だけど…

26/Ⅸ.(水)2018 雨 5年ぶりの涼宮ハルヒの新作発表(10/31)のニュース飛び込む!

今さら有名人の誰と誰が結婚しようと、妊娠してようがしてまいが、こちとら知ったこっちゃないのである。知らんがな。
だが、昨日のニュースはビックリした。「先生の白い嘘」の作者が結婚したらしい。下が、その本。↓。

お相手は、なんと「デデデデ」「プンプン」の作者の、浅野いにお、だった。僕と受付は、キャーキャー騒いだ。
外は雨が降っていた。下は、うさ耳・デデデデぬいぐるみ。↓。

先日、行われた、キング・オブ・コント2018、のナレーターは櫻井孝宏。
そればかりが気になって肝心のコントはまるで記憶に残らない。
それは誰かと言えば、アニメ「おそ松さん」の、おそ松、役の声の人。下が、診察室をすぐ出たところの、おそ松。↓。

ちなみに、にゃんこスター、が話題になった去年は、チョロ松、役の神谷だったそうだ。下が、チョロ松。場所は同じ。↓。

この二人、「物語シリーズ」の中では、櫻井が忍野メメ、フィギュアケースより、↓。

神谷が、阿良々木暦、役。やはり売れてる人は売れてるのだ。
下は、まどがたり、クッション、きゅうべぇ・こよみん。トイレの前当りの天井から吊るしてあります。↓。

おそ松さんは、来春、劇場版ムービーだ、楽しみ。僕は来月、にゃんこスター、のライブに行く。それも楽しみ。
下は、喫煙所入口の扉の壁。↓。

僕の夏休みの目立った動きは、ポプテピイベント幕張メッセッセ2デイズ、だけだった。
なんと初日は3時間!
それも誰が出るかわからないし、声優も誰が誰だかわからないしで、大層疲れた。場所も遠い。
海浜幕張ではX JAPANとゴールデンボンバーもイベントをしていたみたいで、X JAPANの客が電車の中で一番偉そうで、
ゴールデンボンバーがはしゃいでいて、ポプテピはコソコソとグッズを隠してた。
それが、舞浜で大量にミッキーの耳をつけた客が雪崩れ込んでくると、全員おとなしく隅につめて行って。
まるで、クラスカーストの縮小版を間近でみるようだった。
下は、ポプテピイベント会場から。疲れたので、2日目はサボった。↓。

大岡山北口商店街を舞台にした「ぎぼむす」のベーカリー麦田は、↓、

大好評のうちに放送も終え、今は元の、鍵屋さんに戻っている。↓。

エンゼルスの大谷が新人王争いで一歩リードと朝のテレビは言ってたが、
そんな大谷も右肘の、トミー・ジョン手術、を受けることになり、しばらく二刀流はおあずけ。
貴乃花親方も引退しちゃうし、
BSのでんぱ組のテレビ番組「でんぱの神神」も、なんと次週が最終回。
どうして世の中はこうも無慈悲なのだ。
僕の好きな物を次々と奪ってゆく…。
仕方ない。「神神」はアマゾンプライムでみよう。
下は、浅野いにおイラストのでんぱ組のタペストリー。テレビ側の待合室。けいおんのタペストリーの隣に。
まだ最上もが、がいる。ペロリン先生、加入前。↓。

今朝、出勤途中に、商店街ですれ違った久し振りに逢った知り合いの方に、
「おはようございます!いいですね、ふっくらして」
と言われた。
来月、同窓会がある。
久々に会うメンツだ。どうせ、太った、とか言われるにちがいない。
ダイエットは、どうしても「明日、出来ることは、今日するな」の精神で、先送り&後回し。
本番まで、あと一ヶ月。対策はもう考えた。ジャジャーン、「妄想マッピングTシャツ」。↓。

このシャツをスーツの下に着込んでいれば、「太った?」と聞かれても、ジャケットを脱いで、
「グラマーになったの」と胡麻化せる。
でも、これ同窓会というより、季節柄、ハロゥイン・パーティーの仮装かな。↓。

