場ちがいな貴女(あなた)

28/ⅩⅡ.(水)2016 あたたかい
ほんの少し寝坊した朝は最寄り駅まで急ぎ足。
余裕のある時は徒歩なのだが、こういう時は電車を使う。
駅に向う道すがら、すれちがった女性は銀河鉄道999のメーテルみたいなイデタチの美人で、
黒いコートと黒いフワフワの山高帽みたいのを被って、こっちを凝視している。
<知り合い?>と思って僕が立ち止まる。
するとメーテルも立ち止まる。
しばらく、「………」のまま、見つめ合う。
するとメーテル、僕のコートの中の服を指差し、「マミタス?」。
僕は、自分の服を指差し、<マミタス!>と答えた。
マミタスとは、中野ブロードウェイにある中川翔子のお店のブランド名。由来は、しょこたんの飼い猫の名前。
僕が着てたのは、大平さんの妹さんがイケメンver.のイラストを描いてくれた時のトレーナー。↓。


するとメーテルは、親指を立てて、こちらに見せて、「グッジョブ!」みたいなアクションで微笑んだ。
僕もつられて照れくさそうに同じようなポーズで挨拶を返して、良い気分で1日がスタートしたが、
何故にこんな街の朝に、メーテル似の美人がいるのだ?
それも出勤する僕らと逆方向に歩いて。
一体どこへ向うのだ?
そして、しょこたんに詳しい理由とは?
はてなマークばっかりな、何とも場ちがいな女(ひと)よ。
さて、お待たせしました!次回、しょこたんの30才のバースディ・ライブのレビューです。
予習(または復習)は、こちら、と、こちら
BGM.中川翔子「君にメロロン 」


クリスマス・プレゼント

24/ⅩⅡ.(土)2016  はれ  X’masイブ
今日、クリニックにクリスマス・プレゼントが届いた。
CoCo壱がポケモンサン&ムーンとのコラボ企画をやってた時、
応募したのが当たった。ポケモンのテーブル。↓。

受付の大平さんとどうやったら当たりやすいか研究して、
結局、「川原達二74歳、孫のためにポケモンとやらをゲットしたいんじゃ~」作戦が功を奏したか?
はたまた厳正なくじ引きで当たったのだろうか?下がCoCo壱のロゴ。↓。

これは季節毎にお花を下さるYさんからの贈り物。クリスマスっぽいお花。↓。

昨日はお昼が志らくの「芝浜」で、夜がベルハーのライブのダブルヘッダーのはずが、志らくだけにした。
それは「芝浜後日談」と「芝浜エピソード0」を一緒にやって、それらがまるで談志の落語論の変遷をみてるようで、
つまり「落語とは人間の業の肯定」が一席目のテーマ、二席目は「イリュージョン」、
そして中入り後の「芝浜」で「江戸の風が吹く」を全部酒の噺でやられたから、
いっぱいやらずにおれなくなって呑みに行っちゃった。
だからベルハーは明日がラスト。
今日はX’masイブ。
Sさんからサンタのシャツを貰ったから、それを着て診察。↓。

ある患者さんから、「原色似合いますね!白いのはお餅ですか?」と言われたのが、ちょっと面白かったです。
BGM.子門真人「レッドマン 」


お洒落なズボン

22/ⅩⅡ.(木)2016  ベルハー新体制メンバー、追加オーディション決定!
お洒落なズボンが僕は憎い。
あいつが来てからロクなことがない。
新宿のファッショナブルなビルの人気店で買ったお洒落なズボンは上等で、お値段も、
高級ソープランドに行けるくらいの高価なものだ。ま、行かないけど、ソープランド。
それはともかく、僕は僕のお洒落なズボンを許しがたい。
フツーに穿かないとか、捨てちゃうとか、売っちゃうとか、では気がすまない。
たとえば、寸断して、グツグツ沸いた鍋に入れて、臨時雇いの魔女に煮込ませて、ペースト状にしたら、
一目惚れして恋に落ちちゃう薬草のパウダーを降りかけて、アマゾンのワニのエサにしてしまおう。
たとえば、テキサスの暴れ馬の後ろ足にくくりつけて、名うてのカーボーイにオファーして、昔のリーバイスのCMみたいに、
市中引き回しの刑にしてやろう。
たとえば、勇ましいちびの仕立て屋さんにオーダーして、ちんどん屋さんみたいなパンタロンにして、来年のハロウィンで、
「時間ですよ」のマチャアキの扮装にしてみよう。
などとあらんかぎりの抑圧されたアグレッションを解放してみた。
そもそも僕は既製品に不満足だ。
僕が大学生の頃、服飾系の女の子と仲良しで、しっぽのはえたズボンとか、つののはえたパーカーとかを作ってもらった。
僕の医学部のカリキュラムが忙しくなって、あの子とは自然と会わなくなちゃったけど、元気かな?
あの子、まだ技、あるかな?
作って欲しいズボンがあるんだ。僕のお正月用の赤いコールテンのズボン。
それから来年の2月に大学の同窓会に着て行く衣装も作って欲しいんだけど。
僕らが会ってたあの頃の仲間と会うんだよ。
なごみ探偵・おそ松のシャーロック・ホームズ風のコスプレにしたいんだけど、作れないかな?
一応、バーバリーにも問い合わせてみたんだけど、取り扱ってないらしいから。↓。

