僕は腕っぷしは強くはないが、ケンカは強かった。
小林よしのり、のマンガ「格闘お遊戯」に、絶対負拳(ぜったい、まけん)、という武道の使い手が出てくる。
メチャクチャ弱いのだが、根性だけで、どんなにやられても、「参ったか?」とほざく奴。それと似てる。
どうして僕がそんなだったか詳しい事情は省略するが、僕は小さい頃から、いつ死んでもいいと思っていたし、
どんな死に方でもいいと思っていた。
だから誰かをどんなに怒らせても、最悪死んでもいいと思っていたから、怖いものはなかった。
ところが最近、死ぬのが怖くなった。それは守りたいものが出来たから。
僕が守りたいもの。それは、ここの場だ。
喫煙所があって、マンガがあって、お気に入りのポスターが飾ってあって、BGMが流れて、勉強できるテーブルがあって、
そこで待ち時間や夜遅くまで勉強してる人がいて、それを受付が見守っていて。
気がつけば、一週間1度も笑わなかった、とか、誰とも喋らなかった、という人もいるから、
お会計の時、受付と雑談したり、なぞなぞのヒントや答え合せをしたりする、そういう場を守りたい。
いつの世も居場所の必要な子(人)はいるはずで、それを残したい。
去年の3月、クリニックを法人化した。母親の名前をもらい、綾枝会、とした。
友人に言わせると、法人化の経営的なメリットはあまりない、という。
死んだ時と、分院を増やす時くらいだという。
小坂先生や漆原先生や中西先生の件で学んだのは、クリニックは院長が死んだ時点で閉院になる、ということだ。
だから、代わりに医者が応援に行っても、そこでは薬も出せないし、紹介状も書けない。
「法人」にしておけば、死んじゃっても、ピンチヒッターがきく。
「法人化」なんて手続きが面倒くさそうで考えたこともなかったが、残された患者さんのことを考えたら、有りだ。
まず、必要な職種や人材を集めなきゃ。
僕が欲しいのは、僕の目の届かないところに目が行く人で、自分の劣ってる、苦手なところを補完してくれる人材だ。
思いつくままに列挙していこう。
・役所手続き
・色んなアルバイト経験がありアドバイス出来る人
・学校のこと、偏差値・受験制度に詳しい
・フロアを回って環境を整備する人
・図工・体育が出来る人
・スマイル担当
・圧力団体(権力者と戦う。街宣車など)
・夫婦喧嘩の仲裁
・不良グループから抜ける時、きちんと筋を通すために一緒に謝りに(ボコられに)付き合ってくれる男気のある人
など。他にも思いついたら後で付け足そう。
不動産に詳しい人に聞いたら、マンションの家賃収入は税金が半端じゃなく、1件持ってても駄目らしい。3-4件ないと。
それは「ラーメン屋」や「キャバレー」も同じなんだって。
1つ入らなくても他が入ればいいし、従業員も回せるって。病院も経営的には、支店を作った方がいいらしい。
今のクリニックは、よく「若い人向けですか?」と聞かれるのは、ガチャガチャしてるからだろう。
もっと落ち着いた雰囲気の支店を作ったらどうか。
刺激に敏感な人やお年寄りのために、川原クリニック・クラッシック。↓。「K」をシルバーにしてみた。

