7(土)~10(火)/Ⅵ. 2014 雨だったり晴れたり
ブログやメール用に使ってるクリニックのパソコンに不具合が生じて、前回の記事も、使い慣れない、相談室のパソコンに、
USB(?)でデータを移してもらい、(後藤さんにやってもらった)、何とか書いた。今もそうです。
あっ、だから、パソコンにメールくれてる人、返信が遅くなります。この場を借りて、「すみません」、シカトじゃないからね。
パソコンのことで、何人かに携帯からメールする。
パソコンのことを相談したことをきっかけに、男3女1で飲み会をやることに発展した。
男3は、大学の同級生で、女1は当時、出会った時は女子高生だった。僕らの友人の知り合いの妹だった。
僕らは大学3年で、その子の通う女子校の文化祭にも、誘われて行った。
女子校は縦社会で、彼女は後輩を呼びつけ、僕らの前で、芸を披露させた。
僕は、竜宮城みたいだな、と思ったっけ。当時は、おニャン子クラブが大ブームだった頃だ。
7(土)、開業する前に務めてた病院の同窓会を医者4人で、19時ニコタマの店に待ち合わせ。
そう言った理由で、先週の土曜は最終受付を15時にさせてもらったのです。皆さん、ご迷惑をかけました。
しかし、結局、診療が終わったのが、20時過ぎ。店に到着したのが、20時45分、と1時間45分の遅刻。
やはり、診療のある日の約束は難しい。
でも、会は大いに盛り上がり、皆、上機嫌。終電もなく、それぞれタクシーで帰る。
僕は家に着いてから、録画しておいたAKB総選挙をみながら、呑み直す。
8(日)、待ちに待ったベルハー・セカンド・ワンマンin Quatro。今日は、しょこたんのバスツアーの日でもあった。
ベルハーのライブは前売りソールド・アウトの大盛況。台湾から、TIRAぴょんも戻って来て、メンバー7人!。↓。
みずほは、客席に乱入し、気がついたら僕の真後ろにいた。周囲の観客は、口々に、「ビックリした~」と言っていた。
そう言えば、この日のライブは入り口で手荷物検査もボディチェックも一切なかった。
さすが、ベルハー、AKB事件無関係か。
9(月)、Dr.ストレッチ。始まりの時間を勘違いしていて、トレーナーさんの電話で気付く。30分遅刻。
その後、新宿へ。
先週、アルタ前に「花物語」の神原駿河のパネルが4つ立っていたが、その時、携帯を持っていなかったので、写メを撮り直しに行くも、
「サッカー・ワールド・カップ」の催し物に変わっていた。残念。
「花物語」は8月16日から5週連続でMXTVで放送されます。原作ラノベは、面白かったから、乞うご期待。
その後、世界堂で、昨日、会場で買ったベルハーの生写真をラミネートする。
紀伊国屋書店で、コミックス「惡の華」の最終巻を買う。
「5/18学会シンポ」の打ち上げ(?)を中華街でやるとのお誘いのメールを受ける。
折角だが、平日なので、とてもじゃないが間に合わない。着いた頃には、終わってそうだ。
先日、学会の衣装をコーディネートしてくれたヒスの女店員さんに、お礼に「おやすみプンプン」の全巻BOXセットをあげた。
それは、その日、僕が「愛子ちゃん」のTシャツを着ていて、彼女は「プンプン」を知らなくって、みたい、と言ったからあげたのだ。
すると彼女はサマー・セールのお知らせの葉書に、「愛子ちゃん」と「プンプン」のイラストを描いて送ってきた。
絵はとりわけ上手でもなく、下手でもなかった。その分、一生懸命、描いてくれたんだろうなぁ、という気持ちが伝わってくる。↓。
新宿に来たついでだ、ルミネエストのヒスに顔を出す。しかし、彼女はお休みだった。
よく葉書を読み直したら、9(月)は休み、と書いてあった。また後日、出直そう。
タワレコに予約しておいた、爆弾ジョニーのアニメ「ピンポン」の主題歌を受け取りに行く。急にキヨシが聴きたくなりRCの旧譜を何枚か買う。
家に帰ってから、大学時代の友人(女子)から相談事を受ける。
ちょっと好きだった娘だったから親切に、専門的に対応した。感謝される。
その夜、学生時代、その娘の親友だった女の子が夢に出て来た。(何故、その娘が出演しない?)
僕らは医大生で、僕は医学部を退学する決意で、彼女にしきりと、「やめないように」と説得されて、励まされていた。
知らぬ間に、僕らの周囲を孔雀くらいの羽根を持つ大きさのカラスに取り囲まれていた。
見た所、カラスは僕らに敵意を向けていないから、そっと僕は彼女の手を握り、カラス達に気付かれないように腰をかがめて、その場から脱出する夢だった。
10(火)、良い天気。新しい週が始まる。
BGM. 忌野清志郎「世間知らず」
受付の仕事~「植物係」&「なぞなぞ画用紙」
5/Ⅵ.(木) 2014 昨日までは暑かったのに、いきなり梅雨!