早いもので、九月ももう終わり。クリニックもハロゥイン仕様になりました。
受付前の天井。↓。

受付カウンターの寝釈迦コーナーにも、カボチャも登場。↓。

雨で患者さんが少なかったから、新しいなぞなぞも作ってみました。
題して、『この問題をといてから帰れ!』。↓。

真面目な人は、これをみて、とくまで帰れないと思ったらしく、扉の前で立ちすくみ、
山本リンダの「きりきり舞い」じゃないけれど、悪いことをしたと思うわ。

BGM. 高田みずえ「だけど…」


夏への優越感

19/Ⅵ.(火)2018 NEWS手越のニュースにはやはり忖度が介在するらしく、しつこく追求してるのは東スポだけ。

大きな箱が届きました。
中から出てきたのは、新品のイスです。
背もたれのデザインは、野球のバックネットみたいにも見えますし、
マスクメロンの皮の模様にも見えますね。
何色か色のヴァリエーションがあった中から、カワクリのイメージカラーでコレを選びましたが、
夏への無意識が働いていたのかもしれません。↓。

それまでは開業以来、10年使っていたイスがあります。
「けいおん」の唯ちゃんのカバーを敷いていました。
この唯ちゃんは、本来は自家用車の助手席にカバーすると、唯ちゃんとドライブ気分に浸れる
オタクグッズだったのですが、僕は車は運転しないので、
自分のチェアに掛けてるので、毎日、唯ちゃんの膝の上に乗ってたことになりますね。↓。

このチェアは色んな機能がついてるハイテクなスグレモノだったのですが、さすがに10年も使うとあちこちガタが来て、
今回、思い切って新旧交代です。↓。

今は新しいイスが診察室で待っています。夏らしいと評判です。↓。

夏らしいと言えば、ヘアスタイルも夏模様にしました。
美容師さんが7月半ばで産休に入ってしまうので、少しインターバルを短くして行きました。
今回は、黄色いスイカ=こだまスイカ、です。↓。

美容師さんがイメージしてくれたメモ書きです。箱庭のサンドに並べてみました。↓。

うしろもスイカっぽく、黄色と白の縦じま。ただし、前回のブリティッシュの名残りで白が真っ白とはいきませんでした。
次回、もう1回ブリーチして、わずかな赤みを消す予定です。↓。

髪はスイカですが、受付の、うかいさんによると、今の季節パフェ業界はマスクメロンがオススメだそうです。
ということで、新宿のタカノフルーツパーラーで、マスクメロンパフェ、を食べてみました。↓。

スイカがメロンを食べるという、フルーツ下克上、今はちがう季節です。

BGM. 石川秀美「恋はサマーフィーリング」


通過儀礼

1/Ⅳ.(日)2018 はれ エープリル・フール

小学校の時、青年誌の企画に当選し、赤塚不二夫と対談した。
その号の、赤塚不二夫のマンガは、格好つけた男がマントをとると、パンツ一丁で、
さらにラストはメガネとパンツになるというナンセンスなコネタだった。
僕はまことに失礼したが、赤塚不二夫に、
<このマンガのどこが面白いのか判らない。それは僕が子供だからだと思う。
面白いことを理屈で説明してというのは無茶だと思うが、無理を承知で説明してくれませんか?>と言うと、
意外にも、あっさり、「いいよ」と笑って、
「あのね、これはね、まず、この男が格好つけてるでしょ。格好つけてるくせにパンツ一丁なんてバカバカしいでしょ。
そう思わない?思うでしょ。よし。だったら、そのパンツは思いっきり派手にしちゃおう。
男が履かない様なパンツ、女物でもいいね。
それでそこをいったんしまっといて、メガネを見せて、読者の気を上にそらしておいて、またパンツを出すんだよ。
そうすると、さっきのパンツのタメがあるから、重なって面白くなるんだ。
2回目のパンツはもっとバカバカしいものがいい。金色とか星条旗とかね。そうやってみると面白いでしょ?」と言われ、
僕は<なるほど>と思い、生まれて初めて生理的にでなく、こうした方がインテリっぽいなというポーズとして、
笑うというリアクションをおぼえた。
一つ大人の段階を昇ったんだと思う。と同時に何かを失った気もした。

