心の護美箱③

31/Ⅰ.(水)2018 上坂すみれ、の「ポプテピピック」の主題歌発売日。石野真子の誕生日。

ポプテピピックの勢いがすごいですが、どっこい「おそ松さん」も健在です。
前々回の「となりのかわいこちゃん」は良かったですね。観ましたか?

「となりのかわいこちゃん」(=犬山キン子)が六つ子の隣に引っ越してきて、
六つ子がどうやって友達になろうかと屋根の上で企んます。

すると、かわいこちゃんの方から洗濯物のブラジャーを飛ばしてしまい、一松の頭に着地。

結局、となりのかわいこちゃんがブラを返して下さい、と受取に来ます。

このかわいこちゃんは、よほどそそっかしいのか、それからも、何度もブラジャーを飛ばしてます。

飛んできたブラの数だけ、六つ子ととなりのかわいこちゃんは仲良くなって行きます。

ここから先はネタバレになるからよしますが、クリニックのPCの待ち受けも「となりのかわいこちゃん」にしています。

この原作は、マンガ「おそ松くん」の文庫本10巻に同タイトルで収録されています。
クリニックに置いてあるので良かったらみて下さい。
下が、マンガの犬山キン子。ちょっとアニメと雰囲気違いますね。ひみつのアッコちゃん風ですね。

アニメ「おそ松さん」の次回予告をみて電撃が背筋を走ったのですが、これもマンガが原作で、以前記事にしたこともある、
僕の大好きな作品です。
昔、受付につとめていた山Zさんとの合作記事に詳しいので良かったらみてみて下さい。

これは、チャップリンの「街の灯」をパロディにしたものですが、原作(チャップリン)より良い出来ですよ。
必見です!おそらく30分、丸々使うのでしょう。

それでは、心の護美箱③です。
過去の記事、心の護美箱①、と、心の護美箱②を参考にしたい方はどうぞ。

皆さんもムシャクシャしたり、モヤモヤしたり、イライラ、ジリジリ、ムンムンした時は使って下さい。
非公開希望でもOKです。

さて、次回は、予告通り、うかいさんのTVへの熱い思いがほとばしる記事をお送りします。

BGM. ビートルズ「オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ」(←おぉ、ブラジャーのダジャレ)


ロケ

26/Ⅰ.(金)2018 おそ松さんの「となりのかわいこちゃん」の原作は「おそ松くん10巻」に収録されてます。

しかし、近頃は、キャッツ★アイの歌ではないけれど、めっきり冷たくなりました。
昨日など、-4℃です。48年振りだそうです。48才の人が生まれた時、以来ってことです。
48才っていうと、エヴァの碇 ゲンドウ、か、磯野フネ、ですよ。この二人、世界観は違いますが、タメなんですね。
ちなみに碇シンジより、磯野カツオの方が背が高いんですよ。シンジ141cm、カツオ143cm。
話を気温に戻しましょう。最高気温も2℃でして、寒いを通り越して、風が痛かったですね。
最高気温2℃で思い出したのですが、なぞなぞです。
「コーヒーを美味しく飲むのに最適な気温は何℃でしょう?」答えは、2℃。コーヒーに、ニド、だから。
この、なぞなぞを受付のソネさんに出題したら、「にど?」。
わざとちょっと古いことを言って、ジェネレーションギャップを楽しむのが、このごろのクセ。
ニド、っていうのは、コーヒーに入れる粉末のミルクの商品名です。
わからない人は48才くらいの人に聞いてみるといいですよ。きっと知ってますよ、人気商品だったから。

お天気の話はこのくらいにして、以前にお知らせした「キテレツのみよちゃんの全高75mmフィギュア」が、
発売予定日が大幅に遅れて、昨日、やっとこ到着しました。↓。

せっかくなので、お昼にランチのついでに、ロケしました。植木等以来です。

これが、みよこ。カメラマン・川原。↓。

みよちゃんを撮影する川原を撮影、その1。カメラマン・うかいさん。↓。

みよちゃんを撮影する川原を撮影、その2。カメラマン・うかいさん。↓。

みよちゃんを撮影する川原を回り込んで撮影、その1。カメラマン・うかいさん。↓。

みよちゃんを撮影する川原を回り込んで撮影、その2。カメラマン・うかいさん。↓。

みよちゃんを撮影する川原を撮影する、うかいさんを撮影。カメラマン・徳田さん。↓。

みよちゃんを撮影する川原を回り込んで撮影する、うかいさんを撮影。カメラマン・徳田さん。↓。

そんな我らを、クリニックに昇る階段のバルコニーから撮影。カメラマンは、留守番(遅番)のソネさん。↓。

通行人が通ります。↓。

通行人が見ています。川原は、お構いなしに、ソネさんに、ピースサイン。↓。

僕らはこの後、ランチに行く訳ですが、うかいさんは雪を足でザクザクと踏み潰すのがお好き。
梱包のクッションに使われるプチプチを爪で潰すのも好きだから、なんかそういうフェチなんだろうか。
ま、誰も損しないし、誰も傷つかないんだから、大いにやればいいと思う。viva!フェチ!!

次回の記事は、そんな、うかいさんが現代テレビ業界にザクザクプチプチと物申す。乞うご期待!

