スィンセリティ・ニュー・シー・シネマ

3/Ⅹ.(月)2016 小雨
その前の(月)は、学校医の後、「君の名は。」を観に行こうかと思ったのですが、
「傷物語」をまだ観てないのに、そんなのを先に観たら、忍ちゃんに怒られるかと自惚れ、
そんなことを考えていたら、ゴジラも「動く席」でもう1回観たいし、
それなら京アニの「声のなんとか」も観たいけれど、4本続けて観るのは、東映チャンピオンまつり、じゃあるまいし、
大人しく家に帰って、新海誠作品のDVD「秒速」と「言の葉」を続けて観ました。
これらは、クリニックの待合室のモニターで流す候補として買ったものですが、受付のソネさんの懸念では、
「秒速」はハッピーエンドじゃないから&「言の葉」は「倫理的にどうかな?」という理由で渋っていました。
そう言われると気になるので、事前にチェックすることにした訳です。
確かに、「秒速」はなるほど、全然ハッピーエンドじゃないですね。
ソネさんの見立ては正しい。
そうなると、「言の葉」の「倫理的にどうかな?」はどうなるのだろう?
そう思いながら観てたら、最後の方で主人公の男子が、女教師の部屋で愛を告白しました。
<すわ、ベッドシーンになるのか?>と 、シルビア・クリステルの「プライベート・レッスン」的な予想をして、
<ソネさんにそんな物は見せられない>と、ドキドキしてしまいましたが、杞憂にすぎず、そんな展開ではなかったです。
ソネさんの表現がオーバーなんですよね(笑)
っていうか、そんなことを想像した自分を恥じろ!って話でした。
そんな「言の葉」の声優は、主人公の男子が「おそ松さん」のトド松で、女教師が「化物語」の千石撫子です。
「言の葉」は雨の描写が効果的で、特にラストの方の大降りの音響はリアルだな、と感心して観ていたら、
実は外が大雨で、たたきつけるような雨音を、映画の音響だと勘違いしてて、雨戸を閉めなかったから大変でした。
噂にたがわず、映像が綺麗で、雨の演出が見事で、映画が終っても、雨の残像が見えました。僕の涙でした。
と言う訳で、僕は、この映画をクリニックで流すことにしました。
そこで、字幕スーパーをつけて、もう1度、観ました。
すると、情報量が何十倍にもなりますね。
背景、人物の表情、字幕、音響、会話、ナレーションで脳のキャパを越えました。
その結果、字幕を読みながら映像の輪郭をみて、BGMをバックに、セリフは頭に入らず。
トッティ(トド松)、と、↓。


なでこ(千石撫子)が、↓。


普通に、お喋りしてる「おそ松さん」と「化物語」の素敵なコラボ・アニメに脳内で変換されました。
まぁ、クリニックでは、消音して流すから情報量はコントロールされるので、そんな奇跡は起きないでしょうが。
そして、今日、「君の名は。」を観てきました。傷物語、まだ観てないけど…。
あらかじめ、ネットで買えるそうなので、家族にチケットをとってもらおうとしたら、
「E.T.とか、タイタニックとか、ハリー・ポッターとか観てないといつも自慢してるのに、
これは観るんだ。同じだと思うけど」とチクリとイヤミを言われたので、当日、映画館で券を買いました。
ゴジラの新宿TOHOシネマズです。↓。


平日14:30スタートなのに、ほぼ満席でした。
最近は機械でチケットを買うから、その操作がよく判らなくて、適当にボタンを押してたら、
千円札を2枚入れたのに、なかなか券が出てきません。
お金が足りないそうでした。
結局、2800円という値段で、<随分、高いなぁ>と思っていたら、プレミアム・ボックス・シート、と言って、
隣と敷居があって遮断されてて、物を置くスペースもあり、ゆったりとした贅沢な席でした。
そこまで必要かな?と思いましたが、まぁ、普段の自分へのご褒美だと思うことにしました。
ネタバレしないように気をつけて、僕の印象的だったシーンの感想を書きます。
主人公の少女が巫女さんで、口噛み酒、を造る儀式があります。
口噛み酒、とは、神様に奉納する神聖なお酒のことで、少女がお米をよく噛んで、液体状になったら吐き出すのです。
「はじめ人間ギャートルズ」の猿酒の要領と似ています。
受付の大平さんとKさんと一緒にお昼を食べに行った時、「君の名は。」を観て、<泣いた>、と言ったら、
「どこでですか?」と聞かれたから、<口噛み酒>と答えたら、ドン引きされました。
食事中だったからかな?
主人公の少女は、その儀式を同級生にみられるのを嫌がっいてましたが、おませな妹が、励ましのように、
「いっそ、生写真とメイキング映像もつけて、口噛み酒、を売り出せば良い」と発言してました。
僕は、<商品化したら買おう>と一瞬、思いましたが、昔、ブルセラというのが社会問題になっていた頃、
摘発された店主(おっさん)が、女子高生の「つば」、と偽って、自分の唾液を売っていたというニュースを思い出し、
産地を見極める、とか、食の安全、ということにあらためて思いをめぐらせたものでした。
そんな主人公の女の子の巫女さんの衣装が、「ひぐらしのなく頃に」の古手梨花ちゃまの巫女さんのコスチュームに
よく似てるな、と思ったのですが、「君の名は。」の舞台は飛騨で、確か、「ひぐらしのなく頃に」の聖地巡礼も
そっちの方だったような気がするから、似てて当然なのかも。
それとも日本全国、巫女さんの正装って同じなのかしら?
今度、大学の同窓会があるから、巫女さんに詳しい人に聞いてみよう。(いるのか?巫女さんに詳しい人)
下が、古手梨花ちゃまの巫女さん姿。↓。


もう一箇所、印象的だったのは、最後の方で、学校の放送室をジャックして、ニセの避難勧告を出す女子は、
「魔法少女まどか☆マギカ」の、鹿目まどか、の声ですね。
あの放送は良い声だったな。下が、鹿目まどか制服バージョン。↓。


この映画は、我々の世代には受けると思いました。それは、大林宣彦の尾道三部作のジュブナイル映画を彷彿させ、
監督のちょっとした洒落っ気なのですかね?、ちょっとオマージュしてる場面もあってニヤニヤします。
「ある!ない!」と自分のオッパイをもんだり、上半身裸で姿見に映るのは、「転校生」の小林聡美ですね。
小林聡美は「転校生」の冒頭で大胆にもオッパイを見せましたが、「君の名は。」ではボカシが入っていましたね。
これは映倫とか都条例とかの影響ですかね?
コミケ関係でも、結構、問題になってましたね。
「女子高生はヤバイから、女子校生にしよう」とか。
女子高生は18歳以下でアウトだけど、女子校生なら専門学生とか短大もOKみたいな、議論を聞いたことがあります。
そんなことを言ったら、エスパー魔美なんて、今は放送禁止ですかね?それとも芸術だからいいのか。
魔美のお父さんは画家で、そのバイトで魔美はヌード・モデルをやってる描写だから。↓。


あっ、すみません。話が、エスパー魔美になってしまいました。
話を、「君の名は。」で大林宣彦の映画っぽいところに戻します。
原田知世の「時をかける少女」のエッセンスもありました。
「君の名は。」でも、タイムトラベルは重要なテーマですからね。
原田知世の「時をかける少女」では、未来人・深町くん、が未来へ帰る時に、原田知世の質問に答えてこう言います。
「時は過ぎるのではなく、やってくるものだ。だから、また会える。でも、その時、2人とも記憶はないんだ」と。
それに答えて、原田知世は「また会えるの?私にはわかるわ」と本来なら絶対的な力を持つ「時間」に対して、
私は忘れない、というピュアで強い意志の力のみで抗おうとする決意表明をします。↓。


この時に、意味は判りませんが、深町くんは、原田知世のほっぺに墨のようなもので、まるで落書きのようにします。
上の写真の、原田知世の画面左側のほっぺが黒いのはそのせいです。
「君の名は。」でも、ほっぺに落書き、はコミカルなシーンとして登場してますね。
顔に落書きと言えば、劇場版「涼宮ハルヒの消失」の終盤でも、キョンが意識を失い入院してる時、
「団長の責任」として、病室の床に寝袋で泊まり込んでいたハルヒが、
意識を回復してキョンに起こされた時に発したセリフが「私の顔にイタズラ書きとかしてないでしょうね」
というツンデレで、キョンも「したかったけどな」と返しています。
こちらは、コミック9巻から。↓。



