うかいの私が憧れた女たち

いまだにあるらしいですね、クラスカースト。
ジャニーズとか、ディズニーとか、韓流あたりが上位でしょうか?
アニメもラブライブ以降、市民権を持ったような印象ですが、
でもまだまだアニメ、マンガ、特撮あたりが趣味の人は肩身の狭い想いをしてるのでしょう。
僕は自分の好きな物は好きだと堂々と胸を張れる世の中が早く来ればいいと思っています。
そう思って、クリニック開院当初(10年前)は、アニメやアイドルやプロレスのポスターなどを貼って、
<俺に続け!>と無言のメッセージを送っていました。
BABYMETALは今やメジャーですが、当時は「何ですかコレ?犯罪じゃないですか?」と言われたものです。
でんぱ組は、オタクや元ひきこもりの集まりでアイドルユニットを組み、そういう方面の人に勇気を与えています。
リーダーのリサが、素人の可愛い子ちゃんが何人か出てる番組にゲストで出てて、司会者に、
「この中で、でんぱ組に入れそうな子はいますか?」と聞かれると、
<でんぱ組、は顔で選んでませんから>
と、静に、キリっとした目で答えてて、シビレました。
その目力は、誰が何と言おうと譲れないものがある、という信念を持つものに共通したもので、シンパシーを感じました。
受付の鵜飼さんの採用面接をした時、僕は<でんぱ組のリサ、と似た目をしてるなぁ>と思って合格にしました。
そうしたら、やっぱりオタクでした。
そんな鵜飼さんに、スクールカーストの底辺で自己表現を出来ずにモヤモヤしている人達に対して、
自分の好きなキャラや作品を発信してもらうことにしました。
もしかしたら同じ趣味で盛り上がるかもしれないし、
「こういう偏愛の仕方は信用出来るから、私も(僕も)趣味の話をしてみよう」
とコミュニケーションが広がるかもしれないからです。
でも本当はBSでやってる「でんぱの神々」という番組で、「メンバーの愛した男たち」という企画がとても面白くて、
初恋から結婚相手まで自分の成長と合わせて歴代のアニメキャラを紹介していくもので、
一時期、ネットでは、タイトルだけ聞いて勘違いした人が、「でんぱ組、そこまで言っちゃうの??」とザワつきましたが、
あくまで二次元の話。
その第2弾の企画の、「メンバーが憧れた女たち」も、えいたそ、の回がとても面白くて、
ただ、それのマネしたかっただけなんです、本当は。
でも、きっと誰かのためになる。
行け!鵜飼!!
 
 
こんにちは、受付の鵜飼です。
先生考案の企画に飛び込ませていただきました。
自分の趣味を惜しげもなく披露するのは、嬉しくもあり恥ずかしくもあります。
それも今回は
「私が憧れた女たち」
ということで、ただ単に好きなアニメを紹介するのではなく
作品関係なくわたしの好きな“女”キャラを紹介するのですから
色々誤解を招く恐れがありまして。。
でも、誰かの為になるのであれば!と思い
今回ブログを書かせていただきました。
長くなるとおもいますが、お付き合いいただけると嬉しいです。
 
 
私の初恋は、忍たま乱太郎の土井先生でした。
その後すぐにドラゴンボールのピッコロ(ネイル)を好きになり
ピッコロと結婚をする予定でしたが
彼は口から卵を産むので女は必要ないと知り断念しました。
幼い私は、兄の影響で少年向けのアニメばかり観ていました。が、
当時流行っていたセーラームーンに影響され
女の子向けの作品を観るようになったのがはじまりです。
 
 
(※これから紹介するのは「キャラ」であり「アニメ」ではありません。
好きなキャラ=好きな作品のキャラ
ではありません。)
 
 
*秋月茗子*

ママレード・ボーイに出てくる主人公の親友です。
私は20歳くらいまでずっと髪が短くて、セーラームーンごっこの時もタキシード仮面役しかやったことがなかったくらいボーイッシュでした。
茶色のふんわりしたロングヘアーと、秘密の恋愛をしている大人びた茗子に
はじめての、何とも言えぬトキメキを感じたのです。
私はとうに彼女の年齢を越えていますが、茗子は永遠の“お姉さん”なのです。
 
*浅倉南*

タッチに出てくる主人公の幼馴染です。
言わずと知れた名ヒロインですね。
顔よし、スタイルよし、性格よし、頭がよくて、運動神経もよくて、家事も完璧。
作中では男女ともに人気のある設定ですが、実は現実で女子受けが非常に悪い。
天然のあざとさや、わざとらしくないぶりっこが実に清々しくないのでしょう。
私は逆に、私のなりたい女性像であり、絶対になれないであろう女性像である南ちゃんが大好きなのです。
「南ちゃんとラムちゃん、どっちが好き?」
という質問に対し、私の周りは圧倒的にラムちゃん派が多いです。
皆さんはどうですか?
 
