724725

今回は「普通部」の大平さんが、なぞなぞを作りました。
カワクリの何箇所かに貼ってあります。
また遠くの人にもネットで参加出来るように、写真に撮って、アップして貰う事にしました。
僕はメカ音痴ですが、大平さんのスマホ(?)デジカメ(?)は、ものすごくハイテクです。
ジャイアント・ロボを操るトランシーバーみたいです。
きっと画像も鮮明なのでしょう。
お楽しみ下さい。
…と言って、新人の大平さんに丸投げするのも可哀想なので、緊張をほぐすため、「10回クイズ」をやってみましょう。
その前に2人のコンビ名を考えました。
実は僕と大平さんの誕生日は1日違いの同じ獅子座です。そこで…
候補①「ザ・ライオンズ」
僕の世代は、ライオンズと言えば、福岡の野武士軍団「西鉄ライオンズ」が憧れです。
西鉄は、新人の長嶋が4番を打つ巨人相手に、日本シリーズで3連敗した後、4連勝した伝説のチームです。
稲尾・中西・豊田と超個性派の選手がいて、その中で4番を打ってた大下は、バッターボックスに入ると、
前の日の酒の匂いで、キャッチャーが気持ち悪くなる中、ホームランをかっ飛ばしてたという豪傑です。
どうでしょう?
僕と大平さんのユニット名を、ライオンズ、にすると酒飲みグループみたいなので、やめときます。
マジっぽいから。
候補②
獅子座は正確には、ライオンではなく、レオなので、「レオレオ・コンビ」はどうでしょう?
なんか、「オレオレ詐欺」みたいなので、これも却下。
候補③
獅子を発音する時、唇に人差し指を当てて、「シーシー」と内緒のポーズ。
そこで、「秘密クラブ」はどうでしょう?
…なんか、怪しいですね。
候補④
二人とも夏生まれなので、直球で「サマーズ」はどうでしょうか?
なんか、バカルディのパクリみたいで、モヤモヤしますね。
候補⑤
さっきも言いましたが、僕らの誕生日は1日違いなので、暗号みたいに二つを並べて、724725。
ちなみにカワクリの電話番号の下4桁は、7255、です。「何ここ?」と覚えると良いです。
さて、そういう訳で、今回のブログの記事のタイトルは、724725、にしてみました。
それでは、「10回クイズ」に行きましょう。
大平さんに実際にやってもらうのをブログ上で実況中継しますね。
川原<ゾウの子、って10回言って下さい>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、アイスクリームをしまっておくのは?>
大平「冷蔵庫」
川原<ブー!冷凍庫でした。冷蔵庫だったら、とけちゃうからね>
大平「あ、そんなこと間違えるなんて恥ずかしい」
川原<じゃ、次。チョッキン、って10回言って下さい>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、お札をしまっておく箱は?>
大平「貯金箱」
川原<ブー!答えは金庫。貯金箱にお札は入んないからね>
山﨑(友情出演)「(横から口をはさむ)お札が入る貯金箱もありますよ!」
大平「これ、難しいです」
川原<じゃ、次。シャンデリア、って10回言って下さい>
大平「(その通りにする)」
川原<じゃぁ、魔法でカボチャの馬車になったのは?>
大平「シンデレ…あっ、違う」
川原<時間ぎれ。答えは、カボチャです。考えすぎだよ>
大平「これは正解したかったです」
川原<では、僕が最初は、うなぎ、って言うから、途中から何を言っても、うなぎ、って答えて下さい>
大平「はい」
川原<うなぎ>。大平「うなぎ」。
川原<うなぎ>。大平「うなぎ」。
川原<うなぎ>。大平「うなぎ」。
川原<むなげ>。大平「うなぎ」。
川原<あれ?すごいね!僕につられて、むなぎ、って言うかと思ったのに>
大平「やったー!やっと正解、嬉しい」
川原<じゃ、ラスト。今から僕が言った通りに言ってね>
大平「はい」
川原<国語>。大平「国語」。
川原<算数>。大平「算数」。
川原<理科>。大平「理科」。
川原<もう終わりにして>。大平「もう終わりにして」。
川原<わかった。大平さんがそう言うなら、もう終わりにしよう。緊張はほぐれた?後、よろしくね~>
後をまかされました大平です。
先生の10回クイズには不正解ばかりで悔しい思いをしたが、
気を取り直し、私、大平が初めてなぞなぞを作りました!

