5/Ⅶ.(月)2010 くもり時々雨
K-1 WORLD MAX を国立代々木競技場第一体育館まで観に行く。
魔裟斗引退後のK-1 MAXが生き残りを賭ける大会だ。
魔裟斗の階級だった70kg以下級トーナメントはファイナル16のぶつかり合い。
新設された63kg以下級は日本代表を決めるワンデイトーナメント。
その2つを同時にやってしまおうというのだから太っ腹だ。
63kg以下級はリザーブ・マッチから熱かった。すべての選手に意気込みと危機感があった。
第1試合で、前回メーンをKOで飾った優勝候補の上松が敗れる波乱に始まり、どの試合も面白く、退屈な試合がなかった。 決勝戦もKO決着で盛り上がった。 華のないペンキ職人が優勝したが、準優勝の久保優太と三位の才賀紀左衛門はいいキャラだ。 あの谷川プロデューサーが「かわいい」という久保キュンは22才、あの魔裟斗が「可愛くない」と言ったキザえもんが21才。 70kg以下級の中島弘貴は今日が誕生日で22才。 あと何人か、この位の年の人が出るといいな。 魔裟斗みたいな男は、そうちょくちょくは出てこない。‘数’が欲しいな。
BGM. キャンディーズ「年下の男の子」
今週のTV番組
4/Ⅶ.(日)2010 グズグズ振ったり止んだり
録り貯めていたTV番組をまとめて観る。
・アニソ~ンぷらす[世紀末オカルト学院]特集…OPテーマは中川翔子の「フライングヒューマノイド」だ。
・アマガミSS…人気ゲームのアニメ化だが、なんとも言えず。とりあえず、もう一話観て決める。
・タモリ倶楽部…来週よりHD化するにあたって、一つの問題が勃発。
10年使用している現在の「お尻を振る」オープニングは、
4:3のためレターボックス化すると黒い額縁が出てしまう。
その対策を考える番組。新たにお尻を振るモデルも選ぶ。浅草キッドがゲスト。
・ポケモンサンデー…7╱10公開の映画「幻影の覇者ゾロアーク」公開直前スペシャル。
街の守り神として呼ばれていた伝説の3体エンテイ&ライコウ&スイクンが街を襲う。
何故?それは、ゾロアークが化けていたのだ。
・「私の優しくない先輩」恋する気持ち応援スペシャル…ハルヒのヤマカン監督による
7╱17より公開される映画の紹介番組。
暑苦しい不破先輩役を「はんにゃ」の金田がやってる。
ヤマカンならではのこだわりのダンスシーンが散りばめられ、
最大の見せ場は主人公のヤマコが歌う5分半に及ぶ壮大なダンスシーン。
ワンカットで撮影されたそうだ。
エンディング・テーマ曲「MajiでKoiする5秒前」は、80年代の軽快なアイドル・ポップみたいで大変よろしい。
発売されたら、待合室で流そう。
・爆笑レッドカーペット…浅草勢VS吉本勢によるチーム対抗なぞかけ。個人戦だと、ねづっちの圧勝だから。
石井慧が審査員で出てた。
元気そうで安心した。
・歌の楽園…やっくんが司会の「リクエストと実力派シンガーがつくる夢のメドレー」。
テーマは「七夕・願い」。
‘おかいつ’のはいだしょうこと中川翔子が、ミカバンドの「タイムマシンにおねがい」
~田村直美の「ゆずれない願い」~岩崎宏美の「ロマンス」を歌う。
最後は尾藤イサオが「悲しき願い」でしめた。
・UFCでは秋山が「三角」で負けた。
格闘技界は大変だ。そんな中、ブロック・レスナーはヘビー級統一戦で逆転勝ちした。
これからは、レスナーか?今週は、K-1とDREAMがある。
BGM. RCサクセション「ミスター・TVプロデュ―サー」
ザ・ヒストリー・オブ川原①~「家族の肖像」
3/Ⅶ.(土)2010 蒸し暑い、くもり夕方から雨
7月はお誕生月なので、「ザ・ヒストリー・オブ・川原」と題して思い出にひたることにする。
その第一弾。
生まれて初めて好きになったアイドルは天地真理だった。
カトリック系の幼稚園から小学校に通っていた僕にとって、「天地創造」の天地に、
「わたしは道であり、真理であり、命である」の真理を名に持つアイドルは、
堂々と好きになっても許される安心感があった。