皆さんは意外でしょうが、お年寄りには、カワクリの環境は好評なんですよ、「落ち着く」「楽しい」「病院らしくない」って。
でも、僕は潔癖症みたいなところがあるから、他人(別のドクター)に任せるのは無理そうだ。2号店はあきらめよう。
それでも野望はあって、色んな治療的資源が足りないので、ないなら自分で作ろう、と体調が良い時にはそんな気になる。
夜までやってる薬局とか、良質なリワーク施設とか、フリースクールとか、不登校の子もここに来てれば出席扱いになるとか。
もっと言えば、学校とか。
若い子は体を動かした方が良い子もいるから(そうじゃない子もいる)雨天でもランニング出来るトラックとか。
コミュニケーションがとりづらい子には、トスバッティングとか。
根性を鍛えなおした方が良い子には、三塁ホットコーナーに立たせ、千本ノックとか。
閉所恐怖症の人のトレーニング用に、電車・エレベーター・教室のシミュレーション。
立会人が必要だから、心理の学生などをボランティアに呼ぼう。
心理の学生の研修先や、心理士になった後のポイント更新が出来るような政治的な働きかけもしておこう。
勉強会やセミナー、ミーティングをする会議室も作ろう。
それだけのスペースがあるところと言えば、と考えたのが、渋谷のタワレコ、だ。あそこを買い取る。
名前も、川原クリニック・タワー!
アイドル志望やバンドマンを目指す人のインストアライブ(ストアじゃないが)や美術系の個展を開けるスペースもある。
それでも、まだ空きがあるから、フルーツパーラーも作ろう。
屋上には畑や温室を作って、園芸療法も兼ねる。
屋上の半分には、常磐ハワイアン・センターのような陽気な施設を作ってリフレッシュ。ヌーディスト・ビーチも作ろう。
露出願望の強い人はここにくれば良い。捕まんないよ。
しかし、管理人が必要だ。
蛭子能収の4コママンガで、道を全裸の女が歩いていて、「なんだ?」と驚く背広の男。
さらにまた全裸の女が来て、「どうなってるんだ?」。すると、そこに全裸のおっさんが来て説教をする。
<君、君、服はいけないよ>。
するとオチで背広の男が、「いけねぇ、ここは、裸天国、だった」と言う、裸天国、という作品を思い出した。
そうなのだ、ヌーディスト・ビーチだから、やはり管理人もヌードじゃないとまずいな。
よく、「夜の仕事しか出来ない」と嘆く人がいるが、もしその気になれば、ヌーディスト・ビーチの管理人にならないか?
風俗より稼ぎは減るけど、福利厚生はしっかりします。
そんな風に調子に乗っていると、カワクリ・タワーは、バベルの塔、のように神をも畏れぬ傲慢さから、
天罰が下るか、そもそも分不相応だから、僕がなんらかの罠にひっかかって、世の中からバッシングを受け、タワレコに返却。
明け渡す前に考えた企画は、タワーを48時間開放するから皆さん、好きに壁や建物にいたずら書きをしてよし。
そして、世界ドッキリ映像にあるみたいに、ダイナマイトでタワーを一瞬でペシャンコにして、その瓦礫の上で、
皆で、パラパラ、を踊ろう。パラパラの指導は大平さん。幼稚園のお遊戯でやった経験者。
そしてすべてが終わったら、皆で手をつないで、大岡山に戻って来ようね。
大平さん、パラパラの指導、大丈夫?
大平です。ダイナマイトでフルーツパーラーまでペシャンコになってしまったら、私はショックでパラパラ踊れないですよ。
あと、パラパラを踊ったのは幼稚園じゃなくて小学校の時の運動会です。
BGM. 久保田早紀 「異邦人」
十中八九N・Gアーカイブス 「センター試験」
5/Ⅹ.(木)2017 はれ にゃんこスター、の、アンゴラ村長は早稲田卒
センター試験では、「精神科・心療内科」や「発達障害」の診断書を出すと、
別室受験とか、試験時間1.3倍とか、が出来るシステムがあります。
周囲が気になる、とか、確認が激しい、などで本領を発揮出来ないと残念ですからね。
そういうのに配慮してくれてるのでしょう。良い時代になりましたね。