その当時の○×は、風紀の取り締まりが今よりうんとゆるくて、夜になると街は混沌としていた。
僕はある夏、夜のビルの屋上の「ハッテンバ」というビアガーデンみたいなところに潜入し、
いわゆる男同士のカップルの社交場の生々しい実態をみて逃げて帰る。

そこでは、サザエさん、マスオさん、という隠語が飛び交い、各々、S(サド)、M(マゾ)の略だった。
地下には、家に帰りたくないとビルに立て篭もる双子の女の子がいて、妙に愛嬌が良かった。
しかし、得てして、人はそうであるように、苦境の時にある人こそニコニコしているもので、
その女の子達のお母さんは子宮体癌で子宮を摘出してるのに、子宮頸癌になり、
チンピラの男が、お母さんが言う通りにならないと、子宮のあたりをめがけて腹部をグーで殴るように、
彼女らに命令するから、それが嫌でここにいるんだという。僕には何もしてやれなかった。

人のよいおじさんと「ハッテンバ」を冒険しにみにいくことにした。
そのおじさんはどこかの中学校の生活指導の教諭だった。
屋上では、酔っ払ったサザエさんみたいな髪の’ダヨーン’みたいな顔をした男が、
山羊のモツを食べ過ぎたと呑んだ酒を吐きながら寝転がっていた。
僕はどうしてもこの「ハッテンバ」がどういう意味で存在しているのかが判らず、’ダヨーン’に勇気を持って質問してみた。

<赤塚不二夫先生は、マンガの面白さを解説してくれました。そんな無理なお願いを叶えてくれました。
だから、お願いします。どうして、この「ハッテンバ」はあるのか教えて下さい>と訴えかけると、
’ダヨーン’は、「それは無理だよ」と吐きながら言って、ふいに相棒とアイコンタクトして、僕の方を真顔で睨み、
「だって、オレたちはこっち側の人間だよーん」といった。

「お前は違うよ-ん」と言われて、僕の隣の生活指導の教諭は、僕を置き去りにして、その場から走って逃げて行った。
僕はすえ恐ろしくなって、その場から一刻も早く逃げなきゃと、足がもつれながら、足がもつれながら、
走っても、走っても、うまく前に進まないけれど、何段も、何段も、階段を転げ降りていく。

途中で、「ハッテンバ」の、’SMキリシタン’という男に、変な油を吹きかけられたり、
「発砲するな!」というポスターの前で警官の頭に銃をつきつけてる男とぶつかったために、ピストルを撃たれ、
その弾がギリギリ頭をかすめて飛んで行ったり、なんやかんやあったが、やっとこ安全なビルに戻って、
顔馴染みの中古レコード屋のおじさんに、ことの顛末を喋ると、「もう大丈夫だよ」と根拠のない無責任な笑みをみせられ、
だけどそれにホッとした。
店頭にあったジュリーのレコードを指して、おじさんは「ジュリーのパンツも派手だぞ。イヒヒヒ」と下品に笑った。

数日後、僕が秘かに想いを寄せている年上のひとの旦那さんにその話をしたら、
「オレにも似たような経験があるよ」と共感してくれた。
すると、年上のひとは、急にプンプンして、「あの人は何年も私といるのにそんな話、一回も私にしたことないじゃないの」とスネて、
僕は思わず、笑ってしまった。

僕は笑いのセンスの向上と、派手なパンツを履くことが、大人への通過儀礼だと肌で感じていた。

 

 

下は、最近買った新しいボクサーパンツ達。夢に出てきた赤塚不二夫先生に捧ぐ。

BGM. T・レックス「メタル・グルー」


ガッツ石松

美容師さんが産休に入るらしい。5月ごろから?
いきなり聞かされて、マジ、ショックだった。何がショックなのかも判らないほど。
…って言うか、結婚してるって知らなかったし。でも、処女懐胎かも?
それはともかくとして、美容師さんが不在の間、どうしようか、時々、考えている。3パターンくらいに絞った。

