今日は葛飾~しょこたんの音返し巡業

9/Ⅱ.(日)2014 昨日は大雪
今日は、中川翔子の「しょこたんの音返し巡業」というトーク&ライブショーを観に葛飾まで行きました。
かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホールという場所です。
京成線の青砥という駅が最寄りでした。あおと、と読みます。
都営浅草線で押上から京成線は連絡しているはずなのですが、昨日の大雪のせいで京成線のダイヤが乱れていたため、
押上で一度降りて乗り換えて行きました。
葛飾、結構、遠いです。
しょこたんは雨女で有名ですが、ついに雪女になってしまいました。もはや、妖怪。
トーク&ライブの前半は、司会者としょこたんがトークをします。
と言っても、しょこたんは1人で喋ります。客席の方にも入って行き観客にマイクを向けます。
しょこたんは中野ブロードウェイにある自分のブランド「マミタス」の可愛いワンピースを着て登場しました。
BEAMSが協力して作ってくれた物だそうで、胸に「NKGW」のロゴが。(僕も作ろうかな、白衣の胸に「KWHR」のロゴ入れて)。
で、そのワンピースのスカートの丈が割と短いのです。しかし、しょこたんはそんなこと構いやしません。
ドンドンと客席の方に行き、マイクを伸ばします。爪先立ちして、手を伸ばします。
司会者は、しょこたんの暴走を制止したり、パンツが見えそうなったら注意したり、残り時間を気にするタイムキーパーの係です。前回の木更津では「100分」の予定が20分オーバーしたそうです。今日は初めから「120分」になっていたそうです。
会場では、4月2日に発売される4thアルバム「9lives」のジャケ写がメディアよりも1日早く解禁されました。
しょこたんが猫を抱えています。
後半のライブ・コーナーでも、このアルバムからの新曲がいくつか披露されました。
しょこたんは5月に舞浜アンフィシアターという東京ディズニーリゾートの中にある会場で、バースデーライブをやります。
「TOKYO SHOKO☆LAND」と言って、テーマパークっぽいコンセプトです。
今年は5月4日&5日、2日続けて昼夜2回公演です。僕は4公演とも観に行くつもりです。泊まった方がいいかな。TDRに。
しょこたんの誕生日はこどもの日で、今年で「29レベル」になります。
アニメだと29才は、「エヴァンゲリオン」の葛城ミサトとか「クレヨンしんちゃん」の野原みさえと同じだそうです。
どこかで使えそうな豆知識じゃないですか?これを是非、皆さんに教えてあげようと思って記事にしました。
ちなみに磯野波平は54才で、計算だと僕が中1の時、中3です。
向うは声優さんは変わっても、キャラクター設定の年は変わらないから、あと2年もすると、俺と波平、タメですよ。
BGM. 中川翔子「snow tears」


Mステ登場!~BABYMETAL、そして明日は雪

7/Ⅱ.(金)2014 明日は大雪らしい
診察室の後の扉の廊下側にベタベタとBABYMETALのポスターを貼ってあるから、僕のベビメタ好きは公然ですね。
下は、Yさんからもらったロックフェスのお土産。BABYMETALのストラップ。同じ扉に貼ってあります。↓。

今日は何人かの患者さんから、「今日、MステにBABYMETALが出ますよ!」と教えてもらった。
僕は知らなかったから、家に連絡して、留守録をさせた。
そして、ついでに、仲の良い友人達にメールでお知らせした。
中には、BABYMETALを知らない人も含まれるから、布教活動ですね。
ポールを一緒に観に行ったF.からの返信は、「一応見てみるよ」。
そこまでは布教成功で良いのだが、メールには続きがあった。
「ところでブログに外では酔っ払わない、って書いてあったけど、いつも酔っ払ってるよ」だって。
なんってことだ。セルフ・イメージとパブリック・イメージにこんなにも開きがあったとは。
世間と言う物は、おそろしい。人生を生き抜くのは大変だ。
F.には、<僕は普段は外では酔っ払わない。君と会う時だけは特別なのさ>と返信して胡麻化しておいた。
きっと、F.は今頃、気を良くしているに違いない。
しかし、そう言われれば、先日、子供にも似た様なことを言われた。
それは、呑んで遅くなった帰り道の事件。
子供曰く、「覚えてる?線路で寝ようとしたの。危ないから、起こしたのに、なんで俺、怒られたの?」だって。
全然、覚えてないや。でも、ありそうな話だ。ここはうまく言いくるめないと親の威厳が保てない。
<それはお前、世の中に出たら理不尽に怒られることがある。学校で教えてくれないだろ?だから親が教える義務がある>
と詭弁で説き伏せた。子供は不服そうな顔をして納得(?)していた。
それでまた思い出した。
大学病院勤務の頃、ある日の飲み会があまりにもつまらなくて、仕方なく呑むしかなくて、結果、泥酔して失態した。
翌日、人間のよくできた後輩に、フォローの意味で、「センセー、お酒は呑むもので、呑まれてはいけませんね」とさとされた。
酒のみは、酔って仕出かした事を、他人が思ってる以上に後悔している。だから、そういうフォローは非常に腹が立つ。
お酒をあまり呑まない人には判らないだろうから、教えておきたい。何かの参考になってくれれば、幸いだ。
従って、僕は、<てめぇは、そういう酒の呑み方しかしねぇから、つまらねぇんだ。お前とは金輪際、呑まん!>と八つ当たり。
すると、その後輩はすぐに「すみませんでした。酒は百薬の長ですものね。また誘って下さい」と頭を下げたから、許した。
しかし、何をやってんだか、俺は。過去を振り返ると恥しいことで、いっぱいだ。
無理が通れば、道理が引っ込むとでも思ってるのか。うん、思ってるな。世の中は理不尽だ。とかくこの世は住みにくい。
生きることはさわぎだよ。
という流れで、次回こそ予告ブログ「生きること、死ぬこと」へ突入します。
さて、今日のところは、家に帰って、Mステを観よう。雪が降り出す前に。
BGM. ボブ・ディラン「雨のバケツ」、もしくは、BABYMETAL「イジメ、ダメ、ゼッタイ」