僕の時代は、共通一次、と言ってましたね。
共通一次試験の日は雪がよく降ってたような気がします。
野坂昭如の「火垂るの墓」の実話バージョンで「行き暮れて雪」という自伝的小説があります。
神戸で空襲に遭い、福井に疎開し妹を亡くし終戦。17才で窃盗を働き少年院へ。
しかし、実父が保証人となり釈放、新潟へ。そこからの野坂の放蕩生活ぶりは、尋常ではない。
自暴自棄。小説のかなりの部分が、この露悪的ともいうべき、放蕩生活の描写に費やされています。
ある日、野坂は、このままでは駄目だと思い、上京。
そして早稲田大学を受験する。試験当日は大雪。
野坂は、義士の討入りも二・二六事件も大雪だったから縁起がいいと思う。
自らの受験を、志を持ってあえて負け戦に挑むものと重ね合わせた、野坂の覚悟と照れに共感したものです。
僕の共通一次も大雪でした。
共通一次の思い出といえば、この記事ですね。語が苦。
さて、「センター試験」っぽく、数学の問題で閉めましょう。
Q.カワクリの開院は、平成19年ですが、「Xの5乗が、2476099」、になる、X,はいくつでしょう?
これは、なぞなぞ、ではなく数学の問題です。
とは言え、カワクリです。
数学が不得意でも解けるように、正解をどこかに隠しておきました。探してみて下さい。
答え合わせは、その数を電卓で5回かけてみて下さい。2476099、になれば正解ですよ。BGM.もヒントだったりして。
BGM. スティービーワンダー「愛するデューク」
カワクリ・裏メニュー②「いじめ、DV、ハラスメント専門外来」
カワクリ・裏メニューの第2弾は、「いじめ、DV、ハラスメント専門外来」です。
それは、いじめをうけた人ではなく、「加害者」、のためのものです。
いじめた人の心の闇にスポットライトを当てます。DV、モラハラも同様です。
これらの行為は決して許されることではありません。
しかし、結果だけを咎めて、「なぜ、そうしてしまうのか」、にFOCUSしないと、相手を変えてまた同じことを繰り返しますね。
校医で、いじめの相談を受けたことがあります。それは「被害者」ではなく、「加害者」の面接でした。
その子は、親の呼び出しや、生徒指導、校長譴責(けんせき)など、こっぴどくやられて、ふってくされて、投げやりでした。
「どうせ、あんたも同じだろう」という態度でしたが、何度か会っているうちにバターのようにとろけてくれました。
いじめは何があってもいけないことですが、いじめる側にも事情や都合があるでしょうから、その辺を聴いてみたのです。
パワハラを受けた人を助けるために事実関係を診断書に書いて提出したら、パワハラしてる人から自身のカウンセリングを
求めて来られたけれど、まさか二人を同時にみる訳にも行かないので断りました。
今思うと、主治医は無理でも、カウンセラーにまわしてあげれば良かったです。
これらが専門外来を作ろうと思ったきっかけです。
専門外来では、
加害者の①ブレーキの効かなさ、②相手のどこがムカつくのか(それは自分が抑圧してる部分と重なるからか?)
③反省してもまたやってしまう愚かさと自己嫌悪、などをカウンセリングと心理テストで、歴史を振り返り、原因を探り、
解決のお手伝いをする、コース・メニューです。いやな自分とさよならしましょう。
加害者側の心のケアについて皆さんはどう思いますか?
うかいさん、に聞いてみようかな。
こんにちは。受付のうかいです。
「いじめ」という言葉で最初にパッと思い浮かぶのが「ライフ」という漫画と「人間失格」というドラマです。
どちらも学校内なので、わたしの中ではいじめ=学生リンチという構造が出来ているみたいです。
昔見たテレビで
「いじめは大人がしていること。子供はその真似をしているだけ」
と言ってる人がいました。
今では色々な「~ハラスメント」という言葉がありますが
「パワハラ」「モラハラ」なんて言葉は浸透しきっていますよね。
職場内や家庭内でもいじめは存在するみたいです。
