新宿の休日。(GW②)

2013年、ゴールデン・ウイークの過ごし方。パート2.
「中野の休日。」の続き。
中野から中央線で1駅、新宿へ。
世界堂にビートルズのポスターのラミネートを頼んでおり、出来上がったのでそれの受取りに。
大型のラミネートは、その日には出来なくて、2日後の仕上がりになるためです。
その前に、まず南口から出て、タワーレコードへ。
このゴールデンウイークは、アニメ的には「ヱヴァンゲリオンQ」のブルーレイorDVDが発売されて賑わっていますね。
新宿タワーレコードには、アスカの等身大フィギュアが飾られていました。↓。

クリニックの待合室のモニター用に、エヴァQを購入しました。
当分はクリニックのソファの処のテレビで流れてるはずです。
クリニックでは消音して字幕にして流してるのですが、試しに観て発見したのですがQは字幕で観ると判りやすくなりますよ。
僕がタワーレコードに出向いたもう1つの目的は、クリニックで流してるBGMの音源探しです。
今回は「特徴的な声の人の歌謡曲」をコンセプトに探してみました。
当然、初期の郷ひろみは外せないと思ったのですが、意外に郷ひろみの初期の曲はベスト盤に網羅されていないのです。
何種類かのベスト盤や豪華何枚組みとかも調べたのですが、ベイ・シティ・ローラーズのカバーである「バイ・バイ・ベイビー」や
楳図かずお作詞の「寒い夜明け」がどこにも見当たりませんでした。
HIROMI GOは、もう変な声じゃなくなってるからなぁ。
今回のコンセプトからズレてしまう。なむさん、郷ひろみはあきらめよう。
そうなると次に思いつくのは、松本伊代です。
低いハスキーヴォイスでロネッツのリードヴォーカルに似てると評判でした。
伊代ちゃんは不思議なポジションのアイドルでした。
僕の周囲で、普段なら絶対芸能人に興味を持たないような人がファンになっていましたから。
当時の文化人が好んで深読みしたせいもあるのかな?。
そんな松本伊代は、「オールウェイズI・Y・O」というベスト盤がほぼ完璧だったので、購入しました。↓。

本来の趣旨から離れますが、これにはスペシャルDVDがついていて、
「クイズ・ドレミファドン」より、当時のテレビ映像がコレクションされています。
「センチメンタル・ジャーニー」(1982.1.10.OA)から始まり、大体のものは収録されています。
「時に愛は」がないくらいです。
個人的に言えば、DVDに「恋のKNOW-HOW」が未収録なのが残念でした。
あの曲は確か、独特の振り付けだったから。
さて話をもとに戻して、郷ひろみ×、松本伊代○、と来ました。
もう1つくらい欲しいなと思って棚を見ていたら、懐かしいものを発見しました。
多分、皆さんは知らないのではないでしょうか、ソフトクリームです。
いや、でも、こうやってタワーレコードのJ-POPのコーナーに置いてあるんだから、それなりのニーズがあるんだな。
よく考えたら、ちょっと人気あったし。ヤクルトの荒木投手と一緒にCM出てたりしたしね。これが、ソフトクリーム。↓。

ソフトクリームのCDも松本伊代みたいに当時の映像をつけてくれれば良かったのにな。
僕は、実は、ソフトクリームだけを専用に録画してるビデオを作成していたのですが、
兄貴が間違ってそのビデオに洋画を録画してしまい貴重な資料は消失してしまった痛い記憶があります。
ソフトクリーム専用ビデオがあった、ということは、他のビデオにはソフトクリームは録画されていない、ということを意味します。
ソフトクリームの映像が現在、手元にない現実。
今、こうして想い出して、キーボードを打ってるだけで、悔しくなってきたよ!
確か、「リオ・ブラボー」だったよ!
せっかくのコレクション、水の泡だよ!
全然、ブラボーじゃないよ!
棒に振ったよ!
それ以来、西部劇が嫌いになったよ!
と言う訳で、僕が何で西部劇が嫌いなのか、自己分析できたので、話を元に戻しましょう。
今回のコンセプトの「特徴的な声」ということについて。
よくバンドでメンバー紹介する時に、ギター・ベース・ドラムスと同列にヴォーカルがあるでしょう。
だから僕はヴォーカルは楽器と同等だと思うのです。
歌がうまいという条件の中に、ヴォイスという音の要素は大きいと思う。
そう考えると、ビートルズやディランや吉田拓郎や忌野清志郎の声は、特別な音色をしていた。
そう言えば、5月2日のキヨシの命日にちなんで、3人組の頃のRCサクセションの未発表音源がCD化された。
RCの特に初期の未発表曲なんていっぱいあると思う。
だからかな、オフィシャル・ブートレグと書いてある。
これはチャボが加入する前のフォークトリオの時代のものだけれど、
フォークと言っても、それはアコースティックを使ってるというだけで、内容的には「ロック」というか「ソウル」である。
そのCDのタイトルは、「悲しいことばっかり」。キヨシっぽいよ。そして、思ったより、E.作品集でした。↓。