ゲッティング・ベター

14/Ⅰ.(火)2014 寒い、明日は雪?
おかげさまで風邪は治りました。
風邪のレポートが、新春第1弾のブログ記事だったので、あらためてご挨拶しますね。
今年は皆様にとって、良い年になりますように。
って、今、打とうとしたら、カワクリのパソコンはいかれてて、変換が変で、「年」は「ねん」って打たないと「年」になりません。
「とし」と打つと「途死」になります。今年は良い途死になりますように、ってギョッとしますよ。
これは、本当の話です。嘘だと思ったら、受付の3人に聞いてみて下さい。
彼女らは、同じ誤変換を経験してるはずです。
さて、そんなどうでも良い話は程々に、この連休に僕は美容院に行きましたが、全然、疲れませんでした。
美容院は、具合の良し悪しのバロメーターになりますね。
「うつ」っぽい時は行かない方が良いですよ。
ついでに言うと、「うつ」の時に避けた方が良いのは、冠婚葬祭と同窓会・クラス会の類です。
これらの共通点は、昔の皆が思い描く自分像を演じなきゃいけないからです。
その後、2日くらい疲れが残ります。
ですから、「うつ」の時は、中3日でスケジュールを組んだらどうでしょう?
美容院の話でしたね、僕の今の髪色は、ピンクと言うか赤というか。
僕は美容院に行く度に、その日の出来を写メに撮っています。
だから、僕の担当の美容師さんは、僕の携帯電話のカメラ機能の使い方に随分と慣れたって言っていました。
今年の年号のサングラスで、2014年第1発目の記念撮影。↓。

僕の皮膚は乾燥肌で、この季節、爪が割れやすくなります。
ジェルネイルをすると良いと言うので、カラーしてる間に、そうしてもらいました。
爪を保護するとともに、ポップな気分にさせてくれる作用もありますね。↓。

そして、昨日、13日成人の日は、ベルハーのライブでした。
ベルハーとは、BELLRING少女ハートの略称(愛称)です。
場所は渋谷のラブホ街のライブハウスでした。↓。

ベルハーについては、あらためて、詳しく書くことになっていますから、その時に。
今回は、「タルトタタン」とのツーマンでした。↓。

ベルハーの新曲はかっこいいですよ。踊りもイカしてます。
アニメの「けいおん」のエンディングの曲みたいなイメージです。
何はともあれ、体調は回復しました。ご心配おかけしました。今年は馬年ですね。
下は、毎年、Hさんのくれる高級な「えと」の置き物。受付カウンターにあります。↓。

皆さんも風邪には気をつけて下さいね。では、今年もよろしくどうぞ。
BGM. BELLRING少女ハート「夏のアッチェレランド」


NO IDOL、NO LIFE~アイドルは、ファンを救えるか?

9/Ⅰ.(木)2014 寒い、少し雪
珍しく風邪をひいた。
馬鹿は風邪をひかない、ではなく、僕はGWや年末年始の長期休暇に風邪をひき、休み明けに治るタイプだった。
だから、仕事があるのに、風邪をひくとは、自分自身で驚いている。
ひょっとして、今のクリニックのスタッフを信頼し、任せられるようになって、気が緩んだのかもしれない。
だとしたら、嬉しい誤算だ。
だが、体調が悪い中、仕事をするのは、薬を飲みつつでも、つらいものがある。
特に、昨日は、朝の9時から昼休憩なしで、午後の部に突入し、最後の患者さんの診察が終ったのが、0時だった。
待ちきれず、帰ってしまった患者さんもいて、申し訳ないと思っている。
まぁ、皆さん、性格が良くて、口に出して、不満や文句を言って来られないので感心している。感謝もしている。
しかし、昨日の今日で、今日は天候も悪かったから、午前中はきつかった。
マジで、途中、このまま死ぬんじゃないか、と何度か思った。
堺正章の父親で、「喜劇の神様」と称された堺駿二が、公演中に倒れて死んだという豆知識が頭をよぎった。
診察中に倒れて死んだら、そこに立ち会った患者さんは、トラウマになるな、とか心配した。
一方で、スタン・ハンセンやタイガー・ジェット・シンなどと連日連戦、時にはダブルヘッダーなどをしていた頃のアントニオ猪木が、
「こんな戦い方をしていたら、10年持つ選手生命が3年で終るかもしれない。それでも、自分は戦う」と僕にハッパをかける。
本当に突然死しそうだ、と弱気の虫が泣き出した頃、郵便配達が受付に小包を届けに来た。
僕は思考回路もままならぬため、それが何かの予想もつかず、Tさんに頼んで、開封してもらった。
すると、中味は、以前に予約注文しておいた、「BABYMETAL」の百科事典のようなものだった。↓。


