4/Ⅷ.(木)2011 はれ
お昼に、ナースの塚田さんに「最近、太ったんじゃないですか?マズいのでは?」とご指摘を受けた。
<いやいや、塚田君、太っていて良いんだよ。中年太り、って言葉を知ってるだろう?。中年のクセにいつまでも若い振りをしてるのは、むしろカッコ悪いのさ。私は、堂々と、中年らしく中年太りを、体現しているのだよ。キヨシローだって、昔、‘たとえハゲても俺はかくさない。’と、言ってたじゃないか。そういうのがロック・スピリッツなのだよ>。↓。
すると、ナースの塚田さんは、「いえ、そういう意味じゃなくて、体に悪いんじゃ?。ロックとか、そういうの関係なしに」だとさ。
そうか!メタボリック・シンドロームは成人病のリスク・ファクターという意味か。しまった!それは、ロックっぽくないな。それに死ぬのは嫌だしな。まだ俺にはやらなきゃならない野望が山ほどあるし。痩せなきゃ…。
「私は太った豚より、痩せたソクラテスになりたい」。これを2011年下半期のスローガンに選定しよう。
しばらくキック・ボクシングをさぼっていたから、練習を再開するか。
大岡山北口商店街には、RIKIXというキック・ボクシング・ジムがあり、僕はそこに入会している。実質、幽霊部員だけど。
下は、入会時に作った練習メニュー。「かんなぎ」の‘つぐみ’ちゃんをレイアウトして、やる気をかきたてた。↓。
RIKIXは、先日、百合ヶ丘にも2号店を出した。RIKX会長の小野寺力は、CS放送の「格闘ジャングル2」という格闘技情報番組の司会も勤めてる、ルックスもお喋りも上手な、頭のいい人だ。シャレもわかり、人格者でもある。小野寺力は、百合丘にジムをオープンした時、同番組で次のように宣伝していた。
「僕の青春をかけたものを1人でも多くの人に知ってもらいたい。ジュニアからシニアまで、運動不足の人も女性でも、出来るスポーツです。それと、選手達の働き口として、広めて行きたい」、と。
後輩達のことも考えて、ね、いい人でしょ?。皆様も、RIKIXへどうぞ。僕は、…来週くらいから…、にしようかナ。
BGM. 忌野清志郎「パパの歌」
サザンの不思議
3/Ⅷ.(水)2011 はれ
クリニックで使用しているCDプレーヤーは、開院時にオカミ君が見つけてきてくれた、CDを300枚も収納できる業務用みたいなツワモノで、それに好みのCDを入れ、シャッフルすると、各々のCDから適当に曲をピックアップしてくれて、バラエティに富んだローテーションで、皆様にBGMを提供しております。
先日の記事にも書きましたが、今は「なつメロ」をふんだんに入れているので、雰囲気は夏模様です。夏と言えば、怪談ですが、クリニックでも、少し不思議な現象が起きています。
それは、サザンのCDは1枚しか入れてないのに、何故か、サザンの曲が選択されると、そこからはサザンの曲が延々と続くのです。メカニズム的に、何故そうなるのかは不明です。過去4年半でも、こんな珍事はありませんでした。
「夏は、サザンに、まかせろ!」みたいな、桑田K助の怨霊にも似た自負心のなせる業でしょうか。ホントに、不思議。
それで思い出したのですが、二子玉川に「鮎ラーメン」という焼いた鮎を丸々一本ラーメンに乗せて出す店があり、僕はそれが好きで昔、よく食べに行っていました。その店のBGMが、いつもサザンでした。イメージですが、サザンと言えば「海」、鮎は川魚なのにな~、と思いながらいつも食べていたものです。
その頃に一緒に遊んでいた人とは、今はもうだれも、逢っていません。鮎ラーメンにもしばらく行っていません。懐かしいな。
BGM. サザンオールスターズ「いとしのフィート」
床屋×清志郎
2/Ⅷ.(火)2011 はれ
今日は、お昼に少し余裕だあったから、久しぶりに床屋に行ってみた。
おじさんは、「おっ、焼けたね!海?」と言うけど、俺、休みの日、ずっと寝てたし。何かムキに反論した。数日前、徳田さんも似たような目にあったと言ってたな。コレ、悔しいね。でも、何に悔しいんだかよくわかんないね。「決め付け」が嫌なのかな?
