9/Ⅰ.(土)2016 大平さん、ソロ・デビュー!
クリニックのコンセプトは、病院らしくなく、川原先生の家に行くように。
「徹子の部屋」とか「さんまのまんま」みたいに、お部屋でお話しをする。
教科書的な治療空間作り、というのが実はあって、
刺激の少ない白い壁、音楽はクラッシックかイージー・リスニング、絵も風景画など、
ま、判らない訳ではないが、
これが書かれたのは何十年も前のことで、その間に世の中は激変しているのに、
誰もそれを見直そうとしてないように思う。
或は、もはや、スタンダードというものが作れなくなってしまった時代なのかもしれない。
そうは言っても、カワクリも最初は、教科書的に作りはした。
ホームページのギャラリーの院内写真をみてもらえれば、開業当時は今と全然違うのが判ると思う。
ガランドウ。
しかし、直に僕は思ったのだ。
病院っぽさに抵抗を示す人は多いし、刺激が少ないって決め付けてるけど、
その「風景画」やその「クラッシック」の曲に嫌な思い出が有る人はいない、という保障だってない。
万人に共通する刺激の少ないもの、なんて存在しないだろう。
極論だが、どうせ何をしたって誰かしらに何かしらの「影響」があるなら、
いっそ、本当の川原先生の部屋を作って出迎えよう!、とある種、開き直りに近い、ひらめきと英断で、
僕の好きな物を飾る、今のスタイルになった。
これはほぼ毎日、何かしら変化がある。
僕が診察を終えてから夜中にかけて、ポスターの位置を変えたり、BGMを入れ替えたり、フィギュアを飾ったりしてる。
だから、僕はクリニックに朝の9時から深夜の2時くらいまでいる。
家には寝に帰るだけ。
以前、刑事さんがクリニックに訪れたことがあって、「ここはお住まいですか?」と聞かれたことがある。
刑事さんが勘違いした位の雰囲気を醸し出しているのは、それなりに実際に、ここにいる時間が長いからだと思う。
それが「徹子の部屋」や「さんまのまんま」のセットと違うところだ。
「場」が力を持ち、空間や空気感が本当っぽくなり、生気が宿る。
患者さんの反応はみてると真っ二つだ。
嫌な人は最初の時点でビックリして拒絶反応を隠し切れずに、診察を受けずに帰っちゃうし、
反対に「ここが落ち着く」と言ってくれる人もいる。
有り難いのは、そう言ってくれる人の多くが、決して、アニメやアイドルのファンだという訳ではなく、
そんなもの全然知らないお年寄りから、「ここは落ち着く」と言って貰える時が至福の時だ。
フダン着で来て下さい、フダン着で待ってます、は、クリニックのキャッチコピーで、フダン着は私服の時だ。
つまらない「しふく」のダジャレは見過ごして貰うことにして、
「ここが落ち着く」と言ってくれる人が増えると、
診察日以外にも、ふと立ち寄って休憩しに来てくれる人や、マンガの続きが気になったと読みに来たり、
勉強だけしに来る学生も出てくる。
僕は実はそれを見越して、設計の時点でカウンターテーブルを勉強しやすい高さに作ったのだ。
開業以前の病院で、外来の待ち時間に、暗がりで、膝の上にテキストブックを置き、テスト勉強をしてる子をみて、
それが印象に残っていたから、ここのクリニックを作る時に真っ先に考えたのが、
勉強に適した高さのテーブルだった。
それを受付スタッフが見守れる位置に配置した。
受付の応援してくれるまなざしを背中から感じるアイデアは、僕の過去のプラスの実体験によっている。
医師国家試験の追い込み時期、僕は毎日、近くのカフェテリアで1日勉強していて、
そこの女性店員は3人で、僕を見守っていてくれて、たまにお水を入れに来てくれて、声をかけてくれて、
随分と力になった。
だから、その恩返しみたいな気持ちがある。
こうなると、好循環で、患者さんからもプラスのエネルギーをフィードバックして貰えて、
するとこちら側の思いと患者さん側の思いが交叉して、力と力が作用して、磁場が生じる。
それがとても治療的な空間作りに貢献して、僕はその磁場の力の恩恵を受けて、そこに僕がいて、
そして他のスタッフがいる。
ここに来た時だけ、「ゴミを拾っておきました」とか「洗面所が濡れてたから拭いておきました」と言って、
家ではしないお手伝いをしてくれる人もいる。
今はそれがとても有り難い。
ひょっとしたら、パワースポットってこうやって作られるのかもしれないな、と思ったりする。
そういう善行と思いやりの連鎖が、カワクリの持ち味で真骨頂なのだと自慢したい。
だから、僕はそのためにも、こうして夜中まで残って、ブログを書く。
…って、ちょっと押し付けがましいですね。
今日、1月9日は、クリニックの開業記念日です。
スタートは、平成19年1月9日で、あの日も今日と同じ土曜日でした。
その記念すべき日に、新人の大平さんが、独り立ちデビューでした。
縁起が良いから、頑張って欲しいものです。皆さんも暖かく見守ってあげて下さいね。よろしくお願いします。
しかし、早いもので、カワクリは9周年です。山口百恵の活動期間が8年だから、抜いたな。
BGM. RCサクセション「去年の今頃」
留守電
8/Ⅰ.(金)2016 後藤さん、本日で卒業
今日、1月8日は映画「傷物語」の公開日ですね。
診察室には、それを記念して、「忍ちゃんコーナー」を作りました。↓。
また、1月8日は受付・後藤さんのラストの日でもありました。
お昼にインド・カレーを一緒に食べに行きました。
「おわカレー」ということで。
さて、今日は「留守電」の話です。
正月に美容院に電話したら定休日で、美容院は留守電でした。
その声の主が、僕の担当の美容師さんでした。
聞いたら、留守電は2パターンあって、もう1つは僕のネイリストさんの声だそうで。
<え~、普通、受付の人がするんじゃないの?>と尋ねると、
2人は、顔を見合わせて、「ウフフ…」、と笑った。
<まさか、コンテストでもやったの?>と聞くと、
「そんなものしませんよ」と大笑いして、そんなもの扱い。
うちは昨年、心理部門で下克上コンテストをやったのに…。それの詳細については、また別の機会に。
今の僕の髪色は黒。
皆さんの評判は、「その髪いいですね」「今までで1番いいです」「似合ってます」とすこぶる良い。
本当は、これから水色にするための一過程に過ぎないのだが。
