5/18問題!

11/Ⅳ.(金)2014 おだやかで、あたたかい
5/18(日)のポール・マッカートニー国立競技場のチケットがとれた。
きゃりーに行くか、ポールにするか、いよいよ迷う。
ポールにするなら誰を誘うか&きゃりーのチケットを誰に譲るか?
その逆パターンも。
一緒に行く人も、チケットをあげる人も、喜んでくれる人を基準にしよう。
でも、これ考えるのも結構、頭を使う。
それに加えて、もう1つの「5/18問題」は学会発表。
残り、1ヶ月近くになったというのに、今もって、ノー・プラン。
かなりヤバイ線になって来た。
おまけに、企画書を良く読んだら、(使用機材)PPT、だって。
なんだよ、それ?
貿易か?(そりゃ、TPP、だろ!)↓。


けいおん!か?(そりゃ、HTT、だろ!)↓。


公害か?(そりゃ、PPM、だろ!)。パフ・ザ・マ~ジック・ドラ~ゴンか?(それも、PPM、だ)。
昔、「PPM(ピーター・ポール&マリー)を演ろう!」「PPM?公害か?(笑)」って言うフォークソング・ジョークが流行りましたね。
これが懐かしい人は、年齢が判りますね。今でも、なぎらけんいち、とかが言いそう。あと、アルフィーの坂崎とかも。↓。


何の話してたか忘れちゃった。
そうだ、PPT、だ。
きゃりーちゃんか?(そりゃ、KPP、だろ!)↓。


グルっと一回りして、きゃりーちゃんの「5/18」問題に戻って来ました。悪ふざけはここまでにしよう。
「5/18問題」の最大のネックの1つは、使用機材が、PPT、だってことだ。
ネットで調べたら、PPT、はパワーポイントだった。
理研の小保方さんがデータの操作に使ったとされるコンピューター・スキルらしい。
知らねーよ!
使ったことねーし!
誰かが使ってるのは見たことはあるよ。赤いビームみたいのが出る奴だろ。
僕は機械音痴だから、パソコンなんて、自慢じゃないが、ワード・エクセルさえ出来ない。
タイプだって、一本指で打ってるレベル。
機械で僕が自信を持って使いこなせる最新機種は、ファックスだよ!
弱ったな~。アイデアもないし、機械も使えないし。
こないだピン芸人日本一を決める「R-1グランプリ」を見てたら、フリップを使った芸人がいまだに出てた。
昔は、芸人がフリップに頼ったら、おわり、と言われてたのになぁ。
結構、つぶしが効くんだな、フリップ。
いざとなったら、大き目のスケッチブックに太字のマジックで何か書いて、自分でめくればいいか。
マジでそうするかも。怒られるかな。いやだなぁ~、大人になったのに、大勢の前で怒られるの。言い返しちやいそうで怖い。
ガッツ石松が、大勢の相手と喧嘩をする時の極意をテレビで喋ってたのを聞いたことがある。
それは、まず、1人しか入って来れない、行き止まりの路地を探して、そこに入るべし。
そして、相手は1人づつしか入って来れないから、それを順番に殴り倒して行けば、いいんだと。
僕は、それを見てて、<なるほど、さすが、ガッツ石松、良いこと言うなぁ。人生も同じだな>と感心したものだ。
今やまさに、そんなガッツ石松の言葉が胸に響く。
一辺に全部、どうにかしようと思うから、大変に感じるのだ。
1つづつやって行こう。ま、出来る所からコツコツと準備をして行こう。
とりあえず、当日の衣装から考えてみよう。
5/18だし、きゃりーちゃんをイメージして紫とピンクで仕立てようかな。
ポンポンみたいな髪飾りをつけてみようかな。
お裁縫が得意な人に、頼んで、いくつか、試作品を作ってもらった。↓。


カワクリのイメージカラーの黄緑をベースに使った物を当日は髪飾りにしよう。
このポンポンの裏にヘアピンを刺繍でつけてもらうことにした。よし、髪は決まった。
そうして、次は、その髪飾りを持って、洋服を見に行こう。まずは、見た目からだ。
今度の休みに新宿ルミネ・エストの「ヒス」に行くことに決めた。
顔見知りの店員さんがいるから、コーディネートしてもらおう。彼のセンスを僕は信用しているから、全面的に任せられる。
そうすれば残すは、発表内容を考えて、パワポの使い方を学習するだけですむ。
な~んだ、「5/18問題」思ってたより、楽じゃん。急にそんな気分になった。
BGM. きゃりーぱみゅぱみゅ「ファミリーパーティー」(『映画クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん』主題歌)