天地真理の本名は、斉藤真理といい、実家は茅ヶ崎の南口の駅前にある「斉藤不動産」
だという噂があったが、真偽の程は定かではない。
父は、なんとか僕に勉強させようと、「斉藤不動産にお嫁に来てもらうよう頼んでやるから」と
交換条件をチラつかせた。
しばらくして、森昌子が「せんせい」でデビューした。
僕と一緒に歌謡番組を観てた父は森昌子を大変気に入り、「娘に欲しい」と言った。
父は堅物だが、時々おかしなことを云う。
僕はブラウン管の森昌子を観ながら、こんなモンチッチみたいな奴にいきなり家に来られて、
今日からお姉さんよ、などと言われても困ると思った。
その頃、モンチッチ、まだなかったけど。
茅ヶ崎は潮風から家を守るために海沿いには松林が広がっている。
僕はそこらじゅうに落ちている松ぼっくりを見ては、忌々しく森昌子を自由連想した。
そんな折、ラチエン通りに密生しているヘビイチゴを食べることで評判の上級生「マミー」が
松ぼっくりを食べることに成功したというニュースを耳にした。
朝の礼拝で、僕は「マミー」に「森昌子、好き?」と話しかけてみた。
「マミー」は「くれんの?」と答えた。
僕は、こいつらはお似合いだな、森昌子は「マミー」にまかせた、と思い随分と気が楽になった。
母は働き者で浮かれたことはまずなかった。
だから芸能人で誰が好きかなんて話も聞いたことがない。
唯一、歌舞伎の坂東玉三郎を贔屓にしていたくらいか。
晩年は、兄がアリスの堀内孝雄に似てると誰かに言われたらしく、2か月半くらい堀内孝雄を応援していた。
僕は部屋に月刊明星か月刊平凡の付録についていた天地真理の等身大ポスターを貼っていた。
紺色のチョッキにベルボトムのGパンを履いて微笑んでいて、隣の真理ちゃんという感じだった。
いい感じ。
兄の部屋は殺風景で『ミクロの決死圏』という、博士の命を救うために医療チームがミクロになって
博士の耳から体に入っていくというSF映画のポスターが貼られてたのを覚えている。
兄はギターが弾けて学生時代はテニス部だった。
兄の部屋のポスターの変遷は「かぐや姫」とか「ビートルズ」といったアーティストか
コナーズとかボルグといったテニス・プレーヤーで、およそ色気も素っ気もなかった。
アイドルにうつつを抜かしたことなんてないんじゃないか?
あっても、岡田奈々1週間、とか、小泉今日子10日間、なんて程度じゃないかな。
そのくせ、東京乾電池の高田純二がやっていた土曜のお昼の8チャンの番組で、
アナウンサーの寺田理恵子のお見合い相手を大学生から募集するというコーナーの、
第1回の出演者としてテレビ出演していたのには驚かされた。
<ご趣味は?>「テニスです」
<何級ですか?>「硬球です」という、仕込まれた掛け合い漫才みたいなことをやっていた。
家族には極秘にしていたが、僕はその番組が録画されたビデオをたまたま発見して観た。
でもそこは武士の情け、親には内緒にしておいた。
BGM. サザンオールスターズ「茅ヶ崎に背を向けて」
焼肉小倉優子
2/Ⅶ.(金)2010 はれ
小倉優子の焼肉屋が訴えられてる、と週刊誌に出ていた。
「居抜き」で使ったからどうのこうの、というあまり大した事件でないから良かった。
お店には、僕も一度行ったことがある。
新宿駅からコマ劇場に向かう途中のビルの上の方に大きな看板があり、
「焼肉小倉優子」の文字とゆうこりんの笑顔。
小倉優子を認知したのは、よみうりランドのポスターに起用された時だ。
当時、小田急線を利用してた僕は毎朝見かけた。
・水着姿でプールサイドに無表情で座り小首をかしげて、
「学生、来て来て!安くするわよ」と入園料学割。
・水しぶきを浴びる絶叫マシンで髪を逆立てて悲鳴をあげ、
「ヤダーッ、こんなにビショビショ」。
・暗がりで怯えながら、
「一日三回もなんて…。もう許してぇ!」はお化け屋敷。
さすがにこれはマズイだろうな、と思ってたら案の上、差し替えになった。
12チャンの夕方の帯番組「シブスタ」でライセンスと、
