21/Ⅲ.(水)2012 はれ、風が寒い
絵の上手い子がいて、その子が何でも描いてくれるというので、『化物語』の‘戦場ヶ原ひたぎ’さんをリクエストした。下が、それ。なかなか、ツンデレ感が出てて、良いのではないでしょうか。↓。
知らない人のために、‘戦場ヶ原ひたぎ’さんとは『化物語』に登場する体重が5kgしかなく、ホッチキスやカッターナイフなどの文房具をいつも護身用に身に潜ませている、複雑な過去を持ったツンデレの女子高生であります。
『化物語』は西尾維新という人の小説で、強烈なキャラクターの登場人物の会話で物語が進行してゆきアニメ化もされ、今期のアニメでは、『偽物語』という続編が放送された。『偽物語』は、『化物語』の主人公の阿良々木暦(あららぎ・こよみ)の妹たちファイヤーシスターズに焦点を置き、色々なメタファーで「偽物」と「本物」を描いている。
アニメイトでは、3月25日まで「青春はほんものを探すための戦いだ!ファイヤーシスターズを探し出せ!」と題した企画をやっている。アニメイト店内にあるファイヤーシスターズのPOPを探し、そこに掲載されているQRコードを読み取ると「ほんもの」か「にせもの」か判別できる。そして、見事、「ほんもの」を見つけると携帯待受画像がゲットできるのだ。
僕は新宿のアニメイトで、これに挑んでみたが、なかなか「ほんもの」は見つからず、7回連続で(7ヶ所という意味)「にせもの」だった。
それは、こんな感じだ。↓。
火憐「金は全てじゃない――ほとんどだ!」
月火「そんなの、言葉の上だけのも・・・・・・ふう」
このファイヤーシスターズは「にせもの」でした・・・。
「ほんもの」のファイヤーシスターズを探せ!
そして、やっと8ヶ所目で「ほんもの」を見つけた。それは、こんな感じ。↓。
火憐「ごっこじゃなくて正義の味方だよ、兄ちゃん」
月火「正義の味方じゃなくて正義そのものだよ、お兄ちゃん」
【ほんもの】のファイヤーシスターズ発見!!
ちなみに新宿のアニメイトは地下1階と3階まであり、多くの人が携帯電話を持って、店内をウロウロしていた。
僕が、「ほんもの」を見つけた場所は、3階のコスプレ・コーナーの片隅だった。
僕はいつも思うのだが、アニメイトがこういうフェアの時に必ず、「全国アニメイト各店で開催!(徳島店を除く)」と、徳島店だけを除くのは何故なんだろう?、ということ。逆に行ってみたいよ、徳島店。
昔、ビートたけしが、「プロ野球中継で一部の地域を除いて放送を延長します、って言うの、あれ、一部の地域に住んでたら嫌だな」とギャグで言っていたのを思い出す。そんなアニメイト徳島店。
ちなみに、下が特典の待受画像。↓。右が、小さい妹の月火(つきひ)で、左が大きい妹の火憐(かれん)。
徳島の人に、愛をこめて。
3・11
11/Ⅲ.(日)2012
なかのZEROホールにDAYS JAPAN主催特別講演会『3・11から1年』を、高校の時の友人と聴きに行く。
開会の前に、「DAYSが伝えた2011」と題したスライドショーが流され、講演会の始まり。いわき市民放射能測定室「たらちね」の鈴木薫さんの現地活動報告がまずあり、次いで上杉隆(自由報道協会代表)がメディアの姿勢について、その後は広瀬隆(!)の40分に渡る熱弁を聴く。休憩をはさんで、DAYS JAPAN編集長でもある広河隆一の講演があった。夜の7時から9時半まで行われた。
DAYS JAPAN4月号増刊号『検証 原発事故報道 あの時 伝えられたこと』は中々、読み応えがある出来栄えだ。↓。
Amazonの売り上げでも、1位になったそうだ。
「運命の1週間 2011年3月11日~17日」の東電・保安院・官邸他からの発表と、テレビ(NHKと民放)、新聞、Twitter&ブログの記事を時系列で横並びに載せ、それを「検証」して行くのである。
3・11の事故直後から1日くらいにはこれらに差はあまりないが、多分それは、最初は慌ててて、情報がそのまま出てしまったからなのだと上杉隆は言っていた。日が経つにつれ、差が浮き彫りになる。
こういう一大事の時に、巷の噂に惑わされるな、とよく言われるし、僕もそう思っていたものだが、一概にそうとも言えず、勿論、意図的にそういうものを選んで掲載されているのだろうが、今になって判ったことも沢山あり、そういった目で初めの1週間をレトロ・スペクティブに見直すと、当時の政府発表を受けたテレビや新聞の報道より、結果的に巷の噂的なTwitterやブログの記事の方が「正しかった」りすることもあるのだ。何を信用したらいいのか、受身的じゃ駄目なんだな。大変な時代だなぁ。
食中毒?