BGM. RCサクセション「体操しようよ」


追悼・西部邁~河川敷

21/Ⅰ.(日)2018 はれ クローンポプちんお面配布イベント、人殺到で中止

遅く起きた日曜日に、MXで、西部邁ゼミナール、を久々にみた。
終いに、西部邁が、もうこの世にはうんざりだ、バイバイ、みたいなことを言っていて気になっていた。収録だろうが。

その後、ワイドナショー、に貴闘力がゲストに出てて、4人の息子全員が相撲をやってて、
今場所三男がデビューして話題になっているが、次男は大学の相撲部、四男も相撲をやっていて、
三男の活躍や報道の持て囃しに、悔しい、と健全なライバル心を抱いてるという、暗い話題ばかりの相撲界に明るい風を吹き込んだ。
しかし、僕が聴き漏らさなかったのは、貴闘力がボソッと、一番素質があったのは長男なんです、という発言で、
それは番組では、ほぼスルーされていた。
僕は、東京スポーツ、を定期購読してるから知っているのだが、長男はプロレスラーなのだ。
それも、新日とかではなく、初代タイガーに育てられてるのだ。僕はいずれ、この大鵬の孫が、
アウトサイダーとかRIZINとか、日本の団体を制圧して、UFCも日本の総合格闘技文化で、大相撲+プロレスで、
やっつけて欲しいと願ってるから、父の貴闘力のこの発言に期待を抱いた。

昼寝をして、夕方に起きて、お久しぶりに、鰻屋で、西尾維新の、結物語、を読みながら、一杯やる。
下は、本の栞、「北白蛇神社」おみくじ。

このラノベは、阿良々木 暦が23才になって直江津署風説課で警部補(キャリア=研修中)で働き始めた設定。
ちなみに、火憐ちゃんは生活安全課の警察官で、月火ちゃんは日本に納まりきらず海外に大学生として留学。
風説課とは、悲惨な結果になったあとで、「事前に相談はあったのに」みたいな悔いを防ごうということで設立された課。
そこに集まった警察官は何かしら怪異に関わっていて、全員女性で、例によって、阿良々木 暦は、ハーレム状態になる。
第1話、ぜんかマーメイド、の、ぜんか、とは、先輩・警察官26才の周防全歌(すおう・ぜんか)のことで、
彼女は高1の時、人魚の肉を食べて一命をとり止めたが、それ以来、水を浴びると人魚になってしまうという怪異だ。
水難事故が多発してる河川敷で捜査をするところから始まる。
もっとも、周防全歌(すおう・ぜんか)は、水しぶきを避けるから、いざという時まで河川敷には近づかないが。

そんな僕の一日をテレビと小説を中心にご紹介してみました。
無音の鰻屋で、読書しながら、6時頃に、相撲はどうなったかな、と思い、ヤフーニュースを見てみた。
そうしたら、飛び込んで来たのが、西部邁・川で死去・自殺か、だつて。
多摩川河川敷で川に飛び込んだらしい。寒いだろうに。来週はもっと寒くなるから、今日でまだマシかな。

僕はさして驚かなかった。嫌な予感が当たったと思っただけ。
同時に、好きでもないし、世代でもないが、小室テツヤが、自分の才能がもう必要とされてない、という悲痛な肉声は、
死後に分かった、加藤和彦の自殺の理由とも似ていて、何の恩もないが、小室のことが心配になったりした。

明日は、雪らしい。
クリニックは休みだが、校医の仕事がある。寒そうだな。でも、そんな理由で休むわけにもいかないな。
西部邁はなんでこんな寒い時期に自殺したのかな。北海道出身だからかな。
なんで、自殺方法が入水自殺なのかな。羊水のイメージかな。体内回帰願望なら、わからないでもないが。
僕も昼寝の最中、母の夢をみてたから。
とりあえず、合掌。

BGM. GO-BANG’S 「かっこイイ・ダーリン 」


生きる

去年から、志らく、が、ひるおび、に出てるから、毎日何を発言したかチェックしようと留守録し、
そのおかげで帰宅するとワイドショー5時間と、にゃんこスター出演番組、アニメなどをみるのが日課。
ここで、なぞなぞ。毎日呑むウイスキーって何だかわかる?答えは、ニッカ・ウイスキー。
そんな僕もすっかり世間の下世話なニュースに詳しくなり、生温いバラエティー感覚にも慣れてしまったな。
オレも汚れちまったゼ。

そんな折、年末年始は、BS-NHKで黒澤明の映画をまとめてやったから一気に5本みた。
いや~、やっぱりホンモノを観ないとダメですな。
いかに僕は常日頃、有害な電波に毒されていたかを実感したですばい。

用心棒や椿三十郎、七人の侍、を観ると、棒切れを振り回し、<あばよ>と言って、部屋を出て行く。
赤ひげ、を観ると、医者のあり方をあらためて考えたり、
生きる、を観たら、力ばかりが男の喧嘩じゃない、と粘り強い「信念」を考えた。「新年」だけに。

僕は昔から映画には影響されやすい性質で、ジェームス・ディーンの「理由なき反抗」を観た後、
ブレザーと猿のシンバルのおもちゃを買って、道端に寝そべって、ゼンマイを巻いたりした。

生きる、は僕が生まれる10年前の作品だ。
主人公の志村喬が映画の中盤で胃癌で死に、その後は通夜の回想シーンになる。
癌の告知などしない時代だ。
医者は、志村喬に、「軽い胃潰瘍です」と嘘を言って、主人公が診察室を出た後に、インターンに、
「あと半年しか持たないだろう」と真実を語り、「もし君だったら、その間、どうやって生きるかね?」と問う。
この質問こそが、映画「生きる」のテーマになっている。

主人公は市役所の市民課長で、自分が癌だと知るまでは、勤続30年無遅刻無欠勤だった。
それは彼が模範的だったとか、自分がいないと仕事が回らないと思ってたからではなく、
逆に、いなくても職場が回るということを知るのが怖かったからで、仕事らしい仕事などしない、
いわゆる官僚的な小役人だった。

それが後半年の命と自らの直観で知ってからは、必死になって、~必死、とは、必ず死ぬ、と書くが…~、
この世に思い残すことないような、なすべき課題を模索するのである。
結果、志村喬は、「公園」を作るのだが、そんな彼の心の支えになったのは若い女子事務員・小田切みき。
小田切みき、が、これまた可愛いんだ。よく食べて。
つまり死人のように生きていた主人公は、死ぬと判ってから、残りの短い人生を本当に「生きる」のである。
何度観ても良い映画だ。

