学会(のようなもの)、前夜

26/Ⅶ.(土) 2014 梅雨が明けたら、猛暑
7月21日(月・祝)「BABYMETAL-APOCALYPSE-Y」の後、「109」に寄った。
「109」のバーゲン・セールのキャンペーンに、セーラームーンが起用されていたからだ。↓。


これが、別バージョンのポスター。↓。


この日は、特別にいくら以上買うと、コスプレ撮影会に参加できるという企画の日だった。
さすがに僕はコスプレ撮影は希望しなかったが、会場をのぞきに行ってみた。
結構、カップルがいた。大人が多かった。
このバーゲンは、7月いっぱいまでなので、セーラームーン好きな人、あと、少しですよ。
遠方で行けない人のために、各セーラー戦士のキャッチ・コピーを紹介しましょう。
まずは、セーラー・マーズ。「火星にかわってプライスオフよ!」。↓。


セーラー・マーキュリー、「水でもかぶって割引します!」。↓。


セーラー・ジュピター、「しびれるくらいお買い得だよ!」。↓。


セーラー・ヴィーナス、「愛のプライス落とさせて頂きます!」。↓。


そして、セーラー・ムーン、「信じているの、ミラクルプライス!」。↓。


僕はこの次の日曜日に、学会のようなもの、で福岡に単身上陸する。
その時用のアクセサリーに花の髪飾りを買った。それをして学会参加するつもりだった。
ところが、ナースの塚田さんに、それは今年ライブ会場などで流行してるものだ、と教えられた。
そして、塚田さんは、「そんなのされてたら、後ろの人は迷惑ですよね」と笑った。
P-Fスタディという心理テストがあるのを皆さん、ご存知だろうか?
それはマンガの吹き出しみたいなところに思いついたセリフを書くものです。
P-FのPはピクチャー(絵)のことだが、Fはフラストレーションで、つまりストレスフルな場面が絵になってるテストだ。
その1枚に、劇場で前の席の人が大きなつばの帽子をかぶってて邪魔で見えない、というシチュエーションがあった。
そうか!これは塚田さんの言う通りに迷惑か。無駄に敵を作ってもいけない。学会使用・禁止にしよう。
でも、そうなると花の髪飾りが、もったいないので、今週はこれをかぶって診察をすることにした。
お誕生日週間ということで、どうか、ひとつ。↓。


もう皆さん、僕が何をしても、髪を染めようが、ネイルを新しくしようが、近頃はスルーですね。
でも、さすがにこの花の髪飾りは反応しましたね。
「それ、どうしたんですか?」って。
僕は、ちょっと、はにかみながら、<お誕生日週間だからね>と答える。
皆さんは大人ですね、「おめでとうございます」と答えてくれ、後は何事もなかったように普通に診察。
なんか、誕生祝を強要してるようだな。
下が、その花の髪飾り。「109」の一番上の階の「スピンズ」で買いました。↓。


この花の髪飾りには、蝶々もついています。
ほぼ等身大パネルの唯ちゃんにかぶせてみましょう。
蝶々、見えますか。↓。


さて、いよいよ、明日から日&月は福岡です。
知り合いが同行しないひとり旅なので、情報収集が大変でした。
協力して下さった皆さん、ありがとうございます。
詳しくは、次回の記事で報告します。
学会報告じゃなくて、グルメ・リポートね。(笑)
BGM. 3D-PIANO ANIME Theater! 「ムーンライト伝説」


吉田拓郎のコンサートへ行く

14/Ⅶ.(月) 2014 はれ
お昼から、夕方まで、東京都の校医相談。
<これから吉田拓郎のコンサートに行く>と言ったら、
保健室の先生が「もなか」と「あられ」をくれた。↓。

それを道中で食べながら、電車を乗り継いで、みなとみらい、に行く。
会場は、パシフィコ横浜。↓。

途中、気になった看板があったので撮影しておく。↓。
僕は、鳥が怖いが、ヒッチコックの「鳥」という映画は全然、怖くなかった。
むしろ、よくぞ、世界に、鳥の恐ろしさを啓蒙してくれた、と感謝したくらいだ。
恐怖は自分1人だけが恐ろしがってる時が怖いので、皆が恐ろしがると不思議と平気になるものだ。

話が吉田拓郎からそれてしまいましたね。
僕は湘南の茅ヶ崎の生まれですが泳げなくて、水泳の時間や友人と遊びに行く時は苦労しました。
ところが、吉田拓郎も泳げないと知った時には、感激しました。
人間は泳げなくてもいいんだ、と変な自信を持ち、堂々と開き直るようになりました。
僕が高校1年の時、拓郎は「ローリング30」という2枚組みのLPを出して、僕は毎日、それを聴いていました。
その2枚目のB面のラストの曲が、「海へ帰るよ、泳げないけど~」という歌で、僕はその歌の歌詞が好きでした。
当時、塾で一緒だった女子と夏休みにプールへ遊びに行く約束をしました。
ついでなので、<良い歌だよ>と、そのレコードを貸しました。
すると、彼女の感想は、「みじめな歌ね」と見透かしたようなものでした。
「海へ帰る」と掛けて、みなとみらい、の海を。↓。

会場に入りました。開演前にグッズ・コーナーを見ます。↓。

吉田拓郎の等身大パネルを開演前の海を背景に撮影します。
コンサート終了時の海と比較するつもりです。↓。

このパネルには、拓郎の直筆サインが、記されています。ちょっと見づらいかな?
見づらかったらごめん。↓。

僕は、拓郎の歌はエレック・レコード時代(今で言う、インディーズ)からCBSソニー時代の物は全部わかります。
セイ・ヤングやオール・ナイト・ニッポンも毎週聴いていたから、レコードになってない曲も知ってます。
フォーライフ時代は、浪人中までの作品なら、ほぼわかります。
ここで言う、わかります、とは、歌詞カードを見ずに歌えるという意味です。
多分、「無人島で」くらいまでです。
その後のアルバムは、僕の興味が拓郎から清志郎に移ってしまったので、全然、知りません。
さすがに、キンキ・キッズとテレビ番組をやってるのは、少し見ましたが、気に入りませんでしたね。
キンキ・キッズがじゃなくて、吉田拓郎の媚びたような態度が。
そう言えば、キンキ・キッズからもお花が届いてました。義理堅いですね、奴ら。↓。

ですから、今日のコンサートの選曲がどうなるのかは、ある種の賭け、です。
あえて予習なし、で臨みました。
最近、拓郎は「AGAIN」という」セルフ・カバー・アルバムを出したと知り、少しホッとしました。↓。