*雛苺*

ローゼンメイデンの第6ドールです。
当時まだ学生でしたが、今振り返ってみると雛苺のおかげで所謂「ロリ」に目覚めてしまったのではないかと思います。
とっても子供っぽく(というか子供?)上二つとは真逆のキャラですね。
ローゼンメイデンには他にもたくさんのドールがいますが
公式の人気キャラランキングというものは存在しません。
雛苺が好き!という同志にはまだ出会っていないのですが、もしいましたら一言お声かけくださいね。
 
*ホロ*

狼と香辛料のヒロインです。
私はケモナーではないのですがホロを見てから獣耳キャラのイラストばかりを集めていました。
けものにハマったのはピカチュウ以来です。
ホロは見た目ももちろんですが、話し方が素敵なんです!
独特な方言というか、「わっち」や「ありんす」など花魁言葉に近い話し方をします。
それを私は「ホロ語」と呼んでいます。
可憐な見た目と言葉遣いに惑わされた人は私だけじゃないと思います。
 
*綾波レイ*

新世紀エヴァンゲリオンのメインヒロインの一人ですね。
綾波レイの魅力はなんといっても!!
なんといっても???
・・・なんでしょう?
彼女の魅力を語るのはとても難しく、しばらくパソコンとにらめっこしてしまいました。
なんというか、コトバにすると薄っぺらくなってしまうんですよね。
ですので、すみません。ここは保留にさせてください。
 
*朝比奈みくる*

涼宮ハルヒシリーズの女性キャラの一人です。
みくるちゃんは低身長に茶色のロングヘアー、そしてなんといってもボイン!
男性の目を奪う見た目と、舌足らずな喋り方。
抱きしめたくなっちゃいますね。
みくるちゃんに影響されて一万円のメイド服を購入したのはいい思い出です。
でも彼女のようにはなれませんでした。
私にはみくるちゃんが放つ、溢れ出る母性が足りなかったようです。
 
*イカ娘*

侵略!イカ娘の主人公ですね。
イカちゃんのコロコロ変わる表情を見てるだけで面白いです。
彼女は何事にも一生懸命で全力。
私はというと、努力ゼロの人生を歩んできました。
イカちゃんを見て頑張ることは素晴らしい!と思い
なにか習い事をはじめようと料理教室に一年間通いました。
包丁も持てなかった私です。
今でもイカちゃんのように口から墨を吐くことは出来ませんが、いかすみパスタは作れるようになりましたよ。
 
*ウルスラ*

魔女の宅急便に出てくる絵描きのお姉さんです。
小さい頃からこの映画が大好きで、VHSが擦り切れるくらいみたのですが(本当に擦り切れた)
キキとウルスラのシーンが好きで、特にお泊りのシーンは印象的ですよね。
飛べなくなったキキと、ウルスラが語る優しくしんみりするシーン。
ウルスラと語った時間がキキにとってとても大きな意味をもったのではないかと思います。
ウルスラは元気で明るくて気持ちのいい女の人ですが、彼女の描く絵は繊細で、
何も考えず自由に生きてきたわけではないことがわかります。
彼女のセリフは心に響くので、落ち込んだときや疲れてしまったときにこの映画を観るようにしています。
 
*セイバー*

Fateシリーズのメインヒロインです。
セイバーは剣士であり騎士の「王」なので、ひたすら真面目で、
(イカちゃんと違って)表情はあまり変わりません。凛としています。
自己犠牲の精神があり、自分というものの優先順位が低いです。
それは彼女が完璧な王として徹し、とにかく国を守ろうとするために自らに課した鎖です。
騎士としての気丈さや誇りが、女でも惚れてしまうほどかっこよく、負けず嫌いなところや大食いなところがギャップ萌えで可愛いです。
 
*吉田歩美*

名探偵コナンに出てくる、少年探偵団の一人です。
哀ちゃんはクールですが、反対に歩美ちゃんはいかにも小学生らしい女の子。
元太くんを心配したり、励ましたり、時には怒ったりする姿がとっても愛らしいです。
「お金で買えない友情」という回があるのですが
「灰原さん」のことを「哀ちゃん」と呼びたいがために奮闘する歩美ちゃんは国宝ものです。
 
