心の取引

19/Ⅱ.(土)2011
ブログに東スポの記事をそのまま書くのは、卑怯な能なしのワイドショーみたいだから、なるべく自戒していたのだが、今日ばかりは解禁させてもらおう。
それというのも、ヒョードルの敗因は黒魔術だというのだ。
先日のストライクフォースでアントニオ・シウバに敗れたヒョードルのコーチが、ロシアのニュースサイトで「シウバ側による催眠術のせいで負けた」と主張したのが発端で、催眠術の権威(誰だ?)も「間違いない」と認めた上で、会場のどこかに術者がいた可能性を指摘した。
対するシウバサイドは否定するどころか、黒魔術の使用を認めたという。なんでも、大会前に呪術師を雇い、交差点でニワトリを殺し、その後、ヒョードルのビデオを見せたら「一匹では足りない」と次には黒ヤギも殺したそうだ。これは、ヒョードルの脳を乱す強力な作用があるらしく、ロシア側も本格的に調査に乗り出すそうだ。
まぁ、ニワトリだけでは足りず黒ヤギも生贄にしなければならないほど、ヒョードルは強者だったという証明でもある。
この記事のおかげで僕は認めがたいヒョードルの敗戦(引退)も、黒魔術なら仕方ない、と受け容れる心の取引につながった。
東スポよ、今夜もありがとう。これからも、とりつづけるよ。
BGM. 原田知世「魔法をかけて」


替え歌

18/Ⅱ.(金)2011 はれ、風
今日の風は、強風。春一番というのかしら?
六文銭の及川恒平の「面影橋から」という歌に♪春はどこから来るかしら?風に吹かれてくるかしら?♪という一節があるのだが、よしだたくろうはこの曲を『よしだたくろう・オン・ステージ!!ともだち』というレコードでカバーしてるのだが、ここのところの歌詞を、♪春はどこから来るかしら?春はあれきりこないもの~♪と替えて歌っていた。僕はそっちの方がセンチメンタルでいいなと思う。
BGM. 岸本加世子「北風よ」


寝釈迦のポーズ。

16/Ⅱ.(水)2011 はれ
かねてより探していた「寝釈迦」を、先日、RAMちゃんが見つけてきてくれた。
早速、購入して貰った。それがコレ。↓。

受付のテーブルは、このポーズのものを全員集合させている。
たとえば、このカエルはバリ島の土産物だ。↓。

この小さいカエルは、と言っても拡大してるから大きさはわからないかぁ、Mさんにもらったもの。↓。

「かんなぎ」のナギ様は、このポーズでテレビをみる。↓。

しょこたんだけ、逆向き。↓。

僕がこのポーズを気に入ってるのは、
「悟り」や「反抗」や「満足」や「怠惰」や「挑発」や「お色気」を同時に発信する記号だから。
最後に、集合写真。↓。

そんなこんなです。
BGM. 小坂忠「しらけちまうぜ」


サボテンとか算数とか。

15/Ⅱ.(火)2011 はれ
お茶のおまけについているという「けいおん」のストラップをもらった。サボテンの鉢に飾って撮影してみる。↓。

今日のクリニックはすいてたので、「算数クイズ」のポスターを2枚作る。入り口に貼りました。正解者には、スタッフが「ホメてくれます」。
全然、関係ない話だが(と言う時は、結構、関係あることが多いのだが)、昔、メキシコに「数学仮面」エル・マティマティコという覆面レスラーがいた。全身タイツに、数字がたくさん書いてあった。マティマティコは、メキシコ語で数学を意味するみたいだ。だから、どうした?などと言わないで。
BGM. 橋幸夫「恋のメキシカン・ロック」


「去る時が来たのかもしれない」、by東スポ。

14/Ⅱ.(月)2011 雪
昨日のヒョードル敗戦のショックを引きづり、寝込む。雪の中、配達された東スポに「電撃引退ヒョードル」の文字。
しかし、なんで一々、格闘技のことで落ち込むのか自分でも不思議である。親が死んだ時だって、こんなじゃなかったぞ。我ながら、あきれる。
夜、何とか起きて、南波先生のところへ行き、手当てをうける。帰り道のレストランの扉にみた貼紙は、「エゾシカ入荷しました」。

毎年、今時分にみる、季語のように。
BGM. 吉田拓郎「外は白い雪の夜」


ヒョードル、引退!?