座席は、2階12列の一番端っこ、通路に面してるから、横に飛び出して見れる良い席。
始まりの合図は会場が真っ暗になり、ステージ後方のスクリーンに、ギターを抱えた拓郎のシルエットが浮かぶ。
大拍手、そして、「たくろうコール!」。
1曲目から、なんと、あの懐かしいイントロ、「人生を語らず」だ。
僕が高校生の頃、男子が聴いていた音楽は、「拓郎」か「永ちゃん」か「YMO」のどれかだった時期があった。
僕は、勿論、拓郎派で、コンサート会場では、座席の下にカセットデッキを仕込んで録音していた。
今より、チェックが甘い時代だった。多分、皆、してたと思う。
当時の僕は、少し屈折していて、会場で盛り上がる他のファンに対して、<こいつらと俺は違う>なんて、
椅子に座ったまま、腕組みなんかしちゃって、微動だにしなくって、自意識過剰な地蔵みたいで。
そして、家に帰ってから、録音したテープを再生して、手拍子して、一緒に合唱したりしていた。お恥ずかしい。
しかし、時は魔術師ですね、そんな僕ものっけからスタンダップ!、フルコーラス歌いましたよ、「人生を語らず」。
やっぱり、アイドルのライブに通ってるおかげで、自分で言うのもなんなのですが、人生のノリが良くなった。
2曲目は、「今日までそして明日から」、アレンジが僕の知ってるのとはちょっと違いました。
3曲目は、なんと、「落陽」です!開始3曲目で会場は総立ちです!平均年齢50以上だろうに。
「落陽」の後奏では、バックのスクリーンに打ち上げ花火の映像が何発も何発も出て。
まるで、つま恋、みたい。
オープニングから怒涛の3連発だ。ものすごいボルテージ。
拓郎は、MCで「それでは、皆さん、さようなら」と冗談で帰る振りをして、シャイに照れ笑いした。
吉田拓郎のステージは、拓郎に限らず昔のフォーク歌手のトークは面白かった。
深夜放送の雰囲気。
初期のたくろう(初期だから、平仮名表記にした)のライブ版は喋りが面白いです。
今、入手できるのは、「ともだち」だけです。「オン・ステージ2」はCD化されていません。
「ライブ’73」は喋りがほとんどないです。たくろうがエレキ・バンドを従えて颯爽とイメチェンした記録です。
この日の拓郎は、たくろう時代と同じように、まるで同じようにトークをしました。
何も変わっていません。ギャグも当時と同じです。
「今回のコンサートツアーは、北は埼玉・川口から南は神奈川・横浜まで」とそんな調子のギャグです。
変わってね~。
拓郎は、全国ツアーをやるアーティストをみて、羨ましいと思う反面、
あんなにやらなくてもいいだろう、と思う、自分がいます、と言う。
「そんな正直な吉田拓郎のコンサート、ゆっくりお楽しみ下さい」と言って、会場をクールダウンさせ、一堂、着席。
「みんな、年だから、無理してひきつけ起こしてもいけないから」とジョークを言った。センスが古いなぁ。
4曲目は、「爪」。別れを切り出す、と爪を切る、をかけた松本隆の作詞の曲。
「ローリング30」に入っていた。
5曲目は、知らない。軽快なラブソングだ。
6曲目の前にMC。去年、2人のミュージシャンのライブにゲストで誘われた時のエピソードだ。
そんなに面白くないので詳しくは書きません。
ただ、2人に「襟裳岬」を一緒にやらない?、と提案したら、回答が真逆だったという話。
と言う訳で、6曲目は、「襟裳岬」。
7曲目も知らない曲。「僕は1人じゃない」とか歌ってた。曲が途中で、転調するのが特徴。
8曲目も知らない。舞台が照明でオレンジ色になる。たそがれ、のイメージ。
「あなたはどうしてそんなに素敵なんだろう」みたいな、憧れの気持ちを歌ってる。
恋唄というより、人を慕う気持ちのように聞こえた。
でも、これも若い時に聴いていたら、違って聞こえるのかな。
こういうのを円熟って言うのかな。
9曲目の前に長いMC。子供の頃、病弱だったというエピソード。
東京に出てから人間が改造されて朝まで3回歌いました、って。
ここで補足説明。1度目は「かぐや姫」とやった、つま恋、だ。
あれは僕は小学生だから、いけないのは仕方ない。
ただ2度目の、篠島、は大学受験を理由に親から許しが出なかった。今でも、悔やまれる。
結果論だが、浪人したんだから行かせてくれても良かったのに。
3度目だけ行きました。拓郎、単独のつま恋。
当時、僕は大学の野球部の副キャプテンで、オールナイト・コンサートと野球部の合宿の日程がぶつかった。
その頃の僕の考えは甘くて、性善説で生きていた。
だから、きちんと説明したら、わかってもらえると思った。快諾されるとさえ思っていた。
篠島のコンサートに行けなかった悔しさも一生懸命、伝えた。
しかし、上級生やOBやキャプテンは口を揃えて、「副キャプテンの自覚がない」と却下された。
僕は、こいつらは馬鹿か、とあきれ、友人のF.と2人で皆の意見をシカトして、コンサートに強行参加した。
夕方からとにかく朝日が出るまで、延々と歌うというコンサートだ。行って良かったと思う。
去年くらいに野球部のOB会に出席したが、皆、和気あいあいとして、コンサートに行ったことを咎める者はいなかった。
時間が俺の選択の正しさを証明してくれた。だから皆さんも迷ったら好きにした方が良いですよ。
多分、死ぬ時に後悔しない。
あっ、話が脱線してしまった。
9曲目のMCの話だ。
拓郎は、「自分」はどう変化するか判らない、ということを伝えたかったらしいが、途中からそんな自分に照れて、
つまらないジョークを言って、話がうやむやになって、9曲目へ。
ステージ後方のスクリーンに、青い空に白い雲が浮かぶ映像に、「夏休み」という文字が映し出される。会場からは大拍手。
海浜の画に1番の歌詞がつく。カラオケ・ボックスをイメージしてくれると良いです。
皆、見なくても歌えるのにね。
2番は、山の写真。3番は、ひつじ雲。間奏は、夕日が海に沈むところ。4番は畑道に白い雲と青い空。
5番は、ひまわり。後奏は今風のアレンジで間髪入れず、10曲目へ。
聴き慣れた独特のハーモニカ。「シンシア」だ。
これは、オリジナルは、かまやつひろし、とのデュオだ。シンシアとは、南沙織の愛称だ。
今、動画サイトで、当時の2人が南沙織を挟んで歌う「ミュージック・フェア」の画像がアップされていて見れます。
たくろうも愛くるしいくらい可愛いが、南沙織が途中、はにかんで下を向くシーンは可愛い。
僕は南沙織は特別に好きでもないが、この南沙織は可愛いです。必見です。
また話が脱線してしまいました。
11曲目、ステージを赤とブルーのライトがネオンのように交錯し、紫がかった色を作り、また赤とブルーに分離する。
