10/Ⅵ.(水)2015 はれ
ブログの更新を全然しないから、顧問に心配されたり、先日、心臓発作(?)で遅刻して、皆さんに心配をおかけして、
一応、病院に行って、そこの医者は忙しそうで、診察は丁寧だけれど、スタッフとかをすごく怒鳴っていて、カリカリしていて。
ああいうのは見ていて嫌ですね。
僕の身体所見に異常はなく、「きっとストレスでしょう。デパスでも出しておきますか?」って。
<デパスかぁ…。それなら、君が飲みたまえ!>と逆に言って帰って来た。
おかげで僕は元気です。
最近は恩師が死んだり、色々とやらなきゃいけないことが重なって、何から手を付けていいのやら、判らなくて。
あまりに、何から手を付けていいのか判らなくて、まるで何もやることがないような錯覚に陥って、何にも手を付けれていない。
本当は今日のブログ記事は、GWのしょこたんのライブのレポートを書くはずなのだが、これがまた書こうと思うと、
色んな想いが去来して、筆が進まない。
それでブログも更新されないままで、取り敢えず、何かを書いておかないと、と思って近況を報告することにしました。
5月はライブ月間でしたが、6月はお芝居が続きました。
この辺のチケットは、TVモニター側の壁に、受付の小森さんが貼ってくれました。
興味がある人は、見てみて下さい。↓。
6/6(日)は、赤坂ACTシアターで「東京03」の公演、千秋楽なので4時間もやってました。
6/7(月)は、池袋の東京芸術劇場で大森靖子出演の舞台を。根本宗子と大森靖子がそっくりでビックリしました。
面白かったです。大森靖子、出番すごく多かった。
この日は、午前に日吉でエネルギー療法を受け体を整え、午後に自由が丘の美容院でネイルをしました。↓。
カワクリの近況はと言えば、LPレコード・ブームが一段落して、今は怪獣フィギュアのブームです。
診察室のソファ側のサイドテーブルの上の「物語シリーズ」のフィギュア達は本棚に移動。↓。
「おもちゃのチャチャチャ」じゃないけれど~これは野坂昭如の作詞なんですよね~怪獣たちが喜んでいるみたい。
子供の頃のソフビ人形を、自宅の押入れから引っ張り出して、クリニックに持って来ました。
一体一体、受付の3人が綺麗に拭いてくれました。↓。
手前にみえるザリガニみたいのは、「帰って来たウルトラマン」に登場した怪獣「ツインテール」です。
2本の角みたいのが生えてるから、ツインテール。
そうしたら、受付の山﨑さんがビックリして、「ツインテールって言ったら普通はこっちですよ」だって。↓。
別角度から全体像を。↓。
本棚の上には、ミクと怪獣が並んでいます。ゼットンとかアストロモンスとかジャイアント・ドラコなど。↓。
結構、みんな怪獣には詳しいですね。「ゴア」や「ミラーマン」に反応してる人もいましたね。↓。
ゴジラ・シリーズの「ガイガン」や「ミニラ」を目ざとく見つけてた人もいましたね。↓。
全然関係ないですが、誕生祝にもらったドラえもんには、グラサンをかけさせてみました。↓。
ここには星人ばかりを集めてみました。↓。
ガッツ星人は、あえて同じのを2つ買ったのでした。↓。
待合室には、飛ぶ怪獣「モスラ」と「ナース」(ウルトラセブンより)を受付の後藤さんにタコ糸で吊るしてもらいました。↓。
同じ要領で、今日ベルハーのメンバー全員サイン入りTシャツが届いたので、ベルハー・コーナーに吊るしてもらいました。↓。
ベルハー・コーナーは丁度、塚田さんが面接に使う処置室(通称「ホワイト・ルーム」)及び、トイレの前辺りです。
良かったら見てね。
これが僕とカワクリの近況です。
つまり、僕は元気です。
次回、しょこたんのバースディ・ライブのレビュー、行きます!
BGM. 憂歌団「胸が痛い」
金曜日はフライで!
17/Ⅳ.(金)2015 はれ
人の噂も75日というが、最近は、スピード社会で、良くも悪くも、ニュースなんて2週間位で忘れちゃう。
だから、今日は忘れないうちに、最近、大岡山北口商店街で気になってることを書いておこうと思う。
お昼休みは、受付の中番&心理と基本的には一緒にご飯を食べに行くのですが、受付は、新人の山﨑さんがトレーニング中なので、
まだ2交替制で、中番がいません。
なので、お昼は、しばらくは心理と一緒に行っています。
金曜日の心理は、徳田さん。
時間の関係で、お蕎麦屋さんに行くことが多いのですが、日替わりメニューが「フライ盛り合わせ」だ。
ちょっとボリュームがあり過ぎるメニューなので普段は敬遠していたが、ふと、徳田さんと一緒の時はいつもだなと思った。
そして、僕はひらめいた。日替わりフライ=フライデー=金曜日、と。
そのアイデアを徳田さんに話したら、「お店の人が、そこまで考えてたらすごいですよ」と笑ってて。
僕は注文をとりに来たお店の人に、<いつも金曜はフライだけど、フライデーだから?>と聞くと、
お店の女性は大笑いして、「そんな訳ありませんよ。一応、店主に聞いてきます」と奥に戻った。
すると、その女店員はニコニコしてやってきて、「店主に聞いたら、そうですって。でも今まで誰も気付かなかったそうです」
と僕らに報告してくれた。
僕は自分のひらめきが当たったことより、店主のユーモアのセンスが報われた瞬間に立ち会えたことが嬉しかった。
それは徳田さんも同じだったようで、僕らは2人とも、日替わり定食=フライ盛り合わせ=金曜日はフライで~を注文した。
下が、それ。↓。
ずっと気になっていたその2は、商店街の入り口のコンビニに貼ってあるポスターだ。
それは大田区の災難に備えて準備を喚起するもので、そのキャラクターがカンガルーなのだが、名前が、「びちく」君。
僕はこれを毎朝、目にする訳だが、判っていても、頭で漢字に変換すると、「備蓄」ではなく「乳首」になってしまう。
それはきっと、カンガルーの属性のせいだと思う。
カンガルーは、赤ちゃんをお腹の袋に入れて、走るイメージがあるから、母性本能と緊急避難の相性の良さから選ばれたのだと勝手に思っているのだが、
赤ちゃん=おっぱい、との連想から、「びちく」が「乳首」に読み間違えてしまうのだと考察した。
赤ちゃんが「乳首」を吸うのは、「唇」だが、これも平仮名にすると「くちびる」で、「ちくび」の並び替えで、サブリミナルな後押しをする。
僕は毎朝そんなことを考えながら、商店街に入り、果物屋のおじさんと大声で、「おはよう!」と挨拶を交わしスイッチがONになる。
それが僕の日課。昔、「毎日、呑むウイスキーは?」ってなぞなぞがありましたね。答えは、「ニッカウヰスキー」。
下が、問題の「びちく」君。↓。
どうですか?、「ちくび」に見えて来ませんか?