髪型は、渋谷陽一の「BRIDGE」という雑誌の1996年2月号に掲載されてる、「忌野清志郎」の写真を見本に持って行き、床屋に<これと同じにして!>とオーダーした。↓。
床屋のおじさんは、「あ~この人は、あなたくらいの年の人には、カリスマなんでしょ。僕らの世代には、…ちょっとね(苦笑)。でも、この人も死んじゃったね~」としみじみと言った。
床屋のテレビからは、「なでしこジャパンに国民栄誉賞を与える」というニュースが流れていた。おじさんは、「ちょっと早いかな。もう一回くらい活躍してからでも良かったかな」と言い、適当に僕が相槌を打つと、「でも、日本の女性を勇気付けたからいいね!」と鏡越しに目配せした。僕は、<日本の女性にも色々いると思いますよ>と正論を噛まして置いた。「決め付け」られたくない女性もいるでしょう?
↑この雑誌では、シングル・リリース3連発の第2弾、「Good Lovin’」という曲をカントリー&ウエスタンの聖地ナッシュビルでレコーディングしてきた清志郎に渋谷陽一が直撃ロング・インタビューをしている。
「(三部作の中で)一発ぐらい当てて下さいよ、忌野さん。当てないと恥ずかしいですよ」との渋谷陽一の(親しみの込もった)ツッコミに、清志郎は<シングル連発しといてヒットしないってのも、それも結構、僕らしくっていいかなって>と笑って答えている。
この三部作はセールス的には、清志郎らしく、ヒットはしなかった。
でも、僕にはこの3曲は、ちょっと想い出深い楽曲なのです。懐かしい人を想い出すのです。
BGM. 忌野清志郎「世界中の人に自慢したいよ」
待合室の風景~2011年夏
28/Ⅶ.(木)2011 はれ
紀伊国屋書店は、いくらか以上の本を買うと、送料無料で届けてくれる。本は重いから、便利なサービスだ。新宿の紀伊国屋書店のマンガ・アニメコーナーは、アドホックのビルの二階にあり、品揃えも良い。だから、最近は、僕は、マンガは、そこで買ってクリニックに配送してもらっている。
そのマンガが、届いたので、待合室に置いてあります。待ち時間に、読んで下さい。↓。
「鈴木先生」⑧-⑪(完結です)&「イキガミ」⑨&「聖☆おにいさん」⑥です。
待合室の、BGMも夏仕様にしてみました。ワイルドワンズの「想い出の渚」・ズーニーブーの「白いサンゴ礁」・ヴィレッジ・シンガーズの「亜麻色の髪の乙女」などのグループサウンズや、’70年代の夏っぽい流行歌(たとえば、あおい輝彦の「あなただけを」やダウンタウンブギウギバンドの「愛しのティナ」や山口百恵の「乙女座宮」やチャーの「気絶するほど悩ましい」やキャンディーズの「暑中お見舞い申し上げます」や平山三紀の「真夏の出来事」など)や、吉田拓郎の夏っぽい歌(たとえば「旅の宿」とか「夏休み」とか「蒼い夏」とか「夕立ち」とか「暑中お見舞い」など)、あとはサザンを少々。
今年の3月の大幅BGM変更作戦以来の大改革です。(2011年3月「春になれば」を良かったらみて下さい)。だから、クリニックの雰囲気はガラッと変わりました。
全診療終了後、<ちょっと懐メロとか入れすぎかな?>と岡田さんに感想をたずねてみた。すると彼女は、背筋をピンと伸ばして、僕に視線を合わせて、慈愛に満ちた口調で、「私はまだ、大丈夫ですよ」と微笑んだ。
<そ…そうか…。あ…りがとう…>とオレ。岡田さんは、コックリとうなずく。優しい笑顔。
…ってことは、大丈夫じゃない時が、いつか来る、ってことなのね。「飽きました」って言われるのかな。少し、傷つくかも。
でも、その時が、夏の終りを意味するのだろう。
BGM. キャロル「夏の終わり」
ちょうちん
26/Ⅶ.(火)2011 はれ
大岡山北口商店街は、もうじき夏祭り。商店街には、各商店の名前の入った「ちょうちん」が飾られている。