これまで金髪にピンクとか紫のメッシュだったから、暗に「フツーにしてれば良いのに」と言われてるようで、
まるでテレビで暴走して空回りしている中川翔子に対するお茶の間の声のようで、心中複雑…。
美容院に始めてかかる時、受付の電話の対応で受けるイメージは変わる。
我々は外界の情報を五感に頼ってキャッチしている。
特に人の第1印象は、見た目で判断されることが多い。
美容院は見た目の手助けをする専門家だ。
見た目と同様、留守電で聞かせる声も大切だ、という判断の元、2人は選ばれし者なのかもしれない。
美容院と病院は発音が似てる。
びよういん、と、びょういん。
受付の声や留守電の声が大切なのは、病院やクリニックでも重要なことだと言えよう。
だけど、ここで考える。
人相が単に顔の作りだけでなく、その人の内面性も映し出すトータルな物を指すとするならば、
声質にも同じことが当てはまるのかもしれない。
一体、声が良いと云うのは、どういうことなのだろう。
全然、関係ないのだが、僕は元・まんだらけのコスプレ店員「声」の写真集を持っている。
丸尾末広の「少女椿」や永井豪の「けっこう仮面」などのコスプレをしてて、その「声」って子が可愛いのだが、
きわどい写真ばかりだ。
そもそも、「けっこう仮面」のキャッチフレーズって、『顔を隠して体隠さず』だから、
「けっこう仮面」のコスプレ、って、ほぼヌード。
この写真集の表紙も「少女椿」の緊縛写真だから、さすがにここでは紹介しにくい。
なので、背表紙だけ。↓。
最近、ブックオフでみつけたのだが、「声」は根本敬、笠原しろう、町野変丸、会田誠らにボディ・ペインティングさせて、
DVDを出してた。
相変わらず、アヴァンギャルドだったが、すべからく、可愛かった。
特に会田誠の描いた「生きていても意味がない!」というペイントはインパクト大だった。
思わず、買ってしまった。
声、つながりで思い出したのだが、昔、テレクラの「さくら」で何十万も稼ぐと言う人をテレビでみた。
人の好みはそれぞれだし、平成も28年になる今、「普通」など存在しない、ということは子供でも言うが、
あえて言わせて貰えれば、その人は「普通に」可愛くなかった。
電話越しの声だけで、月に何十万も収入を得ていたのだ。
そう言えば、洗剤のCMだけに出演する手のキレイなモデルというのもテレビでみたことがある。
「普通の」人だった。
彼女らは「声」や「手」だけで勝負している。
ある種、フェティッシュ心をくすぐるのか。
価値が多様化した現代は、魅力さえも細分化し、パーツ・パーツに分けて、フェティシズム歓迎の時代になったのか?
今後は医療の現場もさらに細分化・専門化が進み、いずれこんな時代が来るだろう、というジョークがある。
それは、右耳が聞こえづらい人が、ある耳鼻科を受診した。
そうしたら、医者が、「うちでは診れませんよ。私は左耳専門です」。
この段落、いるかな?
まぁ、いいや。せっかく書いたんだし。
今日のテーマは、「留守電」です。
クリニックの留守電は、初期の受付の岡田さんの声をそのまま使用しています。
本人も、OK、してくれてるから。
岡田さんとは、今ではメル友で時々、魔娑斗目撃情報などを教えてあげています。
そんな仲ですが、やっぱり新生カワクリを打ち出すには、岡田さんの後釜を用意しなくてはと思ったりしていました。
その候補の最右翼が、何を隠そう、今日で卒業した後藤さん、だったのですが。
彼女のことだから、今からでも頼んだらやってくれそうだけれど、
「あのクリニックの留守電は、いつも卒業生を使ってる」
と噂になってもなんだしな。
留守電のコンテスト、今度、在校生でやろうかな。
BGM. さくら学院「My Graduation Toss」
新春緊急企画、ベルハーを考える
5/Ⅰ.(火)2016 今日も暖かかった
僕のベルハーのライブの欠席が続いている。
ブログでも、「BABYMETAL」やその母体である「さくら学院」ばかりを露骨に推している、との指摘も受けた。
杞憂の事態である。
そこで今回は、「ベルハーを考える」というお題で、足が遠のいてしまっている現象を考察しようという企画だ。
こうして新年になって記事をアップし続けている理由は、もしも今スマホを見るくらいしか娯楽がない、という
極限状態にいるかもしれない少数の方への、僕からの粋なはからいです。
ま、スマホ見れれば、違う娯楽がありそうだけど。
ベルハーを知らない人は、以前に「予告ブログ、BELLRING少女ハート」という記事を書いたので探してみて下さい。
さて、ベルハーのライブから足が遠のいている理由を考えよう。
まずは、ベルハーはコロコロ、メンバーが変わりすぎる。
せっかく、チェキを撮って応援しようかな、と思った辺りで辞めちゃう。
次に、運営がしっかりしてなくて、ライブ終了後の物販の並び方がよく判らない。
頼んでおいた特典のDVDとかの配布も遅い。
とどめは、握手会の1人の時間が長く、それが売りでもあろうが、待ちくたびれる。
どこかのアイドルグループは、1回3秒、だと聞いた。ベルハーは長すぎ。
明日が仕事だと思うと、帰りたくなっちゃう。
以上の3点が、ざっと思いつく理由だ。どうですか?これだけでも、十分、足が遠のいてしまうでしょう?
アレ?でも、これどっかで聞いたことないか??
落ち着いて要点を整理してみよう。
理由その1、メンバーが慣れた頃に辞めてしまう。
理由その2、システムが判りにくい。
理由その3、待ち時間が長い。
うちじゃん!ザッツ・カワクリじゃん!
今の時期で言えば、後藤さんの卒業もあるし、受付が変わりすぎですね。
それから新患予約のシステムや、診察の順番が判りにくいと不評だし。
待ち時間の長さは診察時間の長さと好意的に解釈出来ても、申し込んだ書類の作成も遅いですね…すみません。
あぁ、これでは、皆さんの足も遠のいてしまうかもしれませんね。
これは今後のカワクリの課題ですね。
ベルハーのことなんか言ってる場合じゃない。
これは深く反省しなくちゃ。反省しよう。
よし、反省おしまい。
新年にいつまでもくよくよしてても、しょうがない。
申年だし、反省は、反省猿にまかせておけば良いですね。反対の賛成!
