Mステ登場!~BABYMETAL、そして明日は雪

7/Ⅱ.(金)2014 明日は大雪らしい
診察室の後の扉の廊下側にベタベタとBABYMETALのポスターを貼ってあるから、僕のベビメタ好きは公然ですね。
下は、Yさんからもらったロックフェスのお土産。BABYMETALのストラップ。同じ扉に貼ってあります。↓。

今日は何人かの患者さんから、「今日、MステにBABYMETALが出ますよ!」と教えてもらった。
僕は知らなかったから、家に連絡して、留守録をさせた。
そして、ついでに、仲の良い友人達にメールでお知らせした。
中には、BABYMETALを知らない人も含まれるから、布教活動ですね。
ポールを一緒に観に行ったF.からの返信は、「一応見てみるよ」。
そこまでは布教成功で良いのだが、メールには続きがあった。
「ところでブログに外では酔っ払わない、って書いてあったけど、いつも酔っ払ってるよ」だって。
なんってことだ。セルフ・イメージとパブリック・イメージにこんなにも開きがあったとは。
世間と言う物は、おそろしい。人生を生き抜くのは大変だ。
F.には、<僕は普段は外では酔っ払わない。君と会う時だけは特別なのさ>と返信して胡麻化しておいた。
きっと、F.は今頃、気を良くしているに違いない。
しかし、そう言われれば、先日、子供にも似た様なことを言われた。
それは、呑んで遅くなった帰り道の事件。
子供曰く、「覚えてる?線路で寝ようとしたの。危ないから、起こしたのに、なんで俺、怒られたの?」だって。
全然、覚えてないや。でも、ありそうな話だ。ここはうまく言いくるめないと親の威厳が保てない。
<それはお前、世の中に出たら理不尽に怒られることがある。学校で教えてくれないだろ?だから親が教える義務がある>
と詭弁で説き伏せた。子供は不服そうな顔をして納得(?)していた。
それでまた思い出した。
大学病院勤務の頃、ある日の飲み会があまりにもつまらなくて、仕方なく呑むしかなくて、結果、泥酔して失態した。
翌日、人間のよくできた後輩に、フォローの意味で、「センセー、お酒は呑むもので、呑まれてはいけませんね」とさとされた。
酒のみは、酔って仕出かした事を、他人が思ってる以上に後悔している。だから、そういうフォローは非常に腹が立つ。
お酒をあまり呑まない人には判らないだろうから、教えておきたい。何かの参考になってくれれば、幸いだ。
従って、僕は、<てめぇは、そういう酒の呑み方しかしねぇから、つまらねぇんだ。お前とは金輪際、呑まん!>と八つ当たり。
すると、その後輩はすぐに「すみませんでした。酒は百薬の長ですものね。また誘って下さい」と頭を下げたから、許した。
しかし、何をやってんだか、俺は。過去を振り返ると恥しいことで、いっぱいだ。
無理が通れば、道理が引っ込むとでも思ってるのか。うん、思ってるな。世の中は理不尽だ。とかくこの世は住みにくい。
生きることはさわぎだよ。
という流れで、次回こそ予告ブログ「生きること、死ぬこと」へ突入します。
さて、今日のところは、家に帰って、Mステを観よう。雪が降り出す前に。
BGM. ボブ・ディラン「雨のバケツ」、もしくは、BABYMETAL「イジメ、ダメ、ゼッタイ」


オイル・ショック!

