15/ⅩⅠ.(水)2017 はれ 七五三
昨日、小包が届いた。中身は、「人形」と書いてあった。
人形?
もう、その時点で、日本人形をイメージしてる。
ビクビク開封してみたら、随分前に注文した、植木等のフィギュア、だった。↓。
2020東京オリンピックのライバルは、1964東京オリンピックで当時のシンボルの一人が植木等だ。
そんなACか何かのCMをみたことがある。
僕の今の名刺の裏面は、植木等のポーズをイメージしている。
下は、当時の紅白の植木等。おそるべし、跳躍力。↓。
僕にはこれだけの体幹能力はないので、大平さんの妹さんがデザイン&加工してくれた。
カルタみたいに机に並べてみた。↓。
箱を開けてみます。ハッスルコーラの文字がみえます。↓。
ハッスルコーラとは、このコーラさえ飲めば誰でもハッスルしてしまう清涼飲料水だ。
クレージーの映画、くたばれ無責任、に登場する。↓。
ハッスルコーラは試作段階で、会社で一番無気力な男に飲ませてみようと選ばれたのが、植木等。
この映画では、植木等は、うだつのあがらないサラリーマン役。
それが、ハッスルコーラを飲むと、いきなり目を見開き、高笑いして、階段をこぶしをふりあげながら歌い踊る。
♪ハッスル・ハッスル・ハッスル・ホイ
なんだか知らぬが天下取った気分だよ~ワッハッハ♪
この瞬間、今まで白黒だった画面が総天然色になるのである。
そして、おっしこをすると、コーラの成分が体外に排泄されるから、植木等は元のダメ人間に戻る。
すると画面も白黒になる。
もう1本、ハッスルコーラを飲むと、またまた画面はカラーになる。
この手法は、ヴィム・ヴェンダース監督「ベルリン・天使の詩」(1987)に受け継がれたのではないかと思う。
無味乾燥な生活を送っていた主人公の天使がサーカスの美女を見初めると、モノクロが一挙にカラーに変わる。
似てるでしょ?
ハッスル・ハッスル、と言えば、最近だと「おそ松さん」の十四松を、プロレスファンなら小川直也を思い出すだろうが、
このフレーズのチョイスの期限をたどってゆくと、植木等に行き着くはずだ。
だから、僕は十四松も小川も好きだ。
映画、くたばれ無責任、はハッスルコーラを飲んでバリバリ出世するサラリーマン植木等のサクセスストーリーだが、
実は、ハッスルコーラには違法な興奮剤が入っていて商品には使えなかった。
つまり、植木等が飲んだハッスルコーラが本当に効いていたのは最初の1ケースだけで、後はプラシーボ。
植木等は、コーラのおかげと信じていたが、本当は自分の力で活躍してたというオチである。
それが、くたばれ無責任、というタイトルのゆえん。
この映画は、無責任シリーズの「ニッポン無責任時代」と「ニッポン無責任野郎」の間に作られているが、
内容的には、これを飛ばして観た方が良い。くたばれ~、は別物と考えて。
小林信彦は「日本の喜劇人」で、くたばれ~、を説教臭いと酷評していた記憶があるが、
大瀧 詠一監修の「クレージーキャッツ・デラックス(DVD)」では、ハッスルホイ、は輝きを放っている。
過去のアーカイブスから、植木等の記事を。
話を、植木等人形、に戻しましょう。
これは関節が曲がり色んなポーズがとれ、詳細なトリセツもついている優れものです。
うかい、さんに開封からポージング、写真撮影までをお願いしました。↓。
日本一のゴマスリ男。↓。
ハッスルコーラが付属品としてついてるのが嬉しい。↓。
ハッスルコーラを持っています。↓。
今日のお昼は有頂天。植木等人形を持って外出する。
北口商店街で撮影する。カメラマンは川原。↓。
そんな川原の撮影場面を撮影。カメラマンは、うかい、その1。↓。
そんな川原の撮影場面を撮影。カメラマンは、うかい、その2。↓。
そんな川原の撮影場面を撮影。カメラマンは、うかい、その3。↓。
そんな、うかい、の撮影場面を撮影。カメラマンは、徳田。その1。↓。
そんな、うかい、の撮影場面を撮影。カメラマンは、徳田。その2。↓。
そんな、うかい、の撮影場面を撮影。カメラマンは、徳田。その3。↓。
そんな徳田の撮影場面を撮影。カメラマンは、ソネ。その1。↓。
そんな徳田の撮影場面を撮影。カメラマンは、ソネ。その2。↓。
そんな徳田の撮影場面を撮影。カメラマンは、ソネ。その3。↓。
そして我々の行動に注目して、通りすがりのおばさんが、ソネさんの撮影風景を撮って行ったそうだ。
その写真、貰えばよかった。
BGM. 植木等「どうしてこんなにもてるんだろう」