3月のおしゃれ

10/Ⅲ.(月)2014 くもり、少し寒い
今日は美容院に行って来ました。
カットとヘアカラー&ネイルです。
3月に突入すると同時に僕はライブ3連発。BABYMETAL武道館2Daysとベルリン少女ハート。
そこでの熱狂で、爪に施していたジェルネイルが3枚、はげてしまいました。
これがその惨状です。まず右手の2枚。↓。

そして左手の親指。↓。

そもそも、ネイルを始めたきっかけは僕は乾燥肌で寒い冬には爪が割れてしまうのです。
それを美容院で相談したら、ジェルネイルをしたら保護にもなるし、おしゃれも楽しめるし、と一石二鳥。
ところがジェルネイルには少し欠点もあります。
それはジェルを乗っける土台を作るため、少し爪の表面を削るのです。
爪を保護する目的で始めましたが、なんか本末転倒です。
放っておけば爪は再生しますが、しばらくは見栄えが悪いことになります。
ということは、1度、始めたら止められない?
原子力発電みたいだ。どうする原発?どうなる脱原発?
しかし、解決策はありました。それは、シェラックです。
シェラックは、爪を削らないので、ダメージがありません。
効果の面で言うと、マニキュアとジェルネイルの中間くらいだそうです。艶とか厚みとか。
マニキュアは水仕事をするととれてしまうそうですが、シェラックは大丈夫です。
「モチ」は個人差があるようですが、それもマニキュアとジェルネイルの中間くらいだそうです。
値段はジェルネイルの半分くらいです。
たとえば、ジェルネイルが5千円するとしたら、シェラックは2千5百円くらいな見当です。
ただ、モチはジェルネイルの方が良いから、結局、同じ位になりそうです。
でも、気分家でデザインをコロコロ変えたい人には良いですね。
シェラックはまだ新しいから、色のバリュエーションに限りがあったり、デザインにも限界があるそうです。
絵を描いたりするのは難しいみたいです。でも、グラデーションとかは出来ます。
グラデーションは爪の生え際のところを艶々にして先っぽの方に色を塗る感じです。
それの塗る面積を多くしたのを、フレンチ、というそうです。
なので、僕はシェラックのフレンチにしてみました。色は皆さんが見て、元気になる色にしました。↓。

ホログラムというシールみたいなもので飾りましたが、ネイリストさんの提案で薬指だけストーンを乗っけました。
違いが判るかしら?比較写真を載せてみます。中指がシールで薬指がストーン。↓。

髪型は面白いものが見当たらないから、現状維持。
カラーは紫で、ブラックジャックっぽく前髪にメッシュを入れました。↓。

カットの最中のやりとりで思いついたのは、刈り上げの部分をハートのマークにしよう、と。ノリですね。↓。

帰りに美容師さんに「BABYMETAL」の会場限定・日付入りフェイスタオルをあげました。
美容師さんは、BABYMETALを知りませんでしたが、教えたら興味を持ってくれ、「調べてみます」と言いました。
さて、そういう訳で今後のブログは3月1・2・3日のライブのレビューを続けてお届けします。
ストーンズは、勤務日だったので行けませんでした。
行った人から、聞いたら良かったそうですね。ミック・テイラーもゲストで何曲か弾いたそうで。
「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」がオープニングで、アンコールが「サティスファクション」だったそうで。
ミック・ジャガーは、「また来る」みたいなことを言ってたそうで。是非、その際には、日・月の日程にして下さい。
BGM. 吉田拓郎「爪」


今日は自由ヶ丘~美容院

10/Ⅱ.(月)2014 くもり
今日は美容院に行きました。
髪の毛の色は、ブリーチとか、しまくったので、もう美容師さんから「ドクターストップ」状態。
よって、今日は紫っぽいカラーで、サイドと後ろを刈り上げました。
一昨日、大雪でまだまだ寒い季節に刈り上げる馬鹿もいないと思いますが、そこは、ホラ、お洒落は我満だから。↓。

この写真だと判らないかもしれませんが、僕がかけてるメガネは「なりきり・きゃりーキッズめがね」と言います。
近くで見ると、緑色に紫のドットがデザインされています。↓。