先生のリクエストで美化されたキラキラ川原先生がなぞなぞに登場するところが見所です。
この絵は私が描こうと思ったのですが.…私が描くとあまりに幸が薄そうで不健康そうな先生になってしまい
いくらなんでも先生に失礼だと思い、我が妹に描いてもらいました。
そんな感じで、なぞなぞの新作みなさんチェックしてみてくださいね!
BGM. 山口百恵「乙女座宮」(川原選)
                      
BGM. G-DRAGON 「CRAYON」(大平選)   


みるにみかねて

9/Ⅱ.(火)2016 はれ
深酒して記憶がなくて何か失言したのではと自己嫌悪。
二日酔いと金縛りとこむら返りで満身創痍。
そんな日にみる夢には、母が出てきて、
「今日の達二はちゃんとお酒と一緒にお水も飲んだし、ちゃんとお料理も食べてたし、よく頑張りましたよ。
お酒の呑み方が、歴然とよくなってますよ」
と誉める。
これは途方に暮れた僕が、深層心理から、母を呼び出して、心のバランスをとるため、そう言わせる脚本を与えた産物か。
一概に、そうとも思えない。
あの母親って、そういうことをするんだ。そういうこと、って、死んでるのに自分の意志で平気で夢に登場する、こと。
母で思い出すのは、中学1年の時の「サングラス事件」。
僕は学校にサングラスをかけて行ったら、担任にみつかって、没収&親の呼び出し。
母が茅ヶ崎から目白までやって来た。
高級な着物だった。これは母の戦闘モード。おそろしや。
担任が、「校則違反で…」と言いかけると、「学校にサングラスをかけて来てはいけない、という校則ありました?」
と上品に答える母。担任、絶句。ここまでで、勝負あり。
担任は、気を取り直し、「しかし、達二君は、サングラスをかけないと目が変性して三つ目になる奇病だ、という嘘を…」
に、母は、「先生、それは嘘ではなく、ユーモアですよ(笑)達二は昔から、トンチが効いて」と、むしろ自慢気。
大人のやりとりをみてるこっちが冷や冷やする。
母は、問題のサングラスを手にとって、「先生もかけてごらんになったら?」と無理矢理、担任にグラサンをかけさせ、
「あら、あまりお似合いになりませんね。似合ってたら、差し上げようかと思ったのですが、達二の方が似合いますね。
じゃ、これは家でかけさせます。先生、サングラス、持って帰りますね~ごきげんよう~」と、つむじ風のように帰って行った。
職員室に取り残されたのは、僕と担任だ。
担任は、真顔で、「オレ、お前の母ちゃん、苦手。川原よ、もう学校に余計な物を持って来てくれるなよ。
これは指導じゃない、お願いだ」と言った。
僕の小学校は茅ヶ崎の女子校の付属だったから、小学校時代は、バレンタインに軽トラック1台分くらいのチョコをもらった。
それが、中学に上がって、東京の男子校に入学してからは、女子と知り合うチャンスもなかった。
中2のバレンタインに、母から原宿で買ったという机一面大の板チョコをもらった。
こんな物を売る奴も考える奴もおかしいが、買ってきちゃう母も母だ。
翌日、教室で「昨日、チョコ、もらった?」と探り合いの会話があって、僕は<このくらい>と机一面の面積を両手で示した。
すると、クラスメートから、「すげー」と驚嘆されて。皆も、同様な条件で、チョコなんかもらってなかったからね。
ま、僕は嘘もついてないし。
しかし、中学生の男子なんてこんなことでクラスの階級が決まったりして、おかげで僕はその後の学園生活は随分と楽だった。
そんな訳で、カワクリもバレンタイン週間です。
ナースの塚田さんと受付の(文化部の)山﨑さんが先週、何やら打ち合わせをしてたみたい。
今週、来ると、何かくれるかも、です。↓。

BGM. 大場久美子「エトセトラ」


第3の女

2/Ⅱ.(火)2016 今年も残すところ11ヶ月になりまして…
最近の記事を読んでくれてる人はご承知でしょうが、
カワクリの受付は、
小森さんが「水晶浄化委員会」、
山﨑さんが「文化部」部長(部員ゼロ)、
と皆、肩書きが就いたので、新人の大平さんにも何か、と考えました。
従来の受付の仕事から、「植物係り」とか「なぞなぞ班」とか。
あるいは新たに、個性やバランスを重視して、「やさしさ担当大臣」とか。
でも、結局、考えに考えた末、「普通部」にしました。なんか、ケーオー・ボーイみたいですね。
カワクリは時々、エキセントリックに疾走するので、ついて来れない人もいるかもしれません。
そんな時に、大平さんが「普通」の立ち位置でいてくれると安心する患者さんもいるかな、と思ったからです。
「普通」の定義は難しいので、ここでは省略しますが、「多数派」、という意味ではないです。
むしろ、大多数がおかしなことを始めた時にも「普通」で居続けて欲しい、という願いです。
ヒトラーを独裁者に選んだのは、国民投票でした。
戦争になっても、魔女狩りがおこっても、世の中が集団ヒステリーみたいになって狂った時も、
「普通」でいることは大切なことです。
皆がイジメに参加した時に、イジメをしない、「普通」の人は少数派になります。
そういう意味での「普通」です。
なんとなくぼんやりと見えて来たのは、カワクリの良心ですね。
そんな大平さんも今頃、ブログ・デビュー(前にちょっと自己紹介だけしましたが)を果たすべく、
記事の準備をしているはずです。
とは言え、何を書いていいか皆目わからないというのも可哀想だから、
落語の三題噺じゃないけれど、
彼女には「10くらい」のテーマをメモで渡して、その中から3つ選んで、記事にしたら?と課題を与えました。
まぁ、それは何も書くことがなかったら、という時のヒントで、書きたいことがあればそっちで良いのですが。
はてさて、どんな出来映えになるやら。
デビュー記事なので、あたたかく見守ってあげて下さいね。
BGM. テディ・ベアーズ 「会ったとたんに一目ぼれ」


文化部発足!