いじめとはそもそも何なのか。
調べてみると
「自分より弱いものに対して一方的に、身体的・心理的攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの」
と書いてありました。
自然界では弱肉強食という言葉がありますが、
人間には道徳や倫理観がありますし、時代と共に平等精神が濃くなっています。
余談ですが、いじめという言葉は「いじめられる」という動詞からきたものです。
そしてその原義には集団行為かどうかは含まれていません。
1980年代初頭から陰湿な校内暴力が増えて、それが社会問題になりました。
それと同時にいじめという言葉は名詞でも使われるようになったそうです。
学校、職場、家庭、ネット、、、様々なコミュニティの中で人は必至に居場所を探します。
その過程で「いじめ」が発生した場合、簡単にやめることが難しく、逃げられなかったりします。
いじめは場所を選びません。
そしていじめられたトラウマで上手に生きられなかったり、いじめを苦に自殺をしてしまう人もいます。
今の時代はそれがクローズアップされると、ネット上でいじめた側を特定して追い込みます。私刑です。
加害者を擁護するわけでは決してないですが
わたしはこんな流れ、かなしいなぁと思います。
いじめは、だめです。正当化されることではありません。
でも、いじめはだめって言っているだけでは何も解決しません。
よく「いじめられる方にも問題がある」なんて言葉を聞きますが
問題は、みんな、抱えています。
加害者に対し、追い詰めたり制裁を加えるのではなく
内側で苦しんでる部分を汲み取ってあげることも必要なのではないでしょうか。
BGM. 森田童子「ぼくたちの失敗」
私信
3/Ⅹ.(火)2017 小雨 Kocの、にゃんこスター、を繰り返し観てる。アンゴラ村長、かわゆい。姉はもっと可愛い。
たとえば、わかりやすく言うため、極端な言い方をすれば、「クレーム」の類かもしれない。
言ってることはもっともだが、余程の人じゃないとそこまで言わないだろう、という「ナンクセ」とも言えるかもしれない。
それを彼らに伝えても、口にはしないがイライラしているのが手に取るように判る。
そりゃそうだ、「クレーム」や「ナンクセ」だもの。
しかし、この「クレーム」や「ナンクセ」を、簡単に僕は「クレーム」や「ナンクセ」と片付けられない訳がある。
それは何を隠そうずっと僕も思っていたことで、同時に言ってもしょうがないと思っていたし、あきらめていたし、
彼らにはそんなには大切なものではないと思うし、それはそれで構わないし、彼らの勝負する土俵は別の所だと言うだろうし、
それは「正しい」意見だから、そんなことを言うと疎ましく思われるのも嫌だし、言ったら厄介なことにならないとも限らないし、
ただ自分さえ思わないようにしていれば、「ないこと」にさえしていれば、それは「ないこと」になるから、「ないこと」にしようと、
腹に決めていた事だった。だけど容易に割り切れるものでもなく、いつもモヤモヤして、慢性的な欲求不満の原因だったから。
だから僕は驚いたのだ。こんなにうまく言語化した人を。
全然話は変わるが、晩年、立川談志が「イリュージョン落語」を提唱した時、弟子はこぞって「判らない」と言った。
ファンは、談志の話を見聞きしてるし、本も読んでるから、それが何たるか追いつこうとしたが、
弟子たちは「判ろうとしなかった」。志らく以外。
だから談志は志らくに、「お前がいてくれて助かった」と言っていた。
話しを元に戻すが、何を言いたいかと言うと、わかってくれてる人がいて、ありがたかった、という話。
BGM. 吉田拓郎 「海へ帰る」
タペストリーはインビテーション
30/Ⅸ.(土)2017 くもり Mちゃん、おめでとう
新しいタペストリーを買った。
新宿○1でやってる「シャフト展」で、まどマギ、と、物語シリーズ。
皆、おそろ、の白のワンピース着用でカワユイですね。↓。

