今日は有楽町~志らくの芝浜

23/ⅩⅡ.(月)2013 寒い
この連休はライブ三昧だったので、予告記事は後回しにして、3連発でライブの報告をします。
今日は、その第3弾、よみうりホール「リビング落語会、今年最後の立川志らくの独演会」です。
立川志らくの落語会は、予告ブログでは⑦に入っているので被らないようにします。↓。

この年末のサンリビの落語会は、そもそも談志が「芝浜」をやる会だった。
それが、談志が平成23年11月21日に死んで、その年の代役を志らくがやった。
約束は3年間、今年が最後。
演目は、「芝浜」の他に、「粗忽(そこつ)長屋」と「やかん」だ。
以前、談志の落語をデーブ・スペクターが英訳字幕にして、世界に発信した「DANSHI!」というビデオがあった。
そこに収録されてたのが、「粗忽長屋」と「紙入れ」だった。↓。

昔、深夜テレビで談志が「落語のピン」という番組をやっていたが、そこで志らくの「粗忽長屋」を聴いたことがある。
スピード感にあふれ、斬新なギャグが散りばめられて、まったく新しかった。志らくの「粗忽」ものは面白い。
「やかん」は談志が晩年に唱えてたイリュージョン落語の代表作。
「やかん」とは、矢が刺さって、カーンと音がする、というオチなのだが、一時期、談志は「やかん」ばっかりやってた。
当時、談志の独演会の会場で「ひとり会」のCDを買ったら、サインをしてくれて、そこにも「カーン」と書いていた。↓。

落語で年末と言えば「芝浜」で、クラッシックで言うところの「第九」みたいなものです。
アル中の勝手な亭主と内助の功、という人情噺。
談志は実は、「芝浜」を好きではなかったが、年末には需要があるから、サービス精神でやっていた。
会場の客はほとんど泣いていた。
志ん朝のファンでも、「談志の『芝浜』なら」と聴いていたという。
好きでなくても、上手いのだ。
談志の弟子の立川談笑は、「芝浜」の主人公を覚醒剤中毒にして、「シャブ浜」に改作した。
それは面白かったのだが、談笑は一時、談志から「『シャブ浜』は禁演とする」と言い渡されていたときく。
さて、志らくの落語会、この日、会場で発表されたのだが、来年も行われるらしい。
フルハウスだもの、当然かな。
来年は、リクエストを募集して上位3席をやる予定だそうだ。
志らくは、「結果が、『芝浜』『やかん』『粗忽長屋』だったりして」と笑った。
ファンの多くは、談志が志らくの身体をつかって降りてくるのを期待するからね。
やっぱり、「芝浜」は入るだろうな。
僕?僕は「死神」に1票。
BGM. シーナ&ザ・ロケッツ「ユー・メイ・ドリーム」


今日は鹿鳴館~ベルハー「からふりゅ」

22/ⅩⅡ.(日)2013 寒い
この連休はライブ三昧だったので、予告記事は後回しにして、3連発でライブの報告をします。
今日は、その第2弾、鹿鳴館(目黒)でのベルハーの月イチ定期主催「からふりゅVol.6」です。
ベルハーは、「BELLRING少女ハート」の略で、予告ブログでは④に入っているので被らないよう書きます。
先日、<寝坊をして、ベルハーのライブに行けなかった>と徳田さんにメールをしました。
すると、徳田さんは「岡田さんに言ったら、また言われちゃいますね」(笑)と返信が届きました。
それは、
僕がショコタンのファンクラブ会員バスツアーを寝坊して参加できずに意気消沈してる時の岡田さんの発言を指して。
岡田さんに満面の笑顔と優しい声で、
「センセーは、もうショコタンを好きではないんですよ」と断定された事件と掛けていて。
あぁ、でも、今はもう岡田さんを知らない人も多いかもしれませんね。
岡田さんは、
長い事、カワクリの受付をしてくれていた可愛くて優しくて少し毒舌なのんびりした雰囲気の人です。
そうそう、今もクリニックの留守電の声は岡田さんのままです。
徳田さんは、
ベルハーを知らなかったのでWikiしたそうで、そうしたら一目置かれたアイドルらしい、と判ったそうで。
ただ、「一目置かれる」という人間像と「アイドル」という商品が徳田さんの中では、うまく結びつかなかったようで。
勉強熱心な彼女は、今度、ユーチューブで調べるので、オススメの曲とかあったら教えて欲しい、と聞かれました。
そこで僕は、「阿佐ヶ谷ファンタスティック映画祭」のオープニング・アクトを薦めました。
ニコニコ生放送からのアップだと思われるもので、リアルタイムで映画祭を観てた人の書き込みが面白いです。
ファンタスティック映画を観るつもりの人が、いきなりベルハーを目にする訳です。
かなり、アウェイな状況です。
その書き込みは、
罵詈雑言で、「歌ヘタ」とか「踊りバラバラ」とか「学芸会レベル」とか「カラス」とか「可愛くない」とか。
ベルハーは、一曲目が終ると、全員倒れて、寝たまま自己紹介して、それもグタグタで。
お互いの立ち位置が違うと注意しあったりしてる。
おまけにメインのエースのTIRAぴょんが、台湾に帰国したまま、出国ビザが降りないで不在という衝撃の発表。
でも、まぁ終ってやれやれ、みたいな所で、2曲目を歌いだし、「まだ、やるのか?!」と大ブーイング。
楽曲については、「変な歌」がおおよそで、「意外と良いかも」が少々。
しかし、3曲目を歌いだしたら、ブーイングを通り越して、「こいつら、ハート、つええ」なんてコメントも出て来る始末。
そういう時間経過に伴う書き込みの変化も楽しいかと思って紹介しました。
だけど、徳田さんはオススメの曲があるかと言ってたのだから、ちょっとずれた答えをしてしまいましたね。
ベルハーは、「Bed Head」というアルバムを出していて、これは全曲良いです。
あえて、1つと言われたら、難しいな。「サーカス」かな。
カワクリの待合室に流すBGMにも、全曲入れています。
不思議なメロディのアイドルの曲があったら、多分、ベルハーです。
メロトロンを使ったサイケデリックなアイドルの曲があったら、それがベルハーです。
けだるいラップを歌ってる女の子とバックで騒いでる女子の声が聞かれたら、それがベルハーです。
音程がはずれたり、声が裏返ったりしてる曲があったら、間違いなくベルハーです。
ナースの塚田さんは「苦しそう…」と感想を述べ、受付は「音痴ですね」と苦笑していた。
それが、ベルハーです。
重低音が効いた楽曲を、透明感のあるハイトーンな声で歌い上げるのが聞こえたら、残念、それはBABYMETALです。
一応、オチをつけてみました。
さて、今日はベルハー主催の「からふりゅ」というイベントで、目黒の鹿鳴館というライブハウスで行われました。
駅から少し歩きます。叙々苑の下にあります。
道々、若い女の子が数名、カートをおしながら、「叙々苑の下だよね」と話してるのが耳に入ってきました。
最近は、女の子もアイドルを好きな人が多いと聞くから、この子たちも見に行くんだ、と心の中でそう思いました。
結論から先に言うと、その子達は客ではなく、出演者でした。「からふりゅ」は他のアイドルも出ます。↓。

