お花釣り

28/Ⅱ.(木)2013 はれ
※応募するかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
Yさん夫婦が房総方面に「お花釣り」に行くと聞き、
僕は、「お花もお魚みたいに釣るという表現をする」のだと始めて知りました。
Yさん夫婦は、その足でクリニックにも、お花を届けてくれました。野生の花たちです。
早速、花瓶にいけて、診察室に飾りました。お花の名前は判りませんが、ゴージャスでしょう?。↓。
お花の香りが部屋中に充満します。

僕が度肝を抜かれたのは、カワクリのバックヤードの床に「ポケモンのマダツボミ」みたいのが雁首を揃えていたからです。
ビックリして受付に、「あれは何だ?」と尋ねたら、「ホッピー」と聞こえました。
焼酎のビール割り?。ちょっと気味が悪い。
吾妻ひでおのSF美少女ファンタジーに出て来る謎の生命体みたいだ。
でも、しばらくするとその存在を失念していて、バックヤードに行く度に、僕はビックリして、その日は一日中、驚いていた。
それが今朝来たら、赤・白・黄色、綺麗な花を咲かせていた。
昨日とは違った意味で驚いた。
ビックリして受付に、「あれは何だ?」と尋ねたら、「ポピーです」と聞こえた。
あぁ、ポピーか、吉田拓郎の歌にあったな。
下が、「ホッピー」の頃のポピー。不気味でしょ?。こんなのが扉を開けるといきなりいるんだよ、ビックリするよね。↓。

ご存知ない方のために、念のため、これが「ポケモンのマダツボミ」です。似てませんか?。↓。

多分、皆さん、ご存知ないでしょうから、吾妻ひでおの「ときめきアリス」に出て来る謎の生命体も紹介しておきましょう。↓。

学生の頃にプルーストの「失われた時を求めて」という小説を読んだことがあり、それはとてつもなく長編だったのですが、
その小説の中に「花咲く乙女たちのかげに」という章があり、僕は「花咲く乙女たち」って良いフレーズだな、と思ったものです。
そんな乙女たちがしてるのかな、「お花釣り」。
下が、開花後の「ポピー」。「ホッピー」の頃から一晩ですよ。大変身でしょ?。↓。

咲いたお花から、順番に待合室に登場します。
マダツボミの状態のものは、バックヤードで待機中です。
さすがの僕ももう慣れて、バックヤードの「ホッピー」に、今日は全然驚きませんでしたよ。
皆さんも、カワクリで「ポピー」を見かけたら、メタモルフォーゼ前の様子を思い浮かべてごらん下さい。
味わい深いものになるでしょう。しかし早いもので、今年ももう2月も終わりですね。もうすぐ春ですよ。
BGM. 吉田拓郎「春になれば」


今週はスイトピー

21/Ⅱ.(木)2013 曇り、昼には雪が降ったらしい
※応募するかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
応募をしない方々にも、隠れた受付の仕事を紹介しましょう。
ちょっと前の記事にも書きましたが、クリニックに置く、マンガの「検閲」作業です。
天明さんに命じていた検閲が終了し、結果、すべてセーフで、めでたく日の目を見ることになりました。
まずは、「Virtual Red」。誰とでも寝てしまう赤い屋根の家に住む女の話です。
これは実は天明さんの検閲中に、ある人がクリニックに持って来ていたのを発見して、「ま、いいか」と通過したのです。
だから、厳密には、天明さんの検閲をパスしてはいません。
もう1人の受付の渡部さんは、「これ、置いていいのですか?」と驚いていましたが、「ま、いいか」です。
そんなにいやらしくないし。
というか、僕は筋がよく判りませんでした。天明さんも、ストーリーが判らなくて「あとがき」まで読んだ、と言っていました。
難解です。マンガ読解力に自信のある方は、チャレンジして下さい。↓。

そして、次は「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」です。自分の名前を発音できない少女の青春マンガです。↓。

次は、同じ作者の「ぼくは麻理のなか」。
友達が1人もいない大学生がコンビニで見かけた名前も知らない女子高生を「コンビニの天使」と名付けて、
毎日、尾行していて、ある朝、目が醒めると、「僕」の体がその女子高生になっていたという話です。↓。