川原クリニックも商店街に加盟してるから、「ちょうちん」が出てたのだが、その漢字が「河原クリニック」と誤記されていた。
僕は、そのままでもいいかな、と思った。名前なんて、一つの記号にすぎないからね。でも、よく考えたら、間違った字を放って置くと、大岡山北口商店街の恥みたいになってしまうかな、と思い、受付の子に指摘しに行って貰った。
すると、早速、直っていた。さすが!ヨッ!、大岡山北口商店街!、仕事が早い!。
祭りの当日は、丁度、クリニックの真ん前にやぐらが組まれ、太鼓がたたかれる。土曜の午後5時、外来の真っ最中に、大音量の「東京音頭」が診察室に鳴り響く。これぞ、カオス!。カウンセリングなんて大変だろうなぁ。土曜日、夕方以降の予約の人は心して来て下さいね。
今年も、そんな季節になったか。カワクリ、5回目の夏祭りです。
BGM. 桜田淳子「夏にご用心」
鶏頭
25/Ⅶ.(月)2011 はれ
下の、お花は「鶏頭(けいとう)」。受付の子は、お花屋さんで「けいと」と言われて、(お花屋さん、毛糸で作っちゃったんだ、ウフ)って内心、思ったそうです。でも、その後、「ニワトリの頭に似てるでしょう」と丁寧に教わって、‘誤解’が解けたそうです。↓。
Mさんに言われ思い出したのだが、正岡子規の句。「鶏頭の十四五本もありぬべし」。これは、ありのままを写生した「写生歌」という俳句で、斉藤茂吉が絶賛し、弟子の高浜虚子は無視をして、『鶏頭論争』になったそうです。
中学の国語の時間、隣の席の奴が「写生歌」を字引で引くと、同じページに「射精」があり、「大発見した!」みたいに教えてくれた。…悪い奴では、ないんです。そいつは、「運賃」のそばに「うんち」があることも教えてくれました。…今、何してるんだろう?。
息子の塾の先生に、「電子辞書を買ってあげて下さい」と頼まれたことがある。<辞書の方が、前後の語句も見るからいいのでは?>と聞くと、先生が言うには、「高校生の英語の勉強には、電子辞書がいい」らしい。指導する時、どういう単語の引き方をしてるかわかるし、引いた単語は自動的に「単語帳」になる機能もついてるのだそうだ。
量販店に行ったら、「高校生用の電子辞書」というのがたくさんあって、時代の流れを感じた。「写生歌」→「射精」なんて馬鹿馬鹿しい会話(「鶏頭」→「毛糸」でも可)が授業中に激減するんだな。世知辛い世の中だな。
新宿のタカノフルーツパーラーで、「桃」のパフェを食べる。
BGM. ケイト・ブッシュ「嵐が丘」
獅子座のあなたに夢中よ
24/Ⅶ.(日)2011 はれ
23(土)の「講演会」も無事終了、お誕生日をつつがなく迎えました。行きつけのお寿司屋さんは、誕生日だからと、サプライズで鯛を焼いて出してくれました。箸をつけてから思ったのだが、こういうのこそ、写メしておくんだった。普段の習慣にないから、咄嗟に出来ない。でも、記憶には焼き付けたからね。鯛だけに、ありがたい。
皆様方には、ご遠慮申し上げたにも関わらず、色々とお心遣いをしていただいて、「ハルヒ」・「けいおん」・「小倉優子」関連グッズや「ケーキ」・「チョコ」・「うまい棒」や「お花」・「植物」や「うちわ」や「ROCKなCD」などなど、申し訳ないです。ありがとう。
ちなみに、今後の様々なイベント・行事もお気持ちだけで結構ですので。←こういう表現が、物欲しそうに見えるのかな?。
下は、フロイト先生。↓。
古い友達よ、メールをくれてありがとう。僕は、いつも感心するのだが、人はよく他人の誕生日を覚えてるな、って。
僕は、アリスの帽子屋みたいに、「お誕生日、おめでとう」は1年に一回だけど、「なんでもない日、おめでとう」だったら1年に364回お祝い出来る派、なのです。…なんて、照れて言う歳でもないのに。
BGM. 山口百恵「乙女座宮」
誕生日とセット
15/Ⅶ.(金)2011 猛暑、午後9時頃地震あり