僕が、開演15分前くらいに着くと、その小さなライブハウスに客は4人しかいませんでした。
昨日との、落差に愕然。
さらに驚いたのは、最前列でスタンバイしてる客のTシャツの背中に、「BABYMETAL」の文字が。
え~??
ビックリした。
僕の常識では、ありえない。
ピンクレディーとキャンディーズのファンは対立していたものだし。
さらに、ミーとケイのファンも仲が悪かった。ランのファンがスーの悪口言ってたし。
だから、内心は浮気心があっても、表面的には、一途である、ということを表明するのが、アイドル道だと思っていた。
しかし、現実は違った。時代は動いていた。
後から入って来た客の何人かは、「BABYMETAL」のTシャツを着ていた。
それも、昨日のライブ会場限定Tシャツを着てる人もいた。
盗み聞きをしてる訳ではないが、聞こえてくるのである、話し声が。
なんと、昨日のライブの感想を言い合ってる訳である。
つまり、昨日幕張で「BABYMETAL」を観て、今日「からふりゅ」に来てる人は結構、多いみたいだ。
そして、それはそんなに悪いことではないみたいだ。胸を張ってて良いみたいだ。
開演時間になると、会場はいっぱいになった。
鹿鳴館は席はないので、僕は寄りかかれるバーの近くに陣取った。
オープンと同時にベルハーが出て来て何曲か歌った。ものすごく近い!!
近いから、ベルハーからも客が良く見えるのだろう。
メンバーの1人、「もえち」は曲の合間に、キツネのポーズをして、おどけていた。
キツネのポーズは、BABYMETALの極めポーズなのだ。
そうか、昨日(幕張)があって、今日(からふりゅ)があるというのは、暗黙の了解なのだ。
言わずもがな。
ベルハーが、オープニング・アクトを終えて、一回、引っ込んだ。
次に出たのは、福島から来たという「ラビット」というグループだ。
ベルハーのファンは、優しくて、ベルハーと同じ熱量の応援を送っていた。
ウサギのぬいぐるみを持って出て来て、客席にサービスで投げてたから、てっきりウサギの意味かと思っていた。
でも、実は、「Loveit!」だった。
次にサンタの格好で出てきた10人くらいのグループが「ナト☆カン」だった。
「ナト☆カン」には、40分の持ち時間があった。
さすがに聞いたことのない曲をそんな時間聞き続ける集中力はなかった。
それを見越してか、途中でベルハーのプロデューサーが首に大蛇を巻いて登場して、1人の首に巻きつけたりしていた。
その次に出てきたのは、「THIS IS PANIC」という2人組の男で、ラップみたいのをやっていた。
ふざけないオリエンタル・ラジオみたいなイメージかな。
しかし、僕が驚いたのは、「ナト☆カン」にも「THIS IS PANIC」にもコアなファンがいるのだ。
ベルハーじゃなくて、こっちを観に来てる人もいるのかと思わせるほどで。
それほど、日本のアイドル文化の裾野は広くて、日本ってやっぱりサブ・カルには良い土壌なんだなと思った。
これは、プロレスの会場で感じるものと似てる。
結局、「からふりゅ」は、4時にスタートして、全部が終ったのが9時だったから、5時間の長丁場だった。
僕は、途中で地べたにあぐらをかいて座ったりして、休憩した。
何人くらいいるのかなと観客数を目算で数えてみたりした。116人だった。
昨日とギャップがあるなぁ。頑張れ、ベルハー!と思う。
しかし、ベルハーの再登場まで、ずっと座ってばかりでもいられない。
肺塞栓になってもいけないと思い、後ろに少し空間があったから、曲に合わせてラジオ体操第2をした。
それを見た演者は、異様に僕が盛り上がってると勘違いして、目が合うと、こっちにガッツポーズを送ってくれた。
僕はジャンプしながら、両手両足を開いて応えた。
そして、いよいよ、ベルハーの再登場です。待ってましたとばかり、近くに寄ろうとしたら、人波にのまれた。
気がついたら、割と中央にいた。
ベルハーの応援は、特別な掛け声と、一体となった踊りがある。
昨日の、BABYMETALでも思ったのだが、皆、一体いつ、練習してるのだろう、と。
「ライスとチューニング」という歌では、間奏のところで、メンバーが肩をくんで、ラインダンスのように足をあげる。
それを観客達もやるのだが、間奏になった途端に僕の肩の左右に自然と隣の人の腕が伸びてきて。
僕は、何も練習してないのに、ラインダンスの列に入ってしまった。それも、結構、真ん中。
後は、リズムに合わせて左右の足を上げるのだ。そうしないと、バランスが崩れてしまうから。
そうか、皆、いつ練習してるのか、わかった。現場だ。
そして、途中でベルハーのプロデューサーが、登場して、来年の抱負(目標)を1人づつ喋らせた。
ちなみに、さっきの大蛇は今年が蛇年だからだそうだ。来年は馬を連れてくると言っていた。
ベルハーのプロデューサーは、田中さんという人で、名前は知っていたが、実物を見たのは初めてだ。
もっとあくどそうな外見をイメージしてたのだが、普通に感じの良い人だった。
田中さんは、この子達が間違って売れてしまったらどう見られるのだろう、と言い、返す刀で、中身がない、と言った。
(その時、もえちはキツネのポーズを極めていた)
田中さんは、だからこそメンバーには来年に実現可能な目標を持たせて達成させたい、と補足説明した。
「一生懸命、やります」みたいのはダメなんだって。ぬるい、んだって。
で、メンバーが1人づつ目標を発表して行った(言った)。
みずほは本格的な「和太鼓」。ゆうかは側宙。
じゅりはえびぞりが得意だが、(ももクロの)かなこと比べるとあきらかに劣ってるとし、それを目標に。
自身のブログで画像判定を比較して出しているので、興味ある人はみると、確かにすごい差があります。
それぞれが達成できたら、それを取り入れた新曲も作ってもらえるとか。
もえちは、自分はテニス部でバスケ部で体操もやっていて、運動は得意だから、文科系を伸ばすと言った。
ピアノをマスターして、「D・S・P」をライブで演奏したいと宣言した。
もえちは、「でも、私、ピアノがないんです~!」と言ったら、田中さんが「お前は、西田敏行か!」とツッコミ、面白かった。
でも、ベルハーのメンバーは誰もそれがギャグだと気付いていなかった。普通にスルーしていた。
さらに、もえちは、ベルハーに入ってから太ったと言い、メジャーでウエストを公開計量、その数値も公表された。
僕の、アイドルのプロフィールにあるウエストの数値のイメージは「58」なのだが、もえちの測定値は大幅に違った。
その数値は、そこにいた人だけの、ここだけの話、なので、内緒にしておきます。
新メンバーのカイは、逆立ちして歩きながら47都道府県を言う。
もう1人の新メンバーのあーやんは、5つくらい言っていたが、そのうちの1つが、「落語」だった。
芸能を甘くみるな、と思う反面、こういうアイドルが「落語」って言ってくれるのは、「落語」にとっては救いなのかな、とも考えた。
立川談志なきあと、落語界へ思いを馳せてみる。
明日は、志らくの落語を観に行くのも奇遇だ。
そんなベルハーのセカンド・ワンマンライブも発表されて、6月8日、渋谷クアトロ。調べたら、日曜日だった。
良かった。行ける。
キャパ800人だそうだ。
田中プロデューサーは、ちゃっちゃと極めて1000人・2000人の箱に行くぞ、と言っていた。
そしてライブの後は、物販がある。
物販については、後日、予告ブログの、④「BELLRING少女ハート」のライブのレビュー、で詳しく書きます。
多分。
とりあえず、今回、買った缶バッジ。みずほ、だけ品切れ。
ポイントカードは、30ポイントたまるとメンバーからのメッセージDVDがもらえます。↓。