よく「キヨシで(RCで)一番好きな歌は何ですか?」と質問されるが、それは難しい。
ビートルズで1曲、ってのと同じくらい難問。
その時の気分で変わるだろうし、良い歌が多すぎて1つに選択できない。
「けいおん」で付き合うなら誰?ってのと同じくらい選べない。
ちょっと意味は違っちゃったけれど、これ(「けいおん」で1人選べ)もよくされる質問なので、まとめて難しいと言っておきます。
クリニックのBGMは定期的に変えるのではなく、気分で変えています。コンセプトもきまぐれなのです。
そうして僕は、タワーレコードで3枚のCD(伊代・ソフトクリーム・RC)を買い、本来の目的である世界堂に行きました。
ビートルズのポスターは、4人が囚人服みたいな水着を着て、陽気にこちらに手を振ってる図柄。
彼らのアイドル時代のものでしょう。これも中野の古本屋で千円ちょっとで買ったのです。
紙だと汚れたり破けてしまいますが、ラミネートすると綺麗な状態を維持できるので、クリニック内に貼ってある物はほぼそうしてあります。
そして、ビートルズのポスターは、診察室の窓際のソファの辺りの壁に貼りました。
丁度、皆さんが、診察に入ると、正面に僕がいて、斜め右方向で、帽子を振って出迎えてくれるはずです。↓。

さて、これから自由ヶ丘に向かいます。自由ヶ丘では、ストレッチをやっています。
世界堂から新宿三丁目の駅はすぐ近くにあります。
東横線と副都心線が繋がって、新宿から乗り換えなしで自由ヶ丘に行けるようになり、便利になったものです。(GW③)へ続く。
BGM. ソフトクリーム「やったね!春だね!!」


ロンドンへの手紙

22/Ⅲ.(金)2013 はれ
ロンドンに留学していたショージ君が、この夏に帰国するそうだ。
5年間も本場で精神分析のトレーニングを受けてきたのだから、帰ってきたらうちの心理の面倒を見てよとお願いしてみた。
考えておく、とのこと。ロンドンはとても寒いらしい。日本は桜が咲いてるよ、と写メを送っておいた。
と言っても、普通に桜の写真では面白くないので、今、ファミマで売ってる「桜ミクマン」の画像を送った。
「桜ミクマン」は、初音ミクの緑の髪の毛が桜色になっていて、中味はこし餡だ。
だけど、5年もロンドンで真面目に精神分析の勉強に打ち込んでいて、初音ミクを知らなかったらどうしよう。
ひどくバランスの悪い人間になってるぞ。帰国したら、リハビリが必要かも。
そうだ、ショージ君が、来日したら、リハビリを兼ねて、うちのクリニックを案内しよう。
ロンドンの苦労話も聞きたいし。日英文化交流というタイトルにしよう。ポスターも手書きで作ろう。
なんか、勝手な憶測をして、余計な心配をして、1人で盛り上がっていますね。
失礼しました。下が、「桜ミクマン」。↓。

せっかくですから、今日はカワクリ・初音ミク特集にしましょう。昨日が東工大・桜特集だったからね、バランス良く。
まずは、カワクリの入口脇にある額装ポスターです。ちょっと誘惑的ですね。艶っぽいでしょう。↓。