「涼宮ハルヒの憂鬱」でも、「時をかける少女」や「なぞの転校生」などには敬意を払っていますから、
これらのテーマは世代を越えて青春には鉄板で、寝顔に落書きはラブコメの王道なのかもしれませんね。
あっ、すみません。話が、「涼宮ハルヒの憂鬱」になってしまいました。
「君の名は。」で、大林宣彦の映画を連想した話に戻します。
「時をかける少女」のラストの方で、大きくなった原田知世は、大学の薬学部に勤めていて、
図書をいっぱい抱えて廊下を歩いていると、大人になった深町くんらしき人とぶつかって道を聞かれます。
道を教えて、別方向に歩いて行くのですが、お互い記憶がないけれど、何かを感じたのでしょうね、
まずは、深町くんが振り返って、原田知世は気づかずです。↓。


そして、深町くんが歩いて行くと、今度は原田知世が振り返りその背中を見送ってすれ違いのまま…。↓。


これは「君の名は。」では、歩道橋の上みたいなところで、よく似たすれ違いのシーンがみれました。
これは、きっと監督はわかっててファン・サービスしてる気がしました。
「時をかける少女」は、原田知世と深町くんの二人の強い意志が運命を手繰り寄せる予感をさせて終ります。
何年も心に引っ掛かっていた、青春の忘れ物の続編を、映画「君の名は。」で、みせてくれたような気がしました。
プレミアム・シートという隣と敷居のある席だったから、周囲を気にせず泣けて良かったです(笑)
以前の記事で、観てもないくせに、新海誠のことをディスりましたが、すみません。お詫びにもう1回観ます。
ちなみに、尾道三部作の残りの1つは、富田靖子の「さびしんぼう」。

BGM.トワ・エ・モワ「初恋の人に似ている」


改題、「君の名は?」・完璧版!

27/Ⅸ.(火)2016 くもり~4/Ⅹ.(火)2016 はれ
大相撲ブームの再来ですね!
秋場所も豪栄道の全勝優勝で終りましたね。
日本人力士の全勝優勝は、貴乃花以来、20年ぶりだそうです。
知り合いが、この秋場所の期間中だけ、両国国技館の清掃(?)の バイトをやっていて、
そのバイト募集のキャッチコピーが、「力士、見放題」だって。それには笑った。
1番人気は、十両の、宇良(うら)、ですね。
小兵なのに、巨漢力士の股の中をくぐって反り投げでぶん投げたり、足とりで転ばせたり。
判りやすく言うと、舞の海みたいです。
両国国技館ののグッズ売り上げでも、№1は、横綱・大関を抑えて、十両の宇良(うら)だって。
だけど、僕は宇良(うら)より、序の口の、服部桜、に夢中です。
服部桜、の無気力相撲が面白いです。
ハッケヨイノコッタ、でいきなり両手をペタンと地につける。
これには行司もびっくりして取り直し。
次の仕切りでは、ハッケヨイノコッタ、でいきなり相手の股の間にヘッドスライディング。
これも、駄目。仕切り直し。
3回目のハッケヨイノコッタ、では後ろにひっくり返る。
僕は、<この動きは誰かに似てるなぁ>と思って考えたら、判った。ビートたけしのボケだった。
結局、これも審判部長に怒られて、4回目の仕切り直し。
そーっと立って、相手にさわって、相手が加減してポンとはたいて引き落としされました。
これは面白いですよ。「2016年9月場所3日目 服部桜ー錦城 」で検索すると観れます。
オススメです。
僕は、服部桜、に夢中で、暇さえあれば、服部桜、のことを考えています。
服部桜とは何者か?、というサイトがあって、そこの書き込みに、
「これが後の大横綱である」
というのを見つけた時、それには笑った。
服部桜、は子供の時からお相撲さんになりたくて、体は小さいけど、苦労して力士になった真面目な人だ。
今場所の、服部桜、は首を痛めていたらしく、真面目だからか休場をせず、だけど怪我もしたくないから、
結果的に、無気力相撲、になってしまったようで、あまり笑っては可哀想だ。
しかし、僕はますます興味が出て、この人の育ってきた風土が知りたくなった。
そうして調べたら、なんと僕と同郷の茅ヶ崎だった。
なんか急に親近感が沸いてきた。
<そうそう、茅ヶ崎で幼少期を育つと、そうなるよね!>とか話し合ってみたい。
北口に住んでたのかな?南口かな?
知りたいなぁ、もっと、服部桜、のこと。
<本名は、何って言うの?>とか、今風に言えば、<君の名は?>。
調べたら、服部、だった。四股名が、服部桜、だからそうかなとは思ったけど。
<じゃ、これからは、ハットリくん、って呼ぶね!>と言って、エア対談終了。
ハットリくんと言えば、忍者ハットリくん、が思いつくが、何かで見た藤子不二雄の人気ランキングでは、
1位がドラえもん、2位がキテレツ、3位がパーマン、4位がエスパー魔美で、
忍者ハットリくん、はベスト10に入ってなかった。下が、ハットリくん。↓。


藤子不二雄作品は異色なコラボレーションが、ファンサービスとして、チラッとあるから嬉しい。
たとえば、ドラえもんの24巻に、星野スミレ、が女優役で登場する。↓。


星野スミレ、とはパーマン3号(パー子)の正体の名前で、将来の夢が大女優、のチャイドルだ。
つまり、ドラえもんの作品の中では夢がかなった、ことになっている訳ですね。
ドラえもん、では星野スミレは熱愛報道でマスコミに追い回されるが、それはガセネタ。
星野スミレには意中の人がいました。
のび太は、星野スミレが落としたロケットを拾ってあげます。↓。


そのロケットの中の写真は、どうみても、パーマン1号の、みつ夫、の少年時代の顔です。↓。


ちなみに、みつ夫の本名は、須羽満夫。スーパーマンのモジり、です。
後に、スーパーマンは「バードマン」と名前が変わって、そっちの方が、なじみの人も多いでしょう。
でも、パーマンの名前の由来は「スーパーマン」だから、ちょっと納得行きませんね。
まぁ、大人の事情なのでしょう。
下が、パーマン1号のプロフィール。
「藤子不二雄ファンクラブ月刊UTOPIA創刊号(昭和57年7月31日発行)」から。
11才だって。↓。


ドラえもんとのコラボに話を戻します。
星野スミレは、「その人は会えないくらい遠くにいるの」と言い、それに対して、のび太は生意気な口をたたきます。
のび太のくせに。↓。


これは、パーマンの最終回で、みつ夫が日本のパーマンの代表として「スーパー星」へ留学したことを暗示しています。
判る人だけ判る、のが、マニアックな心をくすぐるのです。
下は、単行本未収録「帰ってきたパーマン」より、パーマン1号が遠い国にいる証拠。↓。


僕の年代には、星野スミレ、が憧れのヒロインという人が多く、「結婚相手は、星野スミレ、という名前の人にしたい」
と言ってた奴が何人かいた。
あまり知られていないことだが、初期設定では星野スミレ、は芸名で、パー子の本名は、鈴木伸子、です。
僕が研修医の時に所属していた大学病院の医局の先輩に、鈴木伸子、という名前の女医さんがいて、驚いた。
下が、パーマン3号の紹介。出典は、みつ夫と同じ。↓。


ところで、僕が1番好きな藤子不二雄ヒロインは、エスパー魔美、です。
僕の青春の後半はバブル期だったそうだが、僕は医学校の高学年だったので、病棟実習や試験試験に追い回され、
バブル期など実感したことは1度もない。
その頃の僕の数少ない楽しみの1つが、TVアニメ「エスパー魔美」だった。
そんな思い入れのせいで、今でも、エスパー魔美は好きです。
こないだDVD・BOXを買っちゃいました。
下が、クリニックの、エスパー魔美コーナー。↓。


そんなエスパー魔美、でも、藤子不二雄の他作品とのコラボがみられます。
僕は、タイトルを「かまいたち」と勘違いして覚えていましたが、
正式には、マンガでは「ウソ×ウソ=?」で、TVアニメでは「ウソ×ウソ=パニック」といいます。
この回は、魔美がついたちょっとした嘘が発展して大騒動になるというドタバタです。
ここで、嘘を拡散させる重要なマッチポンプの役割をするのが、ご近所の「細矢さん」です。
僕の知ってる限り、細矢さんの初出作品は、「旧・オバQ」です。
細矢だから、放送屋、というあだ名のおしゃべりおばさんです。
てんとうむしコミックスの「オバケのQ太郎」5巻の「放送屋だまれ」に主役として出てきます。↓。


放送屋が、ははあん、と言ったら注意です。↓。


エスパー魔美でも、かまいたち、を発見するのは、細矢さんです。↓。


そして、町中にいいふらして、尾ひれがついて学校でも大騒ぎ。↓。


ここから、ドラえもん、とのコラボがみられます。
街角で、スネ夫が都市伝説を言いふらす場面に魔美が通り過ぎます。
スネ夫が話してる相手は、のび太&しずかちゃん&ドラえもん(の後姿)です。↓。


