21/Ⅱ.(木)2013 曇り、昼には雪が降ったらしい
※応募するかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
応募をしない方々にも、隠れた受付の仕事を紹介しましょう。
ちょっと前の記事にも書きましたが、クリニックに置く、マンガの「検閲」作業です。
天明さんに命じていた検閲が終了し、結果、すべてセーフで、めでたく日の目を見ることになりました。
まずは、「Virtual Red」。誰とでも寝てしまう赤い屋根の家に住む女の話です。
これは実は天明さんの検閲中に、ある人がクリニックに持って来ていたのを発見して、「ま、いいか」と通過したのです。
だから、厳密には、天明さんの検閲をパスしてはいません。
もう1人の受付の渡部さんは、「これ、置いていいのですか?」と驚いていましたが、「ま、いいか」です。
そんなにいやらしくないし。
というか、僕は筋がよく判りませんでした。天明さんも、ストーリーが判らなくて「あとがき」まで読んだ、と言っていました。
難解です。マンガ読解力に自信のある方は、チャレンジして下さい。↓。
そして、次は「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」です。自分の名前を発音できない少女の青春マンガです。↓。
次は、同じ作者の「ぼくは麻理のなか」。
友達が1人もいない大学生がコンビニで見かけた名前も知らない女子高生を「コンビニの天使」と名付けて、
毎日、尾行していて、ある朝、目が醒めると、「僕」の体がその女子高生になっていたという話です。↓。
押見修造は、前にここで紹介した「悪の華」の作者でもあります。
あわせて読んでみて下さい。面白いと思います。
受付の仕事には、お花をチョイスして買って来て、花瓶にさして、クリニックに飾る、「植物係」もあります。
現代はややもすると何かとテクノロジーで無機質な季節感を感じさせない方向に人は向かってしまう傾向があるので、
カワクリでは、「季節のお花」を飾るようにしているのです。
今週の植物係は、天明さんでした。
彼女は、くのいちの様な素早さで、診察と診察の合間に、花瓶を診察室の机に置いてくれました。
僕は、花の名前はほとんど知らないので、<この花、何?>って聞いたところ、天明さんは「シクラメン」と答えました。
すると、隣にいた渡部さんが「エッ!?」と俊敏に反応し、それと連動するように天明さんは「スイトピーでした」と訂正しました。
「スイトピー」と「シクラメン」は同じ「サ行」だから、辞書を引き間違えるように、言い間違えたのかしら?。
ちょっと面白かったです。
現在、受付は、渡部さんと天明さんの2人です。下が、今週のお花、「スイトピー」。↓。
さらに新しい人が入る予定です。これから採用面接をしたりします。決まったら紹介するので、皆さん、どうぞよろしく。
ハッピー・バースディ
21/Ⅱ.(木)2013 曇り、昼には雪が降ったらしい
メイちゃん、お誕生日おめでとう。メイちゃんが、5月生まれじゃない、って引っ掛問題みたいだね。
僕の方は、今度の日曜日、待望の「しょこたんの日帰りバス・ツアー」です。↓。
僕は去年に続き、2回目の参加です。ちなみに一昨年は、寝坊して不参加でした。
「しょこたんバス・ツアー」は、ファンクラブの催し物で、ミニライブや握手会や2ショット写真を撮る時間もあります。
今年は、「DONYOKU合戦」というチーム対抗の歌合戦もあるそうです。
それはファンによるカラオケ大会で、ものまねパフォーマンスやアニソン、コスプレ部門もあり賑やかです。
僕は、勿論、「DONYOKU合戦」にはエントリーしませんよ。こう見えても、シャイネスだから。
でも、「バスツアー」にはワクワクしています。このワクワク感は、言葉では伝わりませんね。
人の心には、形が無いでしょう?