大変、永らく、オマンタセ、いたしました。
受付の作った「なぞなぞ」をカワクリ待合室に貼り出しました。
天明さんの作品は、受付カウンターのデンデンムシの下です。
上の黄色いのが新作。旧作も、その下に残して貼ってあります。↓。
富田さんのは、受付前のテーブルの前面。
新作が黄緑。旧作の、水色も脇にずらして貼ってあります。↓。
後藤さんのは、カウンターテーブルの背中。
ピンクの横書きが斬新です。旧作の黄色は下に。まだ解けてない方は、ヒントをもらって下さいね。↓。
カワクリの受付の仕事は、この他にも、「植物係」があります。
機械に支配される世の中は、ギスギスするので、受付はお花屋さんに行き、季節のお花をチョイスして診察室に飾るのです。
「5/18問題」の渦中、徳田さんが、「相談室だより」を発信してくれましたが、その中でもお花を紹介してましたね。
今回は、それを真似て、診察室のお花をアトランダムに紹介してみようと思います。
四季折々のクリニックのオブジェも一緒に紹介します。
スタートは、去年の11/20の「クジャク草」。↓。
お花は、2箇所、パソコン脇にも置かれます。↓。
11/21の朝陽。冬の朝陽がクリニックの入り口にひだまりを作ります。診察室の後の扉を開けて、廊下から。↓。
玄関に近づいてみました。↓。
11/22、「花が咲いたよ」。↓。
連休前のバックステージのお花たち、勤労感謝の日の前夜。↓。
消灯。↓。
そして、連休明け、小鳥の窓。これは写真立てです。↓。
11/26、トイレのフリージア。フリージアには、「幼い心に戻す」という意味があるそうです。↓。
12/5、Yさんからいただいたポインセチア。↓。
スイトピーは、スウィートピー、と「ウ」を入れると知的に見えますね。↓。
知的と言うことで、思い浮かぶのは、ふくろう、ですね。診察室のオーナメントのバラに、白ふくろう、をつけてみました。↓。
こんな風に花のクリップでつけてます。↓。
ふくろうとみみずくを区別するのは日本ともう一カ国くらいだと聞いたことがあります。みみ、があるから、みみずく。
下は、クリスマスの頃、マリア(?)とみみずく。↓。
クリスマスが過ぎると、新年です。今年はうま年なので、手帳は馬色に。今年も、結局、「ほぼにち」にしました。↓。
年が変わります。ダリ風な時計は診察室、皆さんの正面の壁にあります。↓。
ここから先は、お花を色で分けて紹介します。
まずは、黄色いお花特集。その1.↓。
その2.↓。
その3.↓。
その4.↓。まんまるですね。
その5.↓。
「みんな元気になぁれ」の幸せの黄色いてるぼう。幸福とは幸福をさがすことである、の格言の下にあります。↓。
2月の菜の花と桃。↓。
別角度から。↓。
桃のアップ。↓。
4月10日のひまわり。↓。
4月26日の黄色い花。↓。
黄色から連想して、「化物語」の忍野忍コレクションを。忍野メメもいます。「傷物語」はいつやるのでしょう?。↓。
今、TVで「物語シリーズ」は、オーディオ・コメンタリー版を放映しています。
これは西尾維新がDVDorBD用の特典映像に書き下ろした脚本なので、面白いですよ。
下は、暴力陰陽師と斧乃木ちゃん。↓。
まどマギ・トランプは、「顧問」に教えてもらい、ローソンで完全コンプリートしました。↓。
黄色いお花の話から、アニメにそれてしまいましたね。軌道修正します。黄色い花。黄色いバラ。↓。
もう1つ、黄色いバラ。↓。
黄色いチューリップ。↓。
花の名前をちゃんとメモってなかったので、色で並べて紹介しています。
知ってる知識を披露します。キンギョソウは、おちついた場所が好きなんですって。キンギョソウがどれかは判らないんだけど。
それから、ポンポン菊は、落ち着かない人が落ち着くようになる、という意味があるそうです。↓。
次の色は、ピンクです。まずは、処置室のガーベラ。↓。
ピンク、1.↓。
ピンク、2.↓。
ピンク、3.↓。
ピンクのバッジ、「月に代わって、おしおきよ」、は「スカートめくりカレンダー」の上に貼ってあります。↓。
ピンク、4.↓。
ピンク、5.↓。
ピンク、6.↓。
ピンク、7.↓。
処置室の血圧計もピンク。↓。
ピンク・フラミンゴは、相談室の前にいます。↓。
ピンクのお花の話でしたね。↓。
6月最初のお花もピンク。ビジュアル系の歌は大輪の花をテーマにしたものが多いと聞きましたが、本当?。↓。
白とピンク、きゃりーちゃんのなりきりキッズメガネと一緒に。↓。
ピンクから紫へ。↓。
ウス紫、1.↓。
ウス紫、2.↓。
ウス紫、3.↓。
1月25日のスイートピー。↓。
紫、1.↓。
紫、2.↓。
オレンジ。↓。
きのこ。↓。
5/15のバラは肌色みたい。↓。
肌色→人間っぽい→ロボ→日常の「東雲なの」と思い付きました。
そこで、フィギュア・ケースから「東雲なの」のフィギュアを出して、受付カウンターにオイル時計を重ねて座らせてみました。↓。
日常、つながりで阪本さん(黒猫)。阪本さんは捨て猫でした。その名前の由来は、はかせが拾った時のダンボールから。↓。
まぜこぜのお花シリーズ。3/12は、アネモネ。アネモネは、きりがない夢をみる、という意味があるそうです。↓。
まぜこぜ、1.↓。
まぜこぜ、2.↓。
まぜこぜ、3.↓。
まぜこぜ、4.↓。
次に紹介するのは、まぜこぜ、と言うよりアレンジですね。Wさんが育てたお花達です。
この記事を書いている日にもらったので、まるで、千里眼、この企画を見通してたようで、ナイス・タイミングですね。↓。
まぜこぜ、5.↓。