アニメ版の「かまいたち」では、魔美が道を歩くシーンで、一瞬、空をタケコプターで飛んで行くドラえもんが映ります。
昔、ヒッチコックが自分の映画に必ずチョイ役(通行人とか)で出てたのと同じくらい、本編に影響しないサービスショットで、
一瞬だから、見逃しちゃうかもしれませんよ。↓。


SFとは、サイエンス・フィクション、の略ですが、藤子不二雄は、SFのことを「少し、不思議」の略だと言いました。
前提である1つの不思議を除けば、後の全てが科学的・現実的な理屈通りに動いていなければならない。
それが、良いSFの条件です。
そういう意味では、シン・ゴジラ、は官僚の会議とか、自衛隊とか、詳しい人に聞いたら、リアルらしい。
最近、よく近隣諸国からの脅威と憲法改正などの集団的自衛権の法解釈などの討論番組をみてると、
喧々諤々の討論の末、最後には、「もしゴジラが出た場合を想定する必要がある」というオチで終るのを3回くらいみた。
全部、違う学者や有識者が言っていた。そのくらい、シン・ゴジラ、は議論に耐えうる出来みたいだ。
そういう訳で(どういう訳だ?)、家からゴジラのフィギュアをカワクリにいっぱい持って来て、増やしました。
受付の大平さんに、それらを綺麗に拭いてもらい飾ってもらいました。
受付の某嬢が、「ゴジラをいっぱい抱えてる大平さんが可愛かったです」と言った。
<キングコングと美女とか、フランケンシュタインと少女、とか、結構、そういう取り合わせは絵になるのかもね>
と僕が言うと、某嬢は、「大平さんがゴジラを抱えてるところが可愛いんです」とマニアックでフェティッシュな発言を、
まるでオヤジみたいにウッシッシという目線で言うから、それには笑った。お前、よだれ、たれてるぞ。
ついでだから、大平さんに大平さんが飾ったゴジラのフィギュアの写真を大平さんのカメラで撮ってもらいました。
下が、それ。↓。


<3カット、くらい撮っといて>と言ったら、5ショットも撮ってくれた。大盤振る舞いだ。
「ゴ」ジラだから、「5」なのかな?
せっかくなので、全部紹介します。↓。





しかし、最近はこのように大平さんに頼りっ放しだ。頼みやすいから。
3・11の時、ペットボトルのキャップを作る工場が被災し、キャップの生産がストップした。
それで、飲料やペットボトルやラベルまでは出来て、あとはキャップだけ、ってところで、
キャップがなくて市場に出回らなかったということがあった。
3・11を教訓にして、1人だけに依存するのはやめよう。
大平さんがいなくなったら、何もまわらなくなっちゃう…。
大平さん、まだまだいるけどね。
シン・ゴジラは、3・11をイメージさせる展開だったから、ゴジラ繫がりでそんな発想をしました。
今度、ソネさんにも写真、撮ってもらおうかな。写真って、同じフィギュアを撮っても、個性って出るのかな?
ところで、ゴジラ、の名前の由来って知ってますか?
物知りの某嬢にクイズを出したら、知らなかったから、案外知らない人もいるかもなので教えますね。
「ゴリラ」のように強くて、「クジラ」のようにデカイから、「ゴジラ」です。
そう言えば、オバQに出てくるガキ大将(ドラえもんで言うところの、ジャイアンに相当する)の名前もゴジラでしたね。