押見修造は、前にここで紹介した「悪の華」の作者でもあります。
あわせて読んでみて下さい。面白いと思います。
受付の仕事には、お花をチョイスして買って来て、花瓶にさして、クリニックに飾る、「植物係」もあります。
現代はややもすると何かとテクノロジーで無機質な季節感を感じさせない方向に人は向かってしまう傾向があるので、
カワクリでは、「季節のお花」を飾るようにしているのです。
今週の植物係は、天明さんでした。
彼女は、くのいちの様な素早さで、診察と診察の合間に、花瓶を診察室の机に置いてくれました。
僕は、花の名前はほとんど知らないので、<この花、何?>って聞いたところ、天明さんは「シクラメン」と答えました。
すると、隣にいた渡部さんが「エッ!?」と俊敏に反応し、それと連動するように天明さんは「スイトピーでした」と訂正しました。
「スイトピー」と「シクラメン」は同じ「サ行」だから、辞書を引き間違えるように、言い間違えたのかしら?。
ちょっと面白かったです。
現在、受付は、渡部さんと天明さんの2人です。下が、今週のお花、「スイトピー」。↓。
さらに新しい人が入る予定です。これから採用面接をしたりします。決まったら紹介するので、皆さん、どうぞよろしく。


今日のわざ

19/Ⅱ.(火)2013 朝は粉雪
※応募するかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかもです。※
さて、応募をしない方々には、最近のカワクリ事情を報告しましょう。
先週は、「バレンタイン・ウィーク」だったので、受付でチロル・チョコのプレゼント配布をしました。
その間は、「澪ちゃんのクリア・ファイル」をクリニックの入り口付近に貼っておきました。
受診日が、ズレちゃった人には申し訳ないです。せめて、クリア・ファイルだけでもご覧いただきましょう。↓。

週があけたので、クリア・ファイルは撤去して、同じ場所に新しい「なぞなぞ」を作って貼りました。
これは、今日のお昼休みに作って貼ったので、今日の午前に来た人は見てないでしょう。
午後の人は見たでしょう。↓。

診療が全部終ってからは、「若手の心理士」募集文を作り、徳田さんに臨床心理士のホームページに掲載して貰いました。
即戦力も欲しいのですが、今回は経験は浅いけれど、精神科臨床に熱意のある人を求人したのです。
ピアノと同じで、自己流でピアノをいじった事のある人より、ピアノに触った事のない人の方が上達が早かったりするかと思って。
今日は他にも東京都医療機関情報「ひまわり」や東京都教育庁専門医派遣事業に出すアンケートも仕上げました。
今日の僕はミック・ジャガーのプリントTシャツを着てたからね、張り切って色々とやったよ。
明日は、ジム・モリソンを着ようかな。
BGM. 小室等 吉田拓郎 井上陽水 泉谷しげる. 「今日のわざ 」


検閲も仕事(?)

7/Ⅱ.(木)2013 晴れ
※採用面接を受けるかどうか迷ってる方は、このページの右にある「カワクリ紹介」を読むと参考になるかも?、昔のですが。※
さて、採用面接を受けない方々へ。2月に新しく待合室に用意したマンガのお知らせをしましょう。
まずは、全国の書店員さん絶賛!
今、イチバン、売りたい漫画、と帯に書いてある「喰う寝るふたり住むふたり」です。
個人的な趣味で言えば、僕には共感するところは少なかったです。世代的なものでしょうか。
ま、趣味は皆、違うしね。
でも、人気みたいです。増刷してるし。↓。

クリニックに置くマンガは僕は全部、目を通して、面白いかは勿論、クリニックにふさわしくないもののチェックもします。
検閲ですね。とか言って、「ひぐらし」とか手塚治虫の「奇子」とかは、OKなのですから、検閲、甘いですね。
それでも、微妙なラインのものもあり、そういうのは、これまでは女性目線で心理の徳田さんにチェックしてもらっていました。
今回からは、受付の天明さんにその役をバトンタッチすることにしました。
今、検閲中のものがあります。パスしたら、待合室に出しますね。それまでは作品名は、秘密です。
ちなみに、今まで、NGになった作品は、たった1つだけです。そんな栄誉ある(?)作品とは、安達哲の「さくらの唄」です。
ヤンマガKCスペシャルから刊行されていますが、3巻のみ、「成年コミック」と表記されています。
僕は好きなマンガでストーリーも青春モノで良いと思うのですが、性描写が露骨すぎるのです。それも3巻から突然。↓。