お花を色で区分けしてたら、時間軸までが、まぜこぜになってしまいました。
そう言う訳で、お花のついた帽子に、「不思議の国のアリス」の時計のバッジをつけてみました。↓。
「アリス」の作者ルイス・キャロルの作品で「シルヴィーとブルーノ」というのがあります。「ブルーノ」は「ブルーの」みたいですね。
この帽子も、「ブルーの」お花が目立ちますね。ブルーと言えば、プンプンですね。診察室の書棚に座らせました。↓。
ブルーのバッジは、セーラー・マーキュリーの決め台詞、「水でも、かぶって反省しなさい!」、洗面所の入り口に貼りました。↓。
洗面所の扉には、「Hanako」の表紙を飾ったしずかちゃんと、ベルハ―2ndワンマンのチラシ。↓。
話しを「ブルー」に戻します。このブルーのお花は、6月最初のパソコン側のお花です。↓。
さて、ここからは、カーネーション・シリーズです。4/10.↓。
母の日の頃。↓。
紅白ハーフ。↓。
このアレンジは、富田さんの仕事、曰く、「フラワーブーケっぽくしました」。僕には、スィーツに見えるよ。花より団子。↓。
この勢いに乗って、紅白・花合戦にします。
先攻は、赤組。
赤、1.↓。
赤、2.↓。
赤、3.↓。
赤と言えば、コカコーラですね。コークと呼ぼうコカコーラ。誰も、呼びませんでしたね、コーク、って。
下は、SYさんの沖縄土産、沖縄限定デザインのコカコーラ。これも、赤組。↓。
赤、4.↓。
赤、5.↓。
赤いスイートピー、6/4.↓。
深紅のバラは、2/28.↓。
続いて、白組です。白、1.↓。
白、2.↓。
白組応援団です。白と言えば、お砂糖ですね。これは色んな表情のお砂糖。ナボコフの「ロリータ」をバックに。↓。
ビートルズの「LET IT BE」とサリンジャーの「ライ麦」の間にも立たせてみました。どっちのセンスが悪趣味ですか?。↓。
これは、「クロワッサン鯛焼」のお返しに、もらった京都(?)のお土産。夢野久作全集をバックに。↓。
これらは、可愛いので食べないで飾っておこうと思ったら、「食べて下さい」と、くれた人が言った。
そうか~、よく、形に残らない物をプレゼントに選ぶ、と聞くからなぁ。食べるのが礼儀か。
僕はいつも「無糖紅茶」を飲んでるので、それに入れようかな。放課後ティータイムとかけて、「けいおん」と「午後の紅茶」。↓。
以上で、紅白・花合戦、おしまい。
プレゼントと言えば、S.さんからもらったポールの幻のライブの記念グッズ、タオル。
当日、僕は会場に行く前に中止を知ったから、会場に行ってないので、これ、欲しかったんです。↓。
ポール、つながり、喫煙所に、ポールのコンサート中止を記念(?)して、昨年のドーム・コンサートのポスターを貼りました。↓。
喫煙所は、すっかり夏模様にしました。途端に梅雨だけど(苦笑)。まずは、アラン・ドロン、「太陽がいっぱい」。↓。
「天国にいちばん近い島」、原田知世です。↓。
「けいおん」のメンバーもビーチで。まだ、あずにゃんが加入する前の4人ですね。↓。
アニメと夏シリーズ、「エヴァ」のミサトさんのビールのCM風ポスターと、「日常」の麻衣ペース告知ポスター。
よく見ると、水上麻衣ちゃんが木陰でアイスを食べてます↓。
そんな喫煙所には、たむろした皆で考える用の新作「なぞなぞ」を後藤さんが作ってくれました。協力して解いてみて下さい。↓。
「なぞなぞ」は長く使えるように、すぐ答えが解らないように、ヒントも3段階くらいで用意してるみたいです。
「ヒントをもらったら、つまらない」と思っているそこのあなた。
心配ご無用。第2ヒントまでは、正解に直結しない、みたいです。だから、安心して聞いて下さい。
以上、受付の仕事、「植物係」と「なぞなぞ画用紙」の紹介記事でした。いかがでしたか?
これで、少し、受付を身近に感じてくれれば成功です。
カワクリにお越しの際は、是非、チャレンジしてみて下さいね~。新作「なぞなぞ」は合計4つです。
BGM. 大瀧詠一「FUN×4 」
夏の扉
3/Ⅵ.(火) 2014 晴れ
太陽、燦々。ご苦労、Sun Sun.、お疲れサマー。「夏い暑」ですね、あっ、さかさまだ、「暑い夏」ですね。
と、この時期、お決まりのフレーズで始めてみました。本当は、これから梅雨が待ってるのでしょうが~。
しかし、気分は、夏ですね。太陽の赤を基調に、ネイルも夏模様にしました。
今回も、「LOVE&Peace」なのですが、皆さんから見える向きに字を書きました。
左手の人差し指から小指に「LOVE」。↓。
親指には、白いストーン(←訂正、パールですって)でハートマークを。↓。
右手は、小指から人差し指で「Peac」。↓。
親指の「e」で「Peace」が完成です。↓。
スウェーデンの友人が天気が良い日のストックホルムの絶景を送ってくれました。
綺麗な街なので、皆さんにも紹介しますね。「さすが北欧のヴェネチアです」、です。↓。
しかし、スウェーデンの友人といい、こないだロンドンから帰国した庄司君といい、今夏から何年か英国に行くという知人もいて、
皆、よく異国の地で暮らせるなぁ。言葉の壁、大丈夫なのかな。
僕の語学力はひどくて、それを良くあらわしたTシャツがあるので、紹介しますね。カメラマン、徳田さん。↓。
僕が、英語が苦手なのは、学校の先生の言い付けを守らなかったからで、それについては、またあらためて記事にします。
タイトルは、「語学」とかけて「語が苦」なんて、どうかしら?大学受験、共通1次の思い出です。
(これ以上、予告ブログ、を増やして、どうする?)