BGM.シーナ・イーストン「モーニング・トレイン(9時から5時まで)」


それで思い出したのですが

22/Ⅸ.(木・祝)2016 雨
こないだお話しした、「サザエさん」の堀川君、観てみました?
僕が観たのは先々週。
ワカメが、サザエとカツオは似てる、と言われるのに、姉妹なのに自分だけ似てないと悩んでる回でした。
堀川君は、ワカメの同級生ですから、教室でワカメが女子と話してる所に割り込んで来ます。
「ワカメちゃんが、カツオ君よりサザエさんに似てる点はあるよ」と言うと、ワカメが<何?>と食いつきます。
すると、堀川君は、「スカートが似合うところ」、と答えて出番が終了します。
まぁ、軽いギャグかな、と思って見過ごしてしまった方も多いのではないでしょうか?
僕も始めはそう思いました。
しかし、別の回の、カツオがイガグリ坊主コンテストに出る回とセットで考えると味わいが深まって来ます。
イガグリ坊主コンテストは優勝者に栗が1年分もらえるから、それに目がくらんだノリスケさんが勝手に応募します。
これを知った波平(僕と同い年)に叱られて、取りやめますが、クラスメートの花沢さんも同じ事を考えます。
花沢さんと彼女のお父さんは、カツオを連れて町の写真館に行きます。
1次審査は写真選考なので、せっかくだから良い写真を撮ろうという訳です。
カツオは、波平に怒られたばかりなので、ビクビクして家に帰り、家でもオドオドしています。
寝る時もサッサと布団をかぶってしまいますが、ワカメ(同じ部屋で隣に布団を敷いて寝てる)から、
<お兄ちゃん、今日、写真館に行った?>と聞かれて、ビクッとします。
カツオは、「行く訳ないだろう。おやすみ。」と嘘をつきます。
すると、ワカメがボソっと、<堀川君が、お兄ちゃんを写真館で見た、って言うから>と言って、場面が変わります。
堀川君の出番はなしでした。
しかし、どうでしょう?
この二つのエピソードを繋げて考察すると、いくつかの堀川君の倒錯的な側面にぶち当たりませんか?
まず、堀川君は、カツオを尾行している?堀川君の狙いは、「ワカメ<カツオ」?
そして、そこを抑えて、堀川君の発言を振り返ってみましょう。
「ワカメちゃんが、カツオ君よりサザエさんに似てる点はあるよ」「スカートが似合うところ」
これはジョークで女はスカート(男はズボン)と言っているのではなく、
堀川君は、脳内で何度かカツオにスカートを穿かせていたのではないでしょうか?
その上で、やっぱり、スカートはワカメちゃんの方が似合う、というマジな見解を述べてたのかもしれません。
そうなると、サザエさんのスカート(これは見てて当然)同様に、マスオさんのスカート姿も想像してるかも?
という期待が膨らみますね!
これからも、堀川君の言動をチェックして行きたいと思います。
アニメの話で、思い出したのですが、今度、CS放送の「キッズ・ステーション」の新番組で「おそ松さん」が始まります。
うちのブルーレイが勝手に予約してくれてました。
しかし、いきなり第2話から始まるようです。キッズは第1話を喜びそうですが、やっぱり駄目なんでしょうね。
ブルーレイが勝手に予約してたで思い出したのですが、Eテレの「SWITCHインタビュー」という番組で、新海誠を観ました。
川上未映子とそれぞれの作品について質問し合う番組で、聞き手が語り手の仕事場に行き、場面を SWITCHする訳です。
知らない人もいるかもしれませんから、一応説明しておくと、深海誠、とは今ブームのアニメ映画「君の名は。」の監督です。
ちなみに、僕はこの人の映画を1本も観たことがなく、でも、異常に評判が良いので、いずれ観ようと思っています。
何も知らないのに、こんなことを言ったら、怒られそうですが、僕はこの番組を見て、「君の名は。」を観る気が失せました。
それというのも、これも勝手な偏見なのですが、この人、饒舌過ぎませんか?この人も、この人の作品も、どっちも。
本来、映画や芸術って、言葉にならない部分を表現するのが役目じゃないのかしら?
だから、あんまり語られてもなぁ。
言葉は気持ちを伝える道具として、人間があみだした最高傑作だとは思いますが、と同時に言葉は心の近似値に過ぎず、
決してイコールにはなりませんね。
高校生の頃に結構悩んだものです。
女はすぐに言葉を欲しがりますが、吉田拓郎じゃないけれど、言えないことは勇気のないことかい?、などと思ったものです。
言う気がない、と勇気がない、の駄洒落ではないですからね、言われる前に言っておくけど。
高校生どころじゃないな、二十歳くらいまで、そんなことを真剣に考えていましたよ。
当時の日記にたびたび出てくるテーマです。
つまり、心は言葉にすればする程、想いからズレて行ってしまう。
「愛してる」という感情と「愛してる」というセリフはまるで別物のような気がしていました。
「愛してる」なんて言葉にした瞬間に、それはまるでシャボン玉のように、相手に届く前にこわれてしまいそうで。
こんなことがいっぱい当時の日記帳に綴られています。
きっとフラレタ負け惜しみなのでしょう(笑)
愛してる、という言葉で、思い出したのですが、加山雄三、大変ですね。ゴーストライター騒動。
文春に取り上げられてた作品の一つに、「恋は紅いバラ」がありましたが、あれは中1の頃によく聞きましたが、
♪アイラブユー・イエスアイドゥー♪、しか英語の歌詞がなかった気がしますが。
もしも、それが今回の騒ぎのゴーストライターの主張してる仕事だったとしたら、ちょっと萌えますね。
ゴーストライター騒動で思い出したのですが、RCサクセションの名曲「スローバラード」のクレジットを見たことありますか?
作詞・作曲に忌野清志郎と並んで、みかん、と記されています。
みかん、とは清志郎の飼い猫の名前で、ある日、清志郎が、みかん、の金玉にマンキンタンを塗ってジャレていたら、
みかん、が悶絶して発したよがり声が、「き~の~は~車の~中で~」というメロディだったそうです。
それで、作詞・作曲のクレジットに、みかん、の名前も一緒に載っけてるそうです。
加山雄三もそのくらいのユーモアがあったら良かったですね。
な~んて茅ヶ崎の大先輩にそんなこと言ったら怒られそうだ。すみません、先に謝っておこう。
先に謝るで思い出したのですが、三田寛子の謝罪会見は評判が良いですね。
僕は三田寛子のことはデビュー曲から知っていて、CBSソニーから出たイメージ・ビデオ「映・像・少・女」(β)も持っています。
3曲目の「駈けてきた処女(おとめ)」のクライマックスは、
果物を並べたテーブルに、三田寛子がはんなりとうつぶせてて、視線だけはしっかりこちらを見てて、
曲調が変わる瞬間に片手を払いのけるポーズで果物を一つ残らず、
テーブルから落すシーンがインパクトがありました。さすが、井上陽水、という感じの名曲です。
三田寛子は「花の82年組」だから、頭角を現すのはちょっときついかな、と思っていました。
そんな彼女にとってのターニング・ポイントは、プロポーズ大作戦の正月特番で、フィーリングカップル5vs5、
に出たことだと思います。
美人歌手5人組と素人の大学生5人組の公開お見合いで、昔は松田聖子とかも出てた。
1枠がリーダー的に可愛い子(たとえば聖子)で2~4と好みを取り揃え、5枠で落す。
主に、研ナオコとか和田アキ子がその位置にいた。
83年の正月、1枠は早見優、2枠は中森明菜、三田寛子は3枠で出場、4枠が堀ちえみ、5枠は中原理恵だった。
中原理恵はもう欽ドンで新境地を定着させていたから、この時点での5枠は妥当。
番組的には、早見優で「かわいい~」を掴み、中森明菜、三田寛子、堀ちえみが加速させ、
中原理恵で落す鉄板の布陣だった。…はずだ。
実は、この放送のビデオも僕はまだ持っているのだが、番組の流れをことごとく、三田寛子が止めるのである。
お正月だから艶やかな晴れ着を着て、おっとりした京都弁で男性陣からの質問に答えるのだが、
<デートに誘われたらどうする?(あるいは、プロポーズされたら何と言う?)>に対して、
「いや~ん」とか言って、照れて、振袖で顔を隠して答えない。
司会者は、とにかく中原理恵で落したいから、<ちゃんと答えて>とせっつく。
すると、三田寛子は、「じゃ~、お月さんが来たー、って言って空を指差して、その隙に逃げます」と答える。
終始、こんな感じで、中原理恵は完封されてしまった。
ウブというのか、まだ世間が「天然」という共通語を持たない時代だった。
翌週くらいに、三田寛子は「笑っていいとも」のテレフォン・ショッキングに呼ばれ、そこでもスパーク!
その翌月くらいから、月曜レギュラーになって「寛子のお菓子大好き」というコーナーを結構長くやっていた。
僕は学校があったから、毎週、録画して見ていた。
このコーナーは人気があって、同じタイトルのお菓子のレシピ本も発売された。
僕も買った。まだ持ってる。
そんな彼女が今回、立派な記者会見をやって、なんかしみじみとしたものだ。
僕は三田寛子のステップ・アップの瞬間の空気と同時代を生きてきたとも言えるのだ。
ステップ・アップの瞬間の空気と同時代を生きてきた、で思い出したのだが、やはりBABYMETALでしょう。
つらい時に助けてもらった記憶もある。
19(月)行って来ましたよ、コルセットRED NIGHT、東京ドーム。
2014年の武道館巨大コルセット祭りの時のコルセットは診察室の入口に飾ってありますが、
あの時はビニールに綺麗に封入にされていたから、開けるのが躊躇われた。
しかし、今回はむき出しの状態で渡されたから、すぐ首に巻きました。
判らない人のために説明しますね。
メタルでは首だけを振る「ヘドバン」があるので、首を守るために(?)首に巻くコルセットを配るのが定番になっています。
実際的には演出の一部で、武道館は暗がりの中が、真っ白になりました。
今回はさらに進化していて、ハイライト・シーンで光る仕組みなになっていました。
コルセットの白いボタンがどうも信号で一斉に作動するみたい。
開演前に係員から、「コルセット逆です。白い方を外側にして巻いて下さい」と直されちゃいました。
よく3人の中で誰が好きですか?と聞かれますが、それはべビメタに限らず、「けいおん」でも「ベルハー」でも、
返答に困ります。基本は、「箱推し」っていうのでしょうか、皆でやってるところが好きなのです。
キャンディーズやピンクレディの時代は、「スーちゃん」と「ランちゃん」のファンが張り合ったり、
「ミーちゃん」と「ケイちゃん」の2人がどっちが可愛いかで熱くなったりした上で、
「キャンディーズ」と「ピンクレディ」のファンが対立してる、という極めてインマチュアーな応援の仕方を、
芸能界全体があおることで(明星とか平凡がよくやってた)アイドル文化を盛り上げていたが、
今は和気あいあいだ。ベルハーのファンと、ゆるめるモ!のファンは仲良さそうだもの。
そんな背景があって、あえて誰か1人と言われることが多く、毎日、僕は<なんだかな~>と疲れているのだが、
一々、説明するのも不経済なので、ある時から誰か1人の名前をあげることにした。
「けいおん」は唯ちゃん=父と同じ誕生日だから。
「ベルハー」はみずほ=唯一の初期メンバーで度重なるメンバーチェンジのうち、自覚が出て、ベルハーを引っ張っていこう、
という姿勢の芽生えのプロセスを見てるから。
「べビメタ」は、ゆいメタルにしている。
15歳のもあ&ゆいの生誕祭は、「ゆい」の回が当たったからという赤い糸がきっかけで、
武道館の転落事故の後にみせた根性が決め手だ。
ちなみに、すうメタルの生誕祭も当たって観に行ったが、豊洲ピットは床が平坦で、あれは全然見れなかった。
豊洲で思い出したのですが、最近は築地から豊洲への移転問題のニュースばかりやっていますね。
お寿司は安全に食べたいものですが、最近は回転寿司でシャリを残す女子が多発していて社会問題にもなっていますね。
シャリを残すで思い出したのですが、逆にシャリが好きで好きでしょうがない、という女子と昔、仲良しだったことがあります。
彼女は単純に酢メシが好きらしいのだが、良いところのお嬢さんなので、シャリだけを頼むって発想がなかったみたい。
何の流れだったかは忘れたが、僕は彼女と、彼女のお家の行きつけの寿司屋に行って。
カウンターに並んで座って、その時に僕は告白されたのです。
「わたし、シャリが好きなの」って。
僕はだったら、と板さんに<この子にシャリだけ握って。上、いらないから>って注文した。
彼女は真っ赤になって、「そんなの駄目よ」と言っていたが、板さんは良い人でニコニコして握ってくれていた。
僕は大変感謝されて、お礼に「オペラ」に誘われた。
恥ずかしながら、オペラなんてハイカラなものを生で鑑賞するのは、後にも先にも、その1回だけ。
それはどうやらものすごく有名な演者がものすごく有名な演目をものすごく有名なオペラハウスで行うものらしく、
ものすごく良い席だった。
良い音楽とは人の脳に直接働きかけてリラックスさせるから、僕は開演後、数分で寝てしまった。
それ以来、その子は僕に対して機嫌が悪くなり、素っ気無い、というより、楯突いて来るようになって、
ホトホト困った。
開業医の一人娘なんて、ワガママで付き合いきれんよ。
シャリを残す女も、シャリだけ食べる女も大差ないよ、ってお話でした。本当か?
BGM.三田寛子「駈けてきた処女(おとめ)」