僕は、「おお!」と思い、中をパラパラと見る。「BABYMETAL」のステージの写真などが満載だ。
なんか、急に元気になった。
アイドルは、すごいな。
アイドルって消去法で言うと、世の中には不必要な部類の仕事に仕分けされそうだが、いやいや、なんの。
こうやって、ある一定の人に力を与えて、その人が仕事に打ち込めるのだから、生産的な職業だとも言えるかもしれない。
NO IDOL、NO LIFE、だ。
今週を何とか乗り切れば、成人の日の休日には、「BELLRING少女ハート」のライブがある。
そこで、エナジーを補充できる。そこまで、なんとか頑張ろう。
ずっと頑張ろうと思うから死にそうな気分になるのだ。
とりあえず、次の月曜までを凌ぐ。その先は考えまい。
昔の旅人が、次の一里塚まで、と目標設定を低くして、長旅をしたように。
そのうち薬も効いてくるだろう。アントニオ猪木の「過激なセンチメンタリズム」の精神で乗り切る。次の、ベルハーまで。
※ベルハーとは、「BELLRING少女ハート」の略称(愛称)のこと。
BGM. 沢田研二「おまえがパラダイス」


メリー・クリスマス~素敵なプレゼント

25/ⅩⅡ.(水)2013 寒い
前回の記事の続き、せっかくだから、しょこたんときゃりーちゃんのクリスマス・カードを紹介しましょう。
しょこたんのカードは、カエルのクリップで留めて、受付カウンターに飾ってあります。
こないだまでは、そこには、きゃりーちゃんの「ブドウ狩りツアー」の報告葉書があったところです。↓。

そして、今回のきゃりーちゃんのファンクラブ会員特典クリスマスプレゼントは豪華です。
きゃりーちゃんのメッセージが入ったポストカードが12枚セットになっているブックレットです。
カードの裏にメッセージが書いてあります。ここでは表の絵柄を紹介します。
まずは、表紙とはじめの2枚。↓。

次の4枚。↓。

さらに、次の3枚。↓。

そして、最後の3枚と裏表紙。↓。

今日でクリスマスも終わりなので、クリニックの飾り物やBGMから、クリスマス関連のものの撤去作業に入ります。↓。

今年も残りわずかですね。
振り返ると、3月と4月にきゃりーちゃんのライブに行きました。しょこたんは、バスツアーとバースデイ・ライブに行きました。
年が開けると、1月にきゃりーちゃんの横アリがあります。
しょこたんの「TOKYO SHOKO☆LAND2014」は、今日がファンクラブ先行予約受付です。さっき、応募を済ませました。
来年は、それに加え、BABYMETALの武道館やベルハーのセカンド・ワンマンライブと目白押し。
僕はまるで目移りばかりの浮気性、カサノバ・コンプレックス。本当はそんな性格じゃないのになぁ。
BGM. 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団「オンリーユー」


きよしこの夜~い・け・な・い買い物

25/ⅩⅡ.(水)2013 寒い
ポールの日本公演の海賊版を買った。
ビートルズ関係は、「ピカデリー・サーカス」という所から出てるのが、「確か」らしい。
海賊版に詳しいKさんに、FUZという店を教えて貰った。
FUZは、「FUZ」と検索をかけても出てこない店です。
Kさん、教えてくれてありがとう。
僕は、僕をポールのコンサートに誘ってくれた、友人のF.にも「FUZ」を教えてあげた。
西新宿の小滝橋通り沿いの店です。
この連休中、F.は、家族と新宿に買い物に行き、そのついでにFUZに寄ったらしい。
F.は、「結局買ったのはオリビア・ニュートンジョンとビリー・ジョエルだった」、と海賊版購入の報告メールを送ってきた。
そんなF.のメールを受信した時、僕はコンビニで「週刊実話」を立ち読みしている最中だった。
記事は、「最新ダッチワイフ事情」、だ。
そこに紹介されるダッチワイフは、「止まらぬ進化で人間と見間違うリアルさ」、だった。
しかも、小倉優子に激似!
僕は、F.に、「こちらは、小倉優子そっくりのダッチワイフを買うかどうかで迷ってるところ」、と返信した。
F.からの即レスは、「あはは」、のたった3文字だった。
ダッチワイフと言うとネガティブなイメージがあるが、現在のクオリティーはカルチャーショックだ。
とりあえず、ショールームがあるらしい。行ってみるか。下が、問題のダッチワイフ。↓。