タペストリーと言えば、待合室の「けいおん」の巨大垂れ幕は、映画化記念の時、ゲットしました。↓。

時折、外から「けいおん」が見えるクリニック、と噂されているとの情報があり、なんだ?、と思っていました。
今朝、外から確認しましたが、別に何も見えません。↓。

昨日、初めて営業で来た人が、名刺とパンフを置いて帰る際、「ここのクリニックのコンセプトは何ですか?」と質問して、
受付を戸惑わせたとの報告がありました(笑)。
カワクリのコンセプトは、狭い意味での病気の人だけでなく、日常の悩みや相談も受けるので、なるべく病院っぽくしないで、
<川原先生のお家に来る>みたいなイメージにしています。
フィギュアやロックやお笑いやプロレスやマンガなど僕の好きなものや、マイブームが飾られています。
クリニックというより、趣味の部屋、ですね。
夜の帳も下りて、ふと、外へ出てみたら、なんと、明暗のコントラストでしょうか、「けいおん」バッチリみえますね。↓。

これにはちょっと驚きです。
クリニックの電話番号は、6240-7255、語呂あわせで、「何ここ?」ですが、知らない通行人は「何ここ?」って思いますね。
でも、そんな方たちに言いたい。
ここはあなたが本当に困った時の、かけこみ寺、です。
タペストリーは、インビテーション(招待状)の旗印です。
中でも、今週の一番人気は診察室の「地獄少女」です。↓。

閻魔 あい(えんま あい)、根強い人気です。
BGM. 吉田拓郎「午前0時の街」
十中八九N・Gアーカイブス 「大雨」
28/Ⅸ.(木)2017 雨 新海「君の名は。」ハリウッド実写化!
大雨と言って思い出すのは、カワクリ雨漏り事件。
沖縄の焼酎、じゃないですよ。
本当に、雨漏り、がしたのです。
当時の状況を知りたい人は、2013年7月23日の記事、「嵐を呼ぶバースディ、漂流クリニック」をどうぞ。
10年もやってると、色んなことがありますね。
「今まで何度、倒れただろうか。
だけど俺はこうして立ち上がった。
頑張れよ~、なんて言うんじゃないよ。俺はいつでもサイコーなのさ、アハハハ・ハハハン。
俺は、不滅の男。俺は、不滅の男~」
という、エンケンの「不滅の男」のフレーズが脳内にリピートされます。
しかし、上記の記事を見直す限り、自称・不滅の男は、これだけ大変な時に、患者さんも受付に協力して復興作業してる中、
報道カメラマンのように写真だけ撮ってたのだから、我ながらあきれる。
でも、そこがかわいい。
オバQ、で、皆で特ダネ写真を撮って新聞社に送ろう、という回があった。
オバQ、正ちゃん、ドロンパが、事件や事故のニュース写真をスクープしようと競い合うのだ。↓。

ところが、オバQ は火事をみつけて写真を撮りに行くも現場が大変だからカメラを放って救出活動をしてしまう。
そして、放火魔を見つけても捕まえることに夢中で、写真どころじゃない。
そこに後から来た、ドロンパにスクープ写真を横取りされてしまう。
ドロンパの写真が新聞各紙に掲載されるが、その見出しは、全部、オバQがヒーローだ、というオチ。↓。

つまり何を言いたいかと言うと、オバQを見習え、ということでした。
お昼にいったん、雨は上がる。勝つ気マンマンで、お昼は、カツ煮膳、を食べた。

BGM. 遠藤賢司「不滅の男」
川原高齢化問題の未来を考える会
27/Ⅸ.(水)2017 くもり 希望の党、原発ゼロ、だって。
休み中に風邪をひいておく。
これは恒例、習慣、風習なのだが、カッコ良く言い換えれば、プロ意識、であり、自己管理だった。
それが今回は、1-2日、ズレ込んだ。
何だこれは?と思い、考察してみる。
よく子供の幼稚園の父兄リレーで転倒するお父さんは、昔、運動神経が良かった人だと言う。
脳が記憶してる運動神経と、現実の体の動きに齟齬が生じていることに気付かないから起こる現象だ。
だから、昔から運動神経の悪かったお父さんは転ばない。丁度いいのだ。
全然関係ない話をしたのは、なんとなくそれと似てる気がするからだ。
クリニックを開業して10年になる。
現在の診療体制は、10年前のものと、ほぼ同じだが、その分、当然、年もとっているのに。
さらに10年前はかなりハードワークを平気でこなしていた軽躁状態みたいなものだった。
今はまだ良いが、そろそろ今後の未来を考えると、設定をし直す必要があるかもと考えた。
毎月最終土曜に全体ミーティングをするから、川原高齢化問題を考える、をテーマに意見交換をしようかと思うに至った。
そんなことを考えていたから、気が弱って免疫力のバランスに影響を与えたのが今回の不調の原因か?
はたまた、もう体自体が老朽化していて昔のようには動けなくなっているという、精神に対する身体からの本気のサインか?
卵か先かニワトリ先か、それが問題だ。
とりあえず、お昼に、親子丼を食べておいた。

