時計 -相談室よりー

28/Ⅷ (日)
再びお邪魔します。とくだです。
相談室の時計、新しくなったんです。確か・・・半年くらい前です。結構前ですね・・・
意外と皆さんに気付かれにくいので、ご紹介します。

この時計、パーツがバラバラになっていて、好きなように形を変えられるんです。
最初は、きれいな丸を目指して、先生にも手伝ってもらって、うまいこと配置したのですが、ある日出勤してみたら、パーツが一つ落ちてしまっていて。それを直す時に、この形に変形させてみました。横向きのしずくみたいに。(少々無理がありますかね。。。)
相談室に入ったら、見てみてくださいね。


ひまわり ―相談室ver.―

27/Ⅷ. (土)
今日は久しぶりにブログにお邪魔します。とくだです。
8月も終盤で、夏もそろそろ終りですかね。
夏の思い出として、相談室のお花、ひまわり。
ひまわりにも色んな種類があるのですね。
今年は相談室のお花を選ぶのにひまわりを見ていたら、結構めずらしいのに出会いました。
黒いひまわり!黒だけだとなんだかダークな印象になるので、ライトな黄色のと一緒に。

これもかわいかったです。真ん中も黄色い。(浮いてるのはまりもじゃなくて炭…)

 ひまわりの変り種ばかりで、普通のひまわりを置かなかったな。そういえば・・・
黒いひまわり、岡田さんが黒いところに反応して、ぎょっと驚き、「枯れてるのかと思った~(笑)」と。確かに・・・(笑)普通のひまわりが色んなお花屋さんにあって、なんとなく変わったのを選りすぐってしまったけど、スタンダードも大切だったな、と思ったりして。。。また見つけたら今度は普通のにしよう、と思います。まだありますように、ひまわり。。。


スラムダンク

21/Ⅷ.(日)2011 くもり、時々雨
8月中に書き上げなきゃいけない原稿があって、気が重い。1800字っていうボリュームなんだけど、それが多いのか少ないのかもわからない。確かな事は、まだ1文字も書いてないということだ。エバってどうする?。
僕は追い詰められると力を発揮するタイプなのでそれほど焦ってもいないのだが、追い詰められないとやらないというのもどうかと思う。困った性格だ、早く直さないと。
気分転換に、徳田さんに借りた「スラムダンク」というマンガの残りを一気に読破した。これは、アメトークで「スラムダンク芸人」っていうのをやってたから、知ってる人も多いでしょう。バスケット・ボールのマンガです。
そうそう、こないだ行った香港旅行で、女人街という夜店が並ぶマーケットで、偶然「スラムダンク」のフィギュアを見つけて、夏休み前からチョコチョコ小分けして借りて読んでいたから、その共時性にビックリして、思わず買ってきた。二つで、日本円で千円くらいだから、まぁ安いでしょ。自宅の本棚に飾る。
これが、湘北高校のメンバー。↓。

そして、これがライバル校の選手の選抜。↓。

という訳で、(原稿を書かなきゃいけないから)、8月いっぱいはブログを書けなくなると思います。がんばろう。


ほこり

20/Ⅷ.(土)2011 くもり、時々雨
夏休みに入るちょっと前の話です。
大学病院の先生に報告書を書く用件があって、それは僕と徳田さんの共同作業でした。始めに徳田さんが、叩き台みたいなものを作ってくれたのだが、ちょっと厳しいけど、<これじゃ、駄目>って書き直しして貰った。徳田さんと話していて解ったのは、彼女はむしろ逆の方がいいと思っていたようだ。つまり、あまり、しゃしゃり出ない方がいい的な謙虚さ。
僕はそうじゃなく、どう見立てて、今後どうしてゆくのが理想で、それを阻むものがあるとしたらそれは何で、それに対する今出来る対処はこうだ、という風に書いて欲しいと話した。
彼女は、勘とセンスと呑み込みがよく、一日で完璧な修正版を作ってきたのには驚かされた。文章もエレガントなんだ。これなら、自信をもって大学病院に送れるね。よろしい、大変良く出来ました。
僕の父親は眼科の開業医で、僕が大学2年生の時に癌で死んだから、父親と「医者とは~」みたいな話をしたことがない。兄はギリギリあるんじゃないかな?。代わりと言ってはなんだが、僕が小学生の頃に父親が呟いていた独り言みたいなもので、それはオペが必要な患者さんをオペが出来る病院に紹介状を書く時の意気込みみたいなものだった。開業医だから、オペをする施設がないだけで、それ以外は全部出来るんだということを、紹介状に詳細に記すことで、大病院からも一目置かれるんだ的なニュアンスの内容だったと記憶している。それは、開業医のほこりみたいなもので、僕も同様のことを実感する。