ダッチワイフで思い出すのが、大屋政子が「クイズダービー」のゲストで出演した時のこと。
大屋政子は、何かの問題の回答欄に「ダッチワイフ」と書いたのだ。
巨泉をはじめ、スタジオ一同、視聴者も凍りついた。
当時の日本人の多くは、ダッチワイフと言えば、女性の形をした性具をイメージしたから。南極1号とか。
(近頃では、キヨシローがライブでダッチワイフの人形を振り回して歌っていたのが記憶に新しい)
でも、欧米ではダッチワイフと言えば、「抱き枕」のことで性的な意味合いはないらしい。
大屋政子は、セレブだったから、逆に、日本的な意味合いを知らずに書いた放送事故のようなものだった。
今日は、クリスマスだと言うのに、俺はなんて記事を書いているのだ。
聖なる夜を、性なる夜に、変えてしまった。(←全然、上手くないぞ)
しょこたんときゃりーぱみゅぱみゅからクリスマス・カードが届いた。僕は、やっと、我に返った。
BGM. 小倉優子「恋のシュビドゥバ」


今日は有楽町~志らくの芝浜

23/ⅩⅡ.(月)2013 寒い
この連休はライブ三昧だったので、予告記事は後回しにして、3連発でライブの報告をします。
今日は、その第3弾、よみうりホール「リビング落語会、今年最後の立川志らくの独演会」です。
立川志らくの落語会は、予告ブログでは⑦に入っているので被らないようにします。↓。

この年末のサンリビの落語会は、そもそも談志が「芝浜」をやる会だった。
それが、談志が平成23年11月21日に死んで、その年の代役を志らくがやった。
約束は3年間、今年が最後。
演目は、「芝浜」の他に、「粗忽(そこつ)長屋」と「やかん」だ。
以前、談志の落語をデーブ・スペクターが英訳字幕にして、世界に発信した「DANSHI!」というビデオがあった。
そこに収録されてたのが、「粗忽長屋」と「紙入れ」だった。↓。

昔、深夜テレビで談志が「落語のピン」という番組をやっていたが、そこで志らくの「粗忽長屋」を聴いたことがある。
スピード感にあふれ、斬新なギャグが散りばめられて、まったく新しかった。志らくの「粗忽」ものは面白い。
「やかん」は談志が晩年に唱えてたイリュージョン落語の代表作。
「やかん」とは、矢が刺さって、カーンと音がする、というオチなのだが、一時期、談志は「やかん」ばっかりやってた。
当時、談志の独演会の会場で「ひとり会」のCDを買ったら、サインをしてくれて、そこにも「カーン」と書いていた。↓。

落語で年末と言えば「芝浜」で、クラッシックで言うところの「第九」みたいなものです。
アル中の勝手な亭主と内助の功、という人情噺。
談志は実は、「芝浜」を好きではなかったが、年末には需要があるから、サービス精神でやっていた。
会場の客はほとんど泣いていた。
志ん朝のファンでも、「談志の『芝浜』なら」と聴いていたという。
好きでなくても、上手いのだ。
談志の弟子の立川談笑は、「芝浜」の主人公を覚醒剤中毒にして、「シャブ浜」に改作した。
それは面白かったのだが、談笑は一時、談志から「『シャブ浜』は禁演とする」と言い渡されていたときく。
さて、志らくの落語会、この日、会場で発表されたのだが、来年も行われるらしい。
フルハウスだもの、当然かな。
来年は、リクエストを募集して上位3席をやる予定だそうだ。
志らくは、「結果が、『芝浜』『やかん』『粗忽長屋』だったりして」と笑った。
ファンの多くは、談志が志らくの身体をつかって降りてくるのを期待するからね。
やっぱり、「芝浜」は入るだろうな。
僕?僕は「死神」に1票。
BGM. シーナ&ザ・ロケッツ「ユー・メイ・ドリーム」