29/Ⅰ.(金)2016 今日は雪にならないという
昔、都心の高級オクションに住む、エリート・ハンサム医師(奥さん女優、高級車、グルメ、おしゃれ)の家に招待され、
勝手に寝室や書斎を探索してやって、寝室はどうってことなくてつまらなかったが、なんと書斎の本棚をみたら、
「ハウ・ツー本」ばかりで、何か見てはいけないものを見てしまった気がした。
人の本棚は気になるもので、本棚をみると、ある程度、その人がどんな人物か予想が付く。
正確に言うと、「その人がどういう人かがわかる」のではなく、
「その人がどういう風に見られたがっているのかがわかる」のだと思う。
僕はその2つだったら、断然、後者に興味がある。
と言う訳で、こないだクリニックは模様替えをしたし、かねがね、本棚をみたいというリクエストがあるから、
今回は僕の本棚をサンプルとして提出して、皆さんに勝手にプロファイリングしていただこうという趣向です。
棚ごとに紹介して行きます。
1.画集ですね。↓。

2.辞典や事典。さまざまです。↓。

3.バタイユとか澁澤とか。↓。

4.夢野久作とか久生十蘭など。↓。

5.つげ義春選集、他。↓。

6.つげ義春全集、他。↓。

7.精神医学の歴史とか。↓。

8.フロイトとか読み物。↓。

9.よく使う実践的な精神科系の本。とりやすい箇所に。↓。

10.右すみがうちの父や母の歌集。↓。

11.患者さんに説明する時に使う本など。↓。

12.検定ものは流行りですが、「ウルトラ検定」なんてのもあります。↓。

13.談志独り会、他。↓。

14.談志、志ん生など落語、お笑い関連。↓。

15.シュールとかエロスとかノンセンスとか。↓。

16.サブカル関連。根本敬の「人生解毒波止場」は人生を真面目に考えている人におすすめです。↓。

17.寺山修司とか音楽のビデオなど。↓。

以上でした。
ある中学生に聞いたら、アニメやゲームやマンガの「オタク」はクラス・カーストでは最下層の位置にあり、
自分の趣味を隠して不自由な生活をしているのだという。悲しいことさ。
カワクリ内には、色々なジャンルのものが置かれたり飾られている。
さっきの本棚の様に、哲学や文学や映画やRockや落語や古典や芸能やプロレスや世紀末などを前面に打ち出している。
それらとアニメやマンガを同等に陳列することにより、「文化」として同じレベルにあるのだと視覚的にアピールすることで、
オタクのクラス内(会社内)での地位向上、及び、自己肯定感のアップに貢献しようと、この度、
「文化部」を発足しました。
文化部の部長は、山﨑さんにしました。
それは山崎さんが、一番適任だと判断したからです。ただし、部員ゼロです。
皆様に彼女からの報告が、もうじき、配達されるでしょう。
BGM. カルチャー・クラブ 「君は完璧さ」


コマーシャル

20/Ⅰ.(水)2016 曇り寒い
ずっと欲しかった「音叉(おんさ)」を買った。
それは、パワーストーンが吸い取った悪い気を浄化するもので、空間を浄化する力もあるらしい。
これはエネルギー療法の先生が持っていて、ずっと探していたけれど、どこの石屋にもなかった。
僕は家で最近、よく金縛りにあうから、幽霊でもいるのかと思っていた。
こないだのエネルギー療法でチェックして貰ったら、「かなりマイナスのエネルギーが溜まっている」と。
マイナスのエネルギーをよく調べてもらったら、「自宅」と出た。
やっぱり、そうか。
でも、そんなに悪い物でもなかったらしく、施術でとってもらうことが出来た。
そこで、ついでに「音叉」の売ってる店を聞いたら、「どこの店でもあるが、奥にしまってあるかも」とのこと。
あるけど言わないと出してくれない、というのはよくあることだ。
このエネルギー療法だって、除霊、などを全面に打ち出したりはしていない。
そうしたら、怪しいからね(笑)
でも、親しくなると、裏技を披露して貰える様になると言う訳だ。
これは寿司屋とかに似てる。
僕の行きつけの店は決まっていて、僕は常連だから、行くとメニューに載っていない裏メニューを教えてくれる。
こうなってこそ、一人前の客になった気がする。
だから、僕は店では、裏メニューしか注文しない。まるで、幽霊、みたいだ。その心は、うらめしや。
…って、別に面白くもないですね。
僕は、エネルギー療法の先生の言う通り、石屋に行って、<音叉ありますか?>と尋ねたら、「ありますよ」と、
一瞬、店主の目が水晶のようにキラリと光り、奥から出して来てくれた。
音叉にも何種類かあって、チャクラの調整には部位ごとに違うらしいが、僕はごく一般的な「4096」Hrzのを買った。
「4096」は地球の持つ周波数と同じらしく、瞑想や浄化に適しているらしい。
僕は「しわくろ」と覚えた。「0」は輪っかに似てるから「わ」と読ませた。
「しわくろ」の意味は「皺が黒い」とか「幸せは苦労から」などとしても良いですね。
語呂合わせが得意な人は、それぞれ考えてみて下さい。
音叉は天然水晶とセットにするとパワーがアップするそうです。
これが音叉4096HRz。↓。