香港&マカオの旅~娘と2人で~④小さなトラブル

19/Ⅷ.(金)2011 はれ
朝、部屋のベルが鳴り、何かと思ったら、お掃除の人が何やら言っていた。眠いので、「ノーサンキュー」と言って追い返した。すると、しばらくして、部屋の電話が鳴って、チェックアウトの時間だという。2人で、慌てて用意をしてホテルを出る。
寝坊して、朝御飯を食べ損ねたので、中華レストランみたいなところに入り、ランチをたのむ。これが、美味しかった。これなら、日本に帰って、中華を食べ直す必要はないな。なんて思っていたら、空港行きのバスの時間が迫っていた。慌てて、店を出る。デザートを食べ損ねた。
空港に着くと、搭乗手続きで、帰りの飛行機の便の変更と2人がバラバラの席になる、と言われた。<why?>と聞くと、「full」だって。満席ってこと?。予約してて、満席もないだろうと思ったが、少し早く日本に着くからそれでもいいか、ということにした。2人とも、英語、よく喋れないから交渉できないし。
ジャスト・モーメントと言われ、ベンチでおとなしく座って待っていた。しかし、いくら経っても何も言ってこないのである。さすがに娘が不安になったらしく、どうなってるんだろう、というから、さっきの係の男を見つけて、<どうなってるんですか?>とジェスチャーで聞くと、「ジャスト・モーメント」と言って立ち去ろうとする。さすがにそれはないだろうと思って、<お前、さっきもそう言ってただろう>と文句を言うと、さすがにこちらが怒ってることは伝わったらしく、両手を前に出して、まぁまぁ、となだめるようなポーズで、「ジャスト・モーメント」と言いやがった。
さすがに頭に来て、<さっきから、ずっと同じこと言ってるじゃねぇか!お前のジャスト・モーメントってのは、何分何秒のことだ?正確に答えろ!>とすごむと、向こうは困ったような顔をして、「キャン・ユー・スピーク・イングリッシュ?」って言いやがる。<知らねぇよ!その手にゃ乗らねぇよ。大体、お前、これ信用問題だぞ。てめぇのところで飛行機を勝手に変えるとか言い出したんだろうが>、向こうはこっちが怒ってるのはわかるが何を言っているのかわからないので困っているようだが、普通に考えれば何を怒ってるかくらい想像できるだろう。
「キャン・ユー・スピーク・イングリッシュ?」と再度言うから、<だから知らねぇよ!知ってても使いたくない気分だよ!いいか、もう一度、言うぞ。信用の問題だぞ。信用だよ、信用!わかんねぇだろう?日本語だからな。ワザと言ってんだよ。家に帰ったら、辞書で引けよ。ディクショナリーだよ、『字、引く書なり』って言うだろう。いいか、よく覚えとけ!家に帰ったらディクショナリーで調べろ!。信用だぞ、シ・ン・ヨ・ウ!>、と鼻と鼻がくっつく距離で喋ってやった。
そうすると、そいつは急に「OK!」なんて言って、俺たちのスーツケースを自ら引いて、カウンターの列に横入りして、係の女(そいつもさっきは態度が悪かった)に何か指示を出して、そしたらその女も急にキビキビとして、結局、そこの飛行機会社と提携してる日本の航空便に変更してくれた。スチュワーデスさんも日本人だし、2人の席も隣だし、出国の時刻も早すぎもせず遅すぎもせず丁度いい。なんだよ、出来るんなら最初からしろよ。こういうのは、良くないよ。言ったモン勝ちみたいじゃないか。気の優しい人なら損をする。そういうのは、良くないと思う。