それに合わせて、爪もジェルネイルしました。
シェラックというのもあるので違いを聞いてみました。
簡単に言うと、ジェルは爪を削り、光を当て、時間がかかります。
シェラックは爪を削らないし、時間もかからないし、少し安いみたい。
ただ、今の所、あまり色んなデザインは出来ないらしい。
だから、ポップにしたいんなら、ジェルの方が良いそうです。
と言う訳で、ジェルにしました。こんな仕上がりです。
きゃりーめがねの緑を模してベースに使い、銀やピンクのキラキラを散りばめ、右の人差し指と左の薬指はラメを施しました。↓。

帰りがけ、美容師さんに<こないだ横浜アリーナに、きゃりーぱみゅぱみゅのライブを観に行って>と話しかけました。
すると、美容師さんは、「それで、今日、きゃりーの服、着てたんですね」と笑った。
こういうところが良いのだ。気付いてても、話しを振って来ない。
話しかけるのがサービスだと思ってるんじゃないか?と疑いたくなる美容院が多い中、安心できる場所だ。
そして、僕は会場限定販売のタオルを<おみやげ>と言って渡して帰って来た。
話は全くかわるが、今、ローソンで十六茶を買うと、まど☆マギのトランプがついてくる。まだある。欲しい人、急げ!
BGM.  山口いづみ「緑の季節」


ゲッティング・ベター

14/Ⅰ.(火)2014 寒い、明日は雪?
おかげさまで風邪は治りました。
風邪のレポートが、新春第1弾のブログ記事だったので、あらためてご挨拶しますね。
今年は皆様にとって、良い年になりますように。
って、今、打とうとしたら、カワクリのパソコンはいかれてて、変換が変で、「年」は「ねん」って打たないと「年」になりません。
「とし」と打つと「途死」になります。今年は良い途死になりますように、ってギョッとしますよ。
これは、本当の話です。嘘だと思ったら、受付の3人に聞いてみて下さい。
彼女らは、同じ誤変換を経験してるはずです。
さて、そんなどうでも良い話は程々に、この連休に僕は美容院に行きましたが、全然、疲れませんでした。
美容院は、具合の良し悪しのバロメーターになりますね。
「うつ」っぽい時は行かない方が良いですよ。
ついでに言うと、「うつ」の時に避けた方が良いのは、冠婚葬祭と同窓会・クラス会の類です。
これらの共通点は、昔の皆が思い描く自分像を演じなきゃいけないからです。
その後、2日くらい疲れが残ります。
ですから、「うつ」の時は、中3日でスケジュールを組んだらどうでしょう?
美容院の話でしたね、僕の今の髪色は、ピンクと言うか赤というか。
僕は美容院に行く度に、その日の出来を写メに撮っています。
だから、僕の担当の美容師さんは、僕の携帯電話のカメラ機能の使い方に随分と慣れたって言っていました。
今年の年号のサングラスで、2014年第1発目の記念撮影。↓。

僕の皮膚は乾燥肌で、この季節、爪が割れやすくなります。
ジェルネイルをすると良いと言うので、カラーしてる間に、そうしてもらいました。
爪を保護するとともに、ポップな気分にさせてくれる作用もありますね。↓。

そして、昨日、13日成人の日は、ベルハーのライブでした。
ベルハーとは、BELLRING少女ハートの略称(愛称)です。
場所は渋谷のラブホ街のライブハウスでした。↓。

ベルハーについては、あらためて、詳しく書くことになっていますから、その時に。
今回は、「タルトタタン」とのツーマンでした。↓。

ベルハーの新曲はかっこいいですよ。踊りもイカしてます。
アニメの「けいおん」のエンディングの曲みたいなイメージです。
何はともあれ、体調は回復しました。ご心配おかけしました。今年は馬年ですね。
下は、毎年、Hさんのくれる高級な「えと」の置き物。受付カウンターにあります。↓。

皆さんも風邪には気をつけて下さいね。では、今年もよろしくどうぞ。
BGM. BELLRING少女ハート「夏のアッチェレランド」


冬の装いPart.2

14/ⅩⅡ.(土)2013 寒い
もう忘年会シーズンですね。
僕は今日は、出身大学の精神科医局の忘年会だったのですが、外来が終らず、断念です。
だから、こうやって、クリニックに残ってブログを書いてる訳です。
僕はここ数年は真冬には白いダッフル・コートを愛用していました。
でも、去年くらいから裏地がボロボロになったので、こないだ冬服を新調しました。
消防士風のピンクのダッフル・コートです。これを着て、今日の忘年会に行く予定でした。撮影は、今日の遅番の富田さん。↓。