そう言えば、当時は松田聖子の全盛期(SWEET MEMORIESの頃)で、聖子ちゃんはミシンのCMをしてて、
「●●で出来たタキシードが欲しい~」、<ありませ~ん>。
「だったら、作れば良い!」と言ってミシンでこさえたタキシード姿で微笑んでいたね。
ないんだったら作れば良いという発想は、涼宮ハルヒのSOS団と同じ精神だね。下は、「~の大成」。↓。

BGM.RCサクセション「ダーリン・ミシン 」


先生のデジカメ

21/ⅩⅡ.(水)2016  (ソネ)さん冬なのにショートの理由は、「失恋」ではないそうです!
最近は何でも写真にとってアップする人が増えてるらしいので、デジカメも買ったことだし、マネしてみましょう。
まずは、前回紹介した「受付カウンター周辺にあるものクイズ」の、なぞなぞ、のヒントです。
①「楽器の中で、あたまがいいと言われるのは?」
…僕の誕生日に、みずほ、が♪ハッピーバースディ♪を吹いてくれた時のチェキです。↓。

②「元気に返事をして、お昼に出てきた、くつは何?」
…まどマギの、暁美ほむら、の足元に注目です。↓。

③「ロバの中でも人をきれいにするのは、どんなロバ?」
…偽物語の忍野忍ちゃんのフィギュアがヒント。ここは、どこ?。↓。

④「火と水が一緒に入ってる、カン、って何?」
…カレンダーの中に答えがあります。ちなみにファイヤー・シスターズの名前は「カレンだ~」と「つきひ」です。
兄の名前は、暦、で面白いですね。↓。

⑤「屋根に大きな穴があるのに雨もりしないよ。なぜ?」
バルテュスの絵です。ボートに乗っているのは、ジョルジュ・バタイユの娘だそうです。空には虹が出ています。↓。

クリニックに来れない遠くの人のために、答えは、最後に載っけておきました。
来れる人や会える人には、直接、教えてあげるから、聞いて下さいね。
撮影ついでに、診察室に貼ってあるシングル・ジャケットでパラパラマンガみたいなのを作ったので紹介します。
まずは、「人差し指」編。
⑥基本形を、パーシー・フェイスにしてみました。↓。

⑦左右の手を変えてみました。平山三紀。まだ指は立ててませんね。↓。

⑧榊原郁恵はアゴに指を立てました。↓。

⑨新井薫子は、ほっぺです。↓。

⑩堀ちえみは、こめかみにドキューンです。↓。

⑪そのまま皆で手を上げましょう。シャワー。シャワーコロンのCMをしてた人たち。↓。

⑫レオの難敵、マグマ星人にも同じ格好をしてもらいました。これでおしまい。↓。

面白かったですか?
続いて第2弾、「腕組み」編。
⑬基本形は、元気ハツラツ、早見優ちゃんのデビュー曲。バスボン「ヘアコロンシャンプー・リンス」のCM曲。↓。

⑭続いて、ミノルタのCMから、宮崎美子。
腕組みをした時、右手を上にするか左手を上にするかで、効き脳、が違うそうです。女子高生に教えてもらいました。
二人は逆ですね。↓。