①美容師さんに操を立てて、その間、美容院には行かず、ヒッピーのように髪を伸ばす。
先日、それを想定して、新宿マルイアネックスで、ファンシーなカチューシャを物色してみた。

②上の逆パターン。スキンヘッドにする。失恋した女が髪を切るように。
全然話は違うが、女の人がスキンヘッドな風俗店が人気らしい。東スポで読んだ。
その名も、「尼デウス」。念のため、今、調べたら、この店、摘発されたらしい。

③美容師さんが復帰するまで、今のブリティッシュを代行の人に継続してもらい、同じヘアスタイルで産休明けを待つ。

どうするかはまだ迷っているが、②はないと思う。

しかし、重なる時は重なるもので、色んな方面のストレスが一辺に来た。
そんな時、僕は、ガッツ石松、を思い出す。

若い頃、ガッツ石松は繁華街で10人組のチンピラとケンカになった。
いくらガッツが腕自慢でも10人相手では、まともに考えたら、かなうまい。そこでガッツがとった戦略とは?

ガッツは、行き止まりの細い路地をみつけ、そこは大人1人くらいしか通れない狭さで、
ガッツはそこに入り、突き当たりのカベに背を向け臨戦態勢。
相手は1人づつしか入って来れないから、1人づつ順繰りにぶんなぐって、全員、倒したという武勇伝。
ガッツ石松と聞くと、世間の人は「バカ」と誤解しているが、なかなかの策士だ。

問題山積とは、辞書で調べたら、片付けるべき問題が山積みにたくさんあることを言う。
昔の人は、分散して1年中悩まされるくらいなら、少々大変でもいっぺんに来てもらった方が気が楽だ、と強がったと聞く。

たくさん色んな方面のストレスからキャパシティーオーバーになった時や、スケジュール帳が真っ黒になった時は、
脇見をせず、目の前のことを一つづつ、ガッツ石松方式でがんばることにしている。今がその時だ!

BGM. 忌野清志郎 &2・3’S 「あの娘が結婚してしまう パート2」


ブリティッシュしまくり父さん

18/Ⅲ.(日)2018 はれ 3月は(火)おはスタに、にゃんこスターレギュラー出演!

ついこないだまでは、そっとパンク作戦で、知らぬ間に、気付いたら、髪色がセックス・ピストルズになってた仕掛けでした。↓。

今回は、その続き、ユニオンジャックにしました。
ブリーチを2回して、4時間かかりました。
これは、17日の研究会用にしつらえたものです。
美容師さんがアイデアとして3パターン用意してくれました。
それがこれ。↓。

そして出来たのがコレです。
ビビットな原色は色落ちが早いので、黄色い新幹線、みたいに、見れた人は良い事あるかも。↓。

昔、髪色を緑にしてたことがある。
当時、近所のガキが、その家の玄関から走り出して来て、僕と鉢合わせ。
ガキは、家の奥に向かって、「おかあさ~ん、緑の髪の人がいるよ~」と叫んで、
そしたら奥からお母さんが、「馬鹿なこと言わないの!」と言いながら表に出てきて、
「緑の髪の人なんかいる訳ないじゃ…あっ!いた!」だって。
無礼な親子だ。

僕は人生で1度だけ就活をしたことがあり、その頃、僕の髪色は緑色で、丁度、娘が小学校に上がる時期だった。
僕は入学式に父兄として参加して、講堂で式が終ると、各々のクラスに分かれて、父兄は教室の後ろに並ぶ。
すると、何人かの女の子が、「みて!みて!緑の髪の人がいる!!」って、そこは子供だからはしゃいじゃって。
うちの娘は、耳をふさいで、ずっと下を向いていたそうだ。