クイズ1人の成田さんに聞きました

9/Ⅸ.(金)2016 晴れっぽい曇り
スマホでブログをみてる方から多い問い合わせを、ブログの管理をしてくれているセットアップの成田さんに聞いてみました。
①ブログの写真が、PCや携帯やアンドロイドでは大丈夫なのに、アイフォンだと横になってしまうそうです。
何か対処作はありますか?
成田さんの答え、①こちらの記事が参考になりませんか?
②記事のコメント欄に自分のコメントが載っていたのが、ある日から消されている、ということがあるそうです。
自分のコメントが不適切だったのか?、と不安になっている人もいます。
PCで確認すると大丈夫なのですが、そのカラクリが判りますか?
成田さんの答え、②貴院のブログ設定でスマホのブログページで表示する投稿数が10件となっていました。
これにより最新記事から10件分までしか遡れないようでした。表示投稿数を倍の 20件 としました。
以上です。これですっきりしませんか?
今日はこれを言いたかっただけですが、これで終りでは淋しいので、今後のブログの予告をしておきましょう。
・寝具について(主に抱き枕)
・法人化の所信表明
・夢日記のイラスト集
・しょこたんの(去年の)バースディ・ライブ・レビュー
それに加え、受付の大平さんが「9月の模様替え」を執筆予定です。
ただし、この企画を依頼した時と、今では彼女の忙しさは、100倍くらい違うので、ちょっと時間がかかりそうです。
それと、受付のソネさんと話題の映画について話していたら、彼女の話がとっても面白かったのです。
ソネさんは、「この監督が好き」とか「この歌手が好き」というのは、驚くほど、ありません。
「この映画が好き」とか「この歌が好き」という態度で、つまりよく聞けば彼女の好みの傾向は判るのかもしれませんが、
ステレオ・タイプな考えや付け焼刃で理解しようとすると、郷ひろみじゃないけれど、アッチッチと火傷をしますよ。
ソネさんの語る映画の紹介は本当に面白いです。
もうちょっと具体的に解説すると、どうやら聴覚から入るのです。
「この場面にこの音響はいい」とか「この登場人物のイメージにこの声優は合わない」などです。
勿論、あくまで彼女の感性で、作品や声優をディスってはいないのです。
その証拠に、あの声優さんの「あの作品は合ってるけど、あの作品はイメージと違う」と理由が明確なのです。
<面白いから、その話をそのまま記事にしなよ>と勧めましたが、
喋ったことを文章にしようとすると途中で判らなくなってしまうそうです。何か、手段を考えよう。
ちなみに、テーマ第1弾は、新海誠・監督作品、を予定しています。
いいアイデアがあったら、誰か教えて下さい。
あっ、予告ブログは、後で自分が苦しくなるから、もうしないつもりだったのに、またやっちゃった。
それも、スタッフまで巻き込んで。
暗雲たちこめる、これからの「川原達二の十中八九N・G」から目が離せませんね!
BGM.山口百恵「夢先案内人」


同窓会!

8/Ⅸ.(木)2016 くもり、台風は去る?
現代(いま)は、ラインだ。
同窓会の連絡はラインで回っている。
僕はラインをしないどころか、ガラケーがもうボロボロで、カメラ機能はイカレ、部品も欠け落ちている。
受付の大平さんからは、「早く変えましょう」、と心配されているくらいで。↓。


僕がこの携帯に固執してる訳は、前にも紹介したけれど、しょこたんのライブに行った時、
ゲストに小林幸子が来てて、ライブ終了後、CDを買うと、スリーショットを撮れるという特典がついていて、
僕はてっきりチェキかと思ってたら、自分の携帯・スマホで係りの人が撮影してくれるとのことだった。
しかし、僕のカメラ機能はもうイカレてて、列に並びはしたが、写メが撮れそうもない。
僕は携帯に、<頼む。何とか頑張って、今だけ動いてくれ!>と念を送った。
九十九神じゃないが、先祖の霊などは物に乗り移って、縁あって、我らの身の回りにやってくるというし、
銀河鉄道999じゃないが、機械だって、一生懸命言い聞かせれば、1回くらいは言う事聞いてくれるだろう、
と信じて。…僕には、そういうところがあります。
すると、奇跡は起きて、僕の順番で急にカメラ機能が復活し、係りの人に渡すと、通常は1人1枚なのに、
僕の携帯カメラは係員の操作を無視して、連写をし始めた。
ちなみに、僕のカメラに連写機能はありません。
係りの人も、「あれ?あれ?」と驚いていた程です。これが、連写の証拠。データフォルダより。↓。


ローソクの炎は、消える直前に明るく灯るというが、携帯も最後の力を振り絞ってくれたのだろう。
そう思って、大切に使っている。だから、携帯をなかなか買い換える気がしないのです。
下が、記念の3ショット。↓。


だけど、同窓会は、ガールフレンドのレレちゃんがラインで僕の分も申し込んでくれたから参加してきます。
約1ヵ月後。
何を着て行こうかな?
受付の子たちに、何を着てったらいいかコンテスト、を開いてコーディネートして貰おうかな。
紅白歌合戦の衣装じゃないが、その日1日だけだから、買うのも勿体ないな。
レンタルでもいいから、コスプレでもいい。
僕はその日までに体重を15キロ落とすので~試合前のボクサーと同じことをすれば良いのだろう~
メチャクチャ、スリムなボディーになって、顔とかもシュッとなってるから、何でも似合っちゃう。
派手な服だと服に着られる田舎者も多いと聞くが、見事に着こなすことだろう。
ただし、リバウンドは必至なので、スリムな体型を見れるのは期間限定になります。
1ヶ月後が食べ頃です。
冗談はともかく、この年になると、同窓会の誘いが来るようになった。去年くらいからだ。
それまでは、まったく来ないから、<俺のいない所で集まってやがるんだな>と眠り姫の魔女じゃないが、
秘かに悪意と敵意を怨念のように育んでいたのだが、そうではなくて同窓会というものが実施されてなかったようだ。
きっと病死する同級生が増えて、若いうちは「それが例外」だったのが、「それが普通」の年になって来たのだ。
皆、不安になって、明日は我が身で、集まるようになったみたいだ。
昔、「サザエさん症候群」という言葉が流行った。
サザエさんは、明日から会社(学校)という、日曜の夕方6時半から7時までの放送だから、
サザエさんのテーマが流れると、「もう休みも終わりだ」、と黄昏ちゃう気分を指してる訳ですね。
それになぞらえて言うならば、我々も人生の「サザエさん症候群」に差し掛かったということか。
そんな傷口を舐めあうような会に顔を出すのは、ロックっぽくなくて、皆さんには面目が立たないのですが、
「ロックン・ロール・サーカス」にジョン・レノンも出てたから、まぁいいか。
僕は思い切り目立つ格好をして行って、「川原、変わってないなぁ~!」と皆を喜ばせる慈善事業をするつもりだ。
やさしいでしょ?
無理して元気に明るく振舞って、ポール牧じゃないが、ドーランの下で泣いているピエロの哀愁だ。
最近のアイデンティティーの落し所は、その辺にみつけてる。
そんなことを思っていたら、最近、「サザエさん」の視聴率が低迷してるそうだ。
ある女子高生にそんな話を振ったら、
彼女は、「今、ワカメちゃんの同級生の細川くんがヤバイ!って評判で、うちらは細川くんに釘付け」らしい。
その子曰く、「細川くんのせいで、昔からみてるファンが離れたのかも」って笑って分析していた。
知ったら常識、と言うが、すぐひとに話したくなるもので、受付のソネさんに教えたら、
「そう言われると観たくなりますね」と彼女はロケンローラーのような黒目で笑ってそう言った。
そういう訳で、なんやかんやで、しばらくは「目指せ!細川くん」でやってみる。細川くん、知らないけど。
BGM.BELLRING少女ハート「ぼくらは生きてる」
※9/10の追加分
「か」さんのコメントで発覚したのですが、ワカメちゃんの同級生は、
「細川くん」ではなく「堀川くん」の間違いだそうです。
あえて、記事は手直ししないので、
本文の「細川くん」を「堀川くん」に頭の中で置換して読んで下さいね。
失礼しました。