この水晶の固まりとセットにします。↓。

音叉で水晶を叩くと、キーンという反響音が聞こえます。このようにします。(カメラマン・大平さん)↓。

そして、水晶をかざして、空間を浄化します。(カメラマン・大平さん)↓。

待合室は人が集まるので、時々、浄化してあげると良さそうです。
でも、あんまり浄化しすぎるのもいけないそうです。
人の気と書いて「人気」と書くから、人気がなくなっちゃうと困るから。
過ぎたるは及ばざるがごとし、ですね。
水晶で浄化をすると、今度はその水晶も浄化しないといけません。
お店の人に聞いたら、さざれ石(水晶)とお皿、をサービスでくれました。↓。

この上に水晶を置けば、お互いに浄化し合うそうです。
石屋の店主は、僕がわざわざ音叉を買いに来たことが嬉しかったらしく、
オタクの人みたいに専門的なことを矢継ぎ早に教えてくれました。
水晶の浄化の仕方など。明治神宮のお水を貰って来てそれで洗うと良い、とか、その根拠とか。
それから、新月の光りに照らすと良い、とか。
僕は、<セーラー・ムーン・クリスタルですね>、と言おうかどうか迷って、迷った末、言わなかった。
カワクリの診察は、待合室の患者さんがいっぱいになると、「そろそろ…」という合図に受付が後ろの扉を3回ノックします。
経験された方もあるでしょう?
あれは、そういう意味です。
しかし、ノックの音が結構、響いて、僕がビックリしてしまうので、今週は、テスト的に、音叉、で知らせてもらっています。
これはビックリしないし、浄化もされるし、一石二鳥です。
今回のお題の、コマーシャル、とは、この音叉のことではなく、エネルギー療法についてです。
僕がブログにたまに書くから、質問されることが多いのです。
本当は人が増えて、僕の予約がとれなくなると嫌だから教えたくないのですが、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」の例もありますし、
診察で教えてくれ、というリクエストも多いので、お教えしましょう。
「ボディ・デザイン・ラボ」という名前で、検索窓に「日吉 エネルギー療法」と入れると一番上に来ます。
本当なら、メッケルちゃんみたいに、リンクで飛べるようにしてあげると良いのでしょうが、
僕のキャラは「機械に弱い」ですから、皆さん、自力で入力してたどり着いて下さい。
日吉、と入力しますが、今は移転して奥沢です。
僕にとってはクリニックから近くなって、良かったです。
僕のおすすめは、同業者の方(精神科医・臨床心理士)です。
よく質問されるのは、「先生は、毎日、患者さんの話を聞いていて大変になりませんか?」ということです。
確かに我々の仕事はちょっとエクソシストに似ていて、皆さんのフラストレーションを少し、請け負って、
楽にするという面もあります。
僕は子供の頃、お見舞いに行くと、その人の具合が少し良くなって、代わりに僕が熱を出す、ということがよくありました。
自分では憑依体質だと思っていたのですが、医学部に入ると、結構、そういう人が多くてびっくりしました。
そして僕らは、専門的な勉強と並行して、もらい過ぎない方法、とか請け負ったものを処理するテクニックを習得します。
これは心理の人も同じですね。
若い頃は、こういうのが普通に出来たのですが、最近は年令のせいか、結構、力と時間がかかるのです。
だから、僕にとってエネルギー療法は、省エネ、というのか、助かるのです。
まぁ、効果に個人差はありますけどね。
患者さんにとっても、いいかもしれません。
西洋医学は万能じゃないから、東洋医学とか民間療法とかと、車の両輪のように補完し合うと良い人もいますね。
ここの代表は、坂下さんという男の人で、ホームページに出ている人です。
僕の担当はIさんという女性で、そこは3人の人でやっています。
1つだけ注意点をあげるとすると、ここのスタッフは皆、テレビに出てもいいくらいにビジュアルが良い点です。
そのせいで気圧されして、緊張してしまうのが心配です。
もっとも、カワクリに通っている人は、ビジュアルが良い治療者には慣れているから免疫がついていて大丈夫かな。
一応、断っておきますが、ホームページを見たら、「筋肉弛緩」「内臓調整」「アレルギー除去」が3本柱のようです。
僕の記事を読んで、いきなり「除霊して下さい」とか「縁切りをお願いします」と言うと、ひかれると思います。
それに、あまりそういうのを前面に出してないですね、よく読んだら。まぁ、うさんくさい、ですもんね。
あくまで、裏メニューですね。
そうそう、大事なことを言い忘れていた。
除霊をお願いしたい人の中に、ひょっとすると「憑依妄想」という病気の症状の人がいるかもしれません。
そういう人は、お薬を使った方が確実に良くなりますし、あっちでは無理かも。
どっちへ行ったら良いかの判断が難しいですね。
沖縄には、ユタ、という人がいて、まずそこに行って、病院に行くか、ユタがみるかを決めて貰うことがあるそうです。
それと同じような仕分け作業が出来る役割の人が必要ですね。それは僕がします。
重い病気の人が向こうに行っても迷惑をかけるし、薬で治るなら経済的にも楽だしね。
だから、もしそういう人はまず僕の診察で相談して下さい。エネルギー療法の適応の有無をチェックしてあげます。
あれ?なんだ?、結局、自分のクリニックの、コマーシャル、になっちゃった。
BGM. 甲斐バンド 「ビューティフル・エネルギー」