それでは気を取り直して、ベルハーのメンバーと撮ったチェキの一部を紹介しましょう。
主に辞めてしまったメンバーを中心に。
まずは、ゆうゆ、の生誕祭。誕生日だから、ゆうゆは、セーラームーンのコスプレをしました。
いっぱいコメント書いてくれました。裏にも。16才の誕生日でした。↓。
アンナは、受付の後藤さんと山﨑さんが、「ベルハーで唯一、かわいい」と推してました。↓。
もえちのブログは、ライブのセトリをきちんと書いてくれてるので良かったです。
あっ、知らない人がいたらいけませんね、セトリ、はセット・リストの略です。要は、その日の曲順のこと。
下が、もえち。↓。
この他にも、ベルハー関連は受付カウンターに貼ってあります。
良かったらみて下さい。↓。
今では、
<先生のイチオシ・アイドル、「ベルハー」です!>、
というポップがエアコンの風に吹かれて、哀しく揺れています。↓。
今度からちゃんと行こう!
まぁ、それはともかく、今日は1月5日、カワクリもニューイヤーダッシュでスタートを切りました。
そう言えば、スタッフの誰かが、1月5日が誕生日だと言っていたな。
「15(いちご)の夜」を忘れはしない、思い出になったかしら?
アリャ、結局最後は、BABYMETAL、になっちゃった。
BGM. BABYMETAL「ヘドバンギャー!!」
前日
4/Ⅰ.(月)2016 今日もやっぱり暖かかった
いよいよクリニックの新年スタートが明日になりました。
1月5日です。
皆さんに印象づけてもらえるように、「けいおん」のメンバーが手の平に「5」と書いてお知らしました。
実はこれは、「けいおん」のアニメ化5周年の時にクレーンゲームの景品になっていたものを、
UFOキャッチャーの達人が完全コンプリートして、カワクリに寄贈してくれたものです。
去年は、5日が月曜日だったから、「5日まで休みと教えてくれています」とか言ってました。
使いまわしですね。Aさん、ありがとう。毎年、活躍しております。↓。
語呂合わせが好きな人は、「1月5日」=「1・5」=「いちご」、と覚えているかもしれません。
そんなファンシーなあなたに、クリニックの「いちご」っぽいものを紹介しましょう。
まずは「けいおん」つながりで、お会計の時にお目にかかる、あずにゃんのフィギュアです。↓。
これは裏をひっくり返すと、蟻んこ澪ちゃん、がいます。↓。
蟻んこ澪、は「けいおん!!」の二期のどこかのタイミングのエンディング・テーマ曲のアニメーションに
登場していたから、識ってる人にはお馴染みで、懐かしいでしょう。
これはライトアップすると綺麗なので、興味のある人は受付にリクエストして下さい。↓。
その隣の通称「寝釈迦コーナー」には、しょこたんの「ストロベリー・メロディー」のブロマイドが
写真立てに飾って置いてあります。↓。
この曲は、ものすごくハイトーンな出だしで、30才のバースディ・ライブの時のしょこたんは苦しそうだった。
少し、keyを落としてやりゃいいのに、と思いました。ライブ・レビュー、もう直、書きます。
「いちご」と言えば、BABYMETALの「ヘドバン」の歌詞~15(いちご)の夜を忘れはしない~を
思い出す、そこのあたなに、コルセット祭りで全員着用義務のコルセットの写真を。
診察室の入口、ベルハーの「6次元ギャラクシー」の額装ポスターの上にあります。↓。
今のところ思いつくのは、そんな所です。意外と少なかったですね、いちご。
無理矢理こじつければあるんですけどね。
「いちご新聞」=「サンリオ」=「キティ」=「鏡の国のアリス」で、強引にアリスに持っていくとか。
でも、あんまり新年早々、さもしいのも、ね。↓。
と言う訳で、話題を変えます。
今日は、休み明け前日ということなので、美容院に行ってきました。
その後、渋谷のLOFTで「ほぼにち手帳」と受付に置くカレンダーを選んで来ました。ギリギリですね。
それから中野ブロードウェイに行って、カードを計4枚、入手。
1つは、まんだらけ、でスクーパーズのカードが¥200だったので即買いしました。↓。
スクーパーズとは、「さくら学院」の新聞部のことで、新聞だから、スクープってことなのでしょうね。
ご存知ない方のために、さっきチラっと話に出たBABYMETALも元は「さくら学院」の部活動「重音部」でした。
スクーパーズの2人は、BABYMETALの先輩に当たります。
去年の12月、「さくら学院」のKATT劇場での父兄会(コンサートのこと)にゲストで出てきました。
すごい大人でビックリしました。
ちなみに僕はチケットに落選して、隣のKATT劇場の別の会場でライブビューイングしていました。
せっかくなのでスクーパーズのカードは、そのチケットに並べて貼ることにしました。↓。
その他、3枚のカードは、忍野忍(おしの・しのぶ)です。
いよいよ、「傷物語」の映画が始まりますが、カードはアニメ「鬼物語」&「傾物語」のものです。
この2作品はセットになっていて、「鬼物語~しのぶタイム」の主役がまよいちゃんで、
「傾物語~まよいキョンシー」の主役が忍ちゃんになっています。
ふちが紅いのが「鬼物語」で黄緑が「傾物語」です。あっ、傾物語は「かぶき・ものがたり」と読みます。
これらは、それぞれ¥100、¥150、¥100でした。↓。
ブロードウェイのエスカレーターに昇らずに、すぐ右の方にある店でこれらはゲットしました。
「物語シリーズ」「まどマギ」「エヴァ」などの品揃えが良く、他の店より安いので、割と穴場です。
ポケモンも多いです。
そこでずっと欲しかった忍ちゃんのフィギュアも見つけました。↓。
メリーゴーランドに乗っているのは、小説の「鬼物語」の表紙のイメージですね。↓。
今日の中野は良い買い物が出来ました。
新宿に出て、山手線に乗り換える時、駅弁の店を覗いたら、横川の釜飯が売ってたので夕飯に買いました。↓。
横川の釜飯ってデパートの駅弁フェアでもすぐ売り切れてしまうのに珍しいなぁと思ってたら、
容器が使い捨てに変わっているんですね。だから量産できるようになったのかな。↓。
よく東京で食べれない物はない、と聞きますが、そうなのかもしれませんね。
ご当地で食べるのは雰囲気を味わうとか、有難味の何割増しかって云う、心の問題なのかもしれないですね。
なんか話が難しくなりそうなので、やめますが、釜飯の中身は、同じです。美味しかったです。↓。
そうだ、何か言い忘れてると思ったら、今日は美容院に行ったのです。
ここ数ヶ月は、でんぱ組の最上もが、を目指していたのですが、いつまで経っても似ないのでやめました。
今日からは、綾波レイ、にしました。
髪色を全部、綾波ブルーにするのは無理なので、襟足だけを何ヶ月かかけてブリーチして、水色に近づけて行きます。
で問題は、襟足以外の大部分を何色にするかです。
話が急に変わりますが、こないだ、しょこたんのブログで見たのですが、
「AYANAMI BLUE」という絵の具が商品化されてるそうです。
しょこたんは世界堂で買ったっぽいから、見に行ってきました。