明日は、有楽町・よみうりホール、立川志らくが談志から引継いだ「芝浜」の会だ。
BABYMETAL→ベルハーが多いのは納得したが、さすがに、BABYMETAL→ベルハー→志らく、って人は少ないだろう。
アルタの客で、1人とかじゃないかな。
BGM. BELLRING少女ハート「サーカス&恋愛相談」


冬の装いPart.2

14/ⅩⅡ.(土)2013 寒い
もう忘年会シーズンですね。
僕は今日は、出身大学の精神科医局の忘年会だったのですが、外来が終らず、断念です。
だから、こうやって、クリニックに残ってブログを書いてる訳です。
僕はここ数年は真冬には白いダッフル・コートを愛用していました。
でも、去年くらいから裏地がボロボロになったので、こないだ冬服を新調しました。
消防士風のピンクのダッフル・コートです。これを着て、今日の忘年会に行く予定でした。撮影は、今日の遅番の富田さん。↓。

ピンクと言えば、今の髪色もピンクです。↓。

前の緑の方が評判が良かったのですが、クリスマス・シーズンということで、緑→赤、のイメージです。
判りにくいですが、グラサンはイエス様模様です。↓。

さて、皆さんはきっとお忘れでしょうが、10月19日の「風の噂とブログの予告」で今後の記事を予告しました。
以下の順番に仕上げるつもりです、と。
①「生きること、死ぬこと」
②「石野真子35th Anniversary Tour2013 しあわせのレシピ」のレビュー
③「バリ島」旅行記
④「BELLRING少女ハート」のライブのレビュー
⑤アニメ「日常」のDVD特典の肩身分け
⑥「爬虫類を飼うこと」

⑦立川志らくの落語会、などです、と。
ところが、①の「生きること、死ぬこと」を書き出してみると、先にしなければならない案件にぶつかり、滞っています。
何とか、年内に書き上げるように、頑張りますが…。いやはや、これがナカナカ大変な作業で、困っています。
ブログの予告なんて、するものじゃないですね。
BGM. TOKIO「何度も夢の中でくり返すラブ・ソング」


冬の装い

7/ⅩⅡ.(土)2013
12月8日は、ジョンの命日だ。
僕は、このシーズンには、決まったスカジャンを着る。
ジョンが射殺される前日か前々日の取材の時に着ていた、黒いスカジャンのレプリカ。
両腕の部分に、「般若心経」の文字が縫い込まれている。
ほぼ等身大、唯ちゃんに羽織ってみせました。こんなのです。↓。

冬の装いは、クリニックのバックヤードの入口付近にも、ハート型の暖簾のようなものを吊るしました。
これは、インド製で1つづつ手作りなので、同じ物はないそうです。
中でも、このエメラルド色は、珍しいそうで、僕はこの色に、会ったとたんに一目ぼれ。
このエメラルド色は、小倉優子の1stアルバム「フルーchu♥タルト」のポスターの縁取りに似ています。
向かって右側の白い壁に、額装して飾ってあるので、良かったら見比べて見て下さい。↓。

バックヤードの中には、掃除機などがしまってあって、毎日のお掃除に、この暖簾は邪魔かもしれません。
なので、右側のハート3個分は僕の身長ギリギリの高さまで巻き上げておきました。通路として。↓。

バックヤードには職員用のロッカーもあります。
だから、スタッフは皆、帰りに、バックヤードに入ってから帰ることになります。
仕事を終えて、帰り支度をして、背中を向けて、扉を閉めて、鍵を掛け、振り返ると、
最初に目に飛び込むクリニックの待合室の風景が、
このハート模様越しに見える、という仕掛けです。↓。