「びちく」って早口で10回くらい言うと、「ちくび」にならないかな?
BGM. 渡辺真知子「唇よ、熱く君を語れ」
チェンジ!
8/Ⅳ.(水)2015 小雨
昨日、椅子が壊れた。
前々から左の肘掛が、ばか、になっていたけど。
兆しはあったけど、その破壊は派手で、いきなり一気にカバーが飛び散った。
開業時から使っているから、丸8年、一緒に頑張ってきてくれた縁の下の力持ちだ。
下が、カバーが飛び散って、バーが剥き出しになった椅子。↓。
まだ機能的には、使えるっちゃ使えるが、なんか椅子が壊れるって縁起悪いよな。
椅子って、「社長の椅子」とか「総理の椅子」とか、地位やポストのメタファーに使われるから。
川淵チェアマンなんて呼称もあるでしょ?サッカー、よく知らないけど。
四月のカワクリは新人が何人か入ったから、院長らしくどっしり座っていろ、というメッセージを、
椅子が自らの寿命とともに、自身を破壊することで伝えてくれたのかもしれない。
椅子には口がないからね。物ってこういうことするよね。中でも、時計がよくするかな。
そういう訳で、椅子よ、ありがとう。
悪いことがそうそう続いてたまるものか。
感謝して新しいものにチェンジしよう。
エネルギー療法の先生が教えてくれたが、最近は馬具メーカーの出している椅子用のマットが良いらしい。
良い姿勢を保ってくれるそうで、それだけでダイエット効果もあるそうだ。
高いけどドイツの馬具メーカーからは、椅子そのものも売り出されているそうだ。
それにしようかな。
それはともかくとして、今日のテーマはチェンジです。
カワクリのインテリア(ポスターや置物の配置など)は必ず、毎日、どこか変わっています。
全く同じ日は絶対ないです。
今日は天気も悪く、縁起も悪かったので、気分転換にいつもより多目に色々とチェンジしました。
受付の3人は、通常業務の合間に、ラミネート加工やポスターの張替えなどを忙しく命じられました。
受付の労を労って、今日の成果の一部を紹介しましょう。
まずは、診察室から。
皆さんの座る正面の本棚には、きゃりーちゃんのなりきりメガネの色違いを、段違いに並べてみました。↓。
隣の大きい本棚には、BABYMETALの各メンバーへのお誕生日おめでとうポップを。
プレゼントを渡しているドクロの顔の部分に自分の写真を入れられるようになっています。
証明写真の余りがどこかにあるはずだから、みつけたらはめ込もう。↓。
ソファ側は、「物語シリーズ」のフィギュア達です。
チラチラと見てる人が多いけど、写メ、撮ってもいいですよ。↓。
綾波マトリョーシカは、見やすくティッシュBOXの上に並べました。
今年の花粉症シーズンに、タリオンはゴジラを広告に起用しました。
花粉を吹き飛ばすイメージかしら?
逆サイドには、アスカ他の登場人物のマトリョーシカがあります。
診察机の脇のサイド・テーブルだから、良かったら見て下さい。↓。
診察室のパソコン側の壁には、一面にLPレコードが飾ってありますが、その間隙を千石撫子で埋めてみました。↓。
その横、診察室の入り口、あかりをつけるスイッチのそばに、BABYMETALの1月さいたまのリストバンドを。
その横には、まどマギの「さやか」が並べてあります。↓。
診察室の意外な盲点シリーズ。これは厳密には、今日、貼ったのではないですが、ついでなので紹介しますね。
天井にアインシュタインがアッカンベーしています。ドイツ語で、アインシュタイン、は、1つの石、という意味ですね。↓。
診察室の扉の内側は、忍野忍だらけですが、その1部を。今日の追加分。↓。
診察室を出て、お会計の際、受付カウンターの下に、大森靖子、のポスターを4枚揃えて並べてみました。
見所は、真ん中の2枚、「きゅるきゅる」の似たポスターを見比べてみて下さい。
大森靖子は、もうすぐ、中サン、のライブですね。↓。
新刊のマンガ達です。どれも、きわどいです。普通、クリニックに置くか?という内容です。ご用心。↓。
ファイヤー・シスターズのタペストリーも今日、飾りました。
僕は只のタペストリーだと思っていたのですが、これにはジャックが付いていて、何かに繋げると、喋るそうです。
受付の山崎さんがその機能を発見しました。皆さんは、受付の新人の名前を覚えてくれましたか?