混ざり合っては元のバラバラに戻る、その繰り返しが淫靡で、永遠に交わらない男女の仲を暗喩しているようだ。
曲は、「裏街のマリア」。これも、出典は「ローリング30」だ。
そして、吉田拓郎は、どうやらお気に入りの「ネタ」をやる。とあるバーで2人連れの男と一緒に飲む設定。
覚えてるので、なんならここで詳しく再現しても良いのだが、「オチ」もない面白くない話なので割愛。
まぁ、あえて言うなら、バーに入って何を注文したら良いか判らない時は、「モヒート」を頼むと良いってことです。
拓郎曰く、「ヘミングウェイで有名なモヒート。すごい甘いです。皆さん、試して下さい」、だって。
そして、この1人茶番劇の最中に曲が挿入されて行くという仕掛けですが、何が面白いのか判りませんでした。
12曲目も知りませんでした。「気持ちだよ~」と何度もリフレインしていましたから、きっと、そんな題なのでしょう。
13曲目は、「サマータイムブルースが聴こえる」。この曲は、ライブで人気があり、後にシングルになった曲です。
原曲は4番まで歌詞があり、サビは全部同じでした。
シングルでは、歌詞が3番までになり、その代わりサビの詞が異なりました。
「手を加えた」という感じでしたが、僕はライブでやってる粗野なバージョンの方が好きでした。
で、今回はと言うと、4番までありサビ同じのライブ・バージョンの方でした。(拍手)
そして、またバーの1人コントに戻り、「人生って、そういうもんなんだな~」って言って、背中を会場に向けると、
色とりどりのライトが、ステージにきらめく。
4原色みたいな。
曲は、「全部抱きしめて」(?、キンキ・キッズが歌ってた奴)、14曲目。
この歌では、会場でラジオ体操みたいな振り付けで踊ってる人が何人かいたぞ。
なんだ、あれは?許していいのか?
そんなことを言ってるうちにバンドのメンバー紹介になって、「わしらのフォーク村」ジャンジャン、って終った。
「わしらのフォーク村」とは「古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう」というエレック第1弾のLPの曲だ。
キンキ・キッズの曲を演奏され、オールド・ファンが不愉快になりそうなタイミングで、これだ。
その手があったか。まるで人質を捕られたような気分だ。許すしかない。
15曲目は、ピアノソロから、やはり知らない曲。「訳もなくここは東京」と何度も言ってたからそういう歌なのだろう。
その後、最近物忘れが激しいとか、通販にはまってるなどのトークから、(これも特に面白くないので内容は書かない)、
「今日は最高のメンバーが集まってくれました。この人達は文句なしにベストなんです。ベストなんです!」と繰り返し、
よく見ると、全員がベストを着てた、というオチ。…どう思います?
そして、16曲目は、そのベスト・メンバーのコーラスで、「シュロの樹が~」で始まる曲。これも知らない。
17曲目は、4原色のライトが光り、メロディアスな旋律と変則的なテンポの曲。これも知らない。
「あきらめたら後悔しちゃうぞ」みたいな歌。
これがラストの曲だったらしく、拓郎は「どうも、ありがとう」とお辞儀。
会場の拍手に包まれて、メンバーがステージ前方に並んで、手を握り、そのままバンザイする、WWWWWWWW、みたいな挨拶。
拓郎は手を振って、退場。客席は総立ち、大拍手、そして「アンコール!アンコール!」の合唱。
アンコールに応えて、拓郎がギター1本で再登場。スポットライトを浴び、弾き語り。
♪町を出て行こう♪、大拍手。
「こうき心」だ。
これは、初期のLP「青春の詩」に収められて、「ライブ’73」にもロック・バージョンが収録されている懐かしい歌だ。
僕は、つっ立ったまま、シーンと聴き入る。
すると、静かに、その間に、バックメンバーがスタンバイするように暗い中を集まって行く様子が見えた。
♪外は雨が降っている~♪、ジャカジャカジャカの拓郎のギターにかぶせるようにバンドの演奏が始まった。
アンコール2曲目、これは知らない。
会場が青いライトでやさしく包まれて、ステージの拓郎だけ日なたのポジションなので日なたのようなスポットを浴びて。
大げさな詞とドラマチックな曲で、拓郎のヴォーカルが際立つ歌だ。
「時がやさしく切なく流れ、そっとこのまま振り返るなら、僕らは今も自由のままだ」みたいな趣旨の歌だった。
会場から拍手、僕も拍手。それは、熱狂や情熱ではなく、同意とかリスペクトの意に近い。
アンコール3曲目は、耳になじみのあるイントロで、会場をピンクのライトが四方八方に暴れ出す。
「春だったね」。
アレンジは、「ライブ’73」に習ったもので、「ライブ’73」のギターソロは高中正義がやってたな、と懐かしく思い出す。
この歌は、早口言葉みたいな歌詞なのだが、会場は息がピタリとなって合唱した。
後奏で拓郎はギターを持ち替えた。
行くか?アンコール4曲目。
ステージのスクリーンには、どこか日本の夏の情緒を想起させる白と紫のツートンカラーの色合いの、
2つの扇風機の羽根みたいなものが、一方は歯車で時間を逆戻りさせようと反時計回りの力で、
もう一つは、正常に進行する時計回りの時間軸で、その2つが、何の摩擦抵抗もなく、ゆっくりと融和して回っている。
僕は、今日のコンサートに拓郎と和解しに来たのだと気がついた。
アンコール4曲目の歌は、知らない。「オンリー・ユー、さらに、オンリー・ユー」と歌ってる。
皆、総立ちで拍手してる。「あなた以外、あなた以外」と歌ってる。
「オンリー・ユー、ずっと、オンリー・ユー、あなた以外、あなた以外」と歌っている。
コーラス(今回のメンバーはすべて男性)の「オンリー・ユー、オンリー・ユー」の中、拓郎は会場に手を振って、
お辞儀して、右に左にと舞台を右往左往して、拓郎らしからぬ、サービス。
深くお辞儀をして、両手を膝の上についたままの姿勢で動かないから気絶してるのかと心配になった。
しかし、拓郎は息が切れてただけで、また手を振って、会場は大拍手。
コーラスがひたすら、「オンリー・ユー、オンリー・ユー」と客席を扇動した。
拓郎はお辞儀して、また何秒も動かない。
さすがに、もうこれ以上、アンコールは頼めないと皆が納得したら、拓郎はステージを去って行った。
拓郎の白いシルエットがステージのスクリーンに映し出され、会場に灯りが点く。
パーシー・フェイス・オーケストラの「夏の日の恋」がかかり観客も退場する。
グッズ売り場で、ニューアルバムを買うと、ポスターをくれるので、「AGAIN」を購入した。
終演後の拓郎のパネルです。背景の海が夜になっています。開演前と比較して下さい。↓。