スタッフのみんなには、「今日も1日、お仕事、お疲れさま!」、という僕からのメッセージのつもりです。
だから、スタッフの皆さんは、「この暖簾、マジで邪魔!」、などと邪険に扱わないようにすること。
BGM. テディ・ベアーズ「To Know Him,Is To Love Him (会ったとたんに一目ぼれ)」


フチ子の次は、An&Min

3/ⅩⅡ.(火)2013 くもり
最近のクリニックでは「コップのフチ子」さんがブームですが、これは「タナカカツキ」という人の作品です。
こないだI.さんから、タナカカツキの新作品「双子の安眠OL、An&Min」シリーズから、「パジャマのAn」をいただきました。↓。
説明書によると、これはエラストマー素材で耳に優しくフィットする耳栓で、これで安眠(An&Min)できるという訳です。
アニメ「日常」のはかせとなのがヘタクソなラッパを吹いてるリーフが受付カウンターに飾ってあります。
「パジャマのAn」は耳栓なので、この絵の前に配置しました。「日常」と「An」の両者を活かす狙いです。いかがでしょう?。↓。

「双子の安眠OL、An&Min」で思い出しましたが、昔、「アンミンちゃん」と呼ばれる女の子がいました。
僕は、一度だけ、何かの飲み会で「アンミンちゃん」と同じテーブルになったことがあります。
彼女は馬術部だったらしく、馬ほど賢くて可愛いい動物はいない!、と美味しそうに馬刺しを頬張りながら力説していました。
僕は彼女が創造するアンビバレントな世界観に衝撃を受け、今でも馬刺しを見ると、「アンミンちゃんの語り」を思い出します。
「アンミンちゃん」の馬刺しで思い出しましたが、来年は馬年ですね。
皆さんは年賀状や来年のカレンダーや手帳などはもう準備しましたか?
僕は年賀状は馬っぽいものを用意しましたが、クリニックに飾る来年のカレンダーは、馬とはまるで関係ないです。
たとえば、ダイオウイカ。これは、デカいですよ。世界堂のラミネート係の人が、苦労してラミネートしてくれました。
僕の背よりも高いです。喫煙所側から見た、受付の扉に貼ってあります。↓。

扉が開いてるとダイオウイカは隠れてしまうので、そんな時に見たい人は受付に言って下さい。
眼の前と鼻の先で、ピシャリ!、と戸を閉めてくれるでしょう。
ダイオウイカのカレンダーは縦長なので、空いた横のスペースに「侵略!?イカ娘」を貼りました。イカ、つながりでゲソ。↓。

もう1つは、診察室の脇の壁に貼ってある「女子制服のスカート」型カレンダーです。紺色もありましたが、この色にしました。↓。

これは、スカートめくりの要領で、カレンダーをめくる面白グッズです。↓。

カレンダーは12月で終わりですが、その先も見たくなりますね。
これは画鋲で止めてあるだけなので、最後の1枚をめくる圧力で、画鋲が横に吹き飛んで、カレンダーが真下に落ちます。
これは、ビックリしますよ。画鋲とカレンダーが違う方向に飛んでるから、慌てて両方を拾おうとアタフタする姿が間抜けです。
こっそりスカートめくりをしたのが、周囲にバレてバツが悪い体です。こういう時こそ堂々としていた方が怪しまれません。
使用上の注意をよく読んで、おめくり下さい。ちなみに、12月の下にも、ちゃんと絵柄はあります。それは、見てのお楽しみ。
下が、「双子の安眠OL、An&Min」のガチャガチャ。安眠するには、2回する必要がありますね。全6種、1個300円です。↓。