カラオケの表彰状

18/Ⅰ.(月)2016 雪
前にも話したことがあるような気がするけれど、
僕が医学部の1~2年の頃だったと思う。
カラオケ好きな友人がいて、その付き合いで赤坂だか六本木だかの「カラオケ道場」に行ったことがある。
当時はまだ「カラオケ・ボックス」などはこの世に存在せず、家庭用のカラオケが普及する一方で、
外でカラオケをするには、スナックとかパブに行かなければならなかった。
大抵、そういう店は、幾つかのテーブルに客が座り、店のコーナーには大きなステージがあった。
そこに各テーブルから1人づつそのステージに出て行って歌うから、他の知らない客に歌を聞かれたり、
逆に聞きたくもない悪趣味な歌を聞かされる羽目にもあった。
ただ、そんなシステムなので、順番がまわって来るには時間がかかり、歌いたくない人には良かった時代だ。
カラオケ道場は、同様に1人づつステージに上がって持ち歌を披露するのを、元・歌手のオーナーが審査して、
「何級」とか「何段」とかのランクと賞状をくれるのが売りだった。
僕は人前で歌を歌うことは好きじゃないので、他の客の歌を聞いてるだけだったが、その時、
ステージで歌ってる人が突然、ぶっ倒れてしまった。
店中は大慌てで、「お医者さんはいませんか?」と叫ばれたが、その場に医者はいなかった。
仕方がないから、僕が出て行ったのだが、医学部の1~2年と言えば、まだ教養課程で専門的な勉強はしていなかった。
つまり、何も医学的な知識はないのである。
ただ、こうやって皆がパニックになってる時には、どうしたら良いかということは経験則として知っていた。
落ち着いた人間が、とりあえず、その場を仕切ってしまえば良いのである。
その役が僕に回って来たというだけだった。
倒れた人は、幸い、息もしてたし、目も開けられた。
僕は、落ち着いた声で、オーナーに、<119番!>と指示した。
ただ、それだけなのだが、オーナーには大変感謝されて。
「お礼と言っては失礼だが、初段、を差し上げる」
と歌ってもないのに、賞状を貰った。
その賞状にはオーナーの慌てぶりが表れていて、「川原達二殿」のはずが「河原達二殿」となっていて、
皆で笑った思い出がある。
面白かったし、別に実力で貰った勲章でもないから、そのまま直さずに貰っておいた。。
最近、部屋の整理をしていたら、その賞状を発掘した。それがこれ。↓。

クリニックに飾って、皆で笑って貰おうと思って、今日、雪の中、新宿の世界堂で額装して来た。
で、どこに飾ろうかなと考えたけど、やっぱりここしかないかな、と思って。
喫煙所にしました。↓。

たばこを吸わない人も、良かったら見てみて下さい。
認定書の日付を見たら、昭和58年6月27日だって。
まだ生まれてない人もいるのでしょうね。患者さんの中にも、ひょっとしたらスタッフの中にも。
BGM. 田原俊彦「ラブ・シュプール」


昨日の成果・模様替え、2016年1月

14/Ⅰ.(木)2016 少し寒い
今回は、昨日の模様替えの成果を画像で皆さんにお送りしようという企画です。
それだけだと、つまらないから、文末を全部、「り」で終わるようにしてみます。
昨日、遅くまで小森さんに手伝ってもらって、模様替えしたお陰か、
今日も、「家でははかどらないのに、ここだとスラスラ勉強出来る!」と診察後も残って、
専門的な勉強にいそしんでいた人がいて、感謝されて、また磁場の力がパワーアップしたみたいで、
喜ばしい限り。
それでは始めましょう、まずは診察室の扉を開けると、鹿目まどか、がニッコリ。↓。