そんな「さくらの唄」にちょっと似た風味のある作品だなぁと思ったのが、押見修造「悪の華」です。
実際、作者が作品の紹介の中で、「さくらの唄」に影響を受けたと書いてありました。やっぱり、と思いました。
でも、こちらの方が、描写はマイルドなので、「これは検閲なし」で出してしまいました。大丈夫です。多分…。
ボードレールの「悪の華」を愛する文学少年・春日くんが主人公。
ある日、彼は放課後の教室に落ちていた大好きな女子の佐伯さんの体操着を思わず盗ってしまう。
それを嫌われ者の少女・仲村さんに見られてしまい、「バラされたくなければ」と‘契約’をさせられてしまうとこから始まる。
コミックの装丁は、登場人物の「フキダシ」になっているのが印象的で、1巻は仲村さん。
嫌われ者ですが憎めないです。↓。

2巻の表紙は、ボードレールの「悪の華」を愛する主人公の春日くん。
佐伯さんとデートすることになった春日くんに仲村さんが命令したこととは?
下の絵をじっくり見ると判ります。↓。

3巻は、佐伯さん。彼女は少し性格が良く描かれすぎてる感じがしないでもないですが。
でも、結構、大胆だったりします。↓。

マンガのところどころで文学作品が登場します。
アンドレ・ブルトンの「ナジャ」とか。「ナジャ」は診察室の本棚にもあります。↓。

作者は、「あとがたり」で中学生の頃、デルボーの絵画に魅せられたというような趣旨のことを書いています。
デルボーは僕も好きな画家で、クリニックの壁には絵が飾ってありますし、診察室の本棚には画集も並んでいます。↓。

そうそう、このマンガを天明さんの検閲に出さずにOKとした最大の理由は、これはTVアニメ化されるそうだからです。
放送できるなら、大丈夫だろうと踏んだのです。これが、その証拠の帯。↓
7巻で登場人物たちは高校生になります。

受付前のカウンターのあたりに「新刊」を置くことにするので、良かったら見て下さい。↓。

ちなみに、検閲でNGの「さくらの唄」は探してもクリニックのどこにもないので、ご承知の程を。
そう言われると見たくなるかな?
BGM. 豊田清「青春PART1」


皆さんとの架け橋に

1/Ⅱ.(金)2013 晴れ
意外と、「占い、のようなもの」が好評なようです。
「占い」と言えば、「誕生日大全」という本も受付の奥にあるのですよ。
この本には、366日分の、占いが載っているのです。
血液型が1/4、星占いが1/12の確率なら、誕生日大全は1/366なので、統計的には精度が良いと言えるのかしら?。↓。

たとえば僕は、7月24日生まれなのですが、この本によると、「よき相談相手で、分別がある人物」だそうです。
その詳細と、「隠された自己」「仕事と適性」「恋愛と人間関係」「数秘術によるあなたの運勢」「長所」「短所」が載っています。
さらに「相性占い」として、
「恋人や友人」「力になってくれる人」「運命の人」「ライバル」「ソウルメイト(魂の伴侶)」の誕生日が網羅されています。
自分の意中の人の誕生日が入っていないか探すのも楽しいですね。
そして、「この日に生まれた有名人」の名前が列挙され、
ちなみに7月24日生まれは、水川あさみ(女優)、谷崎潤一郎(作家)、ガス・サント(映画監督)、久保田利伸(ミュージシャン)、
よしもとばなな(作家)、植草克秀(少年隊)、ジェニファー・ロペス(女優・歌手)、坂本昌行(V6)、中村紀洋(プロ野球選手)、
相沢紗世(タレント)、須藤理彩(女優)、スンヨン(KARA)、右代啓佑(陸上10種競技選手)だそうです。
これは、スタッフと皆さんがコミュニケーションする際に、何か話しに詰まった時用に、小道具として受付に置いてあるのです。
だから、待合室を探しても、有りません。
自分の誕生日のページを見たい・知りたい人は、スタッフに言って下さい。
奥から出して、見せてくれるでしょう。見開き2ページだから、読み応えがありますよ。
スタッフと皆さんのコミュニケーションで思い出したのですが、「千石撫子のポップ」は普段はスイッチを切ってあります。
まだ誰も聞いたこと、ないんじゃないかな?。撫子の声を聞きたい人も、気軽にスタッフに声をかけて下さいね。
そのように吹き出しを付けてみました。↓。