4&5/Ⅲ.(日)&(月)2012
ここのところ寒暖の差も激しく、そこに来て同窓会やOB会や立川談志追悼会やUFC観戦など色々とイベントも重なって、免疫力が低下してしまったのか、4&5日にかけて、「食中毒」みたいになって大変だった。
それは、酷い消化器症状で、脱水になってはイケナイ、とポカリスエットをガブ飲みするのだけれど、それもすぐに戻してしまう。だから、また飲んで、また戻して…の繰り返し。まるで、インドの修行僧の‘荒行’みたいだ。
奥さんが心配して、「病院に行く?」と聞いてきたが、僕は意識が朦朧とする中、猫のミーちゃんが毛玉がお腹に溜まると草を食べてワザと吐いて毛玉を出していた映像が頭に浮かび、僕もミーちゃんを見習って‘荒行’で毒素を吐き出し、後は安静にしていたら、二日目の午後には全快した。
僕は、よほど仕事向きの体をしてるらしく、年間を通じて滅多に風邪などひかないが、まれに寝込むときはゴールデンウイークや年末年始などだ。今回も、そのようなもの。4&5日は、丁度、日・月だったので、クリニックは休診日で、診療に穴をあけないで済んだ。とは言え、5日(月曜)の校医相談は、ドタキャンしてしまい、日程を変更していただき、ご迷惑おかけしました。関係者各位の方へ、この場をかりてお詫びいたします。
でも、おかげさまで、もうすっかり大丈夫で、むしろ‘荒行’の効果で体調が良くなって、いい形で今週のスタートがきれました。
下の写真は、受付の子が用意してくれた、今週のお花、チューリップ。もうすぐ、春ですね。↓。
BGM. ザ・ビートルズ「ゲッティング・ベター」
UFC JAPAN と もう1つの戦い
26/Ⅱ.(日)2012
世界の総合格闘技で一人勝ちをしている「UFC」がついに日本に上陸した。それを観戦に行く、さいたまスーパー・アリーナ。
アメリカ本土の放送時間に合わせるために、日本での試合開始は朝の10時だった。僕は、前の晩、徳田さんと寿司屋で呑んでいたから、起きるのが大変だった。寿司屋の話しは、後にするとして、まずは「UFC」である。
正直言って、僕は「UFC」のことをあまり気に入らないのであるが、本場のオクタゴンをそのまま持ってくるみたいだし↓、
つまり、名物リングアナや↓、
ラウンド・ガールもそのまま来るし、↓、
それに馴染の日本人選手も沢山出場するし、批判するためには観ておかないと何も言えないし、つまりこの位、理由を重ねないと、自分を肯定できないほど、僕は「UFC」に否定的な立場なのである。
今の「UFC」は、合理的なマニュアル化された戦略が必須で、選手の個性が活かされてなくて、つまらないのである。
もっと言えば、そもそも総合格闘技そのものの礎は、アントニオ猪木の一連の異種格闘技戦からスタートしたと言っても過言ではなく、それをリアルタイムで観続けている我々日本人の目は肥えている。騒ぎたいために集まる客層向けのアメリカンなエンターテイメントに満足できるかな。喩えれば日本のプロ野球は好きだげど、メジャー・リーグは面白くない、みたいな雰囲気に近い。