4/Ⅱ.(火)2014 雪
40歳になった時、急激に運動神経が鈍った。
30代は、中高生と駆けっこをしても、負けなかった。
40歳になって、予兆を感じたのは、コーナーを曲がる時にコケるのだ。
それでも、初めは、靴が悪いのだ、と思った。
人間、誰でも、自分の老いを認めたくないだろう。
だから僕も、直線距離でのスピードに変化はなかったから、靴のせいで、カーブでつまずくのだと思い込んでいた。
でも、後で判るのだが、脳がイメージしてる自分と、現実の自分に開きが出てきていたのだ。
若い頃に運動神経が良い人ほど、カーブでコケるらしい。それが、「老い」によるものだった。
40代半ばになると、子供に短距離走で負けた。
まさかと思い、10回くらい再戦を申し出て、連続で走るも、連敗。
子供の成長を親として喜べば良いのであるが、それは同時に自分の「老いる」ことを認めた日でもある。
「それが、わたしのオイル(老いる)記念日」。
その後、オイル(老いる)・ショックは、新陳代謝方面に出る。
具体的に言うと、太るようになるのだ。
40代までは、酒を呑んだ後、ラーメンを2杯食べて、帰って寝ての生活でも太らなかった。
それが、同じ様な生活をしていたら、メタボの基準を余裕でクリアした。
少しは気にしようと思ったり、「老い」を受け入れようなどと開き直ったり葛藤している。
しかし、もっとも恐ろしい、「老い」に先日、気がつかされた。
僕なりに言えば、第三次オイル・ショック!
それは何かと言えば、酒が弱くなっていたのです。
僕はいつも外で酒を呑むと、「変わらないですね~」と感心されるのだが、それは単に外では酔えないだけだ。
家で呑み直して、泥酔するのだ。
それがここ最近、外で呑んでも、記憶が飛んでることがあるのだ。
運動神経の時と同じで、僕はこのことを、無意識的に軽視していた。
決定的だったのは、こないだの日曜日だ。
外で呑んで、珍しくハシゴして、それで家にまっすぐ帰れば良いのに、少しカロリーを消費しなきゃと遠回りして帰ったのだ。
そのうち酒が体に回ったらしく、歩きなれた散歩コースで道に迷い、田園調布の高級住宅地のあたりをさまよった。
途中から意識が断片的だ。スライドみたいに場面場面の再生は出来るが、連続性がない。
僕は途中で何度か転んで、善良そうな一般人や、警察官に声をかけられ助けられた。
なんとか自力で家まで帰りついた。
僕の体には何箇所か擦過傷が出来ていた。
左の頬と右の人差し指と右ひざ。その他、打ち身、数箇所。
ばい菌が入ったら大変だと思い、風呂に入ってたら、心配して家族が上の階から降りてきた。
覚えてないが、おおよそ、酔っ払って風呂に入るな、という説教じみた趣旨のことだと思う。
昨日は、1日、布団の中にいた。
気持ち悪いのと、バツが悪いのと、体が痛いのと、自己嫌悪と、「酒に弱くなった」という第三次オイル・ショックとで、だ。
あれが田園調布だったから良かったようなもので、下手したらおやじ狩りとかにあってるぞ。
かっぱらいやノックアウト強盗だって簡単にできる。こっちは意識がないんだから。
とりあえず、今後は呑んだ後の散歩は禁止にしよう。
それだけで、リスクはかなり減る。
今日、診察に来た人は僕の左の頬の擦り傷に気付いたかしら?
誰からも何も言われなかったけど、気を使って何も聞かなかったのかな?
さて、次回からは予告ブログシリーズに突入します。
第一回は、「生きること、死ぬこと」です。
なんとまぁ、今日はまるで計算したかのように、その前フリみたいな記事になりました。
それでは、次回「生きること、死ぬこと」へ続く。
BGM. よしだたくろう「老人の詩」(青春の詩、の替え歌)


顧問!

