こども用心棒

6/Ⅳ.(金)2012 はれ
僕は、毎朝、東工大の構内を突っ切ってクリニックに来るのだけれど、今朝の桜の開花状況は以下のようでした。↓。

皆様方におかれましては、今週末など、お花見をされるのかしら?。我が家には、お花見の習慣はありません。
その最大の理由は、僕が鳥類が嫌いだからで、奴らは人間がビニールシートとかひいて何かを食べていると寄って来る習性があるでしょう?。僕はそれが恐ろしく、おちおち座って居られないので、お花見はしないのです。
昔、僕以上に鳥類を嫌う女の子がいて、その娘は特に『鳩』が嫌いで、自分の口から『はと』という単語が出るのさえもイヤで、『鳩』のことを『とは』って呼んでいました。「コワい!電線に『とは』がいる!」なんて突然に言われても、何を言っているんだか、最初は意味がわかりませんでした。
そう言えば、以前、徳田さんに聞いた話で、親戚の男の子(幼稚園くらい)はたとえば休日とかに家族で公園でお弁当を食べていたとして、そこに鳩が現れてお母さんのご飯を狙ったりすると、お母さんとお母さんの食料を守るために、寄って来る鳩を蹴散らして、追い払ってくれるのだそうだ。大人も、「ほら、〇×ちゃん、鳩が来たよ!お母さんを守ってあげて!」とか言うのだろう。彼の勇姿が目に浮かぶ。何とも頼もしく、微笑ましい光景ではないか。
僕も、そんな用心棒がいるのなら、お花見に行ってもいいかな。ビニールシートの周囲に『こども用心棒』を配置して、鳩が忍び寄って来ようとも、撃退してくれる。それなら僕はシートの真ん中にあぐらをかいて花見酒をしよう。つまみは卵焼きとタコ足みたいな赤いウインナーとかまぼこ、それに佃煮が少々あればいい。こんな処で、僕は呑むのだ。↓。

『こども用心棒』募集しようかな。何人くらい必要かな?。鳩はすばしっこいからな、7人は欲しいな。『7人のこども用心棒』。
なんだか黒澤明の映画のオマージュ(パロディ?)みたいだ。
BGM. 石川ひとみ「ハート通信」


11 Replies to “こども用心棒”

  1. 初めてコメントします。
    先生のブログいつも楽しく拝読しています。
    東工大の桜、見事ですね。
    うちの子も鳩が怖いようで、前は公園でお弁当を食べるのに苦労していました。
    でもいつも誰かしらが勇敢な子が近くにやってきて、鳩を遠ざけてくれていました。
    今ではうちの子も、キリッと「鳩さん、あっち行ってって言ってくる!」と
    自ら行動するようになり、平和なお弁当タイムです。
    子ども用心棒は可愛い小さなヒーロー ですね。

  2. とは?
    小学生のころ、ナップサックにいれていた弁当をカラスに荒らし食われ
    それからしばらくカラス恐怖症でしたが、大人になると治りました。

  3. きれいな桜の写真です。私は明日、目黒川沿いの桜を見てきます。先生はお酒がイケるんですね。うらやましい。「つまみは卵焼きとタコ足みたいな赤いウインナーとかまぼこ、それに佃煮が少々あればいい」。可愛らしい感じのお花見ですね。『とは』!聞く側には、その方がこわい。

  4. そうですか。東工大のキャンパスを突っ切ってクリニックに来るなんて素敵ですね。
    私も東工大の大岡山キャンパスが、大好きです。特に桜の季節が一番ですね。
    満開の桜ブログにUPしていただいて、ありがとうございます。

  5. そういえば、昔、鎌倉の海岸でお弁当を食べていたらハンバーガーとフライドポテトをとんびに奪われたことがあります。家族の間では今でもその話題がたまにのぼりますよ。

  6. きれいな満開の桜の写真、UPしてくださり、ありがとうございます。
    見に行こうかな。桜は早いですものね。
    この下で…飲んでもお弁当でも、ただぽけーっとしても、いいですね。

  7. お花見やらないんですか・・・・もったいない。
    洗足池の桜山なんか昼もいいですけど。夜桜なんか最高ですよ。
    今は養生していて、あまり人もいないんじゃないかな・・・
    先生もハトはとはという別の生き物にしてお花見を楽しんで下さい。

  8. 鳥類は頭が良いのです。毎年、桜の時期にどこに行けば、美味しいものがありつけるのか良く分かっています。
    バックやリュックの中から見える所においていても、さっと来てあっという間に食べ物を持って行かれる。だから、
    花見にみたいにズラッと美味しいものを並べていては、あまり人が居ない場所なら安心してゆっくり食べて居られますが、上野や新宿御苑とか見事な花見の場所には大体の経験値からして、鳥類の方が人間より上をいっているのでないかと思います。
    花見のカラスとり、バーベキューの時の方が匂いがもっと美味しい匂いを醸し出すので、鷹や鳩、カモメ、カラスと
    様々な鳥が空にぐるぐると回っています。一度、バーベキューで鍛えた方が良いですよ。
    花見の鳥など、私には雲の絵柄の一つにしか思いませんよ。食べたければ、食べなさい。と、思います。
    男の人の方が意外と鳥や虫に弱いんですよね。私が、隣に居たら怖いもの無しですよ。
    ちなみに、岩手の花見はゴールデンウィークのうちだそうです。
    新幹線で来てみます?料理は3重箱でご用意します。

  9. 追伸
     皆さんがきっと驚いたことだと思うんですが、川原先生が日本人としての文化である「花見」の習慣が無いなんて、どういう事なのか、、、?と、お思いになられていると思いますよ。先生は、孫が出来るまでそういう機会を設けないつもりですか?皆さんが洗足池や目黒川など、桜の名所をあげていますよ。私は目黒川沿いも素晴らしいと思いますし、洗足池のボートに乗りながら花見をするのはいかがではないでしょうか、、、?と、おもいますよ.
    去年のブログの桜の写真は夜桜でしたね。先生が撮ったものとは思えないほど、神秘的に綺麗に取れていました。
    今年は「桜のアップ」は、どこから撮ったのかと思うアングルで、結構な力作ですね。しかし、「桜全体」の写真は左に傾いていて、私には気になって気持ちが悪い。
    どっちにしろ、先生は「花見」はしたことがないようだけど、いつも桜を綺麗に写真を撮ろうと頑張っていますね。
    誰よりも、桜に惹きつけられている。
    3日後、津波で死んでしまうかもしれないと分かっていたら、生きている内に「花見」など先生が経験をしたことがない事をマジでやろうと思うでしょ。
    ゴールデンウィークにこちらに来れば、花見を見ることはできますよ。
    東京に迎えに行きますから、一度「清水の舞台から飛びおりる」気持ちになって、一度「花見」をしてみたらいかがでしょうか?
    見えないものを見ることや知らない世界を経験することがいかに大切なことか、そんなことも分かるようにもなりますよ。私も岩手の花見はどういうものなのか、経験できるかもしれない。

  10. 三鷹市の某病院の中庭で、菓子パンを食べようとした瞬間にカラスに奪われたことはあります(笑)。
    Freakさんも書いてらっしゃる通り、鳥は頭良いです。我が家の近くにも大きな公園があり、
    そこに住むヒヨドリが、我が家のベランダにもエサを求めて来ていました。
    が、我が家には猫がいるので、それに気づいたヒヨドリたち、次の日から全然姿を見せなくなって
    しまいました。
    鳥が怖ければ、傍らに猫を配置しておくと、近寄ってこなくなりますよ(笑)。

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