帰り道、みなとみらい、の観覧車。↓。

家に帰り、「AGAIN」を聴いたら、1曲目の「純情」という曲が、「オンリー・ユー」だった。
ポスターは、診察室の長嶋の上に貼る。皆さんから、よく見える位置です。
拓郎が、机に突っ伏してる姿が照れ屋の拓郎らしくもあり、疲れているようでもあり、どっちにしろ拓郎らしい。↓。

いや、そんなことより、BABYMETAL、である。
7/21(月・祝)にファンクラブ限定のライブをTSUTAYA-O-EASTでやるので応募したら当たった。
それは、良いことなのだが、当日は、チケットの他に、「デジタル召喚状」も見せないと入れてもらえない。
転売防止のためらしい。
しかし、「デジタル召喚状」は、BABYMETAL APOCALYPSE WEBにログインして、手に入れるのだ。
ちなみに僕の「メタル・ネーム」は「TATSUJI-METAL」。
当日はその画面をみせないといけなく、プリントアウトしたものではダメらしい。
俺、スマホじゃないんだけど。
当日、コンピューターを担いで行けと言うのか?
ベルハー・セカンドワンマンのファンクラブ入会特典もそうだった。
皆がスマホを使ってるという前提で話を進めないで欲しい。
ここは日本だぞ。
日本は島国だぞ。ガラパゴスだ!。
…って、俺、誰に怒ってるんだ??
吉田拓郎コンサート、全22曲中、知ってたのは13曲でした。
BGM. 吉田拓郎「純情」


美しい日々

22/Ⅵ.(日) 2014 小雨
小雨の中、上野まで「バルテュス展」を観に行く。↓。

午後に、Dr.ストレッチの予定があるから、朝1で行く。
今日は最終日だけあって、この悪天候でも美術館は混んでいた。
僕が、バルテュス、を知ったのは、澁澤龍彦の本で、だ。
「部屋」という絵に衝撃を覚えた。
少女が全裸でソファに弓なりにヒステリー発作のように海老反っていて、その部屋のカーテンを意地悪そうな顔をした小人女
がめくって、そのせいで部屋の中に対角線上に光が入って、少女の裸体を照らし出していた。
そして、テーブルの上の猫が小人女の方に視線を送っていた。
僕は二十歳前後に「部屋」を見たものだから、ものすごくインパクトがあった。
今回の「バルテュス展」にあたって、澁澤龍彦の本を読み返してみた。↓。

すると、それは僕の記憶違いで、「幻想の画廊」で紹介されてるのは、「部屋」ではなくて、「夢見るテレーズ」だった。
ちなみに「部屋」は今回の「バルテュス展」では展示されなかった。
「夢見るテレーズ」は今回の展覧会の目玉で、チラシやチケットの絵柄に使用されていたから、目にした人も多いかも。
下が、美術館近くの立て看板の「夢見るテレーズ」。↓。

モデルの、テレーズは、バルテュスが起用した最初の少女モデルで、隣に住む失業者の娘だったそうだ。
テレーズは、第2次世界大戦が迫り来る暗い世相を反映した雰囲気を持つ少女で、それがバルテュスを惹きつけたようだ。
澁澤龍彦の解説を読むと、これはただ少女が頭の上で手を組んでうたた寝して、かた膝立てて、パンチラを見せてる絵などではない。
こういう難しい理論武装をすれば、アニメやエロゲーの表現の規制もかわせるのではと思った。
頑張ってみたらどうだろうか、そっち系の人。
話をテレーズに戻そう。
テレーズは、他にも「兄妹」という絵のモデルになっていた。
しかし、同じ画家が同じモデルを書いたとは思えない程、こっちは可愛くない。おまけに妹なのに兄よりデカいし。
犯罪性がグッと低くなる。↓。

「バルテュス展」のパンフの表紙は、手鏡を持つ少女。↓。

これは、「美しい日々」というタイトルで、ポストカードも買ってきた。↓。

「美しい日々」で思い出すのは、片山健という人の画集だ。ちょっとバルテュスっぽいのである。↓。

あとがきで、片山健は自分が絵を描き出したきっかけは、シュールレアリズムの傍流の一連のきわめてエロチックな作品に
ふれたからだ、と書いている。
しかし、実際のバルテュスはシュールレアリズム運動には1度も参加していない。
アンドレ・ブルトンの目にとまり、初期の作品がシュールレアリズムの雑誌に載ったりしたが、バルテュスは距離をとっていた。
アンドレ・ブルトンが、バルテュスの家までわざわざ出向いて、話をして、決定的な考え方の違いにガッカリして帰った、という
エピソードもこの展覧会で紹介されていた。なんか、ちょっと笑った。
しかし、バルテュスはジョルジュ・バタイユとは仲が良かったらしい。バタイユと言えば、エロティシズムの巨匠ですね。
寺山修司の年譜には必ず、「バタイユの眼球譚」に出会う、みたいなことが重要な事件として載っている。
下が、バタイユの「眼球譚」。デルヴォーとバルテュスの画集で挟んでみました。↓。

バルテュスの絵にはよく猫が出てきます。パンフの裏表紙も猫です。↓。

これもポストカードを買ってきました。この絵は、シーフード店の宣伝に書かれたもので、店内に掛けられていたそうです。
シーフードの新鮮さを表現するため、海から虹に乗って魚が、猫が待ち受けるお皿に弧を描いて直接、舞い落ちてくる様子はマンガチックですね。
左下でボートで手を振る少女は、バタイユの娘、ローランス・バタイユ。↓。

大人たちが延々と喋ってるのに退屈して、1人でボートに乗って港を探索していたという逸話を題材に取り上げたみたいだ。
さすが、ローランス!バタイユの娘だけありますね。↓。