今日は鹿鳴館~ベルハー「からふりゅ」

22/ⅩⅡ.(日)2013 寒い
この連休はライブ三昧だったので、予告記事は後回しにして、3連発でライブの報告をします。
今日は、その第2弾、鹿鳴館(目黒)でのベルハーの月イチ定期主催「からふりゅVol.6」です。
ベルハーは、「BELLRING少女ハート」の略で、予告ブログでは④に入っているので被らないよう書きます。
先日、<寝坊をして、ベルハーのライブに行けなかった>と徳田さんにメールをしました。
すると、徳田さんは「岡田さんに言ったら、また言われちゃいますね」(笑)と返信が届きました。
それは、
僕がショコタンのファンクラブ会員バスツアーを寝坊して参加できずに意気消沈してる時の岡田さんの発言を指して。
岡田さんに満面の笑顔と優しい声で、
「センセーは、もうショコタンを好きではないんですよ」と断定された事件と掛けていて。
あぁ、でも、今はもう岡田さんを知らない人も多いかもしれませんね。
岡田さんは、
長い事、カワクリの受付をしてくれていた可愛くて優しくて少し毒舌なのんびりした雰囲気の人です。
そうそう、今もクリニックの留守電の声は岡田さんのままです。
徳田さんは、
ベルハーを知らなかったのでWikiしたそうで、そうしたら一目置かれたアイドルらしい、と判ったそうで。
ただ、「一目置かれる」という人間像と「アイドル」という商品が徳田さんの中では、うまく結びつかなかったようで。
勉強熱心な彼女は、今度、ユーチューブで調べるので、オススメの曲とかあったら教えて欲しい、と聞かれました。
そこで僕は、「阿佐ヶ谷ファンタスティック映画祭」のオープニング・アクトを薦めました。
ニコニコ生放送からのアップだと思われるもので、リアルタイムで映画祭を観てた人の書き込みが面白いです。
ファンタスティック映画を観るつもりの人が、いきなりベルハーを目にする訳です。
かなり、アウェイな状況です。
その書き込みは、
罵詈雑言で、「歌ヘタ」とか「踊りバラバラ」とか「学芸会レベル」とか「カラス」とか「可愛くない」とか。
ベルハーは、一曲目が終ると、全員倒れて、寝たまま自己紹介して、それもグタグタで。
お互いの立ち位置が違うと注意しあったりしてる。
おまけにメインのエースのTIRAぴょんが、台湾に帰国したまま、出国ビザが降りないで不在という衝撃の発表。
でも、まぁ終ってやれやれ、みたいな所で、2曲目を歌いだし、「まだ、やるのか?!」と大ブーイング。
楽曲については、「変な歌」がおおよそで、「意外と良いかも」が少々。
しかし、3曲目を歌いだしたら、ブーイングを通り越して、「こいつら、ハート、つええ」なんてコメントも出て来る始末。
そういう時間経過に伴う書き込みの変化も楽しいかと思って紹介しました。
だけど、徳田さんはオススメの曲があるかと言ってたのだから、ちょっとずれた答えをしてしまいましたね。
ベルハーは、「Bed Head」というアルバムを出していて、これは全曲良いです。
あえて、1つと言われたら、難しいな。「サーカス」かな。
カワクリの待合室に流すBGMにも、全曲入れています。
不思議なメロディのアイドルの曲があったら、多分、ベルハーです。
メロトロンを使ったサイケデリックなアイドルの曲があったら、それがベルハーです。
けだるいラップを歌ってる女の子とバックで騒いでる女子の声が聞かれたら、それがベルハーです。
音程がはずれたり、声が裏返ったりしてる曲があったら、間違いなくベルハーです。
ナースの塚田さんは「苦しそう…」と感想を述べ、受付は「音痴ですね」と苦笑していた。
それが、ベルハーです。
重低音が効いた楽曲を、透明感のあるハイトーンな声で歌い上げるのが聞こえたら、残念、それはBABYMETALです。
一応、オチをつけてみました。
さて、今日はベルハー主催の「からふりゅ」というイベントで、目黒の鹿鳴館というライブハウスで行われました。
駅から少し歩きます。叙々苑の下にあります。
道々、若い女の子が数名、カートをおしながら、「叙々苑の下だよね」と話してるのが耳に入ってきました。
最近は、女の子もアイドルを好きな人が多いと聞くから、この子たちも見に行くんだ、と心の中でそう思いました。
結論から先に言うと、その子達は客ではなく、出演者でした。「からふりゅ」は他のアイドルも出ます。↓。