*ランカ・リー*

マクロスFのヒロインの一人。
ランカちゃんは、夢に向って真っ直ぐ、好きな人にも真っ直ぐ。
努力家で純粋なところは可愛くもあり、憧れでもあります。
初々しさにドクンドクンドクンしてしまいます。
マクロスと言えば「三角関係」ですが、やはりランカちゃんにもシェリル・ノームというライバルがいますよね。
こういうのはお馴染みで、シェリル派,ランカ派,に分かれます。対極な存在ですよね。
明菜と聖子のようにライバル同士は陰と陽にうまいこと分かれていて、
私は聖子ちゃんが好きですし、ランカが好きなので“陽”に惹かれるんですかね?
世間ではシェリルのほうが人気みたいです。
 
 
 
全部載せられないのが残念ですが、以上が「私が憧れた女たち」の一部です。
冒頭で先生が書かれた「スクールカースト」ですが
私は、おそらくカースト上位の人達に囲まれていたと思います。
ありがたいことに友人関係は良好でした。
でも、趣味を打ち明けられる友達は一人もいませんでした。
心の中ではいつも一人ぼっちでした。
 
当時はアニメ好き=暗いというイメージがあり(今もですか?)
それなりに楽しい毎日でしたが、何も悪い事をしていないのに後ろめたさが付きまとい、
その気持ちを癒してくれたのもアニメでした。
 
中学生のとき、佐々木さん(仮)という女子がクラスにいて
その子はいつもNARUTOのハチマキを鞄につけていて、絵を描いては小さな声で笑いあっているような大人しいグループにいました。
その子が休み時間に描いてる絵をチラッと見たら、「灰羽連盟」というアニメの主人公が描かれていました。
当時放送されていたアニメですが、知っている人は私の周りでは皆無でした。
美術部の佐々木さん(仮)が描く主人公の絵はとても美しく、私は彼女と友達になりたいなぁと思いました。
でも、結局一度も声をかけることなく卒業を迎えてしまい、今でもそれが心残りです。
 
今では恥ずかしげもなくコミケで抱き枕カバーなどを買ってしまう私です。
一緒に行く友達も出来ました。
 
コミケをよく知らない人には勘違いされるのですが
コミケは出展する側も、購入する側も、スタッフさんも、コスプレする人も、全員が「参加者」であり「お客様」は存在しないのです。
 
私が川原クリニックで働きたいと思ったのはすごく単純で、私が患者さんならここで診てもらいたいと思ったからです。
今でもそれは変わりません。
そして働き始めて「コミケの理念に近いなぁ」と感じました。
川クリという場所を皆で共有し、皆で作り上げているような感覚です(私だけかもしれませんが)。
 
学生時代、自分の趣味を隠さなければいけなかった私に
こんなところがあるよと教えてあげたいです。
 
今回紹介したキャラ達は、ほんの一部であり
実は一番好きな子は登場していません。
また書く機会を持たせてもらえたときに、続きというか第二弾として紹介できたらなぁと思います。
長くなってしまいましたが、最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。
 
 
 
佐々木さん(仮)元気だといいな。
BGM: やなぎなぎ 「クロスロード」 


6月最初のブログ

18/Ⅵ.(日)2017 晴れのち雨 笑点をみたらすぐ寝た。
最近はブログを全然書いてないので、「みずほロス」ならぬ「ブログロス」との声も。
本当は、佳子さまの記事の増補版を作ったり、大作の仕込中なのですが、確かに見かけ上、全然更新してないから、
6月最初のブログを日記風に日常的なことで書いてみます。
そもそもは自業自得なのだが、高級料理店でいいように飲み食いしたら、10万円くらいかかったことがあり、
<ちょっとどうかな?>と思って行くのをひかえてた。
今日は、昼から、ナイツと千鳥の、ツーマンの漫才を観に行って、3時くらいに終わったから、手持ち無沙汰で、
久々にその高級料理店に寄ってみた。外は雨。客足は悪い。
僕は店を貸切り状態で、懲りずに好き放題に飲み食いして、会計したら、驚くほど安かった。
昔(15年くらい前)、仲良しの女の子が、新宿二丁目に行きつけのバーがあり、よく飲みに行った。
お酒と、おつまみ(と言っても、柿の種、をレンジでチンして出すくらいで、でもこれがうまい!)と、あとはカラオケ。
それで5万円くらいだった。
もっとも、オカマはトークが上手だから、
(僕はあまり行ったことがないがキャバクラとかは男がおしゃべりとかサービスすると聞くが、それとは逆で)
技術料が含まれてるのだと納得してた。
とは言え、オカマバーは高いから、調子に乗ってホイホイ行ってると破産するから、少し間を空けて、久し振りに行くと、
「あら~、お久し振り~」って、ものすごく丁寧な手厚いサービスで、料金も1万円以下で、
<おっ、安いな>と思って続けて行くと、ボラれるというシステムだった。
なんか、そんなことを思い出した。
あの頃、カラオケで何を歌っていたのだろう。
父の日なのに、父のことなど、1秒も考えない一日でした。
BGM. RCサクセション「あの歌が思い出せない」