28/Ⅰ.(火)2014 寒いけど、昨日と同じくらい
そもそも、ブログを始めるにあたって、何を書くか判らない、と思っていた。
それは、「書くべきことが何か判らない」という内容的な意味と、「何を書くかぁ判りゃぁしない」という自覚のたとえと。
だから、ブログのタイトルを「川原達二の十中八九N・G」にしたのです。
他の候補は、「川原達二の言わなければよかったのに日記」。
これは、深沢 七郎からの拝借、オマージュです。
アイデアでは、文字だけでは伝わらない事もあるだろうから、ブログ記事の最後にBGMとして音楽を添えようと考えた。
その結果、悩んだ末、ジューシィ・フルーツに軍配があがったのです。
さて、そんな訳で、「川原達二の十中八九N・G」は、当初の予測通り、たまに不適切なことも書いてるようです。
僕の友人知人や同業者の人も読んでくれてるようで、今年の年賀状にも、何枚か、「読んでますよ」と書いてくれていた。
たまに「あんなこと、書いて大丈夫?」とか、ストレートに「大丈夫?」と聞かれることがある。
この2つの違いは判りますか?
後者は、僕自身の心配をしてくれてる訳です。
そこで、ネット社会は恐いというし、遠くの友人にチェックを依頼した。
検閲というか、「ヤバイ」記事には、連絡をくれるように。
コメント欄は、僕が読むのが遅いこともあるから、直で「大丈夫?」と知らせてもらうことにした。
顧問のようなものです。
これからは、去年の10月19日の「風の噂とブログの予告」で宣言した記事に突入します。
以下の順番です。
①「生きること、死ぬこと」
②「石野真子35th Anniversary Tour2013 しあわせのレシピ」のレビュー
③「バリ島」旅行記
④「BELLRING少女ハート」のライブのレビュー
⑤アニメ「日常」のDVD特典の肩身分け
⑥「爬虫類を飼うこと」
⑦立川志らくの落語会
これらは、①の「生きること、死ぬこと」を書き出してみたら、他に優先しなければならない事に気付いてしまって。
筆が止まっていましたが、何とかなりそうです。
石野真子の誕生日が、1月31日なので、②は当日にアップさせたいですね。
でも、良く考えたら、これらは僕個人の趣味趣向や性癖や変態性がもろに出る可能性が高いです。
N・G、必至!?
そこで顧問の出番です。
去年のクリスマス辺りの記事は、評判が悪かったです。
イメージダウンです。
あれを見て、新患予約を取り消した人もいるとかいないとか。
ですから、今後のブログ記事は、投稿して数日で、消えるかもしれません。
スリル満点、「川原達二の十中八九N・G」、皆さん、お見逃しなく。
顧問には、顧問料は支払わないけれど、代りに「まど☆マギ」の究極フィギュアの写メを先行送信しておきました。
それは、クリニックの受付に飾ってあるものです。↓。

そうそう、たまに質問されるので、答えておきますが、カワクリ内のフィギュア等の内装は撮影OKです。
ただし、プライバシーには配慮して、人が写らないようにして下さい。
それともう1つ、スマホなどの充電もOKです。スタッフに声をかけて下さい。コンセントのありか教えます。
次回は、おそらく、「生きること、死ぬこと」をお送りできると思います。
先に言っておきます、それを読んで、僕を嫌いにならないで下さいね。
BGM. リッチー・ヴァレンス「COME ON, LET’S GO」


ディス・イリュージョン

23/Ⅰ.(木)2014 寒いけど、昨日よりマシ
尊敬する先生が賞賛する人物は、誰からも「愚か者」と呼ばれている人で不思議だった。
だから僕は、直接、尊敬する先生に、<何故、その人を誉めるのか?>と聞いてみた。
すると先生から、「何故か、わしゃー、好きなんじゃー」とまぬけな答えが返って来た時。
<この人の目は節穴か?>と幻滅。
そして、その人を尊敬していた自分にも幻滅。
振り返り、後戻り、我が道を行く。それが今の道。
僕が女子を好きになるポイントは、容姿より、話してて面白いかどうか。
センスが合うかどうか、で、もっとも、そういう内面性はしっかり見ていれば容姿からも判る。
前言撤回、僕が女子を好きになるポイントは容姿かも。
若かった頃の昔話です。
その女子の語る芝居や映画や音楽の趣味はセンスが良くて一目置いていた。
話をしていていても大いに盛り上がって、楽しくて、そんな彼女は誰よりも可愛く見えた。
なのに、テーマがお笑いの話になって、お互いの笑いのツボが違った時。
<この子はそんな芸人を面白いと思うんだぁ>と幻滅。
てんで、センスねーの。急に変な顔に見えてきた。
誰かと、ずっと仲良く、居続けるのは難しい。特に相手に期待をし過ぎる時が危険。落差が激しくて。
幻滅は英語だと、「disillusion」。
精神科・心理学領域では、「disillusion」は脱錯覚を意味します。
「だつ、さっかく」と読みます。ちょっと、かっこよくないですか?
BGM. 矢沢永吉「抱かれたい、もう一度 -LOVE THAT WAS LOST-」