そして、受付カウンター横には、立川談志の色紙の隣にショッピング袋。↓。これの裏面は、「ひぐらしのなく頃に」なのです。

フィギュア棚を開けてみましょう。これは何かのおまけでした。↓。

これは、ウェット・ティッシュ。アニメイトでポイントをためて交換しました。↓。

診察室に入って、椅子に座ると、正面にこれが見えるでしょう。↓。後ろのサインは僕の好きな女優さんのものです。

診察室の本棚の一番下の段に、「ねんどろいど」というフィギュアが収納されています。↓。

取り出してみましょう。これが、普通の初音ミク。↓。

そして、これが「はちゅねフェイスVer.」。↓。ネギが、小道具として入っています。

初音ミクと言えば、何故かネギを持って踊ってる印象が強いですが、昔、コミケでコスプレする人が皆、ネギを持ってきて、会場の床がネギの切れ端で埋まり、滑って転ぶ人も出て、それ以来、生物の持込が禁止されたって聞いたことがあります。
そんな時に商品化されたのが、本物のネギそっくりの「新鮮ネギ」です。プニュプニュして気持ちいいです。↓。

最後に、「かんなぎ」と初音ミクのコラボです。↓。コミックスの特典についてきました。カワクリの入口近くに貼ってあります。

以上、初音ミク特集でした。カワクリは、心理もいよいよ最終選考段階です。ショージ君、SVよろしくね。
BGM. 郷ひろみ「女であれ、男であれ」


真冬の帰り道

14/Ⅲ.(木)2013 はれ、風が強い
新しく受付に入るメンバーが決まりました。頑張って、面接した甲斐があるはずです。
「お知らせ」にも書きましたが、しばらくは、新メンバーへの教育に力がかかるので、新患はGW明けまで診れません。
しかし、ここ1年の受付の出入りは、目まぐるしかったな。5人やめて、6人入ったのかな。まるで回転ドアみたい。
同じ科の友人や先輩や後輩からは、さまざまな励ましや、アドヴァイスをいただいた。でも、皆、それぞれだよな。
人それぞれだよ。そりゃそうか。
ある人は、「受付は、2年毎に替えるのが、丁度いい」と言う。
 →受付は、「顔」だから長いこと勤めて欲しい。
ある人は、「君のところは遅くまで働かせすぎなんじゃない?昼も閉めないし。労働条件が悪いんだよ」と言う。
 →二交代制にしてるよ。それに、今回の応募だって、たくさん来たけど…。
ある人は、「無駄な仕事が多いんじゃないか?なぞなぞ、とかやめたら?」と言う。
 →うーむ、確かに…。そんなのやってる時じゃないのかな?。
ある人は、「他人に求めすぎなんだよ。要求水準が高すぎる。君の求めるような人は、クリニックなんかに務めない」と言う。
 →そんなことは、ないだろう?。そんなこと言うな。
ある人は、「面接時間がもったいない。君の時給、いくらだと思ってるの?その時間、よそでアルバイトしてごらん」と言う。
 →実際、計算して金額出してみたよ。「たとえば」の話なのに。
ある人は、「先生の体が心配です。過労死しますよ」と言う。
 →大丈夫。君と違って、休みの日に、ゴルフとかしないから。
ある人は、「よほど変なことさえしなければ、受付は誰でも一緒ですよ。」と言う。
 →反論する気がうせる。しかし、こういう人こそ、孤高と言うべきか。
でも、人は人だ。うちは独自色を打ち出して行くのだ。これからも。どこまでも。
今回の採用面接で、一番工夫したのは、1人に複数回、会って、僕の考えを伝えて反応の良かった人を選んだこと。
精神科医療とは何をすべきか?その中でカワクリのすべきことは何か?カワクリのアイデンティティーを確立するのだ。
後は、臨床心理士の人選だ。ふー…。
もう、ブログの記事に採用面接絡みのことを書くのは、終わりにしよう。同じことの繰り返しになりそうだから。
そうだ!、タッチの南ちゃんについて書かなきゃだった。去年の年末に、新春第1弾に書く、みたいなこと言ってなかったっけ?
しかし、あれはあれで体力のいる記事だから、しばらく経って落ち着いてからになりそうです。
まぁ、誰も期待してないテーマだろうけど。とは言え、何故に今、「タッチの南ちゃん」なんだ?カワクリ、どこへ行く?
BGM. ザ・モップス「何処へ」