ピンクと言えば、今の髪色もピンクです。↓。

前の緑の方が評判が良かったのですが、クリスマス・シーズンということで、緑→赤、のイメージです。
判りにくいですが、グラサンはイエス様模様です。↓。

さて、皆さんはきっとお忘れでしょうが、10月19日の「風の噂とブログの予告」で今後の記事を予告しました。
以下の順番に仕上げるつもりです、と。
①「生きること、死ぬこと」
②「石野真子35th Anniversary Tour2013 しあわせのレシピ」のレビュー
③「バリ島」旅行記
④「BELLRING少女ハート」のライブのレビュー
⑤アニメ「日常」のDVD特典の肩身分け
⑥「爬虫類を飼うこと」

⑦立川志らくの落語会、などです、と。
ところが、①の「生きること、死ぬこと」を書き出してみると、先にしなければならない案件にぶつかり、滞っています。
何とか、年内に書き上げるように、頑張りますが…。いやはや、これがナカナカ大変な作業で、困っています。
ブログの予告なんて、するものじゃないですね。
BGM. TOKIO「何度も夢の中でくり返すラブ・ソング」


冬の装い

7/ⅩⅡ.(土)2013
12月8日は、ジョンの命日だ。
僕は、このシーズンには、決まったスカジャンを着る。
ジョンが射殺される前日か前々日の取材の時に着ていた、黒いスカジャンのレプリカ。
両腕の部分に、「般若心経」の文字が縫い込まれている。
ほぼ等身大、唯ちゃんに羽織ってみせました。こんなのです。↓。

冬の装いは、クリニックのバックヤードの入口付近にも、ハート型の暖簾のようなものを吊るしました。
これは、インド製で1つづつ手作りなので、同じ物はないそうです。
中でも、このエメラルド色は、珍しいそうで、僕はこの色に、会ったとたんに一目ぼれ。
このエメラルド色は、小倉優子の1stアルバム「フルーchu♥タルト」のポスターの縁取りに似ています。
向かって右側の白い壁に、額装して飾ってあるので、良かったら見比べて見て下さい。↓。

バックヤードの中には、掃除機などがしまってあって、毎日のお掃除に、この暖簾は邪魔かもしれません。
なので、右側のハート3個分は僕の身長ギリギリの高さまで巻き上げておきました。通路として。↓。

バックヤードには職員用のロッカーもあります。
だから、スタッフは皆、帰りに、バックヤードに入ってから帰ることになります。
仕事を終えて、帰り支度をして、背中を向けて、扉を閉めて、鍵を掛け、振り返ると、
最初に目に飛び込むクリニックの待合室の風景が、
このハート模様越しに見える、という仕掛けです。↓。

スタッフのみんなには、「今日も1日、お仕事、お疲れさま!」、という僕からのメッセージのつもりです。
だから、スタッフの皆さんは、「この暖簾、マジで邪魔!」、などと邪険に扱わないようにすること。
BGM. テディ・ベアーズ「To Know Him,Is To Love Him (会ったとたんに一目ぼれ)」