山崎さんです。よろしくね。
ファイヤー・シスターズの上の絵は、丸尾末広。↓。
ファイヤー・シスターズをここに配置したおかげで、洗濯ばさみ型クリップが余ったので、それを有効利用すべく、
しずかちゃんコーナーに、POCKY、も加えてみました。喫煙所の前の壁です。↓。
最近の喫煙所は、曜日によっては、盛り上がっていますね。にぎやかな時は炎上してますね、喫煙所だけに。
皆さんが仲良くなるのはいいのですが、そのためのスペースを作ったのも僕ですが、
本当に最近は凝集性がアップしていて、トラブルにならないかが心配です。
基本的には、喫煙所だけの関係に、カワクリ内だけの関係にしておいて下さい。
まぁ、大人の皆様に、僕が言うのも、柄じゃないのですが、節度のある関係でいて下さい。
距離が近くなり過ぎて、トラブルになると僕が大変になるからです。
トラブル回避のため、メアドやラインの交換を禁止しました。
喫煙所の、ポスター達に、吹き出しを付けて、注意勧告させました。
この作業も受付が今日、しました。受付、大忙しでしたね。ご苦労様です。
まずは、ゆうこりん。この防災ポスターは、僕が開業する際に前に勤めていた病院の掲示板に貼ってあったものを、
医局の秘書さんにお願いして、くすねて来てもらった戦利品です。↓。
ウルトラセブンのアンヌ隊員からも。メッセージが。
ちなみに、横に見えるオードリー・ヘップバーンはキセルを吸ってるから、喫煙所にいます。
アビーロードの横断歩道を渡る、ポール・マッカートニーは裸足でタバコを持っています。同様に喫煙所だからね。
もうすぐ、ポールも来日しますね。僕は、F.とドームに行きます。
下が、アンヌ隊員。↓。
それでも、女の言うことじゃ聞かない人もいるかもしれないから、健さんからも言って貰いました。↓。
ま、これだけ言っても、やろうと思えば、いくらでも内緒で出来る訳ですが。
僕の好きな格言に、
神は罪を憎むのではなく、罪のバレる愚かさを憎むのである。
というのが、あります。ですから、皆、うまくやって下さいね。
僕に余計な仕事を増やさないでくれれば、それで良いのですよ、はっきり言えばね。
さて、喫煙所ついでで、可憐Girls、のCDのジャケットも貼ってあるから注目して下さい。
これは喫煙所の中からでも、外からでも、見れます。つまり、両面って意味ですね。
この中に、今のBABYMETALのスー・メタルがいます。
当ててみて下さい。
わかるかな?
探してみて下さい。↓。
さぁ、次回こそ、「男達のホワイト・デー」を渾身を込めて書きます。可憐Girls、の絵柄の後に何ですが。
BGM. 可憐Girl’s「Over The Future」
もっと光りを
1/Ⅳ.(水)2015 小雨
本来なら、前々回の記事『タグ』で予告した、「ゆたかさん」と中西先生の友情を軸にした特別企画「男達のホワイト・デー」を
お届けする予定だったのですが、いざ書き出してみたら思いの他、大変で。取り敢えず、挫折。
もう4月になっちゃったし、ホワイト・デーでもないだろう、とのことで、新年度っぽい記事に変更します。
カワクリに新加入した秘密兵器の紹介です。
秘密兵器その1.
今日の昼過ぎから、来られた方にはもうお馴染みでしょうが、受付の新メンバー、待望の3人目、山﨑さんです。
今週は、小森さんと一緒に遅番の担当です。皆さん、どうぞよろしく。
秘密兵器その2.
ちょっと昔のディスコチックな香りさえ漂わせるのは、七色に光りが変化するライトです。
これは、待合室のテレビ・モニターの方にあります。↓。
最近のカワクリのブームは、光り物です。
先輩順に紹介して行きましょう。
受付に皆さんから向かって右には、でんでん虫、のライトがいます。↓。
受付の逆サイドには、花柄のライト。
この辺り、少しだけフラワー・ムーブメントっぽくしてあります。↓。
診察室のソファの側に、皆さんから見て、右手のスモーク君の上に、みみづくのライトがいます。
ふくろう、と、みみづく、の違いは、みみ、みたいのがあるかどうかです。↓。
受付に戻って、会計のトレイのそばにマリア様が光っています。
よく見ると、蛇を踏んづけています。蛇は、悪者なんでしょうかね?異端の象徴だからですかね?。↓。
受付カウンターには、寝釈迦のポーズ・コーナーがあります。
前にも書きましたが、僕がこのポーズが好きな理由は、
「悟り」や「反抗」や「満足」や「怠惰」や「挑発」や「お色気」を同時に発信する記号だからです。
その寝釈迦コーナーに、にくまれそうなNEWフェース、光るイエス様、が参入し、すわ宗教戦争勃発か。
でも、最近は「聖☆おにいさん」のおかげで仲良しだから、大丈夫ですね。↓。
そして、またまた診察室に戻って、皆さんの正面の本棚に光り輝くのは、マリア様です。↓。
「もっと光りを」を今年度のカワクリのモットーにしたいと思っています。もっと光りを、だけに、モットーね。
そう言えば、僕が昔、公立病院に勤務した時、院内報で新入職員が紹介されました。
僕の同期の医師や看護士や事務の人など40人くらいが、アンケートの答えと共に顔写真つきで載りました。
アンケートの項目は、血液型・出身地・好きな食べ物…などで、他に・あなたのモットー、というのがありました。
僕は、<モットー?何じゃそりゃ。死語じゃん>とか思って、ふざけて、<いや~ん、モットー♡>と答えました。
まぁ、普通に却下されて、提出し直しだと思って書きました。
ちなみに他の人は、「笑顔」とか「日々新たに」とか「向上心」とか「食う、寝る、遊ぶ」などが代表的な回答でした。
そんな中での、「あなたのモットーは?」<いや~ん、モットー♡>です。
大学病院や民間の病院の時なら、100%怒られて書き直しです。
十中八九N・Gです。
ところが、公立病院はすごいですよ。
そのまま、院内報に載って病院中に配布されました。
検閲なし、かよっ!