ミク&たつじ、の「チェキをゲットだぜ!なぞなぞ大作戦!」

19/Ⅷ.(金)2016 はれ 夏い暑
オリンピックで盛り上がっていますね!世の少数派の皆さん、元気ですか?
僕は今朝、金メダルが期待された女子レスリング選手が負けて、銀メダルだってニュースをみました。
試合後のインタビューで、当人は「金」をとれなかったことをしきりと詫びていました。
テレビは、そんな彼女の健闘をたたえ、一生懸命、リスペクトしていました。
そう言えば、卓球の愛ちゃんは、銅メダルだったそうだが、これも快挙らしく、
「銅は漢字にすると、金と同じ」なんて、うまいことを言う人もいて、日本人は優しいですね。
どこかの国なら、メダルとれなかったら、戦犯扱いのところ(時代?)もあるんでしょ?
今の日本に生まれて良かったですね。今の日本は、ピンフですね。
さて、興味のない話しはこのくらいにして、夏休み最終日の報告をしますね。
その日は、ベルハーの新譜の発売を記念して、新宿のタワレコでインストア・ライブがありました。
この日は、東京に豪雨が台風のように接近していましたが、南沙織の「純潔」気分で、
嵐の日も、彼女らとなら、お家が飛びそうでも、駆けつけました。
本番は夜の8時からですが、入場には整理券がいります。
お店に電話して<何時に行けば良いか>と聞くと、係りの人は親切で、「少し早目に来た方が良い」と。
<開店に伺いますか?>と聞くと、「いえいえ、そんなに早くなくても。少し余裕をもって下されば」。
<少し、って数学的には、何時間何分何秒くらいですか?>に、「じゃ、5時くらいに」と笑われた。
そして僕は言われた通りに、5時に店に着くと、丁度、メンバーが控え室に入るところと鉢合わせ。
みずほ、とレーレは、こっちに気付いて、手を振ってくれた。
念のため、後ろを振り向いたが、誰もいなかったので、僕に手を振ってくれたのだろう。
僕は、緊張して、いい歳して、照れたりして、お辞儀をして。
彼女らは、いつもの黒のカラスのようなセーラー服のコスチュームではなく、私服だった。
そりゃそうだ、家からあの姿じゃ来ないよな。夏らしい、白っぽいファッションだった。
あんまり私服をジロジロみるのも悪いなと思って、遠慮した至福の時間だった。
整理券をもらって、8時までには時間がある。
お店の人に<何時に戻ればいいか>と聞くと、「30分以上前に」との答え。
<30分以上、って数学的には、何分何秒くらいですか?>と聞くと、さっきの電話の人だったみたいで、
笑いながら、「じゃ、7時に来て下さい」と言われた。
言われた通りに、7時に行くと、丁度、彼女らが、リハーサルするところだった。
7時~7時半まで、30分間、リハーサルを楽しめた。
オタさん(熱狂的なファン)もいっぱいいて、曲に合わせて本番さながらに、コールをしていた。
リハが終わり彼女らが引っ込むと、普通の客の、
「えっ、これでリハ?本番じゃないの?」と驚く声が聞こえて来て面白かった。
僕はCDを3枚(聴く用&保存用&布教用)とTシャツを3枚購入。
特典として、メンバー全員との握手&タワレコとベルハーのコラボのポスター5種類&チェキ券2枚をゲット。
ポスターは世界堂にラミネートに出したので、来週には、クリニックに登場します。仮眠グ・スーン!
今回のCDはベスト盤だが、ベルハーはまるでカワクリの受付と同様にメンバーチェンジが激しいので、
初期からの代表曲を現メンバーで吹き込み直そうというのが今回の趣旨。
予想以上に良い出来でした!
ベルハーを聞いたことがない人は、1回聞くと「下手」って思うかも。
でも、2回聞くと、「何コレ?」って気になります。
そして、3回聞くと、中毒になります。クリニックでも流れてるし、布教用もあるから、興味ある人はお声を。
自分の好きなものを人に聞かせたくなるのは、人間の性(さが)ですね。
それでは、ここでライブ終了後のチェキを紹介しましょう。
先に紹介したTシャツが、おそろ、です。↓。

メンバーだけでも、撮りました。こっちの方がいいですね。↓。

そうそう、チェキといえば、みずほのほ、という朝倉みずほ、のラジオでお便りを読まれると抽選でチェキが当たります。
僕は毎週、お便りを出してますが、まだ1回しか読まれていませんでした。
そこで、どうすれば読まれやすいか、少し、知恵を使いました。
クリニックの待合室に、なぞなぞが貼ってあるのは、来た事のある方はご存知ですよね。
たとえば、ウォーターサーバーに貼ってあります。↓。

ここの縄張りは、栗原さんのです。
栗原さんの下の名前は、ミクちゃんです。
ミクは、水を汲む、の略にもなるから、ウォーターサーバーの上に初音ミクを置き、ミクのシマだという印にしています。↓。

つまり、ここのなぞなぞは、ミクちゃんが作っています。
それを拝借して、ラジオネーム「ミク&たつじ」で、ラジオに投稿しました。
こんな内容です。

みずほ、ちゃん、こんばんは。
みずほちゃんに、なぞなぞの挑戦です!
水不足の夏だそうですし、「みずほ」にかけて、「水」のなぞなぞにします。
正解は、後で、書きますが、正解以上に面白い、みずほちゃんの答えに期待します!
それでは行きます!!
①「みず」を1秒で「こおり」にする方法は?
②土の中で水を欲しがって、うめいてる生き物は何?
③カッパが背中にかけている冷たい飲み物は何?
④「ワカメ」と「アサリ」と「ヒトデ」に同じ問題を出したら、正しい答えを言うのはどれだろう?
正解を知ってるかい?
以上です。
一応、正解を言っておきます。
①は、漢字の「水」に「チョン」をつけて漢字の「氷」にする。
②は、ミミズ。み…水。
③は、コーラ。甲羅だから。
④は、「知ってるかい?」だから、「かい」なので、貝の「アサリ」が正解です。
だけど、みずほちゃんのオリジナリティーあふれる答えがあったら、そっちが正解で良いです。
いつもラジオ聴いてます。頑張って下さいね。

この作戦がばっちりで、ラジオで読まれ、夏休み明けのクリニックにチェキが届きました。
なんと、宛名は、「栗原未来」様でした。↓。

中のチェキは、かっこいいです。↓。

しかし、当のミクちゃん本人はあまり嬉しそうじゃありません。
それどころか、「無駄なところに運を使ってしまった…」と、ボソっと呟いていたそうな。大平さん情報。
ラジオを聴きたい人は、ユーチューブで聴けます。みずほのリアクションが秀逸です。
FM北海道「みずほのほ」2016.07.27#17、の開始後11分27秒くらいです。
今週から、クリニック、スタートです。
夏休み明けで、覚悟してた以上の混雑です。
皆さんには、大変、ご迷惑おかけします。明日も込むでしょう…。
多分、来週くらいから、通常に戻ると思いますので、よろしくお願いします。
BGM. 斉藤哲夫「いまのキミはピカピカに光って」