まどマギつながり、マミさんはお風呂上りで、ゆったり。↓。

セクシーなら、負けじと宮沢りえは、サンタフェの新聞広告で、ドッキリ。↓。

フィギュアを移動したから、本棚はスッキリ。↓。

ソファのサイドテーブルには、怪獣のフィギュアを、ギッシリ。↓。

診察室の僕の横のテーブルには、最後の晩餐、のトレーを、ドッシリ。↓。

そこにあった「アリスのチェシャ猫柄」のベアは、「けいおん」のキャンディーを抱えて、まったり。↓。

マリア様も、白いラックに移動して、キラリ。↓。

「時計じかけのオレンジ」(レーザーディスク)は過激な内容の映画なので、こっそり。↓。

フィギュア棚にあった、ねじ式・ねこ神さま・オロカメン(デロリンマンより)のゼンマイじかけの人形は、
自動ドアの上に、ズラリ。↓。

待合室には、ジェームス・ディーン&三島由紀夫&寺山修司を並べて、カオスでカワクリにピッタリ。↓。

書籍では、楳図かずおの「漂流教室」を置くが、僕は楳図作品では「わたしは真悟」がロマンティックだから一番好きで、
今度それも置くけれど、楳図かずお初心者はまずは「漂流教室」から、どうぞ、じっくり。↓。

模様替えついでに今日、ウオーターサーバーに新しく「なぞなぞ」を作って、貼ったり。↓。

皆さんは、お茶でも飲んで、どうぞ、ごゆっくり。↓。

題して、「これがとけたらもう大人…こどもの方がよくできる(?)なぞなぞ」、で
これはお水を配達してくれる業者の人も秘かにチャレンジしてくれて、楽しみにしてくれているので、
こちらとしても作り甲斐もあり。
なぞなぞ、と言えば、前回のブログのコメントで「やられメカ」さんから挑戦状を貰いましたが、解けずにガッカリ。
ラストは、今日の仕事を終えて、バックステージで休む、お花たち、色とりどり。↓。

次回のブログは、しょこたんのバースディ・ライブのレビューを書く予定も中々書けず、丁度、心理部門も記事を執筆中だから、
明日、進行具合を確認してみよう、バッチリ?
BGM. 鹿目まどか 「またあした」


磁場2案

13/Ⅰ.(水)2016 寒い
前回の「磁場」に引き続き、第2弾ならぬ、第2案。
散文気分さんのコメントにリスペクトの意味をこめて。
磁場にゃん。
そのコメントは、「どなたもおっしゃらないので我慢できなくて、つい」というところにセンスがあると思います。
もし、この意見が二人いたら、駄目なんでしょうなぁ。
そんな訳で、今日は遅番の小森さんに手伝って貰って、フィギュア棚の中を大幅に入れ替えました。
この作業は1人でやると、心が折れるので、小森さんにはてっぺん(0時)まで残業して貰いました。
おかげで納得の行く綺麗な仕上がりになりました。
カワクリにお越しの際は、ご覧下さい。
始めて、お越しになる方は、入口の自動ドアが開いた正面にある白いラックの中身のことです。
ラックは4段あります。
最上段は、「ひぐらしのなく頃に」です。
ここは高さを調整したので全体がみえやすくなりました。↓。

2段目は、「俺妹」とエヴァのコーナーの前に、「物語シリーズ」の登場人物を並べました。
「傷物語」映画化記念です。今まで診察室に置いてありましたが、さすがに見づらいでしょうから。↓。

3段目は、同じく「物語シリーズ」の主に忍野忍を中心に、そして「まどマギ」を。シャフトつながり。↓。

最下段は、涼宮ハルヒ・コーナー。「消失」の朝倉涼子のおでんを中心に整頓しました。↓。

ラックの上は、エヴァ・ハルヒ・けいおんのフィギュアとそれに関連する飲料をセットにして並べてみました。
ここは鍵がかからないので、盗難防止のため、「イキガミ」のフィギュアを置いてみました。
なんとなく抑止力になりませんか?なんとなくね。バチが当たりそうな。↓。

前回の記事でも書いたように、僕と小森さんがこの作業をやっている傍らで、カウンター机では勉強をしてる学生がいました。
遅くまで、勉強してえらいね~。
僕が大声で指示をだしたり、フィギュアが倒れる度に大声を出してたから勉強に集中できたかな?
小森さんと学生さんを返した後、僕は本棚の整理もしました。
本棚にフィギュアを飾ってあったのを移動したせいです。
すっきりしました。
ここまでの写真は全部、小森さんのスマホです。
「せっかくだから、綺麗な写真にしましょう」との彼女の提案です。
小森さんと言えば、モスラの幼虫が気持ち悪いらしいと他のスタッフからチクられました。
診察室の掃除をする時に、モスラの幼虫がいるのが「無理!」だそうで。
この至近距離で掃除機をかける訳です。
無理な人には無理でしょうね。↓。

そういう声を知りながら放置しておくと、このご時勢、パワハラ、とか言われそうですからね。
只でさえ、パワハラと川原って発音が似ているし。
今は何でも、ハラスメントだから、それはそういう概念がない時代よりは良いのだろうけれど。
モスラの幼虫、だけに、モスハラ、なんて訴えられて、流行語大賞にノミネートされるのも嫌だから、
モスラの幼虫は本棚の上に移動させました。↓。