ポールに習う。

18/ⅩⅠ.(月)2013 
この日は、F.に誘われて、ポールのコンサートを観に東京ドームへ行きました。
前にも、こんな書き出しの記事を載せましたが、その時は、ポールはポールでも、
ポール牧の話で終ってしまいました。
あれを書いた時は、もう1回、ポールのコンサートが残っていたから、
ネタバレをしてはいけないとの配慮もあったのです。
でも、もう日も経ったから、解禁で良いですね。
と言うことで、ポールはポールでも、ポール・マッカートニーのコンサートのレビューを書きます。
その日の東京ドームは超満員。場外に設置された特設グッズ売り場は長蛇の列。
客層は、老若男女。
ポールが71才だから、80才くらいのお年寄りとかもザラにいた。
僕らの席の前には、両手にサイリュームを握り締めたお婆ちゃんがいて、
その蛍光色が異彩を放ってた。
F.は老人病院の副院長も務めてた人だから、
職業柄、コンサートも気もそぞろ、お年寄りの客の心配をしていた。
ウイングス時代のヒット曲「007の死ぬのは奴らだ」は、
泣きそうになるくらい格好良かった。
サビの♪Live and Let Die♪の時に、爆音と共に花火が打ち上げられた。バーン!
♪Live and Let Die♪でバーン!、♪Live and Let Die♪でバーン!、と何度も何度も。
物凄い迫力に観客はステージに釘付けになるのだが、
F.だけは、バーン!の度に、周囲の高齢者達を気にしていた。
F.はポールは、ウイングスの方がビートルズの時より、好きなのだそうだ。
それなのに、ウイングスの曲を楽しむより、医者として、倒れる人が出たらどうしようとハラハラしていた。
曲のタイトルが「死ぬのは奴らだ」というのも、F.の不安を駆り立てたのかも。
♪Live and Let Die♪バーン!
そんなF.の心配は、ステージが最高潮に達したアンコールの曲「ヘルター・スケルター」でピークを迎えた。
「ヘルター・スケルター」では、高照射の光線がビームのように客席に突き刺さるのだ。
F.は、ポケモン事件のように、発作を起こして倒れた人がいないかと辺りを見回していた。
職業病だね。
でも、「ヘルター・スケルター」の光刺激は強烈で、確かにちょっと僕も心配になった。
あれ、大丈夫だったのかな。
…と、変な書き方をしてしまったが、
それもポールのステージの演出が素晴らしかったからということの裏返しの表現です。
とにかく、すごく良かったです。視覚的にも音響的にも仕掛けが凝っていて。
ステージの左右にでっかいオーロラ・ビジョンが立って、ステージをアップで映すから、
オペラグラスなど不要でした。
ポールはサービス精神旺盛で片言の日本語を喋り、
「デモ、エイゴノホウガ、トクイデス」と言って、何やら英語で話すと、
画面に日本語で通訳の文字が浮かんだ。
こうして、ポールのMCはすべて日本語訳されて字幕スーパーになった。
多分、その場でタイプしているのだろう、
訳がポールのスピーチのスピードに追いつかない場面もあったから。
例えば、「Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band」なんて、「サージェント」って略してたから。
ま、その位は判るしね。
「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」や「レット・イット・ビー」や「イエスタデイ」では泣いてる人も多かった。
特に、「イエスタデイ」の前には、「福島の被災地に捧げる」みたいことを言って、それが画面に文字になって。
もう、会場、号泣でした。
ジョージに捧げると言って、「サムシング」をポールがウクレレでボサノバのような編曲で弾き語りするのも良かった。
曲の途中からバンドの演奏が加わって、ステージ背景のビジョンにはポールとジョージが一緒に映った写真を映し出す。
すると、会場からはすすり泣き。
Sさんに聞いたのだが、ジョージ・ハリスンは晩年、「サムシング」をウクレレのアレンジで歌っていたそうだ。
そして、ポールの持っていたウクレレは、ジョージの形見らしい。それを知ると感動もひとしおだ。
僕とF.は開場と同時に会場入りして、開演まで2時間くらい、グッズの列に並んだり、近況の報告をし合ったり。
僕らの共通点は、精神科のクリニックを開業してる院長で、経営者で、人を雇って使っていることで。
「従業員、どう?」「そいつ、怠慢なんじゃないの?」「他のクリニックは昼休み、しっかり2時間とってるよ」
「そろそろ年齢を考えて、体力温存しないとな」「医者を雇って新患を診てもらうのも手だな」
なんて話し合っていた。
僕らは、これがポールを観れる最後の記念だと思ってやってきていた。
いざ、開演!すると、僕らの予想を裏切って、
ポールは現役バリバリのパワフルでエキサイティングなステージを披露した。
約3時間、アンコール2回、ほぼノン・ストップでポールはひたすら歌い続けた。
ロンドン・オリンピックの閉会式の時よりも、格段上の声量で、見た目も若々しい。
ポール、まだまだ、やれるぞ。これが観るの最後じゃないかも。
ポールは前座も使わず、ゲストで時間を潰したりもせず、
メンバー紹介での時間稼ぎもしない、全部1人で歌った。
ポールからのメッセージ。
「君は、医者を雇うとか、楽をしようとか、効率よくやろうなどと考えてるのかい?僕はこんなやり方さ」
と言われてる気がした。
そうか、そうだな、僕もポールを見習って、もう少し、1人で頑張ってみるよ。
僕がポールと同い年になるには、あと20年もある。
まだまだ、これからだ。老け込んではいられない。
ポールのお手本は、自分で歌を作り、素晴らしい仲間にバックアップしてもらい、自分で演奏し、自分の声で歌う。
そして、全力でファンサービスをする。
まるでデビューしたての新人のように。まるで、若いビートルズの頃と何も変わらないように。
そして僕は猛烈にコンサートに感動して、自分も初心に帰るつもりになって、髪の毛を「若葉色」に染めた。
あえて、冬の季節に逆らって、の「若葉色」だ。
「若葉マーク」=初心者、のイメージだ。↓。