だから、相手に気持ちを伝えるのって難しいですね。
だから、言葉って、気持ちを伝える道具としては、便利ですね。とりあえず形になるから。
だけど、言葉って気持ちと「=」イコールじゃないからね。数学的に言えば、近似値かな。
僕が、たとえば悲しくて、「悲しい」と言葉にしても、それは口にした途端、僕の「悲しい」気分とは少しズレるもの。
むしろ、「あの曲」や「あの絵画」の方が、僕の悲しい気持ちにフィットするケースが多いね。
だけど、それはそれで、言葉より正確さに欠くから、受取側のアンテナによって受信されないこともあるしね。
感性の問題だね、「何、それ?雑音?」なんて言われた日にゃ、たまったもんじゃないよ。
ところで、僕らの仕事は、心を扱う仕事。形のないものをやり取りしたり、受信しなくちゃいけない。
だから、言葉にはすごく世話になっている。
不足分は、非言語的な表現で補うんだな。だから絵画療法とか音楽療法とかダンス・セラピーなんてあるんだよ。
夢とかも重要だね。あっ、この場合は、夜寝る時に見る方の夢ね。
あとは、思いつくままの連想とか。色で気持ちを表現することもあるね。
そんな訳で、僕の今の「しょこたん日帰りバスツアー」を控えたワクワク感は、たとえるとこんな感じかな。
カラフルというか、ポップというか、スイートというか、ビターというか、ハニーというか、スマイルというか…。
そう。こんなチョコレートの詰め合わせみたいな気分です。↓。
伝わりました?。バスツアーまで、あと3日です。そして、全国の、2月21日生まれの方、お誕生日、おめでとうございます。
BGM. 中川翔子「CAT Life」
今日のわざ
19/Ⅱ.(火)2013 朝は粉雪
※応募するかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
さて、応募をしない方々には、最近のカワクリ事情を報告しましょう。
先週は、「バレンタイン・ウィーク」だったので、受付でチロル・チョコのプレゼント配布をしました。
その間は、「澪ちゃんのクリア・ファイル」をクリニックの入り口付近に貼っておきました。
受診日が、ズレちゃった人には申し訳ないです。せめて、クリア・ファイルだけでもご覧いただきましょう。↓。
週があけたので、クリア・ファイルは撤去して、同じ場所に新しい「なぞなぞ」を作って貼りました。
これは、今日のお昼休みに作って貼ったので、今日の午前に来た人は見てないでしょう。
午後の人は見たでしょう。↓。
診療が全部終ってからは、「若手の心理士」募集文を作り、徳田さんに臨床心理士のホームページに掲載して貰いました。
即戦力も欲しいのですが、今回は経験は浅いけれど、精神科臨床に熱意のある人を求人したのです。
ピアノと同じで、自己流でピアノをいじった事のある人より、ピアノに触った事のない人の方が上達が早かったりするかと思って。
今日は他にも東京都医療機関情報「ひまわり」や東京都教育庁専門医派遣事業に出すアンケートも仕上げました。
今日の僕はミック・ジャガーのプリントTシャツを着てたからね、張り切って色々とやったよ。
明日は、ジム・モリソンを着ようかな。
BGM. 小室等 吉田拓郎 井上陽水 泉谷しげる. 「今日のわざ 」
クラッシュ!
15/Ⅱ.(金)2013 雨のち曇り
※採用面接を受けるかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
さて、採用面接を受けない方々へ。今日はお涙頂戴な話をします。
僕のBLHDレコーダーが故障しました。
この頃は、テレビは大抵、録画で観てたけれど、レコーダーがないとリアルタイムの番組しか観れません。
そうなると毎週観ていた番組を観なくなります。「タモリ倶楽部」とかがそうです。
視聴率ってそういうものなんですね。
レコーダーは、業社の方にみてもらったら、「クラッシュしてる」らしく、中のハードに録画してるものは全部オジャンだそうです。
「涼宮ハルヒの憂鬱」の1期・2期や「けいおん」の1期・2期、「日常」全話が、放送当時のCMを残したまま保存してたのになぁ。
CMがあると放送当時の雰囲気を思い出せて良かったのですが、これらのソフトは買ってあるから、痛手は少ないです。
まぁ、そんなもん観てる時じゃないだろ、って啓示かもしれませんし。
立川談志や加藤和彦などの本当に重要な番組は、昨年末に容量が一杯なのでディスクに移しておいたので救われました。
しかし、どうしても無念でならないものがあります。
それは、NHK「演芸図鑑」での立川志らくと蛭子能収の2週に渡る対談です。
こんなアナーキーな企画をNHKは日曜の朝に2週に渡り放送したのです。
僕は1年分の受信料のもとを十分にとったと満足しました。
お茶の間では何となく穏やかなイメージを抱く方も多いでしょう、
蛭子さんの本質的な面を志らくがうまく引き出した企画だった。
ディスクに焼いとくべきだった。
業社の人は、家族の思い出の画像とかではないんですよね、と軽々しく言うけれど。
そんな人に、エビスさんと志らくの対談の貴重さをいくら説いても仕方ない。
今、目を閉じるとエビスさんの邪悪な笑顔が遠くに浮かんで見える。
皆さんも大切なものは、ディスクに移すとか、バックアップしておいた方がいいですよ。
後で泣かないように。
BGM. ミーナ「砂に消えた涙」
検閲も仕事(?)