後番組「ぶちぬき」で雨上がり決死隊と組んで司会を勤めた。
僕個人は色々ときつい時期で、どれだけこの番組に救われたかわからない。
毎回録画して観た。
こりん星キャラが完成していく過程が見れた。
CD『フルーchu・タルト』の一曲目、「ビタミンLOVE」で毎朝、起こしてもらった。
恵比寿のリキッド・ルームでやったシークレット・ライブにも行った。
「ビタミンLOVE」は2曲目だった。
オール・スタンディングなので前の方で観れた。
この頃の、小倉優子は可愛かった。
小倉優子の失策は、何かのインタビューでコスプレをちょっと馬鹿にする発言をしたことだ。
ゆうこりんはコスプレ写真集も出してたのだから、間接的に、ファンを見下した発言だった。
その結果、ファンは中川翔子に流れた。
あっ、この場合のファンは僕です。
そうは言っても、昔のよしみ、小倉優子がイジメられたら知らん顔もしてられない。
僕が開業する時、前の病院から独立祝いに防災ポスターを貰った。
今もクリニックの喫煙所に貼って、火の用心を呼びかけてもらっている。
清志郎も初期のRCサクセションの「けむり」という歌で、
♪火のないところにも煙は立つものさ~♪と歌っている。
頑張れ、小倉優子。
BGM. 小倉優子「だいじょうぶ…」
PK決着。
1/Ⅶ.(木)2010 はれ→雨→くもり
サッカーに詳しい人によると、PK決着はサッカーじゃない、そうだ。
プロ野球の日本シリーズが時間切れ引き分け→ジャンケンで日本一決定、みたいなものだそうだ。
寺山修司の実験映画で「ジャンケン戦争」というのがある。
最初から最後まで、二人の出演者が延々とジャンケンだけをする映画だ。
不毛だった。
寺山は逆説的に、ある程度やって決着のつかない時は別の手段で決めるしかない、と言いたかったのか?
んなわきゃないか。
このW杯ですごいなぁと思ったのは、ほとんどの人が「にわかファン」が騒いでいる、と手厳しかったことだ。 何がすごいかと言うと、僕が見る限りみんな立派なファンで、「にわかファン」が見当たらなかったことだ。 「にわかファン」、どこにいるんだ?俺か?
決戦の翌日は、日本晴れ。
冗談で、サッカー・フリークの念力姫に「パラグアイ晴れですなぁ~」と言ったら携帯電話を壊された。
そんな白昼夢を見た。
BGM. よしだたくろう「祭りのあと」
頑張る?
1/Ⅶ.(木)2010 昼から土砂降り
声優の学校は大変なようだ。「やる気あんの?」「辞めちゃぇ!」などは当たり前で、人格否定スレスレの罵詈雑言もあるようだ。誉めて伸ばす、が主流の今の教育とは一線を画すぞ。
僕の知ってる子は、声優学校、全出席したそうだ。泣きながら通ってた。「えらいね」と僕が言うと、 自分は何もかも中途半端だったから、と首を振った。「今まで中途半端で来た人が、頑張ったんだから、えらい」と答えた。
昔、前世占いで、あなたは前世で○×の修行僧だったが修行が嫌で逃げ出したからこの世で修行やり直し!、と言われた。 僕は「前世があるなら来世もあるだろうから、来世で頑張ります」と答えた。
BGM. ライオネル・リッチー「セイ・ユー、セイ・ミー」
味の違いがわかる男。
1/Ⅶ.(木)2010 はれ
イタリア人(かフランス人)にプロレスの技をかける。僕が考案した『オシリマクッチャウ~ノ、タタイチャウ~ノ』という技。 その后、その男は『地下鉄のザジ』のように踊りながらスラップスティックしてくる。
僕はただ「ポワゾン、ポワゾン」と答えるだけ。
鞄の中には、一日前の大船軒の「鯵(あじ)の押し寿司」があり、賞味期限が少し気になる。そんな夢を見た。
「たちばな」さんから自家製の鯵の開きをいただいた。大阪湾で揚がった鯵らしい。
脂がのってて、とてもおいしい。
僕は茅ヶ崎生まれなので、アジにはちょっとだけうるさい。
BGM. ラジオっ娘(Lady oh!)「茅ヶ崎サンライズ」
サタデー・ナイト・ラヴァさん~ジューン・ブライド
30/Ⅵ.(水)2010 ハレ晴れ
ジューン・ブライド「6月の花嫁」、6月に結婚した花嫁は幸せになるという。