僕は、公務員ってすごいなぁ、と感心しました。
懐が深い、というか、目が節穴、というか。
誰ですか?そんなことを思っている人は?怒られますよ。
そんなことはどうでもいいことで、山﨑さんの新加入で、僕の転職時のお恥ずかしいエピソードを思い出したという訳で。
それでは皆さん、新スタッフの山﨑さんをよろしくお願い致します。
それから山﨑さんは、とても照れ屋なので、あまり個人情報を聞かないであげて下さい。
年令とか、前職とか、どこに住んでるか、とか。もし聞きたくても、そこはグッとこらえて下さい。
まぁ、性別くらいなら、聞いても良いです。
と言う訳で、今回のお題「もっと光りを」でした。
これは、ゲーテの最後の言葉として有名ですが、カワクリは今回、紹介した新人の山﨑さんやライトたちと力を合わせ、
絶望的な世の中を、照れ屋ながら、明るく照らして行きたいと思っています。
BGM. ハニカムズ「ハヴ・アイ・ザ・ライト」
面白くっても大丈夫
受付の採用面接も無事終りました。
さすがのタフガイ、タッちゃんも週末は疲れてしまい、休みの日は20時間くらい寝てました。
美容院は2週連続でキャンセルです。
おかげで髪はボーボー、ネイルはヌードな状態です。
なのでユニオンジャックのハットを被って診察してましたが、却ってそれが好評だったりするから、
森進一の「冬のリビエラ」ではないけれど、人生って奴は思い通りにならないもの、ですね。↓。
次の休みに美容院に行くつもりですが、2回もキャンセルしてると行きづらいですね。
よく患者さんがキャンセル続きだと申し訳なさそうにするのに、僕は<いいよ、いいよ>と寛大ですが、
でも我が身になってはじめてわかった。会わす顔がない。
人の心を専門に取り扱ってる稼業なのに、まだまだですね。一生、修行ですね。
さて気になる新人は4月1日から来る予定です。エイプリル・フールからの参入です。嘘じゃないです。
今回の求人の文章を「顧問」が良いと誉めてくれたので、その一部をHPに載せれないか検討しました。
そして思いついたのです。それは意外なところにありました。
今回、応募してくれたある人の自己PR欄に、「クリニックに清潔感がある」というメッセージがありました。
清潔感?
確かに、受付が毎日、綺麗にお掃除をしてくれていますが、カワクリの印象は「清潔感」より「雑然」でしょう。
昔、モテる男の条件は、「サ行」だと言われていた時代がありました。
「さわやか」「しょうゆ顔」「すがすがしい」「清潔感」「痩身」だったかな。
僕は1つも条件をクリアしませんでしたが、大層、モテました。
そんなことはどうでも良いのですが、カワクリのどこを見たら、「清潔感」に行き着くのでしょう?
そうか!「クリニック紹介」か!
あれは出来たばっかりのガランドウの写真で、白と黒のモノトーン。
ちょっぴり、アダルトね。
なので、あそこを見て内装イメージを「清潔感!」と勘違いしたのでしょうね。
しかし、これは放置しておくと、似たような誤解は今後も起こりうる。
あの写真をイメージして訪れて、自動扉を開けて、ぶったまげる!
そんな心臓に悪い再発例を防ぐべく、そこに「お断り文」と一緒に、今回のメインテーマを挿入しました。
「遊び」と「まじめ」をつなぐ空間みたいなことを書きました。良かったらみて下さい。
このアイデアのヒントは、南伸坊の「面白くっても大丈夫」というエッセイのタイトルです。
今回のカワクリの求人のコンセプトは、これにしました。
無断で拝借する訳にはいかないから、そのフレーズは使わずに、その精神だけを真似しました。
どうゆう精神かと言うと、つまらないものより、面白い方が良いに決まっている。
だけど世間は、面白ければ良いってモンじゃない、と目くじらをたてる。
医療の分野は真剣勝負だ。
面白さ、など要求されない。
むしろ、面白かったら、信用されないかもしれない。
だけど僕は、精神科医療は、ちょっと違うと思っている。
面白さ、が治療には必要だと思っている。
ただ、やはり、面白ければ良いと思っているのか!と言われたら、こう反論したい。
面白くっても大丈夫!