ローランスは、「決して来ない時」という絵のモデルもしています。この絵は僕が冒頭で言った、「部屋」にちょっと似ています。
「決して来ない時」の原題を直訳すると、「木曜日が4日ある週」になります。
当時、フランスの小学校は木曜日が休みだったため、「木曜日が4日ある週」とは「決してあり得ない」という言い回しに使われていたそうです。
これも、ポストカードを買ってきました。猫が見てますね。↓。

僕が今回の展覧会でもっとも注目したのは、「読書するカティア」です。これは、ポストカードが無くて残念でした。
なぜ、僕が注目したかと言うと、このモデルは、ベルリン少女ハートの「みずほ」に似てるのです。
パンフから、カティアをクローズアップしてみました。↓。

僕が、高2の時、好きだった女の子が紺のスィングトップをよく着ていて、僕はいつもその子のことを想っていました。
スィングトップがオシャレな女の子の間で流行っている時代でした。
だから、僕は原宿とかですれ違うスィングトップの女の子が皆一瞬その子かと錯覚して見間違えるほどイカレテいました。
そんな心理と似てるのかな?「読書するカティア」を「みずほ」に見間違えるのは。
下が、「みずほ」、タワレコのポスターより、クローズアップ。↓。

今日の記念のお土産は、パンフやポストカードの他に「蜂蜜」を買いました。
バルテュスは早熟で、11歳の時に作品集を刊行しています。
お母さんの恋人が、あのリルケだったそうで、リルケが序文を書いてくれたそうです。
その作品のタイトルが「MITSOU(ミツ)」なので、それと「蜂蜜」を引っ掛けた商品です。
「ミツ」の絵が瓶にデザインしてあります。↓。

「ミツ」とは愛猫の名前で、日本語の「ミツ(光)」が由来だそうです。
バルテュスは日本びいきで奥さんも日本人。来日して三島由紀夫とあった時の通訳をしていた人で一目惚れしたらしい。
バルテュスは勝新太郎に絵をあげて、替わりに勝新から着物をもらったりして。「座頭市!」と言って喜んで着てたそうです。
もう少し、ゆっくり観ていたかったのですが、午後からストレッチだから、自由が丘に移動します。
僕の担当のトレーナーさんは週の半分、実家に帰ることにしたらしく、この1週間はその引っ越しで忙しかったという。
だから、蜂蜜を1つあげた。↓。

さて、大量にポストカードを買ったからな。お久しぶりの友人へ葉書を書いて、文通用に使おう。まずは、四国のY.からだ。
BGM. BELLRING少女ハート「Crimson Horizon」


6月始めの日記、2014

7(土)~10(火)/Ⅵ. 2014 雨だったり晴れたり
ブログやメール用に使ってるクリニックのパソコンに不具合が生じて、前回の記事も、使い慣れない、相談室のパソコンに、
USB(?)でデータを移してもらい、(後藤さんにやってもらった)、何とか書いた。今もそうです。
あっ、だから、パソコンにメールくれてる人、返信が遅くなります。この場を借りて、「すみません」、シカトじゃないからね。
パソコンのことで、何人かに携帯からメールする。
パソコンのことを相談したことをきっかけに、男3女1で飲み会をやることに発展した。
男3は、大学の同級生で、女1は当時、出会った時は女子高生だった。僕らの友人の知り合いの妹だった。
僕らは大学3年で、その子の通う女子校の文化祭にも、誘われて行った。
女子校は縦社会で、彼女は後輩を呼びつけ、僕らの前で、芸を披露させた。
僕は、竜宮城みたいだな、と思ったっけ。当時は、おニャン子クラブが大ブームだった頃だ。
7(土)、開業する前に務めてた病院の同窓会を医者4人で、19時ニコタマの店に待ち合わせ。
そう言った理由で、先週の土曜は最終受付を15時にさせてもらったのです。皆さん、ご迷惑をかけました。
しかし、結局、診療が終わったのが、20時過ぎ。店に到着したのが、20時45分、と1時間45分の遅刻。
やはり、診療のある日の約束は難しい。
でも、会は大いに盛り上がり、皆、上機嫌。終電もなく、それぞれタクシーで帰る。
僕は家に着いてから、録画しておいたAKB総選挙をみながら、呑み直す。
8(日)、待ちに待ったベルハー・セカンド・ワンマンin Quatro。今日は、しょこたんのバスツアーの日でもあった。
ベルハーのライブは前売りソールド・アウトの大盛況。台湾から、TIRAぴょんも戻って来て、メンバー7人!。↓。

みずほは、客席に乱入し、気がついたら僕の真後ろにいた。周囲の観客は、口々に、「ビックリした~」と言っていた。
そう言えば、この日のライブは入り口で手荷物検査もボディチェックも一切なかった。
さすが、ベルハー、AKB事件無関係か。
9(月)、Dr.ストレッチ。始まりの時間を勘違いしていて、トレーナーさんの電話で気付く。30分遅刻。
その後、新宿へ。
先週、アルタ前に「花物語」の神原駿河のパネルが4つ立っていたが、その時、携帯を持っていなかったので、写メを撮り直しに行くも、
「サッカー・ワールド・カップ」の催し物に変わっていた。残念。
「花物語」は8月16日から5週連続でMXTVで放送されます。原作ラノベは、面白かったから、乞うご期待。
その後、世界堂で、昨日、会場で買ったベルハーの生写真をラミネートする。
紀伊国屋書店で、コミックス「惡の華」の最終巻を買う。
「5/18学会シンポ」の打ち上げ(?)を中華街でやるとのお誘いのメールを受ける。
折角だが、平日なので、とてもじゃないが間に合わない。着いた頃には、終わってそうだ。
先日、学会の衣装をコーディネートしてくれたヒスの女店員さんに、お礼に「おやすみプンプン」の全巻BOXセットをあげた。
それは、その日、僕が「愛子ちゃん」のTシャツを着ていて、彼女は「プンプン」を知らなくって、みたい、と言ったからあげたのだ。
すると彼女はサマー・セールのお知らせの葉書に、「愛子ちゃん」と「プンプン」のイラストを描いて送ってきた。
絵はとりわけ上手でもなく、下手でもなかった。その分、一生懸命、描いてくれたんだろうなぁ、という気持ちが伝わってくる。↓。

新宿に来たついでだ、ルミネエストのヒスに顔を出す。しかし、彼女はお休みだった。
よく葉書を読み直したら、9(月)は休み、と書いてあった。また後日、出直そう。
タワレコに予約しておいた、爆弾ジョニーのアニメ「ピンポン」の主題歌を受け取りに行く。急にキヨシが聴きたくなりRCの旧譜を何枚か買う。
家に帰ってから、大学時代の友人(女子)から相談事を受ける。
ちょっと好きだった娘だったから親切に、専門的に対応した。感謝される。
その夜、学生時代、その娘の親友だった女の子が夢に出て来た。(何故、その娘が出演しない?)
僕らは医大生で、僕は医学部を退学する決意で、彼女にしきりと、「やめないように」と説得されて、励まされていた。
知らぬ間に、僕らの周囲を孔雀くらいの羽根を持つ大きさのカラスに取り囲まれていた。
見た所、カラスは僕らに敵意を向けていないから、そっと僕は彼女の手を握り、カラス達に気付かれないように腰をかがめて、その場から脱出する夢だった。
10(火)、良い天気。新しい週が始まる。
BGM. 忌野清志郎「世間知らず」


先に生まれたからってなにがえらいんですか?