BGM. よしだたくろう「風邪」
スリッパ
26/Ⅸ.(火)2017 はれ 今日から夏休み明け
いわゆる上履きの話です。
この前までは、おそ松さんの「一松」を使っていました。↓。

しかし、随分と汚れたので、アニメで「一松の親友」だった、「エスパーニャンコ」にしました。↓。

時間とは正直なもので、「エスパーニャンコ」も汚れてしまいました。↓。

アニメでは、一松、と、エスパーニャンコ、が喧嘩して、エスパーニャンコ、が失踪したのを見つけたのは「十四松」です。↓。

それにちなんで、エスパーニャンコ、の後釜は、十四松、にしました。↓。

夏休み明けから、登場です。↓。

スリッパと言えば、幼稚園生の頃、母に連れられて日本橋の三越へお供しました。
母はスリッパ売り場で新しいスリッパを買うと、店員の若い女性と相談していました。
僕は、<何を買うの?>。母、「スリッパよ」。
僕、<えっ?ストリッパー?>。母、「スリッパよ」。
僕、<ストリッパー?>。母、「スリッパよ」、と繰り返し、なにせ幼稚園生って強迫的にしつこいでしょう(笑)
すると店員は顔を真っ赤にして、手で顔を隠して、「イヤン」と腰を振った。
川原史上、最も古い、セクハラ事件だった。
昔の大人って純情だったんスね。
BGM. 沢田研二「ストリッパー」
川原は夏休みをどう過ごしたか
25/Ⅸ.(月)2017 はれ
カワクリは、9/17~9/25が遅い夏休みでした。↓。

・17(日)は夏休みに入って気が抜けたのと台風のせいで疲れが出てしまい、1日中、寝ていた。
夕方に1回起きて、サザエさん、だけみてまた寝る。
サザエさん、は、磯野家が、松茸、を有り難がる話。↓。

味よりもブランド感が先にたって萎縮してしまうケースは、松茸、以外の食材にもある。
サザエさんは嫁いで苗字が「フグ田」になってることから思い出したのだが、その一つが、ふぐ、だと思う。
昔、ふぐ、が高級なので臆してしまうから、今の内にやっつけておこう、と浅草の専門店で飽きるほど食べた。
その甲斐あって、それ以来、あまり、ふぐ、を食べたいと思わなくなった。
今度、松茸、もやっつけるか。
・18(月・祝)大森靖子、生誕30才ライブ。下北沢ガーデン。↓。自称「大森靖子の弟子」、ぱいぱいでか美、がエモかった。
チェキ、撮りたかった。
大森靖子は、やすこ、ではなくて、「おおもり・せいこ」と読みます。
カワクリでは、「せいこちゃん」と言えば、松田聖子でなく、大森靖子です。カワクリの常識は世間の非常識、これでいいのだ。

帰宅してから、おそ松さん、の再放送の最終回をみる。第2期は、10/2からテレビ東京ほかにて毎週月曜深夜1時35分スタート。
・19(火)資格をとるため、eラーニングしようとクリニックに来たら、期限が切れていて、色んな方面の人に連絡してバタバタ。皆、親切だった。
みずほ、が、「夏の魔物」を10/29で脱退すること知る。こちとら、ナミエ・ロスの比じゃない。
それだけ価値が多様化した世の中ということか。これでいいのか。
・20(水)美容院に、ちょっとソフトにパンク路線に、誰も気付かないように、少しづつ移行していく方針にする。
ネイリストさんは体調崩して、無期限休養。無理難題、出し過ぎたせいかしら?
知り合いのネイリストは、エチオピアに旅立ったと人づてに聞いた。しばらくは、ノーネイル。
美容院のあと、ひとり焼肉。ハープの演奏を聞きたかったが、平日のランチタイムだから奏者がいなくて残念。↓。

