなたと一緒にカウンセリングをすすめていけたらと思っています。
「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」。
私は今、ここでブログを書いています。
そして、「あなただけ」をお待ちしています。
それでは、また。
追伸:
スマホを取りに帰って遅刻してテストを受けられなかった君へ。
よかったらカワクリに相談に来ませんか。
忘れ物をしたり、遅刻したり、きっと困ってると思うんだけどな。
すぐ書け、よく書け
23/Ⅳ.(土)2016 はれ、暑くはないが、半袖の人もいた。
先日、お昼を食べて、午後の診察開始まで、13分、時間があったから、なぞなぞ、を一枚作りました。
これです。↓。
昔、糸井重里が「萬流コピー塾」で、コピーの秘訣を「すぐ書け、よく書け」と言っていて、
これをカワクリのモットーにしようと思っているのですが、中々、難しく、院長自らが実践してみた、という訳です。
なぞなぞ、はいつもはクリニックに実際に来る人しか、やりとり、が出来ないので、
今日は普段、クリニックに来れない遠くの人にも参加出来るように、ヒントや答えまで教えちゃいます。
答えは、記事のラストにあるので、見たくない人も、最後だけ、読まなければ安心です。
まずは、Q1、はこれです。↓。
ヒントは、化物語の忍ちゃんは、元は、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード、です。
これが何かがヒントです。
アニメに詳しくない人にも判るように、消しゴム、が大ヒント!
次いで、Q2、はこちら。↓。
ヒントは、4のライオン、や5の虎、に惑わされないことです。答えの動物は、猫族じゃないです。
5で考えないで、4と6の間、と考えるのが大々ヒントです!
Q3とQ4は、続けて行きます。こちらです。↓。
Q3のヒントは、ガイコツを別の言い方に変えましょう。簡単な言い方です。
Q4のヒントは、本当、を若者言葉で。あっ、でも、キムタクもよく使いますね。それを女言葉で。
今回の、なぞなぞ、のタイトルは、4/15の大平さんの記事、「センスを磨け!」のオマージュでした。
面白い言い回しをするなぁ、と思ったからです。↓。
大平さんに聞いたら、これは、しずかちゃんの「女を磨け!」から取ったそうです。↓。
変なドラえもんフィギュア・シリーズを紹介する記事だから、
ドラえもん、つながりで、しずかちゃんを持ってくるとは、センスが良いですね。
さすが、センスを磨け!、と上から目線で言うだけあります。
さっきも言ったように、今回のなぞなぞはここから参加出来ます!
全問正解者(自己申告)には、大平さんの妹さんが描いてくれた「川原先生・美化・似顔絵」画像をプレゼント!
コメント欄から、「全問解けた」と送って下さい。そこに画像をお送りします。
もらった人は、一週間以内に、5人にその画像を送って下さい。
うそです。それじゃ、不幸の手紙ですね。俺は、志らく、か。
最後になりました。なぞなぞ、の答えです。
クリニックで解きたい人は、ここから先は読まないで退室して下さいね。バイバイ~
それでは、正解の発表です!
A1.消しゴム、なので、「ゴ」と「ム」を消して暗号を読みます。
すると、「まいにち いいち のんでます」→「毎日、良い血、飲んでます」になります。吸血鬼っぽいでしょう?
A2.「4」と「6」の間の檻にいる動物だから、「四」と「六」の「間」です。
「し、ろく、ま」→「白熊」です。
A3.ガイコツを簡単に言うと、骨、です。それを見て言った悪口だから、「あっ、骨」→「アホね」です。
A4.本当は、マジ、です。女言葉で言うと、「マジよ」になります。つまり、正解の外国のおばけ(?)とは、「魔女」でした。
いや~、なぞなぞ、って本当に良いものですねぇ~。皆さんは、4問中、何問解けましたか?
BGM. ガス・バッカス「恋はスバヤク」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
おまけ、だよ~ん。
以前の、「おそ松さん、なぞなぞ」(2/15作成)のQ2、の答えも教えましょう。問題はこちら。↓。
sackyさんへ。これの正解は、「十四松だから、野球」ではないです。
「ろうかのはしにいる」ので、「はし・ろうか」→「走ろうか」です。十四松が考えそうでしょう?(笑)
十四松ついでに、ご紹介、僕は今、こんなリストバンドをしています。
第9話、十四松の恋、で‘彼女’がラストシーンでしてたものを商品化したものです。↓。
リストバンドの下にチラッと見える、右手のネイルは‘彼女’の暗いモヤモヤを、
左手のネイルは十四松と出会って吹っ切れた心境の変化を表しているように見えませんか?
親指だけ比べると、よりそう思いません?。↓。
いよいよ、次回から、心理部門の記事がアップされて行きます!
大変長らくお待たせ致しました。
あっ、今回の記事のタイトルは、皮肉じゃないですからね。念のため。