まだ上半期です

こんにちは。受付、大平です。
5月の模様替えをお知らせします。
でも本日は5月最終日ですね・・・
5月始めに川原先生&受付の4人の合作(競作)イラストが新しくなりました。
先生が以前言っていてスクイグルという方法で今回はイラストを描きました。
まずは、4人それぞれの一筆書きから。
川原先生の一筆書き↓

大平の↓

ソネさんの↓

鵜飼さんの↓


これをあみだクジで誰がどれに描くかを決めました。
前回のイラストで誰がどれを描いたかはきっとみなさんわかると思います。




鵜飼さんはこのイラスト描き終えた後
「【天才とは、1%のひらめきと99%の努力である。トーマス・エジソン】
この言葉がこれを描いてるとき頭の中に何度も浮かんだ」と言っていました。
なぜなら鵜飼さんはこのイラストをひらめくのに3日間も悩んだのです。
(ちなみに川原先生とソネさん、私は1時間くらいで描き上げました。)
鵜飼さんは前回のイラストを描いたあとすぐに
「5月はサツキとメイだからトトロを描こうかな」と受付で言っていました。
それなのに、よりにもよって1番トトロが描きづらそうな私の一筆書きに当たったのです。
しかし、鵜飼さんはトトロだけではなく、サツキとメイまで描きあげてくれました。
「ひらめくのに力を使いすぎて、サツキとメイの顔を描く前に力尽きたから
顔のクオリティーが・・・」と言っていましたが、
「よくひらめいたね!」と川原先生が言うくらいの出来栄えなので
ぜひウォーターサーバー近くへ行った際には見て下さいね。
それとウォーターサーバーのなぞなぞも新しくなりました。
こちらも鵜飼さんが作ってくれました!

川原先生は①以外ヒント無しでわかったみたいです。
そんな川原先生の願いでゴジラぬいぐるみも紹介!

抱き心地良しです。



そして本日からゴジラスノードームも仲間入り。
受付に置いてあります。

あと、スクイグルの写真でも告知していましたが
デデデデ6巻が昨日発売され、クリニックにも新刊が仲間いりです。

今、『デデデデ公式』から『やわらかスピリッツ』に入ると侵略者目線からみた
『裏47話』と『裏48話』が読めます。
マンガを読んだあと、要チェックです。
最後に川原クリニック夏休みのお知らせです。
今年は9月17日(日)~9月25日(月)がお休みです。
9連休です。川原先生の体がなまっちゃいそうですね。
BGM. A Great Big World 「There Is an Answer」


5月相談室だより(仮)

こんにちは、とくだです。
久々にお邪魔します。
10年経つと、変わるところも出てくるもので、ソファーがだいぶくたびれてきていました。
そこで今週から、相談室に新ソファーが届きました。

こんな感じです。
今、院内には、先生直筆メッセージ、アイデンティティや、リベンジカウンセリングについても貼ってあります。
川原クリニックの相談室をすでにご存知の方も、知らなかったという方、一度(もう一度)試してみたい、という場合にはご連絡お待ちしております。
診察で直接お話いただくか、
受付でご希望の旨お伝えください。
追ってご連絡いたします。
今週のお花もお届けします。

ひとまずご報告ということで、タイトル、(仮)
としました。
未完。


母の日

17/Ⅴ.(水)2017 連投
こないだの日曜は、母の日、だったそうで、週明けにもなると、
「誰々さんの家ではこんなことをしてもらったそうよ!」という母親の不満の怒号から、
口論がやまないご家庭もお有りのことでしょうね、皆さん、お元気ですか?
僕はもうとうに母が死んでるので、母の日、なんて忘れていました。
今や、母の日で思い出すのは、カーネーションより、まよいマイマイ、になってしまいました。
そんな僕ですが、そんな僕だからこそ、少し母のことを思い出しましょう。
これは、母の遺歌集。↓。


中の写真に、自宅前とあるが、これは近藤先生というお方のお家を訪問した時に、近藤先生のお宅の玄関先で撮ったもの。
それが、自宅前にて、となってるから、この本が出版された時、さぞかし近藤先生は驚いたことでしょう。
この歌集の編集の一部は僕がやりました。
僕のミスです。近藤先生、すみません。お家、乗っ取っちゃって。↓。