残暑お見舞い

15/Ⅷ.(月)2016 はれ 夕方少し雨 
SMAPが解散するそうで。
SMAPを好きな患者さんはたくさんいて、その多くは彼らが国民的アイドルになる前からのファンで、
僕がまだダボダボの白衣を着て歩いてる頃からの付き合いのある人が多いです。
SMAPは、アイドル冬の時代を地道に深夜バラエティーとかやってて、その時間帯は僕もテレビをみれるから、
親しみのあるグループだ。
夢はモリモリ、では、キックベースをやったり、「音松くん」という「おそ松くん」のパロディーもやっていた。
最近はアニメ「おそ松さん」が流行りだから、懐かしくなって、夏休みを利用して、VHSのビデオを取り出してみたばかりだ。
患者さんたちにはそれぞれ推しがあって、「いいとも」の中居くんとかツヨシ&しんごとか吾郎の曜日を、
入院中には家族に頼んで録画してもらっていたし、だから僕はそのダビングをいっぱいもらってたから結構詳しいのです。
皆、自分の好きなものを自分の好きな人にみて(きいて)欲しい欲求が強いのです。それは仕方がない。僕もそうです。
僕は昨今の芸能ニュースはまるで明るくないですが、SMAPに関しては事務所の闇のようなものが見えますね。
まるで、くさいものにふたをしろ、みたいに、オリンピックの最中のどさくさに発表して。
今回のオリンピックは、暗いニュース続きだった我々国民にメダル・ラッシュという希望の光を見せてくれていたようだし。
うまい具合に、うやむやに出来るんじゃないかと踏んだのでは?、とゲスの勘繰りも出来るのですが。
ところが昨日のスポーツ紙の1面は全部、「SMAP解散」でしたね。朝日新聞も1面で報じていました。
スポーツ新聞でよく言われるのは、「ケネディ大統領暗殺」の時の新聞紙の1面はこぞって「ケネディ暗殺」だったそうですが、
東京スポーツだけが、「銀髪鬼、場外悶絶」だったそうで。
銀髪鬼(ぎんぱつ・き)とは、やすりで歯を研ぐパフォーマンスで有名な噛み付き魔、フレッド・ブラッシーのこと。
つまり、東スポにとっての一大事は、「ケネディが暗殺されたこと」よりも、
ブラッシーが力道山に空手チョップを食らい「場外で悶絶すること」だという、揺ぎ無い己の価値基準で、
世間がどう言おうと自分にとっての一大事はこれだ、と自己主張をしようという啓蒙の題材に使われ、
「東京スポーツのようにしていれば、戦争は起きない」とまで刷り込まれた、我々の世代の文化である。
東スポは、その後も独自の路線を崩さず、岡田有希子が自殺した時も各紙とも1面は「岡田有希子自殺」であったが、
東スポのみ、「輪島プロレス入り」と、元・横綱、輪島大士の全日入りスクープを1面にした。
最近だと、デイリーがそうですね。どんな事件があっても、阪神の記事が1面。「談志が死んだ」時も阪神だった。
しかし、今回はそのデイリーでさえ、「SMAP解散」が1面!
もっとも、これはデイリーが失敗したのではなく、他の新聞紙がオリンピックを書くべきだったのでしょう。
まぁ、でもこれは良いことなのかな、国民の関心事が、オリンピック<SMAP、って不等式は。
さっきの東スポのブラッシーの件ではないけれど、戦争起きにくそうですね。
そんな終戦記念日前日、僕はスポーツ新聞を全紙買って、美容院に行き、号外のように配った。
僕の世論調査では、事務所に怒っている人が、4人中3人でした。
僕のネイリストさんも75%のうちの1人で、
「朝の携帯で知ったんですけど、訳がわかりませんよ」、と怒っていて、僕のネイルのデザインをグチャグチャにした。
僕が<これ何?>って聞くと、「オバケです。訳がわからないものです」と鼻息を荒くした。
僕が<メリーさん?>って聞くと、「そうです!」と僕の爪をゴシゴシした。<痛ぇよ…>。
やっぱ、SMAPのファンは多いな。正確には、SMAP的なものへの支持というのか。感謝というのか。
確かに、僕の患者さんたちがそうだったように、苦しい時代を生きてきた人たちへの最大公約数的な応援の象徴のようです。
そうだ、せっかくだから、総理大臣とかが、このタイミングで「国民栄誉賞」とかあげたらいいのに。
いつも、あの賞は、死んでからあげることになって批判を受けたり、政治利用だと言われるのだから。
勿論、「SMAPなんか全然、眼中ねぇよ!」って人がいても良い訳です。
皆が、SMAP、になったら、逆に全体主義になっちゃいますからね。
僕の世論調査でも、4人に1人は「どうでもよい」でしたから。
森光子だって、もらってるんだし。
さて、そんな僕は夜から、下北沢のライブハウスに、ベルハーとどついたるねんのツーマンに行って来ました。
どついたるねん、のファンの人に会うかな?と思ってたら、案の定、会った。
それは向こうも同じだったらしく、「こんなところで会うと照れますね」と笑われた。
終わりに地下のガレージの中でチェキ会。
下北ガーデンは、かんら、とレーレ、のデビューの場だから、まず2人のチェキ列に並ぶ。
ちなみに、長いのは、みずほとあーやん。この2人に並ぶと、他の列には行けない。
しかし、順番を考えて、空気を読めば、3つは行ける。4つはきびしい。
かんら、は初チェキ。僕は好スタートを切ったから、列も2番目でメンバーを待つ。
そこに登場したメンバー。みずほ、とは目が合い、彼女はこちらに手を振った。
僕は違う列に並んでるのをみられた罪悪感から、誰に聞かれるでもなく、<下北ガーデンだから>と独り言を繰り返し。
僕は、こないだの生誕祭の似顔絵と同じ「けいおん」のゆいちゃんのTシャツを着ていたから、かんらは気が付いて、
「たつじ、さんですよね?たつじさんなのに、皆が、かわはらさん、って呼んでて、ビックリしました」、
と元気よく喋ってくれて、記念のチェキにサインを入れてくれてる時、「みずほ(推し)なんですよね?」と言った。
なんか全然、悪い事してないのにヒヤヒヤした。
こういう時の女性の心理ってどうなんだろう?
結構、長く生きて来たけれど判らないことばかりだ。たぶん、正解は、ひとそれぞれ、なのだろう。
そう思っていれば、戦争は起きない。…多分ね。
ちなみに、みずほは、「かわはら・たつじ!」と言った。
ひとからフル・ネームで呼ばれることって、日常生活ではそうないですよね?
賞罰くらいか。
その日は早く寝て、今日は新宿で、アリスとゴジラの映画を2本観る。
せっかくだから、ゴジラの映画館で観た。↓。
ゴジラは面白いですよ!!
もう1回観ようと思います。
なんとかという音や振動や匂いの出るシステムのバージョンだと、石原さとみが出るシーンで良い匂いがするそうだし。

次に上映予定の「傷物語」の忍ちゃんのデカイフィギュアと一緒に写真を撮る。↓。

終わってから、千疋屋で桃のパフェを食べる。白桃が丸ごと入っている、下の部分は、ゼリーに埋もれてる。↓。

さて明日は、新宿タワレコでベルハーのインストア・ライブ。ベスト盤(新しいメンバーで吹き込み直した)の発売を記念して。
これで、全部。これで、今年の僕の夏は終わりです。
BGM. 吉田拓郎 「ウイスキー・クラッシュ」


8月は、オーガスト

千代の富士が死んだそうで、千代の富士の思い出と言えば、高校の同級生が、
「千代の富士は、陸上選手なみに足が速い」と言っていたことで、
だから、相撲取りだからとバカにして頭を小突いて逃げても、
全速力で追いかけられて捕まってしまうから、「千代の富士には手を出すな」、と。
「栃赤城ならいい」、らしい。
東スポで、千代の富士死亡記事を読んだが、あらためてみると記録がすごい。
昔、千代の富士が現役時代、山手線に乗っていたら、内回り、新大久保を過ぎたあたりで、
僕の横に「相撲オタク」が2人いて、その会話が耳に入って来た。
「千代の富士には、大鵬には柏戸のような、輪島には北の湖のような、ライバルがいない。
だから、千代の富士は、記録をライバルにして、記録と戦っているんだ」との、
相撲オタクの、息継ぎをしないものすごいスピードと興奮してハイトーンな音域が今も耳に残っている。
ライバル不在のため記録と競う、で思い出すのは王選手だ。
長嶋が現役時代のON砲は2人とも三冠王をとれていない。
長嶋が二冠とっても王が本塁打王をとったり、
王が苦手の首位打者をとっても長嶋が打点王とか、切磋琢磨していたから。
戦後、日本で三冠王をとってたのは、南海の野村克也だけでしょう。野村、パ・リーグだけどね。
それで、長嶋が引退したら、王はすぐに三冠王をとって、あとはベーブ・ルースやハンク・アーロンの記録とか、
800本とか、数字と戦っていた。
その頃のなぞなぞで、
「巨人軍がピンチになるのは、何月?」というのがあって、
答えは、「8月。オーガスト。王がスト、だから」。
その位、王選手の活躍に依存していた訳だ。今では通じない、なぞなぞですね。
僕は8月になって、AUGUST、の文字をみるたびに王選手とこのなぞなぞを思い出す。
千代の富士の命日は、7月31日だから、来年からは、千代の富士のことも一緒に思い出すかもしれない。
まぁ、どっちも、そんなに好きな選手じゃなかったけどね。
それは千代の富士と聞いて最初に思いつくのがラジオっ娘の「茅ヶ崎サンライズ」のサビの歌詞だったりするほどに。
王選手の場合は矢野顕子の「行け!柳田」であったりするだけに。


絶望という名の果実

7/24(日)は、渋谷WWWでベルハーの「絶望音楽祭2」。
もともと、どこかのバンドと対バン予定だったらしいが、相手がみつからず、ワンマンになったとか。
それでもって、急遽、この日はオタさん(ファン)の生誕祭になった。
通常のチケットが、2-3千円だが、生誕祝いをして欲しい人には1万円のチケットが売り出された。
アイドルの生誕祭は今や必ずあるが、ファンの生誕祭は聞いたことがなく、珍しい。
タイムリーにも僕は、7/24生まれだから、そのチケットを買った。↓。


申し込み時に、似顔絵の写真を送れ、とのことだから、似顔絵を描いてくれることは薄々勘付いていた。
渋谷WWWは、スペイン坂を登り切った所の、パルコ・パート3の対面の地下にあるライブハウス。
確か、昔、単館映画を上映してる映画館だったところだ。
客席も段々畑みたいになっていて、3-4フロアあるが、どの席からもみやすくて、綺麗な会場だ。
ベルハーのライブは、盛り上がると、モッシュやダイブが多発して危ないから、僕は2段目で観てた。
オープニング・アクトの、ヤなことそっとミュート、に続いて、ベルハーが登場。
気合の入ったライブ・パフォーマンスと、音響の不具合が荒削りで、エッジが効いていた。
ライブも盛り上がったところで、ビッグウェーブ担当のブッチが登場。
「ヨォ、ヨォ、ヨォー!どーよ。今日は何の日か覚えてる?」
みたいなことを言って、ファンの生誕祭をまさかのここでブチ込んだ。
今日の生誕チケットを買った人は僕を入れて全部で13人だった。
それぞれ名前を呼ばれて、ステージに上げられた。
我々は、ベルハー・メンバー手作りの画用紙で作った冠をかぶせられ、後でメンバー全員とのチェキを貼って、
記念のアルバムをくれるとのこと。
そして、みずほが「前日に買った」という白いリコーダーで、♪HAPPY BIRTHDAY TO YOU~♪を吹くから、
「皆さん、正座して下さい」と、13人はステージに並んで正座させられた。
一生のうちで、観客が凝視するライブハウスの舞台で正座をするなんて滅多にない貴重な体験をした。
当日は僕のトモだちも会場に来てて、こっそり僕のステージ上の写真を撮ってくれていた。
これこそ、本当の誕生日プレゼントですね。
トモだち、ありがとう。
下が、手作りの冠をかぶってステージで正座して、みずほのリコーダーを聴く僕の醜態。↓。