これから新しいスタッフも加わるでしょうから、皆さん、よろしくお願い致します。
BGM. 吉田拓郎「この歌をある人に」


リニューアルな2月

1/Ⅱ.(金)2013 晴れ
もう2月ですね。カワクリも、7年目に突入です。色々とスタッフが入れ替わったりもしますが、頑張ってやります。
さて、心機一転というか気分転換というか、クリニック内をちょっとリニューアルしてみました。
まずは、入り口の脇の「なぞなぞ」のポスターを新しい問題に変えました。
機会があったら、チャレンジして下さい。今回のは「小学生気分」で解くのがいいでしょう。
正解者には、賞品はありませんが、スタッフがホメてくれます。
答やヒントを聞きたい人も、スタッフに声をかけて下さい。↓。

それから、占いのようなもの、も新しくしました。
これは、今、悩んでいることを頭の中に念じて、パッとページを開くと、そこに解決のヒントがあるという本です。
まぁ、お遊び感覚で。(でも、ちょっと当るかも…)。
これは5種類あって、「恋愛」に特化したものや、「天使のメッセージ」などというのもあります。↓。

ちなみに、今年度のカワクリについて、開いてみたら、こんなのが出ました。
 「みんなが褒めたたえてくれるでしょう。でも、うぬぼれてはいけません」。
確かに表面的に持ち上げられることは多いからな、気をつけよう。
それから、今の悩みの種、心理スタッフなどの補充の問題。採用面接とか面倒だなと思いつつ、開く。
 「嫌だというのは、やらない理由にはなりません。嫌だという気持ちをなくす必要はありません。嫌だと言いながら、やるのです。」
ごもっとも、です。
ついでに、あまり無縁ですが、というか不道徳かな、「恋愛」を開いてみたら、ピシャリと一言、
 「近寄らないことです」
そりゃそうだ。むしろ良かったよ、止めてくれて。ま、恋愛対象、いないけどね。
とこの様に、なんとなく、どうにでも解釈できるメッセージが並んでいるので、その気になれば、「引く」かもしれませんね。
でも、繰り返し言いますが、「遊び」ですからね。困ったことや悩み事は、診察やカウンセリングで話して下さいね。頼むよ。
そして、これは絵本なのですが、なかなか、シュールなのです。絵もそうだけれど、話の筋も。「え??」って終り方です。
「いったいどうした?セーラーとペッカ」という本です。見つからなかったら、スタッフに聞いて下さい。探してくれるでしょう。↓。