その影響かどうかわからないが、正月明け、ものすごく胃が痛くなって、水も受け付けない。
<すわっ、これは胃癌か?>
と、僕は志村喬のような表情で近所の公園にブランコを探す。
しかし、よくよく考えたら、単純な食べ過ぎで、1日絶飲食にしたらすっかり治った。

登場人物との同一化は映画鑑賞の醍醐味だが、過剰な同一化は病と紙一重だ。
醍醐味で思い出したのだが、醍醐味の醍醐とはヨーグルトのことらしい。
醍醐天皇って、天皇の名前にするほど、ヨーグルトのことが好物だったって高校の時の授業で聞いた。
自分の好きな物を元号に出来るっていいな。
天皇は生前退位されることで、次の元号が注目されてるところだが、
ここはいっそ、次天皇(皇太子さま)のお好きな物を元号にしたらどうだろうか?
「柏原天皇」なんていかがでしょうか?柏原よしえ、のこと好きだったから。
世の、柏原姓の人たち、大騒ぎしそうだ。
マンガ「日常」で新元号が、「相生(あいおい、主人公の女子の苗字)」になるという回があった。八巻、巻末参照。

僕も「生きる」のように生きよう。
こういうのは手順が大事だ。
「公園」を作る前に、「小田切みき」を探さなきゃ。そこが、思案投げ首。

BGM. ゴダイゴ「僕のサラダガール」


大トリは犬

29/ⅩⅡ.(金)2017 はれ 貴乃花、理事降格

僕は今日は「地獄少女」のTシャツで診察してました。最近は、「地獄少女」にはまっています。撮影は、うかいさん。

いよいよ今日が今年の最終診察日。新年は1/4から始まります。
今年は、トリ年、でしたがブログの大トリは、来年のえと、戌(犬)、の記事です。
カワクリで、犬、と言えば大平さん。
大平さん、と言えば東方神起。
と同じくらい近所では評判さ。

大平さんが前に書いた犬の記事があります。
それは小学校の頃の作文のアレンジでした。
大平さんの小学校時代と大人になった今の、文章力と画力と字の上手さの上達ぶりの比較が醍醐味です。

いっぺん、読んでみる?

BGM.吉田拓郎「お正月」


私がシビれたシーンたち、うかい編

こんにちは。受付うかいです。

 

今回の企画にも便乗させていただきました。
「シビれたシーン」と聞いたとき、ありすぎる!溢れ出てくる!ネタには困らん!と意気込んでいました。
どうやらわたしはシビれやすいみたいです。

 

しかし、シーン自体はたくさんあっても
それを文章で伝えることは難しく、悪戦苦闘してしまいました。
その間に先生は三つも記事をあげて、(しかも次回予告に大作とか書いちゃうし・・・)
脱帽どころか丸坊主にしたいくらいです。

 

川原先生も、ソネさんも、大平さんも素晴らしいです。
わたしも、締めくくりとして頑張ります!

 

今回はベスト3ということで、溢れ出て止まらなかったものたちを、
どうやっておさめようかと苦悩しました。
最初は色んなものをごちゃ混ぜにしようと思っていましたが
結局頑張って絞った結果、3つとも映画になりました。

 

 

それでは、うかいのシビれたシーンたちベスト3の発表です。

 

 

 

第三位…..

 

『ねぇ・・・ちゃんと、縛ってよ』

 

【undo】より、山口智子のセリフ

1994年公開
監督 岩井俊二
主演 山口智子
    豊川悦司

 

簡単に内容を説明すると。
妻(山口智子)の歯列矯正がとれ、それと前後して夫(豊川悦司)の仕事が忙しくなります。
あるとき妻が編み物をしていると、気付かないうちに自分の指も一緒に編んでいて、妻の手は毛糸でがんじがらめ。
その行為はエスカレートする一方で、本やハサミやカメなんかも縛ってしまい、ついには見えないものまで縛っていきます。
妻は色んなものを縛ってしまう【強迫性緊縛症候群】という(架空の)病にかかってしまったのです。
それは、愛の病です。
夫が最終的にカウンセラーから言われた言葉は
「(妻を)縛ってあげてください」
夫はその言葉通り、妻を縛ります。精一杯、愛を込めて。(この縛ってるシーンも見ものです!泣けます!)
そして完成して疲れきった夫に放った妻の言葉が、上記のセリフです。
もう、このセリフを言う山口智子がとっても美しくて、
言われたトヨエツの絶望感と相まってシビれます!

 

私が文字に起こすと、Z級ポルノ映画のようになってしまって残念です。。

 

50分弱の短い映画に、トレンディーなお二人の魅力がたっぷり詰まっている映画です。
特に山口智子は健康的で自然体なイメージが強いですが
この作品では、少しぶりっ子で、弱くて、妖艶な彼女が見られます。
なかなか不気味で、恐ろしくて、美しい映画です。好き嫌い分かれますが、考察するにはもってこいの作品ですよ。

 

ついでに、この映画の坂の上のキスシーンは額縁に入れて飾っておきたいくらい好きなので
貼っておきます。

 

 

 

第二位…..