仲良し

7/Ⅲ.(木)2013 はれ、暖かい
ここのところ、ブログで「焼肉ハンター」や「ブリしゃぶ」に行ったと書いているから、
「センセーはスタッフにやさしい」と言うコメントを頂く。同様に、「スタッフといい関係だ」とも。
まぁ、確かに仲が悪くはないが、こういう記事で気分を害する人が一定数いるのは承知だ。
内輪の和気あいあいを見せ付けられて羨望する人もいるだろうし、今がうまく行っていない人には不愉快だろうし。
だったら、わざわざ、そんなデリケートな部分を刺激するようなことは書かなければいい、と思う人もいるだろう。
いくらでもブナンなちょっと愉快な記事は書けるのだから。
確かに意図的に「仲良さそう」感を強調してる面は認めよう。
今の世の中は、不況だの、閉塞感だの、ハラスメントだの、人の付き合いもギスギスしている。
気のせいか、道行く人は、皆、疲れているか、不機嫌そうだ。(他人は自分の鏡かな?)
勉強して良い大学に入っても、良い会社に入っても「幸せ」じゃないって皆が言っている。
子供たちは、そんな大人たちを見て、どう思うのかな?
自分達のことは棚に上げて、「勉強しなさい」って言われても、説得力あるのかな?
子供たちの目に、大人は楽しそうに映るのかな?
大人は子供を馬鹿にしてるのかな?
子供は騙されたふりしてるのかな?。それとも、子供は馬鹿なのかな?
そもそも馬鹿って言い方、馬と鹿に失礼だと思わないのかな?
僕は、クリニックの仕事を通して、子供たちに「そうではない」空間もあるのだということを示したい。
それは、カワクリがそういう空間だとアピールしているのとは少し違うのです。
それに僕が伝えたいのは、スタッフと仲良し、ってことじゃなくて、意識やスローガンの共有ということだ。
実際、仲良しのクリニックって、世の中にはあるそうで、休日に皆でピクニックに行ったりするとこもあるそうだよ。
わざわざ、休日に。僕は、そういう「仲良し」はいらないな。
僕がクリニックを開くきっかけは後付でいくらでも出来るんだけど、
その中のひとつに「居場所」っていう概念があった。
不登校の中には、親には心配かけないように、制服を来て、家を出て、行く当てもないから、
山手線にずっとグルグル一日乗っている子も多い。
だけど、そんなものはいずれバレて事例化され、僕と会う。学校で。クリニックで。
思春期の患者さんが行くデイケアというのもある。
僕は、何人かの患者さんが、そういったデイケアから断られているのを知っている。
デイケアと言っても、それはグループ活動だから、輪を乱す1人は、「切る」のだ。
そんな患者たちのガッカリや、主治医である僕のいらだちの受け皿は、この世の中にはなかった。
初期のカワクリは、そんな人達が毎日来て良い場所にしていた。
受け皿がないんだったら、自分で作れば良い。
だから、カウンターも勉強しやすい用に作った。
受付のスタッフにも、関わりや声掛けを依頼した。
だからスタッフの人選も、資格や経歴やマナーではなくて、人柄で選んだ。
内科や外科と比べると、我々・精神科が治療的な戦略に使える道具はあきらかに少なかった。
だから、「人」を治療の道具にするしかないと思った。
「人」で傷ついた人は、「人」でしか癒せない、という人もいるが、僕はそれはよく判らない。
ただ、その空間と、そこに人がいることが大切だと思った。
そのうち人と人とが関わるには、何か媒介するものがあった方がいいと思った。
それで、「なぞなぞ」を作って貼るようにした。
カワクリは、開業して7年目だ。始めのうちは、患者さんの数も少なかったから、ゆっくりした居場所感はあったと思う。
でも、今はどうだろう?
今の受付の仕事は大変だと思う。
「会計」をして、「電話」をとって、「DVDの交換」をして、「待ち時間の苦情」を聞いて、
「カウンセリングのキャンセルや予約変更」をして、
その間に「なぞなぞ」のヒントや答を聞かれて。
こんなことをやらされるクリニックどこにもないよ。割りに合わないかもよ。
朝から夜までクリニックは開きっぱなしで。昼は閉めるところも多いでしょう?
だから、他のクリニックと比べたら、無駄や非効率が多い。
これに意味があると思ってくれる人じゃないと勤まらないよ。
それが僕の目指してるチーム・ワーク。
決して、仲良しじゃないでしょう?
だけど、そんなことを心底、共有する人なんているのかな?
あっ、でも、そんなことを言ったら、頑張ってくれている今のスタッフやこれまでのスタッフ達に失礼ですね。
だけど、自問自答。
「なぞなぞ」とか出してて、本当に意味があるのか?
今、採用面接の最中だから、色々と心が揺れるのかな。疲れてるのかも。
実は、意外にも、親切で助言してくれた仲間の精神科医の言葉が響いてるのかな。
ま、いいや。俺は俺だし。こうやるって決めて、始めたんだし。割とうまくやってる方だし。
ついて来てくれるスタッフもいるんだし。新しいスタッフも加わるし。
近いうちに、「鯛のコース」でも食べに行こう。鯛は今が、シーズンらしいし。
BGM. 南こうせつ「愛する人へ」