18/Ⅰ.(土)2014 寒い、明日は雪?
もう皆さんはお正月気分など、とっくに抜けているでしょうね。
カワクリもお陰さまで、今年で開院8年目を迎えました。
カルテも紙を使ってるので、量が膨大になり、受付の後ろの棚だけには収まらなくなりました。
そこで、新たに棚を買いました。
これはオープニング当初に電子カルテにしないと決めた時から想定内のことでした。
ですから、心理の相談室と塚田さんが使う処置室の前のスペースは、あらかじめ棚を置ける幅にしといたのです。
そこに、まず2つ、置きました。
個人情報なので中が見えてはいけないので、鍵付きの無機質なアルミの棚です。
これはあまりにも味も素っ気もないデザインなので、ポスターやピンナップや切り抜きなどを貼ってみました。
まずは、馬年なので、「馬」シリーズです。
これは、商店街の謹賀新年用の貼紙をデコレーションしたものです。↓。

馬の一種にシマウマもいますね。漫画「タイガーマスク」から、グレート・ゼブラ。正体は、ジャイアント馬場です。↓。

つげ義春の「ヨシボーの犯罪」のヒトコマから、印象的な、「駄目だ。馬が見ている」を。↓。

「紙のプロレス」から、上田馬之助・特集号の表紙。「男は黙って、馬之助!!」。判ってると思うけど、「馬」つながりで。↓。

さて、次は、しょこたんのファンクラブの会報「ギザぴんく!」から、お気に入りのショットを選抜。↓。

診察室側・相談室の入口付近は、「物語シリーズ・セカンドシーズン」特集です。↓。

これは、ブラック羽川のタペストリーです。↓。

「囮物語」~「恋物語」の千石撫子は恐かったですね。
そんな撫子の声が聞けるパネルは普段はスイッチ・オフ状態です。
聞きたい人は遠慮なく、スタッフに頼んで下さい。↓。

続いて、このコーナーは、きゃりーぱみゅぱみゅのファンクラブから送られてきたポストカード達です。↓。

そう言えば、今日と明日はきゃりーちゃんの横浜アリーナのライブですがセンターと日程が一緒ですね。
まぁ、受験生は、どっちみち、ライブなど行く余裕がないでしょうけれどね。
せめて雰囲気だけでも、お伝えしましょう。
今回のきゃりーちゃんのチケットは、デザインも素敵です。
イープラスやぴあの機械的なチケットに見慣れてるから、とても嬉しいです。
公演が終った後も、記念に残しておきたくなります。
ライブが終ったら、ラミネートして、これも棚に貼るつもりです。↓。

いつも正面側の待合室しか知らない人は、どうぞ、グルっと回って、裏側もたまに見て下さい。
毎週、何かしらの変化が観察できるでしょう。
と言う訳で、明日は僕は、きゃりーぱみゅぱみゅのライブに行って来ます!
雪予報で交通の乱れに注意とありますから、余裕を持って出かけないと。
そう言えば、昔から、共通一次試験の日は雪がよく降ってたような気がします。
受験生の人、頑張って下さい。
BGM. ストリートスライダーズ「Angel Duster」