⑮伊藤咲子は、胸元まで持ち上げて来ました。↓。

⑯岩井小百合は、片膝ついて。↓。

⑰宇佐美ゆかりは、変則形。カネボウ「マイデイト」のイメージソング。↓。

⑱河合美智子は、腕組みしたまま伸びをして。ハウスおかしなチョコスナック「さかなかな」のCMソング。↓。

⑲そのままの体勢から横っ飛び。千の顔をもつ男、ミル・マスカラス。両手重ねて、クロス・チョップ。↓。

こんな風に遊んでみました。面白かったですか?
それでは、なぞなぞ、の答えです。
①リコーダー(りこうだ)
②ハイヒール
③ふろば
④いっしゅうかん(火は火曜日、水は水曜日)
⑤雨が降っていないから(虹が出てる)
タイトルの「先生のデジカメ」は、
僕の撮った写真をコンピューターに保存する用に大平さんが作ってくれたフォルダー名が由来です。


いよいよ

20/ⅩⅡ.(火)2016  SU-METALの生誕日&(ソネ)さん冬なのにショートに変身!
クリニックの近くの店をのぞいたら、どこもクリスマスっぽかった。
そして、クリニックに戻って来たら、うちはそれほどでもなかった。
それでも、やはりカワクリ・クリスマスを一手に引き受けるのは、寝釈迦サンタの移動です。
これまでの動きはこちら
その後、先週は、ジャレた猫の上にいました。↓。

週末は、お風呂にジャボンと入っていました。↓。

僕は新しい、なぞなぞ、を作ってウォーターサーバーに貼りました。
ロバの中でも人をキレイにするのはどんなロバ?
なんて、なぞなぞ、も作りました。
この5題はすべて受付カウンター周辺にあるものが答えかヒントになっています。
我ながら良い出来なのでチャレンジしてみて下さい。↓。

サンタに話は戻りますが、今週になって、いよいよ、クリスマスも秒読みなのでしょう。
(ソネ)さんは、サンタをこの位置に配置しました。↓。

12/18に「涼宮ハルヒの大成」を購入したら、特典にキャンパスが付いてきました。
これは、「涼宮ハルヒの消失」に出てきたシーンのイメージで、ハルヒが部室内から文字を書いたから、
「メリークリスマス」が鏡文字になっています。診察室の本棚に飾りました。クリスマス期間限定。↓。


充電期間

16/ⅩⅡ.(土)2016  明日は12月の定例会、今月の定例会は忘年会!
クリニックの受付は、今、大平さんと(ソネ)さんの2交替制。
それに加えて、音叉問題の余波もあり、今、新患さんをストップしているので、この頃は待ち時間も少ないでしょう?
それを一番実感しているのは、僕です。
朝9時にスタートして、昼休みをきちんととれ、夜9時に終わることさえある。
そんな日は、すごく楽。
でも、よく考えたら、これがフツーなのかも…
今はカワクリも僕自身にとっても充電期間。
年末年始ということもあり、催し物やイベントが多く、お出かけの機会も増える。
明日は、カワクリの忘年会。
月曜は、志の輔「歓喜の歌」。
祭日は、昼が志らく「芝浜」、夜はベルハーのライブ。
クリスマスも、ベルハーのライブ(あれば)。
最後の月曜は、志らく「シネマ落語」。
大晦日は、ベルハーのライブ(あれば)。
年が明けて、2週目はミュージカル「わたしは真悟」。
3週目、小朝&昇太の春風亭二人会。
4週目、さくら学院「公開授業」、談春「居残り佐平次」。
5週目、志らく&志ら乃親子会。
2月は、1週目がお笑いライブ。
2週目が、当たれば、さくら学院。
3週目は、大学の同窓会。
と、このように予定の詰め込み過ぎが目立つ。
応募する時は、「want~したい」で購入したチケットが、
ライブ当日には、「must/should~しなければならない/すべきである」の気持ちにスイッチすることが多い。
気分転換のはずが義務に変わってる。
コレクションを完全コンプリートする時のモードと似てて、まるで毎日が仕事みたい。
この現象を僕は、「ライブ当日の行きたくない症候群」と名付けて、ひとり、おびえている。
BGM.吉田拓郎「純情」


誰のイタズラ?