母の死後、押入れから、僕が子供の時に描いた絵が出てきた。
これは近所の養鶏場で描いたもの。
形見分けの時に、兄に、「持って行け」と言われたので、診察室に置いてある。↓。


裏を見ると、絵画教室で描いた油絵みたい。↓。


話は変わりますが、小学校の何年生だったか忘れたが、夏休みの宿題が終わってなくて、
最終日、大人が集まって手分けしてやった。リアル・サザエさん(カツオ)。
一番大変だったのは、「自由研究」。
母は何の変哲もない木箱を持って来て、その蓋に、僕に絵を描かせた。
僕は、蕎麦屋の前の置物の、タヌキ、の絵を描いた。
母は、趣味で、鎌倉彫、をやっていたから、僕のタヌキを上手に彫って、色をつけて、上にニスを塗って完成。
これが優秀だと評判になり、神奈川県の賞をとり、どこかに展示された。
「子供らしい視点、自然との調和と、子供らしからぬ技術の確かさ」みたいなことが評価された。
母は、ニワトリの絵はとっておきながら、この鎌倉彫、は捨てていた。
僕が作ったものじゃないからかな。親心って、そんなものなのかな?
母の死顔はおだやかで眠ってるようでした。
僕はその後、寺の坊主とケンカして墓参りには一切行かないし、実家にも10年以上寄り付いていないから、
今でもふらっと茅ヶ崎の家に帰ったら、母がメロンでも食べてるような気がしてなりません。
BGM. 八九寺 真宵(加藤英美里)「帰り道」


麗しの佳子さま(増補版)

17/Ⅴ.(水)2017 ちょっと寒いかな?
度重なる「アイドル」達の不誠実から、二次元へと走った僕ですが、やっぱり逃げちゃ駄目だ、と
心のリハビリに、地下アイドルは、うってつけでした。
しかし、昨年末、まさかの、「みずほロス」。
こんな世間を渡るには、アイドルに代わる「心のマドンナ」が必要です。
このまま、また二次元に戻ることも考えましたが、二次元も綾波とか性格変わってるし、思案投げ首。
そんな折、自由が丘の本屋で発見したのが、世の中は、佳子さまブーム。
こんなビッグウエーブ、乗るっきゃない!
写真集を集めたり、↓、

日めくりカレンダーは、診察室に飾った。↓。

アイドルや二次元より、なんとなく、皇室には安心感がある、と思っていたら、
昨日、眞子さまの婚約が発表されて、ビックリ。
うかうかしてられないと思った。
今日、17日の「日本のプリンセス、佳子さま、日めくりカレンダー」は、
佳子さまと秋篠宮さまのお写真で、
「導火線の短い似たもの父子」というタイトルの付いたもの。
僕はジェラシーから、自分の顔写真を切り抜いて、お父さんの顔の部分に貼って、アイコラ・ツーショット写真。
我ながら満足した出来栄えだ。
皆さんにも、お見せしたいのですが、こういうのをアップすると、不敬罪、とかになりそうなので、
どうしても見たい人は診察室で、めくって見て下さい。17日と18日が力作です。
BGM. シルヴィ・ヴァルタン「アイドルを探せ」
※2017/6/17
トモトモさんのコメントに感化され、現物をみた方からは「元気になる」と好評で、ネガティブなイメージを抱く人はいないから、
佳子さまと僕のアイコラ・ツーショットをアップしようと思います。
遠くて、来れない人もいるだろうから。丁度、今日は17日だし。