ゲッティング・ベター

14/Ⅰ.(火)2014 寒い、明日は雪?
おかげさまで風邪は治りました。
風邪のレポートが、新春第1弾のブログ記事だったので、あらためてご挨拶しますね。
今年は皆様にとって、良い年になりますように。
って、今、打とうとしたら、カワクリのパソコンはいかれてて、変換が変で、「年」は「ねん」って打たないと「年」になりません。
「とし」と打つと「途死」になります。今年は良い途死になりますように、ってギョッとしますよ。
これは、本当の話です。嘘だと思ったら、受付の3人に聞いてみて下さい。
彼女らは、同じ誤変換を経験してるはずです。
さて、そんなどうでも良い話は程々に、この連休に僕は美容院に行きましたが、全然、疲れませんでした。
美容院は、具合の良し悪しのバロメーターになりますね。
「うつ」っぽい時は行かない方が良いですよ。
ついでに言うと、「うつ」の時に避けた方が良いのは、冠婚葬祭と同窓会・クラス会の類です。
これらの共通点は、昔の皆が思い描く自分像を演じなきゃいけないからです。
その後、2日くらい疲れが残ります。
ですから、「うつ」の時は、中3日でスケジュールを組んだらどうでしょう?
美容院の話でしたね、僕の今の髪色は、ピンクと言うか赤というか。
僕は美容院に行く度に、その日の出来を写メに撮っています。
だから、僕の担当の美容師さんは、僕の携帯電話のカメラ機能の使い方に随分と慣れたって言っていました。
今年の年号のサングラスで、2014年第1発目の記念撮影。↓。

僕の皮膚は乾燥肌で、この季節、爪が割れやすくなります。
ジェルネイルをすると良いと言うので、カラーしてる間に、そうしてもらいました。
爪を保護するとともに、ポップな気分にさせてくれる作用もありますね。↓。

そして、昨日、13日成人の日は、ベルハーのライブでした。
ベルハーとは、BELLRING少女ハートの略称(愛称)です。
場所は渋谷のラブホ街のライブハウスでした。↓。

ベルハーについては、あらためて、詳しく書くことになっていますから、その時に。
今回は、「タルトタタン」とのツーマンでした。↓。

ベルハーの新曲はかっこいいですよ。踊りもイカしてます。
アニメの「けいおん」のエンディングの曲みたいなイメージです。
何はともあれ、体調は回復しました。ご心配おかけしました。今年は馬年ですね。
下は、毎年、Hさんのくれる高級な「えと」の置き物。受付カウンターにあります。↓。

皆さんも風邪には気をつけて下さいね。では、今年もよろしくどうぞ。
BGM. BELLRING少女ハート「夏のアッチェレランド」


NO IDOL、NO LIFE~アイドルは、ファンを救えるか?

9/Ⅰ.(木)2014 寒い、少し雪
珍しく風邪をひいた。
馬鹿は風邪をひかない、ではなく、僕はGWや年末年始の長期休暇に風邪をひき、休み明けに治るタイプだった。
だから、仕事があるのに、風邪をひくとは、自分自身で驚いている。
ひょっとして、今のクリニックのスタッフを信頼し、任せられるようになって、気が緩んだのかもしれない。
だとしたら、嬉しい誤算だ。
だが、体調が悪い中、仕事をするのは、薬を飲みつつでも、つらいものがある。
特に、昨日は、朝の9時から昼休憩なしで、午後の部に突入し、最後の患者さんの診察が終ったのが、0時だった。
待ちきれず、帰ってしまった患者さんもいて、申し訳ないと思っている。
まぁ、皆さん、性格が良くて、口に出して、不満や文句を言って来られないので感心している。感謝もしている。
しかし、昨日の今日で、今日は天候も悪かったから、午前中はきつかった。
マジで、途中、このまま死ぬんじゃないか、と何度か思った。
堺正章の父親で、「喜劇の神様」と称された堺駿二が、公演中に倒れて死んだという豆知識が頭をよぎった。
診察中に倒れて死んだら、そこに立ち会った患者さんは、トラウマになるな、とか心配した。
一方で、スタン・ハンセンやタイガー・ジェット・シンなどと連日連戦、時にはダブルヘッダーなどをしていた頃のアントニオ猪木が、
「こんな戦い方をしていたら、10年持つ選手生命が3年で終るかもしれない。それでも、自分は戦う」と僕にハッパをかける。
本当に突然死しそうだ、と弱気の虫が泣き出した頃、郵便配達が受付に小包を届けに来た。
僕は思考回路もままならぬため、それが何かの予想もつかず、Tさんに頼んで、開封してもらった。
すると、中味は、以前に予約注文しておいた、「BABYMETAL」の百科事典のようなものだった。↓。