22/Ⅴ.(木) 2014 午前中、雷雨。
今日の午前は大雷鳴とどしゃぶりの雨音と、空がピカピカ光ってるのが、診察室の中にいても判った。
去年のゲリラ豪雨での雨漏りの悪夢が脳裏をよぎる。
(2013年7/29「嵐を呼ぶバースディ、漂流クリニック」を良かったら参照して下さい)
雨漏りの対処はバッチリしたから、今年は大丈夫だと思うが、念のため、受付と緊急対応の確認はしておいた。
今朝、僕が家を出る時は雨など降ってなく、昨日、紹介したレイングッズは装備して来なかった。
もう雨はやんでいるから、いいのだけれど。
昨日、遅くなったから、家までタクシーに乗ったら良く喋る運転手で、「お客さんは躍りの先生ですか?」と話しかけられた。
「立派な番傘を持っていらっしゃるから」ってミラー越しに。しかし、踊りのセンセー、って言われたのは生まれて始めてだ。
マンガのセンセー、と言われたことはある。
昔、「思春期&青年期」を専門に診る病院に勤めてた頃、「マンガ同好会」を作った。
その病院は、学校みたいに毎日、授業のように、何かのプログラムがあり、患者はそれに参加するのが日課だった。
しかし、そういうのが嫌いな子もいて、そういう子を集めて、趣味の集いの場を作ったのがきっかけだ。
まだ、オタク、という言葉が今ほど市民権を持っておらず、変質者扱いで、今よりも皆、こっそりマンガやアニメを観てた時代だ。
その同好会は、5~6人のメンバーで、非公式のプログラムで、大人は僕だけだった。
それぞれが持ち寄った音楽を聞いたり、マンガを回し読みしたり、リレーマンガをして遊んでいた。
「同好会」の名前は、「メソ部」になった。今も、その時のポスターがカワクリのトイレの脇に貼ってあります。↓。

僕がアニメを観るようになったのは、この会がきっかけだ。
しかし、次第に、僕は、そこで、そのメンバー達の潜在能力の高さに気付かされた。すごいよ、オタク、は。
最終的に、メンバーは、それぞれ、ラミカや同人誌を作り、コミケにエントリーして、出店した。僕は引率をした。
コミケのスペースは、小学校で使うような2人掛けの机にイスが2つ。イスを1つ追加するのに、追加料金が必要だった。
いざ、出店したは良いが、皆、コミケ会場を見たいので、「センセー、店番、よろしく!」と言って、皆、居なくなってしまった。
僕はポツンと売れない商品の山の前に座り、時折、メンバーが帰って来ては、
「センセー、もう少し、お願いね」と言って嬉々として走り去って行く後姿を見送っていた。
会場では、レンタルでコスプレも出来て、そんなことをして楽しんでいるようだった。
すると、隣のブースの少女から話しかけられ、
「皆がセンセーって呼んでますが、マンガのセンセーですか?」と聞かれた。
まさか、病院から来てるとも言えず、僕は少女に「マンガのセンセー」と誤解されたまま、
一目置かれてしまった思い出がある。
マンガのセンセー、で思い出したのだが、平口広美の「お札の先生」というマンガが僕の書庫にあります。
平口広美は、80年代前半、蛭子さんや丸尾末広らと同時期に「ガロ」にマンガを描いていた。
下が、「お札の先生」。↓。

平口広美のマンガはエロとヴァイオレンスです。
けいせい出版から発売された「白熱」というのがすごいです。
でも、わざわざ、探してまで読まなくていいと思います。
そういうのが好きな人だけ、どうぞ。
中野ブロードウェイの「4階」の「まんだらけ」にありそう。
さて、今日は先生をテーマにお送りしてきましたが、僕はこれから、恩師のA先生に、「5/18」学会の報告の手紙を書きます。
A先生への手紙を先に書くから、「予告ブログ」ちょっと待っててね。
手紙の書き出しは、この記事のタイトルと同じにしようかな。
BGM. 榊原郁恵「私の先生」


ポールも味方?~5/18問題、急展開!

17/Ⅴ.(土) 2014 晴れ
今日の診療は早目に終え、「5/18問題」の学会前日なのに、ポール・マッカートニーのライブを観に、国立競技場に向かう。
その途中、チケットをとってくれた、F.から、「コンサート中止」のメールが届く。
月曜に振り替えだって。
今日はポールのコンサートの後にクリニックにUターンして学会準備の予定のつもりで、徹夜覚悟だった。
なんか、悪いね、ポール、気を使ってくれたみたいで、サンキュー!
もう1つの「5/18問題」も、明日(5/18)はきゃりー、ポールは月曜(5/19)で同時に解決。月曜はクリニック休みだからね。
振り替えの国立行けるし。
そう言えば、年始にみた細木数子の占いでは、今年、僕はツイてるらしい。数子、当たったよ。ツイてきた。ノッて行くぞ!
BGM. 中山美穂「ツイてるねノッてるね」


魅せられて

15/Ⅴ.(木) 2014 外に出てないから天気、わからない
「5/18問題」は、まるで、停滞。残すところ、あと3日。…、時間がない。
忍ちゃんがいれば、血を吸ってもらって、本番まで、ずっと完徹で行けるのにな。
下が、そんな「忍野忍」。オイル時計で囲ってみました。↓。