ちなみに、このタイトル・コピーは糸井重里の作です。
その文庫のカバーを診察室の入り口の扉に貼りました。興味があったら探してみて下さい。↓。
カワクリのディスプレイはレコード・ジャケットを飾るブームが一段落しました。
次なるブームは、文庫本の表紙です。
これは昔、僕が誰かに勧められて面白かった本たちです。
だから、おすすめのおすすめ、孫すすめ、ですね。
トイレの扉のラブライブのポスターは喫煙所に移しました。↓。
代わりに、トイレの扉は、「天才バカボン」の文庫本の帯を並べました。
著名人が解説を書いていて、1巻がタモリで、最終巻がたけしです。
その他にも、筒井康隆やアラーキーとかのが面白いです。
良かったら見て下さい。↓。
本好きな子にはもったいながれるかもしれないけど、どうせ本棚で眠ってるだけだから、ちょっと贅沢にお披露目です。
BGM. 桂木文「短編小説」
同志~上坂すみれ「第二回革プロ総決起集会」へ行く
11/Ⅱ.(水)2015 曇り
「うえさかすみれ、って何者ですか?」と最近、よく聞かれる。
それは、受付の内側の脇の壁にポスターが貼ってあるからで。↓。
うえさかすみれ、は、上坂すみれ、と書いて、すみぺ、が愛称です。
声優で、CDも出していて、ロシアやソ連が好きで、ミリタリーで、ゴスロリで、オタク趣味の美少女です。
そんな彼女が「革命的ブロードウェイ主義者同盟」を結成し、聖地・中野ブロードウェイに近い中野サンプラザで、
建国記念日に「総決起集会」というコンサートをします。
今年が2年目で、僕は去年も行っていて、確か、ブログに記事を書いてるはずです。
あまり大したことを書いてないはずだから、読まなくて良いです。恥ずかしいから。
僕は受付の採用面接で忙しい中、その合間をぬって、2年連続で参加して来ました。
すみぺ、は、アンコールで客席を回り、プレゼントを手渡しで配ってまわるファン・サービスをします。
それは、すみぺのいらなくなった私物や中野ブロードウェイで買って来た値札付きの小物が大半です。
それらをかごに入れて客をイジリながら、渡して行くトークも面白いです。
たとえば、「ファッションセンスが悪い人だから、ツアーTシャツをプレゼント」みたいな。
僕の当日の席は2階席だったのですが、すみぺは2階席にも回ってきました。
「この辺の人はチケット運が悪いなぁ。可愛そうだから1番後ろの人にブロマイドをあげましょう」
と階段を上がって来て手渡ししてました。
会場からは、「おめでとう~」という拍手と歓声が沸き起こりました。
すみぺは、かごを弄りながら、「次は、これだ」と言って、ピカチュウのフィギュアを見せました。
僕はたまたま通路側の席で、すみぺがピカチュウを取り出した時、すみぺは僕の真横にいました。
だから、僕は横からすっと手を差し出しました。
すると、すみぺは、ビックリして反射的に、「あっ、はい。じゃ、どうぞ」とピカチュウを僕の手の平に乗っけてくれました。
イジルのも忘れて。(笑)
こいつは春から縁起がいいや。
きっと、受付にも良い人が来てくれるだろうと、そんな予感がしました。
下が、すみぺにもらったピカチュウ。待合室のどこかに飾るので探してみて下さいね。↓。
中野ブロードウェイは解体されるという噂がありますが、来年もすみぺのコンサートは行われるそうです。
それも、2Daysだそうです。今年の4月にはファンクラブも出来るそうです。
すみぺのファンは、「同志」と呼ばれています。
そう言えば、この日の開場の際は、入念なカメラ・チェックが行われて、入場時に行列が出来ました。
僕が列に並んでいると、僕の顔を覗き込んでくる若者がいました。
彼は、しばらく僕の顔を眺めた後に、「もしかして、失礼ですが、川原先生ですか?」と話しかけて来ました。
そこで僕も彼の顔を見ると、「おぉ!」とお互いに叫びました。それは、元・患者さんでした。
元気そうだった。まさか、こんな所で再会するとは。彼は嬉しそうに僕のことを、「同志!」と呼びました。
同志で思い出したのですが、先日、A心理オフィスの内覧会に行きました。
そこの心理士さんが僕が前に勤めていた病院に現在、勤務していると聞きました。
この業界は狭いですね。
ちょっと話をしたのですが、僕がいた頃と今の病院の雰囲気は随分と違って聞こえました。
僕がいた頃の病院は、治療者の本気度がすごくて、真剣勝負で治療をしてました。(今がしてない、って意味じゃないですよ)
僕は医者なのでリーダーシップをとって、治療チームを牽引して行った自負がありました。
時には、経営サイドとも衝突して、治療の質を優先させました。
スタッフ全員の本気度が僕を後押ししたから、説得力や迫力があったのでしょうね。
経営サイドは、目先の利益より、治療者の誇りを優先してくれました。
だから、我々は失敗することは許されず、治療に責任と覚悟を持ちました。
そんな風に団結したチーム医療は、今思うと、奇跡、ですね。
でも、今思うと、あれは経営者が頭が良かったのかも。
そうやって僕らを焚きつけて、本気にさせて、質の良い治療を提供させる。
これは目先の利益より、長い目でみると評判とか宣伝効果にしたら換金率が高いからね。
僕はA心理オフィスの帰り道にそんなことを考えながら、ちょっと考えを改めさせられました。
僕は前の病院での僕の仕事は、僕の手柄だと考えていた節がありました。
でも、そんなことはないのです。
僕の同僚の医者やケースワーカーや病棟のナースや看護助手、そして心理のスタッフの誠心誠意の結晶だったのです。
そんな中でも僕にとって1番の同志は、K婦長でした。
K婦長は、立場上、経営サイドからの圧力を1番受けていたはずです。
だけど、僕がやる気を見せてる限りは盾になってくれてました。
僕はそんなことも忘れて、自分の都合の良い様に、武勇伝みたいに考えている自分を恥じました。
僕が開業してしばらくしてから、K婦長は病院を退職したと聞きました。
連絡も途絶えていて、ずっと気になっていました。
それが、本当についこないだクリニック宛に、K婦長から手紙が届きました。
ピンク色の封筒の中身は、元気そうな近況報告でした。良かった、元気そうで。
僕は手紙を何回も読み返すのに忙しくて、返事を書いてる暇がありません。
K婦長へ、もし、このブログを読んでたら、もう直に返事を書くので待っててね。
それから、一言。もっと早く手紙、寄こせよ!心配したんだから。
ま、そんなことを言っても、僕だって手紙の返事よりこんなブログ記事を先に書いてるんだからね。
言う資格ないね。
失礼しました。
僕は今、新しい受付の採用面接の最中です。心理も新しい人が加わります。
よくあるクリニックの縦割りの役割分担みたいなチーム編成など僕の眼中にはないのです。
K婦長たちと一緒にやったチーム医療の奇跡をもう1度、今度はクリニックで再現したいのです。
それが僕の野望です。
それがカワクリの未来です。
そのための同志を今、僕は探しているところなのです。
BGM.上坂すみれ「我らと我らの道を」
今年はまだ本気出してないだけ
正論は暴力よりタチが悪い。
今回のとらばーゆの応募文は僕がガチで書いたから、前回と比べて応募者数は激減です。
あまりに少なくて、一瞬、ちょっと凹みました。(笑)
同業の友人と電話をしていた時、この話をしてみました。
すると、彼はこう言いました。
「受付は受付の仕事だけしてれば、良いでしょ?受付に喋りは要らないよ。
余計なこと話されて治療が大変になったら、君の仕事が増えるよ。
そうゆうのって、君が1番良く知ってるでしょ?