 

『はっはっは・・・こいつぁいいや!
やい!お前たち!一体百姓を何だと思ってたんだ?仏様だとでも思ってたか?ん?
笑わせちゃいけねえや!百姓くらい悪ずれした生き物はねえんだぜ!
米出せっちゃ無え!麦出せっちゃ無え!何もかも無えっつんだ!ふん!ところがあるんだ。何だってあるんだ。
床下ひっぺがして掘ってみな!そこになかったら納屋の隅だ!出てくる出てくる・・・瓶に入った米!塩!豆!酒!山と山の間に行ってみろ!そこには隠し田だ!正直ヅラしてペコペコ頭下げて嘘をつく!何でもごまかす!どっかに戦でもありゃあすぐ竹槍つくって落ち武者狩りだ!
よく聞きな!百姓ってのはな、けちんぼで、ずるくて、泣き虫で、意地悪で、間抜けで、人殺しだ!ちきしょう!おかしくって涙が出らあ!
だがな、そんな「けだもの」をつくったの、一体誰だ?  お前たちだよ!侍だってんだよ!馬鹿野郎!
戦の度に村を焼く!田畑踏ん潰す!食い物は取り上げる!人夫にはコキ使う!女あさる!手向かや殺す!
一体百姓はどうすりゃあいいんだ!百姓はどうすりゃあいいんだ、百姓は・・・
ちきしょう・・・・ちきしょう・・・!』

 

【七人の侍】より三船敏郎演じる菊千代のセリフ

1954年公開
監督 黒澤明
主演 三船敏郎
    志村喬

 

長い映画なので雑なあらすじになりますが。
(百姓という言葉はあまりよくないみたいですが、あえて使わせていただきます)

野武士が自分たちの村に来るのを恐れている百姓は、
撃退するために侍を雇おうとしますが、百姓に雇われるなんて侍としては恥。条件も悪すぎる。
心優しい侍はなかなかいません。
そんなわけで侍集めから物語が始まります。
やっと仲間が集まったが、そのうちの一人菊千代(三船敏郎)は礼儀作法も知らず、野生児。
というかそもそも勝手についてきているだけ。
侍と、百姓。同じ時代を生きている人間だが、その生き方や価値観、生命観はまったく違っています。
それが原因で生じる摩擦もあります。
ある時、菊千代が村人が隠し持っていた刀や槍や兜などを見つけ出します。
過去の戦で死んだ侍から剥ぎ取ったり盗んできた品々だと容易に想像ができ、侍たちは表情が曇る。
それに対する菊千代の怒りが上記のセリフに繋がり、その後菊千代が百姓出身だと明らかになります。

私がこのセリフにシビれるのは、もう侍もいない現代に生きる私も
「けちんぼで、ずるくて、泣き虫で、意地悪で、間抜け」な百姓と同じだからだと思います。

 

 

第一位!

 

・・・の前に番外編です!

 

惜しくもランキング圏内に入らなかった作品をいくつか紹介させてください。

 
 

*映画「スタンド・バイ・ミー」のリヴァー・フェニックス演じるクリスが、泣きながら自分のことを語るシーンと
最後、冒険を終えて別れ際にクリスの後姿がゆっくり消えていくシーン*
どっちかに決められないのでどっちもボツにしました。
私はただのリヴァー・フェニックスファンです。

 

*松田聖子が風船に囲まれながら「天国のキッス」を歌ったときの
サビ最後の「ダーリン♪」のときの左手と伏し目*

神の左手をお持ちの聖子ちゃん、それに加え表情も動きもパーフェクトで一瞬で恋に落ちます。
マクロスだったら一撃です。
ただ、俯瞰的に見て私が気持ち悪いのでボツです。

 

*映画【ボーン・アルティメイタム】のマット・デイモン演じるジェイソン・ボーンが
窓から窓に飛び移るアクションシーン。
ボーンシリーズの三作目です。
このアクションシーンだけでもこの映画をみる価値はあります!
窓から窓のシーンは、本人が行ったあとにカメラも後ろから行くんです!
ただ、言葉ではこのすごさが伝わらないのでボツです。

 

さて自己満足の余興も終ったところで、第一位の発表です!

 

 

第一位…..

 

 

【大脱走】のスティーブマックイーンのバイクシーン!!!!!

1963年公開
監督 ジョン・スタージェス
主演 スティーブ・マックイーン

 

これは名シーン中の名シーンなので、特に説明することはございません。
かっこいいです!

撮影で使われたバイクはTRIUMPH TR6 トロフィーです。
私はカワサキ好きですが、古き良き英国車もなかなかです。
と言っても戦後のバイクなので年代的に合わないですね。
というかそもそもドイツ軍から奪ったのに英国バイクとは、、、
というツッコミは置いといて、もうこの僅かなバイクシーンがとってもカッコイイんです!
でもわかりません!マックイーンがかっこいいだけかもしれないです!!

 

「これ!名シーンだよ!!」と友人に見せたら
「え、これが?」
「有刺鉄線!バイクで飛び越えてるんだよ!」
「そんなにすごい?わたしでもできるわ」
と笑われ、反応はイマイチでした。

 

ハードルあげすぎたかしら?とも思いましたが
シビれたシーンは、人それぞれですね。

 

自分の好きなものを、他人に共感してもらえると嬉しいけれど
だからといってそれを押し付けてしまってはいけませんね。
でも、共感してもらえないからと言って
「あれ?私がおかしいのかな?他の人から見たらこのバイクシーンってかっこよくないのかな?」
と、気持ちに蓋をしてしまうのは悲しいことです。

 

“好きなものは好きといおう!”
私たちがこういうブログを書くのには、それが前提としてあります。

 

でも、閉鎖社会にいるとそれさえも難しかったりします。
そんな時はここのブログのコメントや、受付でお待ちしております。

 

長いブログとなりましたが、読んでくれてありがとうございました。

 
BGM:「大脱走マーチ」


いきなり最終回

20/ⅩⅡ.(水)2017 寒い BABYMETALの、すーちゃんの誕生日

今回の、シビれるシーンは、最終回に絞ってみました。題して、「いきなり最終回」。
ドキっとした人もいますか?
十中八九N・Gが終る訳ではないですからね。
心配させてゴメンね。

さて、まずは第3位。「タイガーマスク」です。
昔は原作とアニメで筋が同じものと、違うものの2パターンがありました。
梶原一騎作品だと、巨人の星、や、あしたのジョー、は同じで、
タイガーマスク、や、侍ジャイアンツ、が違います。
タイガーマスク、の最終回は、テレビもマンガもどっちも良いです。