ま、とりあえず一安心だね。出発の20分前に‘71番ゲート’に行けばいいらしい。免税店を見て回って、それでも少し時間があるから、スタバでお茶をしよう。自慢ではないが、僕はスタバという所に入ったことがなく、メニューが難しいというイメージだけがある。『日常』というアニメでも、主人公が地元のリニューアルした喫茶店に入ったはいいが、メニューの意味がわからない、というエピソードがあったが、ここは一つ、娘に選んでもらった。ナントカカントカ、というチョコレート味の飲み物にクリームがトッピングされて、キャラメルソースみたいなもので渦巻きが描かれていた。
娘に、<どうしてこれにしたの?>って聞いたら、「好きそうだから」だって。本当だ、美味しい。小さなトラブルはあったけど、やっと落ち着いたね。まだちょっと時間があるね。<そうそう、マクドナルドって、今でも『一緒にポテトはいかがですか?』って聞くの?>と娘に尋ねると、「聞くよ」って言うけど、<でも、今、バリューセットとか言って、ポテトはセットに組み込まれてるんじゃないの?>「飲み物だけ頼むと言われるよ」<あっ、そうか>なんてやり取りをしていた。
いよいよ20分前に‘71番ゲート’に着くと、これは‘30番ゲート’に変更されたという。<あの野郎、仕組んだか?>と一瞬、思ったが、それより場所を移動しないと。でも、‘71’から‘30’って結構あるぞ。時間も出発まであと10分もない。取り合えず走ろう!、と走るが、出発の時間は迫ってくる。スタバでゆっくりしすぎたなんて悔やんでもしょうがない。走りながら、娘は「間に合わないかも。飛行機、出ちゃうかも」と不安そうに言うから、<大丈夫!。‘71’番の係の人が‘30’番の係の人に、今から2人向かう、って連絡してくれてるだろう。それに、いざとなったら、俺には奥の手がある。だから大丈夫!>。結果は、ギリギリ・セーフで間に合いました。やれやれ。
家に着いてから娘が、「さっき言ってた、奥の手って何?」って聞くから、松田優作と薬師丸ひろ子の「探偵物語」という映画のラスト・シーンの話をしてやった。
それは、主人公の薬師丸ひろ子が探偵の松田優作に依頼をして、無事、事件が解決して、サヨナラになるのだが、その時には2人の間に「依頼者と探偵」という関係を超えた恋心のようなものが芽生えていた。しかし、薬師丸ひろ子は、悩んだ末、別れを決意して、一人、飛行機に乗る。空港で見送る松田優作。薬師丸ひろ子を乗せた飛行機は飛び立つが、なんとすぐに空港に逆戻りする。なぜなら、松田優作が、飛行機会社に、今飛び立った飛行機に爆弾をしかけた、と嘘の電話をしたから。それで、飛行機はユーターンして、乗客は全員、飛行機を降ろされるのである。薬師丸ひろ子も。そして、飛行場で待っていた松田優作と再会し結ばれるというエンディング。その松田優作と同じことをするんだよ。それが、俺の奥の手。
娘は、始めキョトンとしていたが、すぐにニヤリと笑って、やがてあきれたような顔をして、緊張感から解放された。旅の企画など、ご苦労さまでした。でも、まぁ、思い出に残るいい旅行だったね。