クリニックへ戻り、シングルレコードを貼ったり、貼り変えたりして、模様替え。
ウォーターサーバー・コーナーの上。ロウィナ・コルテスのジャケに光がどうしても反射してしまう。↓。

診察室も少し、変えた。シングルのおまけのステッカーなどもお披露目してみた。↓。

・21(木)新宿へ、佳子さまと、可愛かった頃の小倉優子の写真をラミネートしに行く。高野フルーツパーラーでブランチ。
フルーツサンド。↓。

栗のパフェ。↓。

・22(金)朝早く起きた。最近食べ過ぎなので、ランニング始めて10分ほどしたら小雨が降って来た。ダイエットあるある。
Uターンして家に戻るうちに雨は上がった。本気度を試されたみたいだ。
ランニングはよして、eラーニングのためクリニックへ。2時間で完了。
夕方には、法人化のことで税理士さんと面会。
税理士さんは、普段ブログを読んでくれていて、
「受付の方は絵がうまいし、文章も上手ですね。あれは採用面接のポイントなのですか?」と真顔で聞かれ、苦笑、嬉しくもあり。
夜は開放された思いで、松茸、をやっつけに行く。
松茸焼き↓。

松茸の土瓶蒸し

松茸のフライ。↓。

松茸の握り。↓。

当分は、松茸、にコンプレックスを抱かずに暮らせそう。
・23(土・祝)早起きして、「皇室アルバム」(TBS)をみる。佳子さまの英国留学がトップニュース。↓。
番組で使われる映像素材はワイドショーのそれと同じなのだが、処理の仕方でこんなに違うものに仕上がるのか。
まるでシェフの腕の差、僕はこっちの方が好み。雅、なのである。

夜は、恵比寿ガーデンプレイスくんだりまで。↓。

東京03、のコントライブへ。↓。

本編終了後に、ゲスト、バカリズム、が加わり、ショートコントを。↓。

・24(日)風邪をひいて寝込む。ハチミツにつけた生姜にお湯を注いでひたすら寝る。
もはや長期休暇の時の恒例のジンクス。ルチーンワーク。
少し具合が良くなったから、録画しておいたUFCの日本大会の放送をみる。
UFCは、勝つパターンのテクニックやストラテジーが確立され格段にレベルアップしてる分、
まるでスポーツ競技化していて面白みがなく、マンガのヒーローみたいな選手が出にくく、さびしい。
火の玉ボーイ・五味隆典もあっさり負けた。
・25(月)体調回復、校医へ。明日からの調整、夏休みボケのウォーミングアップになった。…って言い方は失礼ですね、すみません。
一生懸命やりました。
BGM.ロウィナ・コルテス「あのね」
似顔絵
14/Ⅸ.(木)2017 はれ 連休は台風?
皆さんは、TBSの「ビビット」という情報番組をご覧になったことがおありでしょうか?
僕はなかったです。
それが、うちのブルーレイ・レコーダーは賢いので、「佳子さま」とお気に入りワードを入れておいたら、
9/12の「ビビット」を録画しておいてくれて、僕は一生みることはなかったはずの「ビビット」をみることになりました。
この日のラインナップは豪華(?)でしたよ。
トップニュースは、「女優・鈴木砂羽(44)共演女優に土下座強要か?」。↓。

続いて、「豊田真由子議員、別の秘書にも、暴言の矛先、が」。↓。

そして、佳子さまの登場です!
佳子さまはイギリス留学(リーズ大学)のため出発、舞台芸術や心理学を勉強されるらしい。
心理学かぁ。うちで働いてくれないかな。
でも、「ビビット」ではダンス関係の仕事につくのではとも言っていた。
佳子さまは小さい頃、フィギュア・スケートをしたり、大学ではダンスサークルにいたり、体を動かすのはお好きだから。↓。