なんでウルトラ怪獣の中に東宝映画の怪獣が混ざっているんだ!とお冠なあなた、そういう訳なのです。
あっ、もう2時過ぎてる帰らなくちゃ。


磁場

9/Ⅰ.(土)2016 大平さん、ソロ・デビュー!
クリニックのコンセプトは、病院らしくなく、川原先生の家に行くように。
「徹子の部屋」とか「さんまのまんま」みたいに、お部屋でお話しをする。
教科書的な治療空間作り、というのが実はあって、
刺激の少ない白い壁、音楽はクラッシックかイージー・リスニング、絵も風景画など、
ま、判らない訳ではないが、
これが書かれたのは何十年も前のことで、その間に世の中は激変しているのに、
誰もそれを見直そうとしてないように思う。
或は、もはや、スタンダードというものが作れなくなってしまった時代なのかもしれない。
そうは言っても、カワクリも最初は、教科書的に作りはした。
ホームページのギャラリーの院内写真をみてもらえれば、開業当時は今と全然違うのが判ると思う。
ガランドウ。
しかし、直に僕は思ったのだ。
病院っぽさに抵抗を示す人は多いし、刺激が少ないって決め付けてるけど、
その「風景画」やその「クラッシック」の曲に嫌な思い出が有る人はいない、という保障だってない。
万人に共通する刺激の少ないもの、なんて存在しないだろう。
極論だが、どうせ何をしたって誰かしらに何かしらの「影響」があるなら、
いっそ、本当の川原先生の部屋を作って出迎えよう!、とある種、開き直りに近い、ひらめきと英断で、
僕の好きな物を飾る、今のスタイルになった。
これはほぼ毎日、何かしら変化がある。
僕が診察を終えてから夜中にかけて、ポスターの位置を変えたり、BGMを入れ替えたり、フィギュアを飾ったりしてる。
だから、僕はクリニックに朝の9時から深夜の2時くらいまでいる。
家には寝に帰るだけ。
以前、刑事さんがクリニックに訪れたことがあって、「ここはお住まいですか?」と聞かれたことがある。
刑事さんが勘違いした位の雰囲気を醸し出しているのは、それなりに実際に、ここにいる時間が長いからだと思う。
それが「徹子の部屋」や「さんまのまんま」のセットと違うところだ。
「場」が力を持ち、空間や空気感が本当っぽくなり、生気が宿る。
患者さんの反応はみてると真っ二つだ。
嫌な人は最初の時点でビックリして拒絶反応を隠し切れずに、診察を受けずに帰っちゃうし、
反対に「ここが落ち着く」と言ってくれる人もいる。
有り難いのは、そう言ってくれる人の多くが、決して、アニメやアイドルのファンだという訳ではなく、
そんなもの全然知らないお年寄りから、「ここは落ち着く」と言って貰える時が至福の時だ。
フダン着で来て下さい、フダン着で待ってます、は、クリニックのキャッチコピーで、フダン着は私服の時だ。
つまらない「しふく」のダジャレは見過ごして貰うことにして、
「ここが落ち着く」と言ってくれる人が増えると、
診察日以外にも、ふと立ち寄って休憩しに来てくれる人や、マンガの続きが気になったと読みに来たり、
勉強だけしに来る学生も出てくる。
僕は実はそれを見越して、設計の時点でカウンターテーブルを勉強しやすい高さに作ったのだ。
開業以前の病院で、外来の待ち時間に、暗がりで、膝の上にテキストブックを置き、テスト勉強をしてる子をみて、
それが印象に残っていたから、ここのクリニックを作る時に真っ先に考えたのが、
勉強に適した高さのテーブルだった。
それを受付スタッフが見守れる位置に配置した。
受付の応援してくれるまなざしを背中から感じるアイデアは、僕の過去のプラスの実体験によっている。
医師国家試験の追い込み時期、僕は毎日、近くのカフェテリアで1日勉強していて、
そこの女性店員は3人で、僕を見守っていてくれて、たまにお水を入れに来てくれて、声をかけてくれて、
随分と力になった。
だから、その恩返しみたいな気持ちがある。
こうなると、好循環で、患者さんからもプラスのエネルギーをフィードバックして貰えて、
するとこちら側の思いと患者さん側の思いが交叉して、力と力が作用して、磁場が生じる。
それがとても治療的な空間作りに貢献して、僕はその磁場の力の恩恵を受けて、そこに僕がいて、
そして他のスタッフがいる。
ここに来た時だけ、「ゴミを拾っておきました」とか「洗面所が濡れてたから拭いておきました」と言って、
家ではしないお手伝いをしてくれる人もいる。
今はそれがとても有り難い。
ひょっとしたら、パワースポットってこうやって作られるのかもしれないな、と思ったりする。
そういう善行と思いやりの連鎖が、カワクリの持ち味で真骨頂なのだと自慢したい。
だから、僕はそのためにも、こうして夜中まで残って、ブログを書く。
…って、ちょっと押し付けがましいですね。
今日、1月9日は、クリニックの開業記念日です。
スタートは、平成19年1月9日で、あの日も今日と同じ土曜日でした。
その記念すべき日に、新人の大平さんが、独り立ちデビューでした。
縁起が良いから、頑張って欲しいものです。皆さんも暖かく見守ってあげて下さいね。よろしくお願いします。
しかし、早いもので、カワクリは9周年です。山口百恵の活動期間が8年だから、抜いたな。
BGM. RCサクセション「去年の今頃」