昔、「いいですよ、どうせ僕なんか」、というのが口癖の後輩がいた。
ある時、<お前は、なんでそんなに卑屈なんだ?>という話から、彼の子供時代の話になり、彼は誕生日が12月のおしまいの方で、「だから、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントとお年玉が一緒にされていた」という地味に暗い怨み節が語られた。
やっぱ、いくら近くても誕生日は誕生日として独立して祝って欲しかったのね。
なぜに今、そんな話をするかというと、最近、自宅に贈られて来るものが、「お中元」なのか「誕生日プレゼント」なのかわからないのである。「お中元」って紙が貼ってあったり、バースデーカードでも入っていれば、判るのだが、何もなく、いきなり「ハム」、だったりするから判断に困る。<こいつ、オレがハム好きなの知ってたよな>という奴からの「ハム」である。どっちの意味だ?。
「ハム」だから、「お中元」だと思うんだけど、きっと、誕生日の食卓にその「ハム」が出たりするんだ。ね、どっちの意味だ?。
そう言えば、徳田さんも7月生まれじゃなかったかしら?。あれ?、勘違いかも。勝手なイメージだったりして。夏っぽい、とか。それに個人情報は、本人の許可なく載せてはいけませんね。でも、これは「空想」だから、セーフです。
それはそれとして、7月生まれの皆様、お誕生日、おめでとうございます&暑中お見舞い申し上げます。
BGM. ガロ「君の誕生日」
目白発新宿&神宮経由銀座行き
11/Ⅶ.(月)2011
久しぶりに菱沼と会って、食事をする約束。
校医のあと、待ち合わせまで時間があるから、新宿の「アニメイト」に寄ってみた。元は、「さくらやのホビー館」があった場所で、7月2日にオープンしたばかり。渋谷の「アニメイト」よりも広々として見やすく、品揃えも良く、心なしか店員の態度も良かった。
それでもまだ、ちょっと時間があったから、『ヒステリック・グラマー』が「ランナウェイズ」のTシャツを新作で出したと聞いたので、神宮前の店にも寄ってみる。
ランナウェイズは、僕が中学の頃、流行ったガールズ・ロック・バンドで、ヴォーカルのシェリー・カーリーの衣装がコルセットとガーターベルトというほぼ下着姿で衝撃的だった。「キッス」と同じ頃に、流行ってたと思う。ギターが、ジョーン・ジェット。『ヒステリック・グラマー』では、ジョーン・ジェット(後のソロの時)のTシャツも売ってた。
そんな道草を食っていたら、待ち合わせの時間に遅れてしまった。僕の遅刻の言い訳は、いつも、前の時間が楽しかったから。
菱沼と会うと大抵、精神科医療についての真面目な話をする。お店は、イタリア料理屋。たまたま、「僕が7月が誕生日」というとお店の人がこんなデザートを出してくれた。↓。
ろうそくの向こうにチラリと見える人影が、菱沼先生。彼は、立派な人です。
BGM. ザ・ランナウェイズ「チェリー・ボム」
日常
10/Ⅶ.(日)2011
「日常」のコミックを6巻までそろえました。フィギュア棚の隣の本棚にあります。面白いので、読んで下さい。↓。
それから、「なぞなぞ」の過去問集も作りました。↓。
思春期の若い人は特にそうですが、人間は皆、色んな人と関わって会話をすることが絶対に大事だから、うちのクリニックでは、診察やカウンセリングだけじゃなく、受付スタッフも関わりを持つように接しています。
そうは言っても、話すきっかけがわからないという人が多いため、クリニックのあちこちにクイズやなぞなぞのポスターを貼ることにしたのです。すべての問題の正解もしくはヒントを受付が知っているので、「あの問題の答えは○×ですか?」と聞いてみて下さい。過去問集は開くと、こうなっています。↓。
これは「牛角」へ行った時、トイレに「なぞなぞ」が貼ってあって、それからヒントを得たアイデアです。