基本的に「みなしごハウス」で育った伊達直人(だて・なおと)が人さらいにあい、
悪役レスラー養成ジム「虎の穴」に入れられ、そこで最優秀の成績を修め、
アメリカマットで反則技の限りを尽くして、「黄色い悪魔」と恐れられる。
しかし、日本に帰って、「みなしごハウス」を訪ねてみると、自分の初恋相手の、ルリ子が管理者になっていて、
高利貸に嫌がらせを受けていた。

そこで伊達直人は持ってる限りのファイトマネーを払って、「みなしごハウス」を救う。
しかし、2つの掟が待っていた。
1つは、覆面レスラーは正体がバレてはいけないこと。伊達直人はひ弱い金持ちのふりをして子供達に接した。

もう1つの掟は、「虎の穴」出身レスラーはファイトマネーの半分を「虎の穴」に払う義務があった。
タイガーマスクはそれを使ってしまったので「裏切り者」の烙印を押され、「虎の穴」から送り込まれる悪役レスラーと
戦わねばならなくなった。命のピンチだった。
しかし、プロレスラー・タイガーマスクは「みなしごハウス」の子供達のヒーローだった。
伊達直人は、子供達に男の生きる道を見せるために、相手がどんな反則を使ってきても、
自分は反則技を使わず、フェアプレーで切り抜けて、技のプロレスで勝つことを心に決めた。
今のようにプロレスがアングル(筋書きがあるもの)だと思われてない時代だったから成立するストーリーだ。
ここまでが、アニメとマンガの両方に共通した大筋。

テレビ版の最終回は、壊滅状態になった「虎の穴」はついにボスが、タイガー・ザ・グレート、としてやってくる。
ひどい反則の限りを尽くして、覆面レスラーには絶対やってはいけないこと、タイガーマスクの覆面を剥いでしまうのだ。
「みなしごハウス」の子供達はそこで「伊達(だて)兄(にぃ)ちゃん=タイガーマスク」と今更気付く。
そして、タイガーはそれでも子供達に男の生き様を見せようと必死で耐えるが、伊達直人に反抗的だったガキ大将が、
泣きながら、「タイガー!反則を使っちゃえ!」という叫びに感化され、ついにブチ切れて、
そもそも悪役レスラー養成学校のエリートだ、エゲつない反則を駆使して、ジャイアント馬場の「殺すな」という声を無視して、
天井の照明に相手をブチ刺して殺してしまう。
そして伊達直人は、英雄失格、とばかりに、飛行機でどこかへ飛んで行ってしまう、というオチ。しびれる~~。

原作は、もう「虎の穴」をやっつけて、なんだかんだで、世界最高峰のNWA世界王者・ドリー・ファンク・ジュニア(実在する)
のタイトルに挑戦する権利を得た。
試合は好勝負の末、タイガーがドリーにコブラツイストを決めて、ギブアップ寸前、ドリーが極められた手でタイガーに目潰し、
技から逃れた。この時点で、タイガーの反則勝ち。
しかし、NWAルールでは、反則負けではタイトルは移動しない。
これでは腹の虫がおさまらないと数日後に再戦が決まった。
一時は、地下プロレスまでその身を落としたが、いよいよ世界の頂点に立つチャンスだ。

そう思って試合会場に臨む伊達直人。手に持つ鞄に、タイガーの仮面が入っている。
すると、そこに突然、大型ダンプカーが突っ込んで来て、目の前で子供が轢かれそうになる。
反射的に子供をかばおうと、自分がダンプカーの下敷きになってしまった。
薄れ行く意識の中で、トランクからタイガーのマスクを取り出し、それを川の中に放り込んだ。
こうして世界チャンピオン目前で、タイガーマスクは行方不明。
伊達直人は伊達直人として死んで行った。しびれる~~。
皆さんは、どっちの最終回がお好きですか?

第2位、「魔法使いサリー」。
山田邦子のデビュー当時のネタで有名ですが、それを知ってる人ももう少ないのでしょうねぇ。
そんなサリーちゃんの最終回は、魔法の国から、帰って来い、と伝令が来ます。
それは魔女は、11歳になったら社交界でデビューしなければならないからです。
サリーちゃんは、小5でした。

サリーちゃんは、おじいちゃんである大魔王に直談判します。
勝ち気な孫と、頑固なジジィの戦いは、孫に勝ち目がありますね。
結局、条件つきで人間界にとどまれることになりました。
条件は、「今後、一切、魔法に頼らないこと」。
人間の世界にとどまりたいなら、人間のように暮らせ、という至極、まっとうな意見です。
サリーちゃんはそれを約束します。

しかし、ある夜、学校が大火事になります。
噂を聞きつけて、クラスメートや先生が校門前に集まります。
消防車も来ますが火の勢いの方が強くて火事はどんどん燃え盛ります。
「私たちの思い出のつまった学校がなくなっちゃう…」
誰もがそう思った時、サリーちゃんは皆の前で魔法を使ってしまいます。
「エイ!エイ!エイ!」
すると急に空が曇って大雨が振り出し、火事の炎を消してくれました。

皆はびっくりです。
「ごめんね、みんな、隠してて。私、魔法使いなの」
「ううん、サリーちゃんが魔法使いだって、私たちは友達よ」
そうやって友情が深まります。しびれる~~。
しかし、これは大魔王との約束を破ったことになります。
サリーちゃんは、魔法の国に帰らなければなりません。サリーちゃんは素直に従います。
サリーちゃんは魔法の馬車に乗って皆とお別れします。
オープニング曲の逆回しみたいにサリーちゃんの魔法の家が、元の枯れ木に戻って行きます。

…という記憶だったのですが、先日、ユーチューブに「サリーちゃんの最終回」があったから見たら、
随分と内容が記憶と違っていました。
つまり、さっき書いた「タイガーマスク」やこれから紹介する第1位のエピソードも本当の話とは違う可能性が高いので、
興味がある人や暇な人は、調べて、どこが違うか教えて下さい。
みんなで作ろう、十中八九N・G!