そして、昨日の夜、メンバーが愛を込めて作ったという、ミルクレープ、も2ホールお出ましした。
クレープと生クリームがシンプルに何層にも重ねられている。
壇上にいる生誕祭のファンは皆、筋金入りのようで、ケーキが出てくると、メガネを外し出した。
僕が<?>と言うと、彼らは「お約束でしょう」と笑った。
<えっ?パイ投げ?>と僕はちょっとゾッとした。
しかし、結局は、そんな過激なことはなく、ライブ終演後に、切ってくれることになって、僕らはステージを降りた。
なんか他のお客さんに悪かったですね、普通の誕生祝いになっちゃいました。
後半のライブも盛り上がって、アンコールを2回もやった。
ライブの後は、チェキ会。13人は、メンバー全員とケーキと記念撮影。
その時、ケーキをくれるのだが、お皿とか用意してないから、僕らは手の平にケーキを置かれて。結構な大きさだ。
どんな好きな人のでも、手作りって口に入れるのは少し抵抗があるのだが、そんな潔癖症も、
手の平にケーキを置かれたらぶっ飛んでしまって、あわてて、頑張って食べた。
みずほが、「たつじさん」と書いたプレートをミルクレープの上に飾ってくれたが、僕の携帯の写メは壊れてるので、
ケーキの写真はとれませんでした。まぁ、記録より記憶に残しておきましょう。
そして、これがベルハー・メンバーからもらった愛に満ちあふれた手作りの記念アルバムです。
表紙を、みずほ、が書いてくれました。↓。


中をめくると、似顔絵をメンバーが1人づつ描いてくれてました。
受付の大平さんに撮影してもらったので公開しましょう。
1ページ目の、甘楽(かんら)が1番、送った写真に忠実です。↓。


2ページ目の、カイちゃんは、抽象画です。↓。


3ページ目の、レーレのタッチはやさしいです。↓。


4ページ目の、あーやんの絵はスマイリーです。↓。


5ページ目の、みずほは…みずほっぽいです。↓。


6ページ目は、皆の寄せ書き(カイちゃんだけ書き忘れ)の中央にさっきの全員チェキ。↓。


裏表紙は、みずほの手形。↓。


それから、背表紙はこんな風になっています。↓。


メンバーの寄せ書きにも書いてありましたが、ネイルを誉められたので、翌日25(月)美容院に行きました。
ネイルのテーマは、「トロピカル・フルーツ・ポンチ」にしました。
親指と中指と小指がフルーツで、人差し指と薬指がポンチです。↓。


こんなデザインのネイルにすると、実際にフルーツ・ポンチを食べたくなりますね。
そこで、その足で新宿小田急の千疋屋へ行きました。
今のシーズンは桃のパフェが美味しそうでしたが、フルーツ・ポンチ・パフェを食べました。↓。


さて、なんやかんやで、僕は1レベルアップした訳です。
ところで「地下アイドル」の地下とは、まだメジャーに認知されてない、とか、地下のライブハウスを根城にしてるの他に、
距離が「近い」の「ちかアイドル」という意味があるのも皆さんは知ってました?
「絶望音楽祭2」はまさにそんな感じでした。
最後の物販コーナーで、みずほのチェキを撮りました。
みずほは白いリコーダーで、♪HAPPY BIRTHDAY TO YOU~♪を吹いてくれたのですが、途中で、
「わかんなくなっちゃった」と言って、笑いました。可愛かったです。おしまい。↓。


BGM. BELLRING少女ハート「 夏のアッチェレランド」


中の人

1/Ⅶ.(金)2016 はれ、暑い
しょこたんの30才のバースディ・ライブが、東京ディズニー・リゾートで、2日連続計4公演行われる。
寝坊をしてしまってはいけないので、ディズニー・オフィシャル・ホテルに前乗りで2連泊する。
GWの最中に部屋を確保するのは大変だったが、たまたま高額な部屋にキャンセルが生じたというので、
そこをキープした。
その部屋はサービスも豪華で、お部屋にミッキーやミニーなどお馴染みのキャラクターが訪問してくるらしい。
ちょっと前、テレビで田原俊彦のファンクラブのお泊りツアーで、トシちゃんが一部屋づつ訪問して、
ファン(オールド)はお部屋にいっぱい飾り付けをし、トシちゃんをもてなす、という番組をみて、
<この世にそういう空間があるのも、誰に迷惑をかけるでもなし、いいんじゃないか>
と何故かしみじみと思ったものだ。
何を言いたいかと言うと、ディズニーのファンは、ジャニーズのファンに負けず劣らず、熱狂的だ。
もし、ミッキーやミニー達が部屋に来るとなったら、それなりのもてなしというか、それ相応の覚悟を持って、
迎えるのだろう、ということで、僕にそれが出来るだろうか。
この与えられた至福のシチュエーションで、ミッキーやミニーちゃんをガッカリさせるのはすごく悪いこと、と
今の日本で国民投票をしたら、そう言われそうだ。
あ~あ、なんで会いたくもないディズニー・キャラクターの着ぐるみに悩まされなきゃいけないんだ。
僕はただ純粋に、しょこたんのバースディを祝いたいためだけなのになぁ。
着ぐるみで思い出したのだが、小倉優子が、中居くんと、とんねるずの石橋が司会をしてた「うたばん」に
ゲスト出演した時、「オンナのコ オトコのコ」を歌うバックダンサーに、ウサギやクマやリスやネコ、などの
動物達の着ぐるみが出てきて一緒に踊った。
歌い終わったあと、喜んでウサギの着ぐるみと抱き合う小倉優子に中居くんが、
「ゆうこり~ん、気をつけろ~!そいつ、中身、男だぞ~」と言っていた。
それと同じことが言えないだろうか。
いくらディズニーが夢の国とは言え、しょせん着ぐるみ、中身は人間だ。
僕の部屋に訪れるキャラクター達にも、中の人、がいる。
そんなことに思いを馳せて、妄想力を駆使して、イメージ・トレーニングしてみる。
ホテルの部屋の扉にノックの音がした。
ミッキーとミニーが軽快でコミカルな挨拶をしてくれている。
あの落ち着きのない独特な動きと低身長の正体は、林家ペー、だ。
そうなると、ミッキーのおどけたポーズに両手で口をおおって笑うミニー・マウスの中の人は、林家パー子だ。
この調子でシュミレーションを続けてみる。
ノックの音がした。
扉を開けると、そこには、グーフィー、がいた。
グーフィーの面をとると、首に手ぬぐいを巻いて、額いっぱいに汗をかき、
「いや~、川ちゃん、仕事は選ばないとダメだね~」と、満面の笑みの、ポール牧が。
また、ノックの音がした。
そこには、何の着ぐるみも着てない、蛭子能収、がいた。
「あの~、この部屋へ行け、って言われたもんですから~」と聞き慣れた、なまり口調で、頭をかいている。
僕はエビスさんを部屋に招き入れ、ルーム・サービスで、お酒とつまみをとって、夜景をみながら差しで呑む。
<エビスさんの初期のマンガは天才的ですが、途中から明らかに手抜きになりましたよね>と僕の言葉は上の空、
エビスさんは、
「いや~、只の酒はウマイですねぇ」と無邪気に笑った。
念のために言って置くけど、これ全て、ファンタジーですからね。IT’s ディズニー・マジック!
またまた、ノックの音がした。
そこには急いで駆けつけて来たような荒い息づかいの、ドナルド・ダックがいた。
ドナルドの面をとると、それは、しょこたん本人だった。
しょこたんは、ドナルドが好きだから、それで選んだのかな?
僕が<どうしたの?>と聞くと、しょこたんは「来ちゃった」と笑う。
僕は、<ウチくる?>と部屋の中を指差して言うと、しょこたんはシンバルを叩くように、肘を折って、
両脇をしめる動作を早いスピードで2回繰り返し、「行く!行く!」と答えた。
そんな妄想と戯れながら、当日、ディズニー・ホテルに行くと、僕はメカ音痴だから、ネット予約の仕方が間違っていて、
特別室ではなかった。
でも、全然いい。
そういうサービスは本当に好きな人のところに行ってあげるべきだと思うし。
さて、いよいよ、次回は、「しょこたんの30才のバースディ・ライブ2Days」(1年前)のレビューです。
BGM.さくら学院(クッキング部ミニパティ)「ハッピーバースデー」