もう単体では売ってなくて、セットしか有りませんでした。
誰かに見せびらかそうと思って購入しました。
しかし、よく考えたら見せびらかす友達がいないので、クリニックに飾ったり、美容院に持って行ってます。↓。
箱を開けると、3本セットはこうなって収納されています。↓。
しょこたんの記事には「でも、これ綾波の髪以外に、どこに使うんだ?」って書いてあって面白かったです。
まぁ、僕はどっちみち絵を描かないからね。見せびらかし専門。
そうだ!思い出した。
で、美容院で見せびらかそうと思って、今日、持って行って、ひとしきり自慢して。
「今日はどうします?」って美容師さんに聞かれたから、流れで、<綾波レイ>って言ったんだ。
それが髪型が、綾波レイになった真相です。
髪色の話に戻しますが、(皆さん、ついてこれてますか?)襟足以外の大部分を何色にするかです。
綾波レイと言えば、プラグスーツ(エヴァに乗る時に着るスーツ)の色は白です。↓。
綾波レイ、と言えば、大抵、イメージするのは、純白と水色です。↓。
しかし、日本人の髪色を白にするのは不可能に近いです。
そこで思いついたのが、劇場版エヴァQ、に出ていた「アヤナミレイ(仮称)」です。↓。
これは従来の綾波レイとさかさまのイメージで、プラグスーツが黒です。
ですから、これを手本にして、襟足を水色、全体を黒に、つまり逆立ちさせたような配色にしようと言う訳です。↓。
こう書くと、簡単に話が進んでいるように思われるかもそれませんが、全然違います。
美容師さんはエヴァも綾波もほぼ知らないので、彼女はパソコンを検索しながら、なんとか会話が成立しました。
まるで、外国人と話しているような気分でした。
これは何ヶ月かかけて挑むプロジェクトなので、まだお見せ出来る仕上がりではないので、数ヵ月後をお楽しみに。
でも、ネイルは見せられます。
ネイルも、僕がその場でお題を言うのを聞いて、ネイリストさんがインスピレーションでこしらえます。
僕は即興で言うから、ガチンコ勝負です。まるで、お正月の寄席の紙切りとかみたいで大変そうです。
今日は綾波レイの流れなので、ネイルのテーマもその線にしました。
題して、「綾波レイ。ニューイヤーダッシュ2016」です。
それの仕上がりが、こちら。↓。
こんな感じで、1月5日の用意をしています。
入口の自動ドアには、アニメ「おそ松さん」の福笑いポスターを貼って、皆さんをお出迎えします。↓。
明日になれば、カワクリ2016年のオープンです。
BGM. 石野真子「明日になれば」
ロックは語れない
4/Ⅰ.(月)2016 きっと今日も暖かそう
正月早々、こんな自慢もあったものではないが、僕はメカに弱い。
それは多分、人間は思春期までに獲得した能力とその利息で生きているのでは?と思ったりするからだ。
まぁ、この仮説は甚だインチキで、さっき思い付いた思いつきで、統計学的にも疑わしい。
サンプルは1、僕だけだから。
学術的に言えば、仮説というより、「1例報告」に過ぎない。
僕は中高でタイプライターを習わなかった。
だから、今でも、パソコンのキーボードは右手の人差し指1本で打っている。
ジャスト・ナウ、たった今、皆さんがご覧になっている、この文章も右手の人差し指1本で打っている。
とは言え、それでも毎日、使っているから、結構、速いのだ。
「世界・指1本だけ・早撃ちコンテスト」なんてのがあったなら、上位入賞、狙えるかも。
意外と盲点なのは、思春期の頃はまだ一般家庭にFAXがない時代だったので、FAXが判らない。
FAXは今でも業務上使用頻度が高いもので、全部、受付にやって貰っている。
オーディオ機器も、レコード・プレーヤーとカセットレコーダーの接続とか、
ビデオもβやVHSの類なら自在にダビング出来るのだが。
コピーガードを外す機械も秋葉原で買って持っていた。
しかし、時代が変わって、僕が大学生の頃、CDとかMDが出て来た。
あそこら辺からがダメ。まず、MDが判らない。
従って、DVDのダビングとかが出来ない。
いや、しちゃいけないのだから、出来なくて良いのだ。捕まる心配もないし。
つまり、生活していく上で、分相応に暮らしている分には、何の不自由もないのだが、
1点困るのは、クリニックの待合室に流しているBGM.が、Ipod.なのだ。(←スペル、合ってるか?)
パソコンの中のItunesって奴に、曲を入れて、Play listを編集する所までは何とか学習した。
あとは、見よう見まねで、テキトーにイジって、何とかしている。
何が困るって、CDによって音量(音質?)が異なるのだ。
クリニックは天井に8個のスピーカーが埋め込んであるから、ちょっとの差が増幅される。
曲によって爆音でビックリさせられたり、小さすぎてノイズのようにしか聞こえなかったり。
最近の新譜は大体、音を揃えて来たが、極端に大きいのは、きゃりーぱみゅぱみゅ。
それとアニメ「日常」ブルーレイの特典CDの劇中伴奏曲。これがデカイ。
逆に小さいのが、ビートルズ。プロパティからオプションを選択して音量を調整しようとしても、
出来る限りMAXの(+5)にしても、きゃりーちゃんの(-5)より小さい。だから使えない。
最近出た、「Beatles 1」とジョン・レノンのソロだけ何故か、普通。
だから、それらだけ流している。
音量を一定に出来る方法があれば良いのだが、これまで一応、何とか手作業で微調整してきて、
なんとかなっているので、それがオジャンになるのは悲しい。
だから、仮に教えて貰っても、100%の確率か駄目だった時の保障がなければ、冒険する気になれない。
それに今のところ、コツをつかんだから、日々の暮らしは凌げるし。
ずっと不思議だったのが、曲順。
シャッフルに設定しているのだが、一曲目が毎回、必ず同じ曲なのだ。
以前に小森さんがブログの記事に書いてた気がするが(違ってたらゴメン)、
偽物語、の月火ちゃんの「白金ディスコ」がずっとかかっている時期があった。
毎朝、月火ちゃんの、♪ホラ、どっこい♪、の掛け声で1日が始まる。
それはそれで素敵だった。
それでも我々は解析を進めた。
そのうちに判った法則は、「プレイリストの1曲目がかかる」だった。
当時、「白金ディスコ」はプレイリストの1曲目だった。
しかし、プレイリストの順番がどうやって決まるのかが判らない。
Ipodに入れた順番でもなかった。
なんだろう?と思って、最近、発見したのは、どうやら、曲名・アーティスト・アルバムの次の
「ジャンル」が最優先されていて、そのアルファベット順に並んでいるようだった。
これを調べてみると、「Alternative」がトップで、「Blues」「Classical」「Pop」「R&B」「Rap」
「Rock」「Sounnd track」…などとなる。
アニメの主題歌・劇中歌は「Sounnd track」に分類されるのだが、何故か、「白金ディスコ」は
「Alternative」に振り分けられていた。
「Alternative」って、簡単に言うと、前衛音楽、のこと。
ディスコ+音頭の融合だから前衛なのかな?