だけど、去年くらいから、日本のプロ野球でも、「S」と「B」と「O」の表示の順番をメジャーに揃えて、「B」「S]「O]の順番になっていて、ビックリというかガッカリした。
「巨人の星」や「ドカベン」で、野球を覚えた世代からすると、緊迫した場面の表現は「9回裏、二死満塁、カウント、ツー・スリー」だろう。それを「カウント、スリー・ツー」なんて言われると、普通に<三振じゃん>と突っ込んでしまうぞ。あれ?喩えたら、かえって判らなくなってしまいましたね。…よくあるんだ、僕には、そういうとこ。
そんな「UFC」は超満員でパンフレットも完売で買えない人もいたみたい。クリニックのフィギュア棚の脇の本棚にあるので、興味のある人は見て下さい。↓。
結果、「UFC」はどうだったかと言うと、悔しいが、面白かったのである。奴らは、図に乗って、また年内に来るらしい。今度は東京ドームかな?。調子、こいてんなぁ。どうせまた朝早いんだろうから、近い方がこっちは有り難いけど。…って、もう行く気になっていますが。
ところで、前の晩の土曜日は、外来が珍しく早く終ったので、徳田さんと奥沢の寿司屋に寄った。そこで僕らは、「UFC」に勝るとも劣らない、もうひとつの戦いを繰り広げたのである。
発端は僕で、<‘涙’というのは人間の‘喜怒哀楽’のどんな感情でも出るでしょう?。人間の心の奥底には雑多な感情がオリみたいに溜まっていて、それが日常生活の中で色々と悪さをすると仮定しよう。だとするなら、‘泣く’という行為はとりあえずは良いことなのではないか?。なぜなら、‘涙’が意識下に沈殿するオリみたいな感情を、活性炭の役割のように吸着させて除去してくれるから>、みたいな話しを振って、そこから話題が展開して、<このマンガの最終回は必ず泣ける、とかってのない?>って話しになり、だったら、<お互いにそういう話を言い合って相手を泣かせられるか勝負をしよう!>と僕が挑んだのである。徳田さんは、それを受けて立った。
まさに「UFC」前夜にふさわしい、戦いの火蓋が切って落とされた。ルールは(泣ける話)で自分が泣いたら+3ポイント、相手を泣かせたら+7ポイント、がゲットでき、ポイントの合計得点が多い方を勝者とする。
結果は、徳田さんの圧勝で、彼女が+21ポイント、僕が+3ポイントだった。つまり、僕は自分で話して1回泣き、徳田さんの話で3回泣き、彼女は僕の話にビクともしなかった。因みに僕が自分で話して泣いたのは、「ジャイアント・ロボ」の最終回である。
だけど、今考えたら、僕の方がたくさんお酒を呑んでいたから、涙腺が緩みやすいというハンディがあったな。ハンディ・ポイントとして、熱燗1本を3ポイントとしたら「サブ・ロク、ジューハチ」で18ポイントゲット。合計+21ポイント!あっ、同点だ。
徳田さんには、後日、「UFC」にはちゃんと間に合ったと報告をしたら、「ちょっと、心配してました」と喜んでくれた。そこには勝者の余裕が見え隠れしていた。次回、リベンジを果たすべく、ネタを仕込もう。
泣ける話、募集しようかな。
けいおん、実写化?