夏らしいイデタチでしょ?
忍ちゃんのフィギュアは、今は、ウォーター・サーバーの上にいます。
お水を飲む時に知らない人は、普通の美少女フィギュアと思われるかもしれませんね。
そんな方のために、「忍野忍」を簡単に説明しましょう。
「化物語」および「物語シリーズ」の登場人物です。アニメが面白いですが、原作は西尾維新のラノベです。
今は幼女の姿をしてますが、実は伝説の「鉄血にして、熱血にして、冷血の吸血鬼」の成れの果てです。
真の名は、長くって、「キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード」と言います。約600歳です。
彼女に血を吸われると「眷属(けんぞく)」となり、不死身に近い体になります。
つまり、徹夜の3~4日なんてへっちゃらです。↓。


なんて、アニメの話をしててもしょうがないですね。
どうも、現実がつらいと、ブログに逃げる癖がついた。
徳田さんには、「試験前は部屋の掃除的なところですね」と見透かされたようなエールをもらった。
現実的に生きよう。
僕は、もう5/18が終わるまで、記事を書きません宣言。
だから、皆さんも、暖かい目で監視していて下さい。
「5/18問題」、これから、頑張る!
昨日、夢に親戚のおばさんが出てきて、「タッちゃん、やせたじゃない」と言われた。
夢は、昼間に処理しきれない葛藤に対処してる作業の残りかす、みたいなものだと言う。
おばさん、それは「68問題」だよ!優先順位が違うよ!今は、「5/18問題」。大丈夫か?俺の無意識。
BGM. HOT BLOOD「ソウルドラキュラ」


あの娘とスキャンダル

6/Ⅴ.(火)2014 曇、少し肌寒い
GWも今日で終わり。
3日は、自由が丘の駅のロータリーのところで「スィーツ・フェス」というライブをやっていたので観覧した。
トリを地元の私立女子高のブラバンがつとめて、客席には同じ制服を来た女生徒が応援に駆けつけ掛声を掛けたりしていた。
女生徒達は声を揃えて曲の間合いに、「テキーラ!」と叫んだ。その日は天候も良く、屋外ステージは和やかな空気だった。
僕はその後、いつもの美容院でネイルをする。↓。


しかし、この連休は「しょこたんの熱愛発覚」から「隠し子騒動」そして「破局」という急展開で予定が狂った。
しょこたんの誕生日は5月5日のこどもの日で、4日&5日のバースディーライブ~昼夜2公演、全4公演~に行く予定だった。
しかし、直前にそんなゴシップがマスコミに出て、<これ、宣伝?>とか一瞬、思ったが、しょこたんはそういう戦略はしない。
マジか?
なんか一気に興醒めした。トーンダウン。
せっかく、しょこたんのバースディーライブで弾みをつけて、「5/18問題」学会準備に気持ちを切り替えようと思っていたのに。
ライブは、お昼から舞浜で行われる。だから、11時くらいに起きる予定。
なんだか、ライブに行く気がうせた僕は、ヤケ酒みたいに深酒をして、初日は起きたら、夕方だった。
半分意識的&半分無意識的な、意思表示。ストライキ、ボイコット、サボタージュ。
徳田さんがフォローで、「ファンの立場は複雑でしょうね」とメールで、「こんな時こそファンの声が救いになるのでは??」と
ライブに行くことを勧めた。
家族も心配し、何度か、代わる代わる、「行かなくていいの~?」と声を掛けに来る。
<わかってるよ!>と俺は、頭から布団をかぶったまま答え、前の日の酒で、体も重く、気も重い。
4日はサボたったが、5日が本当の誕生日だ。応援に行くか。徳田さんも、そう言ってたし。家族もうるさいし。
でも、よく考えてみよう。
確かに、ここ1年くらいのしょこたんは「子作り宣言」など、それらしき何かをファンに伝えてきてはいた。フェアである。
中川翔子のファンなら、それらをすべて肯定して見守るべきなのか?
本来、アイドルは擬似恋愛の対象だから、昔のアイドルは「恋人がいる」なんて絶対言わなかった。
言った時点で、アイドル廃業。
今でも、AKBとかジャニーズとか、そういう掟があるんじゃないのかな。
つまり、何を言いたいかと言うと、そもそもは「しょこたんの熱愛発覚」である。これを許して良いのか?
しょこたんには幸せになって欲しいし、そう思わせる魅力のあるタレントだが、このポイントを許したら、
アイドルでなくなってしまわないか?
中川翔子というタレントの解釈も難しく、王道のアイドルではないからこそ、好きになった、という経緯もあるし。
微妙。
アイドルも人間だ。だから、いつか結婚したり、引退したりする。
こちらが良い気分で夢を見てるのに、無理矢理起こす。
僕は石野真子小倉優子の時にものすごくショックを受けたので、もう芸能人を好きになるのをやめた。
そこに「アニメ」のブームが来た。2次元のヒロインは、いつまでもバーチャルで現実を突きつけて来ないから安心だ。
だけどアニメばかり見てると、現実社会や生身の人間に興味がなくなる恐れがある。元々、そういう素地はあるし。
そんな折、発見したのが、中川翔子だった。
中川翔子は、現実とバーチャルの接点に住んでるような人で、比較的安心し、面白い子だったのでファンになった。
しょこたんは僕にとって、リハビリのような存在で、彼女を通じて、アニメのヒロイン以外の現実のアイドルも好きになれた。
きゃりーちゃんとかBABYMETALとかベルハーとか。
今や、アニメよりベルハーですから。
僕は、中川翔子を見てて、<この人は現実での幸福を放棄している>と思っていた。
彼女がライブの最後に叫ぶ、「お前ら~、みんな、俺の嫁だ~!」は、本気だと思っていた。
そんな彼女に何があったか知らないが、猫好きで朝まで一緒にゲームが出来る相手が現実に出来たのは嬉しかったと思う。
だから今回の事件の顛末は~誕生日の直前、マスコミ報道で知る~はショックだったろう。
しょこたんはプロ意識が強いから、それでも、つよがってライブを成功させるのだろう。
ファンにとってしょこたんは庇護の対象でもあるから、きっと、会場が一体感となった良いライブになったのだと思う。
だけど、僕はそこには居たくなかった。
もし逆の立場で、僕が傷心して、それを皆が心配して、「大丈夫?」なんて集まって来られたら、たまらないから。
しらんぷり、しておいて欲しいからね。俺はね。そっとしておいて欲しい。
自分の意見が正しくない、ということは「この件に限らず」判ってるつもりだけど。どうしても、そう思ってしまう。
そういう訳で、しょこたんのバースデーライブには行きませんでした。
WOWOWの生放送が録画されてるので、少し、落ち着いたら、観てみます。
今日は明日からの仕事に備えて、Dr.ストレッチに行って来て体のメンテナンスをしてきました。万端です。
さっき、ブログ記事を書きに、クリニックに寄ったら、ポストに中川翔子ファンクラブ「ギザぴんく!」からの葉書が。
貪欲会11、日帰りバスツアーのお知らせだ。
だから~、6月8日は、ベルハーのセカンド・ワンマンだって、言ったじゃん。↓。