さぁ、それでは第1位は、「ジャイアント・ロボ」です。
ジャイアント・ロボは日本の防衛軍が保有する戦うロボットです。
その操縦権は、大作少年にあり、彼が腕時計みたいなものに、「ロボ、出撃!」と命令すると、
ロボは、「ゲッ・ゲッ・ゲッー」とゲップを3回繰り返すような音と、変てこな身振りでジェット噴射します。
当時の子供達は、炭酸飲料を飲んだ後、必ず、マネしてた。

ジャイアント・ロボは最終回の前の回が重要な布石になるような回でした。
悪者が大作少年そっくりの少年を連れて来て、大作少年の腕時計を奪って、そっくり少年に操縦させて、
町中を破壊させます。

大作少年は腕時計を奪われてますから、大声で、「ロボ、やめろー!」と叫びます。
すると、ジャイアント・ロボは聞き覚えのある声に一瞬、ピクッとするが、そっくり少年の「ロボ、壊せ!」の命令に
従わざるを得ません。
大作少年もロボもそれぞれ葛藤の表現を表情と動作でみせますが、無力です。
そっくり少年一味は悪者らしく、「イヒヒヒ…」と肩を上下させて笑ってる。
だけど、腕時計を奪えたんなら、何もそっくりな少年はいらないんじゃないか?と子供心に思ったものです。
そして、なんだかんだあって腕時計を奪い返し、悪者をやっつけて町が平和になりました。
それが最終回の前の週に挿入されたエピソード。

これを受けての最終回です。
地球に巨大な隕石が向って来ていて、このままでは全人類が滅亡してしまう。
それを救う方法はただ一つ。
ジャイアント・ロボに隕石を捕まえさせて、そのまま大気圏外まで運ばせるのだ。
国連から大作少年に指令の要請が来た。

大作少年はためらいながら偉い人に質問した。「ロボは、どうなるんですか?」。
偉い人は、「………」。それが答えだった。ロボは隕石と共に爆破するのだ。
大作少年は、ロボにそんなことはさせたくない、しかし、全人類の命がかかっている、と葛藤しながら、
「ロボ、発進!」と命令する。
「ゲッ・ゲッ・ゲッー」とロボはゲップを3回して出動する。

すぐさま大作少年は、任務を放棄して、「ロボ、戻って来ーい!」と腕時計に命令する。
しかし、ロボは戻って来ない。
もう一度、「ロボ、戻って来い!」と命令するが、ロボは隕石に向って行く。

前回、そっくり少年の操縦で葛藤したジャイアント・ロボに心が生まれたのだ。
ロボは大作少年を守るため、自分が犠牲になって地球を救おうと自分の意志で飛んで行ったのだ。しびれる~~。
こうして地球は救われた。

人間のそばに長くいるとロボットにも感情が生まれてくるという話は、「涼宮ハルヒの消失」の長門有希と同じセオリーだ。
長門が世界を改変させたのも、今頃の季節でしたね。

さて、次回は、いよいよ、しんがり、うかいさんの「私がシビれたシーンたち」です。
大作みたいですよ。あっ、ジャイアント・ロボの少年の名前みたいだ。

BGM. 堺正章「さらば恋人」


ファム・ファタール~「怖い絵展」に行く

「怖い絵展」に行った。
美術展は最初と最後が混むというが、近頃は開催中、ず~~っと混雑してて、結局最終日になった。

すごく寒い日で、それで外で待つのだから、風が痛かった。待ち時間、3時間以上。

そもそも「怖い絵展」を、たとえば本屋の栞とか駅の広告看板とかそこかしこで目にしたが、
観に行こうと思ったのは、テレビだった。
観終わってから思うのだが、その番組は、かなり独断的にセンセーショナルに煽って、過剰に解釈づけしていて、
展覧会の音声ガイドにない解釈まで加えていた。

たとえば、今回の目玉である、レディージェーンの処刑、には、
「当時は処刑にあう人の服は黒なのだが、画家はあえてそれを白に換え、潔白を表現したかった」とか、
切り裂きジャックの部屋、では、
「細部まで描かれているにもかかわらず、人物は誰も描かれていない。
こんなに部屋の中を詳しくて、人がいないってことは、これは画家が犯人だ」で、どこのテレビ局だったかな?
おかげで僕はこの2枚を主に観るつもりで行ったのだが、行くまで知らなかったのだが、
ずっと観たかった、フューゼリの「夢魔」があって、それを観て帰って来たようなものだ。
昔、東京プロレスが旗揚げされた時、客は「豊登、を見に行って、猪木を観て帰って来た」というのと似てる。
…本当に似てるか?

下が、診察室の本棚の、フューゼリの「夢魔」。

「怖い絵展」というのは、何も、怪異とか猟奇とかグロテスクな絵画展ではない。
むしろ、そういう怖い絵は少ない。
日本の学校教育は、美術は感じなさい、と教えるが、その背景にある画家や作品の何かを知った方が、
鑑賞する時により味わいが深まるというアンチテーゼが趣旨。

会は怖さを6つのキーワードを切り口に分けていて、僕はポストカードを買って来たから、
そのテーマに沿って紹介して行きましょう。

まずは、第1章:神話と聖書。
ウオーターハウスの「オデュッセウスに杯を差し出すキルケー」。
キルケーは近づく男を歓待すると見せかけて魔術で豚に変えてしまう魔女です。
鏡の右側にオデュッセウスが写っています。
鏡の左や右の足下にいる豚は一足先に犠牲になった部下です。
でも、後々、この二人、付き合うらしいっすよ。

セイレーンは、サイレン(警報)の語源になった海の魔女。
半人半鳥または半人半魚の姿で、美声で船乗りを混乱させて、船を沈める。
日本海側の排他的経済水域に、セイレーンがいればいいのにね。北、対策。

下は、半人半魚のセイレーン。船の柱に繋がれてるのは、オデュッセウス。
他の船乗りはセイレーン対策として耳に密をつめて、耳栓をしてる。
でも、このオデュッセウスは、そんなに美声なら聴きたいって、好奇心旺盛。
この柱に繋がれてるのは捕虜とかじゃなくて、キルケーから伝授された奇策。
キルケー、良い奴じゃん。恋の弱味?