BGM. ソフトクリーム「 ごめんあそばせ ガンバリ娘」
アイデンティティー
24/Ⅴ.(土) 2014 晴れ
僕は仕事のアイデンティティーに悩むと、手塚治虫の「火の鳥」の「鳳凰編」を読む。
これは、遣唐使とか大仏を建てる頃の時代が舞台で、茜丸と我王、という2人の対照的な彫刻師を中心に物語が展開する。
どっちが善人で、どっちが悪人か?そもそも、善とは?悪とは?
火の鳥が下す審判は、非情だ。トータルの「行い」をポイント制にしてたら、逆の結果になっていたろうに。
僕は自分と、我王を重ね合わせてみる。
我王は、「おれにどうしろっていうんだ。おれにはなんにもできねぇ!なんにも!」「おれが礼をいわれた…このおれが…」
「このおれが!?」と戸惑うシーンに共感する。
一方、最後の最後にみせる茜丸の豹変は、いかにも人間らしい。人間とは、こんなものだと思う。茜丸は責められない。
だから、僕は茜丸を反面教師にする。自分の中にも存在する茜丸に気をつけている。気を配っている。
それが、「火の鳥」の「鳳凰編」を読む最大の理由だ。間違った道に進まないようにするための、原点回帰。
クリニックのフィギュア・ケースの脇の移動式の白いラックに、「火の鳥」は全巻あります。良かったら読んでみて下さい。↓。
昨日、「顧問」から、「最近、更新が多いので大丈夫か心配」というメールをもらった。
もしも、同様に心配をかけた人が他にもいたら、すみません。大丈夫ですよ。
昨日はあんな記事を書きましたが、今日、受付の3人から、「なぞなぞ」のポスター第2弾を渡されましたし。
前回は、出題やレイアウトに口出ししましたが、今回は僕はノー・タッチです。受付の3人が自分のアイデアだけで作りました。
良い出来栄えですよ!。新作、「なぞなぞ」ポスター、お楽しみに!↓。
この日&月の休みで、新宿の世界堂でラミネートをしてきます。
早ければ、週明けにも、待合室に貼り出します!
受付が一生懸命に作りました。
すぐ答えを教えるとつまんないので、ヒントも3段階くらい用意するはずです。長~く、使えるようにね。
この「なぞなぞ」ポスターは、折角カワクリに来たのだから、1人でも多くの生身の人とおしゃべりした方が良いという発想から、
コミュニケーションの媒介のツールとして、取り入れたものです。
なので、皆さんも、カワクリにお越しの際は、「なぞなぞ」をきっかけに、受付と雑談でもしてから帰って下さいね。
それが、カワクリのアイデンティティー。
BGM. イルカ「Follow Me」
ユートピア
23/Ⅴ.(金) 2014 晴れ、昨日との寒暖差がつらい
もうすぐクリニックの夏休みの日程を発表しないといけない時期。
僕個人の意見では、GWがそうであったように、休みが入ると、外来の規則性が乱れるので、休みなどいらないのだ。
しかし、スタッフのことを考えると、そうもいかない。
3/11の直後や大雪の日、よそのクリニックに行けず、困ってた人が来院されたことがある。
うちは、夏休みも9月にとったりするから、夏季休暇でかかりつけが休みで、薬がなくて困った人がみえることもあった。
特に、SSRIなどの薬は、急に中断してはいけないから、たまたま、うちが開いてて良かった。
だから僕は、医療機関は同じ時期に休んではいけない、と思い、わざと夏休みを9月にとったりしていた。
別に、誰に頼まれた訳でもなく、感謝もされないが、勝手にそうしていた。自己満足だが。
綺麗ごとを言うようで嫌なのだが、日本には「赤ひげ幻想」のようなものがあり、「医は仁術だ」と教えられてきた。
「医師」は職業であるが、その根底に「奉仕の精神」を医者は皆、持っていると思う。
しかし、現実は厳しい(らしい)。
特に、今回の診療報酬の引き下げは、医師の働くスタイルも変えそうな勢いだ。悪い意味でね。
総合病院では不採算部門の「小児科」が閉鎖になったとか聞いたことがあるし、行き場がなくなった患者さんも困るだろう。
精神科の病院やクリニックを経営している人たちも、生き残り作戦を考えている。
僕はあまりそういうことは大袈裟に考えてなくて、なんとかなる、と根拠のない自信がある。
診療報酬の引き下げへの経営的な対処策は、たくさん患者をみることくらいしかないらしい。
しかし、そんな粗製乱造のような診療をしていると、治療の質が下がり、患者から不満が出るだろう。
そうすれば、自然にうちに患者が流れてくる、と僕は本気で思っていて、呑気なもので、いい気なものだ。生意気なものだ。
うちの患者が増えたら、それはただ僕が朝早くから始めるとか、昼休みをなしにするとか、夜遅くまで働けば済むことだ。
こないだF.と話してたら、僕らの医局の先輩で開業医の多くは、50代で死んでいるから、注意しようと言われた。
でも、僕は、好きでやっているので、大丈夫だと思う。
とは言っても、仕事は1人では出来ないので、治療理念を理解して、サポートしてくれるスタッフが必要だ。
僕がスタッフの採用面接で重視したのは、うちのクリニックが目指してるものに共感・同調してくれるか、のみだった。
経験不問、資格も学歴も参考にしなかった。ただ、その1点のみ。