そうそうウォーター・サーバーに貼り付けた「なぞなぞ」も新しくしました。小倉優子のシール付きです。奮発です。↓。

今月は採用面接で忙しくなりそうですが、合間を見て、「なぞなぞ」のポスターを作るので、待ち時間にトライして下さいね。
BGM. 中山千夏「あなたの心に」


猫とマウス

11/Ⅰ.(金)2013 はれ
クリニックで血液検査をした場合、それを外の会社に委託して、結果を出すのですが、
その会社の担当者がこないだ代わったのだが、その新しい男の態度がすこぶる悪い。
去年の暮れ、頭に来て、同じ会社を使ってる菱沼先生に相談したら、
「その人は仕事の出来ない人なんですよ」と慰めてくれ、
また当面の診療上に問題は生じないから、会社を代えたりすると余計、労力がいるから、
金持ち喧嘩せず、でそのままにしとくのが結果的には、良いですよ、と見事な助言をくれた。
彼は僕より年下だが、賢い男なので、困るとついつい相談してしまう。今年もよろしく。
でも、やっぱり腹の虫が収まらないから、開業支援をしてくれた「オクスアイ」の金村さんにも相談したら、金村さんが直接、
その会社に意見をしてくれたらしく、その会社の偉い人から謝罪の電話を貰った。
さすが、困った時の金村さんだ。心強い!。
もし、この記事をみて、開業を考えてるお医者さんがいたら、「オクスアイ」をお勧めしますよ。
開業して、6年経つけど、アフターケアもバッチリです。
金村さん、今年もよろしく。
ところが、今日になってその問題の担当の者が、いきなりクリニックに来たらしい。
僕は診察中で会わなかったが、ものすごく態度が悪かったと受付が言っていた。そして肝心の仕事もしないし。
菱沼先生なら、放っておけ、と言うのだろうけれど、そろそろ仕事に支障が出かねないから、どうしたものか。
上司にチクるか。
そんな不愉快な事件があり、そこに来て受付で使っているパソコンのマウスの具合も悪くなり、
こっちは早急に何とかしないといけないので、お昼休みに、自由ヶ丘まで買い物に行った。
フランス雑貨のお店。マウスは店頭に飾ってないものも含めると10種類あったが、
その中から僕は「カエル」と「猫」で迷った。
そこで店員さん(若い女性)に、
<どっちが良いですか?>とゆだねてみると、
店員さん(若い女性)は迷わず、「猫」と言った。
僕は、<あっ、マウスだけに、鼠には猫?>と返答したら、
店員さん(若い女性)はしばらく、……と沈黙していたが、ふいに何かを吹っ切るように、お腹の底から声を出すように、
「ダイジョブです!」とうなづいた。
何がダイジョブなんだ?。お前こそ、ダイジョブか?、と思った。
すると店員さん(若い女性)は、「カエル」柄は似たようなものが他社からも発売されているが、
「猫」の方がオリジナリティーがあって良いからだと補足説明してくれた。
鼠には猫、スルーで。
でも、なるほど。
僕は「猫」を択び、クリニックに戻り、渡部さんと天明さんにその話をしたら、「絶対、猫、です!」と言われた。
彼女ら、「カエル」見てないくせに。
でも、小谷さんも含め、受付3人からの評判は良くて、彼女らが主に使うのだから良かった。
せっかく自由ヶ丘まで行ったのだから、皆におやつにプリンを買ってきてあげた。徳田さんと塚田さんにも。5人分。
僕はプリンを食べない代りに、ラーメンを食べて来ました。
特製ラーメンが900円にトッピングに100円のメンマをつけて、ジャスト千円。
5千円札を自動券売機に入れると、ラーメンとメンマのチケットが出てくる。
お店の人が声をかけるから、僕はチケットを渡しに行きつつ、そのままカウンターの席に座った。
自由ヶ丘では評判のラーメン屋で確かになかなか美味しかったが、食べてる途中で気付いた。お釣りを取り忘れてることを。
でも、もう何人もがチケットを買っていて、おつりの4千円は消えていた。
ラーメン一杯、5千円か。プリンも買ったし、食費の方がマウスより上だ。エンゲル係数高いな。
ま、しょうがないか。今年は初詣にも行ってないから、お賽銭代わりと思って。1月だし厄落としだと思って。
そんなドタバタな1日でした。
下が、「猫」のマウス。↓。

BGM. 猫「雪」


ビートルズだって7年半

9/Ⅰ.(水)2013 
今日はカワクリの開院記念日でした。満6才です。
こんな僕がクリニックの経営をして6年も保つなんて、とても奇跡です。
ビートルズの活動期間だって、7年半だったんだから。大したものだ。自分を誉めよう!。
これも皆々様の応援のおかげです、ありがとうございます。
あっ、それからご先祖様にも感謝いたします。2013年、へび年。

これからもよろしくどうぞ、カワクリを。
ストーンズの50周年を目標に!。
BGM. レスリー・ゴーア「涙のバースディ・パーティ」


棚からひとつかみ 2012冬

26/ⅩⅡ.(水)2012 くもり
クリスマスもつつがなく終わり、クリニックのBGMからスペクター・サウンドとビーチ・ボーイズが撤収されました。
X’masソングに変わって、今日からは、ローリング・ストーンズとアニソンを中心とした曲の構成になっています。
ストーンズの50周年を記念してです。
と言うことで、今日は音楽の話題にしましょう。
僕は今でも、かなり膨大な量のレコード盤やβのビデオを保管しています。
全てがCDやDVDで再販されてはいません。
それや当時のTVから録画した物などはデジタルに変換する作業をしています。
しかし、作業は遅々として進みません。デジタルと違い、アナログダビングは収録時間がそのまんまかかるからです。
でも、そのような手間が思い出の整理には割と相性が良く、たとえば棚からひとつかみ、手にした作品を紹介してみましょう。
下は、柳沢純子という若手の演歌歌手の「あなたに片想い」というレコードです。
当時、好きだった石野真子に似てるという理由だけで衝動買いしました。
ジャケットはアイドル風に見えますが、曲は演歌です。
僕はこの曲の映像も持っていて、それは12チャンネルの深夜の演歌番組からβビデオに録画したものです。
それは番組制作の明らかなミスなのですが、「あなたに片想い」のテロップが「あなに片想い」と誤表記されていました。
さて、突然ですが、ここでなぞなぞです。ここに隠れている動物は何でしょう?。正解は、ジャケット写真の後に。↓。