8/ⅩⅡ.(木)2016 ジョン・レノンの命日
受付カウンターの寝釈迦サンタは、クリスマスに近付いて徐々に前進させる受付の企みでして、
前回の記事で僕の出しゃばったアイデアを紹介してみました。
ずっとブログを読んでくれている人ならいいのですが、初めてみる方のためにサンタの行動半径を紹介しましょう。
最初に登場した時は、大きな黒い寝釈迦カエルの上にいました。↓。

それがちょっとしたら、少し前に移動しました。↓。

11/24には、仏教の象徴である蓮の花に、サンタを縦刺しにするアヴァン・ギャルドはセクシーとさえ囃し立てられました。↓。

12/4、僕が前回に紹介した将棋に喩えると、穴熊、サンタを安全な場所にガードしました。↓。

12/7、サンタは寝釈迦コーナーの本来到達すべきセンターに位置していました。↓。

それを見つけたソネさんは、「誰かのイタズラです!」とサンタを取り上げました。
彼女的には、まだ早い、らしいです。
確かに、クリスマス最終形態になるには、12/7は早過ぎますね。
そして、ソネさんがチョイスしたサンタの居場所は、忍野忍のドーナッツ風呂フィギュアのバスタブのはしです。
サンタの寝釈迦ポーズが、湯気のようにお色気を醸し出しますね。↓。

しかし、今日のサンタをセンターに置いたイタズラの犯人は誰なのでしょう?
ソネさんは、こんなに大胆なイタズラをする犯人にあきれています。
でもね、そもそも、このサンタの大移動企画はソネさんのイタズラから始まったんですよ(笑)
言って置きますが、僕ではないですよ、今日の犯人。
BGM.チューインガム「風と落ち葉と旅びと」


12月前半のカワクリの風景

7/ⅩⅡ.(水)2016 寒い
クリスマス・シーズンのクリニックのBGMをハワイアンにしたのは愚行だったと思う。
X’masソングが嫌だという人が多いからと言って、夏の歌ばかりにする、というのはあまりにも安易だ。
なぜなら体制に対して脅威なのは反体制ではなく、非体制であるように。
アンチ巨人も巨人ファンのように。
ハワイアンもX’masソングのようなものだ。(本当か?)
とにかく、次元を変えよう。切り口を変えるのだ。
ローリング・ストーンズの新譜は、構想50年&レコーディングたった3日というブルースのカバー・アルバムだ。
時を同じくして、タイマーズのスペシャル・エディションも出た。
時代は、温故知新、だ。
迷路で行き止まりになったら、そこから別ルートにジャンプは出来ない。
一旦、分岐点まで戻って、そこからやり直し。
そんなルールと似てる。
原点回帰とは、勇気ある撤退、だ。
そういう訳で、待合室のBGMをガラっと変えました。もう「夏」の雰囲気はないです。
受付カウンターの寝釈迦サンタは、クリスマスに近付いて徐々に前進させる受付の企みですが、
今回ばかりは出しゃばって僕がアイデアを出してみました。
こんな風にしてみました。
将棋に喩えると、穴熊、です。
ディフェンス重視で、サンタを安全な場所に隠してみました。↓。

これは今のカワクリの姿勢を象徴しています。
それは、新患ストップの背景にある、かねてから懸案の受付時間と待ち時間のバランスです。
「お知らせ」を作ってクリニックの入口に貼りました。↓。

受付時間厳守に至った経緯と、↓。

いつも揉める順番の問題について、です。↓。

この2つは、両面コピーにして今日から配布を開始しました。
皆さん、よろしくご協力の程を。
BGM.森尾由美「おねがい」


となりの芝生

2/ⅩⅡ.(金)2016  ふだんはその日一日を生きてるつもりでいるが、12月ときくと、やはり、12月だなぁと思う。
医局の後輩と話した。
彼も精神科の診療所を開いているが、最近は、保健所や校医や老人ホームなどの仕事が増えて、
自分のクリニックを開ける日が週に2日か3日で、それも不定期らしい。
<え~!>っと僕が驚くと、
「でもね、先生、そうすると皆予約通りに来るんですよ」と診療が実にスムーズになった、と笑っていた。
確かに治療とは相手がいて、双方向的なものだから、何でもこちら側だけの問題だと思うのは、
結局は一人相撲をとっているのと同じことで、ある意味、傲慢なのかもしれない、と考えてみたりした。
それなのに僕ら人間はどうしてこうも比べたがる?
それは解剖学的に目玉が自分の姿を見える位置に付いてないからで、自分を見るには姿見のような鏡が必要で、
容姿なら鏡で事欠かないが、その内容となると人間はまず他人という鏡に自分を映してみたくなる。
でも、それはいい加減なもので、比較なら他人としないで、以前の自分と比較した方が成長度合いとかは判るのに、
その方が実りがあるのに、わかっちゃいるけど、どうしても、となりの芝生は青くみえる。
BGM.ザ・フォーク・クルセダーズ「私の青空」


あきらめてみませんか?