あまり自分で大変にしない方がいいよ。
そんな難しいこと、書くから人が来ないんだよ」って正論を言われました。
やっぱり正論は暴力的だ!
そんな時は前髪がうまく決まらないもので、下の100円ショップでクシを買う。
レジで、「1円玉が不足してます。ご協力下さい」とあったから、百円玉1枚と一円玉を5枚出してあげる。
しばらく店員は沈黙していて、僕が<?>と首をかしげると、申し訳なさそうに店員は言いました。
「すみません。今、消費税8%なんです」だって。あら、そう。
なんか良いことしようとしたのに空振りで、余計に凹んで、前髪崩れる。
クシで梳かしても、すぐに前髪乱れる。
そうしたら、たまたま、マサキと電話で話して。
同じようなことを言ってみると、マサキは笑いながらこう言った。
「大体、君はそんなことを僕に相談しないでしょ?
君の方が専門なんだから。
それは君が1番よく知ってるでしょ?
やりたいことがあるんでしょ、好きにやったら」だって。
僕は人生で迷うことがあると、もしマサキならどうするか?、って考えてみることにしてる。
そしてマサキの気持ちになって答えが出たら、それとは逆の方を選んでいる。
今回ばかりはちょっと、見透かされたようだ。
(マサキって誰?って思ってるあなたへ。2014年12月15日「予告ブログ~生きること、死ぬこと」を参照して下さい。)
だけど、皆さん、朗報です!!
量より質なのです!!
今回の応募者は少なかったですが、質は高かったです。
正直、この中から、1人を選ぶのは難しい。
そのくらい、ハイレベルでした。
取り敢えず、マサキなら誰を選ぶかな?
BGM.よしだたくろう「知識」
受付だより~カワクリで働くこと編~
みなさま、こんにちは。おひさしぶりのフレッシュ小森です。
毎日寒いですね、今週は雪も降りましたね!
積もる積もるといわれて、いざ積もらないとがっかりされて。
でも、たいしたことないといって電車が止まったりすると、不満をいわれて。
気象予報士さんも大変です。
これから科学が進歩して、「絶対当たる天気予報!」なんて出たりして。占いみたいですね。
案外、下駄とかてるてる坊主のほうが確率いいかもしれません。
さて、みなさん先生の記事でお気づきかと思いますが、カワクリは今、来たる黄金時代に向けてメンバーの再編期を迎えております。
わたしとしましても、どんな人が来るのか気になるところです。
そんなソワソワ気分、やはり先生はお見通し。
「小森さん、採用面接に同席することはできないけど、こんな人と働くのはイヤだというのをブログに書いていいよ。応募する人に読んでもらおう。」
ですって!悪いお誘いですね~。
そうは言われましても、さすがにそんなことを公の場で書き連ねる度胸は、ない。
合う合わないは、善悪とも違いますし、そもそも善悪の基準だって人それぞれです。ディランが出てきそう。(ディランについては、12月記事を参照ください。)
今回は先生のお誘いは横においといて。
小森がどうしても許せない行動ベスト3を発表したいと思います!
まず第3位は…上司のご機嫌とり!
わからなくはないんですよ、そのほうが円滑に進むのでしょう。要領良くできる人がうらやましいと思ったこともありましたが、わたしは下手くそです。
続いて第2位…同調する女子!
女が3人集まると、2対1になりがちです。そして、牽制し合います。そんな匂いがしたら、わたしは進んで1を選びます。出た、反骨精神です(笑)
そして、わたしが許せないこと第1位は…出る杭を打つ!
今まで何度も言われてきたセリフ「まあまあ、波風立てないで。目立たないようにやりなよ。」
これまた反骨精神の賜物ですね。
あるある過ぎて、頷いていただける方も多いと思うのです。どこで働いても、必ずいると思っていました。
が、しかし!カワクリは違います!
そもそも、先生は出る杭街道を物ともせずつき進んでいますし、より良くするために破壊と創造を繰り返しています。
これから受付も3人となりますが、個々が自分のやるべきことにしっかり自覚を持って向き合えば、1対1対1の関係を築いていけることでしょう。
さあ、そこの迷っている方、ぜひ応募してみましょう!
そして、ずっとカワクリを応援してくださっているみなさま、これからも見守っていてください!精進して参ります。
結局、書いちゃった。てへ。
BGM.怒髪天「はじまりのブーツ」
受付だより~カワクリぷち情報~
2015年1月29日(木)晴れ
みなさん、明けましておめでとうございます。
そしてこんにちは。受付の後藤です。
新年のご挨拶には大分遅めと言うか、一月も既に終わりですが(汗)
今年もどうぞカワクリと受付をよろしくお願い致します。
余談ではありますが、みなさんはおみくじは引かれましたか?