就活が決まったKちゃんは、
「私が初めて、先生に会った時の髪の色ですね」と懐かしそうに笑ってくれた。
そうそう、若葉色は、カワクリのロゴのカラーでもあるからね、そんな時代もあったねと。
この髪色は、1ヶ月限定です。
美容師さんとの打ち合わせでは、来月には、ピンクにする予定ですが、
もしも好評なら、調子に乗って、若葉色を続けます。↓。

BGM. よしだたくろう「ビートルズが教えてくれた」


番外編・劇場版「まどマギ」を観た。

27/Ⅹ.(日)2013 くもり
前回の記事を読まれた方は、予告通りに、記事が進むと思われたかもしれない。
しかし、10月26日に劇場版「まどマギ」の上映開始時期と同時に、僕の「まどマギ」柄のリュックが壊れて。
それは、取っ手と片方の肩に掛ける肩の部分が千切れて。↓。

日々の家とクリニックの往復やバリ島旅行にもこれで行ったのだから酷使しすぎた。
リュックへの慰労の意味も込めて、今回は予定を変更して、劇場版「まどマギ」の記事にします。
公開日の26日は土曜日なので、僕は診療もあるので、公開2日目の27日の日曜日に観に行きました。
場所は、新宿バルト9。
だけど、リュックが破壊されてるので、鞄も買わないと。
今度はもう少し丈夫で重量に耐久性のあるものにしよう。
そこで、ショッピング・カートを買うことにして、映画の前に自由が丘のフランス雑貨店「ピローヌ」に寄った。↓。

自由が丘の駅に降りて、ビックリしたのは、赤いキノコの格好をした兄弟が歩いていたこと。
それだけではなく、ギャングみたいな子供や、猫の扮装をした女の子もいた。
「いくら何でも、自由すぎる街だぜ」と思ったが、良く考えたら、ハロウィンのお祭りのためだと気が付いた。
自由が丘では、どこの店に行けば、お菓子がもらえるというマップみたいな物もあったみたいだ。
「ピローヌ」にも子供たちが来て、お菓子だけもらって帰って行ってた。
去年までの僕は、こんな光景を見たことがないから、急に今年になって普及したのかと思ったが、もう何年もそうらしい。
お店の人がそう言ってた。
僕の目的は、お菓子ではなく、ショッピング・カートだ。カートは表に陳列されていた。↓。

僕は、その中で一番、最近にお店に入ったという代物を購入した。
これは軽くて、小回りが利いて、書籍をいっぱい買っても、これなら楽々、持ち帰れて、便利だ。
今まで本で重くなったリュックを背負って移動していた自分が馬鹿のように思えてきた。下が、僕が買ったカート。↓。