ししがしら~大岡山グルメリポート

1/Ⅲ.(金)2013 春一番のち雨
※応募するかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
大岡山グルメランチ情報を春一番の風にのせてお届けしましょう。
今日のお昼は、徳田さんと中華料理屋に行きました。久々に行ったら、
ランチの定番メニューがリニューアルされていました。
その中に、聞きなれない一品が。それは、「ししがしら・ナントカ風」というもの。
ナントカの部分は何て読むのか判らないし見たこともない漢字でした。
だから漢字に変換できず、ここではナントカにしました。
僕は強風に好奇心をあおられて、「ししがしら」を注文しました。
一方、徳田さんったら無難に、ビーフン、とかを頼んでやんの。
あっ、誤解した人がいたらいけないので、別に徳田さんや「ビーフン」を批判してる訳ではないですよ。
無難に、の方をです。
何を食べようが人の勝手ですね。話を「ししがしら」に戻しましょう。
皆さんは、「ししがしら」ってお料理を知っていましたか?
僕は知らなかったので、見てビックリしました。
こんなのです。↓。

ジャンボでしょう?
運ばれて来た時には、僕と徳田さんは2人して、ハンバーグ?、と声を揃えました。
徳田さんがスマホで調べてくれたところによると、「ししがしら」とは肉団子の大きいもの、だそうです。
これに、中華スープとライスとお新香とサラダと杏仁豆腐がついたセットで、780円です。
皆さんも、カワクリに寄った帰りに訪れてみてはいかがでしょう。
北口商店街をカワクリから駅と逆の方に歩いて行くと、右側にある中華料理屋です。
目印は、地下が「RIKIX」というキックボクシングのジムになっています。
ビックリつながり。
昨日の記事で、ポピーのつぼみと「ポケモンのマダツボミ」が似てる、と書きましたが、
ポピーは順調に花を咲かせています。
そして今日、ポケモン・カードのファイルを見直していたら、お花の咲き始めの、ポピーに似てる「マダツボミ」をみつけました。
「エリカのマダツボミ」です。乙女チックに、ほんのり赤く染まっているのが、愛らしいです。↓。

本物の咲いたポピーは、順次、カワクリ内に飾られて行きます。今日は、心理相談室にも飾られていました。
徳田さんのカウンセリングを受けた方は気付かれたかしら?
集中してると、それどころじゃないかしら?。
カワクリでは、世の中が無機質にどんどん季節感を無くして行くのに抵抗して、シーズン毎の風物詩を飾るようにしています。
今日から、いよいよ3月ですね。3月と言えば、ひなまつり、ですね。受付のカウンターに雛人形を配置しました。
お雛さまの両脇に咲き始めたポピーの花を並ばせて、撮影してみました。こんな風です。↓。

BGM. はっぴぃえんど「風をあつめて」


お花釣り

28/Ⅱ.(木)2013 はれ
※応募するかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
Yさん夫婦が房総方面に「お花釣り」に行くと聞き、
僕は、「お花もお魚みたいに釣るという表現をする」のだと始めて知りました。
Yさん夫婦は、その足でクリニックにも、お花を届けてくれました。野生の花たちです。
早速、花瓶にいけて、診察室に飾りました。お花の名前は判りませんが、ゴージャスでしょう?。↓。
お花の香りが部屋中に充満します。