そうして、選んだスタッフが、今のカワクリ・スタッフです。
しかし、一般論だが、人って変わるものだ。初心はそうでも、実際、働いてみたら、心変わりする人がいても、おかしくない。
昼休みはクリニックを閉じて欲しい、とか、日付が変わるまで残業したくない、とか。
夏休みは、友達と旅行に行けるような日程の夏休み期間が欲しいと思うかもしれない。
僕はそういう考えは、「正常」だと思う。
でも、世間の常識はカワクリの非常識、カワクリの常識は世間の非常識だ。
もしも、スタッフが心変わりしたら、とその時のその人の人生も考えている。
ある程度、うちで経験を積んだら、大きな組織や、普通のクリニックに転職したら良いと思う。
「有給」をあげるから、その時間で採用面接とか受けて来て、働き口が決まってから、うちを辞めるので良い。
今のところ、そんな人はいなさそうだが。
この先、もしそんな変化に気が付いたら、本人に直接、言おうと思う。お互いのためだ。
ストレートにそんなことを言うのは日本的ではないが、それが親切だし、良心的だし、両親的だし、親身だと、最近思ってる。
僕がクリニックでやろうとしてることを心から賛同して仕事をするような人間は、普通に考えて、「珍しい」。
僕はそんな人と一緒に、一蓮托生、カワクリを作って行こうと考えていて、それが僕のユートピア。
立川談志が晩年、「志らく、がいてくれて助かった」と言っていた。
あの立川談志のような超カリスマでも、談志に憧れて弟子になったものでも、談志の「落語との格闘」を理解しようとしなかった。
だから、志らくは、兄弟子に対してでも怒っていた。
談志の弟子なのに、師匠の本も読まない、「イリュージョン」を判ろうとしない、と。
本気で怒っていた。
志らくは談志のDNAを継承する落語家だと言われている。そして談志が死んだ後、立川流の中で、志らくは浮いてみえる。
談志が言うのはもっともで、そりゃ志らく、みたいのが1人いたら助かるよなぁ。
あ~あ、なんだか遠い話だ、ユートピア。今年の夏休みは、お盆にするかぁ。
BGM. RCサクセション 「金もうけのために生れたんじゃないぜ」
先に生まれたからってなにがえらいんですか?
22/Ⅴ.(木) 2014 午前中、雷雨。
今日の午前は大雷鳴とどしゃぶりの雨音と、空がピカピカ光ってるのが、診察室の中にいても判った。
去年のゲリラ豪雨での雨漏りの悪夢が脳裏をよぎる。
(2013年7/29「嵐を呼ぶバースディ、漂流クリニック」を良かったら参照して下さい)
雨漏りの対処はバッチリしたから、今年は大丈夫だと思うが、念のため、受付と緊急対応の確認はしておいた。
今朝、僕が家を出る時は雨など降ってなく、昨日、紹介したレイングッズは装備して来なかった。
もう雨はやんでいるから、いいのだけれど。
昨日、遅くなったから、家までタクシーに乗ったら良く喋る運転手で、「お客さんは躍りの先生ですか?」と話しかけられた。
「立派な番傘を持っていらっしゃるから」ってミラー越しに。しかし、踊りのセンセー、って言われたのは生まれて始めてだ。
マンガのセンセー、と言われたことはある。
昔、「思春期&青年期」を専門に診る病院に勤めてた頃、「マンガ同好会」を作った。
その病院は、学校みたいに毎日、授業のように、何かのプログラムがあり、患者はそれに参加するのが日課だった。
しかし、そういうのが嫌いな子もいて、そういう子を集めて、趣味の集いの場を作ったのがきっかけだ。
まだ、オタク、という言葉が今ほど市民権を持っておらず、変質者扱いで、今よりも皆、こっそりマンガやアニメを観てた時代だ。
その同好会は、5~6人のメンバーで、非公式のプログラムで、大人は僕だけだった。
それぞれが持ち寄った音楽を聞いたり、マンガを回し読みしたり、リレーマンガをして遊んでいた。
「同好会」の名前は、「メソ部」になった。今も、その時のポスターがカワクリのトイレの脇に貼ってあります。↓。
僕がアニメを観るようになったのは、この会がきっかけだ。
しかし、次第に、僕は、そこで、そのメンバー達の潜在能力の高さに気付かされた。すごいよ、オタク、は。
最終的に、メンバーは、それぞれ、ラミカや同人誌を作り、コミケにエントリーして、出店した。僕は引率をした。
コミケのスペースは、小学校で使うような2人掛けの机にイスが2つ。イスを1つ追加するのに、追加料金が必要だった。
いざ、出店したは良いが、皆、コミケ会場を見たいので、「センセー、店番、よろしく!」と言って、皆、居なくなってしまった。
僕はポツンと売れない商品の山の前に座り、時折、メンバーが帰って来ては、
「センセー、もう少し、お願いね」と言って嬉々として走り去って行く後姿を見送っていた。
会場では、レンタルでコスプレも出来て、そんなことをして楽しんでいるようだった。
すると、隣のブースの少女から話しかけられ、
「皆がセンセーって呼んでますが、マンガのセンセーですか?」と聞かれた。
まさか、病院から来てるとも言えず、僕は少女に「マンガのセンセー」と誤解されたまま、
一目置かれてしまった思い出がある。
マンガのセンセー、で思い出したのだが、平口広美の「お札の先生」というマンガが僕の書庫にあります。