正解は、「たぬき」です。「あなたに片想い」が「あなに片想い」と、「た」の字が抜けているからでした。
そうそう、「たぬき」と言えば、昔、12チャンネルの朝に、「おはようスタジオ」という新人アイドルの出る番組があって、
そこにゲスト出演する新人アイドルは新曲情報などを「たぬきインタビュー」というコーナーで紹介してもらうのですが、
「たぬきインタビュー」とは文字通り、質問の答えから「た」を抜いて答えねばならず、失敗して、「た」と言ってしまうと
顔にタヌキの絵のシールを貼られて行くという罰ゲームが見所でした。
皆、最初こそ警戒するのですが、インタビューが進むに連れ、ついつい1つ2つ「た」と言ってしまい、そこが愛嬌なのですが、
僕が今尚、忘れられないのは原田知世で、原田知世はショッパナから、「た」の字を連発して、インタビュー半ばにして、
タヌキシールで顔が見えなくなっていました。
途中からチャンネルをつけたら誰だか判らないぞ。僕はその映像もβビデオで持ってるはずです。
原田知世を有名にしたのは映画「時をかける少女」ですが、実はその前にTVで「セーラー服と機関銃」や「ねらわれた学園」
を主演していました。下は、「ねらわれた学園」の主題歌「ときめきのアクシデント」。↓。


「セーラー服と機関銃」や「ねらわれた学園」と言えば、本家は映画版の薬師丸ひろ子ですね。
ちょっと話はそれますが、小学校の頃、少年野球チームに入った僕は背番号を何番にしたいか?、と聞かれ、「666」と
「ヨハネの黙示録」の数字を希望に出したら、「3桁は駄目だ!」、と却下された思い出があります。
ところが、薬師丸ひろ子は映画「探偵物語」の公開記念の野球大会に登場した時、背番号「8940」をつけていました。
「8940」はヤクシマルの語呂合せですが、僕はそれをTVで観た時、思わず、「4桁、ありかよ!」とツッコミを入れたものです。
その野球大会の映像も、僕のβビデオのコレクションにあります。
そんな薬師丸ひろ子は、西城秀樹が司会する「モーニングサラダ」お正月特番にゲスト出演して、番組アシスタントの
伊藤つかさと夢の対談をしました。当時の伊藤つかさは2ndシングルの「夕暮れ物語」を出したばかりの人気絶頂期
でした。
下は、そんな伊藤つかさの「さよなら、こんにちは」という、ミュージック・カセットです。
このアルバムは矢野顕子、坂本龍一、加藤和彦、大貫妙子、高橋幸宏、竹内まりや、原由子ら人気ミュージシャンが
新人アイドルに惜しげもなく楽曲提供してしまうという、いかにも80年代っぽい、隠れた名盤です。
なぜ、レコードでなくカセットを紹介したかと言うと、カセットにのみ曲と曲の間につかさのお話が入っているのです。↓。


先日、「モーニングサラダ」の薬師丸ひろ子と伊藤つかさの対談を、βからブルーレイにダビングする際に見直してみました。
これがおそろしくつまらなかった。
無口な薬師丸ひろ子と照れ屋な伊藤つかさの間で、西城秀樹が孤軍奮闘し、アイドル2人はニコニコと笑ってるだけ。
ヒデキにちょっと同情した。
西城秀樹に、「川原βコレクション・良く頑張ったで賞!」を授与したいほどだ。要らないだろうけど。
下は、そんな西城秀樹の「聖・少女」。吉田拓郎が作曲した作品なので持っていました。ヒデキ、お疲れ様。↓。


そんな訳で、年の瀬に、「棚からひとつかみ 2012冬」をお贈りしました。
次回の「棚からひとつかみ」は、2013春を予定しています。うそです。
BGM. 薬師丸ひろ子「すこしだけ やさしく」