BGM. 郷ひろみ「ハリウッド・スキャンダル」


「68問題」。

22/Ⅳ.(火)2014 雨
「5/18問題」が片付かないまま、新たに「68問題」が勃発した。
これも、深刻だ。
順を追って、お知らせしよう。
そもそもは、先月に人間ドッグを受けたところに遡る。
おかげさまで結果は今の所、概ね異常なし、だ。胃カメラもn.p.
「概ね」とはどうゆうことかと言うと、ちょっと引っかかるものがあって。
中性脂肪や悪玉コレステロールの数値が高いらしく、BMIや腹囲も基準を上まってるらしい。
つまり、「メタボリック・シンドローム」を指摘されたのだ。
僕の口から出た感想は、<メタボリック・シンドロームというのは、どこか遠くの小さな村で起きている騒動なのでは?>だった。
まさか自分が「メタボリック・シンドローム」になるなどと想像もしていなかったし。医学は万能ではないし。
<機械のエラーでは?>などと聞いてみた。医者は嫌な顔をしていた。
看護師は、「BMI」や「腹囲」の数値を上げるが、どちらも小学校の時には測定しなかった馴染みのない名前だし。
どうもピンと来ない。
僕も医者も看護師も、頭を悩ませた。
しかし、意外にも、シンプルな数値が説得力を持っていた。
それは、体重だった。
小学校の頃から、身長と体重は、毎年計っていたから、<ここで止まったな>という自分のイメージがある。自分像みたいな。
僕は、自分の体重を「55kg」と認識していた。でも、良く考えたら、それは大学1年くらいの頃の話だ。
それから、あまり体重を意識したことはなかった。勝手に「55」だと思っていた。
でも、「止まる」のは、実は身長だけで、体重は「増える」ものだった。
そして、今回の人間ドッグでは、体重が「68kg」だった。
これには、ビックリした。つまりそれが、本タイトルの「68問題」の幕開けです。
医療関係者は、「お酒が原因だ」と断言する。しかし、酒なら昔から呑んでるぞ。
タモリも、「酒じゃ太らない。食ってるんだよ」と良く言う。
そうだ、僕の生活の悪習慣は、酒のつまみに、プリンやらアイスやらエクレアやシュークリームを大量に食べることだ。
外で呑んで、家で呑み治そうとコンビニによって、ワインと一緒に買うのだ。噛まなくていいからね、スイーツは、つまみに最高。
これをここ数年続けていたからだ。
原因がわかった。
だから、無理にダイエットしたり、運動を負荷したりしない。
酒のつまみのスイーツを止めれば良いだけだ。
もう1ヶ月くらいそれだけしたら、5kgくらい減った。
「センセー、最近、やせました?」って言われた時、ついムキになって、<太ったよ!>と怒ってしまった人、すみません。
該当者がいたら、申し訳ない。実は、そういう訳です。
しかし、「68」という数字は、どこかで見覚えがあるな、と思ったら、ベルハーのセカンド・ワンマンの日付と同じだ。↓。

これも、何かの縁だ。
6月8日までに体重を「55kg」までに落とそうと思っている。
周囲は「それは無茶だ」と言う。僕は、大丈夫だと思うけど。毎日、行き帰り、歩くし。Dr.ストレッチ、行ってるし。
ま、「68→55」は欲張り過ぎなので、切りの良いところで、「10kg」減らすことにして、6月8日までに「58kg」にしよう。
そんな感じで、「68問題」を乗り越えた!、と思っていた。
しかし、それはまだ序章だった。
「68問題」の本当の衝撃は、年に1度のお楽しみ、しょこたんのファンクラブ会員限定の日帰りバスツアーの日程だ。
なんと、それが、6月8日で丸かぶりだ。
通称、「貪欲会」は歌あり食事あり2shot撮影あり、の会で、僕は過去に3回申し込み、2回寝坊で不参加の1勝2敗。
寝坊のたびに、旧・受付の岡田さんから、「センセーは、もうしょこたんのことを、好きじゃないんですよ」と指摘されていた。
今年こそ、早起きして、リベンジして、戦績を2勝2敗のイーブンにして、2shot写真を岡田さんに送りつけようと思っていた。
しかし、まさかの、ベルハー・セカンドワンマンとの、同日開催。
背に腹はかえられぬ、ベルハーのセカンドワンマンに行かない訳にはゆかぬから。
無念じゃが、今年はバスツアーは不参加じゃ。
その代り、しょこたん、5/4&5/5の舞浜のバースディライブは4公演全部行くから。(wowowでも5/5夜、生放送します)
それでも、遠くから、岡田さんの笑顔のマボロシが、「センセーは、もうしょこたんのことを、好きじゃないんですよ」と囁く。
それが今年の「68問題」。
BGM. 郷ひろみ「Wブッキング-LA CHICA DE CUBA-」


4月の新刊~2014

14/Ⅳ.(月)2014 はれ
今日は、「体のメインテナンス・デー」。ストレッチと、その上にある歯医者に行く。
歯医者さんは、美人でやさしく腕が良く、気も利く。
必ず、予約を取る時、「ストレッチの終わる時間は?」と聞いてくれる。歯医者さん、変えて良かった。
ストレッチのトレーナーさんからは、「VIVI」に、セーラームーンのポーチが付いていると教えてもらう。
帰りに本屋で購入。ローラもセーラームーンになっていた。下が、セーラームーンポーチ。↓。

ついでに、「ショート&ボブ最新ヘアbook」と「ネイルアップ!」も買う。これで春のおしゃれはバッチリだ。↓。

4月のアニメは良いですね。ノイタミナで「ピンポン」が始まりました。
それを機に全5巻を一気に2巻で読み通せる大判サイズが出ました。↓。

東京MXで始まった「彼女がフラグをおられたら」も面白いです。
元はラノベみたいですが、コミックスも7巻まで出ています。↓。

写真は、僕の寝室でお人形が抱っこして紹介していますが、本はクリニックの待合室に置いておきます。
4月の新刊は、その他にも、2014「マンガ大賞」2位の「僕だけがいない街」。↓。

そして、「進撃の巨人」は13巻です。↓。

顧問から、ブログにお人形が登場する時の僕は「スランプ」だ、とつっこみが入りました。
さすが、顧問!お見通しだ。
BGM. サイモンとガーファンクル「四月になれば彼女は」