後藤は毎年初詣で必ずおみくじを引きます。もう恒例行事です。
因みに今年のおみくじ結果は『吉』でした。
『吉』から『大吉』へと登っていけるような精進の年にしようと思います。
さてさて今回は、『知ればあなたもカワクリマスター!?ちょっとしたカワクリぷち情報』をお伝えしていこうと思います。
記事を読んで「へぇ~」と某番組のように思って頂けると嬉しいです。
皆さんにとって『川原クリニック』とはどんな存在でしょうか?
勿論、私にとっては『職場』ではありますが、それ以上にさまざな存在でもあります。
以前、先生がとある勉強会にご参加された際に、『クリニックとはどんな存在か』という事を発表されました。
そのご説明の際に、分かり易く紙芝居形式にされて、その紙芝居をわたくし後藤が作らさせていただいたので、
僭越ながら一緒に紹介させていただきます。
カワクリぷち情報その壱!
緑の帆を立てた船=患者さんを表しています。
そして青い線は海(波)=人生での出来事や状況、環境です。
(因みに関係ないですが、この絵の右下に(C)GOTOと書いてあります。(薄っすら後藤作をアピール))
海は常に一定ということはありません。潮の満ち引きがあり、海の高さは変わります。
船が進む間にも潮の満ち引きで海の水位は変化していきます。
船とぶつかっているゴツゴツしたものは暗礁です。
暗礁は障害や困難を表しています。
水位が下がると水面下に隠れていた暗礁が、突如水面に現れることもあります。
そして気付かぬ内に、または回避できずに船と暗礁がぶつかってしまいます。
暗礁にぶつかって乗り上げてしまった船は、無理に進もうとしてしまうと転覆してしまいます。
転覆しないように暗礁を乗り越えるには、潮が満ちて水位が上がるのをじっと待つべきか。
しかしそうは言っても、潮がいつ満ちて、どれ位の水位まで上がり、
いつどうやって暗礁を越えられるかなんてわかりません。
そんな困難を1人で耐え忍んで待つのは難しく、厳しいものです。
だからそんな時には、一緒に寄り添ってくれる存在が誰しも必要なのです。
患者さんにとって『そんな存在』であるのが、私たち『カワクリ』のお仕事なのかもしれません。
今はまだ波が引いてまだまだ満ちそうになくて、途方にくれてしまいそうな時でも、
クリニックに来て診察を受けて、「来週の何曜日まで、またね」と。
その約束は心の『一里塚』となって「来週クリニックにくるまでガンバれる」
『カワクリ』は患者さんにとって、そんなクリニックであるべきだと、先生は考えておられるようです。
そして、いずれ船は暗礁を乗り越え、また帆を進めます。
潮の満ち引きを受けながら。
勉強会にご参加されたのが医療・製薬関係の方々だったそうで、この説明に非常に感心を持たれたそうです。
勿論『クリニックの存在』と説明しましたが、勿論、『航海』の手助けの一つにカウンセリングや心理療法、薬物療法も含まれます。
多方面からの手法による手助けが、難航の手解きへと繋がっていると、先生は伝えたかったようです。
きっと皆さんが思い描いた、皆さんにとってのクリニックや医療の形と違えど、
近いニュアンスのものだったのではないでしょうか。
最近、先生はこのように様々な形で、私たち受付に専門的な知識・対応を伝えてくださいます。
「ブログや受付での患者さんへの接し方のルールを型破りにしていこう!」
少し前までは先生と受付の中でそんな目標?がありました。
そんな先生のご指導の甲斐があって、多くの方と交流ができました。
色々な方に受付の名前を覚えていただいたり、忙しかったり遠かったりとあまりお会いできない方も、
ブログで通じて和やかなコミュニケーションが取れたりと、
皆さんと受付の距離もここ数ヶ月で大きく変化したのではないかなと思います。
そんな結果を経て、また受付は更なる新たな一歩を踏み出そう!と企てております。
「型を破ったのだから、次は教科書的に戻してみよう」
以前受付ブログでも記載させて頂いた「自己開示」
自己開示によってシンクロによる共感性や、相手の認知による人間性の確認、安心感。
そんな様々なメリットがあるということでこれまで自己開示をしてきました。
しかし本当は心理療法的には、治療者側の自己開示は否定的です。
治療の場において、治療者と患者さんとの間に『信頼関係』はとても大切です。
しかし互いを自己開示しあって築く信頼関係ではなく、治療者が治療的に患者さんに関わった際に、
自然とその関係に信頼関係が生まれることが望ましい形としているからだそうです。
他にも様々な理由はありますが、基本的に治療者側の「自己開示」は望ましくないそうです。
受付は「治療関係者」という立場を利用して、教科書から脱線し、
治療の場であるクリニックの中で「治療者」というコミュニケーション以外のコミュニケーションを取れる存在として、
「自己開示」をしてきました。
それは受付が立場上、直接的治療者ではないので、治療的コミュニケーションからの信頼関係を築くの難しく、
あえて脱線した「自己開示」により、信頼関係を築きやすくしたという先生の策略かなと思います。
では「教科書的に戻してみよう」とはどうゆうことか。
私たち受付も明確な先生から指示は受けていません。
「一人一人によって異なるので一概には言えない」
では、一体私たちはどうすればよいのでしょうか?(汗)
教科書に戻って「自己開示」を封印していくのか。
そんな風に言ってしまうと、まるで「受付は自己開示禁止です。話しかけないで下さい」なんて勘違いしてしましそうですが、
そんな事はありませんので、皆さんこれからも気にせずに受付に話しかけてください。
「教科書的に戻る」と言うのは、私たち受付側がもっと意識的に「治療関係者」という立場を持って、
患者さんに接する姿勢を教科書から学んでいくという事かなと思います。
そして受付繋がりで、カワクリぷち情報その弐!
受付カウンターが少し変わりました。
さぁ、間違い探しです。どこが以前と変わったかお気づきですか?