僕が度肝を抜かれたのは、カワクリのバックヤードの床に「ポケモンのマダツボミ」みたいのが雁首を揃えていたからです。
ビックリして受付に、「あれは何だ?」と尋ねたら、「ホッピー」と聞こえました。
焼酎のビール割り?。ちょっと気味が悪い。
吾妻ひでおのSF美少女ファンタジーに出て来る謎の生命体みたいだ。
でも、しばらくするとその存在を失念していて、バックヤードに行く度に、僕はビックリして、その日は一日中、驚いていた。
それが今朝来たら、赤・白・黄色、綺麗な花を咲かせていた。
昨日とは違った意味で驚いた。
ビックリして受付に、「あれは何だ?」と尋ねたら、「ポピーです」と聞こえた。
あぁ、ポピーか、吉田拓郎の歌にあったな。
下が、「ホッピー」の頃のポピー。不気味でしょ?。こんなのが扉を開けるといきなりいるんだよ、ビックリするよね。↓。

ご存知ない方のために、念のため、これが「ポケモンのマダツボミ」です。似てませんか?。↓。

多分、皆さん、ご存知ないでしょうから、吾妻ひでおの「ときめきアリス」に出て来る謎の生命体も紹介しておきましょう。↓。

学生の頃にプルーストの「失われた時を求めて」という小説を読んだことがあり、それはとてつもなく長編だったのですが、
その小説の中に「花咲く乙女たちのかげに」という章があり、僕は「花咲く乙女たち」って良いフレーズだな、と思ったものです。
そんな乙女たちがしてるのかな、「お花釣り」。
下が、開花後の「ポピー」。「ホッピー」の頃から一晩ですよ。大変身でしょ?。↓。

咲いたお花から、順番に待合室に登場します。
マダツボミの状態のものは、バックヤードで待機中です。
さすがの僕ももう慣れて、バックヤードの「ホッピー」に、今日は全然驚きませんでしたよ。
皆さんも、カワクリで「ポピー」を見かけたら、メタモルフォーゼ前の様子を思い浮かべてごらん下さい。
味わい深いものになるでしょう。しかし早いもので、今年ももう2月も終わりですね。もうすぐ春ですよ。
BGM. 吉田拓郎「春になれば」


今週はスイトピー

21/Ⅱ.(木)2013 曇り、昼には雪が降ったらしい
※応募するかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
応募をしない方々にも、隠れた受付の仕事を紹介しましょう。
ちょっと前の記事にも書きましたが、クリニックに置く、マンガの「検閲」作業です。
天明さんに命じていた検閲が終了し、結果、すべてセーフで、めでたく日の目を見ることになりました。
まずは、「Virtual Red」。誰とでも寝てしまう赤い屋根の家に住む女の話です。
これは実は天明さんの検閲中に、ある人がクリニックに持って来ていたのを発見して、「ま、いいか」と通過したのです。
だから、厳密には、天明さんの検閲をパスしてはいません。
もう1人の受付の渡部さんは、「これ、置いていいのですか?」と驚いていましたが、「ま、いいか」です。
そんなにいやらしくないし。
というか、僕は筋がよく判りませんでした。天明さんも、ストーリーが判らなくて「あとがき」まで読んだ、と言っていました。
難解です。マンガ読解力に自信のある方は、チャレンジして下さい。↓。

そして、次は「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」です。自分の名前を発音できない少女の青春マンガです。↓。

次は、同じ作者の「ぼくは麻理のなか」。
友達が1人もいない大学生がコンビニで見かけた名前も知らない女子高生を「コンビニの天使」と名付けて、
毎日、尾行していて、ある朝、目が醒めると、「僕」の体がその女子高生になっていたという話です。↓。