そして僕はバルト9へ。自由が丘から新宿3丁目までは乗り換えなしの一本で行ける。今日の気分は「楽々」だ。
バルト9に着いた。表の大看板は、「まどマギ」だ。↓。

あっ、丁度、まどかの顔が木で隠れてしまいましたね。大丈夫、まどか、の所だけアップでお見せしましょう。↓。

バルト9は、「まどマギ」一色です。天井から、ヒラヒラとキャラクター達のパネルがぶら下がって見えます。↓。

反対側からも、ヒラヒラを。↓。

10階のカフェも、まどマギ仕様です。オリジナル・ドリンクが売られています。これがメニュー。↓。

カフェの壁には、キャラクターの垂れ幕が飾られています。さやか&マミ。↓。

杏子の垂れ幕。↓。

入口には、ほむらがいます。↓。

入口と出口は別方向で、それぞれ「まどか」と「キュウべえ」の立て看板が設置されています。まどか。↓。

どっちが入口でどっちが出口って決まってないですね。入った方が入口ですね。キュウべえ。↓。

カフェの中には、モニターが有り、映像が流れて、音楽も、まどマギです。↓。

カフェのテーブル席も、キャラクターの柄になっています。これが、まどか卓。↓。

そして、ほむら卓。↓。

次が、さやか卓。↓。

これは、マミ卓。↓。

杏子卓。↓。

さらに、キュウべえ卓。↓。

物販コーナーは、カフェの逆側、チケット売り場の上に特設ブースが設けられていましたが、グッズはほぼ売り切れでした。↓。

カフェから、この物販コーナーには渡り廊下みたいな所を通って行きますが、そこには、まどかの垂れ幕がかかっています。↓。

グッズと言えば、劇場にはこれから発売予定のフィギュアが展示・紹介されていました。↓。

ポップコーンは、各キャラクター毎に味が違いますが、ほむら、だけが完売でした。やっぱり今回の主役ですからね。↓。

僕は、ポップコーンのドリンクつきセットを買って、中味は入れないように注文して、綺麗なまま、診察室に飾りました。↓。

パンフも待合室に置いてありますが、これは「ネタバレ注意」と警告のシールが貼ってあります。
これから映画を観る予定の人は、見ない方がいいでしょう。↓。

「まどマギ」はシャフトという会社が製作しています。
シャフトは、「化物語」シリーズの製作会社でもあります。
去年「傷物語」が映画化されると発表されたのですが、去年は「まどマギ」が2作同時に作られたため後回しになった感じです。
その後、「物語」シリーズはテレビでは着々とアニメ化されていますが、劇場版の噂はとんと聞きません。不自然なくらいです。
そうそう、今回の「まどマギ」は本編の前に流れる鑑賞のためのマナーの映像が面白いですよ。伏線?
ネタバレになるといけないから、これ以上は書きませんが。
映画を観ないと言う人でそれが何か知りたい人には教えてあげますから、直接、聞いて下さいね。
クリニックでは、待合室のモニターで映画を消音にして画像だけ流しています。
画像だけでは観てても何が何だか判らないと思うので、日本語字幕にして流しています。
洋画はいいのですが、意外と日本の映画は日本語字幕がついていない物が有ります。
特に注意しないといけないのは、ブルーレイでは字幕があるのに、DVDにはないというパターンです。
「涼宮ハルヒの消失」がそうでした。それから、前回の「まどマギ」もそうでした。
クリニックの再生機器はDVDなので、だから「ハルヒ」や「まどマギ」は流れないのです。
「けいおん」や「エヴァQ」は、DVDでも日本語字幕つきでした。エヴァQは、日本語字幕で観ると内容が理解しやすいですね。
さて、今回の「まどマギ」は話も面白いですが、映像がアートです。前衛っぽいです。
場面展開にもスピード感があり、あれなら日本語字幕なしでもOKだと思いました。
皆さんは、観に行きましたか?
入場者には、ミニ色紙が配布されます。そしてその色紙が週変わりだと言うので、何度も足を運ばせる作戦ですね。
多くの人が観に行くより、コアなファンを何度も観に来させる方が「堅い」ですよね。
そういう意味では、商魂と言うより、ファンサービスと言うべきでしょうね。
さて、次回は、予告通りのブログ記事を公開して行きます。まずは、「生きること、死ぬこと」だったと思います。
優先課題があって、まだ、手をつけていないのですが、合間を見つけて書くのでよろしくお待ち下さい。
BGM. 円広志 「夢想花」(むそうばな)


風の噂とブログの予告

18/Ⅹ.(金)2013 くもり、寒い
風の噂で、大学の同門の先輩が、もうじき死にそうだって聞いた。
一時期、一緒に遊んだこともある仲だから驚いた。
クリニックも閉院してしまうとのこと。通ってた患者さんは大変だ。
行く所なかったら、うちで良かったら、どうぞ。
今年は同年代の医者仲間がよく死んだ。
そういう年だった、ということではなくて、そういう年になった、ということなのだろう、僕が。
そう言えば、今日、年齢を訊かれたな。
僕は小学校の頃は「大人びてる」と言われ、中高では「幼稚だ」と言われた。
大学時代はどうだったかな?
30才を過ぎてからは「若い」と言われ、近頃は「年齢不詳」と言われる。
こないだ若い子に「いくつですか?」と年を訊かれ、
<いくつに見えるの?>って問い返した。
すると、その子は人相判断の易者みたいに人の顔をジーっと見て、
「若く見えるけど、実は60!」とのたまった。
僕はある時期から自分の年齢を暗記しなくなり、
必要な時は今年の西暦から誕生年を引き算して答えを導き出していた。
さすがに「60!」と言われた時は、たまげた。
知らないうちに還暦になっていたかと焦って、焦った。
慌ててその時は、計算ミスをしないように筆算して、検算までして、
「60」にはまだなってないことを確かめた。
恐いなぁ、「年齢不詳」。
そんな事と無関係ではないだろうが、今日、僕はふといつも診療に使ってるスリッポンがかなりくたびれてるのが気になった。
先輩の件もあったしね。
2012年5月の記事「失礼しちゃうぜ」で紹介したレオポード柄の奴です。↓。