僕が、開演15分前くらいに着くと、その小さなライブハウスに客は4人しかいませんでした。
昨日との、落差に愕然。
さらに驚いたのは、最前列でスタンバイしてる客のTシャツの背中に、「BABYMETAL」の文字が。
え~??
ビックリした。
僕の常識では、ありえない。
ピンクレディーとキャンディーズのファンは対立していたものだし。
さらに、ミーとケイのファンも仲が悪かった。ランのファンがスーの悪口言ってたし。
だから、内心は浮気心があっても、表面的には、一途である、ということを表明するのが、アイドル道だと思っていた。
しかし、現実は違った。時代は動いていた。
後から入って来た客の何人かは、「BABYMETAL」のTシャツを着ていた。
それも、昨日のライブ会場限定Tシャツを着てる人もいた。
盗み聞きをしてる訳ではないが、聞こえてくるのである、話し声が。
なんと、昨日のライブの感想を言い合ってる訳である。
つまり、昨日幕張で「BABYMETAL」を観て、今日「からふりゅ」に来てる人は結構、多いみたいだ。
そして、それはそんなに悪いことではないみたいだ。胸を張ってて良いみたいだ。
開演時間になると、会場はいっぱいになった。
鹿鳴館は席はないので、僕は寄りかかれるバーの近くに陣取った。
オープンと同時にベルハーが出て来て何曲か歌った。ものすごく近い!!
近いから、ベルハーからも客が良く見えるのだろう。
メンバーの1人、「もえち」は曲の合間に、キツネのポーズをして、おどけていた。
キツネのポーズは、BABYMETALの極めポーズなのだ。
そうか、昨日(幕張)があって、今日(からふりゅ)があるというのは、暗黙の了解なのだ。
言わずもがな。
ベルハーが、オープニング・アクトを終えて、一回、引っ込んだ。
次に出たのは、福島から来たという「ラビット」というグループだ。
ベルハーのファンは、優しくて、ベルハーと同じ熱量の応援を送っていた。
ウサギのぬいぐるみを持って出て来て、客席にサービスで投げてたから、てっきりウサギの意味かと思っていた。
でも、実は、「Loveit!」だった。
次にサンタの格好で出てきた10人くらいのグループが「ナト☆カン」だった。
「ナト☆カン」には、40分の持ち時間があった。
さすがに聞いたことのない曲をそんな時間聞き続ける集中力はなかった。
それを見越してか、途中でベルハーのプロデューサーが首に大蛇を巻いて登場して、1人の首に巻きつけたりしていた。
その次に出てきたのは、「THIS IS PANIC」という2人組の男で、ラップみたいのをやっていた。
ふざけないオリエンタル・ラジオみたいなイメージかな。
しかし、僕が驚いたのは、「ナト☆カン」にも「THIS IS PANIC」にもコアなファンがいるのだ。
ベルハーじゃなくて、こっちを観に来てる人もいるのかと思わせるほどで。
それほど、日本のアイドル文化の裾野は広くて、日本ってやっぱりサブ・カルには良い土壌なんだなと思った。
これは、プロレスの会場で感じるものと似てる。
結局、「からふりゅ」は、4時にスタートして、全部が終ったのが9時だったから、5時間の長丁場だった。
僕は、途中で地べたにあぐらをかいて座ったりして、休憩した。
何人くらいいるのかなと観客数を目算で数えてみたりした。116人だった。
昨日とギャップがあるなぁ。頑張れ、ベルハー!と思う。
しかし、ベルハーの再登場まで、ずっと座ってばかりでもいられない。
肺塞栓になってもいけないと思い、後ろに少し空間があったから、曲に合わせてラジオ体操第2をした。
それを見た演者は、異様に僕が盛り上がってると勘違いして、目が合うと、こっちにガッツポーズを送ってくれた。
僕はジャンプしながら、両手両足を開いて応えた。
そして、いよいよ、ベルハーの再登場です。待ってましたとばかり、近くに寄ろうとしたら、人波にのまれた。
気がついたら、割と中央にいた。
ベルハーの応援は、特別な掛け声と、一体となった踊りがある。
昨日の、BABYMETALでも思ったのだが、皆、一体いつ、練習してるのだろう、と。
「ライスとチューニング」という歌では、間奏のところで、メンバーが肩をくんで、ラインダンスのように足をあげる。
それを観客達もやるのだが、間奏になった途端に僕の肩の左右に自然と隣の人の腕が伸びてきて。
僕は、何も練習してないのに、ラインダンスの列に入ってしまった。それも、結構、真ん中。
後は、リズムに合わせて左右の足を上げるのだ。そうしないと、バランスが崩れてしまうから。
そうか、皆、いつ練習してるのか、わかった。現場だ。
そして、途中でベルハーのプロデューサーが、登場して、来年の抱負(目標)を1人づつ喋らせた。
ちなみに、さっきの大蛇は今年が蛇年だからだそうだ。来年は馬を連れてくると言っていた。
ベルハーのプロデューサーは、田中さんという人で、名前は知っていたが、実物を見たのは初めてだ。
もっとあくどそうな外見をイメージしてたのだが、普通に感じの良い人だった。
田中さんは、この子達が間違って売れてしまったらどう見られるのだろう、と言い、返す刀で、中身がない、と言った。
(その時、もえちはキツネのポーズを極めていた)
田中さんは、だからこそメンバーには来年に実現可能な目標を持たせて達成させたい、と補足説明した。
「一生懸命、やります」みたいのはダメなんだって。ぬるい、んだって。
で、メンバーが1人づつ目標を発表して行った(言った)。
みずほは本格的な「和太鼓」。ゆうかは側宙。
じゅりはえびぞりが得意だが、(ももクロの)かなこと比べるとあきらかに劣ってるとし、それを目標に。
自身のブログで画像判定を比較して出しているので、興味ある人はみると、確かにすごい差があります。
それぞれが達成できたら、それを取り入れた新曲も作ってもらえるとか。
もえちは、自分はテニス部でバスケ部で体操もやっていて、運動は得意だから、文科系を伸ばすと言った。
ピアノをマスターして、「D・S・P」をライブで演奏したいと宣言した。
もえちは、「でも、私、ピアノがないんです~!」と言ったら、田中さんが「お前は、西田敏行か!」とツッコミ、面白かった。
でも、ベルハーのメンバーは誰もそれがギャグだと気付いていなかった。普通にスルーしていた。
さらに、もえちは、ベルハーに入ってから太ったと言い、メジャーでウエストを公開計量、その数値も公表された。
僕の、アイドルのプロフィールにあるウエストの数値のイメージは「58」なのだが、もえちの測定値は大幅に違った。
その数値は、そこにいた人だけの、ここだけの話、なので、内緒にしておきます。
新メンバーのカイは、逆立ちして歩きながら47都道府県を言う。
もう1人の新メンバーのあーやんは、5つくらい言っていたが、そのうちの1つが、「落語」だった。
芸能を甘くみるな、と思う反面、こういうアイドルが「落語」って言ってくれるのは、「落語」にとっては救いなのかな、とも考えた。
立川談志なきあと、落語界へ思いを馳せてみる。
明日は、志らくの落語を観に行くのも奇遇だ。
そんなベルハーのセカンド・ワンマンライブも発表されて、6月8日、渋谷クアトロ。調べたら、日曜日だった。
良かった。行ける。
キャパ800人だそうだ。
田中プロデューサーは、ちゃっちゃと極めて1000人・2000人の箱に行くぞ、と言っていた。
そしてライブの後は、物販がある。
物販については、後日、予告ブログの、④「BELLRING少女ハート」のライブのレビュー、で詳しく書きます。
多分。
とりあえず、今回、買った缶バッジ。みずほ、だけ品切れ。
ポイントカードは、30ポイントたまるとメンバーからのメッセージDVDがもらえます。↓。