平口広美は、80年代前半、蛭子さんや丸尾末広らと同時期に「ガロ」にマンガを描いていた。
下が、「お札の先生」。↓。
平口広美のマンガはエロとヴァイオレンスです。
けいせい出版から発売された「白熱」というのがすごいです。
でも、わざわざ、探してまで読まなくていいと思います。
そういうのが好きな人だけ、どうぞ。
中野ブロードウェイの「4階」の「まんだらけ」にありそう。
さて、今日は先生をテーマにお送りしてきましたが、僕はこれから、恩師のA先生に、「5/18」学会の報告の手紙を書きます。
A先生への手紙を先に書くから、「予告ブログ」ちょっと待っててね。
手紙の書き出しは、この記事のタイトルと同じにしようかな。
BGM. 榊原郁恵「私の先生」
ある雨の日の情景
21/Ⅴ.(水) 2014 雨、寒い
雨の日は気分が乗らないですね。
アントニオ猪木は、小学校の頃、雨だと学校を休んだ、と何かで言っていました。ハメハメハ大王の歌みたいですね。
しかし、僕は、雨を理由に仕事を休む訳にもゆきません。
なので、少しでも、気分が上がるように、レイングッズを充実させ、雨でも楽しい気分に変えるように工夫しています。
下は、もう長く使ってる番傘です。常に予備も含め、2本持っています。浅草の決まった店で買います。↓。
レインシューズは、最近、買いました。POPでしょう?これは、レディースですが、僕の足にはピッタリです。↓。
ついでに、クリニックの室内履きも一足早く、夏模様にしました。金魚柄。↓。
しかし、こう寒暖差が激しいと自律神経も免疫力も体力もバテてしまいますね。
そこで、皆さんには、目でみる、スタミナ・グルメ・写メ特集で、元気になってもらおう、という企画にしました。
これまでに、撮り溜めたグルメ・リポート用の写真を一挙、公開です。
まずは、スタミナがつくように、新宿モンスナックの「スタミナカレー」。モンスナックには蛭子さんのサインが飾ってあります。↓。
次いで、モンスナックの「コーンサラダ」(無料、ただし言わないと出てこない)。「根気」強くやれるように、「コーン」ね。↓。
大岡山北口商店街の老舗の蕎麦屋「さか本」から、「かつ丼」。「勝つ」ように「活が入る」ように。↓。
ダイエット中の人は、カツ丼を我慢して、「カレー丼」にして、一緒に「華麗」になりましょう。↓。
同じく、「さか本」から、「もりもり」と頑張れるように、「もりそば」。↓。
スタミナと言えば、ウナギですね。これは食べ物じゃないけど、「ウナギイヌ」の、こけし、です。出典は、「天才バカボン」です。↓。
もうじき梅雨になりますね。「みんな元気になぁれ」の「幸せの黄色いてるぼう」を。↓。
最後に、スウェーデンの友人が送ってくれたスウェーデンの桜。きれいですね。↓。
勿論、「雨の日が大好き!」という少数派の意見も尊重しますが。
BGM. 大瀧詠一「雨のウェンズデイ」
「5/18問題」後日談~恩返し
19/Ⅴ.(月) 2014 晴れ
「5/18問題」も無事、終了。
学会用に作って貰った、コサージュをクリニックのあちこちに飾る。
全部で3つあり、1つは、フィギュア棚の上の天井のゲンガーの横に並べる。↓。
もう1つは、「ロックンロール・サーカス」の額装の隣りに。どちらも、受付の富田さんの案。裏に紐を通して、画鋲で留める。↓。
5/18学会は、たくさんの方に応援していただきました。ブログにコメントくれた人も、心の中で念じてくれた人もありがとう。
今日は、学会当日の衣装を着て、(中のTシャツだけは変えて)、服をコーディしてくれた「ヒス」の女店員にお礼に行く。↓。
その前にヴィレヴァンで、「おやすみプンプン」の全13巻BOXセットをプレゼント用にラッピングして貰い、購入。
そのコーナーに、「愛子ちゃん、の絵柄のポーチ型財布」があったので、自分用に購入。
その財布は、この記事のラストに紹介しますね。
そもそも、なんで、「プンプン」なのかと言えば、僕の学会用の服のコーディネートにさかのぼる。
僕は新宿ルミネエストの「ヒス」に信頼する店員がいたから彼を当てにしていた。
ところが、彼が退職してると聞かされ、「しょこたんのスキャンダル」や、「財布の紛失」などに引き続き、ショックに襲われる。
結局、それを聞かされた女店員に急遽、事情を説明し、ああでもない、こうでもない、と一緒に服を選んで貰うことになる。
その時に僕が着ていた服が、「愛子ちゃん」Tシャツだったのだ。
服が決まり、2人とも、ホッとした時、その女店員が、「そのTシャツ、可愛い」と言った。それが、これ。↓。
僕は、その女店員に、<「おやすみプンプン」だよ>、と教えても、彼女は、「アニメ?」とまるで判ってない。
僕は、<違うよ、マンガ>、と答えると、彼女は「あ~、マンガ」と簡単に納得するから、<精神が崩壊するマンガ>と説明した。
彼女は、ちょっと、吹いて、「みたい」と言った。
ひょっとしたら、彼女はその場の接客のノリだけで、そう言ったのかもしれない。
しかし、そんなことは、知ったことではない。「みたい」と言ったのだ。みてもらおう。
という流れでの、恩返し、プレゼント。