コレ(↑)がコレ(↓)に。


真実の愛へ至る道は、それほど簡単ではない

こんにちは。受付の大平です。
お久し振りに時間に余裕ができたのでブログを更新させていただきます。
私が久し振りにブログを更新することになった理由は
先日、川原先生が私達受付を呼んでこんなお話をしてくれたのです。
●Sちゃんが、4月から女子大生になりました。
今後の彼女の課題は、何だと思いますか?
それは、「セックス!」です。
Sちゃん的な課題を持つ女子は一定数いるでしょう。
彼女らは、平均的な基準より、貞操観念、がしっかりしています。
だから、変な男にフラフラとついていく可能性は低いでしょう。
ナンパや軽いサークルなどにも、ガードが固いでしょう。
ハロウィンやクリスマス的なイベントにそそのかされる女子には批判的です。
そんなSちゃんの課題が、「セックス!」とは…
それは「セックス!」が未知なるものだからです。
たとえば、電車の中で飲み食いしない、という基準には自信が持てます。
「見た事」あるからね。
ただし、「セックス!」は基準が判りません。
もっと言うと、「付き合う」とか「恋愛」の定義が曖昧です。
男女は、どうなったら付き合うのか?
精神的にも、肉体的にも。
正解は、「人それぞれ」、です。
そして、なんとなく、「普通」とか「みんな」という共同幻想もやっかいです。
ある集団だと、彼氏彼女がいないといけない、的な空気が流れるかもしれません。
それを車内の飲み食いのように、「私はいらない!」と言い切れればいいのですが、
恋愛や性体験には、成長とか成熟という意味合いもあったりするから、
未経験はバカにされる立場になる空間も存在するのです。
そんな時、雰囲気や勢いに押し流されて、テキトーな男を選んではいけないですが、
かと言って、あまりガードが固いと、せっかくの青春なのに恋も楽しめません。
Sちゃんにとって問題なのは、ブレーキがかかるお手本がすべて「反面教師」な所です。
あぁはなりたくないよ、とか、あれはやめておこう、的な素材は世の中にたくさんあるからです。
反面教師はある時点まではうまく行くのですが、
結局、反対意見ばかり言って代替案のない野党みたいに、
どこに着地して良いのか判らず、最終的には迷走してしまいかねません。
そうならないためにも、反面教師が強い人には、理想とかお手本が必要なのです。
Sちゃんは、これまでも女子校だったから初恋の人とかいないらしいです。
芸能人や二次元でも、いいな、と想った人がいないそうです。
恋愛物のマンガもドラマも映画も見たことがないそうです。
親も手本になりません。この年代の子は「親からの自立や反発」が発達課題ですからね。
近親相姦的になっても困るし。
こういう子は最近、増えてる気がします。やはり、外部から心の栄養分を供給してあげないと。
そういう訳で、そんな乙女たちに参考になる、純愛ストーリー、を各々、紹介してあげてくれませんか?
人の好みは千差万別、絶対なんてないのだから、「私、これいい!」ってのを見繕っちゃって下さい。
ちなみに僕のオススメの純愛映画は「羊たちの沈黙」と北野武「Dolls (ドールズ)」で、
純愛マンガなら蛭子能収の「先生の肌」です。大平さんには、「先生の純愛は変態チック」と言われたけど。●
私は川原先生の話を聞いたあとに思いました。
川原先生のオススメ純愛は『きゅん』要素が不足している気がすると。
Sちゃんに,もう少し『きゅん』が含まれた作品をオススメしたい。
そこでカワクリ乙女オススメの「きゅん」を川原先生から頼まれたこともありご紹介します。
でも今回は誰がどの作品をオススメしたかはお答えできませんのであしからず。
その理由は自分の好きな純愛作品を知られてしまうのは
乙女にとってはとても恥ずかしいことだそうです。
自分を知られてしまう恥ずかしさというか・・・。
ある人いわく、水着写真を掲載されるのと同等の恥ずかしさらしいですよ・・・。
では、カワクリ乙女たちのオススメ作品をご紹介します!
まず1人目の乙女は小学生の頃に高村光太郎の『レモン哀歌』にはまっていたらしいです。
小学生でその詩が好きなんて「渋いね」と他の乙女から言われていました。
そんな彼女のオススメは映画だったら『耳をすませば』。
マンガだったら『ママレード・ボーイ』。
2人目の乙女は川原先生のオススメマンガを読んでキラキラした世界感を崩されたらしいですが
王道のラブコメ好きのようです。たくさんオススメを出してくれたのですが中でも
オススメマンガは『きょうのキラ君』『天使なんかじゃない』。
映画なら『ラブ・アクチュアリー』。
3人目の乙女は少女マンガ好きといいながらも『俺物語』と『君に届け』は
両想いになって読むのをやめたらしく、他の乙女から「ちょっと嫌な女」と言われていました。
そんな彼女がオススメしていた映画は『君に読む物語』『あと1センチの恋』。
マンガなら『恋愛カタログ』。
4人目の乙女は川原先生も答えてくれるか心配と言っていたのですが、
意外ときゅんきゅんした純愛が好きらしく、ほかの人があげた作品のどこが良かったまで話してれました。
彼女のオススメは映画は『ノッティングヒルの恋人』『ローマの休日』。
マンガなら『orange』。
5人目の乙女はもし記憶喪失のイケメンが3億円持って倒れていたらという妄想の話を、
真剣に他の乙女に語っていました。
彼女のオススメはマンガなら『僕等がいた』。
映画は『アバウト・タイム~愛おしい時間について~』『ビフォア・サンライズ 恋人までの距離』『ルビー・スパークス』。
最後の6人目の乙女は「恋バナ大好き!ついつい聞きたくなっちゃう」と
目をキラキラさせながら言っていたところを見たことがあります。
今回のこの記事の話題でも大盛り上がりでした。
彼女のオススメは全て映画で『マイ・フェア・レディ』『アメリ』『レオン』。
カワクリ乙女のオススメはこんな感じです。
皆さんはどれか知っている作品はありましたか?
ぜひこのゴールデンウィークにでも時間があればチェックしてみてくださいね。
BGM.Taylor Swift 「Mine」