明日は、有楽町・よみうりホール、立川志らくが談志から引継いだ「芝浜」の会だ。
BABYMETAL→ベルハーが多いのは納得したが、さすがに、BABYMETAL→ベルハー→志らく、って人は少ないだろう。
アルタの客で、1人とかじゃないかな。
BGM. BELLRING少女ハート「サーカス&恋愛相談」


ポールに習う。

18/ⅩⅠ.(月)2013 
この日は、F.に誘われて、ポールのコンサートを観に東京ドームへ行きました。
前にも、こんな書き出しの記事を載せましたが、その時は、ポールはポールでも、
ポール牧の話で終ってしまいました。
あれを書いた時は、もう1回、ポールのコンサートが残っていたから、
ネタバレをしてはいけないとの配慮もあったのです。
でも、もう日も経ったから、解禁で良いですね。
と言うことで、ポールはポールでも、ポール・マッカートニーのコンサートのレビューを書きます。
その日の東京ドームは超満員。場外に設置された特設グッズ売り場は長蛇の列。
客層は、老若男女。
ポールが71才だから、80才くらいのお年寄りとかもザラにいた。
僕らの席の前には、両手にサイリュームを握り締めたお婆ちゃんがいて、
その蛍光色が異彩を放ってた。
F.は老人病院の副院長も務めてた人だから、
職業柄、コンサートも気もそぞろ、お年寄りの客の心配をしていた。
ウイングス時代のヒット曲「007の死ぬのは奴らだ」は、
泣きそうになるくらい格好良かった。
サビの♪Live and Let Die♪の時に、爆音と共に花火が打ち上げられた。バーン!
♪Live and Let Die♪でバーン!、♪Live and Let Die♪でバーン!、と何度も何度も。
物凄い迫力に観客はステージに釘付けになるのだが、
F.だけは、バーン!の度に、周囲の高齢者達を気にしていた。
F.はポールは、ウイングスの方がビートルズの時より、好きなのだそうだ。
それなのに、ウイングスの曲を楽しむより、医者として、倒れる人が出たらどうしようとハラハラしていた。
曲のタイトルが「死ぬのは奴らだ」というのも、F.の不安を駆り立てたのかも。
♪Live and Let Die♪バーン!
そんなF.の心配は、ステージが最高潮に達したアンコールの曲「ヘルター・スケルター」でピークを迎えた。
「ヘルター・スケルター」では、高照射の光線がビームのように客席に突き刺さるのだ。
F.は、ポケモン事件のように、発作を起こして倒れた人がいないかと辺りを見回していた。
職業病だね。
でも、「ヘルター・スケルター」の光刺激は強烈で、確かにちょっと僕も心配になった。
あれ、大丈夫だったのかな。
…と、変な書き方をしてしまったが、
それもポールのステージの演出が素晴らしかったからということの裏返しの表現です。
とにかく、すごく良かったです。視覚的にも音響的にも仕掛けが凝っていて。
ステージの左右にでっかいオーロラ・ビジョンが立って、ステージをアップで映すから、
オペラグラスなど不要でした。
ポールはサービス精神旺盛で片言の日本語を喋り、
「デモ、エイゴノホウガ、トクイデス」と言って、何やら英語で話すと、
画面に日本語で通訳の文字が浮かんだ。
こうして、ポールのMCはすべて日本語訳されて字幕スーパーになった。
多分、その場でタイプしているのだろう、
訳がポールのスピーチのスピードに追いつかない場面もあったから。
例えば、「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」なんて、「サージェント」って略してたから。
ま、その位は判るしね。
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」や「レット・イット・ビー」や「イエスタデイ」では泣いてる人も多かった。
特に、「イエスタデイ」の前には、「福島の被災地に捧げる」みたいことを言って、それが画面に文字になって。
もう、会場、号泣でした。
ジョージに捧げると言って、「サムシング」をポールがウクレレでボサノバのような編曲で弾き語りするのも良かった。
曲の途中からバンドの演奏が加わって、ステージ背景のビジョンにはポールとジョージが一緒に映った写真を映し出す。
すると、会場からはすすり泣き。
Sさんに聞いたのだが、ジョージ・ハリスンは晩年、「サムシング」をウクレレのアレンジで歌っていたそうだ。
そして、ポールの持っていたウクレレは、ジョージの形見らしい。それを知ると感動もひとしおだ。
僕とF.は開場と同時に会場入りして、開演まで2時間くらい、グッズの列に並んだり、近況の報告をし合ったり。
僕らの共通点は、精神科のクリニックを開業してる院長で、経営者で、人を雇って使っていることで。
「従業員、どう?」「そいつ、怠慢なんじゃないの?」「他のクリニックは昼休み、しっかり2時間とってるよ」
「そろそろ年齢を考えて、体力温存しないとな」「医者を雇って新患を診てもらうのも手だな」
なんて話し合っていた。
僕らは、これがポールを観れる最後の記念だと思ってやってきていた。
いざ、開演!すると、僕らの予想を裏切って、
ポールは現役バリバリのパワフルでエキサイティングなステージを披露した。
約3時間、アンコール2回、ほぼノン・ストップでポールはひたすら歌い続けた。
ロンドン・オリンピックの閉会式の時よりも、格段上の声量で、見た目も若々しい。
ポール、まだまだ、やれるぞ。これが観るの最後じゃないかも。
ポールは前座も使わず、ゲストで時間を潰したりもせず、
メンバー紹介での時間稼ぎもしない、全部1人で歌った。
ポールからのメッセージ。
「君は、医者を雇うとか、楽をしようとか、効率よくやろうなどと考えてるのかい?僕はこんなやり方さ」
と言われてる気がした。
そうか、そうだな、僕もポールを見習って、もう少し、1人で頑張ってみるよ。
僕がポールと同い年になるには、あと20年もある。
まだまだ、これからだ。老け込んではいられない。
ポールのお手本は、自分で歌を作り、素晴らしい仲間にバックアップしてもらい、自分で演奏し、自分の声で歌う。
そして、全力でファンサービスをする。
まるでデビューしたての新人のように。まるで、若いビートルズの頃と何も変わらないように。
そして僕は猛烈にコンサートに感動して、自分も初心に帰るつもりになって、髪の毛を「若葉色」に染めた。
あえて、冬の季節に逆らって、の「若葉色」だ。
「若葉マーク」=初心者、のイメージだ。↓。