正解は…
観葉植物から『暁美ほむらのフィギュア』に変わっている、でした!
このほむらは向かって右側にあるけいおんフィギュアの隣に並ぶまどかのフィギュアとお揃い?です。
白と黒、光と影の様な対の二人はどちらもクオリティが高く、迫力がありますので、お会計などの際に是非見てみて下さい。
因みに!今週からカワクリBGMも少し変更しました。
その選曲の中に!なんと!後藤の大好きな朝比奈みくるちゃん(涼宮ハルヒと言うアニメのキャラです)の
『恋のミクル伝説』も入っていますので聞いてみてくださいね!(←結局自己開示をしてる)
今回のBGMは総曲数433曲、総再生時間22時間35分ということで、1/22時間35分という確率です。
そんな確率の中で後藤は、出勤して初っ端のBGMがこの曲だったのでとてもビックリしました。
皆さんもカワクリでのBGMは一期一会なので、お越しになった際はBGMをチェックしてみてください♪
きっと1/22時間35分のその曲は、あなたの運命の曲かもしれません(笑)
BGM. 後藤邑子「恋のミクル伝説」
黄金時代
27/Ⅰ.(火)2015 割と暖かい
気象のせいもあり、ここのところ疲労困憊だったが、新規開拓の「エネルギー療法」を日曜日に受けたら、
その後、半日、眠り続けたが、効果抜群!、元気になった。
その勢いで、昨日の月曜日は美容院に行き、髪をピンクに染め直し、ネイルも新しくPOPにした。
左手のネイル。↓。
うまく行かない時は形から入るのも良いものだ。外見につられて内面もアップする。
一気呵成に、新しい受付の求人広告の原稿も書き上げた。自分で言うのもなんだが、渾身の力作だ。
たかが求人広告、されど求人広告。
逢った途端に一目惚れ。
第1印象が大切なのは、治療における初回面接の重要さに通じる。…本当に通じるか?
ま、いいや。この記事を参考に応募するかどうか決める人もいるかもしれないから、カワクリの様子を伝えましょう。
まず、これを1番に持ってくる必然性はないのだが、「傾物語(かぶき・ものがたり)」のフィギュア。
アニメを観てない人は判らないかもしれませんが、原作を読んだ人には通じるかもしれませんね。
左から、‘ルートX’の大人・八九寺 真宵(はちくじ・まよい)、と浴衣姿の暦&忍。↓。
物語シリーズ・セカンドシーズンの「傾物語」は八九寺がヒロインで、「鬼物語」のヒロインが忍ですが、
実際の物語の中心はたすき掛けのように、「傾」が忍、「鬼」が八九寺になってるのも面白いところです。
それではクリニックの中を紹介しましょう。
最近、巷ではレコードがブームらしく、僕もうちで眠るLPをクリニックに持って来て飾ってみました。
皆さんの背後の診察室の壁。これは時期を見て、交換するのでお楽しみに。↓。
ちょっと気になりそうなので、横のクリア・ファイルたちもアップにしてみます。↓。
LPの続き。待合室には、「はっぴぃえんど」の横に「スクリャービンの法悦の詩」のLPを。↓。
スクリャービンはロシアの神秘主義的作曲家で、「法悦の詩」は男女の性の高まりを音楽的に表現したものらしく、
これを聴くと性的な興奮をおぼえるらしい。澁澤龍彦の『エロティシズム』という本に書いてあった。
でも、澁澤龍彦が実験したら、「なんともなかった」って。下が、澁澤龍彦。↓。
LPつながりで、冬コミのお土産にH.さんからもらったシャフト企業ブースから「まどマギ」LPジャケット風。
診察室の入り口扉の前に飾ってあります。↓。
その下には、戸川純のLPと大森靖子(やすこ、じゃなく、せいこ)のポスター。僕は「きゅるきゅる」にはまってます。
大森靖子は4月26日に中サンでライブがあります。今、大森靖子公式サイトでチケット先行受付中です。↓。
右隅に見える「イカ娘」の指差す方向を振り返ると、診察室扉に、イカつながり、ダイオウイカのカレンダー。↓。
その上は、「まどマギ」の魔女達がいます。丁度、さっきのLPジャケット風と向き合う格好です。↓。
つげ義春コーナーもますます充実!「ねじ式」と「李さん一家」の手ぬぐいがあります。
「ねじ式」には目医者の看板がたくさん出てきて、視線恐怖を表現していると深読みされてるのが有名です。↓。
うちの父は目医者でした。従業員が何10人もいました。カワクリは今、非常勤を含めて、6人。
父に比べるとまだまだで、逆に、父はよく何10人も使えてたなぁと感心する。
でも、僕にもその血が流れてるんだから頑張ろうと思う。
10代の頃、新興宗教の勧誘で「君なら将来、2千人規模の支部長を任せられる」と言われたこともあるし。
「鳥」や「めまい」で有名なサスペンスの神様、アルフレッド・ヒッチコックの代表作は豊富だ。
僕の好きなエピソードに、晩年のヒッチコックに「あなたの最高傑作は?」と質問したら、<Next One!>と答えたと言う。
つまり、<次回作だよ>という意味で、「ジジィ、どんだけポジティブなんだよ!」、って逸話。
カワクリは、今年が9年目で、これまでは素晴らしいスタッフに恵まれた。
しかし、僕はヒッチコックの精神で行くぞ!
次に揃うメンバーを、ベスト・メンバーにする。
今後、新たに受付や心理のスタッフが加わる。
個々のスキルアップや職種間の連携や役割分担は勿論だが、和音のように組み合わさったからこそ奏でる音色に期待する。
新生カワクリは、破壊と創造を繰り返しながら、2015年、黄金時代の幕を開ける。
BGM. 高田渡「生活の柄」