達二とカツ子のカワクリ4月の模様替え

21/Ⅳ.(金)2017 あたたかい
診察テーブルのカレンダーの脇のフィギュアは、「終物語」のヒロイン・老倉育(おいくら・そだち)。
阿良々木暦は、数学だけ出来る設定だが、それはこの子が教えたおかげ。
本当に数学が得意なのは、老倉育。
だから、老倉は「オイラー」と呼ばれたがっていたが、クラスメートは苗字を英語にして、「ハウマッチ」とあだ名にしてる。
カツ子談「西尾維新では、クビキリサイクル、が好きでした。化物語、で人気が出て引きました」。
下が、老倉育。
オイラーの髪の色と、カレンダーの背景の色がマッチしてますね。↓。

オイラーがこの場所に来たせいで、こないだまでここにいた忍野扇(おしの・おうぎ)は本棚に。
オイラーのお母さんの行方を最初に推理して当てたのは、おうぎチャン、という因縁もありますね。
下が、忍野扇。↓。

本棚に目を移すと、綾波マトリョーシカのバックに「おやすみプンプン」の愛子ちゃんのキャンパス・アートを。↓。

これは「傷物語」の忍野忍12歳バージョンのポップ。受付の手作り。12歳はチョイブームです。↓。

受付カウンターの忍ちゃんフィギュアを見てみましょう。
この配置を考案した、カツ子さんにインタビューしました。
カツ子談「忍がいるから、動物たちをしもべみたいにしようと思いました。ポーズ的にもいい感じに仕上がりました」。↓。

次に紹介する空間プロデュースもカツ子さんの仕事です。
カツ子談「ウサギ、そいつがいい感じでバスタブにはまりました。でも、熱中しすぎ、ガンミしすぎ(笑)
このウサギになりたい(笑)。でも、誰もツッコんでくれない。気付いたのは、先生だけ」。↓。

これは受付カウンターの喫煙所よりの端っこ。「デデデデ」の、おんたん、と、門出(かどで)、のキャンパス・アート。↓。

製薬会社の人が僕がアイドル好きだと思い、剛力彩芽の発毛剤のポスターをくれました。
アイドルなら誰でも好きって訳じゃないんだが…。
でも、折角なので、剛力彩芽、とポケモンのゴーリキー、を並べて飾ってみました。
コラージュ制作は、カツ子。↓。

カツ子談「前に、剛力彩芽がランチパックのCMをやっている頃、ネットで剛力彩芽とゴーリキーが話題になった。
ゴーリキーの方が先に有名だったから、剛力彩芽ってすごい名前だってポケモン好きの友人が騒いで」。
ポケモンの進化系、ワンリキー→ゴーリキー→カイリキー、を上部に強調。↓。

「わるいゴーリキー」と「やさしいゴーリキー」を下部に配置。↓。

文献庫(カツ子は、秘密の部屋、と呼ぶ)の入口には、「デデデデ」のポスターを。
上が、おんたん、と門出(かどで)。下が、イソべやん。↓。

もうすぐ5月です。
大相撲と同じで奇数月には、川原&受付の4人の合作(競作)イラストが発表されます。
5月はスクイグルにしようかという案も出ています。
スクイグルとは、昔、ピンポンパン、でカータンがやっていましたが、
相手が一筆書きをして、それを元に何かしらの絵を完成させる遊びです。
子供の治療に使われることもありますし、一時期、受付の採用面接に取り入れたこともありました。
お楽しみに。
下が、3月の作品です。↓。

最後に、新企画「時事なぞなぞ」を作りました。↓。

BGM. THE夏の魔物「僕と君のロックンロール」


僕のネイリスト

19/Ⅳ.(水)2017 暑い
ネイリストさんが3月いっぱいで田舎に帰ることになった。
そこで僕は新宿の紀伊国屋のアドホックのマンガ店から、美容院あてにマンガを送った。
彼女の故郷が舞台の「惡の華」全11巻と、僕が今ハマってる「デデデデ」1~5巻。
そして、これだけだと僕の趣味なので、きっとネイリストさんの趣味とは合わなそうだから、
30才OLと12才小学生男子の物語「私の少年」1~2巻もチョイスした。
<読み終わったら美容院の近くにブックオフがあるから、そこで換金して昼飯の足しにしたらよい>、と手紙もそえた。
ネイリストさんには、僕がお題を言って、彼女のインスピレーションで即興でデザインをするという遊びをよくした。
たとえば、「ロングヘアーをバッサリ切った中川翔子の揺れるまなざし」。↓。