何かの間違いだろうと思って、今は「Sounnd track」に修正したから、順番は下の方に来ている。
この「ジャンル」というのはCDに記憶されているのだが、誰がどういう基準で決めているのか?、が、
今の1番の謎だ。
さくら学院やしょこたんや大瀧詠一が「Pop」だったり、
きゃりーちゃんが「Dance & House」で、BABYMETALが「Metal」というのは、まぁ判る。
初音ミクが「Electronica」もなるほどと膝をうつ。
ところが、ビートルズは「Rock」だが、ジョン・レノンのソロは「Pop」という基準は何だ?。↓。
さらに興味深いのは、同じジョンのソロの同じアルバムでも「イマジン」だけは「Rock」なのだ。
昨年、亡くなった野坂昭如の楽曲も「Rock」に分類されていた。↓。
一々尤もだと僕は感心しているのだが、一体どんなセンスの持ち主がこの作業を担当してるのだろう?
野坂先生と、イマジン、と、ビートルズは「Rock」。
アニメ「おそ松さん」の主題歌のカップリングを内田裕也が歌っているが、それは「Pop」。↓。
良いセンスだなぁ。誰が選別しているんだろう。
よく「Rock」とは音楽のジャンルではなく、生き様だ、などと言われる。
極めつけは、野坂昭如の「サメに喰われた娘」。
この曲は僕が昔、野坂先生の記事を書いた時に(BGM)に抜擢したくらい、1番好きな歌なのだが、
この曲の「ジャンル」がなんと「Indie Rock」だって。↓。
本当にそうだよなぁ。誰なんだろう、コレ決めてる人。
会ってみたいなぁ。
ちなみに、戸川純は「Rock」で、大森靖子は「Pop」だった。
頑張ろう!大森靖子!!
二〇一六年一月四日 川原達二
年賀状2016
3/Ⅰ.(日)2016 春の陽気みたいに暖かい
去年のラストは忙しかった。
イブの診療が終わったのが11時半で、25日は0時5分だった。
気がついたら、クリスマスなかったです。
ですから、両日に来院された方は、とても待ったでしょう。
ごめんね。
今年は、なるべく待ち時間を短縮し、皆さんが終電で帰れる、ことを目標にします。
年末は地上波で格闘技もやるし、休みも短いから、ずっと家で呑んでいました。
不思議な物で1年に1回くらい、ケンタッキーって食べたくなりますね。
さいたまスーパーアリーナに行ったことがある人なら判ると思いますが、
SSTと言えば、KFCですね。
なので僕は大晦日の格闘技を観ながらチキンを食べて、ワインを数本空けました。
そのあおりを受けて、一日遅れで、元旦に年越しそばを食べて、日本酒を数本空けました。
2日になって、やっと、おせちを食べて、日本酒を数本空けました。
本当なら一升瓶の方が安上がりなのですが、
「一升瓶を何本もゴミの日に出すのは恥ずかしい」と家の者が言うものですから。
うちは誰も呑まないので、僕の飲酒分だけなのですが、
休日ともなると朝から呑んでしまうのが人情ですね。
一升瓶がゴロゴロ出る。
4kg、太りました。
今年は、5日から外来がスタートなので、今日あたりからリハビリを兼ねて生活しないといけません。
ようやく今日、年賀状書きをしました。
今、書き終わって、投函して来ました。
やっと暦に追いついた感じです。
その勢いで、皆さんにも新年のご挨拶の記事を書こうと考えたのですが、
機械の文字でご挨拶というのも味気ないので、
せっかくですから、今、書き上げた年賀状を写メに撮ったので、
それをここにアップすることで、年賀状代わりにして頂こう、という企画です。
本来なら、「しょこたんバースディ・ライブのレビュー」を書くと予告しておいたのですが、
お正月明けに逢えない方もいるでしょうから(特に、遠方の方や入院中の人をターゲットに)、
予定を無視して、優先順位を変更しました。
最初はこんなバージョンで書いてみました。↓。
1枚、1枚と書いてるうちにアイデアが湧いてきて、少しづつ、ミニマム・チェンジして、
いつのまにやら、スリムになりました。体重は減らないけど。
一月三日に年賀状を出す良い点は、年賀状とは慣習では一斉に三賀日に届くものでしょう。
それが遅れて届く分、じっくり味わって読んで頂ける点でしょうか。
一月三日に年賀状を書くメリットは、もらった賀状のコメントが書けることでしょうか。
対話というか、文通みたいになりますね。
家族写真を載っけてる方には、<ベスト・ファミリー賞を差し上げたいですね!>とか、
赤ん坊やペットの写真を全面的に打ち出してる人には、<可愛いね~>などと、
思ってもいない言葉を添えて。
ま、初嘘、ですね。
…って、そんなに悪い人ぶることもないですね。
話の筋を、年賀状に戻しましょう。
同じ教室出身の先生方には、
去年、恩師が亡くなってしまったけれど、我々は長生きしよう、と書いて出しました。↓。
晴れ着の綺麗な娘さんが写ってる方には、
<娘さん?キレイでござるな>
と書きました。突然変異みたいに、とても綺麗だったから。↓。
健康のために、テニスを始めた、という旧友には、
ジャンケンのパーに‘す’を書いて絵文字にして(テニスの意味)家族に読まれたくなさそうなことを書いてやった。
ちなみにこいつの奥さんとはよく美容院で一緒になるらしいから、奥さんにもメッセージを書いておいた。↓。
同じく健康のために、マラソンを始めたという人生の先輩には敬意を払って、
<マラソンですか?すごいですね~>
と書き、差をつけて置く。↓。
毎回、ポールの来日公演のチケットをとってくれる友人F.の誕生日が、一月三日、だから、
<誰かのハッピー・バースディ>として暗に覚えているよ、と伝えておく。
大抵、一月三日生まれなんて、誕生日と正月を一緒に祝われて、卑屈になっているはずだから。↓。
前の病院で一緒に勤めていた先生は、今年、還暦になるそうで、
<ヒデキ、カンレキ~!おせちにあきたらカレーもね!>
と昔懐かしいCMのダジャレを書いて送った。
あっ、若い人は知らないよね。
西城秀樹が「ヒデキ、感激~!」ってやってたハウス・バーモンド・カレーが元ネタです。
今、ユーチューブ、検索したら、動画があった。
今後の人生で何の役にも立たないと思いますが、良かったらみて下さい。↓。
遠くの年取った親戚が寄越す便りには、「皆さんで遊びに来て下さい」という血の通った物を感じるから、
<ぜひ、遊びに寄らせていただきたいと思います>
と心を込めて伝えることが出来たのも、一月三日に年賀状を書くメリットだ。
まぁ、忙しくて、遊びにいけないがな。口先だけでも。↓。
今、アップして気付いた。「ぜひ」が「せび」になってる。
口先だけだから、書き間違っちゃったのかな。もう投函しちゃったよ。しようがないや。
以前に、家族に来た年賀状にも勝手にコメントを書いたら、ひどく怒られたので、今年はそこだけ注意して、
こんな感じで、およそ3時間くらいで、思ったよりスイスイと仕上がった。
今年は良い年になる予感がする。
1つ残念なのは、
「大岡山のホームで、川原クリニック、の看板が見れて嬉しかった」
と書いてくれた親戚がいたことで、
何が残念かと云うと、あの看板はもうやめてしまうのです。
新患のアンケートでも、あの看板を見て来た、という人は年間1人くらいで、宣伝効果はなくって、ほとんどはネット。
でも、こうして見て喜んでくれる親戚がいるなら、看板を残しておけばよかったカナぁ。
世の中、金や効率ばかりじゃないからなぁ。
ワニを買ってくれた恩もあったしなぁ。
まぁ、過ぎたことを言っても、しょうがない。
前向きに行こう!