留守電

8/Ⅰ.(金)2016  後藤さん、本日で卒業
今日、1月8日は映画「傷物語」の公開日ですね。
診察室には、それを記念して、「忍ちゃんコーナー」を作りました。↓。

また、1月8日は受付・後藤さんのラストの日でもありました。
お昼にインド・カレーを一緒に食べに行きました。
「おわカレー」ということで。
さて、今日は「留守電」の話です。
正月に美容院に電話したら定休日で、美容院は留守電でした。
その声の主が、僕の担当の美容師さんでした。
聞いたら、留守電は2パターンあって、もう1つは僕のネイリストさんの声だそうで。
<え~、普通、受付の人がするんじゃないの?>と尋ねると、
2人は、顔を見合わせて、「ウフフ…」、と笑った。
<まさか、コンテストでもやったの?>と聞くと、
「そんなものしませんよ」と大笑いして、そんなもの扱い。
うちは昨年、心理部門で下克上コンテストをやったのに…。それの詳細については、また別の機会に。
今の僕の髪色は黒。
皆さんの評判は、「その髪いいですね」「今までで1番いいです」「似合ってます」とすこぶる良い。
本当は、これから水色にするための一過程に過ぎないのだが。
これまで金髪にピンクとか紫のメッシュだったから、暗に「フツーにしてれば良いのに」と言われてるようで、
まるでテレビで暴走して空回りしている中川翔子に対するお茶の間の声のようで、心中複雑…。
美容院に始めてかかる時、受付の電話の対応で受けるイメージは変わる。
我々は外界の情報を五感に頼ってキャッチしている。
特に人の第1印象は、見た目で判断されることが多い。
美容院は見た目の手助けをする専門家だ。
見た目と同様、留守電で聞かせる声も大切だ、という判断の元、2人は選ばれし者なのかもしれない。
美容院と病院は発音が似てる。
びよういん、と、びょういん。
受付の声や留守電の声が大切なのは、病院やクリニックでも重要なことだと言えよう。
だけど、ここで考える。
人相が単に顔の作りだけでなく、その人の内面性も映し出すトータルな物を指すとするならば、
声質にも同じことが当てはまるのかもしれない。
一体、声が良いと云うのは、どういうことなのだろう。
全然、関係ないのだが、僕は元・まんだらけのコスプレ店員「声」の写真集を持っている。
丸尾末広の「少女椿」や永井豪の「けっこう仮面」などのコスプレをしてて、その「声」って子が可愛いのだが、
きわどい写真ばかりだ。
そもそも、「けっこう仮面」のキャッチフレーズって、『顔を隠して体隠さず』だから、
「けっこう仮面」のコスプレ、って、ほぼヌード。
この写真集の表紙も「少女椿」の緊縛写真だから、さすがにここでは紹介しにくい。
なので、背表紙だけ。↓。

最近、ブックオフでみつけたのだが、「声」は根本敬、笠原しろう、町野変丸、会田誠らにボディ・ペインティングさせて、
DVDを出してた。
相変わらず、アヴァンギャルドだったが、すべからく、可愛かった。
特に会田誠の描いた「生きていても意味がない!」というペイントはインパクト大だった。
思わず、買ってしまった。
声、つながりで思い出したのだが、昔、テレクラの「さくら」で何十万も稼ぐと言う人をテレビでみた。
人の好みはそれぞれだし、平成も28年になる今、「普通」など存在しない、ということは子供でも言うが、
あえて言わせて貰えれば、その人は「普通に」可愛くなかった。
電話越しの声だけで、月に何十万も収入を得ていたのだ。
そう言えば、洗剤のCMだけに出演する手のキレイなモデルというのもテレビでみたことがある。
「普通の」人だった。
彼女らは「声」や「手」だけで勝負している。
ある種、フェティッシュ心をくすぐるのか。
価値が多様化した現代は、魅力さえも細分化し、パーツ・パーツに分けて、フェティシズム歓迎の時代になったのか?
今後は医療の現場もさらに細分化・専門化が進み、いずれこんな時代が来るだろう、というジョークがある。
それは、右耳が聞こえづらい人が、ある耳鼻科を受診した。
そうしたら、医者が、「うちでは診れませんよ。私は左耳専門です」。
この段落、いるかな?
まぁ、いいや。せっかく書いたんだし。
今日のテーマは、「留守電」です。
クリニックの留守電は、初期の受付の岡田さんの声をそのまま使用しています。
本人も、OK、してくれてるから。
岡田さんとは、今ではメル友で時々、魔娑斗目撃情報などを教えてあげています。
そんな仲ですが、やっぱり新生カワクリを打ち出すには、岡田さんの後釜を用意しなくてはと思ったりしていました。
その候補の最右翼が、何を隠そう、今日で卒業した後藤さん、だったのですが。
彼女のことだから、今からでも頼んだらやってくれそうだけれど、
「あのクリニックの留守電は、いつも卒業生を使ってる」
と噂になってもなんだしな。
留守電のコンテスト、今度、在校生でやろうかな。
BGM. さくら学院「My Graduation Toss」