それ以来、学校の行事に僕が行く段階になると、娘の服装チェックが入るようになった。
運動会では父兄のリレーがあるから、スポーティーなTシャツにしたら、早速チェックが入り、
「コロ助はやめて!」と、アディダスに着替えさせられた。
そんな娘も大きくなり、今夜、にゃんこスターのライブを一緒に観に行った。

僕が、ユニオンジャックな髪で、ちびっこにまざって、一緒に、リズム縄跳びのサビを踊るのを、遠巻きにみていた。
苦労かけるぜ。

BGM.渥美清「男はつらいよ」


謹賀新年2018~行くひと、去るひと

9/Ⅰ.(火)2018 くもり カワクリの誕生日

2018年1月1日のびっくり2大ニュースは、みずほの電撃ゼアゼア参入、と、
大岡山北口商店街の顔・マルトフルーツの閉店だ。

申し送れました。皆様、明けましておめでとうございます。下は、大岡山北口商店街の垂れ幕。

僕がカワクリをオープンしたのは、平成19年の1月9日でした。
当時は、商店街の入口は、薬局の所に、ペコちゃんの不二家があり、

ファミマの場所が、バーミヤン、でした。

最近出来た、富士そば、は和菓子屋でした。地下に店主こだわりの鉄道模型があると、アド街ック天国でやってました。

そして、マルトフルーツのおじさんは、同番組でも紹介される程、商店街の顔でした。
夏祭りの時など、必ず、「うるさくなりますけど」と事前に挨拶に来てくれた笑顔は熟した果実のよう。
もう思わずジャムにしてしまいたいくらいの愛嬌。
僕はあまり社交的ではないのだが、仕事上はそうは言ってもいられない。
そんな僕にとって、おじさんは毎朝、声を出して挨拶し合う、丁度、仕事スイッチの役割のような対象だった。

僕は<おはようございまーす>とワンパターンだが、ある人から教えてもらった印象が良くなる発声法、
♪ドレミファソ♪、の、ソ、の音程で<おはようございまーす>と発声して毎日、スイッチオンしていた。
すると、おじさんは、「寒いですね」「暑いですね」「雨ですね」と色んなバリエーション(と言っても天気ネタ)で
挨拶を返してくれていて、あの声と笑顔がみれなくなると思うとさびしくなる。

そんな僕は、髪色をこっそりパンク風にシフトチェンジしてましたが、いよいよ最終段階に突入。
セックス・ピストルズの「勝手にしやがれ」のレコードジャケットをイメージしたものにしてみました。

行くひと、去るひと、勝手にしやがれ。

BGM. 原由子「誕生日の夜」


スリッパ

26/Ⅸ.(火)2017 はれ 今日から夏休み明け
いわゆる上履きの話です。
この前までは、おそ松さんの「一松」を使っていました。↓。

しかし、随分と汚れたので、アニメで「一松の親友」だった、「エスパーニャンコ」にしました。↓。

時間とは正直なもので、「エスパーニャンコ」も汚れてしまいました。↓。

アニメでは、一松、と、エスパーニャンコ、が喧嘩して、エスパーニャンコ、が失踪したのを見つけたのは「十四松」です。↓。

それにちなんで、エスパーニャンコ、の後釜は、十四松、にしました。↓。

夏休み明けから、登場です。↓。

スリッパと言えば、幼稚園生の頃、母に連れられて日本橋の三越へお供しました。
母はスリッパ売り場で新しいスリッパを買うと、店員の若い女性と相談していました。
僕は、<何を買うの?>。母、「スリッパよ」。
僕、<えっ?ストリッパー?>。母、「スリッパよ」。
僕、<ストリッパー?>。母、「スリッパよ」、と繰り返し、なにせ幼稚園生って強迫的にしつこいでしょう(笑)
すると店員は顔を真っ赤にして、手で顔を隠して、「イヤン」と腰を振った。
川原史上、最も古い、セクハラ事件だった。
昔の大人って純情だったんスね。
BGM. 沢田研二「ストリッパー」


新宿

4/Ⅸ.(月)2017 くもり、時々、雨
度がかなり変わったので、メガネを作り直した。
これは、プライベート用。↓。帽子は、おやすみプンプン。

こちらは、仕事用。↓。サルバドール・ダリを気取ってみた。

帰りに、小田急デパートの千疋屋で、フルーツカレー、を食べる。↓。
具は、文字通り、フルーツだけで野菜は入っていません。福神漬けとらっきょうが合います。

デザートは、チョコレート・バナナ・パフェ・ハーフサイズ。↓。

BGM. 堀ちえみ「素敵な休日」


誕生日だ、ゴー!ゴー!