皆さん、2016年もよろしくお願い致します。↓。
今後のブログは、去年のGWに行われた「しょこたんバースディ・ライブのレビュー」から開始と言いたい所ですが、
ちょっと難航しており、また心理部門が充実して来たので、そちらからのメッセージが先になるかもしれません。
では、今年が皆さんにとって良い年になりますように。
去年、運が悪かった人は今年がうんと良い年になりますように。
今年もどうぞ、よろしくお願い致します。
二〇一六年一月三日 川原達二
受付だより~後藤エンドレスエイト~
2015年12月18日(金)
皆さんこんにちは。受付の後藤です。
本日12月18日はどんな日かご存知ですか?そう!スティーブン・スピルバーグ監督のお誕生日です!
しかしそれだけではありません。
前回のブログで後藤が大好きと公言させていただいた、涼宮ハルヒというアニメシリーズでは、
12月18日はとても重大な事件が起こった日なのです。
ハルヒシリーズをご存知でない方に簡単にご説明させていただきますと、
ハルヒシリーズの中に「涼宮ハルヒの消失」という作品があります。
『消失』ではタイトル通り、ハルヒが主人公のキョンの前から姿を消してしまうというお話。
(これ以上先はネタバレになりますので、興味のある方はカワクリで読んでみてください)
そのハルヒが姿を消したのが12月18日なのです。
ってあれ?この書き出し・・・デジャブ?
なーんて、思って下さった方は素晴らしい記憶力!笑
この冒頭は丁度一年前、私の先輩お二人が卒業されてその思いを綴った記事の冒頭のものです。
もうお二人がご卒業されてから一年も月日が流れたのですね。早いものです。
富田さんと天明さんが卒業され、小森さんと山﨑さんが入って下さいました。
以前の二人とは異なった二人だけれど、小森さんと山﨑さんとのトリオはそれはまた一味違ったカワクリらしい受付となりました。
そしてサポートスタッフ増員計画により、NEWスタッフの関矢さんと大平さんが加入!
そんな折、私後藤も1月いっぱいを持って卒業を迎えることとなりました。
気が付けば約3年、川原クリニックでお世話になりました。
過ごした3年を思い返すと、本当に色々なことがありました。
一年前はこのブログで先輩方との思い出やこれからの受付への思いを綴らせていただきましたが、今回は皆さんとの思い出を綴らせて下さい。
この3年を振り返ると、受付なぞなぞ計画や聖誕祭企画、突然のクリニック雨漏り事件なんてものもありましたね。
雨漏り事件の時は仕事中に突然天明さんの頭上から、蛇口のような水が降って来て、慌てて富田さんと3人の手で水を受け止めました(笑)
その異変に皆さんがお気づきになり、雨漏りの対策を教えていただいたりと本当にありがとうございました。
雨漏りをご心配いただいたお電話もあって、カワクリは本当に皆さんに支えられていると実感しました。
他にも不慣れで作った受付のなぞなぞを、多くの方に解いて頂きました。
数えたら後藤だけで9作品もリリースしていました!
デビュー当時と比べたら、なぞなぞの難易度やデザイン度も少しは上がっていったと思います。
ヒントや回答を通してお話してくださった方も多く、なぞなぞは本当に受付にとって大切なコミュニケーションツールです。
「早く次の作ってよ」とリクエストを頂けた時は、本当に作ってよかったと思えました。
クリニックに飾られているポスターやフィギュアも、多くの方と話すきっかけになりました。
ハルヒの話題を始め、ラブライブやゴジラ、化物語、さくらちゃん、おそ松さん、まどまぎ、ねこあつめ、ポケモン、etc…数え切れないほどの話題で盛り上がりました。
漫画やアニメの他にも、音楽や映画、小説、お料理の話、大岡山のパン屋さんいついてなどなど、他愛もない話まで。
お会いした方々お一人お一人を思い出す度に、こんなお話しをしたな、こんなことがあったなと甦ります。
カワクリはイベントも大切にしていて、バレンタインにはチロルチョコを配ったり、
先生のアンチクリスマスでは12月なのにわざとハワイアンな曲をかけたり。
お花係りも復活すると、各所に置かれたお花を「きれいね」と愛でていただけて、
それが嬉しくて次はどんなお花にしようと選んだり。
夏ごろには涼しげなオイル時計がやってきて、皆さんから「どこで売ってるんですか?」と注目の的になりました。
秋には勿論ハロウィン!「あれ?カワクリの受付さんならコスプレしてるかなって思ったんだけど(笑)」ともよく言われました。
私は生まれは平成、心は昭和なので「秋と言えばお月見ですよ!」と言って笑われました。
私は三度の季節をここ川原クリニックで巡りました。
そんな中で本当に様々なことがありました。
この経験や思い出は私にとって大切な宝物です。
悔いのない夏休みを終わらせて二学期に進むハルヒのエンドレスエイト同様に、
後藤も皆さんとの思い出を胸に次のステップへと進もうと思います。
皆さん、本当にお世話になりました。
ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました。
BGM.Lady GaGa「Born This Way」
Dr.スランプ コモリちゃん
2015年12月15日晴れ
みなさま、ご無沙汰しております。
バトンの行方について、ご心配をおかけいたしましてすみません。
ずっと書きたかったことがあったのですが、なかなか書けない。いやー、書けない。
キーボードが進まず、気づいたら師走になってしまいました。年越しにならなくてよかった!!