これは半人半鳥のセイレーン。
感情が欠落した大きな目、アイラインや化粧、眉やカールしたヘアスタイルの描写が、日本のマンガと共通項がある、
って音声ガイドで言ってた。
水没しかけた建物に必至で豚がしがみついている。
この豚たち、キルケーの仕業か?

第2章:悪魔、地獄、怪物。
ここで「夢魔」と、ビアズリーの「サロメ」が観れます!

夢魔、はさっきちょっと紹介しましたね。
夢魔は、寝てる人に淫靡な夢を見させて、快楽を与えるそうです。
言われてみると、下の女性のポーズは、エクスタシー、ですね。
馬は情欲の象徴。

フューゼリの夢魔、は何度か版画化されていたり、パロディやオマージュもあってそれも観れた。
夢魔は、男の夢にもあらわれる。
エッチな夢を見せてくれるのなら、キルケーのような美人でもいいのに、
夢魔は、美男美女ではなく、画家は異界の醜い魔物として描いた。
アニメ「おそ松さん一期」の名作「チビ太の花のいのち」に登場して、カラ松を虜にしたのも、
ドブス(実際そうクレジットされていた。ひどい役名だ)パターンだ。

ビアズリーの「サロメ」は、オスカー・ワイルドの戯曲の挿絵。
自分の好きな男(ヨハネ、イエス様に洗礼した人)に拒絶されたら、
王様の前で見事な踊りを披露して、その褒美に男の首を差し出させて、
チューだけでもしたい、という危険な少女サロメ。
どんだけロマンティックで自己チューなんだ。

第3章:異界と幻視。

ここでは、押見修造の「惡の華」のモチーフになった、ルドン、の目玉の絵があった。
ポストカードはなかったから、惡の華、の栞を。

今回の「怖い絵」のカラクリに一番しっくりくるのは、この絵じゃないかしら?
シムズの「そして妖精たちは服を持って逃げた」。
イギリスのヴィクトリア王朝時代には産業革命の反動で、超自然的なものへの憧れが高まり、
妖精画も黄金期で、シムズもたくさん妖精画を描いている。
この絵では右側の母子のところへ妖精が来て、服を持ち去る。
でも、母子はさほど驚いた様子でもなく、妖精の存在を信じる人が増えてた証拠。

この絵のどこが怖いかというと、背景の不気味な森の描写と、シムズの人生をリンクさせての分析。
順調な画家生活を送っていたシムズは、戦争で長男をなくし、自身も戦争画家になって、
戦地で悲惨な状況をみて、徐々に精神を病んで53歳で自殺する。ね、怖いでしょ?

第4章:現実。

娼婦一代記、という「6コママンガ」が面白かった。
田舎から出てきた少女が高級娼婦になって、逮捕され、感化院で木槌で1日中、麻を打つ強制労働。
この麻は、死刑囚を絞首刑にする時に使われるらしい。感化院から開放され、梅毒で死ぬ。
そして葬式。誰一人悲しむものはなし。少女の亡霊(?)が棺を覗き込む。
(これが現実だ)

そして、この章で、「切り裂きジャックの寝室」が観れます。作者は、ウオルター・リチャード・シッカート。犯人?

第5章:崇高の風景。

このコーナーは、僕的には、これってものがなかった。

第6章:歴史。

今回の真打登場、「レディ・ジェーン・グレイの処刑」。
権力争いの犠牲になって、反逆罪で処刑。9日間だけ女王でいた。わずか16歳。
右の斧を持って立っているのが、死刑執行人。まだギロチン機発明前の時代ってこと。

その儚い一輪の花のごとき姿。これが赤く染まるのかぁ。あっ、それで白いドレスにしたのかな?
インスタ映えする、みたいな理由で。だったら怖い。

この日は、寒かったので、帰りにカニ酒を呑む。

さて、次回からは、また、「私がシビれたシーンたち」シリーズに戻ります。
しんがりは…

BGM. ザ・ズートルビー「レディジェーンの伝説」


私がシビれたシーンたち、大平編

こんにちは。受付の大平です。

シビれたシーンって考えてみるとたくさんありますね。
私が1番最初に思いついたシビれたシーンは東方神起のライブシーンだったんのですが、
それをここに書いてもなぁと何日か思い悩みました。
思いついたシビれたシーンの何を選んでも川原先生、ソネさん鵜飼さんと被る気はしなかったのですが
なんとなく私は小説から選びました。
文章を詳しく書きたかったのですが、私はネタバレをうまく説明する自信がありません。
だからページ数と本当に簡単な説明だけ書いておきます。
ここで紹介する3つは私のおすすめというわけではなく、ただ私が「シビれた~」というシーンですからね。

第3位
【ハリーポッターと賢者の石】

誰もが知っている有名な作品ですね。

私がこの作品でしシビれたのは110ページから始まるグリンゴッツ銀行のシーン。ハリーはここにお金をとりに行くのですが、そこの銀色の扉に刻まれている言葉があります。それを読んだときになぜかグッと心を奪われ、その後の金庫までの数ページで信じられないワクワク感に襲われました。そんなすごいことが書かれてるわけでもないのです。でもそこで私は魔法にかかってしまったようであっという間にこの本を読み終え、何年もハリーポッターシリーズの新刊が出るのを楽しみに待ち続けることになりました。

第2位
【ぼぎわんが来る】

私はホラーが苦手です。普段ホラー小説など読みません。
この小説の10ページから始まる、化物が初めて訪ねてくるシーンを読んだ時、
ゾクゾクして全身が強ばり力が入る感じ、完全にシビれました。
そして化物の正体が暴かれるまでは読みすすめるしかなくなりました。
私はこの小説を読んでいる間、お風呂、トイレ、自分の部屋さえ怖く感じてしまい誰かがいるところで読み、
読み終わった後も暫く影響され、電気をつけたまま寝た覚えがあります。