「アンミンちゃん」、元気かな?馬刺し、食べたくなっちゃったな。
BGM. よしだたくろう「馬」


ポールに習う。

18/ⅩⅠ.(月)2013 
この日は、F.に誘われて、ポールのコンサートを観に東京ドームへ行きました。
前にも、こんな書き出しの記事を載せましたが、その時は、ポールはポールでも、
ポール牧の話で終ってしまいました。
あれを書いた時は、もう1回、ポールのコンサートが残っていたから、
ネタバレをしてはいけないとの配慮もあったのです。
でも、もう日も経ったから、解禁で良いですね。
と言うことで、ポールはポールでも、ポール・マッカートニーのコンサートのレビューを書きます。
その日の東京ドームは超満員。場外に設置された特設グッズ売り場は長蛇の列。
客層は、老若男女。
ポールが71才だから、80才くらいのお年寄りとかもザラにいた。
僕らの席の前には、両手にサイリュームを握り締めたお婆ちゃんがいて、
その蛍光色が異彩を放ってた。
F.は老人病院の副院長も務めてた人だから、
職業柄、コンサートも気もそぞろ、お年寄りの客の心配をしていた。
ウイングス時代のヒット曲「007の死ぬのは奴らだ」は、
泣きそうになるくらい格好良かった。
サビの♪Live and Let Die♪の時に、爆音と共に花火が打ち上げられた。バーン!
♪Live and Let Die♪でバーン!、♪Live and Let Die♪でバーン!、と何度も何度も。
物凄い迫力に観客はステージに釘付けになるのだが、
F.だけは、バーン!の度に、周囲の高齢者達を気にしていた。
F.はポールは、ウイングスの方がビートルズの時より、好きなのだそうだ。
それなのに、ウイングスの曲を楽しむより、医者として、倒れる人が出たらどうしようとハラハラしていた。
曲のタイトルが「死ぬのは奴らだ」というのも、F.の不安を駆り立てたのかも。
♪Live and Let Die♪バーン!
そんなF.の心配は、ステージが最高潮に達したアンコールの曲「ヘルター・スケルター」でピークを迎えた。
「ヘルター・スケルター」では、高照射の光線がビームのように客席に突き刺さるのだ。
F.は、ポケモン事件のように、発作を起こして倒れた人がいないかと辺りを見回していた。
職業病だね。
でも、「ヘルター・スケルター」の光刺激は強烈で、確かにちょっと僕も心配になった。
あれ、大丈夫だったのかな。
…と、変な書き方をしてしまったが、
それもポールのステージの演出が素晴らしかったからということの裏返しの表現です。
とにかく、すごく良かったです。視覚的にも音響的にも仕掛けが凝っていて。
ステージの左右にでっかいオーロラ・ビジョンが立って、ステージをアップで映すから、
オペラグラスなど不要でした。
ポールはサービス精神旺盛で片言の日本語を喋り、
「デモ、エイゴノホウガ、トクイデス」と言って、何やら英語で話すと、
画面に日本語で通訳の文字が浮かんだ。
こうして、ポールのMCはすべて日本語訳されて字幕スーパーになった。
多分、その場でタイプしているのだろう、
訳がポールのスピーチのスピードに追いつかない場面もあったから。
例えば、「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」なんて、「サージェント」って略してたから。
ま、その位は判るしね。
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」や「レット・イット・ビー」や「イエスタデイ」では泣いてる人も多かった。
特に、「イエスタデイ」の前には、「福島の被災地に捧げる」みたいことを言って、それが画面に文字になって。
もう、会場、号泣でした。
ジョージに捧げると言って、「サムシング」をポールがウクレレでボサノバのような編曲で弾き語りするのも良かった。
曲の途中からバンドの演奏が加わって、ステージ背景のビジョンにはポールとジョージが一緒に映った写真を映し出す。
すると、会場からはすすり泣き。
Sさんに聞いたのだが、ジョージ・ハリスンは晩年、「サムシング」をウクレレのアレンジで歌っていたそうだ。
そして、ポールの持っていたウクレレは、ジョージの形見らしい。それを知ると感動もひとしおだ。
僕とF.は開場と同時に会場入りして、開演まで2時間くらい、グッズの列に並んだり、近況の報告をし合ったり。
僕らの共通点は、精神科のクリニックを開業してる院長で、経営者で、人を雇って使っていることで。
「従業員、どう?」「そいつ、怠慢なんじゃないの?」「他のクリニックは昼休み、しっかり2時間とってるよ」
「そろそろ年齢を考えて、体力温存しないとな」「医者を雇って新患を診てもらうのも手だな」
なんて話し合っていた。
僕らは、これがポールを観れる最後の記念だと思ってやってきていた。
いざ、開演!すると、僕らの予想を裏切って、
ポールは現役バリバリのパワフルでエキサイティングなステージを披露した。
約3時間、アンコール2回、ほぼノン・ストップでポールはひたすら歌い続けた。
ロンドン・オリンピックの閉会式の時よりも、格段上の声量で、見た目も若々しい。
ポール、まだまだ、やれるぞ。これが観るの最後じゃないかも。
ポールは前座も使わず、ゲストで時間を潰したりもせず、
メンバー紹介での時間稼ぎもしない、全部1人で歌った。
ポールからのメッセージ。
「君は、医者を雇うとか、楽をしようとか、効率よくやろうなどと考えてるのかい?僕はこんなやり方さ」
と言われてる気がした。
そうか、そうだな、僕もポールを見習って、もう少し、1人で頑張ってみるよ。
僕がポールと同い年になるには、あと20年もある。
まだまだ、これからだ。老け込んではいられない。
ポールのお手本は、自分で歌を作り、素晴らしい仲間にバックアップしてもらい、自分で演奏し、自分の声で歌う。
そして、全力でファンサービスをする。
まるでデビューしたての新人のように。まるで、若いビートルズの頃と何も変わらないように。
そして僕は猛烈にコンサートに感動して、自分も初心に帰るつもりになって、髪の毛を「若葉色」に染めた。
あえて、冬の季節に逆らって、の「若葉色」だ。
「若葉マーク」=初心者、のイメージだ。↓。

就活が決まったKちゃんは、
「私が初めて、先生に会った時の髪の色ですね」と懐かしそうに笑ってくれた。
そうそう、若葉色は、カワクリのロゴのカラーでもあるからね、そんな時代もあったねと。
この髪色は、1ヶ月限定です。
美容師さんとの打ち合わせでは、来月には、ピンクにする予定ですが、
もしも好評なら、調子に乗って、若葉色を続けます。↓。

BGM. よしだたくろう「ビートルズが教えてくれた」


父と「けいおん」と野球

27/ⅩⅠ.(水)2013 くもり、昼間寒い
11月27日は、父の誕生日だ。「けいおん」の唯ちゃんと同じだ。
唯ちゃんと言えば、僕は毎朝、唯ちゃんのヴォイスで目を覚ます。
これは、結構な音量で、繰り返し繰り返し、唯ちゃんが起こす声が家中に響き渡るので、家の者には不評だ。
安眠妨害で。下が、その目覚まし時計。唯ちゃんの誕生日記念グッズだ。使い続ける。↓。

けいおん」は、3期をやるとの噂がありますね。カレッジ編なのでしょうか?梓のハイスクール編なのでしょうか?
そのあたり、情報あったら教えて下さいね。
さて、話を戻して、今日は父の誕生日なので、父の思い出話をしましょう。
僕は子供の頃からコレクターで、一時期、バットにハマってました。野球のバットです。
僕の子供の頃のバットはまだ金属バットが登場する前の時代で、バットと言えば木製でした。デザインも「木目」。
僕は「巨人の星」の知識で、「赤バットの川上、青バットの大下」に興味を持ちました。
色つきのバットが欲しくて、違う街に出る時は、スポーツ店を必ず覘きました。
ある日、平塚の野球用品店で「黒バット」を見つけて、買いました。
それは、普通のバットと比べると、妙に細長くて、後で判ったのですが、ノック専用のバットでした。(苦笑)
でも、せっかくだから試合に使いました。結構、打てるものですよ。
相手チームからは、「物干し竿だ…」とおそれられました。「初代ミスター・タイガース」藤村富美男みたいだと。
高校の時、僕が金属バットを買って家に帰ると、父は、「とうとうウチにも金属バットが来たか」とポツリと呟きました。
少年が両親を金属バットで撲殺した、世で言う、「金属バット事件」の直後でした。
そんな父も子供の頃は、遊びで野球をやったそうで。
娯楽など、そんなになかった時代で、ゴムマリを投げて、バッターは自分の前腕をバットに見立てて打ち返していたらしい。
父の打順は、「5番」だったという。
僕は、<クリーンナップじゃん!>と誉めたら、父は「上手い順に打ってたんだよ」と笑った。
9人中の5番。中の中、か。
いま、僕の自宅には一本だけバットがある。
数あったバットのコレクションは実家に置きっ放しで、今、この一本だけが手元に残ってる。「青バット」だ。↓。