僕が来店すると彼女は店の奥にいて、別の店員さんが僕を見かけると、「ちょっと待って下さい」と言い、呼びに行ってくれた。
間もなく、彼女は奥から出てきて、「学会、どうでした?」と言って、僕の服を上から下まで満足気に目玉だけ動かしてみた。
僕は、<お陰でうまく行ったよ。これお礼。プレゼント。「おやすみプンプン」全巻BOXセット>と言って差し出した。
すると、彼女は、「おやすみプンプン」のことを覚ていたらしく、「えぇ~」と声をあげ、両手で正三角形を作り、鼻と口を囲むように自分の顔に押し付けた。
僕はそれをみて、本当に女子はこんなポーズをするんだな、マンガの登場人物みたいだな、と思った。
その後、折角、新宿に行ったから、「クロワッサン鯛焼」のリンゴ・カスタード味が期間限定で出てると聞いたから、並びに行く。
しかし、もう売り切れだった。お店の人に聞いたら、平日でも、お昼くらいに売り切れてしまうらしい。
残念だが、リンゴ・カスタード味はまたの機会だ。今日は普通のを買って、Dr.ストレッチに差し入れに行く。
Dr.ストレッチの僕のトレーナーさんは、「5/18問題」を体調管理の面から協力してくれていた。
彼女のすごいのは、僕のブログを読んでくれていて、今、僕がどの位、大変かを知ってくれている。
時をともに過ごしてくれているようなケアは、僕らの仕事ともどこか重なり、共通するサポートだなと思った。
そういう訳で、僕のブログには時々、Dr.ストレッチ、の名前が出るから、興味を持つ方もいるようで。
でも、中には、「センセーの、プライベートな時間を邪魔してはいけない」と遠慮してくれてる人もいます。
そんなことは、全然、気にしなくて良いですよ。
適度な運動療法は心身のバランスを整えるのにも良いですから。
自由が丘、学芸大、中目黒、渋谷が姉妹店だそうで。ちなみに中野ブロードウェイの地下にもありました。阿佐ヶ谷にもあった。
と言う訳で、いつか時間があったら、リンゴ・カスタード味を差し入れしますね。
そうなると、後は、恩師のA先生に、学会報告の手紙を書かなきゃだ。
「回りを意識せず、自分の思ったことを、先生らしく、自由に喋ってくれば良い」とアドヴァイスしてくれたのは、A先生だ。
だから、あの発表の責任の半分は、A先生にある。(誰に対して、言い訳してるんだ?)
さて、そんな所で、「5/18問題」はおしまいだ。さぁ、次は、「68問題」だ。宣言してから、体重、まだ5kgしか落ちてないけど。
GWの「しょこたんスキャンダル」でのヤケ酒でのリバウンドが響いてる。
そして、もう1つの懸案は、去年からの持ち越しの「予告ブログ」だ。
Sinさんが、時々、「待ってます」とコメントをくれる。覚えてくれてる人がいるのは、ありがたいことだ。
忘れないでいてくれる人がいることは、ありがたいものだ。
いよいよ、ラストです、皆さん、覚えてました?、「愛子ちゃん、の絵柄のポーチ型財布」自分用の紹介です。
楳図かずおの「洗礼」財布が、ボロくなったら、使おう。↓。
実録「5/18問題」~驚愕の結末??
18/Ⅴ.(日) 2014 晴れ
お陰様で、学会、終わりました。
本番は朝9時からだが、シンポジストは朝8時半に集合だ。これは、絶対、寝坊すると思ったので、徹夜して行くことにした。
いざ徹夜すると決めると、時間がいっぱいあったので、演目を8題、作った。
朝、6時にクリニックから自宅に帰り、シャワーを浴びて、学会用の衣装に着替える。
新宿ルミネ・エストの「ヒス」で、新しく僕の担当になった女店員さんに考えてもらったコーディネートだ。
自宅の浴室の鏡に映して撮影してみた。
紺と赤のストライプのセットアップのスーツに、ネイビーのTシャツの柄は、写真では判りにくいが、若い頃のミック・ジャガー。
靴下もストーンズの柄にした。鞄は、赤。↓。
靴は、中のTシャツと合わせて、水色。キラキラしたものが、散りばめてある。↓。
会場には僕が1番乗りだった。
どこが受付かも判らないから、直接、会場の前で待った。
しばらくすると、司会の先生とシンポジストの先生2人が現われた。皆、友好的な人で良かった。
1人の先生は、以前に何かの研修会で一緒になったことがあるらしい。そう言われると、思い出した。
僕は、初めて人と会う時は、一応、臨戦態勢で行く。でも、その必要はなさそうだったので、すぐ解除した。
発表の順番は、「年の順」にした。僕は、2番目。
僕はそこで3人が首から名札をしてるのに、気付き、僕より若い先生に、<それ、どこで貰ったの?>と聞いた。
すると、その若い先生は、「あれ?送られて来ませんでした?」。<いや>。
「ひょっとして申し込みしましたか?」と若い先生。<申し込みって何?>と俺。
「学会に登録しました?」。<知らない>。
「学会参加費は?」。<まずい?>。
ちょっと間があって、若い先生は「ま、いいでしょ」と苦笑。俺もつられて、<ま、いいや>と笑った。
司会の先生が、シンポジウムの趣旨を話、僕ら3人を紹介し、スタート。ちなみに、2人の先生は、PTTを使ってた。
僕は本番では、原稿を読まない。アドリブで喋る。一応、前もって、原稿を作って、それを頭に叩き込みはする。