1/ⅩⅡ.(木)2016 トド松の声の人、海外留学だって?トト子か、って!「おそ松さん2期」どうなる?
ここのクリニックをスタートした頃の話。
目利きのする人から言われた。
「○×病院、は、もう駄目ですよ。
何故って、あそこの病院の大きなガラスの自動扉はいつもピカピカなんです。
それがこないだ見たら、四角い扉が丸く拭いてあったんですよ。
お掃除会社の経費を削ったのか、そういう所に目配り出来る人がいなくなったのかは知りませんが、
まぁ、病院に限らず、そういう所にほころびが出たらね、おしまいですよ、ホホホホ…」
開院当時の挨拶にそんなことを言いにくるなんて、なんて人なんだと思ったから覚えているのだが、
確かに数年後、○×病院、は別の病院に買収されてしまった。
それからと言うもの、僕はこのエピソードをスタッフに繰り返し話した。
僕の口は酸っぱくなり、スタッフの耳にはタコが出来た。
そして波長が良い時は自然とシンクロするもので、そんな話を知る由もない患者さん達が、
「洗面台が水で汚れていたから、拭いておきました」とか、
「外の階段にコンビニのレシートが落ちてたので拾って来ましたけど、ゴミですよね?」などと、
患者さんも一緒になってクリニックの美化委員になってくれた。
「自分達のクリニックだから」と明言してくれる人達もいた。
その言葉はとても嬉しく、励みになり、力にもなった。
アニメ「かんなぎ」のように、みんなの支持してくれる力によって、こちらのパワーもアップするもので、
それが治療に還元されて好循環するのがカワクリの特徴です。
うちのクリニックの内装は床が白と黒のマーブル模様のモノトーンの静かな基調で、
でも、これはパッと見ると、ゴミが落ちてるようにも見える。↓。

こないだお昼休みに外から帰って来て階段を昇ったら、飴玉の包み紙が落ちていた。
クリニックに入って、受付カウンターの前に白いチリ紙の端っこが落ちていた。
これらは前日にもあって、<あれ?>って思っていたものだ。なら、自分で拾えよ、って話であるが。
しかし、冒頭の、○×病院、の例もある。
清掃が行き届いているかどうかという部分的な問題が、カワクリの治療サービスの質の未来を占うメルクマール
となりうるということだ。
単なる偶然だとは思うが、こないだ知り合いから紹介されて来た新患さんが診察を受けた後に怒って帰った。
それは僕に対して、僕の診療に対して怒った訳である。
紹介患者を怒らせてしまったので、治療代はもらわなかった。
そんなことより紹介してくた人の面目をつぶしてしまって申し訳なかった。
この事で二人の関係がギクシャクしなきゃいいけど。
しかし、こんなことは初めてだ。
ひょっとしたら、○×病院、は他人事ではなく、知らないうちに治療の質が落ちているのかもしれない。
或は、そうなることへの警告ケースなのかもしれない。
皆さんにも一緒に考えてもらっている「音叉問題」とか「スタッフの顔と名前が一致しない問題」などは氷山の一角で、
もっと根本的な問題があるような気がする。
クリニックの受付が定着しないのは、置いておくとして。
患者さんがスタッフの顔と名前が一致しないことより、スタッフが患者の顔と名前が一致しない方が問題だ。
患者さんの述べ人数が急激に増えていることも原因か。
こんなゴミの落ちてるようなクリニックの待合室に、患者が溢れかえっていたら、おそらくおそろしいことが起こる。
今まさに危機管理能力が問われている。
○×病院、の二の舞はごめんだ。
だから、新患しばらくストップします。
紹介状を持ってる人もごめんなさい。
1日の患者数を少なく一定にセーブすれば、「音叉問題」も当座はしのげる。
その間に屋台骨を立て直そう。
スタッフが真摯に働いてるのに、やり甲斐よりも疲弊感を強く感じるのは職場としておかしい。
これは現代の縮図か。
何かが狂っている。
やり直し!
そんな迷走を続ける川原クリニック、スタッフ募集中です。
BGM.忌野清志郎「Boys」