そして、「愛と平和を歌い続けるシンガーソングライターの休日」。↓。


それ以外には、僕がその時に夢中になってるマンガを持っていって、それを爪に書いてもらっていた。
たとえば、「魔法騎士レイアース」。↓。


これが、レイヤース。↓。


親指は、モコナ。↓。


「まどマギ」もやりました。ほむら、ちゃんは黒なので、除外しました。なので、背景にほむらを入れて撮影しました。↓。


親指は、キュウべぇ。↓。


「おそ松さん」もやりました。これが、十四松。↓。


その他は、こんな感じ。↓。


そして、「デデデデ」です。
赤が、おんたん、で青が、門出(かどで)、です。門出をひっくり返して読むと、デーモンになります。
デデデデ、とは、デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション、が正式名です。↓。


右手が、おんたん、の赤で、デデデデ。↓。


左手が、門出、の青で、デデデデ。↓。


最新は、デデデデ、の中に出てくる、イソべやんを親指に。↓。


その他は、デベ子・侵略者・四男の黒騎士・あべかわ、を。↓。


こういう楽しみ方が、もう出来ません。
僕はそういうところがあるのですが、ネイリストさんと会う最終回の予約をドタキャンしました。
マンガを送ったのは良いのですが、迷惑だったらどうしようと弱気になったのです。
それは想定内で、だからこそ、ブックオフに売って~、と予防線を張って、重くならいようにしておいたのですが。
やっぱり、お別れに立ち会うのが、嫌なのですね。<さよなら>を言ったら、「さよなら」、になってしまいますからね。
こないだ、美容師さんから、「ネイリストさんからの手紙を預かってる」と言われて渡されました。
そこには、「マンガは東京の思い出として大切にします、売ったりしませんから」、とのこと。
「最後にお会いしたかった」と書いてくれていた。
ちなみに、マンガで一番気に入ったのは、「私の少年」で、「続きを自分で買って読みます」とのこと。
「デデデデ」も続くのに。
やっぱり、彼女とは趣味が合わないな。
BGM. ザ・ドリフターズ「ドリフの真赤な封筒」


たんこぶ

19/Ⅳ.(水)2017 暑い
日曜は、ベルハーの後釜である、ゼァゼァとミグマシェルターとあーやんソロ、春野さ子を観ようと券も買っておいた。
久し振りに、昼から、エネルギー療法を受けて、少し時間があるから、寿司屋に寄った。
寿司屋に寄った時点で、もうライブはいいや、と思ってた証拠だ。
ところで、マッサージを受けた後に酒を飲むな、と言いますね。
薬と酒の関係とよく似ています。
僕は専門家としては、皆さんに注意しますが、自分の場合は自己責任ですから、かまわず呑んでいます。
しかし、それはよくありません。
僕は寿司屋で、グイグイ呑んでいました。
医学の雑誌を読みながら、頭の中では、みずほ、の悪口を言っていました。
そして、したたか酔っ払って、会計して帰ろうとした時です。
僕は外で1人で呑んだ時には滅多には酔わないのですが、この日は椅子から転げ落ちました。
エネルギー療法で血行が良くなっていたのですね。
お店の人が心配して駆け寄って来ました。
僕は照れくさいのと、他のお客さんに迷惑かけちゃいけないと体裁を考えて平気な振りをしました。
でも、寿司屋は親切で、出前用の軽トラックで、僕を自宅まで送ってくれました。
申し訳ない。
顔を出しにくくなっちゃった。
家に帰ってからの記憶はなく、翌日は二日酔い。
どこにも出かける用事もないから、家で、「羊たちの沈黙」のDVDを観てました。
ソファの切れ目に頭が当たると痛いので、座る位置を変えながら観てたのですが、どうしても頭が痛い。
それで、後頭部を触ってみたら、大きなたんこぶが出来ていました。
今でも触るとちょっと痛いです。
まぁ、たんこぶが出来てるってことは脳の内部の心配はないでしょう。
でも、逆行性健忘で寿司屋で倒れた前後の記憶がないのです。
酒のせいかと思ったら、頭を打ったせいみたい。
それより大事なことは、今度、どんな顔をして寿司屋に行ったら良いかしら。
BGM. ザ・ドリフターズ「ズッコケちゃん」