13/Ⅱ.(日)2011 雪
ヒョードルが負けた…。
お昼からスカパーの生中継でストライク・フォースのヘビー級のワールドGPのトーナメントをみた。
そこでヒョードルが、アントニオ・シウバに2R終了TKO負け。昨年6月のヴェウドゥム戦に続いて悪夢の連敗。
敗戦直後のリング上でインタビュアーの「まさか、あなたをケージの中でみるのは最後になったりしないか?」という誘導尋問的質問に、ヒョードルは「もしかしたらそうかもしれない。または戻ってくるかもしれない。それは神様しか決められない」と答えた。いくらヒョードルとは言え、試合直後で興奮覚めやらぬ状況下だ、これくらいのことは言うだろう。イコール引退でもないだろう。
しかし、午後は、ショックで寝込む。
BGM. 南こうせつとかぐや姫「雪が降る日に」


新年会!?

12/Ⅱ.(土)2011
遅ればせながら、新年会。クリニック・メンバーで、酒呑むのは自分だけですから。←、と高倉健調に言ってみた。
帰りに残った「たたみいわし」が勿体ないので、持ち帰って呑み直そうと素手で掴んだら、徳田さんがサッとティッシュをくれた。そのティッシュが柔かくって、まるで天使の羽で出来てるんじゃないか?と思ったくらい、フワッとしていた。
BGM. 桜高軽音部「翼をください」


誰もいない海

10/Ⅱ.(木)2011 はれ
待合室にも置いてある、ひらいたページにあなたの未来の答えがある!、という本をめくってみたら、「些細なことにとらわれてはいけません。海のように広い心をもって他人に接しましょう」と出た。海かぁ…。
下のパネルは、5周年祝いに~、とNさんが自身で撮った水中からの写真だ。↓。

うちの父もカメラが趣味で、茅ヶ崎の海を撮るのが好きだった。面白半分でよく付いて行ったもので、夏は海水浴客で賑わうが、秋~冬のひっそり閑とした海の方が僕の好みだった。波打ち際を走って遊んでるところを、父が撮った写真も残っていた。
父は短歌も作っていて、一時期、寺山修司と一緒にやってたとか、やってないとか。どっちだ?。
父は何冊か歌集も出していて、その1つを「海光る町」というタイトルにする程、茅ヶ崎の海を好いていた。
近頃の僕はもう、ほとんど茅ヶ崎には行かなくなった。
BGM. はしだのりひことシューベルツ「海はきらいさ」


雪のち晴れ。

9/Ⅱ.(水)2011 でも寒い
お昼に、徳田さんと駅向こうのお蕎麦屋さんに行く。お互い別の種類のセット物をたのんだ。
「蕎麦がおいしいね」「蕎麦がおいしいですね」と言い合った。だって、蕎麦屋だものね。
今日は朝に雪が降ったけど、昼休みは快晴。「人生みたいだね」と僕が言うと、「春みたいですね」と徳田さんは言った。
BGM. ふきのとう「白い冬」


たつぞう

3/Ⅱ.(木)2011 森国さんとお昼はうなぎ
今さらながら、私の名前は「川原達二」と申します。仕事上、他の医療機関と手紙のやりとりをすることがあり、その際、自筆でサインをするのだが、僕の筆跡は「達」の「え」みたいな方の下の「~」の部分を異常に長く引き、その上に「二」を乗っけるから「達三」と錯覚する人がいる。↓。

だから、5%くらいの確率で返信が「川原達三先生」になっている。まぁ、名前なんて所詮記号に過ぎないからいいんだけどね。
昔、よく当たるという占いに連れて行ってもらったことがあり、紙に自分の生年月日と名前を書いて占ってもらうのだが、その紙を見た占い師は、「ふ~ん、あなた三男ね」だって。読み間違えてやんの。…こりゃ当たんないな、と直感した。
BGM. KIYOSIRO&2・3’S「お弁当箱」