香港&マカオの旅~娘と2人で~③’夜

18/Ⅷ.(木)2011 はれ、時々、スコール
その後は、マカオタワーにゆき、カジノにも寄った。カジノは、クレージーキャッツの映画やマフィアのイメージで、もっと怖いというかピリピリした不健全な空気のところかと想像してたのだが、意外にもクリーンで拍子抜けした。マカオタワーのエレベーターはすごく速い。下の写真は、展望台から撮影した景色。どこかまでがマカオで、どこかからが中国になるらしい。↓。


僕は、ギャンブルというものを一切しないので、ここは楽しいとは思わなかった。これまでの人生がラッキーの連続で、さすがにもう運を使い果たしているだろうから、どうせ賭け事をしても勝てないと思うし。カジノで喜ぶお父さんの演技をするのも、白々しいから、一回だけスロットをやっただけにした。
マカオから香港に戻り、夜は、オープン・トップ・バスという屋根のない2回建てバスに乗り、市内観光をした。頭が看板スレスレだったり、ジェット・コースターみたいな坂だったりして、スリル満点。夜景も綺麗。
香港にはディズニーランドがあるらしいが、今回はそこには行かなかった。東京ディズニーランドには、娘が小さい頃に何度か行った事があり、パレードが来ると、この子を肩車して見せたものだ。そして、僕は買いたてのホームビデオで、パレードの行進を撮影していた。案外、自家撮りのパレードほどつまらないものもなく、家でビデオを再生しても、パレードの部分だけ飛ばして見るから、何のため撮ってたのかわからない。でも、毎回、撮っていた。
自慢ではないが、僕は子供が出来るまで、ディズニーランドというところに行ったことがなく、子供が大きくなってからは、ディズニーランドに行っていない。そのため、実は、僕はパレードというものを肉眼でみたことがない。昨日の、100万$の夜景の例でもないが、きっと生で見るのと、レンズ越しでは全然迫力も違うから、一回くらいは見ておけば良かったなと思う。
バスは海沿いを走り、美しい夜景を見せつける。僕の携帯電話はバッテリーが底をつきて、充電してください、と警告を出した。パレードの教訓から、写真に残すより、この目に焼き付けておいた方がいいのだと景観を味わった。
隣で娘は、バチバチと写真を撮っている。俺が見て、娘が撮影。子供の頃のディズニーランドと立場が逆転していて、面白いなと思いつつ、時の流れを体感した。偶然だが、僕が撮影できた最後のワンショットがコレである。↓。


コレは香港のディズニーランドへの行き方を示した標識なのです。黄色い看板の左下に、黒い丸が見えるでしょう。ブレてて見づらいでしょうが、実は、ミッキーマウスのマークなのです。わかります?。


香港&マカオの旅~娘と2人で~③

18/Ⅷ.(木)2011 はれ、時々、スコール
日帰りでマカオに観光。マカオの町は、カラフルというかパステルというかお洒落だった。昔、ポルトガル人が住んでいたらしい。
まずは、聖ポール天主堂跡。17世紀の様子をうかがわせる。ファザードだけが立つ。↓。


よく見ると、このファザードに、フランシスコ・ザビエルとか、ドクロとかドラゴンとか蓮とかシーサとか、色んな文化の物が入り混じっていて面白い。ちなみに、ドラゴンは西洋では「悪」で東洋では「福」だ。このファザードのドラゴンは「西洋」だ。アップの写真を載せて見ますが、細かい所は見えないかな。↓。


この辺りでは、エッグタルトが名物で、7香港$=約70円、玉子がプリプリしていて美味しかったけど、熱くって、思わずこぼしてズボンの裾とスニーカーの靴ヒモの間にめり込んでしまった。ティッシュであわててふくも、靴ヒモに玉子を塗りこむ様になってしまった。
そんなことはどうでも良くって、聖ポール天主堂跡の隣には、ナーチャ廟というのがある。「男の子」を守る神様だそうだ。↓。


ちなみに、この辺は、世界遺産らしく、娘が僕のリクエストに答えた形になっている。
下は、聖ドミニコ教会。淡いイエローに彩られた美しい教会。全然、話は変わるが、神戸で震災を体験された中井久夫という偉い精神科の先生が、瓦礫に合う色は黄色しかない、みたいなことを何かに書いていた。天皇皇后両陛下が、被災地を訪問された時も黄色いお花を持って行かれたとも書いてあった。
話を元に戻して、下が、聖ドミニコ教会。↓。


↑。手前の石畳のモザイクは、ポルトガルの熟練工が敷き詰めた波型模様をしていて、そちこちに海の生き物を表したりしていた。蟹とかナメクジとか。
ちなみに、さっきの聖ポール天主堂は「イエズス会」で、こちらは「ドミニコ会」。聖ドミニコ教会も世界遺産なので、今はミサはしてないそうだ。感想を言うと、とっても落ち着く。ずっとここにいたい、安らかな気持ちになる。館内にある「バラの聖母像」も美しい。下は、館内の様子↓。白と黒のジグザグ模様が、ドミニコのマーク。





下の噴水は、マカオの中心地、セナド広場。向こうに見えるのが、仁慈堂。名のごとく、慈愛のことをしてくれる場所で、昔は貧乏な人や老人やらい病患者の力になったという。↓。