21/Ⅱ.(火)2012
岡田さんが前髪をおでこのところでピンで分けて留めていたから、僕が<唯ちゃんみたいだね>って言ったら、彼女の反応は「?」だった。僕が<けいおん、の平沢唯だよ>と説明したら、岡田さんは、「けいおんの?アハハ!」と声だけで笑った。
「けいおん!!」で平沢唯が、卒業写真を撮る前に、自分で前髪を変な風に切ってしまい、仕方なく工夫して前髪をピンで留めてた時と似てるんだ。
そんな昼下がり、クリニックに大荷物が届けられた。「平沢唯のほぼ等身大パネル」だった。これは読んで字の如く、唯ちゃんのほぼ等身大のパネルなのである。今は、そういうグッズが流行っているらしい。
クリニックの心理相談室とか処置室とかのある通路に設置してあります。良かったら、グルっと回って、見て下さい。
カワクリに来れない人のために、どのくらい「ほぼ等身大」なのか、相談室の徳田さんの代りに置いてみました。↓。
ね、ほぼ等身大でしょう?。
そう言えば、「けいおん」がAKB48とかSKE48やらで実写化になるという噂を聞いたのですが、本当でしょうか?。
「けいおん」のファンの反発は必至だろうが、AKBとかのファンは嬉しいのかな?
三鷹で狂気
11/Ⅱ.(土)2012 建国記念の日
今日は三鷹市芸術文化センターという所に、立川志らくの落語をききにゆく。
三鷹駅南口から、商店街を突っ切って、連雀通りにぶつかったら右に折れて、250メートル先にその会場はあり、徒歩で20分位で着くのだが、<そう言えば、この辺はあの子の地元かな?>と思いながら、色々と寄り道しながら歩いていたら1時間もかかってしまった。余裕をもって出たから良いものの、開演ギリギリに着いた。店頭で売っているいなり寿司や焼鳥や鯛焼きを買い食いしたり、古本屋や古道具屋などをのぞいてみていて面白かったのが原因。
去年の11月に談志が死んでから、立川流の落語家たちには『談志バブル』が起こっているそうで、志らくは「談志の言葉」という名言を集めたものや「談志の懐メロ100曲」という本の執筆を依頼されてるそうだ。談志の死後、志らくの中に談志をみようと落語会には‘談志信者’が駆けつけて満員御礼。ちなみに、談志ファンのことを‘談志信者’というのに対し、志らくのファンを‘志らく右翼’と呼ぶ。談志の「作品」を好む人は、談春のところにゆき、志らくは談志の「狂気」を受け継いでいると言えるようだ。
談志の「狂気」とは一般に浸透している乱暴さのようなこととは少し違う。たとえば、モーニング・ショーのゲストに呼ばれて、カルガモの親子が並んで道を横断をしてる映像を見させられ、司会の田丸美寿々から「談志さん、どうですか?」と聞かれた時に、<腹へった猫、放せ!>などと発言することを指すのとは違う。志らくによると、談志の「狂気」とは、どうでもいいことにこだわる、というところだという。
昔、新橋演舞場で志の輔と二人会をして、綺麗な着物を着たご婦人がたくさん来て、そこで志の輔が新作落語でドカーンと笑いをとる。そうしたら、普通なら談志は『芝浜』や『らくだ』などをやれば、「さすが!談志!」となるのに、<キムジョンイル、マンセー!><オ○ンコ~!>と叫び、『金玉医者』という噺で客席をシーンとさせ、怒って楽屋に戻って来て、<あの客は馬鹿だ!><何も判っていない!>と言うようなところが、たとえば一例だ。
三鷹市芸術文化センターは、250席で丁度いい大きさで(もっとも、談志は落語の高座に似合う人数は100人がいいところだと、昔、言っていたが)、クロークもあり荷物やコートも預かってくれ、誘導も親切で、係の人も皆丁寧でいいサービスだった。