7/Ⅱ.(木)2013 晴れ
※採用面接を受けるかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかも?、昔のですが。※
さて、採用面接を受けない方々へ。2月に新しく待合室に用意したマンガのお知らせをしましょう。
まずは、全国の書店員さん絶賛!
今、イチバン、売りたい漫画、と帯に書いてある「喰う寝るふたり住むふたり」です。
個人的な趣味で言えば、僕には共感するところは少なかったです。世代的なものでしょうか。
ま、趣味は皆、違うしね。
でも、人気みたいです。増刷してるし。↓。
クリニックに置くマンガは僕は全部、目を通して、面白いかは勿論、クリニックにふさわしくないもののチェックもします。
検閲ですね。とか言って、「ひぐらし」とか手塚治虫の「奇子」とかは、OKなのですから、検閲、甘いですね。
それでも、微妙なラインのものもあり、そういうのは、これまでは女性目線で心理の徳田さんにチェックしてもらっていました。
今回からは、受付の天明さんにその役をバトンタッチすることにしました。
今、検閲中のものがあります。パスしたら、待合室に出しますね。それまでは作品名は、秘密です。
ちなみに、今まで、NGになった作品は、たった1つだけです。そんな栄誉ある(?)作品とは、安達哲の「さくらの唄」です。
ヤンマガKCスペシャルから刊行されていますが、3巻のみ、「成年コミック」と表記されています。
僕は好きなマンガでストーリーも青春モノで良いと思うのですが、性描写が露骨すぎるのです。それも3巻から突然。↓。
そんな「さくらの唄」にちょっと似た風味のある作品だなぁと思ったのが、押見修造「悪の華」です。
実際、作者が作品の紹介の中で、「さくらの唄」に影響を受けたと書いてありました。やっぱり、と思いました。
でも、こちらの方が、描写はマイルドなので、「これは検閲なし」で出してしまいました。大丈夫です。多分…。
ボードレールの「悪の華」を愛する文学少年・春日くんが主人公。
ある日、彼は放課後の教室に落ちていた大好きな女子の佐伯さんの体操着を思わず盗ってしまう。
それを嫌われ者の少女・仲村さんに見られてしまい、「バラされたくなければ」と‘契約’をさせられてしまうとこから始まる。
コミックの装丁は、登場人物の「フキダシ」になっているのが印象的で、1巻は仲村さん。
嫌われ者ですが憎めないです。↓。
2巻の表紙は、ボードレールの「悪の華」を愛する主人公の春日くん。
佐伯さんとデートすることになった春日くんに仲村さんが命令したこととは?
下の絵をじっくり見ると判ります。↓。
3巻は、佐伯さん。彼女は少し性格が良く描かれすぎてる感じがしないでもないですが。
でも、結構、大胆だったりします。↓。
マンガのところどころで文学作品が登場します。
アンドレ・ブルトンの「ナジャ」とか。「ナジャ」は診察室の本棚にもあります。↓。
作者は、「あとがたり」で中学生の頃、デルボーの絵画に魅せられたというような趣旨のことを書いています。
デルボーは僕も好きな画家で、クリニックの壁には絵が飾ってありますし、診察室の本棚には画集も並んでいます。↓。
そうそう、このマンガを天明さんの検閲に出さずにOKとした最大の理由は、これはTVアニメ化されるそうだからです。
放送できるなら、大丈夫だろうと踏んだのです。これが、その証拠の帯。↓
7巻で登場人物たちは高校生になります。
受付前のカウンターのあたりに「新刊」を置くことにするので、良かったら見て下さい。↓。
ちなみに、検閲でNGの「さくらの唄」は探してもクリニックのどこにもないので、ご承知の程を。
そう言われると見たくなるかな?