ヨーロッパでは古い伝承のようで、ローマ神話の結婚の女神Junoにあやかったとか、3~5月が結婚を禁止し
6月は解禁月だからとか、欧州では6月が一番雨が少なく天候がよく復活祭もあり祝福ムードが高まるとか。
でも、日本でジューン・ブライドを広めたのは間違いなく「よしだたくろう」だ。
ヒット曲「結婚しようよ」の歌の通り六文銭の四角桂子と、6月に教会で白いスーツを着て結婚式をあげた。
それが若者の結婚式の一つのスタイルになった。
結婚は幸福、祝福だけとはかぎらない。
面白くないと思ってる人もいる。まして、それが想いを寄せてる人なら…。
流行歌にはそういうテーマがよくあって代表曲はシュガーの「ウエディング・ベル」と早川義夫の「サルビアの花」だ。
シュガーは80年代に流行った3人組のガールズ・グループで、僕はファンでシングル・レコードを全部持っている。
「ウエディング・ベル」は元恋人の結婚式に呼ばれ祭壇の一番隅で二人の幸せを見せつけられ、
♪クタばっちまえ、ア~メン♪と、ハーモニーを効かせ全員で小首をかしげるポーズを決めるのが可愛い、
80年代OLのサバサバした心境を歌ったヒット曲だ。
一方、早川義夫は60年代のGSの中でも異彩を放つ存在の「ジャックス」のリーダーで解散後は岡林なんかに楽曲提供もしていた。
そんなことはどうでもいい。問題は、早川義夫のソロ・アルバム『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』である。
まずは、このレコード・ジャケットを見て味わって欲しい↓。
このA面の5曲目に「サルビアの花」が収録されている。
オケはなく、早川義夫がピアノで弾き語りをしているが、その迫力に凍りつく。
早川義夫の歌唱法は独特で、口の中で言葉をこねくり回し、陰湿というか恨めしい。
「サルビアの花」の歌詞は、♪扉が開いて出てきた君は偽りの花嫁。頬をこわばらせ僕をチラっと見た。
泣きながら君の後を追いかけて花吹雪舞う道を、転げながら、転げながら、走り続けたのさ~♪、である。
60年代の色恋のもつれの怨念じみたものが見事に描写されている。
シュガーの「ウエディング・ベル」と続けて聴いて比較することをオススメしたい。
以前、BS-NHKのフォーク特集でゲストの早川義夫が「サルビアの花」を歌っていて、
演奏終了後にアシスタントの岡部マリが「こわ~い」と震えあがり、司会の坂崎幸之助が苦笑していたのを覚えている。
僕は大学の頃、「ローランド・大人のためのピアノ・スクール」というのに1年間だけ通ったことがある。
渋谷の、今のアニメイト・コミック館の坂を登りきったジョナサンの付近にあった。
毎週土曜日の夜レッスンに通った。
マリコ先生という大学を出たくらいの育ちの良さそうな美人が僕の担当だった。
僕は子供の頃少しピアノをやっていたし、中高はブラス・バンドにいたから譜面も読めた。
だからレッスンは「好きな曲を弾けるようになろう」という目的にした。
そこで僕は早川義夫の「サルビアの花」弾き語りバージョンがやりたい、と言い出した。
当時は、スコアなんてものは売ってないから、マリコ先生にレコードを貸し譜面におこしてもらった。
それがこれ↓。懐かしい。
ピアノを始めて半年くらい経って、医学校の同級生・レレちゃんとマリコ先生が女子高時代の友人だと判明した。
僕はちょっと恥ずかしかった。
レレは、鬼の首を取ったように得意気だった。
僕は大学が忙しくなりピアノをやめた。
自動的に、マリコ先生とは会わなくなった。
何年後か、マリコ先生の結婚パーティーがあり、僕は当日レレに連れられパーティーに顔を出した。
僕はあまり気が乗らなかったが、レレが強引だった。
「サルビアの花」の男が来た、と嫌われないかと不安だったが余計な心配だった。
マリコ先生は、ノーブルなウエディング・ドレスで僕の飛び入りをとても喜んでくれた。
僕も嬉しかった。
レレに感謝した。
BGM. RCサクセション「マリコ」
追悼、T先生の思ひ出