24/Ⅶ.2017(月) はれ、去年は絶望音楽祭
今日は誕生日ということもあり、美容院に行って、夏らしくなった陽気に合わせて、髪の毛をスイカ色にして来ました。
原色をカラーリングする時は、ブリーチと言って、一度脱色してから、色を乗せるので、時間がかかります。
今、思えば、その時間を有効利用するために、ネイルを始めたのでした。
しかし、この3月に馴染みのネイリストさんがやめてしまい、春はお別れの季節でした。
元・文房具屋の現・ネイリストの知り合いが、もっと上手にアニメネイルを描ける所を幾つか紹介してくれましたが、
意外と男性の入れるネイルサロンは少なく、どこも新宿二丁目だった。別にいいのだが。
色々考えたが、縁あって、新人のネイリストさんが僕の担当になったのだから、よそに行くより、彼女を育てることにした。
前のネイリストさんには、お題を振って、即興で、制作させていた。
その方式を踏襲して、インスピレーションのシンクロ率を上げて行こう。僕のネイリスト参照。
とは言え、新人だから、準備の時間を与えようと数日前に、案をFAXしておいた。
元の原稿が手元に残ってあるので、それと実際に出来たネイルを皆さんに見比べてもらおうというのが今回の趣旨です。
まだ新人のネイリストだから、正直、下手ですが、一生懸命やってるので、どこか良い所を汲み取ってみて下さい。
原案は下書きなしのボールペン描きなのですが、それを受付の大平さんが彩色したカラー版をお見せします。
右手のテーマ、「不良のブレーキになるネイル」。
その不良は一匹狼。校長に、ケンカをとめられた。今度、人をなぐったら退学だ。それを知って図に乗る敵対勢力。↓。

さぁ、そこで出番です!ネイルをしましょう。↓。

挑発を続ける番長。↓。

若さゆえ、我慢が出来ない。これで退学か…。↓。

しかし!ネイルに気付いたぞ!不良のケンカはとめられたか?。↓。

しかし、最後の2コマ、色がついてなかったら、同じ人物に見えないですね。我ながら、へた、ですね(笑)。
そこで、ネイリストさんが提出してきた宿題は、これ。
親指が、退学に気付け!、の「!」だそうです。↓。

その他の指は、薬指が「ケンカしないで~」と泣いていて、不良だから金髪をイメージして金色を散りばめたそうです。↓。

面白いなぁと思ったのは、向こうに送った資料は白黒なのです。
それなのに、ネイルのベースに使われた色と大平さんの主人公のシャツの色が、たまたま一緒です。アオハルのアオです。
シンクロして来ました。いい傾向です。次は左手です。
妹が出来てから両親の関心は妹が独占。さびしい気分の少女がいました。
マンガの一こま目は、少女の心が不安定な足場にあることを表現したのですが、
大平さんは、のんきな物で、「この子、竹馬に乗ってるのですか?」ですって。あやうく、楽しんでる少女になるとこでした。↓。

さびしくなると、口唇期(こうしんき)退行(たいこう)というのがおきます。
平たく言うと、おっぱいを吸ってた赤ちゃんの頃に心理的にさかのぼるのです。
それが無意識に行動に出ますから、指しゃぶりや爪かみや、過食とかタバコとか酒飲みもそうですね。
違う形で昇華して唇を使う人もいますね。トランペットを吹く、とか、一人カラオケに行く、とか、おしゃべりをするとか。
少女は、爪かみ、にしました。↓。