僕は、「おお!」と思い、中をパラパラと見る。「BABYMETAL」のステージの写真などが満載だ。
なんか、急に元気になった。
アイドルは、すごいな。
アイドルって消去法で言うと、世の中には不必要な部類の仕事に仕分けされそうだが、いやいや、なんの。
こうやって、ある一定の人に力を与えて、その人が仕事に打ち込めるのだから、生産的な職業だとも言えるかもしれない。
NO IDOL、NO LIFE、だ。
今週を何とか乗り切れば、成人の日の休日には、「BELLRING少女ハート」のライブがある。
そこで、エナジーを補充できる。そこまで、なんとか頑張ろう。
ずっと頑張ろうと思うから死にそうな気分になるのだ。
とりあえず、次の月曜までを凌ぐ。その先は考えまい。
昔の旅人が、次の一里塚まで、と目標設定を低くして、長旅をしたように。
そのうち薬も効いてくるだろう。アントニオ猪木の「過激なセンチメンタリズム」の精神で乗り切る。次の、ベルハーまで。
※ベルハーとは、「BELLRING少女ハート」の略称(愛称)のこと。
BGM. 沢田研二「おまえがパラダイス」


メリー・クリスマス~素敵なプレゼント

25/ⅩⅡ.(水)2013 寒い
前回の記事の続き、せっかくだから、しょこたんときゃりーちゃんのクリスマス・カードを紹介しましょう。
しょこたんのカードは、カエルのクリップで留めて、受付カウンターに飾ってあります。
こないだまでは、そこには、きゃりーちゃんの「ブドウ狩りツアー」の報告葉書があったところです。↓。

そして、今回のきゃりーちゃんのファンクラブ会員特典クリスマスプレゼントは豪華です。
きゃりーちゃんのメッセージが入ったポストカードが12枚セットになっているブックレットです。
カードの裏にメッセージが書いてあります。ここでは表の絵柄を紹介します。
まずは、表紙とはじめの2枚。↓。

次の4枚。↓。

さらに、次の3枚。↓。

そして、最後の3枚と裏表紙。↓。

今日でクリスマスも終わりなので、クリニックの飾り物やBGMから、クリスマス関連のものの撤去作業に入ります。↓。

今年も残りわずかですね。
振り返ると、3月と4月にきゃりーちゃんのライブに行きました。しょこたんは、バスツアーとバースデイ・ライブに行きました。
年が開けると、1月にきゃりーちゃんの横アリがあります。
しょこたんの「TOKYO SHOKO☆LAND2014」は、今日がファンクラブ先行予約受付です。さっき、応募を済ませました。
来年は、それに加え、BABYMETALの武道館やベルハーのセカンド・ワンマンライブと目白押し。
僕はまるで目移りばかりの浮気性、カサノバ・コンプレックス。本当はそんな性格じゃないのになぁ。
BGM. 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団「オンリーユー」


きよしこの夜~い・け・な・い買い物

25/ⅩⅡ.(水)2013 寒い
ポールの日本公演の海賊版を買った。
ビートルズ関係は、「ピカデリー・サーカス」という所から出てるのが、「確か」らしい。
海賊版に詳しいKさんに、FUZという店を教えて貰った。
FUZは、「FUZ」と検索をかけても出てこない店です。
Kさん、教えてくれてありがとう。
僕は、僕をポールのコンサートに誘ってくれた、友人のF.にも「FUZ」を教えてあげた。
西新宿の小滝橋通り沿いの店です。
この連休中、F.は、家族と新宿に買い物に行き、そのついでにFUZに寄ったらしい。
F.は、「結局買ったのはオリビア・ニュートンジョンとビリー・ジョエルだった」、と海賊版購入の報告メールを送ってきた。
そんなF.のメールを受信した時、僕はコンビニで「週刊実話」を立ち読みしている最中だった。
記事は、「最新ダッチワイフ事情」、だ。
そこに紹介されるダッチワイフは、「止まらぬ進化で人間と見間違うリアルさ」、だった。
しかも、小倉優子に激似!
僕は、F.に、「こちらは、小倉優子そっくりのダッチワイフを買うかどうかで迷ってるところ」、と返信した。
F.からの即レスは、「あはは」、のたった3文字だった。
ダッチワイフと言うとネガティブなイメージがあるが、現在のクオリティーはカルチャーショックだ。
とりあえず、ショールームがあるらしい。行ってみるか。下が、問題のダッチワイフ。↓。


