最近のワイドショーは、国会の森友問題ばかりですね。後は、ちょこっと貴乃花。
3/27(火)民放各局はこぞって、佐川氏の証人喚問を生中継していた。
しかし、テレ東だけは別だ。
かつて、昭和天皇崩御の時、各局がバラエティーやCMを自粛し、退屈な報道番組を垂れ流し、
当時はBSもなかった時代で、「12チャン」は「ムーミン」を放映し、高視聴率を獲得。
関係者は、「編成の勝利だ」と宣言していた。
今回もそれを彷彿とさせる佐川氏ゼロである。
テレ東は、通常通り、通販番組と海外ドラマ、時代劇を流し、
その後に、一人の人物をクローズアップする番組でも、そこは「佐川氏」ではなく、誰だと思いますか?
タイトルに堂々と書いてあるから、正解者続出だと思いますが、そうです、具志堅用高、だったのです。
何故に?今?具志堅用高なのか?
3/28(水)のランチタイム、これをクイズにスタッフに出したら、皆、首をひねって、
仕方ないから<ヒント!元アスリート、バラエティーにも出てる>と言ったら、
徳田さんは、「武井壮、森脇健児」と立て続けに答えるが、この人たち、アスリートか?
うかいさんは、「わかった!顔の長い人ですか?」と、多分、柔道の篠原信一、をあげた。
そして大平さんは、静かに目をつむって瞑想するようにして、ズバリ、「具志堅用高」とまさかの大正解!
蕎麦屋の僕らのテーブルは、驚愕の歓声と拍手がおきた。
しかし、これはとても重要なことだ。
テレ東のポリシーは、東スポのそれと似ている。
世の中の流行りや価値観や全体主義に迎合してはいけない。
個性も大切にしたいし、自分にとっての「一大事」は自分で決めたい。
僕は常々、そう思っているが、ミスる時もある。
それはクリニックのBGMだった。
夏の先取りをしようとして、夏っぽい曲を入れてみた。
サザンの1stアルバムとか、小野リサ、ハワイアンなどである。
サザンの「女呼んでブギ」がかかった時、うかいさんに「なんでサザンなんですか?カワクリっぽくないです」と言われ、
恥ずかしくなった。
こないだの大平さんの記事でも触れていたが、うちのBGMは他のクリニックのイージーリスニングとは違う、
こだわりの選曲のはずだった。
それが結果として、耳障りのいい曲ばかりになってしまい、「らしさ」を失うとこだった。
うちのスタッフはやさしいので、「急にやり過ぎたからですよ」とフォローしてくれたが、気付いたらすぐやるのがモットーだ。
昨日時間を少しづつみつけて、曲目をセレクトし直しました。
ついでに、ジュリーも1回休み。
ジュリーは、アンチエイジングをしないで、醜い姿をさらし、「こんな太っちゃったのにファンでいてくれるの?」と、
おなかをさすってライブをやってると聞き、その誠実さにリスペクトし、そんなジュリーの曲を断然かけていたが、
ふと、そんなことをしてるから、いつまでも痩せねぇんじゃないか?と急に逆ギレして、ジュリーの曲を排除してみました。
その代わりに、今回の核になるのは、大瀧 詠一です。↓。
BGM. 松田聖子「風立ちぬ」