僕は、靴を買う時はいつも気に入る靴が中々ないので、必ず2足買うことにしている。
流行は素早くて、数ヵ月後には、せっかく気に入って買ったデザインの靴はもう店頭にはなく、
手に入らず、足も入れられない。
だから、スペアを用意しておくのです。
そして、今日、その2足目を新たにおろしました。綺麗でしょう?。↓。

さて、今後のブログ記事の予告です。以下の順番に仕上げるつもりです。
①「生きること、死ぬこと」
②「石野真子35th Anniversary Tour2013 しあわせのレシピ」のレビュー
③「バリ島」旅行記
④「BELLRING少女ハート」のライブのレビュー
⑤アニメ「日常」のDVD特典の肩身分け
⑥「爬虫類を飼うこと」

⑦立川志らくの落語会、などです。
現在、需要3件の「バリ島」記事は3番目の予定です。3+αの方、しばらくお待たせいたします。
BGM. 森尾由美「天気予報はI Luv U 」


ヘア・スタイル~2013秋

15/Ⅹ.(火)2013 雨、明日には台風上陸らしい
ほんの少し前の日に、徳田さんからメールをもらいました。「バリ島はいかがでしたか?」と。
他の記事のコメントで、saramiさんからも、「バリ島」のリクエストがあったので、これで少なくとも「需要2件」です。
よし、近いうちに「バリ島」のこと、書きますね。
さて、名前を聞いて懐かしがったり寂しがったりしてる人もいるでしょうから、徳田さんの近況を報告しますね。
徳田さんは元気だそうです。
最近は、生まれて初めて、「ある髪形」にチャレンジしたそうです。
何だと思います?
ヒント、次の中に正解があります。それはどれでしょう?
 ①ちょんまげ
 ②アフロヘア
 ③ショートボブ
 ④ソフト・モヒカン
 ⑤文金高島田
正解者には、何も出ませんが、もっとも多かった回答を次の髪型にリクエストしてみます。
組織票とかしてみます?
④あたりで、どうでしょう。
馬鹿な話はこのくらいにして、と言っても、ここから先が、馬鹿な話ではない、という保証はないです。
髪型つながりで、僕も昨日、美容院に行って来ました。
髪色は、ブリーチして、すると髪は黄色くなるので、そこにシルバーを乗せて、「フランス人形風」にしました。
僕の髪質は常人より強靭だそうで、普通の人だとこれだけブリーチとカラーとパーマを立て続けにすると髪の先がパサパサに痛んでしまうらしい。
そこで、美容師さんの言うことにゃ、「ブリーチは、今日で最後にしましょう」とドクター・ストップならぬ美容師・ストップ。
次の髪型が思いつくまでは、そしてそれが出来るくらいに髪が伸びるまでは、ヘア・マニキュアで原色を楽しむことにする。
ヘア・マニキュアは、結構、vividな色が豊富だが、需要が少ないから在庫は限られていて、事前に発注しておく必要がある。
美容師さんは、僕の持参した「BELLRING少女ハート」が表紙の雑誌を指指し、「ピンクにします?」と直感で提案した。
僕はそれでも良いかなと思ったけれど、やっぱりここはカワクリのイメージ・カラーだ、カタログからライト・グリーンを注文した。
なので、もう少し寒い冬の季節になると、僕の髪色は、季節と逆行して、若葉の色になっています。
そうそう、そもそも、ショート・カーリーは夏休みの行き先の、「バリ」(島)を(フランスの)「パリ」だと聞き間違えて、勘違いして、
早とちりして、喧嘩腰で、「パリ人に舐められないように!」とフランス人形風にしたのがきっかけでした。
なんとなく、良い具合に「バリ島」の記事にバトンタッチ出来たんじゃないでしょうか。
下が、これで見納め、ショート・カーリー(フランス人形風)、10月14日(月)バージョンです。↓。

徳田さんの次回作・髪型アンケートも絶賛、受付中です!
BGM. 沢田研二 「コバルトの季節の中で」