29/Ⅵ.(火)2010 くもり
T先生が死んだらしい。
T先生は研修医時代を内科で過ごして精神科に来たから、
キャリア的には先輩だが入局したのは僕と半年位しか違わない。
年度区切りで言うと「同期」になり、新入医局員の歓迎旅行では一緒に出し物を披露した。
その年の新人は僕らを含め5人だった。
僕以外の4人が春・夏・秋・冬の「レナウン娘」になり、
僕がSMの女王様に扮し4人をしばくというお下劣ショーだった。
観てる人は酔っ払いだから、この位で丁度いい。
レナウンとは1960年代に流行した若い女性向けの衣料品メーカーで、
「ワンサカ娘」というCMソングをBGMに使った。
当時は、音源を入手するのが難しく、レナウンに直接頼んだらテープを送ってくれた。
T先生は、♪ドライブウェイに秋が来りゃ♪の秋娘担当で、
KISSみたいに白粉で顔を真っ白にし、ピンクのポロシャツに白いスコートに白のソックス、首にスカーフを巻いた。
舞台上で、僕のムチから嬉しそうに逃げ回るT先生の笑顔を忘れない。
鬼ごっこしている子供みたいだった。
僕の研修医2年目の派遣病院で1年間一緒に過ごした。
まだ何もわからない僕には、ほぼ同期のT先生の存在が助かった。
タバコを吸う時、天井に向かって煙を垂直に吹き上げるのが癖で、インディアンの狼煙(のろし)のように見えた。
いわゆる‘ギター小僧’でたくさんのギターを蒐集していた。
高価なものもあったようでよく自慢していたが、僕はあまり関心がなかった。
仕事が終わるとナースを誘ってよく呑みに行った。
F.も一緒だった。よく遊んだ。その時の遊び仲間のセイコも死んだってね。変死だって噂。
4/Ⅵのブログで僕の「入局にあたって」という作文を紹介したが、同じ教室年報にT先生も「入局して」という文章を寄せている。
はじめは戸惑いや驚異を感じて大変だったが、いくつかの症例を経験し、知識を得て、その対応も変わってきた。
精神科医療で大切なのは他職種との連携で、その治療においては家族の関わりが重要だと感じる。
周囲の先輩方や良いスタッフに恵まれて感謝する、という趣旨のことが書いてあった。
T先生の医学的な死因はまだ聞いてないが、僕は孤独死なんじゃないかと思う。
T先生、その内、遊ぼうね。セイコも誘ってさ。
BGM. かまやつひろし「ワンサカ娘」
W杯迎合企画~パラグアイ戦情報
28/Ⅵ.(月)2010 小雨くもり小雨くもり
サッカーファンの皆様へ、おそらく東スポでしか読めないW杯情報をお届けしましょう。
①日本代表は25日、合宿地ジョージで市民交流会を開いた。 南アの子供たちに一番人気があったのは、デンマーク戦のヒーロー本田。 次に人気があったのが稲本。本田と同じ金髪だから間違えられたのだという。
②スペイン紙「アス」は、本田を「彼こそオリベルト・アトムだ」と絶賛した。 オリベル・アトムとは、
全世界で放映されている日本の超人気サッカーアニメ「キャプテン翼」の主人公「大空翼」のスペイン名だそうだ。
③『パラグアイはブラジルと違い日本人は尊敬される存在だ。
これは同地に入植した日本人の方々がトマトなどの農作物の品種改良で成果を挙げてきたきたからだ。 パラグアイ人は日本人に「緻密で努力家」との印象を持っており、格下の相手ながら警戒心を強めてくるだろう』
パラグアイリーグでプレーしたこともある武田修宏の『パラグアイ戦緊急分析』より。
④南ア夜鷹泣く。
W杯特需を期待して近隣諸国から集まった売春婦たちはアテが外れたと嘆いている。 厳重すぎる警備に売春エリアは閑古鳥が鳴いている。
大人向け娯楽施設にセクシーダンサーを派遣する
「エクゼクティブ・ショウズ」の担当者もW杯期間中の売り上げが伸びず、
「人々の集中はサッカーだけに行ってしまっているようだ」と嘆いている。
⑤不況が伝えられる出版界は本田の手記や独占本を出版しようと狙っている。
その中には、「本田ヌード写真集」に5000万円オファー説もあるようだ。
BGM. 本田美奈子「Sosotte」