この日、志らくは昼の部と夜の部と二回公演をし、僕は夜の部に行った。たとえば、志の輔とか談春だと昼も夜も同じ演目をやるのだが、志らくは昼3席と夜3席の題目を全部違えて6席用意したという。
客によってききたい演目が違うから、本来昼も夜も同じにした方がサービス精神だとも言えるが、マニアックな人は昼・夜両方来るからという理由で6席用意するところが談志流のこだわりで、その照準の当て方が、志らくが談志の「狂気」を受け継ぐと言われるゆえんでもあろう。
最後にどうでもいい話だが、JR三鷹駅のホームに流れるメロディは、♪めだかの学校は~♪という曲なのだが、なんで「めだかの学校」なのだろう?。まさか、空耳アワー?。
新しい仲間
10/Ⅱ.(金)2012
これが診察室の新しい椅子(キャスターなし)です。後ろから見るとこうです。↓。
前から見るとこうです。前の椅子よりちょっと座高が高めです。↓。
これは、ポケモンの指人形。ガムかラムネのおまけについていたもの。↓。
ピカチュウのアップ。↓。
はしゃいでるピカチュウ。↓。
ダブル。↓。
ウインク。↓。
口を開けてるピカチュウ。↓。
ニコニコ。↓。
V字開脚。↓。
波乗りピカチュウ。↓。
ピチュウが進化するとピカチュウになります。↓。
これは、ゴロザウルス。「キングコングの逆襲」でキングコングに一方的にやられた。その後も、ゴジラ映画には脇役でよく登場した。たとえば、キングギドラを倒す怪獣チームの一員に加わったりとか。あんまり強くないところと、爬虫類っぽい色が好き。↓。
これはベビーゴジラ。「ゴジラvsメカゴジラ」に登場した。名前は、ベビーゴジラだが、ゴジラの子供ではない。これも恐竜っぽいので好き。↓。
ベビーゴジラには、フリスク係を任命。↓。
とまぁ、古い玩具箱から気に入ったものを診察室に運び入れた訳です。それで、新しい仲間。
※しょこたん・バスツアーの記事は、もうしばらくお待ち下さい。
へんそく?
3/Ⅱ.(金)2012 寒い
昨日の話。ナースの塚田さんが髪の毛を、‘片側ポニーテール’にしていて、よく似合っていた。
それは塚田さんの持ち味である「やさしさ」や「忍耐強さ」や「奉仕の精神」とマッチして、さながら「白衣の天使」のようであった。僕は思わず、<それ、可愛いね。やばいんじゃない?>と言ったら、「何、言ってんですか?」と苦笑していた。昨日のこと。
髪型と言えば、涼宮ハルヒとキョンの間で初めて会話が成立したのも、キョンがハルヒの髪型を指摘したのがキッカケだった。もっとも、ハルヒは翌日に自慢の長い髪をバッサリと切ってくるのだが。
それで思い出したのだが、僕の大学時代の友人Fがクラスの女子Mとドライブに行った時のことだ。Mは、普段は男子とも冗談を言い合えるフランクな性格であるが、実は繊細で周囲に気を使う人だった。Fは車中で、ビリー・ジョエル(当時、大流行していた)の『素顔のままで』というバラードをBGMに、「君も俺の前では素顔のままでいいよ」的なことを告白したらしい。
翌朝、教室で僕はFの報告を聞いて、<うまく行くといいね>と話していた。だから授業開始ギリギリにMがバッチリとお化粧をして教室に入って来た時には、僕らは腰を抜かした。乙女心はむずかしい。くわばら、くわばら。
そんなことも思い出したので、塚田さんが今日、どんな髪型をするのか気になっていたが、‘片側ポニーテール’だった。
良かった。
BGM. 柏原よしえ「乙女心何色?」
模様替え怪獣
2/Ⅱ.(木)2012 夕方から寒い