ダッチワイフで思い出すのが、大屋政子が「クイズダービー」のゲストで出演した時のこと。
大屋政子は、何かの問題の回答欄に「ダッチワイフ」と書いたのだ。
巨泉をはじめ、スタジオ一同、視聴者も凍りついた。
当時の日本人の多くは、ダッチワイフと言えば、女性の形をした性具をイメージしたから。南極1号とか。
(近頃では、キヨシローがライブでダッチワイフの人形を振り回して歌っていたのが記憶に新しい)
でも、欧米ではダッチワイフと言えば、「抱き枕」のことで性的な意味合いはないらしい。
大屋政子は、セレブだったから、逆に、日本的な意味合いを知らずに書いた放送事故のようなものだった。
今日は、クリスマスだと言うのに、俺はなんて記事を書いているのだ。
聖なる夜を、性なる夜に、変えてしまった。(←全然、上手くないぞ)
しょこたんときゃりーぱみゅぱみゅからクリスマス・カードが届いた。僕は、やっと、我に返った。
BGM. 小倉優子「恋のシュビドゥバ」


今日は有楽町~志らくの芝浜

23/ⅩⅡ.(月)2013 寒い
この連休はライブ三昧だったので、予告記事は後回しにして、3連発でライブの報告をします。
今日は、その第3弾、よみうりホール「リビング落語会、今年最後の立川志らくの独演会」です。
立川志らくの落語会は、予告ブログでは⑦に入っているので被らないようにします。↓。

この年末のサンリビの落語会は、そもそも談志が「芝浜」をやる会だった。
それが、談志が平成23年11月21日に死んで、その年の代役を志らくがやった。
約束は3年間、今年が最後。
演目は、「芝浜」の他に、「粗忽(そこつ)長屋」と「やかん」だ。
以前、談志の落語をデーブ・スペクターが英訳字幕にして、世界に発信した「DANSHI!」というビデオがあった。
そこに収録されてたのが、「粗忽長屋」と「紙入れ」だった。↓。

昔、深夜テレビで談志が「落語のピン」という番組をやっていたが、そこで志らくの「粗忽長屋」を聴いたことがある。
スピード感にあふれ、斬新なギャグが散りばめられて、まったく新しかった。志らくの「粗忽」ものは面白い。
「やかん」は談志が晩年に唱えてたイリュージョン落語の代表作。
「やかん」とは、矢が刺さって、カーンと音がする、というオチなのだが、一時期、談志は「やかん」ばっかりやってた。
当時、談志の独演会の会場で「ひとり会」のCDを買ったら、サインをしてくれて、そこにも「カーン」と書いていた。↓。

落語で年末と言えば「芝浜」で、クラッシックで言うところの「第九」みたいなものです。
アル中の勝手な亭主と内助の功、という人情噺。
談志は実は、「芝浜」を好きではなかったが、年末には需要があるから、サービス精神でやっていた。
会場の客はほとんど泣いていた。
志ん朝のファンでも、「談志の『芝浜』なら」と聴いていたという。
好きでなくても、上手いのだ。
談志の弟子の立川談笑は、「芝浜」の主人公を覚醒剤中毒にして、「シャブ浜」に改作した。
それは面白かったのだが、談笑は一時、談志から「『シャブ浜』は禁演とする」と言い渡されていたときく。
さて、志らくの落語会、この日、会場で発表されたのだが、来年も行われるらしい。
フルハウスだもの、当然かな。
来年は、リクエストを募集して上位3席をやる予定だそうだ。
志らくは、「結果が、『芝浜』『やかん』『粗忽長屋』だったりして」と笑った。
ファンの多くは、談志が志らくの身体をつかって降りてくるのを期待するからね。
やっぱり、「芝浜」は入るだろうな。
僕?僕は「死神」に1票。
BGM. シーナ&ザ・ロケッツ「ユー・メイ・ドリーム」