第1位
【砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない】

この本は文庫だと189ページの短い小説ですが、シビれてしまったシーンがたくさんあります。
この本の帯にもある「好きって絶望だよね」のセリフシーン、タイトルの意味が分かるシーンも私をシビれさせたシーンです。
しかしシビれたシーンが多くこれだというシーンが選べない。
が、第2位、第3位よりもこの小説に書かれているシーンは確かに私をシビれさせたということで第1位にしました。
この小説はあまりにも私の心に突き刺さるシーンが多かったのです。

そんなだからか私は何度も読み返してしまいます。

3つの作品はどれも違うシビれを私が感じたものでした。

小説だと文章から自分で想像するので、想像力が膨らむシーンが私のシビれるシーンのような気がします。
そしてそんなシーンがある小説は一気に読んでしまいます。

最後はうかいさんですね。

BGM.東方神起「B.U.T」


シビれるシーン

こんにちはソネです。

今回は今回は「シビれるシーン」について書くことになりました。
シーンを言語化することが予想以上に難しくて苦戦しました。
3つに絞れたので今回3つ紹介します。順位がつけられなかったので私は順位付けしません。
自分がシビれるシーンについて独断と偏見の固まりで自分の好きなように書いてしまっています。
伝えたいことを拙い説明で伝わらないかもしれませんがご了承ください。

 

 

 

1つ目「耳をすませば」

好きな人、嫌いな人、両極端が多い作品だと思います。
この作品の私がシビれたシーンは

聖司くんと雫の初対面の場面です。

雫はベンチに忘れた自分の借りた本をとりに戻ります。
そこには見知らぬ男の子(聖司)が自分の借りた本を読んでいて本にはさんでいた
コンクリートロード(カントリーロードの曲になぞって雫が作詞したもの)の歌詞をみられてしまします。

     本文一部抜粋

聖司「お前さ、コンクリートロードは、やめた方がいいと思うよ。」

雫「読んだなーっ!」

雫「やな奴、やな奴、やな奴! やな奴、やな奴、やな奴!」

雫「やな奴!」

雫「“コンクリートロードは、やめた方がいいぜ” なによ!」

文では伝わらないので是非本作品を観て欲しいんですが、

このシーンの『やな奴~』裏にコンクリートロードというBGMがながれます。
そして自宅で牛乳を飲みながら雫は“コンクリートロードは、やめた方がいいぜ”
を聖司のマネをしながら言葉を発し、コップを置き、
 なによ!といいながら冷蔵庫をバタン!としめます。
この瞬間『やな奴~』から流れていたコンクリートロードのBGMがスッと消えます。

コンクリートロードのBGMはコンクリートロードと言う言葉を編集したものなんですが、

バカにされていらだっている雫の心理との兼ね合いやもやもやした感じ、さらに牛乳をのみ冷蔵庫を勢いよく閉めるという行為でもやもやを発散し同時にBGMも消える。

このBGMには雫の心理が深く関わってるのではないかと思い、すごく感動しました。私の中で耳をすませばの1番好きで思いで深いシーンです。
あくまで個人分析なので本当に意図してBGMをつけたか定かではありません。

 

 

2つ目「言の葉の庭」

学生時代に学校中ですごい!と話題になった作品です。
あまりにもリアルで美しい情景描写。これは好きな人、苦手な人がいるかもしれません。
写真のような情景はアニメ作品とは思えません。
この言の葉の庭では“雨”が大きく関わっています。雨の表現の豊かさはこの作品に勝るものに出会えないような気がしています。

私が特に好きなシーンがエンディングテーマのRainが流れ出すシーンです。
ユキノの家から飛び出したタカオを追いかけ、ユキノは自宅から非常階段へ向いタカオを見つけ、タカオはユキノに自分の気持ちをぶつけます。
このときの雨の描写は強弱があり、揺れ動く心の描写のように思えます。

タカオ「(長いので省略)・・・そうやって生きてくんだ」
のセリフの後ユキノに画面が変わり背景が雨から光が差す情景になります。
ユキノはタカオのほうへ階段を駆け下りるのですがこの時の間や彼女の駆けるときのステップとrainの導入タイミングがとても素晴らしいです!!
rainが流れ出してからはまるでミュージックビデオみたいで感動しました。

もっとわかりやすく説明したいのですが、私の語彙力では無理そうなのでやめておきます。

 

 

3つ目 「You Suffer」
ナパーム・デスというイギリス出身のバンドさんの曲です。
この曲は初めて聴いたとき私がすごくビックリした曲で、意表を付かれました。
学生時代に授業中に取り扱ったのですごく印象的でいまで、たまに聞きたくなります。
この曲についてはあまりネタバレするとビックリできないんです。
だから多くは語りません。

私のなかで、シビれるシーンに必要不可欠な物が音みたいです。

 

 

映画やドラマ、アニメ、音楽。全てにおいて音ってとても重要な物です。
学生時代の授業でホラー映画を無音で観るという授業がありました。

ホラーはどちらかと言うと好きなのですが、ホラーの魅力は緊張と緩和にあると思うんです。
こわい話のなかにどこかホッとできる一瞬がありそれをさらに裏切ったかのようにぞくっとすることが起こる。
これが面白いところだと私は個人的に思っています。

ホラーの緊張と緩和は音が表現していることが多く、無音でみるホラーはとてもつまらなかったんです。
この授業において私は音の役割、重要さについて考えさせられる授業でした。

最近はホラーより、夜自分の部屋の水道の蛇口がゆるんで水がポタポタ落ちる音が異常にこわいです・・・。

では、次にバトンタッチです。

BGM『GLORIA』ZIGGY