就活が決まったKちゃんは、
「私が初めて、先生に会った時の髪の色ですね」と懐かしそうに笑ってくれた。
そうそう、若葉色は、カワクリのロゴのカラーでもあるからね、そんな時代もあったねと。
この髪色は、1ヶ月限定です。
美容師さんとの打ち合わせでは、来月には、ピンクにする予定ですが、
もしも好評なら、調子に乗って、若葉色を続けます。↓。

BGM. よしだたくろう「ビートルズが教えてくれた」


父と「けいおん」と野球

27/ⅩⅠ.(水)2013 くもり、昼間寒い
11月27日は、父の誕生日だ。「けいおん」の唯ちゃんと同じだ。
唯ちゃんと言えば、僕は毎朝、唯ちゃんのヴォイスで目を覚ます。
これは、結構な音量で、繰り返し繰り返し、唯ちゃんが起こす声が家中に響き渡るので、家の者には不評だ。
安眠妨害で。下が、その目覚まし時計。唯ちゃんの誕生日記念グッズだ。使い続ける。↓。

けいおん」は、3期をやるとの噂がありますね。カレッジ編なのでしょうか?梓のハイスクール編なのでしょうか?
そのあたり、情報あったら教えて下さいね。
さて、話を戻して、今日は父の誕生日なので、父の思い出話をしましょう。
僕は子供の頃からコレクターで、一時期、バットにハマってました。野球のバットです。
僕の子供の頃のバットはまだ金属バットが登場する前の時代で、バットと言えば木製でした。デザインも「木目」。
僕は「巨人の星」の知識で、「赤バットの川上、青バットの大下」に興味を持ちました。
色つきのバットが欲しくて、違う街に出る時は、スポーツ店を必ず覘きました。
ある日、平塚の野球用品店で「黒バット」を見つけて、買いました。
それは、普通のバットと比べると、妙に細長くて、後で判ったのですが、ノック専用のバットでした。(苦笑)
でも、せっかくだから試合に使いました。結構、打てるものですよ。
相手チームからは、「物干し竿だ…」とおそれられました。「初代ミスター・タイガース」藤村富美男みたいだと。
高校の時、僕が金属バットを買って家に帰ると、父は、「とうとうウチにも金属バットが来たか」とポツリと呟きました。
少年が両親を金属バットで撲殺した、世で言う、「金属バット事件」の直後でした。
そんな父も子供の頃は、遊びで野球をやったそうで。
娯楽など、そんなになかった時代で、ゴムマリを投げて、バッターは自分の前腕をバットに見立てて打ち返していたらしい。
父の打順は、「5番」だったという。
僕は、<クリーンナップじゃん!>と誉めたら、父は「上手い順に打ってたんだよ」と笑った。
9人中の5番。中の中、か。
いま、僕の自宅には一本だけバットがある。
数あったバットのコレクションは実家に置きっ放しで、今、この一本だけが手元に残ってる。「青バット」だ。↓。

という訳で、父の誕生日、父と野球と私、の思い出話でした。
BGM. 吉田拓郎「ホームランブギ2003」