しばらくブログの記事を書かなかったのには訳があり、それは1月22日に中川翔子のファンクラブの日帰りバスツアーに参加したからで、それについて書こうと思っていたら、盛り沢山ゆえ文章が中々まとまらないのです。もう少し、練ってから公開します。下がバスツアーのチラシ。予告代わりに。↓。
さて、気がつけばもう2月ですね。クリニックも少し、模様替えをしました。まずは診察室の椅子を新しくしました。↓。
これは座り心地がいいのですが、下にキャスターが付いているのが失敗で、座ると動いてしまうので、机にしがみつく人もいて、不評でした。なので、返品してキャスターなしのと交換することにしました。今週中に新しい椅子(キャスターなし)が到着します。お楽しみに。
診察テーブルの上も一新。↓。
この写真の左上にみえるフィギュアは、ウルトラマンに登場するジラースという怪獣です。ジラースはゴジラに襟巻きをつけただけの気グルミです。ゴジラもウルトラマンも、どちらも円谷プロの作品で、映画はゴジラでテレビはウルトラマンと住み分けされていて、だからジラースがゴジラから転用されてもおかしくはないのですが、ゴジラが強くて凶暴な性格であるのに対し、ジラースは哀愁が漂うのです。
ジラースはモンスター博士によってネス湖から連れて来られた恐竜が怪獣化したもので、湖におとなしく棲んでいた。それを釣り人が見つけて騒動になり、ウルトラマンがやって来て退治するというストーリーで、子供心に、<これ、ジラース、悪いか?>と思ったものです。
おまけにジラースはものすごく弱いのです。それに対して、ウルトラマンはジラースの襟巻きを剥ぎ、ジラースは痛々しい姿になり、それなのにウルトラマンは剥ぎ取った襟巻きを闘牛士のようにヒラヒラさせて挑発し、ジラースはよせばいいのに、攻撃技がないから、ただ突進して、すれ違い様にウルトラマンの「ウルトラ霞斬り」を喰らい、口から血を吐いて死んだ。切ない最期だ。
判官贔屓というのか僕は、ジラースがウルトラ怪獣の中で一番好きだ。同情を好きと勘違いしているのかもしれないけれどね。これがジラースのアップ。↓。
この話しを徳田さんにしたら、彼女は「ウルトラマンって時々、ひどい話がありますよね」と渋い顔をして、<それはないだろう?ウルトラマンよ>と言いたくなる酷い逸話を教えてくれた。僕らは、少しだけ、「正義」について考えた。
話しを模様替えに戻すと、受付の前にも怪獣のフィギュアを置いてみた。怪獣といっても、ブースカである。ブースカもやはり円谷プロの作品で、年代的には「ウルトラマン」と「ウルトラセブン」の間にやっていた。でも、正義の味方が怪獣や侵略者を倒すのではなく、もしも普通の生活に怪獣がいたら?、というコンセプトでほのぼのとした番組だった。下の写真の左がブースカで、右が弟のチャメゴン。↓。
ブースカは1999年頃、12チャンでリメイク版もやっていて、当時、向ヶ丘遊園には「ブースカランド」というアスレチックなコーナーがあった。下が、その時のテレフォン・カード。↓。
下が、巨大ブースカ。隣に、「夢の中のスネ夫」が写っているが、そういえば閉園した向ヶ丘遊園の跡地に「藤子不二雄ミュージアム」があるそうだ。いみじくも、新旧・向ヶ丘遊園並びになっている。↓。
初雪
20/Ⅰ.(金)2012 雪
今日は一段と寒く、午前中は雪でした。初雪ですかね?
初雪と言えば、立川談志が落語のまくらで俳句の小噺をやっていたのが、昔の手帳に残っていたので記しておきます。
「初雪や キリンの首の もぐるまで」。<キリンのいるところに雪が降るのかね?>。「北極キリン、って言うのがいましてね」。
「初雪や タコの足跡 藤の花」。<タコはあんまり歩かない>。「それだ!それが解決したら、良い句だ」。
この後、『道灌』をやったのでした。