そんな佳子さまの成長の記録が「皇室アルバム」のように流されると、出演者は皆、親戚のような笑顔で目を細める。
あのオリエンタル・ラジオの中田でさえ、少し笑みを浮かべていた。
しかし、なんだ、こいつは。堀尾正明。ニュース雑学おじさん、だって。元NHKのアナウンサーらしい。調べた。
その堀尾正明は、佳子さまのコーナーが終わるドサクサにこんなことを言うのである。
「お姉さまの眞子さまは小室さんと留学説明会で逢って交際がスタートした訳でしょう?
佳子さまは、いかがなものでしょうね。ウッシッシ」といやらしい言い方をするのである。
ま、さすがに、ウッシッシ、とは言わないが、はじめて「ビビット」をみた視聴者がそう感じたのだから、言ったも同然だ。
女性司会者の真矢ミキが、機転を利かせ、「色んなことを吸収したいんでしょうね」と話をそらしフォローしていた。
次のニュースは、「アントニオ猪木が見た北朝鮮の今」。
猪木は、「私の役割は風というのか、批判を受けるかもしれないが、平和に向けて風を吹かせる。腹は決めている。
パフォーマンスをやる政治家ではなく本音の政治をやらなきゃいけない」と、一貫した覚悟を語った。↓。

そして猪木が北朝鮮で「元気ですか~?」とか「1・2・3、ダー!」と叫ぶ映像が流れ、結構面白かった。
しかし、また堀尾正明、である。
猪木のコーナーが終わる時、
「はい。猪木氏がどのくらい風を吹かせてくれるかですね~」と言いやがる。猪木は猪木だ。猪木氏なんて言うな。
たけしはたけし、さんまはさんま、と同じだ。
そして、「国連の安保理の制裁が過去8回出てますが出るたびに北朝鮮は報復措置をとってきてる。
またJアラートが鳴りかねない。私も注目していかないといけない」と猪木をまるで無視。
僕がここで注目したいのは、「何を言うか」ではなく、喋るたびに醸し出される堀尾正明の存在感だ。
佳子さまにオヤジっぽい下世話発言の直後の猪木のニュースでジャーナリストの正義を振りかざす矛盾は、
ワイドショーだから許すが、画面に映し出される表情が邪悪だ。
浅黒い脂ぎった顔面と、毛髪の量が多いので束のようになっているヘアスタイル。
そして顔のパーツが中央に集まってて、真ん丸い涙目の黒目の両脇と下の部分にスペースがある三白眼。
底意地の悪い、小人物という感じだ。
思わず、この男の発言場面だけを編集して、保存して、「堀尾正明」とタイトルまでつけてしまった。
堀尾のとりこか?
僕はテレビで誰が何を言おうが勝手だと思うし、普段は一々、気にしない。
しかし、僕は佳子さまが好きだし、猪木は中高時代のヒーローだ。
惚れた女と昔の恩人が悪く言われたら、植木等ではないけれど、お呼びでないのにしゃしゃり出る、が男の了見だ。
…という訳でちょっと因縁つけてみました。
でも「ビビット」をみたことない人や、堀尾正明、を知らない人はイメージがつきづらいですね。
そこで、似顔絵を描いてみました。↓。

これをお昼に受付のうかいさんに見せたら、「わからない(似てない、という意味)」と。
なので描き直してみました。
うかいさんには、「そっちの方が似てる」と言われましたが、
前後の脈絡を知らず純粋に似顔絵だけを見た大平さんには、「昨日テレビでみましたよ。田原聡一朗さんですよね」って。↓。

さて次回は、うかいさんの似顔絵満載の「うかいの私が憧れた女たちパート2」です。
パート1、を読んでない方でも楽しめますが、こちらに予習できるようなコーナーを設けてみました。
パート1、を読んでない人は、こちら。
僕の書いた「昭和vs平成のアニメ・特撮・マンガのヒーロー・ヒロイントップ10」も参考になりますよ。
それでは、堀尾正明、のことは忘れて、うかいさんの記事をお楽しみ下さい。
BGM. メリー・ウェルズ「マイ・ガイ」