押見修造は、前にここで紹介した「悪の華」の作者でもあります。
あわせて読んでみて下さい。面白いと思います。
受付の仕事には、お花をチョイスして買って来て、花瓶にさして、クリニックに飾る、「植物係」もあります。
現代はややもすると何かとテクノロジーで無機質な季節感を感じさせない方向に人は向かってしまう傾向があるので、
カワクリでは、「季節のお花」を飾るようにしているのです。
今週の植物係は、天明さんでした。
彼女は、くのいちの様な素早さで、診察と診察の合間に、花瓶を診察室の机に置いてくれました。
僕は、花の名前はほとんど知らないので、<この花、何?>って聞いたところ、天明さんは「シクラメン」と答えました。
すると、隣にいた渡部さんが「エッ!?」と俊敏に反応し、それと連動するように天明さんは「スイトピーでした」と訂正しました。
「スイトピー」と「シクラメン」は同じ「サ行」だから、辞書を引き間違えるように、言い間違えたのかしら?。
ちょっと面白かったです。
現在、受付は、渡部さんと天明さんの2人です。下が、今週のお花、「スイトピー」。↓。
さらに新しい人が入る予定です。これから採用面接をしたりします。決まったら紹介するので、皆さん、どうぞよろしく。


今日のわざ

19/Ⅱ.(火)2013 朝は粉雪
※応募するかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
さて、応募をしない方々には、最近のカワクリ事情を報告しましょう。
先週は、「バレンタイン・ウィーク」だったので、受付でチロル・チョコのプレゼント配布をしました。
その間は、「澪ちゃんのクリア・ファイル」をクリニックの入り口付近に貼っておきました。
受診日が、ズレちゃった人には申し訳ないです。せめて、クリア・ファイルだけでもご覧いただきましょう。↓。

週があけたので、クリア・ファイルは撤去して、同じ場所に新しい「なぞなぞ」を作って貼りました。
これは、今日のお昼休みに作って貼ったので、今日の午前に来た人は見てないでしょう。
午後の人は見たでしょう。↓。

診療が全部終ってからは、「若手の心理士」募集文を作り、徳田さんに臨床心理士のホームページに掲載して貰いました。
即戦力も欲しいのですが、今回は経験は浅いけれど、精神科臨床に熱意のある人を求人したのです。
ピアノと同じで、自己流でピアノをいじった事のある人より、ピアノに触った事のない人の方が上達が早かったりするかと思って。
今日は他にも東京都医療機関情報「ひまわり」や東京都教育庁専門医派遣事業に出すアンケートも仕上げました。
今日の僕はミック・ジャガーのプリントTシャツを着てたからね、張り切って色々とやったよ。
明日は、ジム・モリソンを着ようかな。
BGM. 小室等 吉田拓郎 井上陽水 泉谷しげる. 「今日のわざ 」


検閲も仕事(?)

7/Ⅱ.(木)2013 晴れ
※採用面接を受けるかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかも?、昔のですが。※
さて、採用面接を受けない方々へ。2月に新しく待合室に用意したマンガのお知らせをしましょう。
まずは、全国の書店員さん絶賛!
今、イチバン、売りたい漫画、と帯に書いてある「喰う寝るふたり住むふたり」です。
個人的な趣味で言えば、僕には共感するところは少なかったです。世代的なものでしょうか。
ま、趣味は皆、違うしね。
でも、人気みたいです。増刷してるし。↓。

クリニックに置くマンガは僕は全部、目を通して、面白いかは勿論、クリニックにふさわしくないもののチェックもします。
検閲ですね。とか言って、「ひぐらし」とか手塚治虫の「奇子」とかは、OKなのですから、検閲、甘いですね。
それでも、微妙なラインのものもあり、そういうのは、これまでは女性目線で心理の徳田さんにチェックしてもらっていました。
今回からは、受付の天明さんにその役をバトンタッチすることにしました。
今、検閲中のものがあります。パスしたら、待合室に出しますね。それまでは作品名は、秘密です。
ちなみに、今まで、NGになった作品は、たった1つだけです。そんな栄誉ある(?)作品とは、安達哲の「さくらの唄」です。
ヤンマガKCスペシャルから刊行されていますが、3巻のみ、「成年コミック」と表記されています。
僕は好きなマンガでストーリーも青春モノで良いと思うのですが、性描写が露骨すぎるのです。それも3巻から突然。↓。