という訳で、父の誕生日、父と野球と私、の思い出話でした。
BGM. 吉田拓郎「ホームランブギ2003」


ポールと談志

21/ⅩⅠ.(木)2013 くもり
Kさんから教えてもらったのだが、今日の大相撲の結びの一番にポールの懸賞がかけられたそうだ。
現時点でまだ僕はそれを確認していないのだが、娘に連絡して家のブルーレイに留守録してもらったから帰ったら観るつもり。
ポールのコンサートに誘ってくれたF.にもメールをして教えてあげた。F.はクリニックのテレビに録画するそうだ。喜んでた。
大相撲は今は福岡で九州場所。ポールは、福岡公演の際に、大相撲を観戦してる写真が東スポに出てた。
その時に、懸賞旗に興味を持ったのかもしれない。
今日と明日と千秋楽に5本ずつ、最新アルバム「NEW」のデザインで宣伝するらしい。
今日、見逃した人も、明日の金曜日と日曜日を観れば見れますよ!(何故か、土曜は出さないんだな)
奥沢の入船というお寿司屋さんが東京場所には懸賞旗を出しているが、店主に聞いたらあれは毎日出すのが規則らしい。
だから、今回のポールの懸賞は特例なのだろう。相撲協会も柔軟な対応だな。
でも、これは色々なトラブルで下火になってる相撲人気の復活のカンフル剤になるかも。
そうそう、今日は、11月21日で立川談志の命日です。
僕は、11月23日(土・祝)に立川談志三回忌の特別公演、立川流落語会を観に行きます。
昼の部は立川志らくなどが出る「イリュージョン編」で、夜の部が志の輔や談春が出る「江戸の風編」 。
両方、チケットがとれたから観て来ます。
クリニックの診察室の本棚の談志コーナーの上に、ビートルズのアンソロジーがあるのを発見。偶然の配置です。
これが実に、今日っぽい取り合わせだなと思って写メに撮りました。↓。

さぁ、早く帰って大相撲のポールの懸賞旗を観よう、っと。
BGM. ポール・マッカートニー&ウイングス「ジェット」


ポールを観に行く!

20/ⅩⅠ.(水)2013 くもり
18(月)に、ポールのコンサートに行ってきました。
これが、なかなかチケットが取れなくって。
皆、取れないって言っていましたね。
F.がポールのチケットをとるためだけに、わざわざ「ぴあプレミアム会員」になってやっと取れたって。
それで、僕の分も取ってくれて、一緒に誘ってくれて観に行けました。
噂では、関西の旅行代理店が、東京見物のパックツアーに「ポールのコンサート」を入れて大量に抑えてたからだとか。
真偽の程は、知らないけど。
だけど良く考えたら、「ビートルズファン倶楽部」に入会すれば良かったんだ。
でも、今回は、F.に感謝です。月曜は休診日だからね。
と言う訳で、今週の僕は、ポールにちなんで、ブリティッシュな帽子をかぶって診察しています。
ほぼ等身大、唯ちゃんパネルに被らせてみました。こんな帽子です。↓。