この後は、カジノにゆく、の巻。つづく。


香港&マカオの旅~娘と2人で~②

17/Ⅷ.(水)2011 はれ、時々、スコール
トラムという2階建てのチンチン電車に乗って、まずは「天后廟」にゆくが、ここは面白かった。オブジェが、大きくて極彩色で迫力があって派手でよい!。
「天后」とは、海と漁師を守る女神様のことで、「天后廟」はその天后を祀っているのだ。↓。


天后の左隣には、観音廟がある。これも、色っぽくて素敵!。↓。


「天后廟」の海を臨む境内には、他にも見逃せないさまざまな福の神や珍獣が大集合している。↓。



下は、長寿橋と言って、渡ると長生き出来るらしい。注意点は、帰りに同じ橋を渡らないこと。プラマイ・ゼロになってしまうから。↓。


他にも、こんなのがあって、全部は撮りきれませんでしたが、とても面白かった。↓。



↑。最後は、ドラゴンでしめてみました。
次は、セントジョンズ大聖堂へ。移動中、スコールのような大雨が、短期集中型に降ったが、すぐ止んだ。で、セントジョンズだが、現在ある建物は第二次世界大戦後に再現されたもの。13世紀ゴシック様式。↓。


堂内のステンドグラスも素敵。↓。


下のは、譜面台みたいなもので、聖書や賛美歌を乗せるのかな?。黄金の鷲のデザイン。かっこいい。一家に一台欲しいな。↓。


次いで、ダデル・ストリートの石段とガス燈を見物に行く。映画「慕情」を彷彿とさせた。
お昼に食べた飲茶は美味しかった。たくさん歩いたあとだからかもしれないね。その後、免税店をいくつか回って、お土産物を買って、ホテルに戻って、少しお昼寝をした。
夕方から、ヴィクトリア湾ディナークルーズ。軽く食事をして、デッキに出て海風にあたる。全然関係ない話だが、「涼宮ハルヒの憂鬱」に出てくる朝比奈みくるの住む未来には、「船」という乗り物が存在しないらしい。
昨日、僕らが見ていた船に乗って、昨日、僕らが見ていた地点を船上から確認する。今日の自分が、昨日の自分を見ているような錯覚に陥った。でも、人生ってそんなものかもしれないな。昨日までは傍観者だったのが、たった一日で当事者になったりする。天災なんて、その最たるものだな。病気もそうかな。
などと難しいことを考えているうちに、本日のメインイベント。100万$の夜景を観にヴィクトリア・ピークへゆく。登山電車のようなものに乗るのだが、これに乗るのに長蛇の列が出来ている。しかし、娘は用意周到で、何か脇の方からスイスイと、ディズニーランドのファストパスのようなルートを使って、全然、待たずに列車に乗れた。すごいね。下が、その登山電車。↓。


今日は、昼に雨が降ったから、空気が澄んでいて、霧がなくて、綺麗で、きっとこれが、100万$の夜景なんだと思う。↓。


写真を撮ってみるも、肉眼で見るのと、レンズ越しに見る光景は全然違う。単に、写真が下手だとも言えるが…。
そうそう、この旅行で、娘と2人の記念写真を何枚か撮った。こうやって2人で、同じ写真に納まるなんて、何年振りだろう?。子供の時、以来だろう。中学生に上がってからは初めてじゃないか?。忙しすぎたから。


香港&マカオの旅~娘と2人で~①

16/Ⅷ.(火)2011 はれ
早朝、娘に起こされて、羽田へ向かう。今日から2人で、香港&マカオ4日間の旅。香港は土地が少なくて、東京都の総面積のおよそ半分くらいだそうだ。
宿泊先は、nikkoホテル。日系のホテルだから日本人のスタッフもいて、初香港の人にも安心だ。↓。


下は、部屋の窓から外を写した。日の丸が揺れてる。「がんばろう!日本!」という感じ。↓。


お昼は、市内で北京料理を食べる。ある人に、香港に行って中華料理を食べたらあまり美味しくなくて帰国したら真っ先に中華料理を食べに行った、という笑い話を聞かされて知っていたから、驚きはしなかった。
夜は、海岸に出て、「アベニュー・オブ・スターズ」という香港映画に貢献した人の手形やサイン付きプレートが埋め込まれた散歩道を歩く。一番人気は、断トツでブルース・リー。↓。