BGM. 豊田清「青春PART1」
皆さんとの架け橋に
1/Ⅱ.(金)2013 晴れ
意外と、「占い、のようなもの」が好評なようです。
「占い」と言えば、「誕生日大全」という本も受付の奥にあるのですよ。
この本には、366日分の、占いが載っているのです。
血液型が1/4、星占いが1/12の確率なら、誕生日大全は1/366なので、統計的には精度が良いと言えるのかしら?。↓。
たとえば僕は、7月24日生まれなのですが、この本によると、「よき相談相手で、分別がある人物」だそうです。
その詳細と、「隠された自己」「仕事と適性」「恋愛と人間関係」「数秘術によるあなたの運勢」「長所」「短所」が載っています。
さらに「相性占い」として、
「恋人や友人」「力になってくれる人」「運命の人」「ライバル」「ソウルメイト(魂の伴侶)」の誕生日が網羅されています。
自分の意中の人の誕生日が入っていないか探すのも楽しいですね。
そして、「この日に生まれた有名人」の名前が列挙され、
ちなみに7月24日生まれは、水川あさみ(女優)、谷崎潤一郎(作家)、ガス・サント(映画監督)、久保田利伸(ミュージシャン)、
よしもとばなな(作家)、植草克秀(少年隊)、ジェニファー・ロペス(女優・歌手)、坂本昌行(V6)、中村紀洋(プロ野球選手)、
相沢紗世(タレント)、須藤理彩(女優)、スンヨン(KARA)、右代啓佑(陸上10種競技選手)だそうです。
これは、スタッフと皆さんがコミュニケーションする際に、何か話しに詰まった時用に、小道具として受付に置いてあるのです。
だから、待合室を探しても、有りません。
自分の誕生日のページを見たい・知りたい人は、スタッフに言って下さい。
奥から出して、見せてくれるでしょう。見開き2ページだから、読み応えがありますよ。
スタッフと皆さんのコミュニケーションで思い出したのですが、「千石撫子のポップ」は普段はスイッチを切ってあります。
まだ誰も聞いたこと、ないんじゃないかな?。撫子の声を聞きたい人も、気軽にスタッフに声をかけて下さいね。
そのように吹き出しを付けてみました。↓。
これから新しいスタッフも加わるでしょうから、皆さん、よろしくお願い致します。
BGM. 吉田拓郎「この歌をある人に」
リニューアルな2月
1/Ⅱ.(金)2013 晴れ
もう2月ですね。カワクリも、7年目に突入です。色々とスタッフが入れ替わったりもしますが、頑張ってやります。
さて、心機一転というか気分転換というか、クリニック内をちょっとリニューアルしてみました。
まずは、入り口の脇の「なぞなぞ」のポスターを新しい問題に変えました。
機会があったら、チャレンジして下さい。今回のは「小学生気分」で解くのがいいでしょう。
正解者には、賞品はありませんが、スタッフがホメてくれます。
答やヒントを聞きたい人も、スタッフに声をかけて下さい。↓。
それから、占いのようなもの、も新しくしました。
これは、今、悩んでいることを頭の中に念じて、パッとページを開くと、そこに解決のヒントがあるという本です。
まぁ、お遊び感覚で。(でも、ちょっと当るかも…)。
これは5種類あって、「恋愛」に特化したものや、「天使のメッセージ」などというのもあります。↓。
ちなみに、今年度のカワクリについて、開いてみたら、こんなのが出ました。
「みんなが褒めたたえてくれるでしょう。でも、うぬぼれてはいけません」。
確かに表面的に持ち上げられることは多いからな、気をつけよう。
それから、今の悩みの種、心理スタッフなどの補充の問題。採用面接とか面倒だなと思いつつ、開く。
「嫌だというのは、やらない理由にはなりません。嫌だという気持ちをなくす必要はありません。嫌だと言いながら、やるのです。」
ごもっとも、です。
ついでに、あまり無縁ですが、というか不道徳かな、「恋愛」を開いてみたら、ピシャリと一言、
「近寄らないことです」
そりゃそうだ。むしろ良かったよ、止めてくれて。ま、恋愛対象、いないけどね。
とこの様に、なんとなく、どうにでも解釈できるメッセージが並んでいるので、その気になれば、「引く」かもしれませんね。
でも、繰り返し言いますが、「遊び」ですからね。困ったことや悩み事は、診察やカウンセリングで話して下さいね。頼むよ。
そして、これは絵本なのですが、なかなか、シュールなのです。絵もそうだけれど、話の筋も。「え??」って終り方です。
「いったいどうした?セーラーとペッカ」という本です。見つからなかったら、スタッフに聞いて下さい。探してくれるでしょう。↓。