クリニックの入口脇のテーブルにパンフを置いときました。↓。

これは、3Dメガネで観るのです。立体的に見えますよ。試してみて下さい。↓。

さっきから、ポール、ポール、と書いてますが、判ってると思うけど、ポール・マッカートニーですからね。↓。

最近の若い人は、まさかと思うけど、ビートルズを知らない人もいるので、びっくりします。
ローリング・ストーンズのベロのロゴを見て、「それ、何ですか?」って真顔で聞かれたこともあった。びっくり。
そのくせ、「KISS」のTシャツを着てたりするのだから。
<KISSは知ってるの?>に、「知らない。デザインが気に入ったから」と平気で答える。3度もびっくり。
だから、ポールのコンサートと言っても、通じない人がいることも想定しないといけないのかもしれない。
マッカートニーですよ。ポール牧じゃないですよ。
って、ポール牧の方がわかんないか。
ポール牧で忘れられないのは、たけしのお笑いウルトラクイズという番組でのこと。
1分間にポール牧は何回指パッチンを出来るでしょうか?という出題があった。
回答者は、各々フリップに予想する回数を書いた。「100回」とか「200回」とかの桁だったと思う。
「用意スタート!」の合図の後、ポール牧はしなを作りながら体をくねらせ、「フッ、フッ」と左右の指に息を吹きかける。
画面のスミには秒数が映され、どんどん時間が過ぎて行く。
しかし、ポール牧は、まったく慌てずゆっくりと優雅にパチンパチンと左右の指を鳴らす。
今日のコンディションを確認してるかのようだ。
それから舞うように回転しては指をパチン。そしてまたゆっくりとパチン。
残り10秒になったところで、画面はスローモーションに切り替わる。
カメラに向かって見得を切るポール牧。
パチーン!!指パッチンの音がおごそかな効果音になって響き渡る。
パチーン!!パチーン!!ここまでで8回。
ラスト1秒、ポール牧は左右の指を同時にわずかな時間差でパチーン!!パチーン!!と連打。VTR終了。
スタジオは大爆笑で司会のたけしも腹をかかえて、「もっとパチン、パチンと早くやるのかと思ったよ」と言って笑ってた。
正解は、1分間で「10回」でした。全員、不正解。
って言うか、そもそもこの番組、クイズ番組じゃないし。
でも、急に懐かしくなって、ユーチューブとかの動画サイトにアップされてないかと探してみた。
「ポール牧師匠の指パッチン100回に何秒かかるのか!?」はあった。
これは、前回のが好評だったため、本気で何回出来るかにチャレンジしたもので、僕の言ってる奴はなかった。
そこで僕は、「パーフェクト・コレクション」という自分の録画したVHSビデオの名シーンだけを編集したDVDを探し出した。
「パー・コレ」(パーフェクト・コレクションの略)には、ポール牧の指パッチンが収録されてある。
これは、貴重だ。是非、皆さんにお見せしたい。
これをユーチューブにアップしようと思ったが、やり方が判らない。
うちの下の子がよく動画サイトを見てるから、<お前、やり方、知ってる?>と聞いたら、「知ってる」と答えた。
よし!これで、ポール牧の指パッチンを皆さんにお見せできるぞ!
しかし、意に反して、息子の反応はクールだ。
僕は、<お前、知ってるとか言って、実は知らないのか?!>と迫ると、息子は冷静に「知ってるよ」と答える。
俺はいよいよ頭に来て、<じゃ、なんでポール牧の指パッチンをアップしねぇんだよ!?>とキレた。
すると、息子は、ハーって溜息をついて、「だって、違法だろ」と答えた。
えっ?違法なの?じゃ、駄目か。
こんな所から足がついて、家宅捜索とかされて、雑に本棚を荒らされたら嫌だしな。
こないだ職質を受けたばかりだし。悪いことは重なるものだ。
発禁図書とか無修正ビデオとかプロレス裏ビデオなどが押収されたら、もったいないとらんど、だ。
結論。ポール牧の指パッチンをユーチューブにアップするのは、リスキーだ。息子の忠告に従って、よそう。
ついつい夢中になって、ポール・マッカートニーのコンサートの話をするはずが、ポール牧の話題で終ってしまいそうだ。
ま、いいか。
明日も、コンサートがあるから、それを楽しみにしてる人には、ネタバレになっちゃうしね。
コンサートの様子を知りたいなら、きっとコアなファンがレビュー記事を書いてるだろうから、そっちを見た方がいいですよ。
それに、もうじき海賊版も出回るだろうし。
僕が中学の頃、新宿の西口に海賊版を売ってる店が密集していたが、あの界隈にはまだ店があるらしい。
海賊版に詳しいK.さんによると、海賊版は厳密には違法なのだが、海外の大物アーティストは海賊版には寛大らしい。
早ければ、1週間くらいで、発売されるみたいだ。自分の観た日の海賊版を持っとくのもいいな。
チケットのお礼に、F.の分も買っておいてやろうかな。
ちょっとまた話が戻って申し訳ないのだが、ポール・マッカートニーはOKで、ポール牧はNGなのか?
本当にユーチューブに、ポール牧の指パッチンをアップするのは違法なのかな?
あいつ、面倒くさいから、そう言って、誤魔化したんじゃあるまいな。
なんて、自分の子供を疑ってはいけませんね。そんな息子の誕生日は、11月20日です。
つまり、今日です。ハッピー・バースデイ!
…ってことは、明日は、立川談志の命日だ。全然、ポール・マッカートニーと関係なくなっちゃいましたね。おしまい。
BGM. RCサクセション「イエスタデイをうたって」


11月の模様替え

16/ⅩⅠ.(土)2013 
東北の友人に、<東京は寒いよ~>とメールしたら、「こっちは初雪だよ!」と怒られました。
木枯しも吹いて寒いですが、皆さん、元気ですか?
元気ですか?、で思い出したのですが、アントニオ猪木の処分はどうなるのでしょう?心配です。
さて、そんな11月も中旬、カワクリも冬支度、模様替えです。今回はその様子をお届けします。
まずは、ウォーター・サーバー周辺から。
ここは、お茶や紅茶や珈琲を飲めます。なので、それにちなんで放課後ティータイムの楽譜が貼ってあります。↓。

その譜面の周りを、「けいおん」のメンバーの写真で囲んでみました。これは、劇場版DVDの付録です。↓。

お茶を飲むには、コップも必要です。紙コップの他、暖かい物用のコップも用意してあります。
判らない人は、スタッフに聞いて下さい。
コップの付近には、「コップのフチ子」のポスターを貼りました。↓。

そのポスターの4角を画鋲で止めてありますが、それぞれに「フチ子」を引っ掛けました。たとえば、逆様。↓。

次は、さくらんぼ。↓。

そして、パンチラ・ショットになってしまいました。↓。

ラストは、意表をついて、「まどマギ」の杏子です。↓。「まどマギ」コーナーは後で登場しますので、好きな人はお楽しみに。

さて、そもそも「コップのフチ子」とは、OL風の小さいガチャガチャのフィギュアをコップのフチに引っ掛けて楽しむアイテムです。
僕が、最初に知ったのは、Hさんから貰ってからです。
知らないと見過ごす物も、知った途端に情報がいっぱい入ってくるのが、世の中ですね。
「フチ子」を見ない日はありません。学習帳のようなものも出ています。↓。大人気ですね!

この手のノートは、今の流行りなのかしら、「おとなの社会学習帳」シリーズというのが面白いです。
何種類かあるのですが、僕が気に入った2つを受付前のカウンターテーブル側の壁に貼りました。1つは、「れんあい」。↓。

もう1つは、「せかいせいふく」。↓。

「せかいせいふく」は、きゃりーちゃんの「インベーダーインベーダー」の歌詞にも出てきましたね。
そんなきゃりーちゃんは、11月6日に新曲「もったいないとらんど」をリリースしました。
そのCDには、架空の「もったいないとらんどパス」がおまけでついています。↓。

CDを買うとポスターも貰えます。
今は、診察室に入るところ(出るところ)の正面に貼ってあります。↓。

ここは旬な物を貼ることにしていて、きゃりーちゃんの前は映画「まどマギ」のポスターでした。
それを、相談室や処置室の前の壁に、移動しました。そこは劇場版「まどマギ」コーナーです。
最初の方で予告した「まどマギ」コーナーとは、この事です。好きな人、お待たせしました。↓。

1つづつ紹介しましょう。まずは、「まどマギ・ぴあ」の付録のクリア・ファイルです。↓。

次は、劇場版の主題歌のCDデザインのポストカードです。↓。

これは、キュウべえ柄のiPhone5専用のソフトケースです。↓。

僕は、スマホを持っていませんが、これを買ってしまったから、iPhone5を買うかどうか迷っています。
寺山修司の詩で、こんなのがありました。
「肖像画に間違って、髭を描いてしまったから、髭をはやすことにした。
門番を雇ってしまったから、門を作ることにした。この世は、すべてあべこべで…」
この詩が載ってる本が見つからなかったので、記憶で書きました。
細かい所は違うかもしれませんが、そんな雰囲気というか心持だということです。iPhone5。
「まどマギ」はローソンでフェアをやっていましたね。
対象商品のお菓子を2つ買うとクリアファイル、3つだと「キュウべえのボウル」が貰えました。
下が、「キュウべえのボウル」。↓。