香港ではスリが多いらしく、「スリに気をつけろ!」と色んな人から言われた。もしも、娘のバッグをスリが奪ったら、もしやに備え、ブルース・リー・バージョンとジャッキー・チェン・バージョンのイメージトレーニングをしておく。
20時からは、「シンフォニー・オブ・ライツ」という音楽に合わせて高層ビルから色とりどりのサーチライトで夜空を飾るショーを観る。海の向こうの夜景が綺麗。その視界を宇宙船みたいに旅客船が横切る。なんとなく「未来世紀ブラジル」という映画を思い出した。



ちなみにこのショーは、ギネスブックにも登録されているそうだ。しかし、ギネスブックに登録されるのって、そんなにすごいのかな。個人的には、ギネスって、「ドミノ倒し、ギネスに挑戦!」とか「ホットドッグの大食い記録」とか、ちょっとマヌケなもので、それらと一緒に陳列されると、かえってイメージダウンにならないかなって、少し心配。余計なお世話?。



明日の夜は、この海を船に乗ってディナークルーズをするんだ。
BGM. RCサクセション「まぼろし」


今日から夏休み~

14/Ⅷ.(日)2011
この夏休みは、息子が勉強合宿のため、家族旅行はなし。
うちの家族旅行は、女性陣が(妻と娘)が行き先から何から何まで決めて、男性陣は(俺と息子)は黙ってその企画に乗っかるというシステムが確立されている。
特に、僕の場合はひどいもので、行き先もうる覚えのまま、当地で今回の旅先がどこかを知る始末。それでも、誰も困らない。それでも、地球は回ってる。
こんな事があった。行きつけの寿司屋に息子と2人で行って、<来週、香港に行くんですよ>と言ったら、
お店の女将さんが、「100万$の夜景の写真、撮ってきて見せて下さいね」と言うので、快諾した。
旅行に行き数日たったが、一向にその気配がないので、<100万$の夜景には、いつ行くの?>と尋ねたら、
女性陣と話がかみ合わない。事情を詳しく説明したら、謎が解けた。ここは、「香港」ではなく、「台湾」だったのだ。
息子に、<お前、知ってた?>と聞くと、「知ってた」。<いつ?>、「飛行機で」。
<何で教えないんだよ!>、「だって、聞かなかったから」。
<…って言うか、お前、寿司屋に一緒にいただろう?俺が香港だと思い込んでるの知ってただろう?教えろよ>、
「いつ、気付くかと思って」だと。
ところで、急遽、このバカンスは娘と俺の2人で旅行に行く話になった。母親は、受験生の息子の面倒を見るから、自宅待機。
そのため、今回の旅行の企画は娘1人で行った。
実は、僕のパスポートの期限が切れているので、娘が本籍地の茅ヶ崎まで書類を取りにいったり、有楽町でパスポートの申請を代行してくれたり。
「行き先はどこがいい?」と希望を聞かれた。娘は、自分の行きたいところより、お父さんの行きたいところに行きたい、と母親に話していたという。
そうか、じゃ、リクエストね。<イタリアか、ハワイか、ルーブル美術館か、世界遺産か、フロイト・ミュージアムか、ゲシュタポ収容所>と希望を伝えた。
日程的な関係で、どんどん消去法で選択肢が減り、娘は、色々と智恵をしぼっって、「香港&マカオ4日間の旅」に決まった。
母親から伝え聞いた話によると、娘は香港、特にマカオに好印象を持っているようで、それというのも、
小学生の頃、クラスメートが家族旅行で香港&マカオに行き、お父さんがカジノで楽しそうにしていて、
雰囲気がとてもよかった、と友人から聞かされて、「家族団欒」のイメージをサブリミナルに刷り込まれているようだった。
子供たちが、小さい頃なんて、まとまった休みなんてとったことなかったからな。
子供の学校の運動会と、病院の行事の運動会がぶつかって、病院の方を選んでひんしゅくを買ったこともあったな。
ここ1年くらいだものね、長い休暇がとれるようになったのは。
人生にやり直しがきくのかどうかは知らないが、今は昔してこれなかったことの埋め合わせをする時期なんだなぁと、この頃、ふと思うことがある。