物語が突然、急展開。少女はガンになってしまいます。↓。

まるで「巨人の星」のマドンナ・日高美奈が爪の気になってるところをいじって死んだ、ような無茶をマネしてみました。
もうこれ以上、爪を噛んではいけません。ここでネイリストさんの出番です。↓。

それでも、少女の心のブラックホールが埋められるものでもありません。
少女は、医者にとめられていても、つい、爪を…。↓。

しかし!ネイルに気付いたぞ!きれい、と言ってるぞ。左手はさびしい女の子の爪かみをなくすデザインで。↓。

ネイリストさんの作品はこれです。キラキラしたものや飴玉で甘やかすのも甘えられない人には有効ですね。↓。

その結果、親指は、ニコニコになります。勿論、背景はブルーが正解でしょう。↓。

と、こんな感じで一つ、年をとりました。
お誕生日メッセージを下さった方、フライングの方も、まだの方も、ありがとうございました。
BGM.RCサクセション「こんなんなっちゃった 」


僕のネイリスト

19/Ⅳ.(水)2017 暑い
ネイリストさんが3月いっぱいで田舎に帰ることになった。
そこで僕は新宿の紀伊国屋のアドホックのマンガ店から、美容院あてにマンガを送った。
彼女の故郷が舞台の「惡の華」全11巻と、僕が今ハマってる「デデデデ」1~5巻。
そして、これだけだと僕の趣味なので、きっとネイリストさんの趣味とは合わなそうだから、
30才OLと12才小学生男子の物語「私の少年」1~2巻もチョイスした。
<読み終わったら美容院の近くにブックオフがあるから、そこで換金して昼飯の足しにしたらよい>、と手紙もそえた。
ネイリストさんには、僕がお題を言って、彼女のインスピレーションで即興でデザインをするという遊びをよくした。
たとえば、「ロングヘアーをバッサリ切った中川翔子の揺れるまなざし」。↓。


そして、「愛と平和を歌い続けるシンガーソングライターの休日」。↓。


それ以外には、僕がその時に夢中になってるマンガを持っていって、それを爪に書いてもらっていた。
たとえば、「魔法騎士レイアース」。↓。


これが、レイヤース。↓。


親指は、モコナ。↓。


「まどマギ」もやりました。ほむら、ちゃんは黒なので、除外しました。なので、背景にほむらを入れて撮影しました。↓。


親指は、キュウべぇ。↓。


「おそ松さん」もやりました。これが、十四松。↓。


その他は、こんな感じ。↓。


そして、「デデデデ」です。
赤が、おんたん、で青が、門出(かどで)、です。門出をひっくり返して読むと、デーモンになります。
デデデデ、とは、デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション、が正式名です。↓。


右手が、おんたん、の赤で、デデデデ。↓。


左手が、門出、の青で、デデデデ。↓。


最新は、デデデデ、の中に出てくる、イソべやんを親指に。↓。


その他は、デベ子・侵略者・四男の黒騎士・あべかわ、を。↓。


こういう楽しみ方が、もう出来ません。
僕はそういうところがあるのですが、ネイリストさんと会う最終回の予約をドタキャンしました。
マンガを送ったのは良いのですが、迷惑だったらどうしようと弱気になったのです。
それは想定内で、だからこそ、ブックオフに売って~、と予防線を張って、重くならいようにしておいたのですが。
やっぱり、お別れに立ち会うのが、嫌なのですね。<さよなら>を言ったら、「さよなら」、になってしまいますからね。
こないだ、美容師さんから、「ネイリストさんからの手紙を預かってる」と言われて渡されました。
そこには、「マンガは東京の思い出として大切にします、売ったりしませんから」、とのこと。
「最後にお会いしたかった」と書いてくれていた。
ちなみに、マンガで一番気に入ったのは、「私の少年」で、「続きを自分で買って読みます」とのこと。
「デデデデ」も続くのに。
やっぱり、彼女とは趣味が合わないな。
BGM. ザ・ドリフターズ「ドリフの真赤な封筒」