そうそうウォーター・サーバーに貼り付けた「なぞなぞ」も新しくしました。小倉優子のシール付きです。奮発です。↓。
今月は採用面接で忙しくなりそうですが、合間を見て、「なぞなぞ」のポスターを作るので、待ち時間にトライして下さいね。
BGM. 中山千夏「あなたの心に」
わな
31/Ⅰ.(木)2013 晴れ
しょこたんのバスツアーが2月に開催されるので、中川翔子のホームページを見ていた。
すると、ネットには関連記事みたいな見出しが出ているから、それに誘われるままついていった。
ある所で、「20才以上ですか?」「以下の人は退室」、となったので、「YES」をクリックしたら大変なことになった。
画面から、しょこたんが消え失せ、ランジェリー姿の美女の画像に「アダルト・サイト登録完了」というお知らせに切り替わった。
これは、もう料金が発生するらしく、問い合わせは、下記の電話番号に、という一方的な通達というか広告だった。
これがいわゆるワンクリック詐欺か、と理解した。料金は払わなくていいにしても、問題はこの画像が消えないのだ。
それも、クリニックのインターネットだから、早いところ消さないと、明日の朝、他のスタッフに見られたら誤解を受ける。
それで、もう夜の11時を回っていたが、大学時代の友人や高校時代の同級生に片っ端から電話した。
この画面を消す方法を誰か知らないかと思って、「ねぇ、コンピュター、詳しい?」って。
10人近くに電話した。そのうち、半分の5人が電話に出てくれた。
皆、一応に、「おお、懐かしいね、どうした?こんな時間に?」という反応だった。
僕が事情を説明すると、そこからの反応はマチマチだ。
「いよ、元気だね!」とか、「俺もそれ引っ掛かったよ」とか、「俺が同じ立場なら、もう12時回ってるから寝るなぁ」とか。
そういう答が欲しいんじゃないんだよな。皆、コンピューターに詳しくなさすぎ!
でも、唯一、ワッキーという大学時代の親友が、すごく親身になって協力してくれた。
電話機の向こうで、自分もパソコンを開いて、「画面右上のボタンをクリックして」「次はカーソルを空欄に合わせて」と、
試行錯誤しながら、1時間以上付き合ってくれた。
そんなに良くしてもらっておいて、こんな事を言うのも人としてどうかと思うが、途中で眠くなっちゃったよ。
学生時代も試験前の一夜漬けを、こんな風に協力してもらったっけ。
「もう、いい俺は寝る」、「ダメだ、寝るな!。あきらめるな!」って。
ここだけ見たら雪山で遭難してる2人の会話みたいだな。
でも、お陰で、画面からエロチックな広告は消滅した。
悪は滅びた。良かった。スタッフにバレなくて。恥をかかずに済んだ。
翌朝、クリニックへ着くと、早番の小谷さんが、申し訳なさそうに、
「画面に変な広告が出てるのですけど」と困惑していた。
昨日の夜、ワッキーのお陰で、駆除したはずのものが、再登場していた。あ~あ。
困った僕は、クリニックのホームページを管理してくれている「セットアップ」という会社の成田さんに助けを求めた。
成田さんは、この件にはあまり詳しくないですが、と前置きしながらも、対処策を教えてくれた。
さすが成田さん、さすがプロだけにコンピューターには詳しい!。
あまり詳しくないと前置きしたのは、どうやらアダルト・サイトにという意味だったようだ。
成田さんに教わったやり方を、小谷さんに実行してもらったら、簡単に消すことが出来た。
小谷さんも、感心していた。
ま、結局、スタッフには見られてしまったが、良く考えたら別にヤマシイことをしてる訳ではないから、気にしなくていいや。
皆さんも、気をつけて下さい。もっとも、僕のような初歩的なミスをする人も少ないでしょうが。
下が、成田さんに教わった対策。万一、同じ目に遭った方には役立つはずです。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/4932375.html?from=navi_recommend
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6271922.html?from=history
BGM. 千賀かほる「真夜中のギター」
ひとり、グルメ・リポート
31/Ⅰ.(木)2013 晴れ
もう1月も終わりですね。知らない人もいると思うので、一応言っておきますね。1月31日は、石野真子の誕生日です。
石野真子とは全然、関係ないですが、今日のお昼に「やまちゃん」というお店に行ってきました。
