18/Ⅸ.(土)2021 台風14号上陸 次は、佳子さまの乱(週刊新潮)
コロナ禍で、病気を治す妖怪・アマビエ、が人気になりましたね。僕は子供の頃から「妖怪博士」だから勿論知っていました。ただし、本当は「アマエビ」だと言う事実も知ってました。下は、水木しげるの日本妖怪大全。↓。
弘花三年(1846)肥後(熊本)の海中に毎夜毎夜光るものが出た。役人が行くと、「私は海中にすむ’アマエビ‘」と名乗り、「これから豊作だが、やがて病気が流行ったら、私の写しを早々人々にみせよ」と予言めいたことを言い、海中に消えたという伝説。予言だけでなく病気を治す能力も同時に兼ね備えていたから、妖怪というより神に近い存在か。下が、水木しげるの、アマエビ。↓。
僕はこの本を何度も何度も熟読してるから、アマエビ、が本当で「にわか」が「アマビエ」と言い間違えてると思っていた。だからブームの頃、論争をしたが、大抵は「甘エビはお寿司でしょ」と笑われて終わり。そこでよく調べたら、この本の誤植のよう。これは初版本なので、貴重なミスですね。1991年第1刷。↓。
コロナの世の中、神も仏もないから、妖怪頼りもしたくなりますね。そこで、アマビエ、にスポットが当たったみたいです。そもそも、出典では、「写し」を人々がみれば効果があるというから、感染症でも濃厚接触せず、SNSで拡散すればいいのが現代にマッチして流行ったのでしょう。
下は昨日の僕のお昼ご飯。アマビエならぬ、カレエビ。カレー南蛮うどんの上に海老天をトッピングしてもらったメニューにない、オーダーメイドです。↓。
しかし、世間は大変ですね。コロナ禍に総裁選。国内がてんやわんやしてると見たら北朝鮮がミサイル撃って来るし。こっちが忙しい時に限って「かまってくれ」とせがんでくる女のようです。しかし今度のは凄いですね。汽車に見せかけてロケット搭載してるの。そこにさらに台風だもの。どうなってるんでしょう?人間たちの暴走に自然界が怒って「ウイルス」や「天災」を仕掛けてきたのでしょうか。人類への最終通達。旧約聖書の「ノアの方舟」みたいに選ばれし者だけ残して人類終了なんて、終焉があるなら見届けてみたいです。もし少しでも自惚れる自信のある人は、「もし自分が人類代表として生き残る」ごっこをすると幼児的万能感が満たされて面白いですよ。一人(もしくはパートナーと二人)で生き残っても寂しいから一定数の人類は残してあげれます。その時、自分の権限で20人まで死なないで済みます。その20人のリストを作りなさい。どうですか?面白くないですか?ちょっと「神」になった気分に浸れますよ。暇なシルバーウィークになかよしと楽しんでみてもいいですね。
そうそうコロナ以前には接触が出来たからブログで聖劇をやったものです。その一つに「ノアの方舟」があります。今では考えられないソーシャルディスタンスです。
BGM. 南沙織「純潔」