でも、本番中にはそれを見ない。その場で頭に浮かんで来た事を話す。その方が活きた言葉になる。
だから、話が脱線したり、飛んだりするが、原稿にはない、その場で思いついたことも話すので、僕の発表は臨場感がある。
そして、僕は思ったのだが、もし急な停電が起きたとしても、発表のクオリティーに変化が出ないのは僕だけだ。
当日は、会場に僕と同期のM.も応援に駆けつけてくれていた。
僕は、発表の途中でM.に患者さんを紹介したことを思い出し、<今度、患者、行くから、よろしく>って声をかけた。
それには、司会者から、後で、「前代未聞ですね。発表中に、患者さんを紹介するなんて」と驚かれた。
でも、そんな感じなんだよ、俺の学会発表って。
特に、この日は徹夜だったから、少しナチュラル・ハイな状態だったし。
8題用意した演目も、結局、3つしか発表する時間がなかったし。
僕の発表が終ると、意外に思うかもしれないが、司会者の先生は、絶賛してくれた。
「感激しました。何と表現したら良いのか判りませんが、普通の精神科医じゃないです。その髪、その服、そのマニキュア」と。
一方で、フロアーの聴衆の反応は、一言で描写すると、「キョトン」とか「ぽかん」とか。絵文字にすると、「(・_・)」でした。
だけど、前にブログのコメントで、トモトモさんが言ってたように、「終わったら、終わり。」だ。
そう思ってると、前の病院で一緒に仕事をしてた心理士の「ブッチ」は、丁度、同じ時間に自分の発表があったのだが、それを終えると、こっちまで聞きに来てくれた。律儀ですね。
ブッチは、「相変わらずの川原ワールドでしたね!でも、皆がどう受け止めたかが少し心配ですね」と言った。
そんなブッチは、学会のパンフレットを見たら、2つも発表をしてる!
<普段の臨床と学会では使う脳が違うから、俺は、切り換えるのにすごく時間がかかったぞ。お前、大丈夫か?>と聞くと、
彼は爽やかに笑って、「心理テストと発表は似た脳の使い方なんですよ。でも、昨日の(レクチャー)はキツかった」と言った。
彼は、昨日は、講座みたいなものをやっていたらしい。それから運営の仕事もやってるみたいだ。
僕らは廊下を歩きながら、臨床について、とか話をしていた。
途中で、ブッチが「ところで、センセー、どこに向かって歩いてますか?」と尋ねる。
俺は、<僕の前に道はない、僕の後ろに道は出来る、だ。ドウテーだよ。女とやった事のない奴じゃないよ。高村ね>と言うと、
ブッチは、軽くスルーして、「そうですか、じゃ、こっちから行きましょう。こっちが出口に近いから」と俺をUターンさせ、誘導した。
ブッチは、この後も何か仕事があるらしいが、俺はこの後、午後4時から、きゃりーぱみゅぱみゅのライブがある。
だから、ここでバイバイ。
ブッチは、思い出したように、「精神科専門医のポイントが付きますから、付けてって下さい」と運営サイドな配慮をしてくれた。
でも、俺は、<俺、そういうの関係ないから>って帰って来た。
やっと、開放~!
さて、まだ油断は出来ない。昨日は徹夜だから、ここで仮眠したらアウトだ。
そこで、俺は寿司屋に行き、きゃりーちゃんのライブの時間まで一杯やることにする。
店主が「良い天気ですね~」と言うので、<朝から、学会発表だったんだ>と言うと、「それはご苦労様」と労ってくれる。
刺身や焼き魚を食べながら冷酒を3~4本、呑んだまでは覚えてる。
俺は、そのまま、店のカウンターで、居眠りをしてしまった。
ハッと、目を覚ましたら、時計の針は、午後4時を回っていた。きゃりーちゃんのライブの開演時間だ。
起こせよ、寿司屋!
こうして、僕は、きゃりーちゃんのライブを、まさかの寿司屋で寝坊を理由に欠席。
翌日の、ポール・マッカートニーも結局、ポールの病気でコンサート中止。
ポールは6月に来日したい意向だそうだ。「6/8」だけは避けて欲しい。ベルハーのセカンド・ワンマンだから。
ちなみに、「5/18」はベルハーのエース「TIRA」の誕生日だ。↓。
色々と大騒ぎした「5/18問題」だったが、こんな感じで収束した。なんだか、<僕らしいなぁ>と思う結末になった。
応援して下さった皆様、ありがとう!感謝、フォー・ユー!
BGM. RCサクセション「すべてはALRIGHT(YA BABY)」
ポールも味方?~5/18問題、急展開!
17/Ⅴ.(土) 2014 晴れ
今日の診療は早目に終え、「5/18問題」の学会前日なのに、ポール・マッカートニーのライブを観に、国立競技場に向かう。
その途中、チケットをとってくれた、F.から、「コンサート中止」のメールが届く。
月曜に振り替えだって。
今日はポールのコンサートの後にクリニックにUターンして学会準備の予定のつもりで、徹夜覚悟だった。
なんか、悪いね、ポール、気を使ってくれたみたいで、サンキュー!
もう1つの「5/18問題」も、明日(5/18)はきゃりー、ポールは月曜(5/19)で同時に解決。月曜はクリニック休みだからね。
振り替えの国立行けるし。
そう言えば、年始にみた細木数子の占いでは、今年、僕はツイてるらしい。数子、当たったよ。ツイてきた。ノッて行くぞ!
BGM. 中山美穂「ツイてるねノッてるね」