(先生の予告ブログの気持ちが、少しわかったような・・・。)
わたしも先生のブログを心待ちにしているひとりなので、最近の怒涛の投稿を楽しんでいます。
ついに、謎の最終兵器も登場しましたよ!わたしも、うかうかしてられません!今回は腹を括って書きました。
題して「わたしが精神科受付になった訳」
以前にも書きましたが、わたしはカワクリに来るまでまったく異業種の仕事をしていました。
これまでの仕事は楽しかったし得意だったので、このままスキルアップしてキャリアアップして、なんて考えていました。
ところが転職して2年目のある日、どうしても会社に行きたくなくなりました。
でも、当時のわたしは会社を休むということがどうしても出来なくて、休みたいと電話するくらいなら行ったほうがまし。
そんなことを続けていたら、楽しかった業務も人間関係も、いつのまにか苦痛になっていました。
楽しい予定を立てようと思っても、自分がなにをしたいのか、なにが好きでなにが嫌いなのかよくわからず
会社には行きたくないしで、途方にくれてしまいました。
とりあえず、少しでも興味が湧いたことを見逃さないようにし、かたっぱしからやってみました。
ひたすら寝てみたり、本を読んだり、映画を見たり、人の話を聴きに行ったり、旅に出たり。ゆっくりゆっくり、時間をかけて。
そうしていたら、だんだんと自分の感覚を思い出してきました。
社会とか常識を基準としない、自分の感覚です。好き嫌いとか、喜怒哀楽とか。(ディランが帰ってきたぞー!)
で、それに従った結果、会社を辞めました。
この間の経験のなかでも特に大きかったのは、いろいろな人に出会ってたくさん話をしたことでした。
いろいろな世代の、生活環境も仕事も自分とはまったく違った人たちでした。
こんなに多種多様な生き方があるのか?!目から鱗がぼろぼろ落ちました。
もっと早くその人たちに出会えていたら、もっと楽に生きられたのに・・・。
そうなんです。
わたしが13歳のとき、母が病気で亡くなりました。
親戚はみんな札幌に住んでいたので、文字通り、父が男手ひとつでわたしと弟を育ててくれました。
思春期真っ只中のわたしのまわりには、父と、学校の先生しか大人はいませんでした。
その頃のわたしは、好きだった勉強は大嫌いになり、遅刻して行き、授業は寝続けていました。
でも、学校の先生たちは声をかけてくれませんでした。
今思えば、母を亡くしたわたしにどう接したらいいのかわからなかったのかもしれないし、もしかしたら声をかけて
いたけど、わたしには響かなかったのかもしれません。
とにかく、誰にも話せず、いろんなことをひとりで抱えこんでいました。
あのとき、家とか学校以外の場所や、親とか学校の先生以外の大人がまわりにいたら、わたしはもっと楽に
生きられたんじゃないか・・・そう思いました。
さて、この頃にはそろそろプー太郎生活にも飽きてきて、そろそろ働かないとなと思っていました。
さて、どんな仕事をしようか??
このときひとつだけ決めたことがあって、それは、生活費のためだけに働くことはしない、ということでした。
こういう言い方は語弊があるかもしれませんが、決してそれを否定しているわけではないのです。
ただ、わたしはそれをやったら、また燃料切れになってしまうと思ったのでした。
このわたしのお休み期間は、まわりに「プー太郎うらやましい」と言われれば、「でしょ!!」と返していましたが
なかなかしんどくて、でも振り返るとわたしの人生の転機だったんですね。
誰かが、「いやいや、そっちじゃないよ」と教えてくれたんだと思っています。
いま、そんな時間の中にいる人たちに、わたしの経験が役に立つのではないか?
これからは、幅広い世代の人たちと接していきたい、そう考えて精神科の仕事を探しました。
経験もスキルもないけど、精神科しか考えていませんでした。
そして、カワクリの募集を見つけました。
面接で初めて先生にお会いして、話をしたとき、やっと見つけたと思いました。
どうしてもここで働きたい!と、念を送っていました。届いたようです。笑
そして働き始めて、やはりわたしの確信に間違いはなかったと思いました。
ですが、、、ここ最近、わたしはまた見失っていました。自分が何をしたいのか、どう生きたいのかということを。
そう、これがブログを書けなかった理由です。
ただ、昔の自分と違ったのは、今回はひとりで抱えず、いろいろなひとたちに助けを求めました。
頼って、甘えて、助けてくださいと言いました。
そして、復活しました!
今回、わたしに働き始めたときの思いを思い出させてくれたのは、先生はもちろんのこと、クリニックのスタッフ、そして
なにより患者さんでした。そう、これを読んでくださっている(もちろん、読んでいない人も含めて)みなさまです。
原点に返って、もう一度やってみようと思います。わたしのカワクリでの第2章の始まりです。
先生がスタッフに求めることに、テロリスト集団から身を挺して守ってくれる人とありました。
もちろん守ります。でも、いまのわたしは何度妄想しても、患者さんに守られる結末になってしまう・・・。
弱っ!!鍛えます!!