そんな「さくらの唄」にちょっと似た風味のある作品だなぁと思ったのが、押見修造「悪の華」です。
実際、作者が作品の紹介の中で、「さくらの唄」に影響を受けたと書いてありました。やっぱり、と思いました。
でも、こちらの方が、描写はマイルドなので、「これは検閲なし」で出してしまいました。大丈夫です。多分…。
ボードレールの「悪の華」を愛する文学少年・春日くんが主人公。
ある日、彼は放課後の教室に落ちていた大好きな女子の佐伯さんの体操着を思わず盗ってしまう。
それを嫌われ者の少女・仲村さんに見られてしまい、「バラされたくなければ」と‘契約’をさせられてしまうとこから始まる。
コミックの装丁は、登場人物の「フキダシ」になっているのが印象的で、1巻は仲村さん。
嫌われ者ですが憎めないです。↓。

2巻の表紙は、ボードレールの「悪の華」を愛する主人公の春日くん。
佐伯さんとデートすることになった春日くんに仲村さんが命令したこととは?
下の絵をじっくり見ると判ります。↓。

3巻は、佐伯さん。彼女は少し性格が良く描かれすぎてる感じがしないでもないですが。
でも、結構、大胆だったりします。↓。

マンガのところどころで文学作品が登場します。
アンドレ・ブルトンの「ナジャ」とか。「ナジャ」は診察室の本棚にもあります。↓。

作者は、「あとがたり」で中学生の頃、デルボーの絵画に魅せられたというような趣旨のことを書いています。
デルボーは僕も好きな画家で、クリニックの壁には絵が飾ってありますし、診察室の本棚には画集も並んでいます。↓。

そうそう、このマンガを天明さんの検閲に出さずにOKとした最大の理由は、これはTVアニメ化されるそうだからです。
放送できるなら、大丈夫だろうと踏んだのです。これが、その証拠の帯。↓
7巻で登場人物たちは高校生になります。

受付前のカウンターのあたりに「新刊」を置くことにするので、良かったら見て下さい。↓。

ちなみに、検閲でNGの「さくらの唄」は探してもクリニックのどこにもないので、ご承知の程を。
そう言われると見たくなるかな?
BGM. 豊田清「青春PART1」


皆さんとの架け橋に

1/Ⅱ.(金)2013 晴れ
意外と、「占い、のようなもの」が好評なようです。
「占い」と言えば、「誕生日大全」という本も受付の奥にあるのですよ。
この本には、366日分の、占いが載っているのです。
血液型が1/4、星占いが1/12の確率なら、誕生日大全は1/366なので、統計的には精度が良いと言えるのかしら?。↓。

たとえば僕は、7月24日生まれなのですが、この本によると、「よき相談相手で、分別がある人物」だそうです。
その詳細と、「隠された自己」「仕事と適性」「恋愛と人間関係」「数秘術によるあなたの運勢」「長所」「短所」が載っています。
さらに「相性占い」として、
「恋人や友人」「力になってくれる人」「運命の人」「ライバル」「ソウルメイト(魂の伴侶)」の誕生日が網羅されています。
自分の意中の人の誕生日が入っていないか探すのも楽しいですね。
そして、「この日に生まれた有名人」の名前が列挙され、
ちなみに7月24日生まれは、水川あさみ(女優)、谷崎潤一郎(作家)、ガス・サント(映画監督)、久保田利伸(ミュージシャン)、
よしもとばなな(作家)、植草克秀(少年隊)、ジェニファー・ロペス(女優・歌手)、坂本昌行(V6)、中村紀洋(プロ野球選手)、
相沢紗世(タレント)、須藤理彩(女優)、スンヨン(KARA)、右代啓佑(陸上10種競技選手)だそうです。
これは、スタッフと皆さんがコミュニケーションする際に、何か話しに詰まった時用に、小道具として受付に置いてあるのです。
だから、待合室を探しても、有りません。
自分の誕生日のページを見たい・知りたい人は、スタッフに言って下さい。
奥から出して、見せてくれるでしょう。見開き2ページだから、読み応えがありますよ。
スタッフと皆さんのコミュニケーションで思い出したのですが、「千石撫子のポップ」は普段はスイッチを切ってあります。
まだ誰も聞いたこと、ないんじゃないかな?。撫子の声を聞きたい人も、気軽にスタッフに声をかけて下さいね。
そのように吹き出しを付けてみました。↓。

これから新しいスタッフも加わるでしょうから、皆さん、よろしくお願い致します。
BGM. 吉田拓郎「この歌をある人に」