箱を開けると、こんなボウルです。↓。

ローソンでは、「まどマギ」の前には、「進撃の巨人」で同様のフェアをやっていました。
大岡山の駅のローソンも奥沢も、すぐになくなってしまいました。
しかし、穴場があります。それは、田園調布の駅のローソンです。
ここは、かなり遅くまで、残っていました。現実に僕は、ここで「進撃」も「まどマギ」も手に入れましたから。
ローソンは、レジ袋もキュウべえになっていて、凝っていますね。↓。

クリアファイルは、こんな感じです。5人の絵柄とそれを組み合わせて全員揃った絵柄の6パターンです。↓。

ところで僕の普段の体調を管理してくれている「ストレッチ」のトレーナーさんは微妙に僕と趣味がかすります。
「まどマギ」も好きだというので、買えなかったというので、ワンセットあげました。
せっかくなので、詳細に紹介しましょう。まずは、「まどか」。↓。

次いで、「ほむら」。↓。

そして、「さやか」。↓。

それから、「マミ」。↓。

「杏子」、皆、ローソンっぽい制服でお揃いですね。これも今回の映画とかけてるのでしょうか。↓。

そして、これらをつなげると、この絵柄になる訳です。↓。

僕のトレーナーさんは、女性ですが、女性アイドルグループが好きで、すごくマニアックで、びっくりです。
「川原さんは、アイドルとかは好きじゃないですか?」と聞くので、どうせ知らないと思い<ベルハー>と言ったら知ってました。
「私は、乙女新党が好きです。ひょっとしたら、一緒に観てたかもしれませんね?」と言われました。
確かに、こないだ秋葉原で、ベルハーと乙女新党は、二組でライブをやり、2人とも観に行ってたみたいで驚きです。
下は、お返しに貰った、「乙女新党」の生写真。喫煙所の入口の壁に貼ってあります。良かったら見て下さい。↓。

他に好きなのは?と聞かれ、<BABYMETAL>と答えたら、「私は~」とさくら学院の生徒の名前を言われたが判らなかった。
ちなみに、BABYMETALはさくら学院の部活動「重音部」です。
診察室の奥の扉は、BABYMETALコーナーになっています。↓。

BABYMETALコーナーは、診察室のソファの所のテーブルの上でも展開されています。
あまり、皆さんが、目にするところではないですね。興味があったら、見て下さい。↓。

診察室の入口には今まで「忌野清志郎のメンフィス」の額装を飾っていましたが、中味がズレタので修繕に出してます。
それまでは、この重要なポジションに、BABYMETALを抜擢しました。これは3人の直筆サイン入りポスターです。
貴重なので、持って帰らないで下さい。
写真で紹介したいのですが、どうもパネルに光が乱反射してしまい、うまく撮影出来ませんでした。残念。
誰か、上手に撮れたら、写メを送って下さい。送り先は、僕の名刺にあるアドレスに。
名刺は診察室の黒猫に立てかけてあるので、ご自由にお取り下さい。よろしくどうぞ。
そんなこんなしてるうちに、もう街はクリスマスですね。
ちょっと早い気もしますが。
こないだまで、ハロウィンで騒いでいたのに、間隔が短いですね。
いつからがクリスマスかの基準は、どうもディズニーランドのパレードが決めてるっぽい気がします。
カワクリも少し、クリスマスっぽくしました。
毎年の使い回しですが、クリスマス要員が、今年は例年より早くおでましです。
まずは、「かんなぎ」の3人娘。↓。

デス・ノートから。おなじみですね。↓。

「けいおん」の澪ちゃんサンタ。↓。

「けいおん」メンバーは寝釈迦の前に配置しました。仏教とのコラボです。
これらのフィギュアは、「お~い、お茶」のおまけですが、去年のなので、今、コンビニを探してもないです。↓。

「化物語」のヒロイン達からもクリスマス・メッセージ。これは良く出来てると思います。↓。

クリニックに入ると、頭上にサンタのプリント・ペーパー・ガーランドがあります。↓。

アップにして見てみましょう。こんな感じです。↓。

受付の天井からは、スノーマンのオーナメントが吊るされています。↓。

お会計をする脇に、寝釈迦コーナーがあるのですが、そこに「サンタ寝釈迦」を。↓。

そして、お供に「トナカイ寝釈迦」。↓。

皆、揃って、寝釈迦ポーズで。↓。

喫煙所には、江頭サンタのお面を。↓。

カワクリは、色んな物が置いてあるので、大きなクリスマス・ツリーを置くスペースはありません。
なので、可愛らしく、ミニ・ツリーを受付のカウンターに。↓。

後は、BGMにクリスマス・ソングを入れるかどうか迷うところです。
この季節どこへ行ってもクリスマス・ソングばかり、と辟易される方が結構、多くて、不評なのです。
入れるとしても、ちょっと変わった奴をチョイスしなければ。
今は、ポール・マッカートニーが来日しているので、ビートルズの曲の割合が多くなっています。
最近、オンエア・BBCも出ましたしね。↓。

今週、診察に来られた方は、僕がポリス帽をかぶってるのを不思議に思いませんでしたか?
あれはですね、実は大岡山の駅前の派出所で職質を受けたからなんです。
鞄の中とか財布の中身とか全部、見られるんですね。ベルハーと一緒のチェキとかも見られちゃいました。
それで、ささやかな抵抗として、ポリス帽をかぶって派出所の前を通るという行動に出てたのです。
そういう訳でした、ポリス帽。ヴィレヴァンで千円ちょいで売ってました。
ほぼ等身大、唯ちゃんにかぶせてみました。
こんな帽子です。↓。

来週は、ポール・マッカートニーのコンサートなので、それっぽい帽子を被る予定です。ポリス帽はしばらく、休め。
BGM. きゃりーぱみゅぱみゅ「もったいないとらんど」