ここで働くことを通じて、みなさまに恩返しができればいいなと思っています。
でも、また迷走するかもしれません。だって、人間だもの。そんなときには、厳しく言ってください。
おいおい、言ってることとやってることちがうじゃねえか!と。
この記事が、適切な内容かと言われたら、そうじゃないかもしれません。十中八九N・Gです。
でも、わたしがどうしても伝えたかったのは、ひとりで抱えず、誰かに助けや答えを求めてもいいということ。
人はひとりでは生きていけない、支え合って生きていけばいいんだということ。
だから敢えて、自分の弱いところや経験を書いてみようと思いました。
増子さん(怒髪天)に負けないくらいの、くさい記事になっちゃった。ちゃんちゃん。
BGM.怒髪天「宜しく候」
父とライバル
27/ⅩⅠ.(金)2015 亡き父の誕生日
僕が大学2年の試験中に父が死んだ。
<試験で大変な時期に死ぬなよ>と思ったくらいで、僕は父子の葛藤はあまり抱えていなかった。
それは僕が二人兄弟の次男で、昔はやっぱり長男は特別だから、兄が良いクッション役になっていたからだと思う。
父が死んでから、およそ30年くらい経つ。
やっと僕も冷静に父との関係を見直せるようになって来た。
その位、時間はかかるよ。
勿論、個人差があるだろうから、あくまで参考資料としてね。
そうしたら、僕の気持ちの中にも変化が生じて、父へのライバル心のような物が産まれて来た。
それは僕が勤務医から開業医になり、僕の知っている父と同じ土俵に立ったこともあるかもしれない。
父に対して、うらやましい、という思い、嫉妬心のようなものに気づき出した。
それは様々あるが、嫉妬心を「本来、自分に入って来て当然と思う物が相手に行ってしまった時に生じる」と定義したら、
その最たるものは、
<父さん、唯ちゃんと同じ誕生日でいいなぁ>である。
下が、2010年にTBSショッピングで当てた、唯ちゃんのバースディ・カード。
クリニックの入口左手の衝立に貼ってあります。立体形です。↓。
唯ちゃんが父と同じ誕生日なのは毎年記事にしてるから、長くブログを読んでくれてる人には最早、風物詩ですね(笑)。
と言う訳で、普段はカワクリに来れない方々に「けいおん」&「唯ちゃん」の一部を紹介しましょう。
相変わらず、待合室のテレビモニター側の窓には垂れ幕が張ってあります。
初めての人は巨大でビックリしますよ。↓。
さっきのバースディ・カードの近くには、唯ちゃんのほぼ等身大パネルがあります。
近くにはジャンボ・バルタン星人やゴモラやピカチュウ達がいて、カオスです。↓。
診察室のソファには、唯ちゃんのほぼ等身大低反発クッションとクタクタ顔のクッションの無言の存在感が目を引きます。
診察の時、気が散りそうですが、診察は皆さん真剣なので、よっぽど慣れるまでは目に入らないようです。↓。
その他にも細々したものがありますので、カワクリにお見えになった際には探してみて下さいね。
BGM. 榊原郁恵「アル・パシーノ+アラン・ドロン<あなた」
ミネラル少女
25/ⅩⅠ.(水)2015 小雨、少し寒い
ハワイに行った時のこと。
僕はハワイは食べ物が合わなくて、それ以外は何の申し分もない島なのだが、食べ物が合わなかった。
そんな僕は、外国人(?)向けの寿司屋にばかり通った。
ハワイの寿司屋にも日本酒はあった。
僕は、日本と同じ調子で、<お水もちょうだい>と言った。
すると、その店で接客をしていた女の子は日本人だったが、「お薬を飲むのですね?」と言った。
僕は<この子は一体、何を言ってるのだろう?>と首をかしげた。
すると、彼女はウインクをして、もう一回、「お薬を飲むのですね?」と言って水を持って来てくれた。
僕はそれでもまだ訳がわからず、メニューを見ていたら、ソフトドリンクの欄に「ミネラルウォーター」を見つけた。
そうか、ハワイでは、水は有料なのか。
確かに、飲料水がただで出てくるのは、日本くらいだと聞いたことがある。
彼女は、同じ日本人の僕に恥をかかせないように、遠回しに教えてくれていたのだ。
よく見ると可愛い子だ。
造形が整っているのではなく、内面性が人相に滲み出ている本物の可愛さだ。
写真写りばかり良い薄っぺらな上滑りな女とは一味違うのだ。
そんな彼女が何故、こんなハワイの寿司屋で働いているのだろう?
僕はそれが不思議だった。
そして彼女の店が跳ねるのを待って、僕らは夜のハワイのビーチを散歩した。
お互いの話をして、僕らは恋に落ちた。
な~んて、後半は妄想ですが。
それはともかく、それ以来、僕は日本に来日してから、必ず、ミネラルウォーターをチェイサーとして注文している。
ミネラルがメニューにない店では、ウーロン茶を別に頼んで、チェイサーにしている。
あっ、チェイサーってお酒を呑む時に、アルコールを加水分解するために、飲む水のことね。
車が追いかけっこするのをカー・チェイスって言うでしょ?アクション映画とかで。
あのチェイスですね。お酒を追っかけるみたいに呑む水のことです。
最近のお気に入りの飲み屋は、自由が丘の外れの店。
そこは日本酒が充実しているのだが、メニューにミネラルウォーターがない。
だから、僕はウーロン茶を別注文していた。
他の客は、普通に、水をもらっている。
僕はそれを尻目に、ハワイの寿司屋の少女を思い出して、君に届けとばかりに格好をつけて、只の水を貰わないでいた。
しかし、給仕にくる少女が持っているサービスの水のボトルを見て驚いた。
それは富士ミネラルのミネラルウォーターだった。
僕は彼女に声をかけ、ミネラルがあるのか?、と尋ねると、「ありますよ」と瓶を自分の頬の横に寄せて微笑んだ。
僕は、<じゃ、それ頂戴。ウーロン茶はキャンセル>と言った。
彼女は、「わかりました」と言って、水をくれ、伝票からウーロン茶を消した。
僕は、<あのさ、そのミネラルウォーターにお金を払いたいんだけど>と言うと、彼女は「これはサービスです」と言う。
僕は、<だから、お金を払って、水を飲みたいんだ>と言うと、彼女は「?」と首をかしげた。
仕方がないから、僕はハワイの寿司屋のエピソードを話して聞かせた。
すると彼女は、「わかりました。じゃ、ちょっと聞いてきますね」と奥に走って行った。
やがて店主が来て、「当店のこだわりで、お酒を美味しく召し上がって頂く為にミネラルを無料で提供しています」と言う。
しかし、それではこちらが困るのだ、と僕も引き下がらない。
店主も頑固だ。
水の料金を払う、貰えない、の押し問答が続いた。
この言い合いに水入りしたのは、給仕の少女だった。
彼女は店主に僕のハワイのエピソードを言って聞かせ、説得した。
そうして僕は晴れて、ミネラルウォーターにお金を支払うことに成功した。
僕が彼女に礼を言うと、彼女は「親びんを説得するのは大変だったんですからね」とふくれて見せた。
まぁ、それは可愛いふくれっ面なのだが、彼女、店主のことを、親びん、って呼ぶんだ。
そして僕のテーブルに富士ミネラルの大瓶が置かれた。親びん、って感じだ。
<ちゃんとお金を取ってね>としつこく僕が言うと、「わかってます!ほんのちょっとですからね!」とツンデレみたいに言った。
それがとてもチャーミングだった。ハワイのあの子も元気かな?
お会計の時、伝票を見たら、おそらく彼女の小さな字で、下の方に、「お水、10円」と書いてあった。
BGM. 岩井小百合「水色のラブ・レター」