ここは、とんねるずの番組で「汚いけど美味しいお店」としてとりあげられたことでも有名だそうです。
店には、その認定証と記念のフィギュア(?)が飾ってあります。
「写真、撮っていいですか?」と聞くと、おかみさんは「どうぞ、どうぞ、皆、撮って行きますよ」と愛想が良く許可してくれた。
それでは遠慮なく。パチリ。すると店にいた他のお客が驚いて僕を見た。なんだ、皆、撮ってないんじゃん。これが、認定証。↓。
お店のご主人に、番組では何が紹介されたのですか?、と尋ねると、店の主人も優しい人で、こんな風に言っていた。
テレビで紹介されたのは、「カレー風味野菜炒め」と「やまちゃんクッパ」。他にも、チャーハンや餃子も出したんだけどね。
何を放送するかはテレビ局の都合だからね。カレー風味やクッパはラーメン屋では珍しいからでしょう。
その発言から、おじさんはチャーハンや餃子に自信があることが予想出来たが、僕はあえて「チャーシュー麺」を注文した。
何故かと言うと、以前に徳田さんと天明さんの3人でここに来たことがあり、その時「チャーシュー麺」を食べるか迷ったから。
結局、その時は、「ラーメンと半チャーハンのセット」を頼んだから、今日こそは「チャーシュー麺」という訳なのです。
おじさんは、「チャーシュー麺はいいよ、お肉がいっぱい乗ってるからね」とこないだ僕らが迷っていた時と同じセリフを言った。
「チャーシュー麺はいいよ、お肉がいっぱい乗ってるからね」か。当たり前だけど、いいフレーズだな。ちょっと元気になる。
人生は、色々と大変ですね。僕も今はちょっと困った事態を抱えています。ま、時間が解決してくれるのでしょうが。
そして僕は当面、おじさんの「チャーシュー麺」のフレーズを想い出しながら、乗り切って行こうと思います。
皆さんも、クリニックの近くに来たら、「やまちゃん」に立ち寄ってはいかがでしょう?。↓。他にも色々、メニューがあります。
おわカレー
18/Ⅰ.(金)2013 晴れ、雪が残る
昨日の帰り道、大岡山北口商店街で、カワクリと駅の半ばくらいにある「みんなの豚カレー」の店先に貼紙を見ました。
「1月31日をもって閉店します」だって。
徳田さんとお昼に何度か行って贔屓にしていた店だ。僕は、その場で徳田さんに緊急・携帯メールした。
タイトルは「今日のビッグ・ニュース」、を文字って、豚カレーだけに、「今日のピッグ・ニュース」とした。
内容は、豚だけに「ブッタまげた」「ピッグりした」、そして「もう一度、行こう。カレーだけに、お別れーに」と書いた。
以前、「みんなの豚カレー」の前は「鶏のからあげ屋」だった。あの場所に出した店は、すぐ畳んでしまうな。
僕は、そんなことを考えながら、道すがら、お別れに、お経っぽく、モノローグ、「れかたぶ、の、ナンミー」と呟いた。
これは、「みんなの豚カレー」をさかさまに言った呪文。
そして、これは遠藤賢司(エンケン)のまね。
エンケンと言えば、70年代初期の日本を代表するハード・フォークの旗手で、ヒット曲は「カレーライス」が有名。
エンケンは、本当にカレーライスが好きらしく、僕が高校の頃、渋谷に「ワルツ」というカレー屋を持っていた。
ライスがピラミッド型にカレーのルーの中にそびえ立っている「ピラミッド・カレー」というのを売りにしていた。
学校帰りに、食べに行ったことがある。今はもう、そのお店はないです。
やはり高校の頃、エンケンは「東京ワッショイ」というLPを発表し、それは横尾忠則のデザインがジャケットで、
当時、エンケンはよく吉田拓郎の深夜放送にゲストに呼ばれて、「ワルツ」の宣伝をしたり、拓郎に何を聞かれても、
「ワッショイ!」としか返事をしなくて、「東京ワッショイ」のプロモーションにも力を入れていた。
エンケンと拓郎のやりとりの様子は、馬鹿馬鹿しくて(…とは失礼だが)とても面白かった。
その甲斐あって、僕は「東京ワッショイ」、買ったもの。
「東京ワッショイ」のA面の一曲目の「東京退屈男」は、曲の最後に、「レカドミラピのツルワ、よなぁ~」という謎の
呪文が聞かれて、拓郎のラジオで知ったのだが、それは「ワルツのピラミッド・カレー」を逆から言ってんだって。
「れかたぶ、の、ナンミー」は、「東京ワッショイ」へのオマージュでした。
「みんなの豚カレー」は、1月いっぱいで閉店だ。よし、今月は、受付のスタッフも代わりばんこに誘って連れて行き、
最低3回は行こう。
そうすれば、俺のせいでつぶれたんじゃない、と罪悪感を持たずにすみそうだからね。
さらばみんなの豚カレー。↓。